JPH0313252B2 - - Google Patents

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JPH0313252B2
JPH0313252B2 JP28107887A JP28107887A JPH0313252B2 JP H0313252 B2 JPH0313252 B2 JP H0313252B2 JP 28107887 A JP28107887 A JP 28107887A JP 28107887 A JP28107887 A JP 28107887A JP H0313252 B2 JPH0313252 B2 JP H0313252B2
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mmol
chloroform
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dimethylacetamide
polysiloxane
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Yoshio Imai
Masaaki Kakimoto
Mikio Kajama
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TOKYO KOGYO DAIGAKUCHO
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TOKYO KOGYO DAIGAKUCHO
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はポリシロキサン−ポリアミド系ブロツ
ク共重合体、特にポリシロキサンと芳香族ポリア
ミドとのブロツク共重合体の製造方法に関する。
(従来の技術) ポリシロキサンは、柔軟な分子構造を有し、ポ
リシロキサン−ポリカーボネートブロツク共重合
体によつて代表されるポリシロキサン系のブロツ
ク共重合体は優れたガス透過膜として知られてい
る。ここで、ポリシロキサン成分がガス透過性を
発現するために重要な役割を果たし、ポリカーボ
ネート成分が膜の機械特性を分担する役割を果た
していると考えられる。しかも、ポリカーボネー
トの分子間力は必ずしも強いものではなく、その
機械特性には問題があつた。そこで、ポリアミド
が強い分子間力を有することに着目して、ポリシ
ロキサン−ポリアミド系ブロツク共重合体を骨格
とするブロツク共重合体を設計し、かかる共重合
体を、両末端にアミノ基を有するポリシロキサン
と両末端にカルボキシル基を有するポリアミドか
ら製造する方法が提案されている(今井ら、高分
子学会予稿集、第34巻、287ページ(1985))。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、両末端にアミノ基を有するポリシロキ
サンと両末端にカルボキシル基を有するポリアミ
ドの反応によつては、十分に満足すべき重合度の
ブロツク共重合体を製造することができず、ポリ
シロキサン−ポリアミド系ブロツク共重合体の機
械的な強度がその重合度に依存することを考え併
わせると、その機械特性の点でなお問題を残して
いた。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、一層高重合度のポリシロキサン
−ポリアミド系ブロツク共重合体を得るべく検討
を行つた結果、両末端にアミノ基を有するポリシ
ロキサンに対して、両末端にカルボキシル基を有
するポリアミドの代わりに両末端に酸クロリド基
を有するポリアミドを反応させることにより、こ
の目的が達成できることを見出し、本発明に到達
したものである。
本発明は、一般式 (式中、Rは炭素数が10個以下の二価の有機
基、xは5−200の整数を示す) で表される両末端にアミノ基を有するポリシロキ
サンと、一般式 ClCO−Ar1−(−CONH−Ar2−NHCO−Ar1−)
y−COCl 〔〕 (式中、Ar1はメタフエニレン基、Ar2はオキ
シジフエニレン基、yは1−30の整数を示す)で
表される両末端に酸クロリド基を有するポリアミ
ドとを、有機塩基とトリエチルアミン塩酸塩の存
在下にクロロホルム中で反応させることを特徴と
する、一般式 (式中、Rは炭素数が10個以下の二価の有機
基、Ar1はメタフエニレン基、Ar2はオキシジフ
エニレン基、xは5−200の整数、yは1−30の
整数、nは2−20の整数を示す)で表されるポリ
シロキサン−ポリアミド系ブロツク共重合体の製
造方法である。
前記一般式〔〕,〔〕および〔〕における
x,yおよびnは平均重合度を示す。
(発明の構成) 本発明で使用する、前記一般式〔〕で表され
る両末端にアミノ基を有するポリシロキサンは、
アミノ基をポリシロキサン分子の両末端に導入す
るいかなる方法によつて製造されたものであつて
も差し支えない。たとえば、両末端にシリルヒド
リド基を有し、あらかじめ目的の分子量を有する
ポリシロキサンを、パラジウム、ロジウム、ルテ
ニウム等の金属化合物を触媒として、3−アミノ
−1−プロペン、4−アミノ−1−ブテン等の不
飽和アミンと反応せしめて製造する方法、前記不
飽和アミンの代わりに、アクリロニトリル等と反
応せしめ、接触還元等によりアミノプロピル基等
を導入する方法等がある。さらに、一般にポリシ
ロキサンの製造方法において、アミノアルキル基
を有するジシロキサンを重合停止剤として用いて
環状オリゴシロキサンの開環重合を行わせること
により、両末端にアミノ基を有するポリシロキサ
ンを製造することもできる。又、両末端にアミノ
基を有するポリシロキサンの両アミノ末端基上
に、トリメチルシリル基を置換していてもよい。
本発明で使用する、前記一般式〔〕で表され
る両末端に酸クロリド基を有するポリアミドは、
下記式〔〕で表される芳香族ジカルボン酸クロ
リドの過剰量と下記式〔〕で表される芳香族ジ
アミンとを反応させることにより製造しうる。
(y+1)ClCO−Ar1−COCl+yH2N−Ar2
NH2 →〔〕 〔〕 〔〕 前記式〔〕で表される芳香族ジカルボン酸ク
ロリドとは、イソフタル酸クロリドを指す。
前記式〔〕で表される芳香族ジアミンとして
は、3,3−ジアミノジフエニルエーテル、4,
4′−ジアミノジフエニルエーテル、3,4′−ジア
ミノジフエニルエーテル等をあげることができ
る。また、これらの芳香族ジアミンのN,N′−
位の窒素原子上に、トリメチルシリル基が置換し
ていてもよい。
前記式〔〕で表される芳香族ジカルボン酸ク
ロリドの過剰量と前記式〔〕で表される芳香族
ジアミンの反応による前記〔〕で表される両末
端に酸クロリド基を有するポリアミドの製造は、
いかなる方法によつても差し支えない。ここで、
これらの両成分の組み合わせから製造される前記
式〔〕で表されるポリアミドの平均重合度yは
