JPH03129742A - 電界効果トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

電界効果トランジスタおよびその製造方法

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JPH03129742A
JPH03129742A JP2176999A JP17699990A JPH03129742A JP H03129742 A JPH03129742 A JP H03129742A JP 2176999 A JP2176999 A JP 2176999A JP 17699990 A JP17699990 A JP 17699990A JP H03129742 A JPH03129742 A JP H03129742A
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film
main electrode
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field effect
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Masuhide Ueno
上野 益秀
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、集積回路の高密度化および高速化に好適な
電界効果トランジスタ(FET) 、特にMOSFET
およびその製造方法jこ関する。
(従来の技術) 先ず、従来周知のMOSFETの構造につき簡単に説明
する。
第2図は、従来のMOSFETの構造の典型例をチャネ
ル長方向に沿いかつ基板面に直交する断面で概略的に示
した図である。このMOSFETは、周知の通り、ある
導電型のシリコン基板10にフィールド酸化膜12とそ
の領域内の酸化膜14とを熱酸化により形成し、この酸
化膜14上にCVD法でゲート電極金属を全面被覆した
後、ホトリソエツチング技術を用いてゲート電極金属を
バターニングしてゲート電極16を形成している。この
ゲート電極]6の下側の酸化膜は周知の通りゲート酸化
膜18となる。このゲート電極16をマスクとして適当
な不純物のイオン注入を行い、その後、注入された不純
物イオンの熱拡散を行って第一および第二主電極領域(
ンース・ドレイン領域)20および22を形成しでいる
。そしで、酸化膜14(中間総締WAIFr設けた場合
には、この中間絶縁IIIを含む)にコンタクトホール
を開けて第一および第二主電極(ソースおよびトレイン
電極)24および2日を形成している。
(発明が解決しようとする課題) しかし、このように形成されたFETの従来構成である
と、集積回路の高集積化および高速化に伴ってゲート長
が短くなるため、特に下記のような問題が生ずる。
第一の問題は、短チヤネル効果が起りやすいこと、 第二の問題は、バンチスルーが起りやすいこと、および 第三の問題は、第一および第二主電極領域とシリコン基
板との間の撞合部での接合容量は小さくなるが、それに
もかかわらず素子特性への影響は大きくなること。
第一および第二の問題の解決を図るためには、半導体素
子構造をLDD(Li9htlyDoped  Dra
in−Source)構造とする方法もあるが、LDD
構造であると、主電極領域(ソース・ドレイン領域)の
抵抗が高くなってしまう、また、上述した3つの問題点
の解決と主電極領域の低抵抗化を図るためには、素子作
成上、寸法制御がむずかしい。
上述した第三の問題点の解決を図る方法としで、SOI
(Semiconductor  onInsulat
or)構造が提案されているが、この構造であると、接
合容量を低減させることは出来るが、現在のところ、S
○工構造を作成するのが困難である。
この発明の目的は、上述した短チヤネル効果およびバン
チスルーの発生を出来るだけ押え、接合容量が素子特性
に及ぼす影wIヲ出来るだけ低減させることが出来、し
かも、主電極領域の低抵抗化が図れる構造の電界効果ト
ランジスタおよびその製造方法を提供することにある。
(発明を解決するための手段および作用)この目的の達
成を図るため、この発明の電界効果トランジスタは、 チャネルが形成される凸部を有する下地と、下側絶縁層
と、第一および第二主電極領域と、上側絶縁層と、ゲー
ト電極と、ゲート絶縁膜と、第一および第二主電極とを
具え、 前記下側絶縁層は、下地上に凸部の周辺を実質的に埋込
むように設けであり、 前記第一主電極領域は、チャネル長方向における前記凸
部の一方の側におよび前記第二主電極領域は前記凸部の
他方の側にそれぞれ設けられでいて、かつ、前記第一お
よび第二主電極領域はチャネル幅方向の全幅にわたって
この凸部の一部とそれぞれ接触しでおり、 前記上側絶縁層は、前記第一および第二主電極領域をそ
れぞれ覆い、がっ、前記下側絶縁層と協同して第一およ
び第二主電極領域を実質的に画威しでおり、 前記ゲート電極は前記凸部上に前記ゲート絶縁膜を介し
て設けてあり、 前記第一および第二電極は、前記上側絶縁層に設けたコ
ンタクトホールを経て前記第一および第二主電極領域と
接触するようにそれぞれ設けてある ことを特徴とする。
上述したこの発明の電界効果トランジスタ(以下、単に
素子と称する場合がある)構造であると、下地は、チャ
ネルが形成される凸部を有しでおり、この凸部の上側に
ゲート電極を具えている。そしで、下地上の、凸部の周
辺領域に下側絶縁層が設けてある。その上側の、チャネ
ル長方向における凸部の両側に第一および第二主電極領
域がそれぞれ位置する。これら主電極領域の一部分が凸
部とチャネル幅方向に沿ってそれぞれ接合する。
従って、この発明の素子構造であると、■主電極領域の
下側は下側絶縁層と接触しでおり、また、下層絶縁層と
凸部との接触類1vUを大きくとることによって、主電
極領域と凸部との接合面積を小ざくすることが出来るの
で、主電極領域と下地との接合容量を小さくすることが
出来る。
このため、電流駆動能力が大幅に向上する。
■また、主電極領域と凸部の接合面積の大きさに依らず
、主電極領域の層厚を大きくとることが出来るので、主
電極領域の低抵抗化を図ることが出来る。
■本構造は主電極領域にポリシリコンを用いている。そ
しで、ポリシリコン中の不純物の拡散は単結晶シリコン
中よりも十分に速い、このため、製造工程中に、主電極
領域の低抵抗化のための不純物拡散を行っても、この拡
散にともなうゲート電極下側への不純物の拡散はほとん
ど起らない。
また、本構造では上述したように主電極領域と凸部との
接合面積は小さい、それゆえ、結果として得られる構造
はゲート電極下側の不純物の拡散層が非常に短いものと
なる。
従って、本構造は短チヤネル効果およびバンチスルーの
発生を効果的に抑制できる。
■また本構造によると、主電極領域は、下地基板とはチ
ャネルの近傍で接することになるため、基板側での電気
的な素子間距離は従来の構造とは異なり、主電極領域の
大きざにはよらず、主に凸部の間隔および高さによって
決まる。従って、従来の構造より、素子分離のための距
離が平面的には短くできる。また絶縁領域上に主電極領
域を形成しているため、llI接素子との主電極領域同
志の絶縁も基板側の素子分離とは独立に、かつ、簡単に
行うことができる。
以上により本構造では、分離領域を含めた素子形成領域
が小古くなり、回路の高集積化に有効であり、素子分離
が容易であり、特にCMOS構造を形成した場合、ラッ
チアップ等の素子分離不良に伴う回路特性への影響を容
易に除去でき、回路の高性能化に非常に適している。
尚、平面的にみた素子占有面積の大きさにかかわらず、
凸部の高さは、設計に応じて任意に設定でき、その結果
、縦方向の分離幅を自由に設定できる。しかし、好まし
くは、この高さを高くするのが良い。
この発明の実施に当り、馬主電極領域は下地凸部の側面
およびまたは上面とチャネル幅方向には凸部の全長にわ
たり接触させるが、チャネル幅と直交する方向において
は、接触幅を設計に応じで設定することが出来る。また
、接触位置も設計に応じて定めることが出来る。
しかし、この発明の実施に当り、好ましくは、第一およ
び第二主電極領域は、凸部の上端縁近傍に接触しており
、その接触の面積は、接触抵抗が当該電界効果トランジ
スタの動作特性に影litを及ぼさすい程度の狭い面積
とするのが良い。このようにすると、素子特性に悪影響
を及ぼさずに、接合面積を小さく出来るという利点があ
る。
従って、例えば、前記第一および第二主電極領域を、前
記凸部の上端縁と前記凸部の側面で接触古せでも良い。
また、前記第一および第二主電極類1viを、前記凸部
の上端縁と前記凸部の上面で接触させても良い。
或いはまた、前記第一および第二主電極領域を、前記凸
部の上端縁と前記凸部の側面および上面で接触させても
良い。
ざらに、この発明の実施に当り、好ましくは、前記第一
および第二主電極領域の基材をポリシリコンとするのが
良い。このようにすれば、ポリシリコンの熱酸化処理に
よって、電気的素子分離のためのシリコン酸化膜を含む
上側絶縁層部分を形成すると同時に、下地面上での主電
極領域の拡がり範囲(従って、アクティブ領域)と層厚
を画成出来るという利点がある。
或いはまた、好ましくは、ポリシリコン層上に酸化防止
膜パターンを設け、露出したポリシリコンを酸化させて
電気的素子分離のためのシリコン酸化膜を形成し、これ
を上側絶縁層の一部分として形成しても良い。この場合
には、下地面上での主電極領域の拡がり範囲(従って、
アクティブ領域)を画成出来るが、層厚は最初のポリシ
リコン層の層厚で実質的に決まる。
さらに、この発明の好適実施例によれば、下側絶縁層;
!:PSG(Phospho−3ilicate−Gl
ass)、BPSG(ポロンを含むPSG)またはSi
O2のいずれかで形成することも出来る。下側絶縁層を
PSG或いはBPSGで形成する場合には、その熱フロ
ーを利用してその下地上での膜厚、特に凸部と接触する
部分の膜厚を決めることが出来る。従って、この接触部
分の膜厚を調整することにより、その上側のポリシリコ
ンからなる主電極領域と凸部との接触面積を設計に応し
て調整することか出来る利点がある。
また、下側絶縁層をSiO2を含有する材料で形成する
場合には、CVD法とエッチバック技術という簡単な技
術によって、凸部との接触部分の膜厚を調整することか
出来ると共に、主電極領域と凸部との接触面積を調整す
ることが出来る利点がある。
この発明の電界効果トランジスタの第一の製造方法によ
れば、 下地の上面にダミー膜パターンを形成する第1工程と、 該ダミー膜パターンをマスクとして用いて下地をエツチ
ングしてチャネル領域用の凸部を形成する第2工程と、 前記下地上であって該凸部の周囲に、該凸部の側面と接
触する下側絶縁層を形成する第3工程と、 ポリシリコンのエッチバック技術を用いて、前記下側絶
縁層の全面上に、前記凸部と部分的に接触しかつ前記ダ
ミー膜パターンの上面と同し高さに達するポリシリコン
層を、形成する第4工程と、 該ポリシリコンを熱酸化して前記第一および第二主電極
領域を画成すると共に、上側総締層を構成する熱酸化膜
を形成する第5工程と、前記ダミー膜パターンを除去し
て前記凸部の上面を露出する第6工程と、 該凸部の上面にゲート絶縁層を形成する第7工程と、 該ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する第8工程と、 前記上側結縛膜にコンタクトホールを形成する第9工程
と、 該コンタクトホールを経て前記第一および第二主電極領
域に接触する第一主電極および第二主電極をそれぞれ形
成する第10工程と を含むことを特徴とする。
この発明の第一の製法によれば、最初にダミー膜パター
ンを設けて、これをマスクとして下地凸部を形威し、こ
の凸部の上面にゲート電極を、この凸部に対し自己整合
的に、形成出来る。従って、ゲート電極とチャネルが形
成されるべき下地凸部と間での大きさや位置のずれに起
因した素子特性の劣化を最小限度に抑えることが可能と
なる。
また、この製法によれば、下地凸部の形成後、下地の凸
部周辺に下側絶縁層を設け、その上側にポリシリコン層
を設けた後、このポリシリコン層の熱酸化を行って主電
極形成領域と、上側結縛層を構成するシリコン酸化膜と
を同時に形成しでいる。このため、このシリコン酸化膜
が下側絶縁層にまで達してつながって、熱酸化されずに
残存したポリシリコン領域を主電極領域とすることが出
来る。よって、従来のように素子分離のためのフィール
ド酸化膜を下地に最初から作り込んでおかなくても、こ
のポリシリコン層の熱酸化処理によって、素子分離と主
