JPH0313292Y2 - - Google Patents

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JPH0313292Y2
JPH0313292Y2 JP1986171498U JP17149886U JPH0313292Y2 JP H0313292 Y2 JPH0313292 Y2 JP H0313292Y2 JP 1986171498 U JP1986171498 U JP 1986171498U JP 17149886 U JP17149886 U JP 17149886U JP H0313292 Y2 JPH0313292 Y2 JP H0313292Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、病院などの医療施設において用いら
れる真空源ならびに酸素、笑気および圧縮空気な
どの医療ガスなどのアウトレツトと、それに着脱
可能に接続されるアダプタとを有する医療用アウ
トレツト接続機構に関する。
背景技術 典型的な先行技術は第22図に示されている。
パネル1にはアウトレツト2の開口端部3が突出
しており、この開口端部3にアダプタ4が嵌入
し、係合して接続される。このアダプタ4は、医
療機器に可撓管5を介して接続される。開口端部
3にアダプタ4が接続された状態において、その
開口端部3からアダプタ4を取外す際には、パネ
ル1から突出しているローレツトに刻設されたつ
まみ6を、矢符7で示されるように指でつまんで
わずかに角変位操作する。これによつて開口端部
3とアダプタ4との係合状態が解除される 考案が解決すべき問題点 このような第22図に示された先行技術では、
パネル1から開口端部3のつまみ6が外方に突出
しているので、物体が衝突して衝撃力を受け易
く、これによつて開口端部3が破損し易いという
問題がある。
またこの先行技術の他の問題は、開口端部3か
らアダプタ4を取外した状態において、この開口
端部3を閉塞してごみなどが侵入することを防ぐ
ために、別途準備してあるキャツプを取付けなけ
ればならず、面倒である。
本考案の目的は、アウトレツトの開口端部が外
方に突出せず、したがつて外力による損傷を防ぐ
ことができ、しかもごみなどの侵入を簡便に防ぐ
ことができるようにした医療用アウトレツト接続
機構を提供することである。
問題点を解決するための手段 本考案は、アウトレツト32の開口端部33に
アダプタ150を押し込むことによつてアウトレ
ツト32内の弁体145を弁室158内のばね力
に抗して変位させ、開口端部33にアダプタ15
0を固着させるようにした医療用アウトレツト接
続機構において、 前記アウトレツト32は、 開口端部33の軸線に垂直な方向へ移動可能
で、側方に延びる案内片14に当接部156が形
成されたカバー10と、 カバー10の背後側に設けられ、取付体76と
筒体94とが連なり、開口端部33の軸線と同一
軸線を有し、筒体94の端面に一対のピン95,
96が突設されている本体75と、 基端部が前記本体75の筒体94の外周に固定
される一対のばね90,91と、 基端部を前記本体75のピン95,96に支持
され、前記一対のばね90,91によつて筒体9
4の半径方向内方へ付勢される一対の爪92,9
3と、 前記本体75の筒体94のまわりに角変位可能
な筒部101、および筒部101から外方へ突出
したアーム102とを有し、筒部101の駆動角
変位方向上流側の内方に突出する突起123が形
成される回動部材89と、 一端部が前記本体75のアーム102に挿通さ
れ、前記カバー10が所定の位置まで移動すると
き他端部がカバー10の当接部156に係合され
て移動する駆動片107とを含み、 前記開口端部33を覆うカバー10を移動して
開口端部33を開き、 カバー10を第1位置まで開いてアダプタ15
0を接続したとき、アダプタ150の外周面に形
成された係合凹所153に爪92,93が弾発係
合し、 カバー10を第2位置まで開くことによつて駆
動片107を変位させ、これに伴い回動部材89
が角変位し、回動部材89の突起123が爪9
2,93の先端部を角変位させることによつて爪
92,93をアダプタ150の係合凹所153か
ら外し、アウトレツト32とアダプタ150との
係合状態を解除することを特徴とする医療用アウ
トレツト接続機構である。
作 用 本考案に従えば、医療用アウトレツトの開口端
部はカバーによつて覆われており、このカバーは
その開口端部の軸線に垂直方向に移動することが
できる。したがつてアウトレツトの開口端部が外
方に大きく突出することを防ぐことができる。そ
のため開口端部に外力が作用することを可及的に
防ぐことができ、外力による損傷を防ぐことがで
きる。
しかもまた本考案では、アウトレツトの開口端
部にアダプタが接続されていない状態では、カバ
ーが開口端部を覆つており、したがつてこの状態
