JPH03128938A - 微生物分解可能なポリ(ホスフェートエステル) - Google Patents

微生物分解可能なポリ(ホスフェートエステル)

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JPH03128938A
JPH03128938A JP2059764A JP5976490A JPH03128938A JP H03128938 A JPH03128938 A JP H03128938A JP 2059764 A JP2059764 A JP 2059764A JP 5976490 A JP5976490 A JP 5976490A JP H03128938 A JPH03128938 A JP H03128938A
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Kam W Leong
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はポリ (ホスフェートエステル)と、その使用
方法に関するものである。
従来の技術 多くのポリマー材料は診断器具または治療器具の構成要
素として使用されており、臨床的な移植技術の成功に多
大な影響を与えてきた。これらの材料は、例えば整形外
科用器具、心室分路部材、医薬担体、コンタクトレンズ
、心臓弁、縫合糸、火傷用包帯として使用されている。
これらのポリマーは微生物分解不可能なものまたは微生
物分解可能なものである。
錠剤、カプセルおよび注射薬による医薬の投与が最良の
投与方法ではないということは古くから認識さられてい
た。これら従来の投与法では投与が何度も反復して行わ
れるため、治療薬の濃度に「山と谷」のパターンができ
る。各治療薬には、ある濃度を超えると毒となり、また
、ある濃度以下では効果がないという治療上の濃度範囲
があるため、治療薬の濃度が上下するということは、効
果の無い期間と有毒な期間とが交互に来ることを意味し
ている。従って、治療薬を調節下にリリース(放出)す
る方法は、治療薬レベルを治療期間中所望の治療範囲内
に維持する一つの方法となる。
ポリマーの使用は、治療薬を局部に運んで制御下に放出
するための一つの有効な手段である(ランガー(lar
ger)達の“Rev、 Macro、 Che+n、
 Phys、”、C23(1)、61.1983ン。ま
た、必要な全投与量が少なくなる結果、副作用も小さく
なる。
] ポリマーは、局部的且つ持続的に投与するための治療薬
の担体として使用されてきた[「コンドロールド ドラ
ック デリバリ−(ControlledDrug D
elivery) J I、■2巻、ブラック(S、 
[1Bruck)編、シーアールシー プレス(CRC
Press)、ボカ ラドン(Boca Raton)
、フロリダ、1983年;「ノベル ドラッグ デリバ
リ−システム(Novel Drug Deliver
y System) Jシャン(Y、 W。
Chien)、マルセル デツカ−(Marcel D
ekker)、ニューヨーク、1982年〕。これの治
療薬デリバリ−システムはインフュージョンを刺激し、
治療効果を高め、全身的な複作用を小さくする。
微生物分解不可能な基質の場合の治療薬が放出されるま
でのステップは、水が基質中に拡散し、治療薬が溶解し
、基質の通路を通って治療薬が外に拡散する各段階によ
って構成される。従って、治療薬が可溶状態で存在する
平均滞留時間は、微生物分解不可能な基質の方が、通路
を長時間かけて通過する必要のない微生物分解可能な基
質より長くなる。大抵の医薬の半減期は短いので、治療
2 薬は放出される前に、微生物分解不可能な基質の内部で
分解したり、不活性化されてしまうことになる。多くの
生物高分子と低分子のポリプペチドは緩衝液中で一般に
不安定であり、しかも、ポリマーを通る透過性が低いた
め、特にこの問題は重要である。すなわち、微生物分解
不可能な基質の場合にほぼ多くの生物高分子が凝集・沈
着して、担体基質の外に拡散するのに必要な通路を塞ぐ
ことになる。この問題の大部分は、治療薬の放出を制御
することが可能な微生物分解可能な基質を用いることに
よって解決することができる。
微生物分解可能なポリマーは治療中に消費され、あるい
は微生物分解される点で微生物分解不可能なポリマーと
異なっている。微生物分解可能いうことは、一般に、周
