JPH03131424A - 電解仕上げ加工機の加工液制御装置 - Google Patents
電解仕上げ加工機の加工液制御装置Info
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- JPH03131424A JPH03131424A JP26434989A JP26434989A JPH03131424A JP H03131424 A JPH03131424 A JP H03131424A JP 26434989 A JP26434989 A JP 26434989A JP 26434989 A JP26434989 A JP 26434989A JP H03131424 A JPH03131424 A JP H03131424A
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Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
この発明は、電解加工による仕上げ加工機に係リ、特に
その加工液のPH値を測定しつつ、その値を所定値に保
つよう制御しようとする電解仕上げ加工機の加工液制御
装置に関する。
その加工液のPH値を測定しつつ、その値を所定値に保
つよう制御しようとする電解仕上げ加工機の加工液制御
装置に関する。
[従来の技術]
従来、この種の電解仕上げ加工機としては、特開昭63
−196321号公報で開示されたものがある。しかし
、このものは加工液のPH調整について示唆するところ
がない。又、電解加工)αに関する公知のPH制御装置
としては、特公昭42−22204号公報にて開示のも
の、及び特開昭62−74529号公報にて開示のもの
とがある。前者はワークと電極との加工間隙に噴流介在
せしめる加工液に、酸性液を加工電流量に比例制御させ
ながら添加し、加工液のPH1度を一定に制御するもの
であり、後者は加工槽への電解液供給タンク内のPHを
測定し、これにより該タンク内の加工液のPHを制御す
るものである。
−196321号公報で開示されたものがある。しかし
、このものは加工液のPH調整について示唆するところ
がない。又、電解加工)αに関する公知のPH制御装置
としては、特公昭42−22204号公報にて開示のも
の、及び特開昭62−74529号公報にて開示のもの
とがある。前者はワークと電極との加工間隙に噴流介在
せしめる加工液に、酸性液を加工電流量に比例制御させ
ながら添加し、加工液のPH1度を一定に制御するもの
であり、後者は加工槽への電解液供給タンク内のPHを
測定し、これにより該タンク内の加工液のPHを制御す
るものである。
[発明が解決しようとする問題点]
電解仕上げ加工機で扱うワーク(金型)は、多くクロム
を含む合金鋼であるところから、電解加工するに際して
加工液のPHは増大しやすく、そのPH如何によっては
、六価クロムイオンを生じやすく、加工廃液の処理上不
都合がある。そこで、加工に使用する電解液のPHを厳
しくチエツクし、そのPH調整を行って支障のない液処
理をしなければならない。しかしながら、前者のPH副
制御あっては、電流量とPH調整量とが常に平行して推
移するとの前提になっているので、材質の異なるワーク
を扱う場合にはその都度PH調整量を切り替える煩わし
さがある。
を含む合金鋼であるところから、電解加工するに際して
加工液のPHは増大しやすく、そのPH如何によっては
、六価クロムイオンを生じやすく、加工廃液の処理上不
都合がある。そこで、加工に使用する電解液のPHを厳
しくチエツクし、そのPH調整を行って支障のない液処
理をしなければならない。しかしながら、前者のPH副
制御あっては、電流量とPH調整量とが常に平行して推
移するとの前提になっているので、材質の異なるワーク
を扱う場合にはその都度PH調整量を切り替える煩わし
さがある。
又後者にあっては、電解液供給タンク内のPHを直接測
定し、PHR整をするので、タンクが大型化した場合に
は供給タンク内における調整用の酸性液の混合にむらが
生じやす<PH調整が難しいことと、加工槽内と供給タ
ンク内とのPH値のズレを生じ、制御精度が低下すると
いう不都合があった。
定し、PHR整をするので、タンクが大型化した場合に
は供給タンク内における調整用の酸性液の混合にむらが
生じやす<PH調整が難しいことと、加工槽内と供給タ
ンク内とのPH値のズレを生じ、制御精度が低下すると
いう不都合があった。
[発明の目的]