で開口端部へのごみなどの侵入を防ぐことができ
る。このようにして簡便な構造で、開口端部への
ごみの侵入などを防ぐことができる。
さらにまた本考案に従えば、開口端部にアダプ
タが係合して取付けられている状態では、カバー
は第1位置にあり、このカバーを第1位置よりも
さらに開いた第2位置に操作することによつて、
係合手段による開口端部とアダプタとの係合状態
が解除される。そのためアダプタを開口端部から
取外すことができる。開口端部からアダプタを取
外した後にはカバーによつて開口端部を覆つてお
く。
実施例 第1図は本考案の一実施例の一部の分解斜視図
であり、第2図はその実施例の正面図であり、第
3図はその実施例の簡略化した断面図である。病
院などの医療施設において、複数の前面パネル
8,8a,8bなどが設けられており、たとえば
前面パネル8は圧縮空気のためのものであり、ま
た前面パネル8aは医療ガスである酸素のための
ものであり、また前面パネル8bは真空源のため
のものである。
第4図は、前面パネル8付近の分解斜視図であ
る。前面パネル8には四角形の開口9が形成され
ており、この開口9はカバー10が上下に操作さ
れることによつて開閉可能である。カバー10に
は、開口9を開く方向を示す表示部11が示され
ており、この開く方向、すなわち上方への操作の
ために操作突起12が形成される。この操作突起
12は、開口9から外方に突出する。カバー10
は、その両側方に延びる案内片13,14を有す
る。
第5図は、前面パネル8の背後から見た斜視図
である。この前面パネル8は、上部および下部に
おいて背後に延びる支持片15,16を有し、こ
れらの支持片15,16には内方に突出した取付
爪17,18が形成される。支持片15,16間
に亘つて縦リブ19,20が設けられており、ま
たこれらの縦リブ19,20間には横リブ21が
設けられる。
第6図は、前面パネル8の背後から見た開口9
付近の斜視図である。開口9の上部22は、上方
になるにつれて背後に向かう方向に傾斜した傾斜
面となつている。この上部22に対応して、カバ
ー10の上部には丸みを帯びた案内面23が形成
される。操作突起12の下部を指で上方に押上げ
ることによつて、案内面23は開口9の上部22
に沿つて円滑に上方に変位することが可能とな
る。カバー10の案内片13,14は、縦リブ1
9,20間の平坦な背面24,25に接触するこ
とができ、これによつてカバー10が開口9から
外方に抜け出ることが防がれている。
第7図は、前面パネル8,8a,8bの背後に
設けられる保持部材26,26a,26bの斜視
図である。左右両側部に配置される保持部材26
a,26bは、同一形状であつて相互に上下を逆
にした姿勢で配置される。これらの両端の保持部
材26a,26bの間に設けられる保持部材26
は、図心27に関して点対称の形状となつてい
る。両端の保持部材26a,26bの外側部に
は、美感を向上するための上下に延びる突起2
8,29が形成される。
第8図は保持部材26の一部の拡大斜視図であ
る。この保持部材26は、その上部および下部に
係止溝30,31を有する。この係止溝30,3
1には、前述の係止爪17,18が嵌まり込み、
これによつて保持部材26に前面パネル8が取付
けられる。
保持部材26の中央には、アウトレツト32の
開口端部33が臨む開口34が形成される。この
開口34の両側部にはV字状に屈曲された板ばね
35,36の屈曲した突部が露出するための開口
37,38が形成される。板ばね35,36の取
付け端部39,40は、かしめ鋲41,42によ
つて保持部材26の背面に固定される。板ばね3
5,36は、開口37,38から前方に部分的に
突出する。開口34の上下の位置には、案内孔4
3,44が形成される。この保持部材26には、
ボルト45,46が挿通するための挿通孔47,
48が形成される。ボルト45は、挿通孔47を
挿通し、金属製の取付部材49のねじ孔50に螺
合する。また同様にしてボルト46は、挿通孔4
8を挿通しねじ孔51に螺合する。これによつて
保持部材26は、取付部材49に固定される。
取付部材49は、本体部52と、この本体部5
2から手前に延びる突出部53,54と、前述の
ねじ孔50,51が形成された取付部55,56
とを有する。取付部55には、挿通孔57が形成
される。この挿通孔57には、ボルト58が遊通
挿通し、このボルト58の先端部は病院などの医
療施設の壁部に水平に延びる固定部材60の取付
片61に形成されたねじ孔62に螺合する。取付
片55には、ねじ孔63,64が形成され、これ
らにはボルト65,66が螺合する。ボルト6
5,66の先端面は、取付片61に当接する。も
う1つの取付片56にもまた同様な挿通孔57a
と、ねじ孔63a,64aが形成され、対応する
部分には添字aを付してある。固定部材60には
もう1つの取付片67が形成されており、挿通孔
57aに遊通挿通するボルト58aの先端部は、