電極領域の同時形成が達成出来る。また、この素子分離
のための上側結締層部分の領域を狭くすることが出来る
ので、従来よりも集積回路の高集積化が図れる。凸部の
高さを適当にとることによって縦方向の素子弁M8採る
ことができるので、集積回路の高密度化を図れる。
また、主電極領域はポリシリコンを用いているのでポリ
シリコン中の不純物拡散速度が単結晶シリコン中よりも
早いことを利用すれば、主電極領域の低抵抗化は、イオ
ン注入と熱拡散によって容易に行える。特に、この低抵
抗化を、配線用のコンタクトホールの開口後に行うと効
果的である。
ざらに、このように主電極領域がポリシリコンであり、
かつ、不純物拡散を配線形成直前に行えると、主電極9
Jitaからゲート電極の下側への不要な不純物の拡散
を最小限に押えることができる。
従って、短チヤネル効果とパンチスルーの抑制(ご非常
に効果が期待できる。
この第一の製造方法を用いて第1構造のFETを作成す
るに当り、好ましくは、 前記第5工程は、 前記チャネル領域のチャネル長方向における芹記凸部の
一方の側に第一主電極領域および他方C側に第二主電極
領域をそれぞれ予備的に画成すこために、これら主電極
以外のポリシリコン層を1の膜厚の一部分にわたりエツ
チングする工程と、該エツチングにより残存したポリシ
リコン層々熱酸化する工程と を含むのが良い。
このようにすれば、ポリシリコン層を熱酸化したとき、
主電極領域を形成すべきポリシリコン9域を残存させる
と同時に、素子分離領域としてイユする上側絶縁層部分
を下層絶縁層とつなげることが出来る。
ざらに、この第一の製造方法を用いて第1構ヨのFET
を作成するに当り、好ましくは、前記第3工程は、 前記凸部を含む下地上にPSGまたはBPSG膜を形成
する工程と、 形成されたPSG膜またはBPSG膜を加熱フローさせ
て整形する工程と、 整形済みのPSGII!またはBPSG膜モウエットエ
ッチングする工程と を含むのが良い。
このようにすれば、凸部上面上でのPSGまたはBPS
G膜の膜厚壱適切に設定しで、この膜に対してウェット
エツチングを行い、その結果、凸部の上端縁側の側面の
露出領域を適切に設定出来ると共に、凸部から離れた領
域での膜厚を薄くすることが出来る。従って、後工程で
形4’!れる主電極領域と下地凸部との橿合面積を実質
的に設計通りに小さく設定出来ると共に、接触領域(接
合領域または接合部ともいう)から離れた部分の主電極
領域の膜厚を厚くしで、この領域の低抵抗化を図ること
が出来る。
ざらに、この第一の製造方法を用いて第1構造の「ET
を作成するに当り、好ましくは、前記第4工程は、 前記下部絶線層および前記ダミー膜パターンを含む下地
の上側全面にポリシリコンの予備膜を形成する工程と、 該ポリシリコンの予備膜を前記ダミー膜パターンの上面
までエッチバックする工程と を含むのが良い。
このようにすれば、エッチバックして形成したポリシリ
コン層の表面とダミー膜パターンの上面とを同一面位置
(flush)として正確に形成することが出来る。
この場合、ポリシリコンの予備膜の表面を平坦面とする
か、予備膜上にポリシリコンとエツチングレイトが等し
いレジストを設けて平坦面を形成してからエッチバック
することが出来る。
ざらに、この第一の製造方法を用いて第2構造のFET
@作成するに当り、好ましくは、前記第3工程は、 前記下地上にSiO2のエッチバック技術を利用して前
記ダミー膜パターンの上面と同一の高さでSiO2含有
*;1形成する工程と、該SiO2含有*i、前記上面
から下方へ前記凸部の高さ方向の一部分にわたる深さま
で、エツチングして該ダミー膜パターンおよび凸部の側
面を露出させる工程と ポリシリコンに対する異方性エツチング技術を利用しで
、前記の露出した側面にポリシリコンのサイドウオール
を形成する工程と、 前記ダミー膜パターンおよびポリシリコンのサイドウオ
ールをマスクとして用いて前記5102含有膜を前記凸
部の扁ざ方向の一部分にわたる深さにまで再エツチング
して前記下側絶縁層を形成する工程と を含むのが良い。
このようにすれば、上述したFETの第1構造の製造工
程よりも工程がやや?!雑となるが、下地凸部と主電極
領域との接合領域を一層確実に形成することか出来る。
尚、SiO2含有膜とは、SiO2自体の膜とSiO2
を含んだ膜、例えば、PSG、BPSG等のシリケート
ガラスをも意0未する。
ざらに、この第一の製造方法を用いて第2構造のFET
を作成するに当り、好ましくは、前記第4工程は、 上述した第3工程で形成された下側絶縁層の上側全面に
、ポリシリコンのエッチバック技術を利用しで、前記ダ
ミー膜パターンの上面に達する膜厚のポリシリコン膜を
形成する工程を含み、該ポリシリコン膜および前記ポリ
シリコンのサイドウオールで前記ポリシリコン層を構成
するのか良い。
このようにすれば、サイドウオールのポリシリコン部分
が主電極領域の下地凸部との実質的な接合部となり、後
から形成したポリシリコン膜部分か主電極領域の実質的
な領域となる。従って、サイドウオールを形成するとき
にこの接合面積を最小限に抑えることが出来ると共に、
このポリシリコン膜部分の膜Hを厚くして低抵抗化を図
ることか出来る。。
ざらに、この第一の製造方法を用いて第1および第2構
造のFETを作成するに当り、この下地凸部を、ダミー
膜パターンをマスクとして形成するのが良い。
このようにすれば、後工程で形!Iiするゲート電極を
この凸部に対し自己整合的に形成出来る。
ざらに、この発明の第一の製造方法を用いて第3構造の
FET1作成するに当り、好ましくは、前記第2工程は
、 前記ダミー膜パターンを含む下地全面にCvD法Iこよ
りS iO2含有膜を形成する工程と、該SiO2含有
1181’ライエツチングして該ダミー膜パターンにサ
イドウオールを形成する工程と、 該ダミー膜パターンに該サイドウオールをマスクとして
加えて下地をエツチングする工程とを含むのが良い。
この第2工程は、生電極領域が下地凸部の少くとも上面
と接合する構造のFETt作戊す作成めである。また、
サイドウオールの厚みは、CVD法て形成したSiO2
含有膜の膜厚で決まるので、このS i O2含有膜の
膜厚を調整することによって、主電極領域と凸部上面と
の接合面積を定めることが出来る。また、ダミー膜パタ
ーンを除去して空きとなった位置にゲート電極を自己整
合的に作り込むことが出来る。
さらに、この第一の製造方法を用いて第3構造のFET
V作成するに当り、好ましくは、前記第3工程は、 上述した第2工程の後に、5102のエッチバック技術
を利用しで、前記下地上に前記ダミー膜パターンの上面
に達する膜厚で5i0z含有予備膜を形成する工程と、 該予備膜を、前記ダミー膜パターンをマスクとしてエツ
チングして前記サイドウオールを除去すると共に、前記
凸部の上端縁から該凸部の高さ方向の一部分にわたる深
さにまで除去して該凸部の側面および上面の一部分を露
出させると共に、前記予備膜を部分的に残存させる工程
と、 ポリシリコンに対する異方性エツチング技術を利用しで
、前記残存した予備膜上であって、前記露出した側面お
よび上面に、ポリシリコンのサイドウオールを形成する
工程と、 前記ダミー膜パターンおよびポリシリコンのサイドウオ
ールをマスクとして用いて前記残存した予備膜を前記凸
部の高さ方向の一部分にわたる深さにまで再エツチング
して前記下層S!締層を形成する工程と を含むのが良い。
このようにすれば、5102含有予備膜のエッチバック
によるエツチングの深さによって下地凸部の側面の露出
領域が決まる。従って、このエツチングの深さを調整す
ることによって、主電極領域と凸部の側面との接合面積
を小さく定めで接合部jIを低減することが出来る。
ざらに、この場合、ポリシリコンのサイドウオールを利
用して残存予備膜をエツチングして下側絶縁層を形成す
るので、この下側絶縁層は凸部周辺で厚くかつ凸部から
離れた領域では薄くなる。従って、後工程で形成する主
電極領域の膜厚を自励周辺から離れた領域で厚くするこ
とが出来るので、主電極領域の低抵抗化が図れる。
ざらに、この第一の製造方法を用いて第3構造のFET
t作成するに当り、好ましくは、前記第4工程は、 上述した第3工程の後に、ポリシリコンのエッチバック
技術を利用しで、前記ダミー膜パターンの上面に達する
膜厚のポリシリコン膜を形成する工程を含み、 該ポリシリコン膜および前記ポリシリコンのサイドウオ
ールで前記ポリシリコン層を構成するのが良い。
このようにすると、ポリシリコンのサイドウオールが主
電極領域の一部となるため、主電極領域が下地凸部のコ
ーナ一部すなわち下地上面と側面とに接触する構造とな
る。このため、ゲート電極を形成する際の種々の精度の
マージンを大きくとることが出来る。
また、このサイドウオールが主電極領域と凸部との実寅
的な接合部となる。
また、後工程によって、ポリシリコン層を熱酸化したと
き、主電極領域を形成すべきポリシリコン領域を残存さ
せると同時に、素子分離領域として供する上側絶縁層部
分を下側絶縁層とつなげることが出来る。
ざらに、この第一の製造方法を用いて、好ましくは、前
記第5工程と前記第6工程との間、または、前記第9工
程と前記第10工程との間に、前記第一および第二主電
極領域を低抵抗化するためのイオン注入工程を含むのが
良い。
このようにすれば、主電極領域の膜厚と併せて主電極領
域の低抵抗化を一層図ることが出来る。
ざらに、この発明の第二の製造方法を用いて第4構造の
FETを作成するに当つ、 下地をエツチングしてチャネル領域用の凸部を形成する
第1工程と、 SiO2のエッチバック技術を利用して前記下地上であ
って前記凸部の周囲に、該凸部の側面に接触しかつ該凸
部の上面に達する膜厚でSiO2含有膜を下側絶縁層と
して形成する第2工程と、該下側絶縁層と凸部の全面上
に、平坦な上面を有するポリシリコン/wを形成する第
3工程と、前記ポリシリコン層上であって、チャネル長
方向に前記凸部を跨がって、第一および第二主電極領域
の形成予定領域上に熱酸化防止膜を形成する第4工程と
、 前記ポリシリコン層を熱酸化して前記第一および第二主
電極領域用のボリン1ノコン領域を両底すると共に、上
側絶線層を構成するフィールド酸化膜を形成する第5工
程と、 前記熱酸化防止膜を除去する第6工程と、前記ポリシリ
コン領域の低抵抗化を図るためのイオン注入を行う第7
工程と、 前記ボ1ノシリコン領域の前記凸部の上側部分に、チャ
ネル幅方向の凸部の長さを有しかつチャネル長方向の凸
部の幅よりも短い幅を有するゲート開口部を開けて該ポ
リシリコン領域を第一および第二主電極領域に二対する
第8工程と、該第一および第二主電極領域の露出面に上
側絶線層を構成する絶縁膜および前記凸部の上面にゲー
ト絶縁Sをそれぞれ設けるM9工程と、該ゲート結縛膜
上にゲート電極を形成する第10工程と、 前記上側絶縁膜にコンタクトホールそ形成する第11 
工程−と、 該コンタクトホールを経て前記第一および第二主電極領
域に接触する第一主電極および第二主電極をそれぞれ形
成する第12工程と を含むことを特徴とする。
この方法によれば、下地凸部の周辺に凸部の上面と同一
の高さで平坦な下側絶縁層を設け、この下側絶縁層と下
地凸部の上側にわたりポリシリコン層を一旦設け、ポリ
シリコン層に素子分離のための酸化膜を形威し、その後
に、残存したポリシリコン領域にゲート電極形成のため
の溝を開けて、その位置にゲート電極を形成する。
従って、ゲート電極用の溝形成のためのマスク合わせ精
度が要求され、しかも、ゲート電極を自己整合的に形成
できないが、FETの製造工程自体は簡単となる。また
、凸部の高さを適当に取ることによって縦方向の素子対
Mを採ることが出来るので、集積回路の高密度化を図れ
る。
また、この場合には、主電極領域は凸部の上面と接合す
る構造のFETとなる。また、その接合面積を小さくし
て接合容IIを低減できる。
この第二の製造方法の実施に当り、好ましくは、前記熱
酸化防止膜を窒化膜とするのが良い。
また、この第二の製造方法の実施に当り、好ましくは、
前記下地をシリコンで形成する場合には、前記第9工程
は熱酸化処理とするのが良い。
このようにすると、ゲート絶線層と上側絶縁層(場合に
よっては、上側絶縁層の一部分)を同時に形成すること
が出来る。
また、上述した第7工程の低抵抗化処理は、好ましくは
、第6工程と第8工程との間、または第11工程と第1
2工程との間で行うのが良い。
ざらに、この発明の第三の製造方法を用いて第5構造の
FET!作成するに当り、 下地の上面にダミー膜パターンを形成する第1工程と、 前記ダミー膜パターンを含む下地全面にCVD法により
5iO7含有膜を形成する第2工程と、該SiO2含有
