JPH03130277A - ロイコトリエン生合成阻害剤であるトランス・2,3―ジ置換―2,3―ジヒドロ―5―ヒドロキシベンゾフラン - Google Patents

ロイコトリエン生合成阻害剤であるトランス・2,3―ジ置換―2,3―ジヒドロ―5―ヒドロキシベンゾフラン

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JPH03130277A
JPH03130277A JP2252049A JP25204990A JPH03130277A JP H03130277 A JPH03130277 A JP H03130277A JP 2252049 A JP2252049 A JP 2252049A JP 25204990 A JP25204990 A JP 25204990A JP H03130277 A JPH03130277 A JP H03130277A
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Kathleen M Rupprecht
カトリーン エム.ラツプレヒト
Joshua S Boger
ジヨシユア エス.ボジヤー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗炎症剤の新規な2,3−ジ置換−2゜3−ジ
ヒドロ−5−ヒドロキシベンゾフラン、及びこれらの化
合物の合成経路に関する。
抗炎症剤として同様な用途を持つと言われる関連する構
造的種類についていくつかの特許が発行されており、そ
れらは置換されたシンナミル−2゜3−ジヒドロベンゾ
フラン(チャン(Chang) 等、米国特許第4,5
37,903号及び米国特許第4.686,235号)
、5−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン(チ
ャン等、米国特許第4,563,476号)、Hmされ
たフェニル−2,3−ジヒドロベンゾフラン(チャン等
、米国特許第4,713,393号)、フェニルチオメ
チル−6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾピラン
(トンプソン(Thompson) 等・米国特許第4
,558.067号)、及びベンゾフラン−2−カルボ
ン酸エステル(アトキンソン(Atkinson)等、
米国特許第4.663,347号及び米国特許第4.7
45.127号)である。
この発明は5−リポキシゲナーゼへの結合を増強するよ
うに考案された新規な置換形式を含む阻害剤を記述して
いる。上述の化合物のいずれもこの特許出願で請求する
化合物に含まれていない。
5−リポキシゲナーゼ酵素はアラキドン酸のロイコトリ
エンとして知られる化合物の種類への代謝を制御してい
る。従って、リポキシゲナーゼ酵素の阻害はロイコトリ
エンなどの形成を妨げ、又は哺乳動物におけるこれらの
メデイエータ−の害作用を減少させる。
ロイコトリエンはアラキドン酸から5−リポキシゲナー
ゼ酵素系の作用によって生成する新規な生物学的に活性
のメデイエータ−の群である。ロイコトリエンはヒトの
喘息、アレルギー性気管支炎又はアレルギー性鼻炎のよ
うなアレルギー性反応の誘導に重要な役割を果たす。
通常の不安定な前駆物質、ロイコトリエンΔ4から二群
のロイコトリエンが生成する。これらの内第−の群はベ
プチドーリピドロイコi・リエンであり、最も重要なの
はロイコトリエンC4とD4である。これらの化合物は
全体としてアナフィラキシーの遅反応性物質として知ら
れる生物学的活性物質と説明されている。それらは気管
支狭窄の発生、皮膚の血管透過性の増加、及び粘液生産
の促進作用がある。
ロイコトリエンの第二の群の最も重要な化合物はロイコ
トリエンA4から得られるジヒドロキシ脂肪酸のロイコ
トリエンB4である。LTB4は白血球形成を促進しく
化学定性と化学運動性)、毛細管透過性の増加を誘発し
、及び平滑筋収縮を起こす。ロイコトリエンB4はln
g/mlの濃度でマイクロファージと好中球に対して化
学走性活性を持つ。ロイコトリエンの両群は5−リポキ
シゲナーゼ酵素の作用によりアラキドン酸の酸素化に引
き続いて形成される。デイ−・エム・ベーリー(D。
M、Ba1ley)等「アニュアル・リポータ・オブ・
メデイエータ・ケミストリー(Ann、 Rpts、 
Med。
Che+a、)j  (1982年)17巻、203ペ
ージを参照されたい。
ロイコトリエンは又、乾唐、アトピー性皮膚炎、通風性
関節炎及び胆嚢痙縮を含む他の病的状態を仲介する。そ
れらはロイコトリエンC4とD4が冠状動脈及び脳動脈
収縮剤として作用することより心臓血管系疾患にも関与
し、又これらの化合物は心筋層で負のイオン走性効果を
持つこともできる。更に、ロイコトリエンはそれらが白
血球とリンパ球の機能を変える能力があることより炎症
性疾患の重要なメデイエータ−である。ビー・サムエル
ソン(B、Samuelsson) rサイエンス(S
cience) J(1983年)220巻、568ペ
ージを参照されたい。
最後に、本発明は哺乳動物の5−リポキシゲナーゼ酵素
系の阻害剤として作用し、それによりロイコトリエンB
4、C4、D4及びR4の生合成を妨げる式1に示す一
般構造式を有する新規な化合物を提供するものである。
A 発所Ω皿皿 本発明は式I (式中、 Rhは(C,〜ch)−t−アルク−2−エン、又は(
C3〜C6)−アルキル基であり、及びR?はHである
か、又はR?とR6は結合して炭素骨格を有する6員の
飽和、不飽和又は芳香族環と定義される環を形成し、及
び XはH1アルキル基(特に(C,〜C6)−アルキル基
)、フェノキシ基、アルコキシ基、アルコキシアルキル
エーテル基、メルカプトアルキル基、又はハロであり、
及び Yはアルキルエステ・ル基、2−WtA−1,3−ジチ
アン基、(C+〜C6)−アルキル基、又は(C。
〜cb)−ヒドロキシアルキル基である)の新規化合物
又はその医薬的に受諾できる塩に関する。
本発明の好ましい具体化は R6はCH2Cl1 = CH2、又はC1l□CIl
□C113であり、及び R7はHであり、及び Xは(C2〜C6)−アルキル基、又はフェノキシ基で
あり、及び Yはメトキシカルボニル基、ヒドロキシメチレン基、ク
ロロメチレン基、メチル基、2− (1゜3−ジチアン
)基、又はメトキシメチルオキシメチレン基である式(
1)の化合物であり、及び好ましい具体化の特別な種類
は下表に示す通りである。
6 CHzCH=CI3 Ct(zcHzcH:+ CHzCII=CHz C1l□CIl□C11゜ cttzcn=co□ CH□CH。
CLcoユ Ph Ph Ph Cll2CI+3 C112CIl:I Cl1□CI+3 CII□C1h S 。
S 。
CHzCHzCIfz    HOPh      S
  。
S 。
C)lzcH;cHz    HCHzCIIz   
 CHzOHC112CII2CH3HCfhClh 
   CHzOflCIl□CH=CHz    HC
HzcIl z    C1l□CICHzcfl 2
CH3HCHzctl :I    Cll□CICH
2CH=CIl□   It    C1l□C1,C
1l。