ねじ孔62aに螺合する。ボルト65a,66a
は、ねじ孔63a,64aに螺合し、その先端面
は取付片67に当接する。こうしてボルト65,
66,65a,66aによつて、たとえ固定部材
60の壁仕上面からの埋込み深さ寸法にばらつき
があつても、取付部材49の壁仕上面からの寸法
を一定に保つことができ、取付部材49の姿勢を
調整することもできる。
固定部材60は、平坦な部分70と、突出部6
8,69と、側板71とを有する。突出片68,
69には前述の取付片61,67がそれぞれ固定
される。
取付部材49の平坦部52には、挿通孔73が
形成されており、その外周に周方向に等間隔をあ
けて複数のねじ孔74が形成される。このねじ孔
74には、本体75の取付体76に形成された挿
通孔77を挿通するボルト78が螺合する。これ
によつて、本体75は取付部材49に固定され
る。
第9図は本体75とその付近の斜視図であり、
第10図はその本体75の背後から見た斜視図で
ある。本体75は、取付体76に同軸に連なる筒
体94を有する。取付体76には、識別のための
突起80,81が形成されており、この識別突起
80,81は、挿通孔73の外周に形成された識
別孔82,84に挿通する。
第11図は、取付部材49の正面図である。こ
の取付部材49の平坦部52に形成された識別孔
82,84はアウトレツト32から圧縮空気が供
給されることを表わす。識別孔82,83は真空
源を識別するためのものであり、また識別孔8
2,85は酸素を識別するためのものであり、さ
らにまた識別孔82,86は笑気を識別するため
のものである。
取付部材49において、挿通孔73の中心73
aと識別孔83の中心とを含む平面は、第11図
左右方向の中央位置にあり、この平面に関してね
じ孔63,64,63a,64aは対称である。
また挿通孔57,57aは、挿通孔73の中心7
3aに関して対称な位置に設けられる。こうして
前述のとおりねじ孔63,64,63a,64a
に螺合して挿通するボルト65,66,65a,
66aを調整することによつて取付部材49の姿
勢を微調整することが可能である。
第12図は、係合手段88のための回動部材8
9とその付近の分解斜視図である。係合手段88
は、ばね90,91と、これらのばね90,91
によつて半径方向内方へばね付勢される一対の爪
92,93とを含む。爪92,93は、本体75
の筒体94の端面に形成されたピン95,96に
よつて角変位可能に支持される。このピン95,
96は、アウトレツト32の軸線に平行である。
アウトレツト32の軸線は、第2図に紙面に垂直
方向であり、第9図の上下方向である。ばね9
0,91の基端部は、ボルト97,98によつ
て、筒体94に形成された取付凹所99,100
に固定される。
係合手段88はまた、上述のように回動部材8
9を含み、この回動部材89は基本的には、筒部
101と、その筒部101から外方に突出したア
ーム10とを有し、筒部101が前記本体75の
筒体94に外接緩合する。アーム102の一表面
には凹所103が形成され、他表面には突起10
4が形成される。突起104には挿通孔105が
形成される。
第13図は回動部材89の斜視図であり、第1
4図はその回動部材89の背後から見た斜視図で
ある。駆動片107は、係合部108を有し、こ
の係合部108は挿通孔105に相互に角変位可
能に挿通される。駆動片107の連結部109は
凹所103に位置し、この連結部109は、大略
的にJ字状のカバー片110によつて覆われる。
カバー片110は、その挿通孔111を挿通する
ボルト112がアーム102のねじ孔113に螺
合することによつて、アーム102に取付けられ
る。こうしてカバー片110は、駆動片107の
係合部108が挿通孔105から抜出ることを防
ぐ。
回動部材89の筒部101には、本体75との
相互の角変位量を規制するための長孔114,1
15が形成される。本体75の筒体94に形成さ
れたねじ孔116には、ボルト117が螺合し、
その頭部118は長孔114に嵌まり込む。もう
1つの長孔115に関しても同様の構成となつて
いる。このようにして長孔114,115の周方
向の長さによつて回動部材89の角変位量が規制
される。
回動部材89の筒部101にはまた、爪92,
93の先端部92a,93aが突出することがで
きるための逃がし孔120,121がそれぞれ形
成される。逃がし孔120に関して駆動角変位方
向122の上流側には、内方に突出した突起12
3が形成される。ばね90が爪92を半径方向内
方に弾発付勢することによつて、爪92の先端部
92aは突起123を駆動方向122の逆方向、
すなわち駆動方向122の上流側に付勢し、この
ときボルト117の頭部118は第13図の長孔
114の端部114aにある。
駆動片107を第12図の矢符124側に引張
ることによつて回動部材89は本体75の筒体9
4まわりに駆動方向122の方向に角変位し、こ