膜をドライエツチングして該ダミー膜パターンにサイド
ウオールを形成する第3工程と、 3亥ダミー膜パターンおよび3亥サイドウオールをマス
クとして下地をエツチングして凸部を形成する第4工程
と、 SiO2のエッチバック技術を利用して、前記下地上に
前記ダミー膜パターンの上面に達する膜厚でSiO2含
有予備膜を形成する第5工程と、該予備膜および前記サ
イドウオールを、前記ダミー膜パターンをマスクとしで
、前記凸部の上面の深さにまでエツチング除去し、残存
する予備膜を下側絶縁層とする第6工程と、 ポリシリコンのエッチバック技術を利用して、前記下側
絶縁層および凸部の露出した上面に前記ダミー膜パター
ンの上面の高さのポリシリコン層を形成する第7工程と
、 前記ポリシリコン層の第一および第二主電極領域の□形
成予定領域上に、チャネル長方向に前記ダミー膜パター
ンを跨がって、熱酸化防止膜を形成する第8工程と、 前記ポリシリコン層を熱酸化して前記第一および第二主
電極領域を画成すると共に、上側絶縁層を構成するフィ
ールド酸化膜を形成する第9工程と、 前記熱酸化防止膜を除去する第10工程と、前記第一お
よび第二主電極領域の低抵抗化を図るためのイオン注入
を行う第11工程と、前記前記ダミー膜パターンを除去
することによりゲート開口部を開ける第12工程と、該
第一および第二主電極領域の露出面に、上側絶縁層を構
成する絶縁層を設けると共に、前記凸部の上面にゲート
絶縁層を設ける第13工程と、該ゲート絶縁膜上にゲー
ト電極を形成する第14工程と、 前記上側絶縁層にコンタクトホールを形成する第15工
程と、 該コンタクトホールを経て前記第一および第二主電極領
域に接触する第一主1!極および第二主電極をそれぞれ
形成する第16工程と を含むことを特徴とする。
このようにすると、既に第一の製法を用いて第3構造の
FETおよび第二の製法を用いて第4構造のFETを作
成する例で説明したとメリットを同様に得る。例えば、
主電極領域を下地凸部の側面および上面に接合した構造
のFETを作成出来、また、その接合面積を小さくして
接合容量を低減することが出来ると共に、主電極領域の
低抵抗化を図ることが出来る。また、ダミー膜パターン
を除去して得られた開口部に、ゲート電極を自己整合的
に形成することが出来る。
また、この、場合にも、ポリシリコン層上に酸化防止膜
を設けて熱酸化を行って酸化膜を得ているか、凸部の高
さを適当にとることにより、縦方向に素子対Mを図って
集積回路の高密度化を図れる。
また、この第三の製造方法の実施に当り、好ましくは、
前記熱酸化防止膜ヲ窒化膜とするのが良い。
また、この第三の製造方法の実施に当り、好ましくは、
前記下地をシリコンで形成する場合には、前記第13工
程は熱酸化処理とするのが良い。
このようにすると、ゲート絶線層と上側紙R膜(場合に
よっては、上側絶縁層の一部分)とを同時に形成出来る
また、上述した第11工程の低抵抗化処理は、好ましく
は、第10工程と第12工程との間、または、第15工
程と第16工程との間で行うのが良い。
さらに、各製造方法においで、好ましくは、前記ダミー
膜パターン7i!M化膜パターンとするのが良い。
さらに、この発明のCMOS構造の製造方法によれば、 一方の導電型の下地に他方の導電型のウェルを形成した
後、上述したいずれかの電界効果トランジスタの製造方
法を用いて、一方の下地に他方の導電型チャネルの電界
効果トランジスタおよび他方の導電型のウェル内に一方
の導電型チャネルの電界効果トランジスタを作り込むこ
と を特徴とする。
この方法であると、適用した製造方法の上述したメリッ
トを享受することが出来る。
ざらに、上述した各実施例において、下地をシリコン、
化合物半導体材料、或いは、その他の適当な材料で適当
な導電性を有する下地として形成する。このため凸部に
チャネルが形成されたとき、チャネル領域の下側は、下
地の裏面に至るまで絶縁層が存在しない。また、下地の
凸部とその他の部分とを別の材料で形成しても良い、ま
た、下地を基板自体としても良く、或いは、基板上にエ
ピタキシャル成長層またはその他の層を形成したもので
あっても良い。
また、凸部の大きさは設計に応して適当に定めれば良い
(実施例) 以下、図面を参照しで、この発明のFETの構造および
その製造方法の実施例につき順次説明する。
尚、図は、この発明が理解出来る程度に、各構成成分の
形状、寸法および配M関係を概略的に示しであるにすぎ
ない、また、以下説明する実施例は、単なる好適例にす
ぎないため、この発明はこれら実施例にのみ限定される
ものではないことを理解されたい。
FET構造の説明 先ず、第1図(A)〜(C)および第3図〜第6図を参
照しで、この発明のFET構造の実施例を説明する。尚
、以下の説明においで、特に数値的条件については説明
を省略するが、これら数値的条件は、製造方法の説明を
参照されたい。
第一構造の実施例 第1図(A)は、この第一構造の実施例の要部平面図で
あり、第1図(B)および第1図(C)は第1図(A)
のI−I線断面図およびII −II線断面を含む要部
斜視図である。
この実施例のFETは、下地30と、下側絶縁層36と
、第一および第二主電極類vt38および40と、上側
絶縁層42と、ケートP!緯膜44と、ゲート電極46
と、第一および第二主電極48および50とを少なくと
も具えた構造を有している。下地30は、その凸部32
と、凸部以外の平坦部34とからなっている。尚、ここ
で凸部32を下地凸部と称する場合もある。この発明で
はチャネルを凸部32に形成するため、凸部32の上面
にゲート絶線層44を介してゲート電極46を設けてい
る。従って、この実施例では、凸部32のチャネル長:
L(ゲート長)方向の幅をゲート電極46の幅と実質的
に等しくし、凸部32のチャネル幅(:D)方向の長さ
をゲート電極46の長さと実質的に等しくする。
下地30は、適当な導電性が得られていれば良く、従っ
て、シリコン基板、化合物半導体基板、その他の設計に
応した適切な材質で形成しでも良い。また、下地30を
凸部32と平坦部34とを同質の材料で形成しても良い
し、或いは、異質の材料で形成しても良い。例えば、シ
リコン基板にエピタキシャル成長層を設け、下地30の
平坦部34をシリコン基板部分とし、また、下地30の
凸部32をエピタキシャル成長層部分で形成することか
出来る。凸部32と平坦部34の材料を違えた場合には
、この下地30に、所要に応し、その裏面側から基板電
位を印加することが可能となる。ざらに、凸部32の第
1図(8)に現われた断面形状は、好ましくは、図示の
ように矩形とするのが良いが、正方形、台形成いは逆台
形等といった設計に応した任意の形状とすることも出来
る。
下側絶縁層36は、下地30の平坦部34上に凸部32
の周囲を実質的に埋込むように設けてある。この下層絶
縁層36は、少なくとも凸部32と接触する部分は、本
質的には、凸部32の適当な高ざまで設けてあれば良い
が、好ましくはこの絶縁層36を、凸部32の上端縁近
傍までの高さにわたり設けるのが良い。この実施例では
、凸部32の側壁と接触している下層絶縁層36の上端
は、凸部32の上端縁から微小距離だけ下った位置にあ
って、しかも、凸部32の上端縁と平行になっている。
この凸部の高さ方向に沿った微小距離、すなわちチャネ
ル幅方向と直交する方向の幅が第一および第二主電極領
域38および40と下地凸部32との接触幅となる。下
側絶縁層36の、凸部32との接触部分以外の領域は、
この接触部分よりも層厚を薄くする。この下側絶縁層3
6を例えばPSG、BPSG或いは5i02等で形成す
ることが出来るが、この実施例では、これtPsGまた
はBPSGで形成しである。そしで、この下地絶縁層3
6の、第1図(B)に示す断面形状は、平坦部34上で
は薄い膜厚で表面が平であり、凸部32の近くから順次
に連続かつ滑らかに膜厚が大となる形状となっている。
次に、第一及び第二主電極領域38および40につき説
明する。
これら主電極領域38および40はソース・ドレイン領
域であって導電層である。ここでは、例として第一主電
極領域38をソース導電層とし、第二主電鏡領ti5i
4Q¥!ドレイン導電層とする。この発明では、これら
主電極領域38および40t、下側絶縁層36の上側で
あって、下地凸部32の、チャネル長方向におけるいず
れかの側に、それぞれ位置させて設けてある。従って、
これら主電極類t’538および40を、チャネル長方
向に沿ってではなく、チャネル幅方向に沿って、凸部3
2と電気的に接合または接触するようにそれぞれ設けて
ある。この実施例では、これら主電極領域38および4
0を、上述した下側絶縁層36の上側の、凸部32の上
端縁側壁部分にそれぞれ接合させている。尚、ここでは
、この主電極領域38および40が凸部32と接合して
いる部分および場合によって(よその近傍領域を含む部
分を、接合部または接合(または接触)領域と称する。
これらの接合部の、凸部32の高さ方向に沿う方向の幅
従って結果的には接合面積を、好ましくは、この接合部
での接触抵抗がFETの動作特性に悪影wIを及ぼざな
い程度の最小限度の幅(面積)とするのが良い。このよ
うにすれば、接合面積が小ざくなり、従って、接合容量
を低減することが出来る。
また、これら主電極領域38および40は、下側絶縁層
36により下地30とは絶縁されており、上述した接合
部のみで下地と接合しているにすぎない、従って、主電
極領域38および40と下地30との接合面積は従来の
FETの場合より遥に小古くなり、よって、接合容量も
遥に小さい。
一方、主電極領域38および40の部分の層厚は、凸部
32から離れたところでは前述した接合部での膜厚より
も厚くする。この実施例では、下側絶縁層36上にそれ
ぞれの上面を凸部32の上面と同一レベル(flush
)に形成しであるので、上述したように、接合部で薄く
、接合部以外で厚くなっている。このようにすれば、主
電極領壇38および40を低抵抗にすることが出来る。
また、これら主電極領域38および40を、ポリシリコ
ンを基材とし、NまたはP導電型を決定する適当な不純
物例えばP(リン)またはB(ボロン)を含む導電層と
しで、形成して一層の低抵抗化を図っである。
また、これら主電極領域38および40のチャネル幅方
向の拡がりは、好ましくは、ゲート幅の範囲内を限度と
し、また、チャネル長方向の拡がりは、少なくともソー
ス(第一)およびドレイン(第二)電極48および50
とのコンタクトがとれる最小範囲とするのが良い。
尚、これら生電極領域38および40の範囲により、ア
クティブ領域が実質的に決まる。
次に、上側絶縁層42につき説明する。この上側絶縁層
42は、主電極領域38および40との電極コンタクト
を取るために要する領域と、ゲート電極46を設けるた
めの凸部32の上面とを除き、下地30の上側全体を実
質的に覆っている。
そしで、生電極領域38および40と凸部32との接合
部以外の主電極領域の境界を画成するため、上側絶縁層
42を下側絶縁層36とつながるように設けてある。こ
のため、主電極領域38および40は、所要の箇所を除
きほぼ全面が下側絶縁層36と上側絶縁層42とにより
、取り囲まれた状態にある0図中、上側絶縁層42のう
ち、主電極領域38.40を画成する部分を428で示
し、その他の部分を42bで示す。
この上側絶縁層42は、好ましくは、後述するように、
主電極領域を形成するとき、ポリシリコンを熱酸化して
得たシリコン酸化物とするのが良い、そのようにすれば
、主電極領t′ft38および40とこの上側絶縁層4
2とを同時に作成出来るという製造上のメリットが得ら
れる。また、上側絶縁層42は下側絶縁層36とつなが
っているので、下地平坦部34上では、このつながって
いる部分(42a)を含めその上下にはこれら絶縁層の
一部分か存在することになり、この絶縁層部分か素子分
離領域として機能する。また、この実施例では、この上
側絶縁層42をポリシリコンの熱酸化により得たシリコ
ン酸化膜としている。しかし、この上側絶縁層42とし
ては、図示されていないが、前工程または後工程で形成
した他の適当な絶縁層例えば中間絶縁層等を含めたもの
としても良い。
ざらに、この上側絶縁層42には、コンタクトホール5
2および54が開けられていで、それぞれのコンタクト
ホールに、通常の如く、第一主電極48および第二主電
極50を設けてある。尚、図中、これら主電極48およ
び50をそれぞれの一部分を示しであるにすぎない。ざ
らに、ゲート絶縁膜44例えばゲート酸化膜を、凸部3
2の上面であって上側絶縁層42.bで囲まれたゲート
開口部(ゲート穴または溝ともいう)56に設け、その
上側にゲート電極46を設けてある。
以下、第二〜第五構造の実施例につき順次説明するが、