通常1−30である。
本発明において使用される有機塩基としては、
トリエチルアミン、トリブチルアミン、N−メチ
ルピペリジン、トリエチレンジアミン、ピリジ
ン、4−ジメチルアミノピリジン等の有機塩基を
例示することができる。
本発明においては、前記式〔〕で表される両
末端にアミノ基を有するポリシロキサンと前記式
〔〕で表される両末端に酸クロリド基を有する
ポリアミドとを、クロロホルム中で反応させる
が、この反応系はトリエチルアミン塩酸塩を添加
すると重合度の大きいブロツク共重合体を得るこ
とができる。
(作用) 本発明によるブロツク共重合体の製造方法をそ
の作用とともにさらに詳細に説明すると、重合
は、前記式〔〕で表される両末端にアミノ基を
有するポリシロキサンと、前記式〔〕で表され
る両末端に酸クロリド基を有するポリアミドの等
モル量を、有機塩基とトリエチルアミン塩酸塩の
存在下にクロロホルム中で、窒素等の不活性ガス
雰囲気下で撹はんすることにより容易に行われ
る。ここで使用する有機塩機の量は、通常前記式
〔〕で表されるポリシロキサンのアミノ基に対
して等モル量以上使用されるが、30倍モル量以上
の使用は経済的に得策ではない。また、ここで使
用するトリエチルアミン塩酸塩の量は、前記式
〔〕で表される酸クロリド基を有するポリアミ
ド中のアミド基の数に対して2−10倍モル量使用
される。さらに、ここで使用する反応溶媒として
のクロロホルムの使用量は、通常反応成分を5−
30重量%含むことになるだけの量が使用される。
本発明方法における重合反応は低温で容易に進行
する。反応温度は通常の場合−20℃から60℃が好
ましい。反応時間は反応温度により大きく影響さ
れるが、いかなる場合にも最高の重合度を意味す
る最大粘度がえられるまで反応系を撹はんするの
がよく、多くの場合数分から20時間である。生成
する前記式〔〕で表されるブロツク共重合体の
平均重合度nは、前記式〔〕で表される両末端
にアミノ基を有するポリシロキサンと前記式
〔〕で表される両末端に酸クロリド基を有する
ポリアミドの仕込み量によつて制限される。前記
反応条件で、両反応成分を等モル量使用すると平
均重合度nが10内外のブロツク共重合体を製造す
ることができる。反応成分のいずれか一方を過剰
に使用すると平均重合度が制限されて通常の目的
には好ましくないが、特定の目的のためにはいず
れか一方を過剰に使用して平均重合度を小さくす
ることができる。反応終了後は、反応混合物をメ
タノール、ヘキサン等の非溶媒中に投じて生成重
合体を分離し、さらに再沈殿法により精製を行つ
て副生成物や塩類等を除去することにより、精製
重合体を得ることができる。前記式〔〕で表さ
れるブロツク共重合体のさらに簡便な製造方法と
しては、反応の初期の段階において、前記式
〔〕で表される芳香族ジカルボン酸クロリドと
前記式〔〕で表される芳香族ジアミンをクロロ
ホルム中、有機塩基とトリエチルアミン塩酸塩の
存在下に反応させ、前記式〔〕で表される両末
端に酸クロリド基を有するポリアミドの溶液を
得、引き続いてこの溶液に前記式〔〕で表され
る両末端にアミノ基を有するポリシロキサンを加
えて反応させるものである。また、前記式〔〕
で表される芳香族ジカルボン酸クロリド、前記式
〔〕で表される芳香族ジアミン、および前記式
〔〕で表される両末端にアミノ基を有するポリ
シロキサンをクロロホルム中、有機塩基とトリエ
チルアミン塩酸塩の存在下に反応させて目的の前
記式〔〕で表されるブロツク共重合体を得るこ
ともできる。
上記の如くして製造されるポリシロキサン−ポ
リアミド系ブロツク共重合体は、両反応成分の分
子構造、分子量等および平均重合度nの選択によ
り、弾性体から強靭な樹脂状物まで、幅広い物性
を有する重合体として得ることができ、フイルム
や成形用の素材としての有用性を有している。
(実施例) 以下に実施例をあげて本発明を詳細に述べる
が、本発明はこれらのみに限定されるものではな
い。
実施例 1 4,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.75g
(3.75mmol)、平均分子量1720のビス(3−アミ
ノプロピル)ポリジメチルシロキサン0.43g
(0.25mmol)、トリエチルアミン塩酸塩3.3g
(24mmol)、トリエチルアミン1.1ml(8mmol)、
クロロホルム5mlを100mlのナスフラスコにとり、
クロロトリメチルシラン1.1ml(8mmol)を滴下
し、15℃で15時間撹はんした。この溶液に5mlの
クロロホルムに溶解したイソフタル酸クロリド
0.812g(4mmol)を0℃で滴下し、0℃で6時
間撹はんした。反応溶液を500mlのメタノールに
投入して、析出したポリマーをろ過し、メタノー
ルおよび四塩化炭素で洗浄、減圧下に乾燥した。
かくして得られたポリシロキサン−ポリアミド系
ブロツク共重合体の収率は1.64g(96%)であ
り、固有粘度(0.5g/dl、ジメチルアセトアミ
ド中30℃で測定)は0.42であつた。
この重合体1gを5mlのジメチルアセトアミド
に溶解し、テフロン板上に流延することにより得
られた透明なフイルムの赤外吸収スペクトルにお
いては、3300cm-1、1650cm-1、1090および1010cm
-1等に吸収が観察された。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
53MPa、破断伸びが9%、引張弾性率が900MPa
であつた。
実施例 2 4,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.70g
(3.50mmol)、平均分子量1720のビス(3−アミ
ノプロピル)ポリジメチルシロキサン0.86g
(0.50mmol)、トリエチルアミン塩酸塩3.3g
(24mmol)、トリエチルアミン1.1ml(8mmol)、
クロロホルム6mlを100mlのナスフラスコにとり、
クロロトリメチルシラン1.1ml(8mmol)を滴下
し、15℃で15時間撹はんした。この溶液に6mlの
クロロホルムに溶解したイソフタル酸クロリド
0.812g(4mmol)を0℃で滴下し、0℃で6時
間撹はんした。反応溶液を500mlのメタノールに
投入して、析出したポリマーをろ過し、メタノー
ルおよび四塩化炭素で洗浄、減圧下に乾燥した。
かくして得られたポリシロキサン−ポリアミド系
ブロツク共重合体の収率は2.00g(96%)であ
り、固有粘度(0.5g/dl、ジメチルアセトアミ
ド中30℃で測定)は0.44であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
40MPa、破断伸びが9%、引張弾性率が900MPa
であつた。
実施例 3 4,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.50g
(2.50mmol)、平均分子量1720のビス(3−アミ