囲組織に生物学的に適合できるモノマー単位までポリマ
ーを分解できるということを意味している。微生物分解
可能なポリマーのインビボでの寿命は、その分子量と架
橋度によって異なる。分子量と架橋度が大きくなる程、
寿命は長くなる。最も研究が進んでいる微生物分解可能
なポリマーとしては、ポリアクチン酸(PLA〉、ポリ
グリコール酸(PGA) 、PLAとPGAのコポリマ
ー、ポリアミドおよびポリアミドとポリエステルのコポ
リマーである。ポリアクチドとも呼ばれるPLAは加水
分解によって脱エステル化されて通常の筋肉代謝生成物
である乳酸になる。PGAはPLAと化学的に関係付け
られて、一般にはPLA/PGAコポリマーのような吸
収可能な外科用縫合糸として使用されている。しかし、
PGAは共通溶媒への溶解度が低く、従って器具の製造
が難しいため、徐放性移植片として使用することは制限
されている。
微生物分解可能な材料の利点は、その役目が終わった後
に、それを外科的に取り出す必要がないという点にある
。こうした材料への要求は単に便宜上の問題だけではな
い。ゆっくりと微生物分解して、時間の経過とともに排
泄される物質は、技術的観点から、種々の重要な利点が
ある。
微生物分解可能な治療薬デリバリ一方法には、さらに以
下のような利点がある: (1)基質の組成を変えることによって放出速度を制御
することができ、 (2)回収が困難または不可能な場所に移植することが
でき、 (3)不安定な治療薬剤のデリバリ−がより実行し易く
なる。
この最後の利点は、多くの有効な生物高分子を商業的に
利用する分子生物学および遺伝工学において特に重要で
ある。ポリペプチドは生体内での半減期が短く、胃腸系
での吸収が低いため、従来の経口投与や血管内投与には
全く適していない。
また、多くの場合、これらの物質は緩衝液中で不安定で
あるため、これらポリペプチドをポンプ装置を用いて効
果的に送することはできない。
最も単純な微生物分解可能な治療薬デリバリ−法は、ポ
リマー基質中に医薬溶質を分散させる方法である。この
方法では、ポリマー基質が分解した時に医薬が放出され
、ポリマー基質は可溶性生成物となって身体から排泄さ
れる。この目的のために研究されてきた台底ポリマーと
しては、ポリ■ エステル〔ピッ) (Pitt)達「バイオ活性物質の
制御放出(Controlled Re1ease o
f Bioactive Materials) Jベ
ーカ−(R,Baker)編、アカデミツクプレス(八
cademic Press)、ニューヨーク、198
0年1、ポリアミド[ンドマン(Sidman)達「膜
化学誌(Journal of Membrane 5
cience ) 」第7号、227頁、1979年]
、ポリウレタン[メーザ−(Maser)達「ジャーナ
ル オブ ポリマー サイエンス、ポリマー シンポジ
ウム(Journal of PolymerScie
nce、 Po1y+r+er Sya+posium
) 2第66号、259頁、1979年]、ポリオルト
エステル[ヘラ−(Heller)達「ポリマーエンジ
ニアリングサイエンス(Polymer 8ngine
erin’g 5cience) J第21号、727
頁、1981年]およびポリ無水物[レオング(leo
ng)達「バイオ物質(Biomataerials)
第7号、364頁、1986年]が含まれる。
大部分の研究はPLAおよびPLA/PGAのポリエス
テルに関するものである。これは、明らかに、便利さと
安全性を考慮した結果である。これらのポリマーは、微
生物分解可能な縫合糸として使用されてきたように、容
易に人手でき、しかも、無毒な乳酸とグリコール酸に分
解する。しかし、これらポリマーの最大の問題点は、大
抵の場合分解が制御したり、予想することができない点
にある。
ポリオルトエステルとポリ無水物は徐放剤用に特に開発
されたものである。これらのポリマーは有望であはある
が、大きな欠点もある。例えば、ポリオルトエステルは
、基質内に添加剤が含まれる場合にしか好ましい状態で
微生物分解されない。
すなわち、オルトエステルの開裂速度のpH依存性を利
用して、塩基性物質を添加してバルクの分解を抑制する
か、酸性触媒を入れて表面分解を促進することによって
、表面で優先的に加水分解を行わせる。しかし、多くの
場合、添加剤の添加によって、放出挙動と生物学的親和