これら構造例は、基本的には第一構造の実施例と同じで
あるので、第一構造との相違点を中心として説明する。
従って、特に言及しない事項は第一構造例を参照された
い。また、構成成分の形状等が第一構造例の場合と変わ
る場合もあるが、以下の説明においては、同一名称の構
成成分には第一構造例で用いた番号と同一番号を付して
説明する。
第二構造の実施例 FETの第二横通例につき第3図を参照して説明する。
この実施例の構造では、特に下地30上に設けた下側絶
縁層36の断面形状および使用材胃が第一構造例の場合
とは異なる。この実施例では、下側絶縁層36%PSG
或いはBPSGで形成してもよいが、ここではこれら以
外の絶縁材料、例えば、S I O2で形成しである。
このため、下側w!!m層36の層厚は滑らかに連続的
に変わるのではなく、階段的に変化しでいる。すなわち
凸部32と接触している部分では膜厚が大で、それ以外
の、下地平坦部34上のほとんど部分では膜厚は薄くて
平坦面を有している。これに対応しで、主電極領域38
および40は、平坦部34上では厚くなり、凸部32と
の接触部では薄くなっている。
このようにしても、下地凸部32の上端縁の側面と主電
極類t*38および40とを接合させ、凸部32の上面
にゲート絶縁膜44を介してゲート電極46を設けてい
る点等は第一構造例の場合と変わらない。
第三構造の実施例 FETの第三構造例につき第4図を参照して説明する。
この実施例では、第一および第二主電極領域38および
40が下地凸部32と上端縁のコーナ一部すなわち側面
と上面と、チャネル幅方向に沿って、それぞれ接合して
いる。このため、この実施例では、下側絶縁層36は第
二構造例と同様に設けてある。しかし、主電極領域38
および40は、この下側絶縁層36の上側であって、し
かも、部分的に凸部32の上面に、チャネル長方向に、
僅かに突出して設けてある。側面と上面でのそれぞれの
接合面積の合計の接合面積は、この実施例でも、第一お
よび第二構造例の場合と同様に、素子特性に悪影響#を
及ぼさない程度の最小限度の面積とするのが好適である
また、この場合、主電極領域38および40を、凸部3
2上に設けたゲート絶縁膜44の上面よりも高くなるよ
うな厚い膜厚で設けてある。
また、この第三構造例では、主電極類t*38および4
0が、凸部32の上面に、両上端締から、チャネル長方
向にせり出しているので、ゲート絶縁膜44は、チャネ
ル長方向においては、凸部32の上面よりも狭い幅で、
チャネル幅方向には全幅にわたり設けられでいる。そし
で、ゲート電極46は、このゲート絶縁膜44上に、主
電極領域38および4oとは上側絶縁層42の一部分(
42b) !介して絶!!されて、設けられている。
第四構造の実施例 FETの第四構造例につき第5図を参照しで説明する。
この第四構造例の特色は、第一および第二主電極領域3
8および40が下地3oと、凸部32の上面と接合しで
いること、下側絶縁層36を下地平坦部32上に、凸部
32を丁度埋め込むように、凸部の上面と同し高さにま
で、平坦に設けでいること、および、主電極領域38お
よび40を画成する上側絶縁層42の部分42aをポリ
シリコン層上に酸化防止膜を設け、熱酸化することによ
って得ていることにある。
この場合には、下側絶縁層36を、第2構造例の場合と
同様に5i02等の絶縁層で形成するのが好適である。
また、下側絶縁層36で、素子分離が充分に出来ている
場合には、下地凸部32の高さは、ここにチャネルが形
成される領域が確保できる程度に設定できる。主電極領
域38および40はミ下側絶縁層36上であって、凸部
32の上面より上側に位置しており、凸部32とは、側
面では接合していない。
また、上側絶縁層42を構成する部分のうち、主電極領
域を画成し下側絶縁層36とつながる部分42aは、主
電極領域を形成するためのポリシリコンを熱酸化して得
た素子分離のための酸化膜すなわちSiO2膜である。
また、上側絶縁層42のその他の部分は、ポリシリコン
の熱酸化膜42bとすることができるが、他の方法で設
けた適当な絶縁膜としてもよい。
第五構造の実施例 次に、FETの第五構造の実施例につき第6図を参照し
て説明する。
この第五構造例の特色は、第三構造例の場合と同様に、
第一および第二主電極領域38および40と下地30と
の接合を、凸部32の側面と上面とで行っていること、
および、第四構造例の場合と同様に主電極領域38およ
び40を画成する上側絶縁層42の部分42aをポリシ
リコン層上に酸化防止膜を設けて熱酸化して得ているこ
とにある。
このため、下側絶縁層36は第二および第三構造と同様
に構成してあり、主電極領域38および40を、その上
側であってしかも凸部32の上端縁の側面および上面と
、チャネル幅方向に沿って、チャネル幅全体にわたり、
接合した構造となっている。また、上側総締層42は、
第四構造の場合と同様に主電極領域38および40を画
成するための部分を、ポリシリコンを熱酸化して下側絶
縁層36とつながるように設けたSiO2膜42膜上2
aある。その他の部分をポリシリコンの熱酸化膜42b
としてあるが、他の絶縁膜であってもよい。
この発明のFETは上述した第一〜第五構造例にのみ限
定されるものではない。例えば、第一および第二主電極
領域と下地との接合部は、凸部の上端縁近傍に限定され
るものではなく、凸部の側面であれば良い。また、上述
した各図示例では、図示の便宜のため中間絶縁層を省略
して示しであるが、中間絶縁層を設けた構造とするのが
良い。
FETの製造方法の説明 尚、以下の実施例では、下地としてp型シリコン基板を
用いてNチャネル型のFETを製造する例につき説明す
る。尚、最初に第一構造例の製法の実施例につき説明し
、その後で、第二、第三、第四および第五構造の製法の
実施例を説明するが、第一構造の製法の実施例と相違点
につき主として説明する。尚、参照する各図においで、
形状、作製工程が異なっても、共通する機能を有する構
成成分については、同一番号を付しで示しである。
第一構造の製法の実施例 次に、第7図(A)〜第7図(0)および第8図(A)
〜第8図(0)を参照して説明する。ここで、第7図は
、第1図(A)のlll−In線上の断面に対応する断
面図であり、第8図は第1図(A)のIV−rV線上の
断面に対応する断面図である。
先ず、第1工程においで、下地30の上面にグミー膜パ
ターン62を形成する(第7図(B)、第8図(B))
。このため、下地としてのp型Si基板30の全面上に
適当な方法で適当な膜厚例えば0.2um程度の絶縁膜
例えば窒化膜60を被覆する(第7図(A)、第8図(
A))。
次に、ホトリソエツチング技術を用いて、窒化!61エ
ツチングし、ダミー膜パターン62を形成する(第7図
(B)、第8図(B))。このダミー膜パターン62は
、これにより実質的にゲート長およびゲート幅が決まる
次に、第2工程においで、ホトリソエツチングまたは適
当な他のエツチング技術を用いて、ダミー膜パターン6
2で覆われていない基板30の部分を、基板面から下方
へ設計に応じた適当な深さだけ、例えば、0.6um程
度の深さだけ、エツチングし下地平坦部34を形成する
。基板30のエツチングされなかった部分が下地凸部3
2として残存する(第7図(B)、第8図(B))。こ
の凸部32には、いずれかの箇所にFETの動作時にチ
ャネルが形成される。
次に、第3工程においで、この凸部32の側面と接触す
る下側絶縁層36を形成する(第7図(E)、第8図(
E))。
このため、第2工程で得られた構造体の全面上に、熱フ
ローを起す絶縁材料を適当な方法で被覆し仮つの絶縁被
膜64を形成する(第7図(C)、第8図(C))。こ
の実施例では、この絶縁材料を、好ましくは、例えばP
SGまたはBPSGとするのが良い。PSGの場合には
、好ましくは、P2O,濃度が8m01%程度のものと
し、膜厚を0.4um程度とするのが良い。続いて、こ
のPSG被膜64を熱フローさせて整形を行い、特に、
凸部32上での膜厚を設計通りの値となるようにする。
この熱フロー時の温度を例えば1000℃とし、時間t
30分程度とする。
この整形済みのPSG被膜を66で示す(第7図(D)
、第8図(D))。この被膜66の断面形状(prof
ile)は、凸部32上から平坦部34上に向って順次
滑らかに変化し、平坦部34上では平らとなる。
次に、この整形済みPSG被膜66に対し、ウェットエ
ツチングを行って、このウェットエツチングで残存した
PSG被膜部分で下側絶縁層36を形成する(第7図(
E)、第8図(E))。このウェットエツチングによっ
て、整形済みPSG被膜66はその全面にわたり等しい
深さだけエツチング除去される。従って、下側絶縁層3
6の図示の断面形状は、凸部32の側面と接触する箇所
で最大膜厚となり、凸部32がら離れるにつれて順次に
滑らかに膜厚が減少し、凸部32がら少し離れた平坦部
34上では膜厚が均一となる形状となっている。
上述した「整形」とは、ダミー膜パターン62上と、平
坦部34上の両方に等しい膜厚で形成されたPSGまた
はBPSGを熱フローによってダミー膜パターン62上
と下地平坦部34上のそれぞれの膜厚に適当な差を生し
させることを意味する。
つまり、第14図(A)に示すようにダミー膜パターン
62上の膜厚を薄くしておけばその後のウェットエツチ
ングによって第14図(B)に示すように、PSG膜の
均一なエツチングによって元の形状を反映しで、所望の
凸部側壁上部が露出し、かつ、平坦部34上にPSG膜
が残ることになる。
従って、「整形」はPSGの被覆膜厚と、そのフロー条
件およびウェットエツチング条件を制御し、最終的に所
望する露出部の大きざと、平坦部34上の残存するPS
G膜厚をそれぞれ得るためにPSG膜の形状を整えるこ
とになる。
この実施例では、好ましくは、平坦部34上の平らな部
分の下側絶縁層36の膜厚を約0.3umとするのが良
い。また、凸部32の上端縁から側面上の下側綿!!f
f136の上端までの距M(凸部側面の露出する距M)
を、設計に応じた適切な距離となるようにするが、この
露出距離は上述した凸部32の上面の整形済みPSG被
膜66の膜厚とウェットエツチング量によって決まる。
そしで、この露出距離を、好ましくは、後工程で行われ
る熱処理工程後の最終的な値が、例えば、0.05am
程度となるような、値とするのが良い。これを達成する
ためには、第3工程において形成するPSG被膜64の
膜厚と、その熱フロー条件と、ウェットエツチング量と
を適当に設定すれば良い。尚、この下層絶線層36は、
後工程で形成される第一および第二主電極領域(すなわ
ち、ソース・トレイン導電層)が直接下地と接触する面
積を小さくして主電極領域と下地との接合容Nを小ざく
するために設けた層であるので、この下側絶縁層36の
膜厚は、適当に定めれば良い、尚、主電極領域とは、素
子完戒峙にソース・トレイン導電層となっている領域の
ことであるが、説明の便宜上、これら導電層となる予定
の段階の領域を含めて主電極領域と称する。
次に、第4工程においで、下側絶縁層36上に、ダミー
膜パターン62の膜面と同じ高さにまでポリシリコン層
70を形成する(第7図(「)、第8図(F))。
このため、先ず、第7図(E)および第8図(E)で示
すような、第3工程で得られた構造体上全面に、ポリシ
リコンの予備膜68(図中、破線で示す)を形成する。
この予備膜68の上面を平坦面とするか、或いは、ポリ
シリコンとエツチングレイトが等しいレジストを用いて
平坦面にする。
続いて、この予備膜68を、ダミー膜パターン62をエ
ツチングストッパとして用いて、このダミー膜パターン
62の膜面までエッチバックしで、上述のポリシリコン
層70を得る(第7図(F)、第8図(F))。このポ
リシリコン層70は、上述した凸部32の露出側面と接
触している。
次に、第5工程においで、ポリシリコン層70を部分的
に熱酸化しで、第一および第二主電極領域38および4
0と、上側絶縁層42を構成するシリコン酸化膜(42
a、42b)!形成する(第7図(H)、第8図(H)
)。
このため、凸部32の、チャネル長方向の一方の側に第
一主電極領域38を予備画成し、および他方の側に第二
主電極類1ti40を予備画成するために、これら両辛
頁土或38および40となるべき以外のポリシリコン層
70の部分を、その膜厚の一部分にわたってエツチング
除去する(第7図(G)、第8図(G))。従って、チ
ャネル長方向においては、凸部32から所定の範囲を越
えた領域のポリシリコンをエツチング除去すると共に(
第7図(G))、チャネル幅方向においては、凸部32
の両端面を境界としてその外側領域のポリシリコンをエ
ツチング除去する。このエツチングの深さは均一とする