そこで上記不都合を除去するため、この出願の第1発明
は、特に加工液のPH調整を精度よく行う加工液制御装
置を提供することを目的とし、第2発明は、PH測定用
の電解液を加工槽から取り出して再び復帰する循環を強
制的に行わせることを低コストで実現する加工液制御装
置を提供することを目的とし、 第3発明は、PH測定用の電解液を循環ポンプにより加
工槽から取り出す形式とし、その循環ポンプの空運転を
回避してトラブルのない加工液制御装置を提供すること
を目的とし、 第4発明は、PH調整剤と電解液との混合を促進し、P
H調整をさらに精度向上させた加工液制御装置を提供す
ることを目的とする。
は、特に加工液のPH調整を精度よく行う加工液制御装
置を提供することを目的とし、第2発明は、PH測定用
の電解液を加工槽から取り出して再び復帰する循環を強
制的に行わせることを低コストで実現する加工液制御装
置を提供することを目的とし、 第3発明は、PH測定用の電解液を循環ポンプにより加
工槽から取り出す形式とし、その循環ポンプの空運転を
回避してトラブルのない加工液制御装置を提供すること
を目的とし、 第4発明は、PH調整剤と電解液との混合を促進し、P
H調整をさらに精度向上させた加工液制御装置を提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するためにこの出願における、第1発明
は、加工槽からの電解液を一部収容してPH値を測定す
る電極タンクと、この電極タンク内に設置したPH測定
用電極からの信号に基づいて電解液中にPH調整剤を注
入するPH制御手段とを設けたことを特徴とし、 第2発明は、前記加工槽の電解液を、前記電極タンクへ
供給し、再び加工槽へ戻すための電極タンクからの供給
管を、前記ポンプからの供給管路に連結して前記供給管
に負圧を生ずる負圧発生機構を設けたことを特徴とし、 第3発明は、前記加工槽から、電解液を前記電極タンク
へ供給し、再び加工槽へ戻す循環ポンプと、前記循環ポ
ンプを駆動する電源ラインに介在し、電極タンクへ収容
する電解液の有無を検出するセンサとを設けたことを特
徴とし、 第4発明は、前記PH制御手段によりPH調整剤を注入
した電解液を、前記加工槽内に注入するものであって、
ポンプからの分岐管と合流して加工槽の一隅に吐出する
吐出口と、この吐出口と相互になるべく雌れた位置に設
けた前記循環ポンプの吸入口とを設けたことを特徴とす
る。
は、加工槽からの電解液を一部収容してPH値を測定す
る電極タンクと、この電極タンク内に設置したPH測定
用電極からの信号に基づいて電解液中にPH調整剤を注
入するPH制御手段とを設けたことを特徴とし、 第2発明は、前記加工槽の電解液を、前記電極タンクへ
供給し、再び加工槽へ戻すための電極タンクからの供給
管を、前記ポンプからの供給管路に連結して前記供給管
に負圧を生ずる負圧発生機構を設けたことを特徴とし、 第3発明は、前記加工槽から、電解液を前記電極タンク
へ供給し、再び加工槽へ戻す循環ポンプと、前記循環ポ
ンプを駆動する電源ラインに介在し、電極タンクへ収容
する電解液の有無を検出するセンサとを設けたことを特
徴とし、 第4発明は、前記PH制御手段によりPH調整剤を注入
した電解液を、前記加工槽内に注入するものであって、
ポンプからの分岐管と合流して加工槽の一隅に吐出する
吐出口と、この吐出口と相互になるべく雌れた位置に設
けた前記循環ポンプの吸入口とを設けたことを特徴とす
る。
[作用コ
この出願の発明において、上述の構成により、第1発明
は、比較的小さい電極タンクの設置により直接加工槽の
電解液のPHを測定し、この測定結果に基づいて、酸性
液などのpH;a粘剤を加減して電解液中に注入する。
は、比較的小さい電極タンクの設置により直接加工槽の
電解液のPHを測定し、この測定結果に基づいて、酸性
液などのpH;a粘剤を加減して電解液中に注入する。
第2発明は、PH測定用に電極タンクに収容する電解液
を加工槽から取り出し、再び加工槽に戻す循環を負圧発
生機構によりポンプを使用することなく、強制的に行う
ことができる。
を加工槽から取り出し、再び加工槽に戻す循環を負圧発
生機構によりポンプを使用することなく、強制的に行う
ことができる。
第3発明は、PH測定用に電解液の一部を収容する電極
タンクに加工槽内の電解液をくみ上げる循環ポンプを設
け、この循環ポンプの作動によりくみ上げる電解液の有
無を検知するセンサを設けて、循環ポンプの駆動回路に
介在せしめたので、もしも加工槽に電解液がない場合に
