JPH03131834A - カメラのパン動作を制御する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はテレビジョンカメラ、特に、監視用カメラの
ためのパノラマ（ｐａｎｏｒａｍｉｃ）監視駆動システ
ムに関するものである。

（発明の背景） 監視カメラは今日では一般的に見られ、デパートとか工
場などで用いられ、従来の夜警にとってかわってきてい
る。閉回路式カメラを用いることにより、１人の人員で
、従来、数人の夜警によって監視していた区域よりさら
に広い区域を監視することか出来る。

このようなことか可能となった理由の幾分かは、自動パ
ノラマ監視カメラを使用したことによる。このようなカ
メラは監視区域を一定の態様で前後にパンして、カメラ
を一方向のみに向けている場合よりもより広い領域をオ
ペレータに見せる。しかし、ある区域の保安能力は、そ
のカメラを止めて疑わしい領域を充分観察する、即ち、
定の自動パン範囲を手動で切換え制御することが出来る
かどうかによっても左右される。そのような能力かなけ
れば、複数のカメラを用い、かつ、複数のモニタを監視
しながらある区域の保安をすることはほとんど不可能で
ある。オペレータは、動きかあった時、その特定のモニ
タを観察していることか必要てあり、あるいは、パン動
作によって表示画面が元の同じ区域に戻るのを待たねば
ならない。

さらに、カメラを停止させて、ある境界を持つパン領域
の外側の情景を見た後で、オペレータか手動てカメラを
元のパン領域に戻さなくとも、通常パン動作か再開され
ることが重要である。

（発明の概要） この発明は、閉回路テレビジョン保安モニタシステムを
使いやすくかつ効率的にするための機能性を与えるカメ
ラのパノラマ駆動方式を提供するものである。この目的
は、反転スイッチ・アクチュエータか係合する別のカム
を作動させる特殊形状の星形カムを動かす４個の機械的
なアクチュエータを用いることにより達成される。この
４個の機械的アクチュエータは、カメラが取付けられて
いる回転テーブルに取付けられており、テーブルの回転
に伴って、各アクチュエータか星形カムに接触した時、
この星形カムを回動させる。

この機械的アクチュエータは、通常、リミット・ストッ
プと称されるが、１対のリミット・ストップが他方の対
を間に挟むような形で配置された２対のリミット・スト
ップとして考えるとよい。

内側のリミット・ストップがカメラの自動パン動作の範
囲を決め、外側の対かカメラの運動の絶対的最大カメラ
運動範囲の限界を定める。この絶対的な最大カメラ運動
範囲は、カメラが手動で制御されている場合にも適用さ
れる。

リミット・ストップが当る星形カムは、その周面に５つ
の突出部を持っており、その突出部相互間は４つの空間
部あるいは溝で隔てられている。

５個の突出部の中の中央のものは、それに２つの内側リ
ミット・ストップの各々か当るたびに、カメラの運動を
自動的に逆転させる。中央の突出部の両側にある突出部
の各々は、外側の２個のリミット・ストップの一方が当
ると、最終的なストップとして働く。星形カムの最も外
側にある突出部は、手動制御によってシステム範囲か拡
げられた後て再び自動動作に戻される時、最外側のリミ
ット・ストップによって押されて星形カムをリセットす
る。

星形カムは第２の特殊なカムと協働して、手動に切換え
により、自動反転という目的を達成する。この第２のカ
ムは星形カムと同じ軸に取付けられており、はぼ円形形
状である。このカムには、３つのいくらか異る台地状部
を有し、中央の台地状部の一方の側により高い台地状部
、他方の側に低い台地状部かある。このシステムの動作
のポイントは、通常の電気的リミット・スイッチのアク
チュエータか第２のカムの台地状部分に載置され、この
リミット・スイッチか、外側に位置する台地状部の一方
に初めに到達した時のみにその状態を変え、その台地状
部から離れる時には状態を変えないように構成されてい
ることである。このヒステリシス特性はスイッチの動き
方の差によるもので、この動きは、最初の接触が行われ
る動作点と、帰りの接点のトランスファが生しるリセッ
ト点との間の動きである。従って、システムか電気リミ
ット・スイッチの付勢を回動の一端で生しさせるように
した時にカメラの反転か行われるか、次の反転は回動の
他方の端のみで生しる。この動作によって、システムを
手動優先領域で動作させることがてき、かつ、システム
を自動に切換えると、初めに反転動作させて、自動パン
動作に完全に帰すことがてきる。

従って、この発明によれば、オペレータは１通常のパン
動作をしているカメラの制御を自分て制御することかて
きるようにし、しかも、システムを元の自動パン動作に
戻す際に、ある場所を監視てきなくなるということはな
い。