(第8図(G))。
このエツチングにより、これら主電極領域の予備境界が
出来る。このエツチングにより、薄くなった部分のポリ
シリコン層の膜厚は、後工程の熱処理によって形成され
た酸化膜が、下層絶縁層36に達する厚さとする。この
実施例では、この予備境界形成のためのエツチング深さ
を、例えば0.3um程度とする。
続いて、このエツチングにより残存したポリシリコン層
70の部分に対し、熱酸化処理を行う。これにより、上
側絶縁層42と、主電極領域38および40とが同時に
形成される(第7図(目)、第8図(ロ))。このとき
、この熱酸化処理で酸化しないで残存したポリシリコン
が主電極領域38および40を構成し、酸化しで得られ
たシリコン酸化膜が上側絶縁層42となる。この上側絶
縁層42のうち、主電極領域38および40を囲み、下
層絶縁層36とつながって素子分M領域と機能する部分
を42aで示し、また、その他の部分、例えば主電極領
域38および40の上側のシリコン酸化膜部分を42b
で示す。この後者の、シリコン酸化膜42bは、主電極
領域38および40と、後工程で設けられるゲート電極
との間の絶縁膜ともなる。そしで、好ましくは、主電極
領域38および40の上面が、凸部32の上面とほぼ同
じ高さとなるように、ポリシリコンの熱酸化を行うのが
良い。
次に、第6工程においで、ダミー膜パターンを適当な方
法で除去する(第7図(1)、第8図(I))、例えば
、本実施例では加熱したH3 PO,(熱リン酸)によ
って選択的にウェット除去すれば良い。この除去により
、凸部32の上面全域か露出する。このときできた、周
囲が上側絶縁層42bで囲まれたゲート溝(穴またはホ
ール)を56で示す。
次に、第7工程において、ゲート絶縁膜44を凸部32
の上面に形成する(第7図(J)、第8図(j))。こ
のゲート絶縁膜44は、適当な方法で形成できるが、こ
の実施例では、下地凸部32のシリコンを熱酸化してシ
リコン酸化膜として形成する。その膜厚を、好ましくは
、200λ程度とする。
次に、第8工程においで、このゲート絶縁層44上にゲ
ート電極46を形成する(第7図(M)、第8図(M)
)。このゲート電極46は、最初に形成したダミー膜パ
ターンを除去して得られているゲート溝56中に形成す
るので、凸部32に対し自己整合的に形成される。また
、ゲート電極46の形成材料は高濃度にリンを含有した
低抵抗のポリシリコンである。そのため、先ず、第7工
程で得られた構造体の上側全面に、ポリシリコン層72
を約0.3um程度堆積させる(第7図(K)、第8図
(K))。
続いて、このポリシリコン層72に、この実施例では例
えばP(リン)を注入した後熱拡散を行って、ポリシリ
コン層72を高濃度のN型導電層に変える(第7図(シ
)、第8図(シ))。
その後、ホトリソエツチング技術を用いて、このN型導
電層のバターニングを行ってゲート電極46を形成する
(第7図(M)、第8図(M))。
次に、第9工程においで、従来のFETの製造工程の場
合と同様に、上側絶縁層42の一部分を構成する中間絶
縁層74を設ける。この中間絶縁層74は、所要に応じ
設ければ良く、例えばPSGを一旦堆積した後に、これ
を熱フロー処理して形成する。然る後、この上側絶縁層
42の所要の閉所にコンタクトホール52.54および
78をそれぞれ設ける(第7図(N)、第8図(N))
、このコンタクトホール52および54を開けた後、第
一および第二主電極領域38および4oに対し、これ8
N型導電層とするための例えばP(リン)またはAs(
ヒ素)をインプランテーションを行う。この場合のイオ
ン注入濃度を、好ましくはTo”/cm2とするのが良
い。
続いて、注入イオンの熱拡散処理を行う。ここで、主電
極領域はポリシリコンで形成されでいるため、リン(P
)、ヒ素(As)等の拡散速度は単結晶シリコン中より
速い。このため、コンタクトホールを介しで注入された
不純物は主電極領域全域にわたって容易に拡散できる。
次に、第10工程においで、従来のFETの製造工程の
場合と同様に、このコンタクトホール52および54を
経て第一および第二主電極領域38および40に接触す
る第一および第二主電極48および50を形成する(第
7図(○)、第8図(O))。その後、各電極に対し所
要の配線を形成する。
上述した、第一構造の製造方法によれば、素子分M領域
と主電極領域とが同時に形成できる。また、最初にダミ
ー膜パターンを設けでおき、このパターンを除去して得
られたゲート溝にゲート電極を形成するので、ゲート電
極を自己整合的に形成することができる。また、主電極
領域と下地との接合面積を小ざくできると共に、接合部
以外での主電極領域を厚く形成できる。
さらに、上述した実施例は、単なる好適例を示したにす
ぎず、この発明は上述した実施例にのみ限定されるもの
ではないことを理解されたい。例えば、上述した実施例
はN型チャネルのFETについて説明したがP型チャネ
ルのFETであってもよい、その場合には、基板をN型
基板とするか、P型基板中にNウェルを形成し、このN
ウェル内にP型チャネルのFETG作り込んでもよい。
ざらに、導電層をN型としたが、P型溝電層とする場合
には、第9工程においでボロン(B)またはフッ化ポロ
ン(BF2 )をイオン注入した後に、熱拡散させれば
良い。
第二構造の製造方法の実施例 次に、FETの第二構造の製造方法の実施例につき第9
図(A)〜第9図(F)を参照して説明する。
この方法は、既に説明した第一構造の製造方法(以下、
単に第一製法と略称する)とは、第3工程および第4工
程が異なり、他の工程は実質的に同一であるので、この
相違する工程につき主として説明する。
この実施例では、下側絶縁層36の構成材料を結締材料
例えばSiO2とし、下地凸部32と主電極領域38お
よび40との接合部をポリシリコンのサイドウオールで
形成する方法である。
そのため、この製法では、第一製法の第3工程を以下の
ように変えて行う。
この実施例では、第一製法の第2工程で得られた構造体
(第7図(8)、第8図(B)に示す)の上側全面に、
CVD法により、平坦面を有するように第一予備SiO
2膜82@−旦堆積する(第9図(A)に破線で示す)
、この場合、第一予備SiO2膜80の平坦面が得られ
ない場合には、SiO2とエツチングレイトが等しいレ
ジストを用いて平坦面を形成しておく。
続いて、ダミー膜パターン62の窒化膜をエツチングス
トッパとし、かつ、SiO2のエッチバック技術を用い
て、ダミー膜パターン62の膜面と同一の面までエツチ
ング除去して第二予備SiO2膜84膜形4する(第9
図(A))。
続いて、この第二予備SiO2膜84膜形4膜面から下
方へ、凸部32の高さ方向の一部分にわたる深さ、好ま
しくは、凸部32の上面から約0.05umの深さまで
異方性エツチング(ドライエツチング)によってエツチ
ング除去して第三予備SiO2膜86膜形6する。この
エツチングにより、凸部32の上端線側の周側面および
ダミー膜パターン62の周側面が露出する(第9図(B
))。
次に、ポリシリコンに対する異方性エツチング技術を利
用して上述した周側面にポリシリコンのサイドウオール
9oを形成する。このため、第9図CB)の構造体の全
面にポリシリコンを例えば0.4um程度堆積させて、
膜厚の均一な予備ポリシリコン膜88を一旦形成する(
第9図(C)に破線で示す)、続いて、異方性エツチン
グを行っでSiO2膜86の膜面までエツチング除去す
ると、上述したポリシリコンのサイドウオール9oが残
存し、このとき、ダミー膜パターン62の上面も再び露
出する(第9図(C))。
続いて、このサイドウオール90とダミー膜パターン6
2とをマスクとして用いて、第三予備SiO2膜86を
再び異方性エツチングして残存するSiO2からなる下
側絶縁層36を形成する(第9図(D))、この場合の
エツチング深さは、後工程で形成する主電極領域を厚く
出来るように、設計に応した任意の深さとするのが良い
が、ここでは、例えば0.3um程度とする。このよう
にしで、サイドウオール90の下側に位置するSiO2
膜部分の膜厚は厚く、その他の部分は薄い均一な膜厚と
なる。
次に、この製法では、第一製法の第4工程を以下のよう
に変えて行う。
この実施例では、第3工程で得られた構造体(第9図(
D)に示す)の全面上に、ポリシリコニ、I@堆積させ
て、平坦面を有する予備ポリシリコン膜92CM9図(
E)に破線で示す)を−旦形成した後、エッチバックを
行い、ダミー膜パターン62の膜面と同一高さの面を有
するポリシリコン膜94を形成する。尚、上述した予備
ポリシリコン膜92の平坦面はエツチングレイトの等し
いレジストを用いて形成しても良い。
このようにしで、ポリシリコンのサイドウオール90と
、このポリシリコン膜94とが一体となって、第7図(
F)および第8図(F)7:示したと同様なポリシリコ
ン層70を得る(第9図(E))。
その後の工程は、第一製法の場合と下側絶縁層36およ
びポリシリコン層70の図示の断面形状が異なるが、第
一製法の第5工程以下の工程(第7図(G)および第8
図(G)以下に示す)と同様な工程で順次処理を行って
、最終的に第9図CF)に示すFET構造を得ることが
出来る。
上述したこの製法であると、第一製法でのメリットに加
え、主電極領域38および40と下地凸部32との接合
部を設計通りに一層確実に形成出来る。
第三構造の製造方法の実施例 次に、FETの第三構造の製造方法の実施例につき第1
0図(A)〜第10図(シ)を参照して説明する。
この製法は、下側絶縁層36の構成材料を絶縁材料例え
ば5102とし、下地凸部32と主電極領域38および
40との接合部をポリシリコンのサイドウオールで形成
し、しかも、主電極領域38および40が下地凸部32
とその側面および上面とを含む上端綿のコーナ一部で接
触させるような構造のFETを製造する方法である。
従って、この方法は、既に説明した第一製法とは、第2
工程、第3工程および第4工程が異なり、他の工程は実
質的に同一であるので、これらの工程を含めた相違する
工程につき主として説明する。
このため、この製法では、上述した実施例と同様にしで
、第一工程で、第10図(A)に示すように、下地のP
型シリコン基板30上にダミー膜パターン62を窒化膜
で形成する。その後、第一製法の第2工程を以下のよう
に変えで行う。
この実施例では、窒化膜パターン62が形成されている
基板30の全面上に、CVD法により、1000A程度
の均一の膜厚のSiO2膜100を形成する(第10図
(8))。
続いて、このSiO2膜100に対して、異方性エツチ
ングを行ってダミー膜パターン62の周側面にSiO2
のサイドウオール1021F!、形成する(第10図(
C) )、このサイドウオール102の基板30上での
幅は約1000A程度となる。
続いて、このサイドウオール102とダミー膜パターン
62とをエツチングマスクとして利用して下地の基板3
0i一部分の深さにわたり均一にエツチング除去し下地
凸部32と下地平場部34とを形成する(第10図(D
))。この場合にも、例えば、前述した実施例の場合と
同様に、エツチング深to0.6um程度とする。
次に、この製法では、第一製法の第3工程を以下のよう
に変えて行う。
この実施例では、上述した第2工程で得られた構造体(
第10図(D)に示す)の上側全面に、既に説明した第
二構造の製造方法の場合(第9図(A)9照)と同様に
して、CVD法により、平坦面を有するように第一予備
SiO2膜82を一旦堆積する(第10図(E)に破線
で示す)。
この場合、第一予備SiO2膜82の平坦面が得られな
い場合には、SiO2とエツチングレイトが等しいレジ
ストを用いて平坦面を形成しておく。
続いて、ダミー膜パターン62の窒化膜をエツチングス
トッパとし、かつ、S x 02のエッチバック技術を
用いて、ダミー膜パターン62の膜面と同一の面までエ
ツチング除去してSiO2の予備膜である第二予備Si
O2膜84膜形4する(第10図(E))。
続いて、この第二予備SiO2膜(予備膜)84をその
膜面から下方へ、凸部32の高さ方向の一部分にわたる
深ざまで異方性エツチング(ドライエツチング)によっ
てエツチング除去し、残存した予備膜を第三予備SiO
2膜86として形成する。このエツチングにより、サイ
ドウオール102も同時にエツチングされるため、凸部
32の上面はもとより、その上端縁側の周側面およびダ
ミー膜パターン62の周側面が露出する(第10図(F
))。このとき、凸部32の上面の上端縁から窒化膜6
2までの露出幅は約100OAとなる。
次に、ポリシリコンに対する異方性エツチング技術を利
用しで、上述した凸部32の露出側面にサイドウオール