ノプロピル)ポリジメチルシロキサン0.86g
(0.50mmol)、トリエチルアミン塩酸塩2.5g
(18.2mmol)、トリエチルアミン0.84ml
(6mmol)、クロロホルム5mlを100mlのナスフラ
スコにとり、クロロトリメチルシラン0.84ml
(6mmol)を滴下し、15℃で15時間撹はんした。
この溶液に5mlのクロロホルムに溶解したイソフ
タル酸クロリド0.609g(3mmol)を0℃で滴下
し、0℃で6時間撹はんした。反応溶液を500ml
のメタノールに投入して、析出したポリマーをろ
過し、メタノールおよび四塩化炭素で洗浄、減圧
下に乾燥した。かくして得られたポリシロキサン
−ポリアミド系ブロツク共重合体の収率は1.72g
(98%)であり、固有粘度(0.5g/dl、ジメチル
アセトアミド中30℃で測定)は0.40であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
30MPa、破断伸びが13%、引張弾性率が500MPa
であつた。
実施例 4 4,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.60g
(3.00mmol)、平均分子量1720のビス(3−アミ
ノプロピル)ポリジメチルシロキサン1.72g
(1.00mmol)、トリエチルアミン塩酸塩3.3g
(24mmol)、トリエチルアミン1.10ml(8mmol)、
クロロホルム8mlを100mlのナスフラスコにとり、
クロロトリメチルシラン1.10ml(8mmol)を滴下
し、15℃で15時間撹はんした。この溶液に8mlの
クロロホルムに溶解したイソフタル酸クロリド
0.812g(4mmol)を0℃で滴下し、0℃で6時
間撹はんした。反応溶液を500mlのメタノールに
投入して、析出したポリマーをろ過し、メタノー
ルおよび四塩化炭素で洗浄、減圧下に乾燥した。
かくして得られたポリシロキサン−ポリアミド系
ブロツク共重合体の収率は2.77g(98%)であ
り、固有粘度(0.5g/dl、ジメチルアセトアミ
ド中30℃で測定)は0.40であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
30MPa、破断伸びが18%、引張弾性率が500MPa
であつた。
実施例 5 4,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.40g
(2.00mmol)、平均分子量1720のビス(3−アミ
ノプロピル)ポリジメチルシロキサン1.72g
(1.00mmol)、トリエチルアミン塩酸塩2.5g
(18.2mmol)、トリエチルアミン0.84ml
(6mmol)、クロロホルム7mlを100mlのナスフラ
スコにとり、クロロトリメチルシラン0.84ml
(6mmol)を滴下し、15℃で15時間撹はんした。
この溶液に7mlのクロロホルムに溶解したイソフ
タル酸クロリド0.609g(3mmol)を0℃で滴下
し、0℃で6時間撹はんした。反応溶液を500ml
のメタノールに投入して、析出したポリマーをろ
過し、メタノールおよび四塩化炭素で洗浄、減圧
下に乾燥した。かくして得られたポリシロキサン
−ポリアミド系ブロツク共重合体の収率は2.14g
(85%)であり、固有粘度(0.5g/dl、ジメチル
アセトアミド中30℃で測定)は0.37であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
25MPa、破断伸びが25%、引張弾性率が100MPa
であつた。
実施例 6 4,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.20g
(1.00mmol)、平均分子量1720のビス(3−アミ
ノプロピル)ポリジメチルシロキサン1.72g
(1.00mmol)、トリエチルアミン塩酸塩1.65g
(12mmol)、トリエチルアミン0.55ml(4mmol)、
クロロホルム6mlを100mlのナスフラスコにとり、
クロロトリメチルシラン0.55ml(4mmol)を滴下
し、15℃で15時間撹はんした。この溶液に6mlの
クロロホルムに溶解したイソフタル酸クロリド
0.406g(2mmol)を0℃で滴下し、0℃で6時
間撹はんした。反応溶液を500mlのメタノールに
投入して、析出したポリマーをろ過し、メタノー
ルおよび四塩化炭素で洗浄、減圧下に乾燥した。
かくして得られたポリシロキサン−ポリアミド系
ブロツク共重合体の収率は1.81g(83%)であ
り、固有粘度(0.5g/dl、ジメチルアセトアミ
ド中30℃で測定)は0.29であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
16MPa、破断伸びが35%、引張弾性率が50MPa
であつた。
実施例 7 イソフタル酸クロリド0.812g(4mmol)とク
ロロホルム5mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液にトリエチルアミン塩酸塩4.4g
(32mmol)とN,N′−ビス(トリメチルシリル)
−4,4′−ジアミノフエニルエーテル1.29g
(3.75mmol)を加え、窒素気流下0℃で2時間撹
はんした。得られた溶液に、5mlのクロロホルム
に溶解した平均分子量1720ののビス(3−アミノ
プロピル)ポリジメチルシロキサン0.43g
(0.25mmol)とトリエチルアミン0.1ml
(0.8mmol)を加え、0℃で4時間撹はんした。
得られた溶液を500mlのメタノール中に投入し、
熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗浄した。か
くして得られたポリシロキサン−ポリアミド系ブ
ロツク共重合体の収率は1.70g(100%)であり、
固有粘度(0.5g/dl、ジメチルアセトアミド中
30℃で測定)は0.77であつた。
この重合体1gを5mlのジメチルアセトアミド
に溶解し、テフロン板上に流延することにより得
られた透明なフイルムの赤外吸収スペクトルにお
いては、3300cm-1、1650cm-1、1090および1010cm
-1等に吸収が観察された。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
60MPa、破断伸びが9%、引張弾性率が
1100MPaであつた。
実施例 8 イソフタル酸クロリド0.812g(4mmol)とク
ロロホルム6mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液にトリエチルアミン塩酸塩4.4g
(32mmol)とN,N′−ビス(トリメチルシリル)
−4,4′−ジアミノジフエニルエーテル1.204g
(3.5mmol)を加え、窒素気流下0℃で2時間撹