CHzcHzctl 3    tl    C1l□
C1(、t    C113CHzcHzctl s 
   HCll 2C1l 3    C1l□0CH
2OC)I:1本発明の化合物は一般に下に示す二つの
工程図で説明する方法、より詳しくはその後の特別な実
施例で説明する方法を用いて都合良く製造される。
工程図■に示すアルデヒドをp−)ルエンスルホン酸の
ような有機スルホン酸の存在下で、ピペリジン、ピロリ
ジン、ジメチルアミン又はジエチルアミンのような第二
アミンと反応させて相当するエナミンを生成させる。次
いでこのエナミンをベンゾキノンで処理し、■−プロモ
ー2−プロペン及びアルコキシド又はアミンでアルキル
化し、次いでシリカゲルクロマトグラフィーによりアミ
ナールを加水分解して所望の5−(2−プロペニルオキ
シ)−2−ヒドロキシ−3−置換−2,3ジヒドロベン
ゾフランAを得ることができる(スカレツキー・エル・
エル(SkaleLzky、 L、L、)、米国特許第
3.317.527号(1967年);スカレツキー・
エル・エル、米国特許第3,337,563号(196
7年);スカレツキー・エル・エル、米国特許第3.4
96,181号(1968年)、次いでこのラクトール
中間物質Aを適当な安定化したライ、7テイヒ試薬と反
応させて所望のアルケンを得、これを塩基性条件下で環
化して5−(2−プロペニルオキシ)−2,3−ジ置換
−2,3−ジヒドロベンゾフランBを得ることができる
。ウィツテイヒ試薬はトリフェニルホスフィン、アルカ
リハロゲン化物及びアルコキシドを使用して0−リフェ
ニルホスホラニリデン)アルカンを生成させることによ
り製造するか、又は市販品を入手することができる。
Bのアリルエーテルは塩素化溶媒中でBCl3又はAl
Cl3のようなルイス(Lewis)酸で処理するか、
又は簡単に加熱してクライゼン転位生成物Cが得られる
。2−プロペニル基に還元する接触的水素添加は5〜1
0%pd/炭素又は他の実行可能な触媒を用いて達成さ
れる。
アリルエーテルBは工程図2に示すようにジイソブチル
アルミニウムヒドリドのようなアルキル金属ヒドリドを
使用するメチルカルボキシレートからアルデヒド又はア
ルコールDへの還元の中間体として使用することもでき
る。アルコールDは例えばリー(Lee)試薬(Ph、
P、 XがCI又はBrのCX4)を用いてハロゲン化
し、ハロゲン化物Eを得ることができる。アルデヒドは
1.3プロパンジチオールとボロントリフルオリドを使
用して2− (1゜3−ジチアン)として保護し、化合
物Gを得るごとがてきる。ハロゲン化物Eは適当なカル
バニオンでアルキル化するか、又はスーパーヒドリドで
還元して脱ハロゲン化し、化合物Fを得ることができる
工11」L (al  ピペリジン、p−TsOll、ベンゼン、還
流、(bl  ベンゾキノン、(cl  KOt −B
u、  I−プロモー2−プロペン、THF、 (d)
  HzO、シリカゲル、(el  Ph5PC)IY
 、 THF 、 (f)  ピペリジン、CI+30
11、還流、(g)  BCI、、cuzch、(h)
  t+z、5%Pd/C。
C113CO□C1l□CI。
工程図1の置換基は一般に RthllはH又は(C3〜C6)   1−アルク−
2−エンであり、 RhはR”又は(C1〜C&)−アルキル基であり、X
は式Iの詳細な説明で定義した通りであり、R’TはH
であるか、又はRとR7は結合してベンゼン環を形成し
及びRhllは水素であり、この場合工程すは1.4−
ナフトキノンを使用し、及び化合物Cの製造に使用する
最終工程は省略され、及び Yは一般に(CIlg)−C(hclli (n = 
Oll、2.3.4、又は5)であり、これは更に工程
図2に示すような他のYの定義に変更されることがある
工程図2 化合物Eは当該技術分野で公知の種々な方法を用いて作
ることができる。
Bmの主 ヒ人 の ゛ この発明は炎症の治療を必要とする患者における炎症の
治療方法にも関する。一般に式(1)の化合物又はその
医薬組成物、詳しくと特に好ましい化合物の有効な無毒
の量を活性成分として患者に投与する。
本発明の有用性を証明するため、式Iの代表的な新規化
合物につき、分離したラットとヒトの多形核白血球(P
MN)におけるロイコトリエンB4(LTB4)の生産
を阻害する能力を評価した。ロイコトリエン生合成を阻
害することが知られている他の化合物はこの試験で活性
を示すことが認められており、従ってこの試験はインビ
ボ活性を予測するのに有用である。これにより投与の用
量と径路を決定するために役立つ。
アロスタブランジンによって仲介される炎症、関節炎状
態、乾廚、喘息、又は他の病気の治療のためには、弐!
の化合物を通常の無毒の医薬的に受諾できる担体、アジ
ュバント及び賦形剤を含む用量単位処方により経口的、
局所的、非経口的、噴霧吸入又は直腸内投与することが
できる。ここで使用する用語「非経口的」は皮下注射、
静脈内、筋肉内、血管内注射又は注入法を含む。マウス
、ラット、ウマ、ウシ、ヒツジ、イヌ、ネコなどのよう
な温血動物の治療の他に、本発明の化合物はヒトの治療
に有効である。
活性成分を含む医薬組成物は経口使用に適した形態、例
えば錠剤、トローチ、ロゼンジ、水性又は油性懸濁液、
分散性粉末又は顆粒、エマルジョン、硬又は軟カプセル
、もしくはシロップ又はエリキシルの形態とすることが
できる。経口使用を意図する組成物は医薬組成物製造の
技術分野で公知の任意の方法により製造することができ
、そのような組成物は医薬的に優美で美味な製剤を2作
るため甘味剤、香味剤、着色剤及び防腐剤からなる群よ
り選ばれる一つ又は複数の薬品を含むことができる。錠
剤はその製造に適した無毒の医薬的に受諾できる賦形剤
と混合した活性成分を含む。ごれらの賦形剤は例えば炭
酸カルシウム、炭酸ナトリウム、乳糖、リン酸カルシウ
ム又はリン酸ナトリウムのような不活性希釈剤;顆粒化
及び崩壊剤、例えばコーンスターチ又はアルギン酸;結
合剤、例えば澱粉、ゼラチン又はアカシア;及び滑沢剤
、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸又は
タルクであることができる。錠剤はコーティングしない
か、又はそれらを公知の方法でコーティングして消化管
内における崩壊と吸収を遅らせ、それによって長期間に
わたって持続する作用を与えることができる。例えば、
グリセリルモノステアレート又はグリセリルジステアレ
ートのような時間遅延材料を使用することができる。そ
れらは米国特許第4.256,108号、第4,166
.452号、及び第4.265.874号に記述された
方法によりコーティングして徐放性の浸透圧治療錠剤を
作ることもできる。
経口使用のための処方は活性成分が不活性固体希釈剤、
例えば炭酸カルシウム、リン酸カルシウム又はカオリン
と混合した硬ゼラチンカプセルとして、又は活性成分を
水又は油性媒質、例えば落花生油、流動パラフィン、又
はオリーブ油と混合した軟ゼラチンカプセルとして与え
ることもできる。
水性懸濁液はその製造に適した賦形剤と混合した活性成
分を含む。そのような賦形剤は)脈濁剤、例えばナトリ
ウムカルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、
ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸ナト
リウム、ポリビニルピロリドン、トラガカントガム及び
アカシアガムであり;分散又は湿潤剤は天然のリン脂質
、例えばレシチン、又はアルキレンオキシドと脂肪酸の
縮合生成物、例えばポリオキシエチレンステアレート、
又はエチレンオキシドと長鎖脂肪族アルコールの縮合生
成物、例えばヘプタデカエチレンオキシセタノール、又
はエチレンオキシドと脂肪酸及びヘキシトールから得ら
れる部分エステルとの縮合生成物、例えばポリオキシエ
チレンソルビトールモノオレート、又はエチレンオキシ
ドと、脂肪酸及びヘキシトール無水物から得られる部分
エステルとの縮合生成物、例えばポリオキシエチレンソ
ルビタンモノオレートであることができる。前記水性懸
濁液は一つ又は複数の防腐剤、例えばp−ヒドロキシ安
息香酸エチル又はn−プロピルを含むこともできる。
油性懸濁液と活性成分を植物油、例えば落花生油、オリ
ーブ油、ゴマ油又はココナツツ油、もしくは流動パラフ
ィンのような鉱物油に懸濁することにより処方すること
ができる。油性懸濁液は増粘剤、例えば蜜蝋、硬パラフ
ィン又はセチルアルコールを含むことができる。これら
の組成物はアルコルビン酸のような抗酸化剤の添加によ
り保存することができる。
分散性粉末と顆粒はそれらを水と混合して水性懸濁液を
製造するのに適している。それらは分散又は湿潤剤、懸
濁剤及び一つ又は複数の防腐剤と混合した活性成分を提
供する。適当な分散又は湿潤剤及び懸濁剤の例は既に上
で述べたようなものである。
本発明の医薬組成物は水中油型エマルジョンの形態とす
ることもできる。油相は植物油、例えばオリーブ油又は
落花生油、もしくは鉱物油、例えば流動パラフィン、も
しくはそれらの混合物とすることができる。適当な乳化
剤は天然のガム、例えばアカシアガム又はトラガカント
ガム、天然のリン脂質、例えば大豆レシチン、及び脂肪
酸と・\キシトール無水物から得られるエステル又は部
分エステル、例えばソルビタンモノオレート、及び前記
部分エステルのエチレンオキシドとの縮合生成物、例え
ばポリオキシエチレンソルビタンモノオレートであるこ
とができる。
本発明の医薬組成物を含む軟膏は当該技術分野で公知の
他の方法の中から、活性成分をグリコール、低級アルカ
ノール及び水;ゲル化剤;及び任意にアジピン酸ジイソ
プロピル、セバシン酸ジエチル、カプロン酸エチル及び
ラウリン酸エチルのようなアジュバントからなる媒質と
配合するごとにより製造することができる。適当なグリ
コールはプロピレングリコール、ブチレングリコール、
ポリエチレングリコールなどを含む。一般に、ジイソプ
ロピルアミン及びトリエチルアミンのような有機アミン
であらかじめ中和したカルボキシビニル重合体、又はセ
ルロース(例えばヒドロキシエチルセルロース、メチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロース)がゲル化剤として使用される。
本発明の化合物は薬品を直腸内投与するための生薬の形
態で投与することもできる。これらの組成物は薬品を、
通常の温度で固体であるが直腸内温度で液体となり、そ
れにより直腸内で溶融して薬品を放出する適当な無刺激
性の賦形剤と混合することにより製造することができる
。そのような材料はココアバターとポリエチレングリコ
ールである。
好ましい投与径路は経口径路であるが、乾廚のような皮
膚病の治療の場合の好ましい投与径路は典型的には局所
径路である。経口投与においては薬品を錠剤、カプセル
、溶液、懸濁液又は粉末のような通常の用量形態のどの
形でも使用でき、又同時供給又は徐放性形態で使用する
ことができる。
多数の通常の賦形剤又は錠剤用助剤も同様に含有させる
ことができる。
1日当たり体重kg当たり0.2■〜140■(1日当
たり患者−人当たり10■〜7g)の投与水準が上述の
状態の治療に有用である。例えば、炎症は1日当たり体
重kg当たり約0.5〜50■の化合物(1日当たり患
者−人当たり25■〜5g)を投与することにより有効
に治療される。
単位用量を作るために担体材料と配合することができる
活性成分の量は治療する患者及び特定の投与方法により
変動させることができる。用量単位形態は一般に約25
■〜約tgの活性成分を含む。
しかしながら、任意の特定の患者の特有な用量水準は使
用する特有な化合物の活性、年齢、体重、−船釣健康状
態、性別、食事、投与時間、投与径路、排出速度、薬品
の組み合わせ、及び治療を受ける特定の病気の重篤度を
含む種々な要因によることは理解されるであろう。
式Iの代表的化合物につき下記の二つの試験法を用いて
試験した。
A、ヒl−PMNの看。−+1 7日間医薬摂取を絶った同意したボランティアから尺側
手根屈筋の静脈穿刺により人血を採取する。この血液に
直ちに10%(V/V)クエン酸三ナトリウム(0,1
3M)又は5%(v / v )ナトリウムヘパリン(
100010/+nIりを添加する。
PMNは本質的にボユム(ポユム・ニー(Boyum。
A、)[スカンド・ジエー・タリノ・ラブ・インベスト
 (Scand、 J、 Cl1n、 Lab、 In
vest、) J (1968年)21巻(補it!1
97)、77ページ)の記述により、抗凝血化した血液
から、デキストラン沈降とフ4]ル・ハイベーク(Fi
col 1−Ilypaque)  (比重1.077
)による遠心分離により分離しする。
混在する赤血球をトリス(Tris)緩衝液(pH7,
65)中塩化アンモニウム(0,16M)に接触させて
溶血させて除き、PMNをCa”°(1,4mM)  
とMgZ+(0,7mM)を含むHEPES C15m
M)1U街剤添加ハンクス(flanks)平衡化塩類
溶液(pH7,4)に5X10’細胞/yR1の濃度で
再)u濁する。生存率をトリパンブルー排除試験により
評価し、典型的には98%より大である。
B 、   −ト                白
        (PMN)ニューヨーク(NY) 、
ジャーマンタウン(German town)に存在す
るタコニックeファームス(Taconic Farm
s)から雄のスプレーグ・ドーリ−(Sprague−
Dawley) ラットを購入した。動物は標準のベレ
ット飼料と任意量の水で維持した。誘発したPMNを腹
腔滲出物から次のように調製した。すなわち、8 ml
の12%のナトリウムカゼイネートを雄うソ1−の腹腔
内に注射した。18〜20時間後ラットをCO□で殺し
、NaHCOlを含まず、アール(Esrle)塩、L
−グルタミン、及び30mMHEPESを含むイーグル
(Eagle) M E M (pH7,7)で腹腔を
洗浄した。PMNを遠心分離により分離し、MEMで洗
浄し、レンズスペーパーで濾過して凝集塊を除き、1×
10?細胞/ mlの濃度に調節した。
次の実施例は式(1)の化合物の製造を例証するもので
あって、添(=Jの特許請求の範囲に示す発明を限定す
るものと考えるべきではない。
製造 6、0 Og (60mmole)のヘキサナールの試
料と7、 Oml (70mmole)のピペリジンを
ティーン・スターク(Dean−5tark)コンデン
サーを付した50〇−の丸底フラスコ中の100mj!
