JPH03128985A - 溶剤型接着剤 - Google Patents
溶剤型接着剤Info
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- JPH03128985A JPH03128985A JP26483789A JP26483789A JPH03128985A JP H03128985 A JPH03128985 A JP H03128985A JP 26483789 A JP26483789 A JP 26483789A JP 26483789 A JP26483789 A JP 26483789A JP H03128985 A JPH03128985 A JP H03128985A
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Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
本発明はウレタン樹脂系の溶剤型接着剤に関するもので
あり、更に付言すると、より高い粘着性及び接着性を有
したバインダーに関するものである。
あり、更に付言すると、より高い粘着性及び接着性を有
したバインダーに関するものである。
［従来の技術］
一般にウレタン樹脂系溶剤型接着剤は、ウレタン樹脂を
バインダーとして、トルエン、酢酸エチル等の有機溶剤
、充填剤、その他の補助材料を配合して用途に応じた接
着剤を製造している。
バインダーとして、トルエン、酢酸エチル等の有機溶剤
、充填剤、その他の補助材料を配合して用途に応じた接
着剤を製造している。
［発明が解決しようとする課題］
しかしながら、初期粘着力の高いものを得ようとすると
、接着剤の成分中のバインダー成分を増加させ、また高
重合度のものを配合するのであるが、この場合、塗布作
業性が低下して、所謂刷毛さばきが重くなる欠点を生ず
る。
、接着剤の成分中のバインダー成分を増加させ、また高
重合度のものを配合するのであるが、この場合、塗布作
業性が低下して、所謂刷毛さばきが重くなる欠点を生ず
る。
また逆に、刷毛さばきを軽くして塗布作業性を向上させ
るためには、溶剤及び充填剤の種類や添加量を選択する
のであるが、刷毛さばきを軽くすると、逆に初期粘着力
や接着強度が低下してしまう。
るためには、溶剤及び充填剤の種類や添加量を選択する
のであるが、刷毛さばきを軽くすると、逆に初期粘着力
や接着強度が低下してしまう。
このように、接着剤の粘着性・接着性と、塗布作業性と
の物性が相反することであるため、従来の溶剤型接着剤
で粘着性、接着性と塗布作業性とを同時に満足するもの
を得ることは困難であった。
の物性が相反することであるため、従来の溶剤型接着剤
で粘着性、接着性と塗布作業性とを同時に満足するもの
を得ることは困難であった。
本発明は、充分な粘着性を有しかつ接着力、塗布作業性
に優れた溶剤型接着剤を得ることを目的とする。
に優れた溶剤型接着剤を得ることを目的とする。
［課題を解決するための手段］
本発明に係る溶剤型接着剤ては、ウレタン樹脂系接着剤
にイソシアネートで処理したウレタン変性アクリル樹脂
を配合したものである。
にイソシアネートで処理したウレタン変性アクリル樹脂
を配合したものである。
［作用］
本発明においては、バインダーとしてのウレタン樹脂に
アクリル樹脂を配合するわｉうであるか、ウレタン樹脂
とアクリル樹脂とは、従来相溶性か悪く、ゲル化もしく
は相分離が生していた。
アクリル樹脂を配合するわｉうであるか、ウレタン樹脂
とアクリル樹脂とは、従来相溶性か悪く、ゲル化もしく
は相分離が生していた。
ウレタン樹脂系接着剤にイソシアネートで処理したウレ
タン変性アクリル樹脂を配合したものであるため、ウレ
タン樹脂とウレタン変性アクリル樹脂との相溶性か高ま
り、相分離を生しることかなく、然も後述するように、
前記組成の接着剤か優れた粘着性、接着力、塗布作業性
を有していることを見出した。
タン変性アクリル樹脂を配合したものであるため、ウレ
タン樹脂とウレタン変性アクリル樹脂との相溶性か高ま
り、相分離を生しることかなく、然も後述するように、
前記組成の接着剤か優れた粘着性、接着力、塗布作業性
を有していることを見出した。
また、本発明で用いるアクリル樹脂重合体としては、ア
クリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル
酸メチル、アクリル酸２−エチルヘキシル等の不飽和醸
成るいは、そのアルキルエステル等との共重合体が使用
され、コポリマーにおける共重合比率は広い範囲から選
択できる。
クリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル
酸メチル、アクリル酸２−エチルヘキシル等の不飽和醸
成るいは、そのアルキルエステル等との共重合体が使用
され、コポリマーにおける共重合比率は広い範囲から選
択できる。