のとき突起123は爪92の先端部92aをばね
90のばね力に抗してピン95のまわりに矢符1
59(第9図参照)の方向に駆動する。これによ
つて爪92による係合手段88の係合状態を解除
することが可能となる。もう1つの爪93に関し
ても同様な構成となつている。
回動部材89の中央孔126には、誤接続防止
片127のリング部128が突出する。リング部
128には、小判状の基部129が形成される。
第15図はこの誤接続防止片127の斜視図で
あり、第16図はこの誤接続防止片127の背後
から見た斜視図である。リング部128の前端面
には、アウトレツト32から圧縮空気が供給され
ることを表わす識別孔130,134,135が
形成される。
第17図は、誤接続防止片127の正面図であ
る。第17図1で示されるように識別孔130,
131の配置は真空源を表し、第17図2で示さ
れるように識別孔130,132の配置は酸素を
示し、第17図3のように識別孔130,133
は笑気を示し、識別孔130,134,135は
前述のように圧縮空気を示す。このようにして識
別孔130〜135を周方向に異なる位置に形成
することによつて、アダプタ150(後述の第1
9図参照)との誤接続を防止することが可能とな
る。
誤接続防止片127の基部129には凹部13
6,137が形成されており、これらにはピン9
5,96が嵌合する。これによつて誤接続防止片
127と本体75との周方向の位置決めが行なわ
れる。
第18図は、前面パネル8のカバー10を閉じ
た状態を示す断面図である。カバー10は板ばね
35,36によつて付勢されて開口9を塞いだ状
態となつており、これによつてアウトレツト32
の開口端部33の前面が覆われる。アウトレツト
32には、圧縮空気源に接続される管141の端
部と本体142とが取付けられる。弁室158内
の付勢片143は、ばね144によつて第18図
の左方に変位されており、これによつて弁体14
5はゴムなどの材料から成る着座部材146に着
座して閉弁状態となつている。ガスの流通経路に
は、フイルタ147が介在される。弁体145に
おいて破線で示される先端部148は偏平な形状
を有する。この先端部148の外周には、ゴムな
どの材料から成るシール片149が設けられる。
アウトレツト32の開口端部33に、第19図
にに示されるアダプタ150を取付けるにあたつ
ては、カバー10を上昇して第19図のように第
1位置とする。この状態でアダプタ150を開口
端部33内に押込む。そのためアダプタ150は
弁体145の先端部148をばね144のばね力
に抗して第19図の右方に変位し、シール片14
9によつて外部とシールされる。こうしてアダプ
タ150に接続される医療機器は、圧縮空気源と
接続されることができる。アダプタ150には、
識別突起151が設けられ、これが識別孔130
に嵌入し、また2つの図外の識別突起が識別孔1
34,135に嵌合し、こうしてアダプタ150
とアウトレツト32との誤接続が防がれる。
このとき爪92,93はアダプタ150の挿入
に伴つて、アダプタ150の円錐部152によつ
て半径方向外方にばね90,91のばね力に抗し
て変位され、これらの爪92,93はアダプタ1
50の係合凹所153に係合する。こうしてアウ
トレツト32とアダプタ150とが係合状態に保
たれ、両者の抜止めが行なわれる。
第20図および第21図を参照して、アダプタ
150をアウトレツト32から取外す際には、第
20図に示されるようにカバー10の操作突起1
2をさらに上方に押上げて第2位置とする。これ
によつて第4図のように、カバー10の案内片1
4の片側上部に形成された当接部156は、駆動
片107の第12図における係合部157を矢符
124の方向(第20図の上方)に変位する。こ
れによつて回動部材89は、第13図の矢符12
2の方向に角変位駆動される。そのため回動部材
89の筒部101に形成された突起123は、爪
92の先端部92aを矢符159の方向に角変位
させる。これによつて爪92は、アダプタ150
の係合凹所153から外れる。もう1つの爪93
に関しても同様に係合凹所153から外れる。こ
うして係合手段88によるアウトレツト32とア
ダプタ150との係合状態が解除される。
アダプタ150をアウトレツト32から取外し
た後に、カバー10を下方に変位して、前面パネ
ル8の開口9を閉じて元の状態とすることができ
る。
上述の実施例では、主として前面パネル8に関
して動作および構造の説明が行なわれたけれど
も、他の前面パネル8a,8bに関しても同様で
ある。
効 果 以上のように本考案によれば、カバーをアウト
レツトの開口端部の軸線に垂直方向に移動して開
閉するようにしたので、そのアウトレツトの開口
端部が外方に突出することはない。そのため開口
端部が障害物などにあたつて衝撃力などの外力を
受けることが防がれ損傷することが防がれる。
さらにまたこのカバーによつて開口端部を覆つ