のベンゼンに添加した。次いで、0.500 g (2
,90mmole)のp−トルエンスルホン酸を添加し
、溶液をすべての水が除かれるまで還流下で4時間加熱
した。溶液を減圧下で濃縮し、残留物を75m1の乾燥
ベンゼンに溶解した。この溶液を1000−容のフラス
コ中の100−の乾燥ベンゼン中6.OOg(60mm
ole)の1,4−ベンゾキノンの溶液に速やかに攪拌
しながら滴下添加した。溶液は添加の間暖かくなり、白
色固体が生成し、液体部分は暗赤色になった。反応混合
物のTLC(20%酢酸エチル−ヘキサン)はすべての
ベンゾキノンが4時間後には消費されたことを示した。
固体を300 mlのTHFを添加して溶解し、溶液を
水浴中で0℃に冷却した。次いで20.2 g (18
0mmole)のカリウム・t−ブトキシドと13.2
 g (180mmole)の臭化アリルを添加し、混
合物を室温で24時間攪拌した。溶液をエーテルと水の
間で分配し、水層を2倍量のエーテルで洗浄した。エー
テル層を11’1HcI 、次いで飽和Na1lCOz
溶液及び飽和NaCl溶液で順次洗浄した。合併した抽
出液を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮して暗褐色油
状物を得た。残留物を20%酢酸エチル−ヘキサンを使
用するフラッシュクロマトグラフィー(12canカラ
ム)により精製して10.8g(73%)の淡いオレン
ジ色の油状物を得た。この物質の蒸留を試みた結果アリ
ルフェニルエーテルの熱誘導クライゼン転移が起こった
’HNMR(200MHz、  CDCl5)  : 
  δ0.92(t、  J=7Hz、  38)、1
.36(m、 48) 、1.56(m、 1.751
1. )ランス異性体)、1.1BCm、 0.25B
、シス異性体) 、3.08(dt、 J=6.5゜2
Hz、 0.851!、  )ランス異性体) 、3.
28(dt、 J=6.5゜6)1z)、4.46(d
t、  J、5.5.1.5Jlz、2)り、5.26
(dq、  J。
10.5.1.5Hz、 l1l)、5.38(dq、
 J=17.1.5pz、 LH)、5.6Hd、 J
=2Hz、 0.85H,トランス異性体) 、5.8
9(d、 J=6Hz、 0.15fl、  シス異性
体) 、6.03(dat、 J。
17、 10.5. 5.5Hz、  IH)、6.7
2(m、  211)  、6.80(m。
1ll)  ; El質量スペクトル、(m/e )  : 248(2
2,M” )、208(50)  、189(10) 
 、163(14)  、147(16)  、123
(24)、9B(100)  、77(10)、57 
(20)、55(42)。
製造 30、dのTHF中2.48 g (10,0mmol
e)の実施例11工程Aの化合物と7.14 g (2
0mmole)のメチル(トリフェニルホスホラニリデ
ン)アセテートの溶液を還流下で加熱した。3時間後す
べての出発物質は消費され、溶液を減圧下で濃縮した。
残留物をエーテルに取り、濾過して未反応の固体を除い
た。濾液を濃縮し、15%酢酸エチルへキサンを使用す
るフラ・ノシュクロマトグラフィ  (3cmカラム)
により精製して2.61 g (86%)の淡いオレン
ジ色油状物を得た。
’IINMR(200MIIz、 CDC13)  :
    δ0.87(t、  J=711z、  3H
)、1.30(m、 4H) 、1.75(q、 J=
711z、 2H)、3.72(s、 311)、3.
80(dq、 J=7Hz、 2H) 、4.49(d
t、 J=5.5.1llz。
2H) 、5.24(dat、 J=10.5.1.5
.1llz、 1tl) 、5.37(dat、 J=
17.1.5.1llz、 III) 、5.82(d
d、 J=15.5211 z )、6.02(dat
、 J=17.10.5.1llz、 1ll)、6.
65(m、 311) 、7.12(dd、 J=15
.5.711z、 l1l) ;FAB¥を量スペクト
ル、(m/e )  459(110、M+マトリック
ス) 、305(12、M + If )?−&−j二
二し因洗追 10dのメタノール中1.24 g (5,0mmol
e)の実施例1、工程Bの化合物と0.5 ml−(0
,5mmole)のピペリジンの溶液を還流下で加熱し
た。1時間後、環化の完了をTLC(20%酢酸エチル
−ヘキサン)で確認し、溶液を減圧下で濃縮し、15%
酢酸エチル−ヘキサンを使用するフラッシュクロマトグ
ラフィー(3cmカラム)により精製して1.17g(
94%)の淡黄色油状物を得た。
NMR(200MH2,CDC13) :  δ0.9
1(t、 J=711z、 38)、1.36(m、 
 411)  、 1.67(m、  211)  、
 2.57(八B、  dd、  J。
16、5.511z、 1)1)、2.73(AB、 
dd、 J=16.7.511z。
III) 、3.03(dt、 J=6.5.511z
、 IH)、3.72(s、 311)、3.76(s
、 0.111.  シス異性体0CH3)、4.45
(di、 J=5.5.1.5)1z、 2)1) 、
4.82(ddd、 J=7.5.5.5.5Hz。
IH) 、5.26(dq、 J=10.5.1.51
1z、 1)1) 、5.39(dq。
J=17.1.5Hz、 IH)、6.03(dat、
 J=17.10.5.5.511z、 IH) 、6
.68(+o、 28) 、6.75(m、 IH);
FAR質量スペクトル(mle ) : 305(10
0、M+H)。
−6−(2−プロペニル)−2−ベンゾ20m1のCl
1zch中1゜50 g (5,0mmol)の実施例
1、工程Cの化合物の溶液を窒素ガス下で0℃に冷却し
た。次いでCllCl□中IMBCh溶液の5、0 d
を滴下添加し、溶液を室温で30分間攪拌した。10−
の飽和NaHCO3溶液を添加して反応を停止し、混合
物をエーテルと水の間で分配した。
有機抽出液を飽和Na1lCOz溶液とプラインで洗浄
し、にgsO,上で乾燥し、濃縮して油状物を得た。
これを10%酢酸エチル−ヘキサンを使用するフラッシ
ュクロマトグラフィー(3cmカラム)により精製して
1.04g(68%)の無色油状物を得た。
’IINMR(200M)Iz、 CDC13) : 
 δ0.91 (t、 J=711z、 311)、1
.36(m、 48) 、1.67(…、 2)1) 
、2.57(An、 dd、 J・16、5.5H2,
IH)、2.73(AB、 dd、 J=16.7.5
)1z。
IH) 、3.03(dt、 J=6.5.511z、
 l1l)、3.36(m、 2H)、3.72(s、