このアクリル樹脂重合体をインシアネ−１・て処理して
ウレタン変性アクリル樹脂とするのであるか、詳しくは
無水の状況下においてアクリル４Δノ脂とインシアネー
トを混合するたけて得られる。
ウレタン変性アクリル樹脂とするのであるか、詳しくは
無水の状況下においてアクリル４Δノ脂とインシアネー
トを混合するたけて得られる。
即ち、下記の式に示す通り、
ｆ）−Ｒ０−）１
アクリル樹脂中のカルボキシル基とインシアネートか反
応して酸アミド誘導体（即ち、ウレタン変性）を生しる
。このウレタン変性アクリル樹脂により、ウレタン樹脂
の相溶性か高まる。
応して酸アミド誘導体（即ち、ウレタン変性）を生しる
。このウレタン変性アクリル樹脂により、ウレタン樹脂
の相溶性か高まる。
前記反応に使用されるイソシアネートはモノイソシアネ
ート、ジイソシアネート等が、使用可能であるが、安定
性の面でモノイソシアネートが好ましい。
ート、ジイソシアネート等が、使用可能であるが、安定
性の面でモノイソシアネートが好ましい。
また、有機溶剤は、ウレタン樹脂や、ウレタン変性アク
リル系樹脂を溶解するものであれば、特に限定はないが
、工業的に安価に人手できるトルエン、酢酸エチルが通
常量も一般的に使用される。その他、アセトン、キシレ
ン、ＭＩＢＫをはしめ汎用の有機溶剤も使用できる。
リル系樹脂を溶解するものであれば、特に限定はないが
、工業的に安価に人手できるトルエン、酢酸エチルが通
常量も一般的に使用される。その他、アセトン、キシレ
ン、ＭＩＢＫをはしめ汎用の有機溶剤も使用できる。
充填剤としては、炭酸カルシウム、タルク、クレー等の
従来公知の物質を使用てき、石綿を使用することも可能
である。これら充填剤は必要に応して１ｆ￥Ｉｉ若しく
は２ ｆｍ以」二側用でき、使用する場合には例えばバ
イダー樹脂１００部に対して通常２０〜４００部好まし
くは約５０〜２５０部配合される。
従来公知の物質を使用てき、石綿を使用することも可能
である。これら充填剤は必要に応して１ｆ￥Ｉｉ若しく
は２ ｆｍ以」二側用でき、使用する場合には例えばバ
イダー樹脂１００部に対して通常２０〜４００部好まし
くは約５０〜２５０部配合される。
本発明においてウレタン変性アクリル系樹脂はバインダ
ー樹脂に対して固形分て２０重量％以下、通常５〜１５
重量％の範囲て使用することが必要である。
ー樹脂に対して固形分て２０重量％以下、通常５〜１５
重量％の範囲て使用することが必要である。
［実施例］
以下、具体的な実施例及び比較例を上げて本発明を説明
する。以下、部とあるのは重量部を表すものとする。
する。以下、部とあるのは重量部を表すものとする。
尚、接着剤の性能評価は次のように行った。
（１）接着強度、塗布時の抵抗（櫛目刷毛さばき）はＪ
ＴＳＡ５５３６のビニール床タイル接着剤試験性に準し
て調へた。
ＴＳＡ５５３６のビニール床タイル接着剤試験性に準し
て調へた。
（２）初期粘着力は下地にスレート、被着体にビニルア
スへストタイルを用い、最大粘着力を９０”剥離試験機
で測定した。
スへストタイルを用い、最大粘着力を９０”剥離試験機
で測定した。
（実施例■）
ウレタンポリマー３５部、トルエン２０部、炭酸カルシ
ウム５０部、ウレタン変性アクリルを３５重量％含有す
る酢酸エチルペース１５重量部（即ち、ウレタン変性ア
クリルは、前記ウレタンポリマーに対して５重量％とな
る）を、よく混合して接着剤を作成した。
ウム５０部、ウレタン変性アクリルを３５重量％含有す
る酢酸エチルペース１５重量部（即ち、ウレタン変性ア
クリルは、前記ウレタンポリマーに対して５重量％とな
る）を、よく混合して接着剤を作成した。
（実施例２）
ウレタン変性アクリル樹脂ペーストを１０重量部（即ち
、ウレタン変性アクリルは、前記ウレタンポリマーに対
して１０重量％となる）とした他は実施例１と同様にし
て接着剤を作成した。
、ウレタン変性アクリルは、前記ウレタンポリマーに対
して１０重量％となる）とした他は実施例１と同様にし
て接着剤を作成した。
（実施例３）
ウレタン変性アクリル樹脂ペーストを１５重量部（即ち
、ウレタン変性アクリルは、前記ウレタンポリマーに対
して１５重量％となる）とした他は実施例１と同様にし
て接着剤を作成した６（比較例１） ウレタンポリマー３５部、トルエン２０部、炭酸カルシ
ウム５０部をよく温合して比較接着剤を作成した。
、ウレタン変性アクリルは、前記ウレタンポリマーに対
して１５重量％となる）とした他は実施例１と同様にし
て接着剤を作成した６（比較例１） ウレタンポリマー３５部、トルエン２０部、炭酸カルシ
ウム５０部をよく温合して比較接着剤を作成した。
前記実施例１〜３及び比較例１で得られた接着剤の性状
及び性能を次の第１表に示す。
及び性能を次の第１表に示す。
（以下、余白）
第１表
以上、第１表の結果に示されるように、ウレタン変性ア
クリル樹脂を適量添加することに上って、接着剤に必要
な接着強度、初期粘着力、塗布性等の性能において満足
する結果が得られた。