90を形成する(第10図CG))。
このため、第10図「の構造体の全面にポリシリコンを
例えば0.4um程度堆積させて、膜厚の均一な予備ポ
リシリコン膜88を一旦形成する(第10図(G)に破
線で示す)。続いて、異方性エツチングを行ってSiO
2膜86の膜面までエツチング除去すると、上述したポ
リシリコンのサイドウオール90が残存し、このとき、
ダミー膜パターン62の上面も再び露出する(第10図
(G)’)。
次に、このサイドウオール90とダミー膜パターン62
とをマスクとして用いて、第三予備5102膜(残存し
た予備膜)86を再び異方性エツチングしで残存するS
iO2からなる下側絶線層36を形成する(第10図(
H))。この場合のエツチング深さは、後工程で形成す
る主電極領域を厚く出来るように、設計に応じた任意の
深さとするのが良いが、ここでは、例えば0.3um程
度とする。このようにしで、サイドウオール90の下側
に位置するS i O2膜部分の膜厚は厚く、その他の
部分は薄い均一な膜厚となる。
次に、この製法では、第一製法の第4工程を以下のよう
に変えて行う。
この実施例では、上述した第3工程で得られた構造体(
第10図(H)に示す)の全面上に、ポリシリコンを堆
積させて、平坦面を有する予備ポリシリコン膜92(第
10図(1)に破線で示す)!−一旦形成た後、エッチ
バックを行い、ダミー膜パターン62の膜面と同一高さ
の面を有するポリシリコン膜94を形成する。尚、上述
した予備ポリシリコン膜92の平坦面はエツチングレイ
トの等しいレジストを用いて形成しでも良い。
このようにして、この第三の製法においても、ポリシリ
コンのサイドウオール90と、このポリシリコン膜94
とが一体となって、第7図(F)および第8図(F)で
示したと同様なポリシリコン層70を得る(第10図(
1))。
その後の工程は、第一製法の場合と下側絶縁層36およ
びポリシリコン層70の図示の断面形状が異なるが、第
一製法の第5工程以下の工程(第7図(G)および第8
図(G)以下に示す)と同様な工程で順次処理を行えば
良い。
しかし、この第三の製造方法の場合には、第5工程での
ポリシリコン層の熱酸化によって、主電極領域38およ
び40と、上側絶縁層42を横戊する熱酸化膜(42a
および42b)a形成するとき、主電極領域38および
40の一部分(サイドウオール90として形成しておい
たポリシリコン)を凸部32の上面にポリシリコンの状
態で依然として残存させることが必要となる。従って、
この実施例では、好ましくは、ポリシリコンは凸部32
の上面上約50OAの厚さで残るように酸化させるのか
良い。生電極領域38および40がこの側面と上面とに
接合している(第10図(J))。
ざらに、この実施例の場合には、M6工程においで、ダ
ミー膜パターン62を除去すると、凸部32の上面に形
成したゲート溝56に、主電極領域38および40が部
分的に露出する(第10図(K))。このため、この露
出面を絶縁膜で被覆する必要があるが、この実施例では
、第7工程でのケート絶縁膜の形成を、主電極領域38
および40を構成するポリシリコンと下地凸部32のシ
リコンとを熱酸化して絶縁膜を得ている(第10図(K
))、尚、この絶縁膜は、その一部分がゲートP!締膜
44であり、残りの部分は上側絶線層42の一部分42
bとなる。
その後、第一の製法と同様にして所要の工程を経て、最
終的に第10図(L)に示すFET構造を得ることが出
来る。
上述したこの製法であると、第一製法のメリットに加え
、主電極領域38および40と下地凸部32との接合部
を設計通つに−層確寅に形成出来ると共に、凸部32の
上面と側面とで主電極領域38および40が接合するの
で、製造上のマージンが大となり、製造し易くなる。
第四構造の製造方法の実施例 次に、FETの第四構造の製造方法の実施例につき第1
1図(A)〜第11図(K)!参照して説明する。
先ず、第1工程においで、下地のp型Si基板307a
、フォトリソエツチング技術を用いて、チャネル領域用
の凸部32と、平坦部34とを形成する(第11図(A
))。この凸部32の平坦面34からの高さは、素子特
性に応して設定できるが、ここでは3000人程度とす
る。
次に、第2工程においで、この下地平坦部34上であっ
て、凸部32の周囲を埋め込むようにしでSiO2膜を
下側絶縁層として形成する(第11図(B))。そのた
め、CVD法により、第1工程で得られた構造体の全面
上にSiO2を堆積させて、上面か平坦面な予備SiO
2膜110(第11図(8)に破線で示す)を形成する
。この場合、5102とエツチングレイトが等しいレジ
ストを用いて平坦面を形成してもよい。続いて、この予
備SiO□膜110を、凸部32の上面をエツチングス
トッパとして用いて、エッチバックしてこの凸部32の
上面と同し高さの、SiO2膜からなる下側絶縁層36
を形成する(第11図(B))。この下側絶縁層36は
、当然ながら凸部32の周側面と接触しており、かつ、
均一の膜厚である。
次に、第3工程においで、第2工程で得られた構造体の
全面上に、CVD法により、平坦な上面を有するポリシ
リコン層112を形成する(第11図(C))。この場
合、ポリシリコン層1]2の膜厚18設計に応して任意
に設定できるか、ここでは3500λ程度とする。
次に、第4工程においで、ポリシリコン層112上に熱
酸化防止膜1]4を適当な方法で形成する(第11図(
D)”)、この熱酸化防止膜114を、好ましくは、窒
化膜で構成するのが良い。この場合、ポリシリコン層1
12の全面上にCVD法によって窒化膜を膜厚1500
人程度で被膜した後、ホトリソエツチング技術を用いて
これをバターニングしで、窒化膜パターン]14を形成
すればよい、この実施例では、この窒化膜パターン1]
4を、凸部32をチャネル長方向に跨って、第一および
第二主電極領域の形成子定領域上に、形成する(第11
図(D))。従って、この窒化膜パターン1]4は、そ
の平面形状を矩形とし、その一方の長さを凸部32のチ
ャネル幅方向の幅と等しくし、かつ、他方の長さを凸部
32のチャネル長方向における第一主電極領域の最タト
端縛から第二主電極領域の最外端縁までの距離とほぼ等
しくする。
次に、第5工程においで、熱酸化防止のための窒化膜パ
ターン114を具えたポリシリコン層112を適当な温
度で、適当な時間熱酸化する。このポリシリコンの熱酸
化によって上側絶縁層42の部分42aを構成する(第
11図(E))、この素子分離酸化膜42aは、下側絶
縁層36とつながり、第一および第二主電極領域用のポ
リシリコン領域116を画成する。
次に、第6工程において、上述の窒化膜パターン]14
を除去してポリシリコン領域116を露出させる(第1
1図(E))。
次に、第7工程においで、このポリシリコン領#iM6
の低抵抗化を図るためのイオン注入を行う(第11図(
F))。ここではNチャネル型のF278作る例を述べ
ているので、例えばP(リン)またはAs(ヒ素)イオ
ンを注入する。
尚、Pチャネル型のFETの場合には、例えば、B(ボ
ロン)またはBF2  (フッ化ボロン)を用いれば良
い。この場合のリンまたはヒ素のイオン注入濃度を、好
ましくは、10”/cm2程度とするのが良い。
次に、第8工程においで、上述のイオン注入済みのポリ
シリコン領341164二分して個別の第一および第二
主電極領域38および40を形成する(第11図(G)
)。このため、ポリシリコン領域116の凸部32の上
側部分に、ホトリンエツチング技術を用いて、ゲート開
口部(溝)56を開ける。このゲート開口部56は、チ
ャネル幅の長さでポリシリコン領域116を横切ってお
り、かつチャネル長よりも短い溝幅て、凸部32の上面
の中央に形成する(第11図G)。
従って、第一および第二主電極領域38および40は、
チャネル長方向の端部の下側面が凸部32の上面の端縁
側に、チャネル幅方向の全域にわたって、接触した状態
で、それぞれ残存し、そしで、領域38および40の下
側のその他の面は下側絶縁層36と完全に接触し、これ
ら領域38および40と凸部32の上面を除いた周囲(
よ上述した素子分離酸化膜42aで囲まれている(第1
1図(D) ) 。
次に、第9工程において、第一および第二主電極領域3
8および40の露出面に、上側絶縁層42の一部分を構
成する絶縁膜42bを形成すると共に、凸部32の上面
のゲート溝56に露出した部分に、ゲート絶縁膜44を
形成する(第11図(H))。このため、第8工程で得
られた構造体を熱処理しで、主電極領域38および40
を構成するポリシリコン領域の表面を熱酸化してシリコ
ン酸化膜42bt形成すると共に、凸部32の露出上面
部分を熱酸化してゲート絶縁膜としてのシリコン酸化膜
44を、同時に形成する(第11図(H))。尚、これ
らシリコン酸化膜44および42bは一体化する。また
、シリコン酸化膜42bは上側絶縁層42の一部分を構
成し、素子分離酸化膜42aとつながって一体となる。
また、好ましくは、このシリコン酸化膜42bの膜厚は
、主電極領域38および40の上側で約500大とし、
ゲート絶縁膜44の膜厚は約200大程度とするのが良
い、ざらに、この酸化熱処理によって、先に、第7工程
で注入したイオンを同時に熱拡散して活性化を図ること
かできる。
次に、第10工程においで、既に説明した第一製法の第
8工程(第7図(K)、第8図(K)参照)と同様にし
で、この場合にはゲート溝56に形成されたシリコン酸
化膜42bおよび44を介在させて、ゲート電極46を
形成する(第11図(1))。このため、第9工程で得
られた構造体の上全面に、CVD法によって、ポリシリ
コン層72を被覆し、続いて、このポリシリコン層72
に対しP(リン)注入を行った後、リン注入済みポリシ
リコン層72中のリンイオンの熱拡散を行って、この層
72を高濃度のN型導電層に変える(第7図(シ)、第
8図(し)9照)。続いて、第一製法の場合と同様に、
このポリシリコン層72に対してゲートバターニングを
行ってゲート電極46を得る(第11図(J))。
この第四製法における、この後の工程、例えば、コンタ
クトホールの形成(第11工程)、第一および第二主電
極の形成(第12工程)、中間絶線膜の形成、配線形成
等、その他の所要の工程は、既に説明した第一製法の工
程と同様にして行えばよい(第7図(M)、第8図CM
)〜第7図(O)、第8図(0)参照)。そしで、最終
的に、第11図(L)に示したような第四構造のFET
を得る。
このように、上述した第四製法は、第一製法の場合と異
なり、ゲート電極を自己整合的に形成できず、また、生
電極領域をポリシリコン層上に酸化防止膜を形成し熱酸
化を行って得た酸化膜で画成している。また、主電極領
域と下地との接合面積を小古くすると共に、この主電極
領域を厚く形成しその低抵抗化を図ることができる。
第五構造の製造法の実施例 次に、FETの第五構造の製造方法の実施例につき第1
2図ヲ参照して説明する。
この製法は、5102で下側絶縁層を作り、主電極領域
を下地凸部とその上端縁の側面および上面と接合させ、
上側絶縁層の一部分をポリシリコン層上に酸化防止膜を
設け、熱酸化を行って得た酸化膜で形威し、しかも、ゲ
ート電極を自己整合的に形成出来る方法である。
このため、この製法のダミー膜パターンの形成(第1工
程)、SiO2膜の形Fji(第2工程)、サイドウオ
ールの形、5!(第3工程)、下地のエツチング(第4
工程)およびSiO2の予備膜の形成(第5工程)まで
は、既に説明した第三構造の製法と同様にして行なう(
第10図(A)〜第10図(E)9照)。
この製法では、第6工程においで、この第5工程で得ら
れた構造体(第10図(E))の第二予備5102膜8
4(予備膜)に対し、その膜面がら凸部32の上面まで
、異方性エツチング(ドライエツチング)によってエツ
チング除去する。このエツチングで残存したSiO2膜
を下側絶縁層36とする。
次に、第7工程においで、ポリシリコンのエッチパック
技術を利用しで、下層総締層36および凸部32の露出
した上面に、ダミー膜パターン62の上面の高さのポリ
シリコン層112を形成する。
このため、第6工程で得られた構造体(第12図(A)
)の上側全面にCVD法により、上面か平坦な予備ポリ
シリコン層120(第12図(8)に破線で示す)P8
−旦形成し、その後、ダミー膜パターン(例えば窒化膜
)62をエツチングストッパとして用いて、その上面か
らエッチバックを行ってポリシリコン層112を形成す
る。従って、このポリシリコン層112は、その端部の
下面の一部分か凸部32の上面と接触し、残りの部分が
下側絶縁層36と接触し、また、このダミー膜パターン
62の周辺を取り囲んだ状態で出来ている(第12図(
B))。