 311) 、3.76(s、 0.11+、  シス
異性体0CII+)、4.82(ddd、 J=7.5
.5.5.511z、 110.5.18(m、 3H
)、6.68(s、  IH)  、6.75(s、 
 IH)  ;FAB質量スペクトル(mle ) :
 305(100、M+H)。
4.82(ddd、  J=7.5. 5.5. 5H
z、  IH)、6.68(s、  III)  、6
.75(s、  11)  ; FAB質量スペクトル(mle ) : 307(10
0、M+H)。
10dの酢酸エチル中0.250g(0,816mmo
l)の実施例1、工程りの化合物と50■の5%Pd/
Cの溶液を2.8 kg/ am”(40psi)のH
2ガス下で1時間振盪した。溶液をセライトで濾過し、
濾液を濃縮して無色の油状物を得た。これを10%酢酸
エチル−ヘキサンを使用するH P L C(シリカゲ
ル、ワットマン・マグナム(WhatmanMagnu
m) 20)により精製して0.212g(65%)の
無色油状物を得た。
’ IINMR(200MHz 、 CDCl z) 
:  60.98m、 611) 、1.36(m、 
4H) 、1.67(m、 411) 、2.52(t
、 J=711z、 211)、2.57(AB、 d
d、 J=16.5.5Hz、 18) 、2.73(
AB、 dd。
J=16.7.5Hz、 IH)、3.03(dt、 
J=6.5.511z、 1tl)、3.72(s、 
3H) 、3.76(s、 0.IH,シス異性体0C
lh)、8、21 g (50mmole)の4−フエ
ノキシーブクナールの試料と10.0 ml (100
0mmole)のピペリジンをディーン・スタークコン
デンサーを付した500−丸底フラスコ中の250dの
ベンゼンに添加した。次いで0.500 g (2,9
0nu++ole)のp−)ルエンスルホン酸を添加し
、溶液をすべての水が除かれるまで還流下で4時間加熱
した。溶液を減圧下で濃縮し、残留物を60m1の乾燥
ベンゼンに溶解した。この溶液を5QmIlの乾燥ベン
ゼン中5.40 g (50mmole)の1.4−ベ
ンゾキノンの速やかに攪拌されている溶液が入った10
00mのフラスコに滴下添加した。添加の間溶液は暖か
くなり、白色固体が生成し、液体部分は暗赤色になった
。反応混合物のTLC(20%酢酸エチル−ヘキサン)
はすべてのベンゾキノンが4時間後に消費されたことを
示した。100−のT HFを添加して固体を溶解し、
溶液を水浴中で0℃に冷却した。次いで11.2 g 
(100mmole)のカリウム・1−ブトキシドと6
 g (81mmole)の臭化アリルを添加し、混合
物を室温で24時間攪拌した。
溶液をエーテルと水の間で分配し、水層を2倍量のエー
テルで洗浄した。エーテル抽出液をI MHCI、次い
で飽和NaHCO,溶液と飽和NaC1溶液で順次洗浄
した。合併した抽出液を硫酸マグネシウム上で乾燥し、
濃縮して暗褐色油状物を得た。残留物を20%酢酸エチ
ル−ヘキサンを使用するフラッシュクロマトグラフィー
(12cmカラム)により精製して7.61g(51%
)の淡いオレンジ色油状物を得た。この物質の蒸留を試
みた結果アリルフェニルエーテルの熱誘導クライゼン転
位が起こった。
’IINMR(200Mllz、 CDCl5) : 
 62.15(t、 J=7Hz、 211)、3.4
0(t、 J=6Hz)、4.15(t、 J=7Hz
、 2H)、4.46(m。
2fl)  、 5.26(dq、  J=10.5.
 1.511z、  1ll)  、 5.38(dq
J=17.1.1.5Hz、 IH)、5.61(d、
 J=211z、 0.85H,)ランス異性体) 、
5.89(d、 J=6Hz、 0.15H,シス異性
体) 、6.03(ddt、 J=17.10.5.5
.511z、 11()、6.75−6.80(m、 
211)、6.95(m、 311) 、7.30(m
、 211);FAB質量スペクトル(m/e ) :
 301(100、M+H)。
9、01 g (30,0mmole)の実施例3、工
程への化合物と21.4 g (60mmole)のメ
チル(トリフェニルホスホラニリデン)アセテートのT
HF?容液1000dを還流下で加熱した。2時間後す
べての出発物質は消費され、溶液を減圧下で濃縮した。
残留物をエーテルに取り、未反応の固体を濾過して除い
た。濾液を′a縮し、10%酢酸エチル−ヘキサンを使
用するフランシュクロマトグラフィ  (3cmカラム
)により精製して9.24g(84%)の淡いオレンジ
色油状物を得た。
’IINMR(200MHz、 CDC13) :  
δ2.15(t、 J=711z、 211)、3.7
2(s、 3H) 、3.8−4.2(m、 3H)、
4.49(dt、 J=5.5゜IH2,211)、5
.24(dat、 J=10.5.1.5. IHz、
 l1l)、5.37(dat、 J=17.1.5.
 IHz、 LH) 、5.82(dd、 J=15.
5.211z)、6.02(dat、 J=17.10
.5.1llz、 IH)、6.65−7.0(m、 
2H) 、7.12(dd、 J=15.5.7tlz
、 III)、7.30(m、 211) : FAB質量スペクトル(m/e ) : 3(i7(1
00、M+lI)。
後、TLC(20%酢酸エチル−ヘキサン)で環化の完
了を確認し、溶液を真空下で濃縮し、15%酢酸エチル
−ヘキサンを使用するフラッシュクロマトグラフィー(
3cmカラム)により精製して1.17g(94%)の
淡いオレンジ色油状物を得た。
’IINMR(200MIIz、 CDClり :  
δ2.15(t、 J=711z、 211)、2.5
7(AB、 dd、 J=16.5.5Hz、 IH)
 、2.73(八B、 dd。
J=16.7.511z、 l1l)、3.3(m、 
In)、3.72(s、 3H)、4、IHt、 J=
711z、 28)、4.45(dt、 J=5.5.
511z、 211)、4.95(ddd、 J=7.
5.5.5.5Hz、 III)、5.26(dq、 
J=10.51.5Hz、 IH) 、5.39(dq
、 J=17.1.5Hz、 III)、6.03(d
at、 J=17.10.5.5.511z、 l1l
)、6.68(m、 211)、6.75(+++、 
IH) 、6.90(m、 3H) 、7.30(m、
 21+) ;FAB質量スペクトル(m/e)  :
 367(100、M)11)。
lO艷のメタノール中1.24 g (5,0mmol
e)の実施例3、工程Bの化合物と0.5 yd (0
,5mmole)のピペリジンの溶液を還流下で加熱し
た。1時間ニル)−2−ベンゾフラニル)アセテ−上!