クリル樹脂を適量添加することに上って、接着剤に必要
な接着強度、初期粘着力、塗布性等の性能において満足
する結果が得られた。
（実施例４）
ウレタン変性アクリル樹脂ペーストを２０ｉｉｉ部（即
ち、ウレタン変性アクリルは、前記ウレタンポリマーに
対して２０重量％となる）とした他は、実施例１と同様
にして接着剤を作成した。
ち、ウレタン変性アクリルは、前記ウレタンポリマーに
対して２０重量％となる）とした他は、実施例１と同様
にして接着剤を作成した。
（実施例５）
ウレタン変性アクリル樹脂ペーストを２５重量部（即ち
、ウレタン変性アクリルは、前記ウレタンポリマーに対
して２５重量％となる）とした他は、実施例１と同様に
して接着剤を作成した。
、ウレタン変性アクリルは、前記ウレタンポリマーに対
して２５重量％となる）とした他は、実施例１と同様に
して接着剤を作成した。
前記実施例４〜５及び比較例１で得られた接着剤の性状
及び性能を次の第２表に示す。
及び性能を次の第２表に示す。
第２表
以上、第２表の結果に示されるように、バインダー樹脂
であるウレタンポリマーに対して、ウレタン変性アクリ
ル樹脂を２０重量部以上添加すると接着強度及び初期粘
着力の低下が見られた。
であるウレタンポリマーに対して、ウレタン変性アクリ
ル樹脂を２０重量部以上添加すると接着強度及び初期粘
着力の低下が見られた。
［発明の効果コ
本発明は以上説明したとおり、ウレタン樹脂系接着剤に
イソシアネートで処理したウレタン変性アクリル樹脂を
配合したものであるため、ウレタン樹脂とウレタン変性
アクリル樹脂との相溶性が高まり、相分離を生じること
がなく、優れた粘着性、接着力、塗布作業性を有した接
着剤が得られるという効果がある。
イソシアネートで処理したウレタン変性アクリル樹脂を
配合したものであるため、ウレタン樹脂とウレタン変性
アクリル樹脂との相溶性が高まり、相分離を生じること
がなく、優れた粘着性、接着力、塗布作業性を有した接
着剤が得られるという効果がある。
Claims (1)
- ウレタン樹脂系接着剤にイソシアネートで処理したウレ
タン変性アクリル樹脂を配合したことを特徴とする溶剤
型接着剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26483789A JPH03128985A (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 溶剤型接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26483789A JPH03128985A (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 溶剤型接着剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03128985A true JPH03128985A (ja) | 1991-05-31 |
Family
ID=17408899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26483789A Pending JPH03128985A (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 溶剤型接着剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03128985A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6398570B1 (en) | 1998-07-09 | 2002-06-04 | Advantest Corporation | Semiconductor component mounting apparatus |
| JP2009037899A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Tokai Rika Co Ltd | コネクタ |
-
1989
- 1989-10-16 JP JP26483789A patent/JPH03128985A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6398570B1 (en) | 1998-07-09 | 2002-06-04 | Advantest Corporation | Semiconductor component mounting apparatus |
| JP2009037899A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Tokai Rika Co Ltd | コネクタ |
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