は、循環ポンプは自動的に停止する。
タンクに加工槽内の電解液をくみ上げる循環ポンプを設
け、この循環ポンプの作動によりくみ上げる電解液の有
無を検知するセンサを設けて、循環ポンプの駆動回路に
介在せしめたので、もしも加工槽に電解液がない場合に
は、循環ポンプは自動的に停止する。
第4発明は、PH調整剤を注入した電解液を加工槽内に
供給するに、前記循環ポンプの吸入口から相互になるべ
く離れた位置で小径の分岐管から勢いよく流入させ、調
整剤を注入した電解液が再び循環ポンプの吸入口に吸引
されるまでに、加工槽内の電解液とよく拡散混合する。
供給するに、前記循環ポンプの吸入口から相互になるべ
く離れた位置で小径の分岐管から勢いよく流入させ、調
整剤を注入した電解液が再び循環ポンプの吸入口に吸引
されるまでに、加工槽内の電解液とよく拡散混合する。
[実施例]
以下、図面を参照してこの発明の実施例を詳細かつ具体
的に説明する。
的に説明する。
第1図は、この出願の第1発明の実施例を示すもので、
符号1は加工槽であり、その内部にはワーク2、このワ
ーク2を固定する支持盤3、及びワーク2と微小な間隙
4をおいて対設する電極5とが設けられる。又、符号6
は、硝酸ナトリウムなどの電解液の貯留槽であって、加
工槽1内の電解液を管7及び弁8を介して受は入れると
ともに、管9、ポンプ10、濾過装置11、及び弁12
.13.14を介して再び加工槽1へ供給する構成とす
る。弁12は加工槽1に電解液を供給する大容量の主供
給路をなすものであり、弁13を有する分岐管9aの先
端は図示しないノズルを有し、前記間隙4に向けて電解
液を噴出する。
符号1は加工槽であり、その内部にはワーク2、このワ
ーク2を固定する支持盤3、及びワーク2と微小な間隙
4をおいて対設する電極5とが設けられる。又、符号6
は、硝酸ナトリウムなどの電解液の貯留槽であって、加
工槽1内の電解液を管7及び弁8を介して受は入れると
ともに、管9、ポンプ10、濾過装置11、及び弁12
.13.14を介して再び加工槽1へ供給する構成とす
る。弁12は加工槽1に電解液を供給する大容量の主供
給路をなすものであり、弁13を有する分岐管9aの先
端は図示しないノズルを有し、前記間隙4に向けて電解
液を噴出する。
さらに符号15は、前記加工t’ 1内に開口する管1
6から流出する電解液を受は入れる比較的に小さい電極
タンクであって、その内部には電解液のPHを測定する
ための電極17を設ける。電極タンク15は、便宜上貯
留tWG内に設けるように図示したが、この位置に限定
する理由はない。
6から流出する電解液を受は入れる比較的に小さい電極
タンクであって、その内部には電解液のPHを測定する
ための電極17を設ける。電極タンク15は、便宜上貯
留tWG内に設けるように図示したが、この位置に限定
する理由はない。
一方、符号18は酸性液、例えば硝酸を収容する調整剤
タンクであり、管21及び定量ポンプ19によりくみ上
げて、加工槽1の電解液中へ注入するべく、管21の末
端を前記加工槽lに臨ませる。符号20は、この調整剤
を流通させる管21に設けた逆止弁であり、22は前記
電極17が測定するPH値により定量ポンプ19を作動
させるコントローラである。
タンクであり、管21及び定量ポンプ19によりくみ上
げて、加工槽1の電解液中へ注入するべく、管21の末
端を前記加工槽lに臨ませる。符号20は、この調整剤
を流通させる管21に設けた逆止弁であり、22は前記
電極17が測定するPH値により定量ポンプ19を作動
させるコントローラである。
第2図は、この出願の第2発明の実施例を示すものであ
る。以下、共通部分には同一の符号を付して説明を省略
する。図において、符号23て示す管は電極タンク15
から途中、管21と連結し、その末端を弁14を有する
管9bの側面に連結開口し、管9b内の流速により生ず
る負圧て管23内部に負圧が及ぶ、たとえばオリフィス
などの負圧発生機構とする。この場合、前記電極タンク
15は密閉構造とする必要がある。
る。以下、共通部分には同一の符号を付して説明を省略
する。図において、符号23て示す管は電極タンク15
から途中、管21と連結し、その末端を弁14を有する
管9bの側面に連結開口し、管9b内の流速により生ず
る負圧て管23内部に負圧が及ぶ、たとえばオリフィス
などの負圧発生機構とする。この場合、前記電極タンク
15は密閉構造とする必要がある。
又、第3〜4図はこの出願の第3発明及び第4発明の実