19ユ 25dのCH2Ch中2.56 g (7,0mmol
e)の実施例3、工程Cの化合物の溶液を窒素ガス下で
0℃に冷却した。次いでCH2Ch中I MBCI3溶
液の7.5−を滴下添加し、溶液を室温で45分間攪拌
した。15−の飽和Na1lCO,溶液を添加して反応
を停止し、混合物をエーテルと水の間で分配した。
有機抽出液を飽和Na1lCOz溶液とブラインで洗浄
し、MgSO4上で乾燥し、濃縮して油状物を得た。
これを20%酢酸エチル−ヘキサンを使用するフランシ
ュクロマトグラフィー(3cmカラム)により精製して
2.15g(84%)の無色油状物を得た。
’HNMR(200MHz、 CDC13) :  δ
2.15(t、 J=711z、 211)、2.57
(AB、 dd、 J=16.5.5tlz、 1)1
) 、2.73(AB、 ddJ=16.7.511z
、 LH)、3.36(m、 311) 、3.72(
s、 38)、4、IHt、 J=7Hz、 2H)、
4.95(ddd、 J=7.5.5.5Hz。
IH) 、5.18(m、 3)1) 、6.68(s
、 Hl) 、6.75(s。
1tl) 、6.90(m、 3H) 、7.30(m
、 2H) ;FAB質量スペクトル(m/e)  :
 367(100、M+ll)。
次11」( 上 0、250 g (0,682mmole)の実施例3
、工程りの化合物と50■の5%Pd/Cの酢酸エチル
溶液6−を2.8 kg/ am”  (40psi)
のH2ガス下で45分間振盪した。溶液をセライトで濾
過し、濾液を濃縮して無色油状物を得た。これを10%
酢酸エチル−ヘキサンを使用するHPLC(、シリカゲ
ル、ワットマン・マグナム20)により精製して0.2
13g(85%)の無色油状物を得た。
’HNMR(200Mllz、 CDCl:l) : 
 δ0.97(t、 J=711z、 311)、1.
62(m、 2B) 、2.15(t、 J=711z
、 2H)、2.52(t、 J。
611z、 211)、2.57(AB、 dd、 J
=16.5.511z、 l1l)、2.73(AB、
 dd、 J=16.7.5Hz、 IH) 、3.3
6(m、 III)、3.72(s、 38) 、4.
IHt、 J=7Hz、 2)1)、4.95(ddd
J=7.5.5.5.5Hz、 1ll)、6.68(
s、 IH) 、6.75(s。
IH) 、6.90(m、 3H) 、7.30(m、
 2H) ;FAB質量スペクトル(m/e)  : 
369(100、M+lI)。
20m1のトルエン中3.04 g (10mmole
)の実施例1、工程Cの化合物の溶液を一78℃に冷却
した。次いでl−ルエン中1.5 MDIBAL−11
の2Qml!(30mmole)を添加し、溶液を一7
8℃で2時間攪拌し、2時間かけて室温まで昇温させた
。20m1の2 MHCIで反応を停止し、混合物を酢
酸エチルと水の間で分配した。有機層を2111+tc
t 、 飽和NaC1溶液で洗浄し、Mg5On上で乾
燥し濃縮した。残留物の30%酢酸エチル−ヘキサンを
使用するシリカゲル上のクロマトグラフィーにより1.
(i2g−(59%)の無色油状物を得た。
’IINMR(200Mtlz、 CDCl:l) :
  δ0.91 (t、 J=7Hz、 3H)、1.
36(m、 48) 、1.67(m、 4H) 、2
.70(s、 III)、3.03(dt、 J=6.
5.511.z、 III)、3.75(t、 J=6
11z、 211)、4.45(dt、 J=5.5.
1.511z、 211)、4.82(ddd、 J=
7.5゜5.5.511z、 IIり 、5.26(d
q、 J=10.5.1.5Hz、 III)、5.3
9(dq、 J=17.1.5Hz、 III) 、6
.03(ddd、 J=17゜10.5.5.511z
、 IH)、6.68(s、 III) 、6.75(
s、 1ll);FAB質量スペクトル(m/e)  
: 27?(100、M+lI)。
1、50 g (5,42mmole)の実施例5、工
程Aの化合物のCH2Cl、溶液20−を0℃に冷却し
た。
次いでCHzCh中BChの1.0M溶液の6 mlを
添加し、溶液を室温で1時間攪拌した。”10m1の飽
和Na1lCOz溶液で反応を停止し、混合物をエーテ
ルと水の間で分配した。水層をエーテルで洗浄し、エー
テル層をNa1lCO:+溶液と飽和NaCl溶液で順
次洗浄した。合併した有機抽出液をMgSO4上で乾燥
し、濃縮して1.53g(100%)の無色油状物を得
た。
’HNMR(200MHz、  CDC13)  : 
   δ 0.91(t、  J=7Hz、  311
)  、1.36(m、 4H) 、1.67(m、 
4H) 、2.70(s、 LH)、3.03(dt、
 J=6.5.5tlz、 III)、3.40((m
、 211)、3.75(t、 J=6Hz、 211
)、4.82(ddd、 J=7.5.5.5.511
z、 l1l)、5.20(m、 3H) 、6.68
(m、 28) 、6.75(m、 III) :FA
B質量スペクトル(m/e)  : 27?(100、
Mill)。
2.70(s、  LH)、、3.03(dt、  J
=6. 5.51(z、  LH)、3.75(t、 
 J=611z、  211)、4.82(ddd、 
 J=7.5. 5.5. 5Hz、  111)、6
.68(s、  211)  、6.75(s、  I
H)  ;FAB質量スペクトル(m/e)  : 2
77(100、M+H)。
FAB質量スペクトル(m/e)  : 279(10
0、Mill)。
10−の酢酸エチル中0.250g(0,904mmo
le)の実施例5、工程Bの化合物と50owの5%P
d/C触媒の溶液を2.8 kg/ Cl02(40p
si)のH2ガス下で4時間攪拌した。溶液をセライト
で濾過し、濃縮して均質な淡黄色油状物を得た。
HNMR(200MHz、 CDC13) :  δ0
.91(m、 6H)、1.36(m、  4B)  
、1.67(+++、  611)  、2.50(t
、  J=711z、  211)、5 dのトルエン
中0.735 g (2,0mmole)の実施例3、
工程Cの化合物の溶液を一78°Cに冷却した。次いで
1.5−の1.5 MDIBAL−H溶液を滴下添加し
、溶液を一78℃で1時間攪拌した。2Mメタノール性
11cIを滴下添加して反応を停止し、混合物をエーテ
ルと0.5 MHCIの間で分配した。エーテル層を飽
和Na1lCOz溶液と飽和NaC1溶液で洗浄し、?