（実施例の説明） 第１図は、この発明の推奨実施例の構造を簡略化して示
す図で、パン・システム１０は、上面にカメラ１４か取
付けられているテーブル１２を備えている。モータ１６
かテーブル１２を、パン・システムｌＯの制御系によっ
て決まる制限範囲内てベース１３に対して回転させる。

テーブル１２にはさらにリミット・ストップ１８．２０
．２２及び２４か取付けられている。リミット・ストッ
プの位置は、邪魔にならないようにテーブル１２の下側
にするのか好ましいが、どの位置に取付けてもよく、あ
るいは、これらのリミット・ストップかテーブル１２と
一緒に回動するようにされていれば、テーブル１２から
離れていてもよい。

リミット・ストップ１８．２０．２２．２４は、テーブ
ル１２か回動すると、星形カム２６に接触する。星形カ
ム２６はこれと回しシャフトに取付けられているカム２
８を回動させる。電気的リミット・スイッチ３０が、そ
のアクチュエータ３２かカム２８に常時接触しているよ
うな形て取付けられている。従って、カム２８は電気リ
ミット・スイッチ３０の状態を、最終的にテーブル１２
の向きと、リミット・ストップ１Ｂ、２０．２２．２４
と星形カム２６との相互作用に応じて変化させる。通常
は、シャフト３６とカム２８はスペースを節約するため
に、テーブル１２の下に配置されているが、第１図ては
、明示のために、テーブル１２の下から突出した形で示
されている。しかし、この発明の動作は、このような違
いによって変わることはない。

モータ１６はテーブル１２を通常の手段、例えば、テー
ブル１２の下側に設けたつオームギヤ（図示せず）によ
って回転させる。モータ１６自体はモータ制御装置３４
によって電力供給されかつ制御される。モータ１６の動
作の方向は、通常のやり方でモータ制御装置３４を介し
てリミット・スイッチ３０により制御され、リミット・
スイッチ３０がその状態を変えるモータ１６の運動の方
向が反転するようにされている。

第２図と第３図を用いて後て詳述するが、システムか自
動モードにある時は、内側のリミット・ストップ２０と
２２かモータ１６の動作、従って、カメラ１４のパン動
作を制御する。外側のリミット・ストップ１８と２４は
、システムか手動モードで動作している爵にテーブル１
２の運動を停止させる最終的な停止装置として働く。

第２図は、リミット・ストップ１８．２０１．２２．２
４と星形カム２５との相互作用を簡略化して示す図であ
り、第３図は、カム２８とリミット・スイッチ３０．５
６と５８との相互作用を簡略化して示す図である。第２
図は、星形カム２６と、テーブル１２の動きに伴ってリ
ミット・ストップ１８．２０．２２．２４星形カム２６
と係合するように星形カムの上に配置されているテーブ
ルＩ２とを真直ぐに延ばして示す側面図である。推奨実
施例ては、このテーブル１２の動きは回転運動であるか
、カメラ１４のレンズがシャフト３６とほぼ回し方向に
向けられているような場合は特に、この動きは直線運動
；あるいは、直線運動に近いものとすることもてきる。

第２図に示すように星形カム２６は中央突起、即ちロー
ブ４０と、この中央ローブ４０の両側にまたがって配置
された２対の突起４２．４４及び４６．４８とを備えて
いる。ローブ４２と４４はローブ４０に近く、ローブ４
６と４８はローブ４０から離れている。内側の対をなす
ローブ４２と４４はローブ４０から等距離にあり、外側
のローブ４６と４８も中央ローブ４０から等距離にある
。谷か隣接するローブを隔てているか、外側のローブ４
６と４８の間には、これらを隔てるための谷は不要であ
る。

第３図はカム２８及びこのカムとリミット・スイッチ３
０との関係を示している。カム２８は基本的に円形の周
面な持っているが、その動作をわかりやすくするために
、第３図では、説明の便宜の上て、カム２８を拡大して
その有効部を示しである。

星形カム２６とカム２８は同じシャフトに取付けられて
おり、かつ同時に回転するので、この発明の動作は、第
２図と第３図を同時に参照すれば最もよく理解できる。

パン・システムＩＯか自動動作にセットされると、電気
リミット・スイッチ３０かケーブル３３によってモータ
制御装置３４に接続され、システムは次に示すような動
作を行う。

テーブル１２が第２図における左方に動くと、リミット
・ストップ２２か初めにローブ４０の面４０Ｒに接触し
、星形カム２６を反時計方向に回動させる。

これにより、星形カム２６と同じシャフトコロ上の第３
図のカム２８も同様に反時計方向に回動する。従って、
カム２８か第３図における右方へ動くに伴９て、ステッ
プ（階段状部分）５０がリミット・スイッチ３０のアク
チュエータ３２に作用して、スイッチ３０の状態を変化
させ、モータ１６の方向を反転させる。