性が不必要に複雑になるという欠点がある。
ポリ無水物は固体状態でも不安定であるということ以外
に、疎水性ポリ無水物は可溶性が低いため、特性決定と
製造が困難である。
そのため、新規な微生物分解可能なポリマーが求められ
ている。
本発明の微生物分解可能な基質は、整形外科の分野で、
−時的な補綴材(プロステシス)として広く使用できる
ということが分かっている。何世紀もの間、医者達は、
骨格系の種々の成分を補修し、代替え品で置換しようと
試みてきた。例えば、骨の補綴材として、骨、象牙、コ
ラーゲン、木材、金属、合金、陶器、ガラス、珊瑚、カ
ーボン、ポリマー等の種々の材料および複合物を用いる
試みが威されてきた。
骨補綴材は、生物学的に不活性で、容易に人手でき、形
と寸法を患部に合わせることができ、患者の骨と置換で
きる材料であるのが理想である。
この補綴材を患者の骨と置換するためには、置換物が微
生物分解できることが必要である。
従来の補綴移植片は弾性係数が骨のそれと異なっていた
ため、外層の骨の萎縮の原因になっていた。骨板から骨
へ荷重を徐々に伝えることができ、しかも、治療後に外
科的に除去する必要性がなくなるという理論的利点のあ
る吸収可能な骨台底物質は極めて有用なものである。ま
た、関節の荷重を受ける部分の一次的支持材として、吸
収可能な多孔性物質は、軟骨の破壊を防止し、骨と軟骨
形成細胞の成長を促進させるという利点がある。従って
、移植後の強度および剛性が大きい構造支持材を提供す
る微生物分解可能な補綴材が求められている。
発明が解決しようとする課題 本発明は、構造補綴材および治療薬のデリバリ−用ビヒ
クルとして有用な微生物分解可能な組成物と、その製造
方法と、その使用方法に関するものである。本発明の組
成物は、生体内で無毒な残渣に分解することが予め分か
っている所定寸法および形状に作られた微生物分解可能
なポリ (ホスフェートエステル)マトリックスによっ
て構成される。この組成物を移植片および補綴材として
使用する方法は、特別な形状に作られた組成物を個体の
所定位置にインビボで導入する。
本発明のポリマーは微生物分解で且つマ) IJソック
ス形であることが好ましいが、これらの特性はポリマー
の本質的な特性ではない。
本発明の組成物は、−時的に生体内に存在することによ
って、医学効果を上げるのに十分な期間存続するマトリ
ックスとなり、分解することによって患者には無毒であ
り、物理的強度を与え且つ製造が容易である。
課題を解決するための手段 本発明は補綴材および治療薬のデリバリ−用ビヒクルと
して有効な組成物に関するものである。
この組成物は微生物分解可能で、生物適合性のあるポリ
 (ホスフェートエステル)によって構成される。この
ポリマーは主鎖中に加水分解可能な燐酸エステルすなわ
ちP(○)−〇−C結合を有するので、微生物分解可能
である。このポリマーは、燐酸エステル結合とともに、
そのペンダント基の構造によってポリホスフェート、ポ
リホスホネートまたはポリアミドホスフェートに分類さ
れる。
燐原子が3価の状態で存在する場合には、このポリマー
はポリホスファイトまたはポリホスフォスホナイトにな
る。
本発明の好ましい組成物は下記−形式を有する微生物分
解可能なポリホスフェートまたはポリホスフォネートの
マトリックスによって構成されるの し (ここで、RとR′ は有機または有機金属成分であり
、nは約10〜105である〉。
上記の基R・ は治療剤であるか、下記の群の中から選
択される基を表すニ ー (CH2)、− (CH2CH20)b− 2 CH3 CH3 1 2 S + −CH2 1 Hs 艷 R (ここで、R1はアルキル、ハロゲン、ニトロ、ヒドロ
キシル、アミノ、カルボキシル、アルコキシまたはこれ
らを組合わせたものを表し、R2は酸素またはN−CH
3を表し、aは2〜6の数であり、bは10〜100の
数であり、dは2〜16の数であり、fは1〜6の数で
あり、mは1〜2の数である〉]。
上記の基R゛ に等しいその他の基R° も本発明の範
囲に入るものである。
R基は治療薬か、下記の中から選択される基を表す: ○ 1 −NH−R,、−3−R,、−〇−CRY。
3 Cp H3P・ C2 H2□11 H,−CI、   −o−R。
(ここで、R1はアルキル、ハロゲン、ニトロ、ヒドロ
キシ、アミノ、カルボキシル、アルコキシまたはこれら
を組み合わたものしあす、pは1〜16の範囲の数であ