施例を示す。先ず第3図に示す第1実施例において、符
号25は管16に設けた循環ポンプであって、加工槽1
内の電解液をくみ上げて前記電極タンク15に供給する
。また、26は前記管16の加工[1内聞口より上方に
設けた電解液のレベルセンサで、管16に吸入される電
解液の有無を検出する。前記コントローラ22は、この
レベルセンサ26の信号を受けて前記循環ポンプ25の
駆動をも制御する。
施例を示す。先ず第3図に示す第1実施例において、符
号25は管16に設けた循環ポンプであって、加工槽1
内の電解液をくみ上げて前記電極タンク15に供給する
。また、26は前記管16の加工[1内聞口より上方に
設けた電解液のレベルセンサで、管16に吸入される電
解液の有無を検出する。前記コントローラ22は、この
レベルセンサ26の信号を受けて前記循環ポンプ25の
駆動をも制御する。
又、第4図に示す第2実施例においては、管16に設け
た循環ポンプ25の吸入側に、少量のサブタンク27と
その上流にフローセンサ28とを設ける。前記コントロ
ーラ22は、前記フローセンサ28の信号を受けて循環
ポンプ25の駆動を制御する。
た循環ポンプ25の吸入側に、少量のサブタンク27と
その上流にフローセンサ28とを設ける。前記コントロ
ーラ22は、前記フローセンサ28の信号を受けて循環
ポンプ25の駆動を制御する。
さらに第3.4図において、この出願の第4発明の実施
例を示す。PH調整剤を送る管23の末端を、前記弁1
4を有する分岐管9bに連結間口せしめ、該分岐管9b
を前記加工槽1−の隅部にて臨ませて、前記循環ポンプ
25の吸入口である管16の加工槽1への間口部からな
るべく離れた位置に設ける。なお、該分岐管9bは管9
に比し格段に小径とし、ポンプ10の圧力を受けて電解
液が勢いよく流出する構成とする。
例を示す。PH調整剤を送る管23の末端を、前記弁1
4を有する分岐管9bに連結間口せしめ、該分岐管9b
を前記加工槽1−の隅部にて臨ませて、前記循環ポンプ
25の吸入口である管16の加工槽1への間口部からな
るべく離れた位置に設ける。なお、該分岐管9bは管9
に比し格段に小径とし、ポンプ10の圧力を受けて電解
液が勢いよく流出する構成とする。
次に各発明の作用について説明する。
第1発明において、加工槽1内の支持盤3は、ワーク2
を支持固定し、ワーク2と間隙4を隔てて対設する電極
5は、図示しない支持軸に上下動可能に支持する。そし
て、電解液の貯留槽6からポンプlOでくみ上げた電解
液を濾過装置11で濾過し、弁12を開いて前記加工槽
1に充満させる。次いで、前記ワーク2と電極5間にパ
ルス電流を供給することで、ワーク2の表面を溶解させ
る。同時に、前記パルスを供給したあと、前記間隙4に
生ずる加工屑を除去するため、前記電解液を弁13を間
歇的に問いて、管9aから前記間隙4に向けて噴射せし
める。この繰り返しを行って所望の精度のワーク2の光
沢仕上げを完了する。
を支持固定し、ワーク2と間隙4を隔てて対設する電極
5は、図示しない支持軸に上下動可能に支持する。そし
て、電解液の貯留槽6からポンプlOでくみ上げた電解
液を濾過装置11で濾過し、弁12を開いて前記加工槽
1に充満させる。次いで、前記ワーク2と電極5間にパ
ルス電流を供給することで、ワーク2の表面を溶解させ
る。同時に、前記パルスを供給したあと、前記間隙4に
生ずる加工屑を除去するため、前記電解液を弁13を間
歇的に問いて、管9aから前記間隙4に向けて噴射せし
める。この繰り返しを行って所望の精度のワーク2の光
沢仕上げを完了する。
この時、加工槽1内の電解液は、管16の開口から溢流
して貯留槽6内に設けた電極タンク15に流入する。電
極タンク15にはPH測定用の電極17を設けているの
で、ここで加工槽1内の電解液のPHを直接測定するこ
ととなり、その信号をコントローラ22へ送る。コント
ローラ22は別に設けた調整剤タンク18内に吸入口を
開口する定量ポンプ19を作動させて、管21及び逆止
弁20を経て、調整剤を加工槽1に注入し、その電解液
のPHを調整し、所望のPH値を維持する又、定量ポン
プ19は、−回のストロークでは一定量の汲上を行うも
ので、コントローラ22の指令で所定回数作動して所要
量の調整剤をくみ上げる。前記PH測定用の電極17、
調整剤タンク18、定量ポンプ19及びコントローラ2
2等で、PH制御手段を構成する。同じ目的を果たすも
のであれば、これに代えることは可能であり、たとえば
、調整剤タンク18を高ヘツドにして落差により流下さ