モータ１６が反転すると、テーブル１２が第２図におけ
る右方、前回の動きと逆の方向、へ動く、これにより、
リミット・ストップ２０がローブ４０の方に動いてその
面４０Ｌと係合する。リミット・ストップ２０かローブ
４０を押すと、星形カム２６とカム２８は両方共峙計方
向に動く、これによって、リミット・スイッチ３０のア
クチュエータ３２がステップ５０を乗りこえて台地状部
分５２を通ってステップ５４に接触する。しかし、リミ
ット・スイッチ３０の特性は、そのヒステリシスにより
、ステップ５０を越えて戻り、台地状部分５２を移動し
てもその状態か変化しないような特性とされている。リ
ミット・スイッチ３０は、ステップ５４を越えて、その
動きかヒステリシス特性の限界点を越えた時にのみ、そ
の状態を変化させるようになっている。従って、リミッ
ト・スイッチ３０の反転動作は、カム２８が回転してス
テップ５０を初めにスイッチのアクチュエータ３２を通
過させた時ではなく、ステップ５４かアクチュエータコ
２に作用した時に生じる。カム２８のこの動きは、リミ
ット・ストップ２０が面４０Ｌを押す時の星形カム２６
の動きと正確に対応するように設計されている。テーブ
ル１２の逆方向への動きは、同じように、アクチュエー
タ３２がステップ５４を越えて動いた時ではなく、再び
ステップ５０がアクチュエータ３２に作用した時にのみ
、リミット・スイッチ３０の状態を変化させる。

テーブル１２とカメラ１４の自動パン運動は、このよう
にリミット・ストップ２０と２２の位置によって制御さ
れる。しかし、パン・システム■０は、自動パン動作範
囲外で動作することもできる。これは、電気リミット・
スイッチ３０をその内部スイッチ３５によってモータ制
御装置から切離し、通常の手動モータ制御装置（図示せ
ず）を用いることによって行うことかてきる。

手動動作モートては、リミット・ストップ１８と２４か
通常のモータ制御回路（図示せず）で有効となり、各々
か星形カム２６を動かして、最終のリミット・スイッチ
かその方向の動きを続けさせる電力を切る。テーブル１
２か左方へ動いて、リミット・ストップ２２かローブ４
０を押してこれを通過しリミット・ストップ２４かロー
ブ４２の表面４２Ｒを押ず。これにより、星形カム２６
か回転を続け、従って、カム２８をも回転させて、ステ
ップ５４かリミット・スイッチ５６を付勢させる。これ
により、モータ１６への電力か止められて、テーブル１
２の左方向への動きか止められる。しかし、テーブル１
２を右の方向に動かすためのモータ１６の手動制御は、
リミット・ストップ１８かローブ４４の面４４Ｌに当っ
て、ステラブ５０かリミット・スイッチ５８に働いてそ
の方向の運動に対する電力をカットオフするまてカム２
８か回転するまで、依然として可能である。この発明の
重要な特徴の１つは、このように手動制御とは関係なし
に、自動モードか再開されるとシステムは所定範囲内の
自動パン動作に復帰するという点である。

この特徴は星形カム２６の形状及びリミット・スイッチ
３０のヒステリシス特性によって与えられる。例えば、
リミット・ストップ２４によってステップ５４かリミッ
ト・スイッチ５６に作用する位置まてローブ４２を押し
た場合は、リミット・スイッチ３０のアクチュエータ輪
３２もステップ５２の左側に位置し、この時リミット・
スイッチ３０は既に回路から実際には切離されているに
もかかわらず、モータ１６を逆転させる状態にある。こ
の状態でシステムか自動パン動作に戻されると、リミッ
ト・スイ・ンチ３０は、テーブル１２か右に動いて、星
形カム２５とカム２８か両方共時針方向に動くようにモ
ータ１６を動かす。この動作は、リミット・ストップ２
４か最初ローブ４６を押し、従って、星形カム２６か回
転してリミット・ストップ２２かローブ４２の面４２Ｌ
を押すことにより生しる。この動作によって、ローブ４
０が再びリミット・ストップ２０と２２の間の位置に置
かれるか５この位置は自動動作のための正常位置である
。

手動範囲の反対の端部における自動動作の再設定時に生
しる動作は上記と同様である。但し、リミット・スイッ
チ１８かローブ４８を押し、リミット・ストップ２０か
ローブ４４を動かす。手動範囲両端において、あるいは
、その両端間の任意の位置において、リミット・スイッ
チ３０か回路に再接続されることによって自動動作モー
トが再設定された時はいっても、自動パン動作か再開さ
れ、その動作範囲は前にセットされた範囲に限定される
。