る) これらのR基と機能的に等しい他のR基も本発明の範囲
内である。
また、上記RとR・ は互いに同一であっていてもよく
、あるいは、互いに異なる治療薬であってもよい。
ポリホスフェートおよびポリホスフォネートに共通な合
成法と化学構造を式1と2に示す。上記ポリマーは加水
分解によってモノマー状のホスフェートとジオールに分
解される(式3〉。しかし、4 燐酸エステル結合は加水分解に対して不安定であるため
、これらのポリマーは、これまで、商業的に利用されて
いなかった[サンドラ−(Sandier)達「ポリマ
ー合ti、 (Polymer 5ynthesis)
 」第1巻、第13章、アカデミツクプレス(Acad
emic Press)、ニューヨーク、1974年コ
。しかし、本発明者が、これらポリマーを一時構造補綴
材および徐放性治として応用して医学的効果を達成でき
たのは正にこの不安定性である。
1 CI−P −CI +  HO−R″−DH重 R R ○ 1 (−P −0−R−R’ −0−) +  11cI (式2) 83PO,+ RO)l  + No−R’−DH(式
3)各カルボニル結合の加水分解反応性を比較するト、
燐酸エステルは、カルボキシルエステルに匹敵するか、
それより僅かに反応性が高い。従って、この水に変化し
易い結合は変化し易いデリバリ−系の基礎となる。
分解率はポリマー主鎖の疎水性を調節することによって
広範囲に調節でき、微生物分解性は既に保証されている
。これは上記の基RとR” を変えることによって達成
される。また、疎水性の主鎖と親水性の結合とを組み合
せると、開裂が促進されてヘテロな分解が起こるが、水
の浸透に対して抵抗力がでる。
本発明のポリホスフェートとポリホスフォネートは高い
分子量で得ることができるので、好ましい物理的強度を
示す。界面重合によって600.000までの平均分子
量が得られる[上記サンドラ−達(Sandier)参
照]。この分子量ではポリマーが透明になり、フィルム
および繊維特性を示す。また、P−〇−C基は可塑化効
果があるので、ガラス転移温度が低下し、有機溶媒に可
溶となる。これらの効果はどちらも組成物の製造に望ま
しいものである。
本説明の組成物で使用される「治療剤」という用語は医
薬、放射性同位体、免疫調節剤およびレクチンを含むが
、これらに限定されるものではない。また、「個体」と
いう用語は人間と人間以外の動物を含む。
本発明のa酸物に混入することができる医薬には蛋白質
系の医薬および非蛋白質系の医薬が含まれる。「非蛋白
質系医薬」という用語には、例えば、マイトマイシンC
1ダウノルユビシン、ビンブラスチン、AZTおよびホ
ルモン等の医薬化合物が含まれる。これらと同様な物質
は種々公知である。
本発明の組成物に混入される蛋白質系医薬には免疫調節
剤とその他の生物学的応答調節剤が含ま7 れる。「生物学的応答調節剤」という用語には、免疫応
答性を変えて、所望の治療効果、例えば、腫瘍細胞の破
壊効果等を高める物質を含む。免疫応答調節剤の例とし
ては、リンホカイン等の化合物が挙げられる。リンホカ
インの例としては、腫瘍壊死因子、インターロイキン、
リンフォトキシン、大食細胞活性化因子、移行抑制因子
、コロニー刺激因子およびインターフェロンが挙げられ
る。
本発明の組成物に混入可能なインターフェロンは、α−
インターフェロン、β−インターフェロン、T−インタ
ーフェロンおよびこれらの亜類型である。また、これら
の蛋白質系医薬から誘導されるペプチドまたは多糖類フ
ラグメント、またはこれとは全く独立に誘導されるペプ
チドまたは多糖類フラグメントを混入することができる
。「生物学的応答調節剤」という用語にはワクチン等の
物質を含み、一般には、異質物、通常は病原組織または
その一部にワクチンが関与する病原菌に対する宿主の免
疫応答を変え物質を含む。蛋白質質系医薬として作用す
るその他の物質は当業者に公知で8 ある。
放射性同位体の使用は、例えば、腫瘍分布、質量および
同位体の安定性と放出等の因子によっては他のものより
好ましい場合がある。現在現れている悪性の型に応じて
、エミッタが他のものより好ましい。一般に、免疫治療
では、α線とβ線を出す放射同位体が好ましい。例えば
、動物が固体の腫瘍病巣を有する場合には”Y等の組織
に数ミリメートルの侵入することのできる高エネルギー
βエミッタが好ましい。また、例えば白血病の場合のよ
うな悪性の単一のターゲット細胞によって構成されてい