’1gSO4上で乾燥し、濃縮した。油状残留物と1艷
の1.3−プロパンジチオールのCHzCh溶液(51
dl)をo ’cに冷却し、l MBI’3−アテレー
トのCIl□Ch溶液2.5 mlを添加した。混合物
を室温で1時間攪拌し、次いでエーテルと2MNa01
1溶液の間で分配した。エーテル層を2MNa0Il 
、飽和NaHCOsfJ液、及び飽和NaC1溶液で洗
浄し、Mg5O。
上で乾燥し、濃縮した。残留物を10%酢酸エチル−ヘ
キサンを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより
精製して0.514g(60%)の無色油状物を得た。
’flNMR(200Mllz、 CDCl5) : 
 δ1.80−2.3(m、 611)、2.65−2
.9(m、 4B) 、3.3(m、 1)1)、4.
IHt、 J=711z。
21+) 、4.28(dd、 J=6.5.4+1z
、 IH)、4.45(dt、 J=5.5.1.!J
z、 28) 、4.95(ddd、 J=7.5.5
.5.5+1zIII) 、5.26(dq、 J=1
0.5.1.511z、 1ll) 、5.39(dq
J=17.1.511z、 IH)、6.03(dat
、 J=17.10.5.5.511z、 LH) 、
6.68(s、 1)1) 、6.75(s、 1ll
) 、6.90(m+  IH)  、7.30(n、
  2H)  ;FAB質量スペクトル(m/e)  
: 427(100、M+H)。
0、524 g (1,20mmole)の実施例7、
工程Bの化合物のCH2C1g溶液10−を0℃に冷却
した。
次いでCH2Cl2中BChの1.0M溶液の1.5 
rniを添加し、溶液を室温で30分間攪拌した。1o
rnlの飽和NaflCOz溶液で反応を停止し、混合
物をエーテルと水の間で分配した。エーテル層をNa1
lC03溶液と飽和 NaCI溶液で洗浄した。合併し
た有機抽出液をMg5Oa上で乾燥し、濃縮して無色油
状物を得、これをヘキサンで磨砕して0.345g(6
7%)の白色針状物を得た。
mp71−73℃; IINMR(200MIIz、 CDC13) :  
δ1.80−2.3(m、 6H)、2.65−2.9
(m、 411) 、3.3(m、 111)、3.3
8(m、 211)、4、IHt、  J=7Hz、 
 28)、4.28(dd、  J=6.5. 411
z、  LH)、4.95(ddd、  J=7.5.
 5.5. 5Hz、III)  、5.20(m、 
 3H)  、6.68(s、  IH)  、6.7
5(s、  III)  、6.90(m、  3H)
  、7.30(m、  211)  ; FAB質量スペクトル(m/e)  : 427(10
0、M+tl)。
J=711z、  28)、2.65−2.9(m、 
 4H)  、3.3(m、  III)、4.11(
t、  J=7ilz、  211)、4.28(dd
、  J=6.5. 411z、  IH)、4.95
(ddd、  J=7.5. 5.5. 5Hz、  
IH)、6.68(s、  3H)  、6.75(s
、  1ll)  、6.90(+s、  311) 
 、7.30(m、  211)  :FAB質量スペ
クトル(m/e)  : 429(100、M+H)。
5ydの酢酸エチル中0.250 g (0,590m
mole)の実施例7、工程Bの化合物と50■Pd/
Cの溶液を2.8 kg/ cta”  (40psi
)のH2ガス下で1時間攪拌した。溶液をセライトで濾
過し、濾液を′a縮して無色油状物を得た。これを20
%酢酸エチル−ヘキサンを使用するHPLC(シリガケ
ル、ワットマン・マグナム20)で精製して0.191
g(77%)の無色油状物を得た。
’HNMR(200MHz、 CDCIB) :  δ
0.97(t、 J=6.5Hz。
3H) 、1.60(o+、 211) 、1.80−
2.3(m、 611) 、2.5(t。
0、985 g (3,56mn+ole)の実施例5
、工程Aの化合物、1.34 g (7mmole)の
p−1ルエンスルホニルクロリド、及び2dのピリジン
のC1l□C12溶液を室温で4時間攪拌した。溶液を
エーテルと水の間で分配し、エーテル層を飽和Nafl
COn溶液と飽和NaC1で洗浄し、Mg5O,上で乾
燥し、濃縮した。油状残留物を10%酢酸エチル/ヘキ
サンを使用するシリカゲル上のクロマトグラフィーによ
り精製して1.32gの均質な油状物を得た。
’tlNMR(200MI(z、  CDCl:l) 
 :    δ 0.91(t、  J=7t!z、 
 3H)  、1.36(m、 4H) 、1.67(
m、 411) 、2.53(s、 311)、2.7
0(s、 IH) 、3.03(dt、J=6.5.5
11z、 III) 、4.45(dt、 J=5.5
.1.51(z、 2H)、4.65(t、 J=6H
z、 211)、4.82(ddd、 J=7.5.5
.5.5Hz、 IH)、5.26(dq、 J=10
.5.1.5Hz、 l1l)、5.39(dq、 J
=17.1.5Hz、 111)、6.03(dat、
 J=17.10.5.5.5tlz、 l1l)、6
.68(m、 21+)、6.75(m、 IH) 、
7.40(d、 J=8Hz、 2H)、8.10(d
、 、r=8Hz、 IH) ; FAB fi量スペクトル(m/e)  : 431(
100、M+Il)。
チルと水の間で分配した。エーテル層を飽和NaHCO
=溶液と飽和NaC1溶液で洗浄し、MgSO4上で乾
燥し、濃縮した。油状残留物を高真空下で24時間乾燥
し、次いで10%酢酸エチル−ヘキサンを使用するシリ
カゲル上のクロマトグラフィーにより0.245g(9
4%)の無色油状物を得た。
’IINMR(200Mtlz、 CDC13) : 
 δ0.91 (m、 6H)、1.36(m、 4H
) 、1.67(m、 4H) 、3.03(dt、 
J=6.5.511z。
18) 、4.45(dt、 J=5.5.1.5fl
z、 2H)、4.82(ddd。
J=7.5.5.5.511z、 1ll)、5.26
(dq、 J=10.5.1.511z。
l1l) 、5.39(dq、 J=17.1.511
z、 E) 、6.03(ddL。
J=17.10.5.5.5Hz、 IH)、6.68
(m、 2H) 、6.75(m。
1ll) ; FAB質量スペクトル(m/e)  : 261(10
0、M+II)。
テトラヒドロフランに0.431 g (1,0mmo
le)の(実施例9、工程A)と2mlのリチウムエチ
ルポロヒドリドの1M溶液を溶かしたものを室温で1時
間攪拌した。反応を水で停止し、溶液をニー5 mlの
CHzCh中0.240 g (0,94mmole)
の実施例9、工程Bの化合物の溶液を0℃に冷却した。
次いでcuzctz中BCI、の】、0M溶液のl m
lを添加し、溶液を0℃で30分間攪拌した。l〇−の
飽和NaHCO3溶液で反応を停止、混合物をエーテル
と水の間で分配した。エーテル層をNa1lCO。
溶液と飽和NaC1溶液で洗浄した。合併した有機抽出
液をMg5O,上で乾燥し、濃縮して0.230 g(
94%)の無色無水物を得た。
HNMR(200MH2,CDC13) :  δ0.