はんした。得られた溶液に、6mlのクロロホルム
に溶解した平均分子量1720ののビス(3−アミノ
プロピル)ポリジメチルシロキサン0.86g
(0.50mmol)とトリエチルアミン0.15ml
(1.2mmol)を加え、0℃で4時間撹はんした。
得られた溶液を500mlのメタノール中に投入し、
熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗浄した。か
くして得られたポリシロキサン−ポリアミド系ブ
ロツク共重合体の収率は2.05g(99%)であり、
固有粘度(0.5g/dl、ジメチルアセトアミド中
30℃で測定)は0.87であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
46MPa、破断伸びが11%、引張弾性率が950MPa
であつた。
実施例 9 イソフタル酸クロリド0.609g(3mmol)とク
ロロホルム5mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液にトリエチルアミン塩酸塩3.3g
(24mmol)とN,N′−ビス(トリメチルシリル)
−4,4′−ジアミノフエニルエーテル0.864g
(2.5mmol)を加え、窒素気流下0℃で2時間撹
はんした。得られた溶液に、5mlのクロロホルム
に溶解した平均分子量1720ののビス(3−アミノ
プロピル)ポリジメチルシロキサン0.86g
(0.50mmol)とトリエチルアミン0.15ml
(1.2mmol)を加え、0℃で4時間撹はんした。
得られた溶液を500mlのメタノール中に投入し、
熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗浄した。か
くして得られたポリシロキサン−ポリアミド系ブ
ロツク共重合体の収率は1.67g(95%)であり、
固有粘度(0.5g/dl、ジメチルアセトアミド中
30℃で測定)は0.60であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
36MPa、破断伸びが12%、引張弾性率が750MPa
であつた。
実施例 10 イソフタル酸クロリド0.812g(4mmol)とク
ロロホルム8mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液にトリエチルアミン塩酸塩4.4g
(32mmol)とN,N′−ビス(トリメチルシリル)
−4,4′−ジアミノフエニルエーテル1.032g
(3.0mmol)を加え、窒素気流下0℃で2時間撹
はんした。得られた溶液に、8mlのクロロホルム
に溶解した平均分子量1720ののビス(3−アミノ
プロピル)ポリジメチルシロキサン1.72g
(1.00mmol)とトリエチルアミン0.30ml
(2.4mmol)を加え、0℃で4時間撹はんした。
得られた溶液を500mlのメタノール中に投入し、
熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗浄した。か
くして得られたポリシロキサン−ポリアミド系ブ
ロツク共重合体の収率は2.67g(94%)であり、
固有粘度(0.5g/dl、ジメチルアセトアミド中
30℃で測定)は0.41であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
33MPa、破断伸びが17%、引張弾性率が
1000MPaであつた。
実施例 11 イソフタル酸クロリド0.609g(3mmol)とク
ロロホルム7mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液にトリエチルアミン塩酸塩3.3g
(24mmol)とN,N′−ビス(トリメチルシリル)
−4,4′−ジアミノフエニルエーテル0.688g
(2.0mmol)を加え、窒素気流下0℃で2時間撹
はんした。得られた溶液に、7mlのクロロホルム
に溶解した平均分子量1720ののビス(3−アミノ
プロピル)ポリジメチルシロキサン1.72g
(1.00mmol)とトリエチルアミン0.30ml
(2.4mmol)を加え、0℃で4時間撹はんした。
得られた溶液を500mlのメタノール中に投入し、
熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗浄した。か
くして得られたポリシロキサン−ポリアミド系ブ
ロツク共重合体の収率は2.24g(89%)であり、
固有粘度(0.5g/dl、ジメチルアセトアミド中
30℃で測定)は0.27であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
30MPa、破断伸びが22%、引張弾性率が130MPa
であつた。
実施例 12 イソフタル酸クロリド0.406g(2mmol)とク
ロロホルム6mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液にトリエチルアミン塩酸塩2.2g
(16mmol)とN,N′−ビス(トリメチルシリル)
−4,4′−ジアミノフエニルエーテル0.344g
(1.0mmol)を加え、窒素気流下0℃で2時間撹
はんした。得られた溶液に、7mlのクロロホルム
に溶解した平均分子量1720ののビス(3−アミノ
プロピル)ポリジメチルシロキサン1.72g
(1.00mmol)とトリエチルアミン0.30ml
(2.4mmol)を加え、0℃で4時間撹はんした。
得られた溶液を500mlのメタノール中に投入し、
熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗浄した。か
くして得られたポリシロキサン−ポリアミド系ブ
ロツク共重合体の収率は1.94g(89%)であり、
固有粘度(0.5g/dl、ジメチルアセトアミド中
30℃で測定)は0.19であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
18MPa、破断伸びが30%、引張弾性率が120MPa
であつた。
実施例 13 イソフタル酸クロリド0.609g(3mmol)とク
ロロホルム5mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液に5mlのクロロホルムに溶解した平均分
子量1720ののビス(3−アミノプロピル)ポリジ
メチルシロキサン0.86g(0.50mmol)とトリエ
チルアミン0.15ml(1.2mmol)を加え、0℃で1
時間撹はんした。トリエチルアミン塩酸塩3.3g
(24mmol)とN,N′−ビス(トリメチルシリル)
−4,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.86g
(2.5mmol)を加え、窒素気流下0℃で5時間撹
はんした。得られた溶液を500mlのメタノール中