この動作により、オペレータかシステムを自動パン動作
モートに戻した時にパン動作か誤って異なる領域で行わ
れてしまうようになることか防止される。

以上に説明し図示したこの発明の形態は好ましい実施例
にすぎず、種々の構成要素の機能及び構成に変更か可能
てあり、また、図示し説明した手段を同等の手段で置き
かえてもよいし、あるし）はこの発明の範囲を逸脱する
ことなく、ある態様を他の態様と独立して用いたりして
もよし）０例えば、リミット・スイッチ５６と５８の代
りに機械的なストップを用いてもよいし、これらのスイ
ッチを作動させるために別のカムを用いてもよい。さら
に、星形カム２６とカム２８を回しシャフト上に取伺け
る代りに、別の手段で結合してもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明のカメラ・パン・システムの推奨実
施例の構造を簡略化して示す図、第２図は、リミット・
ストップと星形カムとの相互作用関係を簡略化して示す
図、 第３図は、電気的リミット・スイッチと第２のカムとの
相互作用関係を簡略化して示す図である。 １２・・・・テーブル、１８．２０．２２．２４・・・
・リミット・ストップ、２６・・・・星形カム、４０．
４２．４４．４６．４８・・・・第１〜第５のローブ、
２８・・・・第２のカム、５２・・・・中央台地状部分
、Ｉ６・・・・モータ、３４・・・・モータ制御手段、
３０・・・・リミット・スイッチ、３５・・・・切離し
スイッチ、５６．５８・・・・別の２つのリミット・ス
イッチ。 ＩＧ　１

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）カメラを取付けることができる可動テーブルと、 このテーブルの運動と機械的に連動した第１、第２、第
   ３及び第４のリミット・ストップと、上記テーブルがそ
   の許容運動範囲の全体にわたって動く時に上記リミット
   ・ストップの各々が順次カム外面に接触するように配置
   された可回転星形カムであって、上記カム外面に５つの
   ローブを有する形状を有し、上記ローブの中の第１のロ
   ーブが中央に配され、上記ローブ中の第２と第３のロー
   ブが上記第１のローブの両側にこの第１のローブから等
   距離の位置に配され、上記ローブ中の第４と第５のロー
   ブが上記第１のローブの両側に、上記第２と第３のロー
   ブよりも第１のローブから離され、かつ、第１のローブ
   から等距離の位置に配されており、さらに、上記第１の
   ローブの位置と向きが上記テーブルが動く時に上記第２
   と第３のリミット・ストップが第１のローブの両側面に
   接触するように定められている、上記星形カムと、 この星形カムと機械的に相互接続されており、中央の台
   地状部分と、この中央台地状部分の一端のより高い台地
   状部分と、上記中央台地状部分の他端のより低い台地状
   部分を含むカム面を有する第２のカムと、 上記テーブルに機械的に結合されてこれを動かす電気モ
   ータと、 このモータに結合されており、このモータと上記テーブ
   ルの動きの方向を制御するモータ制御手段と、 このモータ制御手段に接続されており、上記第２のカム
   のカム面に接触するように位置付けされたアクチュエー
   タを含む電気的リミット・スイッチであって、このリミ
   ット・スイッチの特性は、このスイッチが上記中央台地
   状部分から上記より高い台地状部分とより低い台地状部
   分のいずれかへ移動した時にその状態が変わるが、上記
   より低い台地状部分またはより高い台地状部分から上記
   中央台地状部分へ移動してもその状態が変化しないよう
   な特性とされており、上記状態が変化した時に上記モー
   タの動きを反転させるように動作する上記リミット・ス
   イッチと、 を有する、カメラのパン動作を制御する装置。
2. （２）さらに、上記電気的リミット・スイッチを上記モ
   ータ制御手段から切離す切離しスイッチを有する、特許
   請求の範囲第（１）項に記載の装置。
3. （３）さらに、別に２つのリミット・スイッチを有し、
   これらの２つのリミット・スイッチの一方は、あるリミ
   ット・ストップが上記第３のローブに接触することによ
   って上記星形カムを回転させると動作し、また、上記２
   つのリミット・スイッチの他方は、あるリミット・スト
   ップが上記第２のローブに接触することによって上記星
   形カムを回転させると動作するようにされている、特許
   請求の範囲第（１）項に記載の装置。
4. （４）さらに、上記モータを順方向及び逆方向に回転さ
   せるための手動制御装置を有する、特許請求の範囲第（
   １）項に記載の装置。