る場合には、21231等のエネルギーレンジが狭い高
エネルギーαエミッタを用いるのが好ましい。治療目的
で本発明の組成物に混入可能な放射性同位体の例として
は125I、+31 ■、90Y、  87Cu、  
 2+23i、   211Aj、   2+2pb、
  47Sc。
189Pdおよび+86Reが挙げられる。本発明の組
成物に混入可能なその他の放射性同位体は当業者には公
知である。
レクチンは蛋白質であり、通常は特定の糖成分に結合さ
れた植物材料から分離される。また、多くのレクチンは
細胞を癒着させることができ、リンパ細胞を刺激するこ
とができる。本発明の微生物分解可能な組成物と一緒に
治療に使用することのできる他の治療剤は当業者には公
知のものである。
本発明の組成物に関する「治療に有効」という用語は、
その治療剤が意図する特定の医学効果を挙げるのに十分
な濃度で存在しているということを意味する。達成する
ことのできる所望の医学効果は、例えば化学療法、抗生
物質療法、受胎調節療法および代謝調節療法等が挙げら
れるが、これらの限定されるものではない。
本発明の組成物で「治療剤を担持」と言う用語は、(1
)ポリマー基質に結合されていない治療剤、(2)ポリ
マー主鎖内で結合されている治療剤、(3)ポリマー基
質にペンダントとして結合されている治療剤、または 
(4)ポリマー主鎖の基質に結合され且つポリマー基質
にペンダントして結合されている治療剤を含むa酸物を
意味する。治療剤が基質に結合されていない場合には、
治療剤は単に物理的にポリマー基質に分散している。治
療剤が基質内に結合されている場合には、治療剤がポリ
 (ホスフェートエステル)の主61(R・)の一部と
なる。治療剤がペンダントとして結合されている場合に
は、例えば、イオン結合または共有結合によって基質ポ
リマーの側鎖(R)に化学的に結合されている。最初の
2つの例では、治療剤は、基質が微生物分解した時に放
出される。また、治療剤は、ポリマー基質を通って拡散
によって放出される。ペンダント系では、ポリマー−治
療剤結合が身体の組織中で開裂した時に治療剤が放出さ
れる。
1つ以上の治療剤を組み合わせて本発明組成物に混入す
ることができる。このような複数治療剤を混入する例と
しては、例えば、(1)主鎖の基質(R・)内で第1の
治療剤を置換し、第2の治療剤をペンダント結合(R)
するか、(2)主鎖の基質(R・)またはそのペンダン
ト位置(R)を置換したた互いに異なる治療剤を含む互
いに異なるポリ(ホスフェートエステル)の混合物にす
るか、(3)1 未結合の治療薬剤とポリ (ホスフェートエステル)と
を混合し、組成物とするか、(4)下記−形式%式% (ここで、mまたはnはポリマーの約1〜99%である
) のコポリマーを用いるか、(5)上記をものを組み合わ
せて用いる場合が挙げられる。
組成物中での治療剤の濃度は治療剤の種類と、その生理
学的役割と、所望する治療効果によって変えることがで
きる。従って、例えば、治療効果が受胎調節である場合
に使用されるホルモンの濃度は、治療効果が細胞増殖疾
患の改善である抗腫瘍薬剤の濃度とは異なる。いずれに
しても、特定の治療剤の特定の例における所望の濃度は
、当業者が容易に確定することができる。
本発明組成物への治療薬剤の混入量は、例えば、治療剤
がポリ (ホスフェートエステル)の主鎖ポリマー基質
に結合されているかどうかによって変2 えることができる。治療剤が主鎖基質に結合されていな
いポリ (ホスフェートエステル)と物理的に付いてい
る組成物では、治療剤の濃度は一般に50重量%を越え
ない。治療剤が主鎖基質に結合されているか、もしくは
、ポリマー基質にペンダントで結合されている組成物で
の治療剤の混入量はモノマー単位当たりの治療剤の理論
量未満である。
本発明の詳細な説明する時に使用される「−時的な構造
補綴材」という用語は、時間がたつと微生物で分解され
、個体中で構造機能を発揮する例えば、血管移植片、縫
合糸および骨板等となる補綴材(プロテステシス、pr
osthesis)を意味する。
本発明のポリ (ホスフェートエステル〉組成物は、−
時的な構造補綴材としての機能と、治療剤担持組成物と
しての機能の両方を同時に果たすことができる。この例
としては、例えば、抗生物質等の治療剤を含む縫合糸、
成長因子を含む骨板等が挙げられる。
本発明のポリマーの新規な利点は、ポリマーに治療剤を