に投入し、熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗
浄した。かくして得られたポリシロキサン−ポリ
アミド系ブロツク共重合体の収率は1.50g(86
%)であり、固有粘度(0.5g/dl、ジメチルア
セトアミド中30℃で測定)は0.33であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
15MPa、破断伸びが11%、引張弾性率が220MPa
であつた。
実施例 14 イソフタル酸クロリド0.812g(4mmol)とク
ロロホルム8mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液に5mlのクロロホルムに溶解した平均分
子量1720ののビス(3−アミノプロピル)ポリジ
メチルシロキサン1.72g(1.0mmol)とトリエチ
ルアミン0.30ml(2.4mmol)を加え、0℃で1時
間撹はんした。トリエチルアミン塩酸塩4.4g
(32mmol)とN,N′−ビス(トリメチルシリル)
−4,4′−ジアミノジフエニルエーテル1.032g
(3.0mmol)を加え、窒素気流下0℃で5時間撹
はんした。得られた溶液を500mlのメタノール中
に投入し、熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗
浄した。かくして得られたポリシロキサン−ポリ
アミドブロツク共重合体の収率は2.46g(87%)
であり、固有粘度(0.5g/dl、ジメチルアセト
アミド中30℃で測定)は0.34であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
29MPa、破断伸びが23%、引張弾性率が600MPa
であつた。
実施例 15 イソフタル酸クロリド0.609g(3mmol)とク
ロロホルム7mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液に7mlのクロロホルムに溶解した平均分
子量1720ののビス(3−アミノプロピル)ポリジ
メチルシロキサン1.72g(1.0mmol)とトリエチ
ルアミン0.30ml(2.4mmol)を加え、0℃で1時
間撹はんした。トリエチルアミン塩酸塩3.3g
(24mmol)とN,N′−ビス(トリメチルシリル)
−4,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.688g
(2.0mmol)を加え、窒素気流下0℃で5時間撹
はんした。得られた溶液を500mlのメタノール中
に投入し、熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗
浄した。かくして得られたポリシロキサン−ポリ
アミド系ブロツク共重合体の収率は1.80g(72
%)であり、固有粘度(0.5g/dl、ジメチルア
セトアミド中30℃で測定)は0.20であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
22MPa、破断伸びが30%、引張弾性率が160MPa
であつた。
実施例 16 イソフタル酸クロリド0.406g(2mmol)とク
ロロホルム6mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液に6mlのクロロホルムに溶解した平均分
子量1720ののビス(3−アミノプロピル)ポリジ
メチルシロキサン1.72g(1.0mmol)とトリエチ
ルアミン0.30ml(2.4mmol)を加え、0℃で1時
間撹はんした。トリエチルアミン塩酸塩2.2g
(16mmol)とN,N′−ビス(トリメチルシリル)
−4,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.344g
(1.0mmol)を加え、窒素気流下0℃で5時間撹
はんした。得られた溶液を500mlのメタノール中
に投入し、熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗
浄した。かくして得られたポリシロキサン−ポリ
アミド系ブロツク共重合体の収率は1.57g(72
%)であり、固有粘度(0.5g/dl、ジメチルア
セトアミド中30℃で測定)は0.22であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
15MPa、破断伸びが40%、引張弾性率が40MPa
であつた。
実施例 17 3,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.75g
(3.75mmol)、平均分子量1720のビス(3−アミ
ノプロピル)ポリジメチルシロキサン0.43g
(0.25mmol)、トリエチルアミン塩酸塩3.3g
(24mmol)、トリエチルアミン1.1ml(8mmol)、
クロロホルム5mlを100mlナスフラスコにとり、
この溶液に5mlのクロロホホルムに溶解したイソ
フタル酸クロリド0.812g(4mmol)を0℃で滴
下し、0℃で6時間撹はんした。反応溶液を500
mlのメタノールに投入して、析出したポリマーを
ろ過し、メタノールおよび四塩化炭素で洗浄、減
圧下に乾燥した。かくして得られたポリシロキサ
ン−ポリアミド系ブロツク共重合体の収率は1.70
g(100%)であり、固有粘度(0.5g/dl、ジメ
チルアセトアミド中30℃で測定)は0.42であつ
た。
この重合体1gを5mlのジメチルアセトアミド
に溶解し、テフロン板上に流延することにより得
られた透明なフイルムの赤外吸収スペクトルにお
いては、3300cm-1、1650cm-1、1100および1020cm
-1等に吸収が観察された。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
52MPa、破断伸びが12%、引張弾性率が
1000MPaであつた。
実施例 18 3,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.70g
(3.50mmol)、平均分子量1720のビス(3−アミ
ノプロピル)ポリジメチルシロキサン0.86g
(0.50mmol)、トリエチルアミン塩酸塩1.1g
(8mmol)、トリエチルアミン1.1ml(8mmol)、
クロロホルム6mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液に6mlのクロロホルムに溶解したイソフ
タル酸クロリド0.812g(4mmol)を0℃で滴下
し、0℃で6時間撹はんした。反応溶液を500ml
のメタノールに投入して、析出したポリマーをろ
過し、メタノールおよび四塩化炭素で洗浄、減圧
下に乾燥した。かくして得られたポリシロキサン