この製法におけるこの後の工程は、既に説明した第四構
造の製法(第四製法)の第4工程(第11図(D)〜第
11図(K)参照)以下の工程と同様にしで行う。しか
しながら、ゲート溝の形成は、この製法の実施例では、
ダミー膜バターシの除去により自動的に形成する。以下
、これらの点につき簡単に説明する。
従って、第8工程においては、ポリシリコン層1]2お
よびダミー膜パターン62上に、第四製法の第4工程と
同様にしで、熱酸化防止膜114例えば窒化膜パターン
を設ける(第12図(C))。
次に、第9工程においで、ポリシリコン層112の熱酸
化により酸化@42aを形成し、同時にポリシリコン領
域116@画成する。この実施例でも、この酸化膜42
aは上側絶縁層42の一部分を構成し、また、ポリシリ
コン領域が第一および第二主電極領域38および40と
なる。そしで、これに続く、第10工程においで、熱酸
化防止膜114を除去する(第12図(D))。
次に、第11工程において、第一および第二主電極領域
38および40に対しで、これを低抵抗化するためのリ
ンまたはヒ素イオンを注入する(第12図(E))。
そしで、この製法では、M11工程で得られた構造体(
第12図(E)に示す)から、ダミー膜パターン62を
適当な方法で除去して、凸部32の上面を露出させると
共に、・主電極領域38および40の壁に挾まれ、しが
も、上側絶縁層42aで挟まれたゲート溝56を形成す
る。その結果、第11図(G)で示すような断面構造の
構造体が得られる。従って、この第五の構造の製法の実
施例の場合でも、第一および第二主電極領域38および
40のチャネル方向の端部の下側面が凸部32の上面の
端線側に、チャネル幅方向の全域にわたって、接触した
状態でそれぞれ存在し、そしで、領i*38および40
の下側のその他の面は下側絶線136と完全に接触し、
これら領域30および40の凸部32の上面を除いた周
囲は上述した酸化膜42aで囲まれている(第11図(
D)参照)。
以下、第四製法の工程と同様に、所要の工程を経て最終
的に第12図(F)に示す構造のFETを得ることが出
来る。
この第五製法によれば、上側絶縁層の一部分をポリシリ
コン層上に酸化防止膜を設け、熱酸化を行って得た酸化
膜で形成し、ゲート電極を自己整合的に形成し、ざらに
、他の製法と同様に主電極領域と下地との接合面積を小
さくし得ると共に、主電極領域の低抵抗化を図ることが
出来る。
上述した各製法は、NチャネルFETの製造につき説明
したが、PチャネルFETの製造も同様にして行うこと
が出来る。この場合には、導電型を決定する不純物イオ
ンを適当に変えれば良い。
上述した第1.2および3製法においでは、主電極領域
の低抵抗化のためのイオン注入および熱拡散をコンタク
トホール形成後に行ったが、この低抵抗化処理をポリシ
リコン層の熱酸化処理の後であってダミー膜パターンの
除去前に行ってもよい、また、第4および第5製法にお
いで、主電極領域の低抵抗化をコンタクトホール形成後
であって主電極形成苅に行ってもよい。
また、第二〜第五製法において、下側綿R層形成に用い
た5102の代わりに、SiO2を含有する結縛材料、
例えばPSG、BPSG等のシソケートガラスを用いて
もよい。
CMOS構造の製造方法の実施例 次に、上述したいずれかの製法を用いて0MO3構造を
製造する方法の実施例につき、簡単に説明する。以下の
実施例では、−例としで、上述した第一製法に従って、
第一の構造のFETを以って構成したCMOS構造につ
き説明する。
そのため、先ず、下地としてP型Si半導体基板30を
用い、これに通常の方法で、N型ウェル130を形成す
る(第13図(A))。そしで、この後工程で、P型基
板にはNチャネルの「ε丁を、また、Nウェル130に
はPチャネルのFETtそれぞれ作り込む。従って、両
FETの構成成分中には導電型が異なるが機能が同一の
512分が含まれているが、同一の機能を有する構成成
分には、第一製法において用いた番号と同一の番号を付
して示す。
次に、基板30の全面に、ダミー膜60として窒化膜を
被覆しく第13図(8)) 、続いて、ホトリソエツチ
ング技術を用いて、ダミー膜パターン62r8形成する
。この二つのパターン62の間隔は設計に応した高密度
化が図れるように定めれば良い。
次に、このダミー膜パターン62をエツチングマスクと
して用いて下地凸部32を形成する(第13図(C))
続いて、既に説明した第一製法に従って、ゲート電極形
成のためのポリシリコン層72までを形成する(第13
図(D)、第7図(C)〜第7図(K)および第8図(
C)〜第8図(K)9照)。
次に、デュアルグー1CMOS構造とするために一方の
ゲート電極例えばNチャネルFET用のゲート電極を作
製するため、適当なマスクを用いて、ポリシリコン層7
2の所定の領域にP(リン)またはAs(ヒ素)イオン
を注入してこの領域を高濃度のN型溝電層]32に変え
、続いて、PチャネルFET用のゲート電極を作製する
ため、適当なマスクを用いて、ポリシリコン層72の他
の所定領域を高濃度のP型溝電層134に変える。然る
後、マスクを除去して例えば第13図(E)に示したよ
うな構造体を得る。
次に、通常の方法で、これら導電層132および134
のゲートエツチングを行って、ゲート電極46をそれぞ
れ形成する(第13図(F))。
尚、このゲート電極のエツチング形成は上述のイオン注
入毎に個別に行っても良い。
次に、通常の方法で、中間絶縁膜136¥を設け、コン
タクトホール52および54を開け、コンタクトインプ
ランテーションを行い、両FET用の第一及第二電極4
8および50とが、他の所要の配線をそれぞれ形威し、
CMOS構造を完成する(第13図(G))。
尚、上述したCMOS構造の製造の実施例は第一製法を
用いて両FE’l同時に形成したが、この発明の他の製
法を用いて製造しても良い。
このようにしてCMOS構造を製造すると、使用した各
製法のメリットを享受出来る他、PおよびNチャネルの
両FETの素子分Mt容易に行うことが出来、しかも、
素子分離幅を両凸部32間の間隔および縦方向の高さで
決めることか出来る。従って、集積密度を高めることが
出来る。また、この方法であると、電気的な素子分離幅
を広くとることが出来るので、CMOS構造のラッチア
ップに強くなる。従って、CMOS構造の制御が容易と
なり、CMOS構造の高性能化を図ることが出来る。
この発明は上述した特定の実施例につき説明したが、こ
れらの実施例は単なる好適例にすぎず、従って、この発
明は、これらの実施例にのみ限定されるものではなく、
多くの変更または変形を行うことが出来る。
例えば、第4構造および第5構造の実施例の場合、主電
極領域を低抵抗化するための不純物導入は、共にゲート
電極形成前の第7工程において行ったが、これは第1、
第2、第3構造で行ったように配線用のコンタクトホー
ル形成後に行うことできる。そしで、この違いによりゲ
ート電極下側への不純物の拡散量を制御できることにな
る。
また、CMO8構造作成時のウェルも本例ではP型基板
にNウェルを形成したが、N型基板にPウェルを形成す
るなどの他のウェル構造としてもよく、目的の特性に合
わせて選択できる。
また、CMOS構造のゲート電極の導電型についても、
前記実施例ではデュアルゲートを示したが、Pチャネル
、Nチャネルの両方に同し導電型を用いてもよい。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明の電界効
果トランジスタの構造によれば、ソース・トレイン導電
層を構成する主電極領域と、下地との接合面積を従来よ
りも大幅に、がっ、必要最小限に小ざくすることが出来
るので、接合容量が対応して小古くなる。従って、相当
の電流駆動能力の向上か期待できる。また、この接合面
積の大きざによらず、主電極領域の層厚を厚くすること
か出来るので、主電極9N域は低抵抗化できる。
また、主電極領域をポリシリコンで形成しているため、
主電極領域へ注入されている不純物のゲート電極の下方
向への拡散を最小限度に押えることが出来る。その結果
、短チヤネル効果およびパンチスルーの発生を可及的に
抑えることが出来る。
また、この発明の電界効果トランジスタの製造方法によ
れば、主に、ゲート電極を自己整合的に形成出来るので
、精度良く、がっ、容易に素子形成が出来る。
また、素子分離のための絶縁層を最初から作り込んでお
かなくても、ポリシリコンの熱酸化処理によって、この
素子分離のための上側絶縁層部分と主電極領域(ソース
・トレイン導電層)とを同時に形成することか出来る。
また、ポリシリコン層上に熱酸化防止膜を設けて、熱酸
化することによって酸化膜の上側絶縁層部分を形成する
場合には、この熱酸化と同時に主電極領域を画成するこ
とか出来る。いずれの場合であっても、主電極領域と下
地基板か接合しているのはチャネル形戊領域近傍である
ため、下地側の素子間路Mを長くでき、また、上側絶縁
層部分の幅を小さくすることが出来るので、この集積回
路に絹み込む素子の集積度を従来よりも高めることが出
来る。
また、この発明の製造方法を用いてCMO8構造′を製
造する場合には、NおよびPチャネルFETの間隔は、
下地に形成する凸部の間隔で決るので、従来よりも0M
O5構造の高集積化が図れる。また、形成したCMOS
構造はラッチアップに強いので、0MO5構造の高性能
化を達成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の電界効果トランジスタの説明に供
する図であって、第1図(A)は要部平面図、第1図(
B)は電界効果トランジスタの第一構造の実施例を説明
するための第1図(A)のI−I線に沿ってとった断面
切口を示す図、第1図(C)は第1図AのII −II
線に沿ってとった断面を含む部分的斜視図、 第2図は、従来の代表的なMOS F E Tの構造の
説明に供する断面図、 第3図は、この発明の電界効果トランジスタの第二構造
の実施例を説明するための第1図(A)と同様な断面図
、 第4図は、この発明の電界効果トランジスタの第三構造
の実施例を説明するための第1図(A)と同様な断面図
、 第5図は、この発明の電界効果トランジスタの第四構造
の実施例を説明するための第1図(A)と同様な断面図
、 第6図は、この発明の電界効果トランジスタの第五構造
の実施例を説明するための第1図(A)と同様な断面図
、 第7図(A)〜第7図(○)および第8図(A)〜第8
図(○)は、この発明の電界幼果トランジスタの第一構
造の製造方法の説明に供する工程図であって、第7図お
よび第8図の各図は製造工程段階で得られた構造体の第
1図(A)のl1l−III線およびTV−TV線に沿
ってそれぞれとった断面にそれぞれ対応する断面でそれ
ぞれ示した図、 第9図(A)〜第9図CF)は、この発明の電界効果ト
ランジスタの第二構造の製造方法の説明に供する工程図
であって、各図は製造工程段階で得られた構造体の第1
図(A)のm−■線に沿ってとった断面に対応する断面
で示した図、第10図(A)〜第10図(L)は、この
発明の電界効果トランジスタの第三構造の製造方法の説
明に供する工程図であって、各図は製造工程段階で得ら
れた構造体の第1図(A)の■−m線に沿ってとった断
面に対応する断面で示した図、第11図(A)〜第11
図(K)は、この発明の電界効果トランジスタの第四構
造の製造方法の説明に供する工程図であって、各図は製
造工程段階で得られた構造体の第1図(A)のm−■線
に治ってとった断面に対応する断面で示した図、第12
図(A)〜第12図(「)は、この発明の電界効果トラ
ンジスタの第五構造の製造方法の説明に供する工程図で
あって、各図は製造工程段階で得られた構造体の第1図
(A)の[1−III線に沿ってとった断面に対応する
断面で示した図、第13図(A)〜第13図(G)は、
この発明の電界効果トランジスタの製造方法を用いてC
MOS構造を製造する例を説明するための製造工程図、 第14図(A)および第14図(B)は、この発明の第
一構造例の製造方法の説明に供する図である。 30・・・下地、     32・・・凸部34・・・
平坦部、    36・・・下側絶縁層38・・・第一
主電極領域、40・・・第二主電極領域42.42a、
42 b ・・・上側絶縁層44・・・ゲート絶縁膜、
 46・・・ゲート電極48・・・第一主電極、  5
0・・・第二主電極52.54・・・コンタクトホール 56・・・ゲート開口部(溝、ホール)60・・・ダミ
ー膜、   62・・・ダミー膜パターン64・・・仮
りの結締被膜(PSG被膜)66・・・整形済みPSG
被膜 68・・・ポリシリコンの予備膜 7o、72.94、]12・・・ポリシリコン層74.