化学結合させる側鎖を官能基として使用することができ
る点にある。例えば、カルボキシル基を含む治療剤は、
加水分解可能なエステル結合(式4)を介して燐原子に
結合することができる。この時、治療薬剤の放出率はポ
リマー薬剤の加水分解の開裂度に依存する。ペンダント
系のデリバリ−では、治療剤の混入量が多くなるという
利点を有する。また、液体状態の治療薬剤を用いること
もできる。
また、2つのヒドロキシル基を含む治療薬剤は、直接、
ポリマーの主鎖に混入することができる〈式5)。例え
ば、エストラジオール等のステロイドは、ジクロロホス
フェートと反応して、ポリマーを生成することができる
。他の治療薬剤も主鎖に混入されるために誘導体化でき
る。例えば、2つのアミノ基を有する薬剤は、ヒドロキ
シルカルボキシル酸のカルボキシル基と反応することが
できる。この時、ヒドロキシル基は、ポリ (ホスフェ
ートエステル)を生成するのに使用される。
また、ポリマー前駆薬剤の加水分解によって、持続的な
デリバリ−が実施される。
0 I C1−P −CI + HO−drug −OH R 本発明のポリ (ホスフェートエステル〉は、塊重合、
界面重合、溶液重合および開環重合等の重合を使用して
合成できる [オディアン(G。
0dian) 「重合の原理(Principles of Poly
merization) J5 第2版、ジョン ウィルキイ アンド サンズ(Joh
n Wilky and 5ons) 、ニューヨーク
、1981年]これらの方法を使用することによって、
広範囲の物理的、化学的及び微生物分解特性を有する種
々の異なる台底ポリマーが得られる。特性及び特徴にお
ける差異は、反応濃度、反応体の濃度、溶媒の種類、及
び反応時間等のパラメータを変えることによって、調節
される。
本発明のポリ (ホスフェートエステル〉の分子量は、
約2.000〜約106の範囲で変化することができ、
約10〜約10.000のモノマー単位を含む。
プロテーゼまたは移植片として有効な全組成物は予想で
き、調節可能な分解率、微生物適合性、微生物分解性、
物理的強度および製造の容易差という特徴を備えた合成
ポリ (ホスフェートエステル〉組成物である。
本発明のポリ (ホスフェートエステル)組成物の微生
物による分解速度は、ポリマーの疎水性を変化させるこ
とによって制御することもできる。
予想できる分解のメカニズムは、好ましくは、例6 えば、疎水性のポリ (ホスフェートエステル)主鎖中
のR・ 基、例えば、芳香族構造またはR・ 基が疎水
性でなく、例えば、脂肪族基である場合にはR基が芳香
族の場合である。
各ポリ (ホスフェートエステル)組成物の分解速度は
、通常、同−pHでは予想でき、一定である。これによ
って、この組成物を個体の種々の組織の位置に導入する
ことができる。これは、特に、互いに異なる特定の適用
に使用される広範囲の組成物と器具を個々の予想できる
分解期間を提供する特定の要求、寸法および形状に合わ
せて構成し、形状を決定できるという点で価値がある。
本発明の組成物を長期間の治療薬剤のデリバリ−に使用
する場合には、例えば、ビスフェノール八を含む比較的
疎水性の主鎖基質が好ましい。親水性もしくは極性の基
を主鎖基質に導入することによって、ポリ (ホスフェ
ートエステル〉の分解率を高め、器具の機能生命を短く
することができる。また、主鎖基質にメチレン基を導入
することによって、通常、主鎖の可撓性を高め、ポリマ
ーの結晶度を低くすることができる。逆に、例えば、整
形外科的に使用する場合に、より硬い主鎖基質をえるた
めには、例えば、ジフェニル基等の芳香族構造を基質に
混入することができる。また、例えば、13.5−)リ
ヒドロキシベンゼンマタは(CH20H)4を使用して
、ポリ (ホスフェートエステル)を架橋して、ポリマ
ーのモジュラスを高めることができる。側1m (R)
の構造についても同様の考察が為される。
本発明のポリ (ホスフェートエステル)は全て微生物
適合性があり、微生物分解できる。患者の生体内に導入
する治療薬剤担持移植片すなわち補綴材としての意図さ
れる機能の点から、これらの組成物は非炎症性であり、
非免疫原であることが好ましい。
また、例えば、皮下または各体腔内で治療薬剤担持ポリ
マー組成物として作用する移植片としての本発明のポリ
 〈ホスフェートエステル)の使用は、特に、数日から