−ポリアミド系ブロツク共重合体の収率は2.08g
(100%)であり、固有粘度(0.5g/dl、ジメチ
ルアセトアミド中30℃で測定)は0.43であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
30MPa、破断伸びが20%、引張弾性率が210MPa
であつた。
実施例 19 3,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.50g
(2.50mmol)、平均分子量1720のビス(3−アミ
ノプロピル)ポリジメチルシロキサン0.86g
(0.50mmol)、トリエチルアミン塩酸塩0.84g
(6mmol)、トリエチルアミン0.84ml(6mmol)、
クロロホルム5mlを100mlナスフラスコにとり、
この溶液に5mlのクロロホルムに溶解したイソフ
タル酸クロリド0.609g(3mmol)を0℃で滴下
し、0℃で6時間撹はんした。反応溶液を500ml
のメタノールに投入して、析出したポリマーをろ
過し、メタノールおよび四塩化炭素で洗浄、減圧
下に乾燥した。かくして得られたポリシロキサン
−ポリアミド系ブロツク共重合体の収率は1.71g
(98%)であり、固有粘度(0.5g/dl、ジメチル
アセトアミド中30℃で測定)は0.44であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
18MPa、破断伸びが28%、引張弾性率が250MPa
であつた。
実施例 20 3,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.60g
(3.00mmol)、平均分子量1720のビス(3−アミ
ノプロピル)ポリジメチルシロキサン1.72g
(1.0mmol)、トリエチルアミン塩酸塩1.14g
(8mmol)、トリエチルアミン1.14ml(8mmol)、
クロロホルム8mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液に8mlのクロロホルムに溶解したイソフ
タル酸クロリド0.812g(4mmol)を0℃で滴下
し、0℃で6時間撹はんした。反応溶液を500ml
のメタノールに投入して、析出したポリマーをろ
過し、メタノールおよび四塩化炭素で洗浄、減圧
下に乾燥した。かくして得られたポリシロキサン
−ポリアミド系ブロツク共重合体の収率は2.52g
(89%)であり、固有粘度(0.5g/dl、ジメチル
アセトアミド中30℃で測定)は0.30であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
17MPa、破断伸びが34%、引張弾性率が200MPa
であつた。
実施例 21 3,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.40g
(2.00mmol)、平均分子量1720のビス(3−アミ
ノプロピル)ポリジメチルシロキサン1.72g
(1.0mmol)、トリエチルアミン塩酸塩0.84g
(6mmol)、トリエチルアミン0.84ml(6mmol)、
クロロホルム7mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液に7mlのクロロホルムに溶解したイソフ
タル酸クロリド0.609g(3mmol)を0℃で滴下
し、0℃で6時間撹はんした。反応溶液を500ml
のメタノールに投入して、析出したポリマーをろ
過し、メタノールおよび四塩化炭素で洗浄、減圧
下に乾燥した。かくして得られたポリシロキサン
−ポリアミド系ブロツク共重合体の収率は2.06g
(82%)であり、固有粘度(0.5g/dl、ジメチル
アセトアミド中30℃で測定)は0.21であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
4MPa、破断伸びが80%、引張弾性率が6MPaで
あつた。
実施例 22 3,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.20g
(1.00mmol)、平均分子量1720のビス(3−アミ
ノプロピル)ポリジメチルシロキサン1.72g
(1.0mmol)、トリエチルアミン塩酸塩0.55g
(4mmol)、トリエチルアミン0.55ml(4mmol)、
クロロホルム6mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液に6mlのクロロホルムに溶解したイソフ
タル酸クロリド0.406g(2mmol)を0℃で滴下
し、0℃で6時間撹はんした。反応溶液を500ml
のメタノールに投入して、析出したポリマーをろ
過し、メタノールおよび四塩化炭素で洗浄、減圧
下に乾燥した。かくして得られたポリシロキサン
−ポリアミド系ブロツク共重合体の収率は1.70g
(78%)であり、固有粘度(0.5g/dl、ジメチル
アセトアミド中30℃で測定)は0.21であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
3MPa、破断伸びが175%、引張弾性率が4MPaで
あつた。
実施例 23 イソフタル酸クロリド0.812g(4mmol)とク
ロロホルム5mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液にトリエチルアミン塩酸塩1.1g
(8mmol)、トリエチルアミン1ml(8mmol)、
3,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.75g
(3.75mmol)を加え、窒素気流下0℃で2時間撹
はんした。得られた溶液に、5mlのクロロホルム
に溶解した平均分子量1720ののビス(3−アミノ
プロピル)ポリジメチルシロキサン0.43g
(0.25mmol)とトリエチルアミン0.1ml
(0.8mmol)を加え、0℃で4時間撹はんした。
得られた溶液を500mlのメタノール中に投入し、
熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗浄した。か
くして得られたポリシロキサン−ポリアミド系ブ
ロツク共重合体の収率は1.70g(100%)であり、
固有粘度(0.5g/dl、ジメチルアセトアミド中
30℃で測定)は0.41であつた。
この重合体1gを5mlのジメチルアセトアミド
に溶解し、テフロン板上に流延することにより得
られた透明なフイルムの赤外吸収スペクトルにお
いては、3300cm-1、1650cm-1、1100および1020cm
-1等に吸収が観察された。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
56MPa、破断伸びが11%、引張弾性率が
1200MPaであつた。