136・・・中間絶縁膜 78・・・ゲートホール、 80・・・ゲートコンタク
ト82・・・第一予備SiO2含有膜 84・・・第二予備SiO2含有膜 86・・・第三予備5102含有膜 88.92・・・予備ポリシリコン膜 90・・・ポリシリコンのサイドウオールOO・・・S
iO□含有膜 02・・・S I O2含有サイドウオール10・・・
予備S I O2膜 14・・・熱酸化防止膜 16・・・ポリシリコン領域 20・・・予備ポリシリコン層 30・・・Nウェル、   132・−N型導電層34
・・・P型溝電層。 FETの第一構1 第1 図(C) シー 0  マ ■  0 /1\ 一つ ζユI 〜  寸 の の

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チャネルが形成される凸部を有する下地と、下側
    絶縁層と、第一および第二主電極領域と、上側絶縁層と
    、ゲート電極と、ゲート絶縁膜と、第一および第二主電
    極とを具え、 前記下側絶縁層は、前記下地上に前記凸部の周辺を実質
    的に埋込むように設けてあり、 前記第一主電極領域は、チャンネル長方向における前記
    凸部の一方の側におよび前記第二主電極領域は前記凸部
    の他方の側にそれぞれ設けられていて、かつ、前記第一
    および第二主電極領域はチャネル幅方向の全幅にわたっ
    てこの凸部の一部分とそれぞれ接触しており、 前記上側絶縁層は、前記第一および第二主電極領域をそ
    れぞれ覆い、かつ、前記下側絶縁層と協同して第一およ
    び第二主電極領域を実質的に画成しており、 前記ゲート電極は前記凸部上に前記ゲート絶縁膜を介し
    て設けてあり、 前記第一および第二電極は、前記上側絶縁層に設けたコ
    ンタクトホールを経て前記第一および第二主電極領域と
    接触するようにそれぞれ設けてある ことを特徴とする電界効果トランジスタ。
  2. (2)請求項1に記載の電界効果トランジスタにおいて
    、前記第一および第二主電極領域は、前記凸部の上端縁
    近傍に接触しており、その接触面積は、接触抵抗が当該
    電界効果トランジスタの動作特性に影響を及ぼさない程
    度の狭い面積とすることを特徴とする電界効果トランジ
    スタ。
  3. (3)請求項2に記載の電界効果トランジスタにおいで
    、前記第一および第二主電極領域は、前記凸部の上端縁
    と前記凸部の側面で接触していることを特徴とする電界
    効果トランジスタ。
  4. (4)請求項2に記載の電界効果トランジスタにおいて
    、前記第一および第二主電極領域は、前記凸部の上端縁
    と前記凸部の上面で接触していることを特徴とする電界
    効果トランジスタ。
  5. (5)請求項2に記載の電界効果トランジスタにおいて
    、前記第一および第二主電極領域は、前記凸部の上端縁
    と前記凸部の側面および上面で接触していることを特徴
    とする電界効果トランジスタ。
  6. (6)請求項1に記載の電界効果トランジスタにおいて
    、前記第一および第二主電極領域の基材をポリシリコン
    とすることを特徴とする電界効果トランジスタ。
  7. (7)請求項1に記載の電界効果トランジスタにおいて
    、前記上側絶縁層の少なくとも一部分をポリシリコンの
    熱酸化膜で形成することを特徴とする電界効果トランジ
    スタ。
  8. (8)請求項1に記載の電界効果トランジスタにおいて
    、前記上側絶縁層の少なくとも一部分を素子分離のため
    の酸化膜で形成することを特徴とする電界効果トランジ
    スタ。
  9. (9)請求項1に記載の電界効果トランジスタにおいて
    、前記下側絶縁層をPSG、BPSGまたはSiO_2
    のいずれかで形成することを特徴とする電界効果トラン
    ジスタ。
  10. (10)下地の上面にダミー膜パターンを形成する第1
    工程と、 該ダミー膜パターンをマスクとして用いて下地をエッチ
    ングしてチャネル領域用の凸部を形成する第2工程と、 前記下地上であって該凸部の周囲に、該凸部の側面と接
    触する下側絶縁層を形成する第3工程と、 ポリシリコンのエッチバック技術を用いて、前記下側絶
    縁層の全面上に、前記凸部と部分的に接触しかつ前記ダ
    ミー膜パターンの上面と同じ高さに達するポリシリコン
    層を、形成する第4工程と、 該ポリシリコンを熱酸化して第一および第二主電極領域
    を画成すると共に、上側絶縁層を構成する熱酸化膜を形
    成する第5工程と、 前記ダミー膜パターンを除去して前記凸部の上面を露出
    する第6工程と、 該凸部の上面にゲート絶縁膜を形成する第7工程と、 該ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する第8工程と、 前記上側絶縁膜にコンタクトホールを形成する第9工程
    と、 該コンタクトホールを経て前記第一および第二主電極領
    域に接触する第一主電極および第二主電極をそれぞれ形
    成する第10工程と を含むことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方
    法。
  11. (11)請求項10に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記第5工程は、 前記チャネル領域のチャネル長方向における前記凸部の
    一方の側に第一主電極領域および他方の側に第二主電極
    領域をそれぞれ予備的に画成するために、これら主電極
    以外のポリシリコン層の部分をその膜厚の一部分にわた
    りエッチングする工程と、 該エッチングにより残存したポリシリコン層を熱酸化す
    る工程 を含むことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方
    法。
  12. (12)請求項10に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記第3工程は、 前記凸部を含む下地上にPSGまたはBPSG膜を形成
    する工程と、 形成されたPSG膜またはBPSG膜を加熱フローさせ
    て整形する工程と、 整形済みのPSG膜またはBPSG膜をウェットエッチ
    ングする工程と を含むことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方
    法。
  13. (13)請求項10に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記第4工程は、 前記下部絶縁層および前記ダミー膜パターンを含む下地
    の上側全面にポリシリコンの予備膜を形成する工程と、 該ポリシリコンの予備膜を前記ダミー膜パターンの上面
    までエッチバックする工程と を含むことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方
    法。
  14. (14)請求項10に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記第2工程は、 前記ダミー膜パターンのみをマスクとして前記下地をエ
    ッチングする工程と を含むことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方
    法。
  15. (15)請求項10に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記第3工程は、 前記下地上にSiO_2のエッチバック技術を利用して
    前記ダミー膜パターンの上面と同一の高さでSiO_2
    含有膜を形成する工程と、 該SiO_2含有膜を、前記上面から下方へ前記凸部の
    高さ方向の一部分にわたる深さまで、エッチングして該
    ダミー膜パターンおよび凸部の側面を露出させる工程と ポリシリコンに対する異方性エッチング技術を利用しで
    、前記の露出した側面にサイドウォールを形成する工程
    と、 前記ダミー膜パターンおよびサイドウォールをマスクと
    して用いて前記SiO_2含有膜を前記凸部の高さ方向
    の一部分にわたる深さにまで再エッチングして前記下側
    絶縁層を形成する工程とを含むことを特徴とする電界効
    果トランジスクの製造方法。
  16. (16)請求項10に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記第4工程は、 前記請求項15て形成した前記下側絶縁層の上側全面に
    、ポリシリコンのエッチバック技術を利用して、前記ダ
    ミー膜パターンの膜面に達する膜厚のポリシリコン膜を
    形成する工程を含み、該ポリシリコン膜および前記サイ
    ドウォールで前記ポリシリコン層を構成する ことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方法。
  17. (17)請求項10に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記第2工程は、 前記ダミー膜パターンを含む下地全面にCVD法により
    SiO_2含有膜を形成する工程と、該SiO_2含有
    膜をドライエッチングして該ダミー膜パターンにサイド
    ウォールを形成する工程と、 該ダミー膜パターンに該サイドウォールをマスクとして
    加えて下地をエッチングする工程とを含むことを特徴と
    する電界効果トランジスタの製造方法。
  18. (18)請求項10に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記第3工程は、 前記請求項17の第2工程の後に、SiO_2のエッチ
    バック技術を利用して、前記下地上に前記ダミー膜パタ
    ーンの上面に達する膜厚でSiO_2含有予備膜を形成
    する工程と、 該予備膜を、前記ダミー膜パターンをマスクとしてエッ
    チングして前記サイドウォールを除去すると共に、前記
    凸部の上端縁から該凸部の高さ方向の一部分にわたる深
    さにまで除去して該凸部の側面および上面の一部分を露
    出させると共に、前記予備膜を部分的に残存させる工程
    と、 ポリシリコンに対する異方性エッチング技術を利用して
    、前記残存した予備膜上であって、前記露出した、凸部
    およびダミー膜パターンの側面に、ポリシリコンのサイ
    ドウォールを形成する工程と、 前記ダミー膜パターンおよびポリシリコンのサイドウォ
    ールをマスクとして用いて前記残存した予備膜を前記凸
    部の高さ方向の一部分にわたる深さにまで再エッチング
    して前記下層絶縁層を形成する工程と を含むことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方
    法。
  19. (19)請求項10に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記第4工程は、 前記請求項18における第3工程の後に、ポリシリコン
    のエッチバック技術を利用して、前記ダミー膜パターン
    の上面に達する膜厚のポリシリコン膜を形成する工程を
    含み、 該ポリシリコン膜および前記ポリシリコンのサイドウォ
    ールで前記ポリシリコン層を構成することを特徴とする
    電界効果トランジスタの製造方法。
  20. (20)請求項10に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記第5工程と前記第6工程との間に、前記第一および
    第二主電極領域の低抵抗化を図る工程を含む ことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方法。
  21. (21)請求項10に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記第9工程と前記第10工程との闇に、前記第一およ
    び第二主電極領域の低抵抗化を図る工程を含む ことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方法。
  22. (22)下地をエッチングしてチャネル領域用の凸部を
    形成する第1工程と、 SiC_2のエッチバック技術を利用して前記下地上で
    あって前記凸部の周囲に、該凸部の側面に接触しかつ該
    凸部の上面に達する膜厚でSiO_2含有膜を下側絶縁
    層として形成する第2工程と、該下側絶縁層と凸部の全
    面上に平坦な上面を有するポリシリコン層を形成する第
    3工程と、前記ポリシリコン層上であって、チャネル長
    方向に前記凸部を跨がって、第一および第二主電極領域
    の形成予定領域上に熱酸化防止膜を形成する第4工程と
    、 前記ポリシリコン層を熱酸化して前記第一および第二主
    電極領域用のポリシリコン領域を画成すると共に、上側
    絶縁層を構成する素子分離のための酸化膜を形成する第
    5工程と、 前記熱酸化防止膜を除去する第6工程と、 前記ポリシリコン領域の低抵抗化を図るためのイオン注
    入を行う第7工程と、 前記ポリシリコン領域の前記凸部の上側部分にチャネル
    幅方向の凸部の長さを有しかつチャネル長方向の凸部の
    幅よりも短い幅を有するゲート開口部を開けて該ポリシ
    リコン領域を第一および第二主電極領域に二分する第8
    工程と、 該第一および第二主電極領域の露出面に上側絶縁層を構
    成する絶縁膜および前記凸部の上面にゲート絶縁膜をそ
    れぞれ設ける第9工程と、該ゲート絶縁膜上にゲート電
    極を形成する第10工程と、 前記上側絶縁膜にコンタクトホールを形成する第11工
    程と、 該コンタクトホールを経て前記第一および第二主電極領
    域に接触する第一主電極および第二主電極をそれぞれ形
    成する第12工程と を含むことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方
    法。
  23. (23)請求項22に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記熱酸化防止膜を窒化膜とする ことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方法。
  24. (24)請求項22に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記下地をシリコンで形成する場合には、前記第9工程
    は熱酸化処理とすることを特徴とする電界効果トランジ
    スタの製造方法。
  25. (25)請求項22に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記第7工程を前記第6工程と前記第8工程との間で行
    う ことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方法。
  26. (26)請求項22に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記第7工程を前記第11工程と前記第12工程との間
    で行う ことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方法。
  27. (27)下地の上面にダミー膜パターンを形成する第1
    工程と、 前記ダミー膜パターンを含む下地全面にCVD法により
    SiO_2含有膜を形成する第2工程と、該SiO_2
    含有膜をドライエッチングして該ダミー膜パターンにサ
    イドウォールを形成する第3工程と、 該ダミー膜パターンおよび該サイドウォールをマスクと
    して下地をエッチングして凸部を形成する第4工程と、 SiO_2のエッチバック技術を利用して、前記下地上
    に前記ダミー膜パターンの上面に達する膜厚でSiO_
    2含有予備膜を形成する第5工程と、該予備膜および前
    記サイドウォールを、前記ダミー膜パターンをマスクと
    して、前記凸部の上面の深さにまでエッチング除去し、
    残存する予備膜を下側絶縁層とする第6工程と、 ポリシリコンのエッチバック技術を利用して、前記下側
    絶縁層および凸部の露出した上面に前記ダミー膜パター
    ンの上面の高さのポリシリコン層を形成する第7工程と
    、 前記ポリシリコン層の第一および第二主電極領域の形成
    予定領域上に、チャネル長方向に前記ダミー膜パターン
    を跨がって、熱酸化防止膜を形成する第8工程と、 前記ポリシリコン層を熱酸化して前記第一および第二主
    電極領域を画成すると共に、上側絶縁層を構成するフィ
    ールド酸化膜を形成する第9工程と、 前記熱酸化防止膜を除去する第10工程と、前記第一お
    よび第二主電極領域の低抵抗化を図るためのイオン注入
    を行う第11工程と、 前記前記ダミー膜パターンを除去することによりゲート
    開口部を開ける第12工程と、 該第一および第二主電極領域の露出面に、上側絶縁層を
    構成する絶縁膜を設けると共に、前記凸部の上面にゲー
    ト絶縁膜を設ける第13工程と、該ゲート絶縁膜上にゲ
    ート電極を形成する第14工程と、 前記上側絶縁膜にコンタクトホールを形成する第15工
    程と、 該コンタクトホールを経て前記第一および第二主電極領
    域に接触する第一主電極および第二主電極をそれぞれ形
    成する第16工程と を含むことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方
    法。
  28. (28)請求項27に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記熱酸化防止膜を窒化膜とする ことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方法。
  29. (29)請求項27に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記下地をシリコンで形成する場合には、前記第13工
    程は熱酸化処理とする ことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方法。
  30. (30)請求項27に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記第11工程を前記第10工程と前記第12工程との
    間で行う ことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方法。
  31. (31)請求項27に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記第11工程を前記第15工程と前記第16工程との
    間で行う ことを特徴とする電界効果トランジスタの製造方法。
  32. (32)請求項10に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記ダミー膜パターンを窒化膜パターンとすることを特
    徴とする電界効果トランジスタの製造方法。
  33. (33)請求項27に記載の電界効果トランジスタの製
    造方法において、 前記ダミー膜パターンを窒化膜パターンとすることを特
    徴とする電界効果トランジスタの製造方法。
  34. (34)一方の導電型の下地に他方の導電型のウエルを
    形成した後、請求項10に記載の電界効果トランジスタ
    の製造方法を用いて、一方の下地に他方の導電型チャネ
    ルの電界効果トランジスタおよび他方の導電型のウェル
    内に一方の導電型チャネルの電界効果トランジスタを作
    り込む ことを特徴とするCMOS構造の製造方法。
  35. (35)一方の導電型の下地に他方の導電型のウェルを
    形成した後、請求項22に記載の電界効果トランジスタ
    の製造方法を用いて、一方の下地に他方の導電型チャネ
    ルの電界効果トランジスタおよび他方の導電型のウェル
    内に一方の導電型チャネルの電界効果トランジスタを作
    り込む ことを特徴とするCMOS構造の製造方法。
  36. (36)一方の導電型の下地に他方の導電型のウェルを
    形成した後、請求項27に記載の電界効果トランジスタ
    の製造方法を用いて、一方の下地に他方の導電型チャネ
    ルの電界効果トランジスタおよび他方の導電型のウェル
    内に一方の導電型チャネルの電界効果トランジスタを作
    り込む ことを特徴とするCMOS構造の製造方法。
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