数年の範囲の期間に渡る長期間の薬剤投与が必要な場合
に有効である。この場合に使用される薬剤としては、糖
尿病のためのインシュリン、緑内障のためのピロカルピ
ンヌ、様々な病気及びアレルギーのための免疫剤、避妊
用ステロイド、麻酔拮抗剤、抗性物質、抗癌剤および抗
高血圧剤等が挙げられる。
皮下移植は、現在、持続した薬剤配達に使用される最も
普及した投与経路の1つである。これは、移植及び除去
を含む外科的な操作が簡単であり、経口もしく経皮経路
に比較すると好ましい吸収位置を提供することができる
からである。しかし、患者や移植位置およびその頻度に
よっては、手術は不利と見られることある。移植片を注
射器によって配達することができるならば、移植片を直
接皮下組織に注射することによって、手術を避けること
ができる場合もある。これは、多くの持続し9 た徐放性インシュリン製品に使用される方法である 注射器を使用する移植は、特に、本発明の組成物が薬理
学的緩衝液に懸濁され、注射器を介して所望の位置に導
入されるミクロ球の形状である時に効果的である。
例えば、コルチゾンに混入したミクロ球の形状の組成物
は、炎症のある関節または筋肉の区域に注射することが
できる。
皮下に移植された組成物から治療薬剤を放出するための
基質として作用する本発明の微生物分解可能なポリマー
の使用は、従来技術の組成物に複数の利点を提供する。
最も明らかな利点は、その機能を果たした後、装置を外
科手術で除去する必要がないことである。また、薬剤の
放出のための付加的なメカニズムは分解によって提供さ
れる。
完全なデリバリ−すなわち最大吸収は器具の分解後に起
こる。
微生物で分解できるスラブ、円筒対および球からの治療
薬剤の放出メカニズムは、ホプファンベ0 −ルが記載している(「制御された放出ポリマー処方(
Controlled Re1ease Polyme
ric Formulati。
nS) J 26〜32頁、ポール(D、R,Paul
)とハリス(F、W。
)1arris) 、  アメリカン ケミカル ソサ
エティ(American Chemical 5oc
iety) 、ワシントン、1976年)。放出が主と
して基質の分解によって制御されることを特徴とする付
加的な放出を簡単な式で示すと以下の式になる: Mt/M+a−1(1kot/Caa〕”(但し、上記
式において、球の場合n=3、円柱の場合n=2、スラ
ブの場合n=lであり、aは球または円柱の半径、もし
くは、スラブの厚さの半分を示し、M、とM、は、各々
を時間と無限で放出される薬剤の質量である)。
また、例えば、壊死拮抗剤、ステロイド及び抗癌剤のデ
リバリ−に、微生物分解可能な皮下移植片を使用をする
ことができる。ナルトルキソン、シクラゾシン、ナロキ
ソン等の麻酔性の拮抗薬は薬物依存患者のリハビリテー
ションの後解毒段階で有効である。使用されるステロイ
ドとしては、避妊薬(例えば、プロジェステロン)、抗
炎症薬(例えば、デキサメタソン)及び促進剤〈例えば
、エストラジオール)がある。使用される抗癌剤として
は、シクロホスファミド、ドクソルビシン及びシスプラ
チンが挙げられる。
膣内の移植片は、避妊ステロイドホルモンの持続した放
出のための使用される。この移植片は、これらの薬剤を
経口投与と比較すると、膣の粘膜によって提供されるよ
り好ましい吸収位置に位置する。膣内に投与することに
よって、多くのステロイドホルモンを不活性化する第1
通路肝臓代謝作用と胃腸の非両立性が避けられる。また
、膣内の投与は、自分で挿入することが可能であり、患
者により安心を与える。この使用法では、より安定なポ
リ (ホスフェートエステル)が好ましい。
子宮内リング(IUD)は、本発明き組成物を使用する
ことのできる避妊の一般的な方法の1つである。薬を混
入しないIUDを含む初期の研究よって、装置が大きい
ほど妊娠を防ぐ効果があることが分かった。しかし、残
念ながら、大きな装置は、子宮の痙彎、出血、及び除去
の影響率が増大する原因となった。子宮内の避妊を改良
し、上記の副作用を防ぐための研究が重ねられ、その結
果、医薬を購入したIUDが発達した。この種のTUD
には、2つの種類の薬剤を使用している。
すなわち、銅等の避妊金属と、プロジエステロン等のス
テロイドホルモンである。
本発明の組成物は、また、緑内障の治療に有効である。
慢性解放角緑内障は、通常、眼内の圧力を制御するため
に、ピロカルピン等の縮瞳剤で患者を一生治療すること