実施例 24 イソフタル酸クロリド0.812g(4mmol)とク
ロロホルム6mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液にトリエチルアミン塩酸塩1.1g
(8mmol)、トリエチルアミン1ml(8mmol)、
3,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.7g
(3.55mmol)を加え、窒素気流下0℃で2時間撹
はんした。得られた溶液に、6mlのクロロホルム
に溶解した平均分子量1720ののビス(3−アミノ
プロピル)ポリジメチルシロキサン0.86g
(0.50mmol)とトリエチルアミン0.15ml
(1.2mmol)を加え、0℃で4時間撹はんした。
得られた溶液を500mlのメタノール中に投入し、
熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗浄した。か
くして得られたポリシロキサン−ポリアミド系ブ
ロツク共重合体の収率は2.08g(100%)であり、
固有粘度(0.5g/dl、ジメチルアセトアミド中
30℃で測定)は0.47であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
43MPa、破断伸びが13%、引張弾性率が500MPa
であつた。
実施例 25 イソフタル酸クロリド0.609g(3mmol)とク
ロロホルム5mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液にトリエチルアミン塩酸塩0.84g
(6mmol)、トリエチルアミン1ml(8mmol)、
3,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.50g
(2.5mmol)を加え、窒素気流下0℃で2時間撹
はんした。得られた溶液に、5mlのクロロホルム
に溶解した平均分子量1720ののビス(3−アミノ
プロピル)ポリジメチルシロキサン0.86g
(0.50mmol)とトリエチルアミン0.15ml
(1.2mmol)を加え、0℃で4時間撹はんした。
得られた溶液を500mlのメタノール中に投入し、
熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗浄した。か
くして得られたポリシロキサン−ポリアミドブロ
ツク共重合体の収率は1.41g(81%)であり、固
有粘度(0.5g/dl、ジメチルアセトアミド中30
℃で測定)は0.39であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
27MPa、破断伸びが22%、引張弾性率が350MPa
であつた。
実施例 26 イソフタル酸クロリド0.812g(4mmol)とク
ロロホルム8mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液にトリエチルアミン塩酸塩1.1g
(8mmol)、トリエチルアミン1ml(8mmol)、
3,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.6g
(3.0mmol)を加え、窒素気流下0℃で2時間撹
はんした。得られた溶液に、8mlのクロロホルム
に溶解した平均分子量1720ののビス(3−アミノ
プロピル)ポリジメチルシロキサン1.72
(1.00mmol)とトリエチルアミン0.30ml
(2.4mmol)を加え、0℃で4時間撹はんした。
得られた溶液を500mlのメタノール中に投入し、
熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗浄した。か
くして得られたポリシロキサン−ポリアミド系ブ
ロツク共重合体の収率は2.72g(96%)であり、
固有粘度(0.5g/dl、ジメチルアセトアミド中
30℃で測定)は0.36であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
19MPa、破断伸びが33%、引張弾性率が250MPa
であつた。
実施例 27 イソフタル酸クロリド0.609g(3mmol)とク
ロロホルム7mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液にトリエチルアミン塩酸塩0.84g
(6mmol)、トリエチルアミン1ml(8mmol)、
3,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.40g
(2.0mmol)を加え、窒素気流下0℃で2時間撹
はんした。得られた溶液に、7mlのクロロホルム
に溶解した平均分子量1720ののビス(3−アミノ
プロピル)ポリジメチルシロキサン1.72g
(1.00mmol)とトリエチルアミン0.30ml
(2.4mmol)を加え、0℃で4時間撹はんした。
得られた溶液を500mlのメタノール中に投入し、
熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗浄した。か
くして得られたポリシロキサン−ポリアミド系ブ
ロツク共重合体の収率は1.85g(74%)であり、
固有粘度(0.5g/dl、ジメチルアセトアミド中
30℃で測定)は0.36であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
15MPa、破断伸びが52%、引張弾性率が80MPa
であつた。
実施例 28 イソフタル酸クロリド0.406g(2mmol)とク
ロロホルム6mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液にトリエチルアミン塩酸塩0.55g
(4mmol)、トリエチルアミン1ml(8mmol)、
3,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.20g
(1.0mmol)を加え、窒素気流下0℃で2時間撹
はんした。得られた溶液に、7mlのクロロホルム
に溶解した平均分子量1720ののビス(3−アミノ
プロピル)ポリジメチルシロキサン1.72g
(1.00mmol)とトリエチルアミン0.30ml
(2.4mmol)を加え、0℃で4時間撹はんした。
得られた溶液を500mlのメタノール中に投入し、
熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗浄した。か
くして得られたポリシロキサン−ポリアミド系ブ
ロツク共重合体の収率は1.65g(96%)であり、
固有粘度(0.5g/dl、ジメチルアセトアミド中
30℃で測定)は0.17であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
6MPa、破断伸びが140%、引張弾性率が68MPa
であつた。