せ、定量ポンプに代るソレノイドにより流量調整を図る
こともできる。
して貯留槽6内に設けた電極タンク15に流入する。電
極タンク15にはPH測定用の電極17を設けているの
で、ここで加工槽1内の電解液のPHを直接測定するこ
ととなり、その信号をコントローラ22へ送る。コント
ローラ22は別に設けた調整剤タンク18内に吸入口を
開口する定量ポンプ19を作動させて、管21及び逆止
弁20を経て、調整剤を加工槽1に注入し、その電解液
のPHを調整し、所望のPH値を維持する又、定量ポン
プ19は、−回のストロークでは一定量の汲上を行うも
ので、コントローラ22の指令で所定回数作動して所要
量の調整剤をくみ上げる。前記PH測定用の電極17、
調整剤タンク18、定量ポンプ19及びコントローラ2
2等で、PH制御手段を構成する。同じ目的を果たすも
のであれば、これに代えることは可能であり、たとえば
、調整剤タンク18を高ヘツドにして落差により流下さ
せ、定量ポンプに代るソレノイドにより流量調整を図る
こともできる。
仕上げ加工が完了したならば、コントローラ22、ポン
プ10及びパルス供給用等の各電源を切って、弁8を開
くと加工[1内の電解液は、管7を通って貯留槽6に流
下する。次いで支持盤3との固定を解いて、ワーク2を
取り出す。
プ10及びパルス供給用等の各電源を切って、弁8を開
くと加工[1内の電解液は、管7を通って貯留槽6に流
下する。次いで支持盤3との固定を解いて、ワーク2を
取り出す。
第2発明の場合は、前記電極タンク15を密閉構造とし
、管16及び管23とにより加工槽1に接続する閉じた
回路構成とし、ざらに管23の末端を、弁]4を介して
ポンプ10の圧力により電解液を加工槽1内に供給する
管9bの途中に連結した負圧発生機構を設けであるから
、ポンプ10の運転中は加工槽l内の電解液が強制的に
管16、電極タンク15、管23を経て循環する。加え
て、電極タンク15内に設けたPH測定用電極17によ
り得た測定信号をコントローラ22に送り、定量ポンプ
19を作動させて、調整剤タンク18から調整剤を所望
量だけ逆止弁20を介して前記管23に注入して加工槽
1内の電解液のPHを調整する。
、管16及び管23とにより加工槽1に接続する閉じた
回路構成とし、ざらに管23の末端を、弁]4を介して
ポンプ10の圧力により電解液を加工槽1内に供給する
管9bの途中に連結した負圧発生機構を設けであるから
、ポンプ10の運転中は加工槽l内の電解液が強制的に
管16、電極タンク15、管23を経て循環する。加え
て、電極タンク15内に設けたPH測定用電極17によ
り得た測定信号をコントローラ22に送り、定量ポンプ
19を作動させて、調整剤タンク18から調整剤を所望
量だけ逆止弁20を介して前記管23に注入して加工槽
1内の電解液のPHを調整する。
第3発明においては、前記電極タンク15への電解液の
循環を、管16に設けた循環ポンプ25で行うようにし
、かつ加工槽lの前記管16の吸入口より高いレベル位
置に、電解液の有無を検出するしベルセンサ26を設け
ているので、電解液を循環ポンプ25で管16、電極タ
ンク15、管23を経て加工槽1へと循環させる。循環
させるべき電解液がない場合には、レベルセンサ26の
作用でコントローラ22が循環ポンプ25の作動を停止
する。
循環を、管16に設けた循環ポンプ25で行うようにし
、かつ加工槽lの前記管16の吸入口より高いレベル位
置に、電解液の有無を検出するしベルセンサ26を設け
ているので、電解液を循環ポンプ25で管16、電極タ
ンク15、管23を経て加工槽1へと循環させる。循環
させるべき電解液がない場合には、レベルセンサ26の
作用でコントローラ22が循環ポンプ25の作動を停止
する。
さらに第2実施例のように、前記管16には、サブタン
ク27を設け、その上流側に電解液の流れを検出するフ
ローセンサ28を設けて循環ポンプ25の作動を制御し
てもよい。この場合、循環ポンプ25のレベルを最下位
に、ついでサブタンク27、電極タンク15となるよう
にする。
ク27を設け、その上流側に電解液の流れを検出するフ
ローセンサ28を設けて循環ポンプ25の作動を制御し
てもよい。この場合、循環ポンプ25のレベルを最下位
に、ついでサブタンク27、電極タンク15となるよう
にする。
第4発明においては、前記管23の末端を、前記弁14
を介した小径の分岐管9bに連結し、かつ循環ポンプ2
5の吸入口と相互に離れた位置にて、電解液中に調整剤
を混入して勢いよく加工槽1内に注入せしめたので、電