91(m、 6H)、1.36(m、 6H) 、1.
67(m、 2H) 、3.03(dt、 J=6.5
.5Hz。
l1l) 、3.35(m、 2H) 、4.82(d
dd、 J=7.5.5.5゜511z、 IH)、5
.17(m、 311) 、6.68(s、 LH) 
、6.75(s、 l1l) : FAB M量スペクトル(m/e)  : 261(1
00、M)11)。
psi)のH2ガス下で1時間撹拌した。溶液をセライ
トで濾過し、濾液を濃縮して0.230g(99%)の
均質な油状物を得た。
’IINMR(200MIIz、 CDCl+) : 
 δ0.91(m、 911)、1.36(m、 8H
) 、1.67(m、 2H) 、2.52(t、 J
=6.5Hz、 2H)、3.03(dt、 J=6.
5.5Hz、1lI) 、4.82(ddd、 J=7
.5゜5.5.5Hz、 LH) 、6.68(s、 
IH) 、6.75 s、 1ll) ;FAB ’1
11ス”F ト)Lt (m/e)  ニー 263(
100、M+H)。
5−の酢酸エチル中0.230 g (0,883mm
ole)の実施例9、工程C化合物と50■の5%Pd
/Cの酢酸エチル溶液51111を2.8 kg/cm
2(40ンゾフーニル)アセテート 実力」LL( 一ヒドロキシー5−プロピルー2−ペンゾフラニ(実施
例1、工程A−D)の方法により、但し実施例1の工程
Aにおけるn−ヘキサナールと同当世のn−ブタナール
、n−ペンタナール、n−ヘプタナール及びn−オクタ
ナールに置き換えてそれぞれ実施例11.12.13及
び14を得ることができる。
実施例2の方法により、但し実施例11.12.13及
び14の化合物に置き換えてそれぞれ実施例15.16
.17及び18を得ることができる。
ヱ」jモ二1 メチル(2S1 3S”)−(3−ペンチル−2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 R^6は(C_3〜C_6)−1−アルク−2−エン、
    又は(C_3〜C_6)−アルキル基であり、及びR^
    7はHであるか、又はR^7とR^6は結合して炭素骨
    格を有する6員の飽和、不飽和又は芳香族環と定義され
    る環を形成し、及び XはH、(C_1〜C_6)−アルキル基、フェノキシ
    基、又は(C_1〜C_6)−アルキルオシキ基であり
    、及び Yは(C_1〜C_6)−ハロアルキル基、メトキシメ
    チルオキシ−(C_1〜C_6)−アルキル基、2−(
    1,3−ジチアン)基、ヒドロキシ−(C_1〜C_6
    )−アルキル基、(C_1〜C_3)−アルキル基、又
    は(CH_2)_n、CO_2CH_3(n=0、1、
    2、3、4、又は5)である)の化合物。 2、式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ R^6はn−プロピル基、又は1−プロプ−2−エニル
    基であり、及び R^7はHであるか、又はR^7とR^6は結合して不
    飽和炭素骨格を含む6員芳香族環を形成し、及び XはH、アルキル(C_1〜C_6)、又はフェノキシ
    基であり、及び Yはメトキシカルボニル基、ヒドロキシメ チレン基、2−(1,3−ジチアン)基、又はメチル基
    である)の請求項1記載の化合物。 3、式 I (式中、 (a)R^6は2−プロペニル基、R^7はH、Xはエ
    チル基、及びYは 1)メトキシカルボニル基、 2)メチル基、又は 3)ヒドロキシメチル基、及び (b)R^6はn−プロピル基、R^7はH、Xはエチ
    ル基、及びYは 1)メトキシカルボニル基、 2)メチル基、又は 3)ヒドロキシメチル基、及び (c)R^6は2−プロペニル基、R^7はH、Xはフ
    ェノキシ基、及びYは 1)メトキシカルボニル基、又は 2)2−(1,3−ジチアン)基、及び (d)R^6はn−プロピル基、R^7はH、Xはフェ
    ノキシ基、及びYは 1)メトキシカルボニル基、又は 2)2−(1,3−ジチアン)基、及び (e)R^6は2−プロペニル基、R^7はH、Yはメ
    トキシカルボニル基、及びXは 1)H、 2)CH_3、 3)n−プロピル基、又は 4)n−ブチル基、及び (f)R^6はn−プロピル基、R^7はH、Yはメト
    キシカルボニル基、及びXは 1)H、 2)CH_3、 3)n−プロピル基、又は 4)n−ブチル基である)の化合物からな る群より選ばれる請求項1記載の化合物。 4、請求項1記載の化合物の医薬的に有効な量を哺乳動
    物に投与することを特徴とする哺乳動物のロイコトリエ
    ン生合成又は作用の阻害方法。 5、哺乳動物はヒトである請求項4記載の方法。 6、請求項1記載の化合物の治療的に有効な量を肺の状
    態、炎症、心臓血管の状態、又は皮膚の状態の治療を必
    要とするヒトに投与することを特徴とする肺の状態、炎
    症、心臓血管の状態、又は皮膚の状態の治療方法。 7、適当なアルデヒド ▲数式、化学式、表等があります▼ を還流下でベンゼン中でピペリジン、触媒量の酸と反応
    させてエナミンを生成させ、次いで1,4−ベンゾキノ
    ンと反応させ、適当な1−ブロモ−(C_3〜C_6)
    −アルク−2−エンと塩基でエーテル化し、及びH_2
    Oとシリカゲルで加水分解して所望の化合物を得ること
    を特徴とする2−ベンゾフラノール中間物質 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R^6^aは1−(C_3〜C_6)−アルク−2−
    エンと定義され、及びXは請求項1で定義されるとおり
    である。)の製造方法。 8、請求項7記載の2−ベンゾフラノール中間物質を安
    定化したウィッテッヒ試薬と反応させて所望の中間物質
    を得ることを特徴とする中間物質 ▲数式、化学式、表等があります▼ の製造方法。 9、BCl_3とジクロロメタンを使用して下記構造式
    の化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^6^aは1−(C_3〜C_6)−アルク
    −2−エンと定義されされる)をクライゼン転位するこ
    とを特徴とする式 I (式中、R^6=R^6^a)の
    請求項1記載の化合物の製造方法。 10、水素−5%Pd/Cを使用して下記構造式の化合
    物 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^6=R^6^a、及びR^6^aは1−(
    C_3〜C_6)−アルク−2−エンと定義される)を
    還元してR^6が1−(C_3〜C_6)−アルカンと
    定義される式 I の化合物を得ることを特徴とする式 I
    の請求項1記載の化合物の製造方法。
JP2252049A 1989-09-25 1990-09-25 ロイコトリエン生合成阻害剤であるトランス・2,3―ジ置換―2,3―ジヒドロ―5―ヒドロキシベンゾフラン Pending JPH03130277A (ja)

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