実施例 29 イソフタル酸クロリド0.609g(3mmol)とク
ロロホルム5mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液に5mlのクロロホルムに溶解した平均分
子量1720ののビス(3−アミノプロピル)ポリジ
メチルシロキサン0.86g(0.50mmol)とトリエ
チルアミン0.15ml(1.2mmol)を加え、0℃で1
時間撹はんした。トリエチルアミン塩酸塩0.84g
(6mmol)、トリエチルアミン1ml(8mmol)、
3,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.50g
(2.5mmol)を加え、窒素気流下0℃で5時間撹
はんした。得られた溶液を500mlのメタノール中
に投入し、熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗
浄した。かくして得られたポリシロキサン−ポリ
アミドブロツク共重合体の収率は1.36g(78%)
であり、固有粘度(0.5g/dl、ジメチルアセト
アミド中30℃で測定)は0.26であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
20MPa、破断伸びが9%、引張弾性率が220MPa
であつた。
実施例 30 イソフタル酸クロリド0.812g(4mmol)とク
ロロホルム8mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液に5mlのクロロホルムに溶解した平均分
子量1720ののビス(3−アミノプロピル)ポリジ
メチルシロキサン1.72g(1.0mmol)とトリエチ
ルアミン0.30ml(2.4mmol)を加え、0℃で1時
間撹はんした。トリメチルアミン塩酸塩1.1g
(8mmol)、トリエチレンアミン1ml(8mmol)、
3,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.60g
(3.0mmol)を加え、窒素気流下0℃で5時間撹
はんした。得られた溶液を500mlのメタノール中
に投入し、熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗
浄した。かくして得られたポリシロキサン−ポリ
アミド系ブロツク共重合体の収率は2.28g(80
%)であり、固有粘度(0.5g/dl、ジメチルア
セトアミド中30℃で測定)は0.30であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
18MPa、破断伸びが40%、引張弾性率が45MPa
であつた。
実施例 31 イソフタル酸クロリド0.609g(3mmol)とク
ロロホルム7mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液に7mlのクロロホルムに溶解した平均分
子量1720ののビス(3−アミノプロピル)ポリジ
メチルシロキサン1.72g(1.0mmol)とトリエチ
ルアミン0.30ml(2.4mmol)を加え、0℃で1時
間撹はんした。トリエチルアミン塩酸塩0.84g
(6mmol)、トリエチルアミン1ml(8mmol)、
3,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.40g
(2.0mmol)を加え、窒素気流下0℃で5時間撹
はんした。得られた溶液を500mlのメタノール中
に投入し、熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗
浄した。かくして得られたポリシロキサン−ポリ
アミドブロツク共重合体の収率は1.91g(76%)
であり、固有粘度(0.5g/dl、ジメチルアセト
アミド中30℃で測定)は0.17であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
3MPa、破断伸びが150%、引張弾性率が2MPaで
あつた。
実施例 32 イソフタル酸クロリド0.406g(2mmol)とク
ロロホルム6mlを100mlのナスフラスコにとり、
この溶液に6mlのクロロホルムに溶解した平均分
子量1720ののビス(3−アミノプロピル)ポリジ
メチルシロキサン1.72g(1.0mmol)とトリエチ
ルアミン0.30ml(2.4mmol)を加え、0℃で1時
間撹はんした。トリメチルアミン塩酸塩0.55g
(4mmol)、トリエチレンアミン1ml(8mmol)、
3,4′−ジアミノジフエニルエーテル0.20g
(1.0mmol)を加え、窒素気流下0℃で5時間撹
はんした。得られた溶液を500mlのメタノール中
に投入し、熱メタノールおよび熱四塩化炭素で洗
浄した。かくして得られたポリシロキサン−ポリ
アミド系ブロツク共重合体の収率は1.60g(74
%)であり、固有粘度(0.5g/dl、ジメチルア
セトアミド中30℃で測定)は0.15であつた。
この重合体をジメチルアセトアミド溶液からキ
ヤストして得たフイルムの機械特性は引張強さが
1MPa、破断伸びが210%、引張弾性率が1MPaで
あつた。
(発明の効果) 本発明方法によれば、穏和な条件下で容易に高
重合度を意味する高い固有粘度を有するポリシロ
キサン−ポリアミド系ブロツク共重合体を製造す
ることができ、これから機械的な強度が大きいフ
イルム、成形品等を製造することが可能であり、
気体選択透過膜等として極めて有用性が大きい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、Rは炭素数が10個以下の二価の有機
    基、xは5−200の整数を示す) で表される両末端にアミノ基を有するポリシロキ
    サンと、一般式 ClCO−Ar1−(−CONH−Ar2−NHCO−Ar1
    −)y−COCl (式中、Ar1はメタフエニレン基、Ar2はオキ
    シジフエニレン基、yは1−30の整数を示す)で
    表される両末端に酸クロリド基を有するポリアミ
    ドとを、有機塩基とトリエチルアミン塩酸塩の存
    在下にクロロホルム中で反応させることを特徴と
    する、一般式 (式中、Rは炭素数が10個以下の二価の有機
    基、Ar1はメタフエニレン基、Ar2はオキシジフ
    エニレン基、xは5−200の整数、yは1−30の
    整数、nは2−20の整数を示す)で表されるポリ
    シロキサン−ポリアミド系ブロツク共重合体の製
    造方法。
JP28107887A 1987-11-09 1987-11-09 ポリシロキサン−ポリアミド系ブロック共重合体の製造方法 Granted JPH01123824A (ja)

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