解液が再び循環ポンプ25の吸入口から吸入されるまで
に、調整剤が電解液によく拡散混合する。なお、加工中
パルスを供給するときは、電解えきは静止状態が望まし
いので、必要に応じて弁14を開閉させて間歇的に注入
させてもよい。
を介した小径の分岐管9bに連結し、かつ循環ポンプ2
5の吸入口と相互に離れた位置にて、電解液中に調整剤
を混入して勢いよく加工槽1内に注入せしめたので、電
解液が再び循環ポンプ25の吸入口から吸入されるまで
に、調整剤が電解液によく拡散混合する。なお、加工中
パルスを供給するときは、電解えきは静止状態が望まし
いので、必要に応じて弁14を開閉させて間歇的に注入
させてもよい。
[効果コ
以上の通りであるから、この出願の各発明は次の効果を
奏する。
奏する。
第1発明は加工槽内の電解液のPH値を直接測定し、こ
れに酸性液を加えてPH副調整行うので、電解液の全体
量に関係なく、加工槽内の電解液のPH値を精度よく制
御できる。
れに酸性液を加えてPH副調整行うので、電解液の全体
量に関係なく、加工槽内の電解液のPH値を精度よく制
御できる。
第2発明は、PH副調整ために形成した電解液の流路の
末端を電解液を供給するポンプの吐出口近傍に連結して
負圧発生機構としたので、PH調整剤を注入するに、循
環のためのポンプを設けることなくPH測定用電解液を
強制循環させることができ、構成が簡略になる。
末端を電解液を供給するポンプの吐出口近傍に連結して
負圧発生機構としたので、PH調整剤を注入するに、循
環のためのポンプを設けることなくPH測定用電解液を
強制循環させることができ、構成が簡略になる。
第3発明は、循環ポンプのくみ上げる電解液の有無をセ
ンサにより判別して循環ポンプの駆動を制御したので、
循環ポンプの空運転、つまりポンプを焼損することが避
けられる。
ンサにより判別して循環ポンプの駆動を制御したので、
循環ポンプの空運転、つまりポンプを焼損することが避
けられる。
第4発明は、PH副調整た電解液を加工(う内に注入す
るに、その吐出口となるべく離れた位置に循環ポンプの
吸入口を設けて勢いよく注入するので、調整剤を電解液
中でよく拡散混合させることができ、PH副調整精度を
一層向上させる。
るに、その吐出口となるべく離れた位置に循環ポンプの
吸入口を設けて勢いよく注入するので、調整剤を電解液
中でよく拡散混合させることができ、PH副調整精度を
一層向上させる。
図はこの出願の発明の実施例を示し、第1図は第1発明
の実施例を示す概念説明図、第2図は第2発明の実施例
を示す概念説明図、第3及び第4図はそれぞれ第3発明
及び第4発明の実施例を示す概念説明図である。 1は加工槽、6は貯留槽、10はポンプ、11は濾過装
置、8.12.13.14は弁、15は電極タンク、1
7はPH測定用の電極、18は調整剤タンク、19は定
量ポンプ、20は逆止弁、22はコントローラ、24は
負圧発生装置、25は循環ポンプ、26はレベルセンサ
、27はサブタンク、28はフローセンサである。
の実施例を示す概念説明図、第2図は第2発明の実施例
を示す概念説明図、第3及び第4図はそれぞれ第3発明
及び第4発明の実施例を示す概念説明図である。 1は加工槽、6は貯留槽、10はポンプ、11は濾過装
置、8.12.13.14は弁、15は電極タンク、1
7はPH測定用の電極、18は調整剤タンク、19は定
量ポンプ、20は逆止弁、22はコントローラ、24は
負圧発生装置、25は循環ポンプ、26はレベルセンサ
、27はサブタンク、28はフローセンサである。
Claims (4)
- (1)次の構成を具備する電解仕上げ加工機の加工液制
御装置。 A、ワークと電極とを電解液中で所定間隙をおいて対設
させ、その極間に加工パルスを供給してワークを仕上げ
加工する加工槽、 B、前記加工槽から取り出した電解液を受ける電解液貯
留槽、及びこの貯留槽から電解液をくみ上げて再び前記
加工槽へ供給するポンプ、 C、前記加工槽からの電解液を一部収容する電極タンク
、 D、この電極タンク内に設置したPH測定用電極からの
信号に基づいて電解液中にPH調整剤を注入するPH制
御手段。 - (2)次の構成を具備する請求項(1)の電解仕上げ加
工機の加工液制御装置。 E、前記加工槽の電解液を、前記電極タンクへ供給し、
再び加工槽へ戻すための電極タンクからの供給管を、前
記ポンプからの供給管路に連結して前記供給管に負圧を
生ずる負圧発生機構。 - (3)次の構成を具備する請求項(1)の電解仕上げ加