ておくことによつて、開口端部へのごみなどの侵
入を防ぐことができて開口端部を清浄に保つこと
ができる。そのため前述の先行技術に関連して述
べたように開口端部を塞ぐキヤツプなどを別途準
備する必要はなく、好都合である。
しかもまたカバーを第1位置とすることによつ
て開口端部にアダプタを係合して取付けることが
できる。アダプタを開口端部から取外す際には、
カバーを第1位置から第2位置に変位させること
によつて、開口端部とアダプタとの係合状態を解
除することができる。このようにしてカバーは係
合解除のための操作のためにもまた使用されるこ
とができ、機能性と美感を向上することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部の分解斜視
図、第2図は前面パネル8,8a,8bの正面
図、第3図はこの実施例の側方から見た簡略化し
た断面図、第4図は前面パネル8付近の分解斜視
図、第5図は前面パネル8の背後から見た斜視
図、第6図は前面パネル8の背後から見た一部の
拡大斜視図、第7図は保持部材26,26a,2
6bの斜視図、第8図は保持部材26の一部の拡
大斜視図、第9図は本体75とその付近の斜視
図、第10図は本体75の背後から見た斜視図、
第11図は取付部材49の正面図、第12図は係
合手段88とその付近の分解斜視図、第13図は
回動部材89の斜視図、第14図は回動部材89
の背後から見た斜視図、第15図は誤接続防止片
127の斜視図、第16図は誤接続防止片127
の背後から見た斜視図、第17図は誤接続防止片
127の正面図、第18図はカバー10によつて
開口端部33を閉じた状態を示す断面図、第19
図は開口端部33にアダプタ150を接続した状
態を示す断面図、第20図は開口端部33からア
ダプタ150を取外すときの状態を示す断面図、
第21図は第20図におけるアダプタ150を取
外す際の動作を説明するための爪92,93に関
連する部分の簡略化した断面図、第22図は先行
技術の斜視図である。 8,8a,8b……前面パネル、10……カバ
ー、26,26a,26b……保持部材、32…
…アウトレツト、33……開口端部、49……取
付部材、60……固定部材、75……本体、76
……取付体、94……筒体、88……係合手段、
89……回動部材、92,93……爪、101…
…筒部、102……アーム、107……駆動片、
127……誤接続防止片、150……アダプタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アウトレツト32の開口端部33にアダプタ1
    50を押し込むことによつてアウトレツト32内
    の弁体145を弁室158内のばね力に抗して変
    位させ、開口端部33にアダプタ150を固着さ
    せるようにした医療用アウトレツト接続機構にお
    いて、 前記アウトレツト32は、 開口端部33の軸線に垂直な方向へ移動可能
    で、側方に延びる案内片14に当接部156が形
    成されたカバー10と、 カバー10の背後側に設けられ、取付体76と
    筒体94とが連なり、開口端部33の軸線と同一
    軸線を有し、筒体94の端面に一対のピン95,
    96が突設されている本体75と、 基端部が前記本体75の筒体94の外周に固定
    される一対のばね90,91と、 基端部を前記本体75のピン95,96に支持
    され、前記一対のばね90,91によつて筒体9
    4の半径方向内方へ付勢される一対の爪92,9
    3と、 前記本体75の筒体94のまわりに角変位可能
    な筒部101、および筒部101から外方へ突出
    したアーム102とを有し、筒部101の駆動角
    変位方向上流側の内方に突出する突起123が形
    成される回動部材89と、 一端部が前記本体75のアーム102に挿通さ
    れ、前記カバー10が所定の位置まで移動すると
    き他端部がカバー10の当接部156に係合され
    て移動する駆動片107とを含み、 前記開口端部33を覆うカバー10を移動して
    開口端部33を開き、 カバー10を第1位置まで開いてアダプタ15
    0を接続したとき、アダプタ150の外周面に形
    成された係合凹所153に爪92,93が弾発係
    合し、 カバー10を第2位置まで開くことによつて駆
    動片107を変位させ、これに伴い回動部材89
    が角変位し、回動部材89の突起123が爪9
    2,93の先端部を角変位させることによつて爪
    92,93をアダプタ150の係合凹所153か
    ら外し、アウトレツト32とアダプタ150との
    係合状態を解除することを特徴とする医療用アウ
    トレツト接続機構。
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