工機の加工液制御装置。 F、前記加工槽から、電解液を前記電極タンクへ供給し
、再び加工槽へ戻す循環ポンプ、G、前記循環ポンプを
駆動する電源ラインに介在し、電極タンクへ収容する電
解液の有無を検出するセンサ。 - (4)次の構成を具備する請求項(2)又は(3)の電
解仕上げ加工機の加工液制御装置。 H、前記PH制御手段によりPH調整剤を注入した電解
液を、前記ポンプにつらなる小径の供給管を経て加工槽
に供給する吐出口及びこの吐出口と相互になるべく離反
した位置に設けた前記循環ポンプによる吸入口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26434989A JPH03131424A (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 電解仕上げ加工機の加工液制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26434989A JPH03131424A (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 電解仕上げ加工機の加工液制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03131424A true JPH03131424A (ja) | 1991-06-05 |
Family
ID=17401925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26434989A Pending JPH03131424A (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 電解仕上げ加工機の加工液制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03131424A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010538848A (ja) * | 2007-09-14 | 2010-12-16 | イクストルード ホーン ゲーエムベーハー | 電気化学加工用の方法およびデバイス |
JP2010538851A (ja) * | 2007-09-14 | 2010-12-16 | イクストルード ホーン ゲーエムベーハー | 電気化学処理用のデバイスおよび方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6049531A (ja) * | 1983-08-26 | 1985-03-18 | 三菱電機株式会社 | 開閉器 |
JPS6274529A (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 電解加工法 |
JPS63134126A (ja) * | 1986-11-21 | 1988-06-06 | Mitsubishi Electric Corp | 放電加工装置の加工槽液面調整装置 |
JPS6412920U (ja) * | 1987-07-07 | 1989-01-24 | ||
JPH01115516A (ja) * | 1987-10-28 | 1989-05-08 | Shizuoka Seiki Co Ltd | 電解加工装置 |
-
1989
- 1989-10-11 JP JP26434989A patent/JPH03131424A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010538848A (ja) * | 2007-09-14 | 2010-12-16 | イクストルード ホーン ゲーエムベーハー | 電気化学加工用の方法およびデバイス |
JP2010538851A (ja) * | 2007-09-14 | 2010-12-16 | イクストルード ホーン ゲーエムベーハー | 電気化学処理用のデバイスおよび方法 |
US20110290662A1 (en) * | 2007-09-14 | 2011-12-01 | Extrude Hone Gmbh | Method and Device for Electrochemical Machining |
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