が必要である。従来のピロカルピン治療では、■日に4
回点眼剤を滴下することが必要であった。従って、ピロ
コルビン等の抗緑内障薬剤を含む本発明の組成物は、よ
り低い頻度で、より長い期間投与されることが要求され
る。
本発明のポリ (ホスフェートエステル)を含む組成物
は、上記の実施態様の他に、農業の用途に使用すること
ができる。これは、治療薬剤を殺虫剤、植物成長ホルモ
ン、殺菌剤、肥料、及びその3 他の当業者には公知であるか、容易に確かめることがで
きるもの等に変えて実施することができる。
しかし、これらに制限されるものではない。
上記で本発明の詳細な説明した。以下、実施例を参照し
て説明するが、これらの実施例は、本発明を例示するも
のであり、何ら限定するものではない。
実施例1 一般的なポリマー合成法 燐を含むポリマーを合成するためには4つの異なる方法
、すなわち、典型縮合、溶液重合、界面重縮合および開
環重合を使用した。これらの合成では、装置から湿気の
痕跡を除去するのに注意が払われていた。反応容器を使
用前に注意深く乾燥させ、乾燥窒素で掃流した。この窒
素流は、酸素を除去するために、脱酸素精製器を通過し
た。界面重縮合の場合を除いて、重合は、窒素流下で行
われた。使用前に、全反応体を真空下で分別蒸留して再
結晶化させた。特に、二塩化燐酸は、各実4 験の前に、新たに蒸留した。溶媒は分子篩で乾燥させた
。界面重縮合では、セチルトリメチルアンモニウムクロ
リドとクラウンエーテル18の相移動触媒を使用した。
溶融重縮合では、塩化鉄と塩化マグネシウムのルイス(
Lewis)酸を使用した。開環重合では、開始剤とし
て、t−BUOKまたは(I  C4H9) 3Alを
使用した。酸化して、塩基中のキノンになるジオールを
含む反応では、操作は暗所で行われ、少量のハイドロサ
ルファイドを界面重縮合に添加して、ジオールの酸化を
防いだ。
A、溶融−重縮合; 溶融または典型縮合では、溶媒の非存在下でホスフォニ
ックジクロリドまたはホスフォリックジクロリドをジオ
ールと混合する。ルイス酸触媒(FeCI、、MgCI
 2等)を添加し、混合物を多くの場合真空下または窒
素ブランケット下で加熱して、精製したHCIを除去す
る。これらのかなり活性な状態では、連鎖して酸分解(
水が存在していれば加水分解)が起こることがある。ポ
リマー主鎖が水素原子吸収または酸化を受け、後段でマ
クロラジカル再結晶する時、偶発的な架橋等の望ましく
ない、熱で誘導された2時反応が起こることがある。長
所の面では、この技術は、溶媒や多量の他の添加剤を使
用しないので、精製がより簡単になる。また、この技術
は、適正な分子量のポリマ〜を提供することができる。
B、溶液−重縮合 溶液重縮合は、ジオールと燐成分のどちらもが共通の溶
媒に可溶性であることを必要とする。通常、塩素化され
た有機溶媒を使用し、酸受容体の理論量の存在下で反応
を実施する。次に、生成物を沈澱して溶液から分離し、
精製して、塩酸塩を除去する。塊反応に比較すると、よ
り長い時間が必要だが、使用される条件はより緩やかで
ある。
従って、この技術を使用すると、より敏感な官能価の基
を混入することができる。
C1界面重縮合 界面重縮合では、高い反応速度でこれらのポリマーの高
い分子量を得ることができる。界面技術は非平衡方法で
あるので、塊と溶液の方法では当然のジオールとジクロ
ロリゾートとの間の正確な理論量の均衡への高分子量の
決定的な依存は除去される。この方法の制限は、アルカ
リ性水相での酸塩化物の加水分解である。水にいくらか
は可溶性であるホスホロ−ジクロロリゾートは、通常、
重合より加水分解を受ける。
D、開環重縮合 燐を含むモノマーの開環重縮合は、ラピエニス(Lap
ienis)及びその他「ジャーナル オブ ポリマー
 ザイエンス(Journal of Polymer
 5cience) JパートA1ポリマー ケミスト
リイ(PolymerChemistry) 25  
:1729.1987年と、プレトラ(Pretula
)達「マクロ分子(Macromolecules) 
」19.1797.1986年に記載されている。この
技術は、特に、高分子量ポリマーを製造するのに有効で
ある。
7 実施例2 ポリ (ホスフェートエステル)の製造A、溶融−縮合
技術を使用して、弐〇に示した構造を有するポリ (ホ
スフェートエステル)を製造する。−20℃で冷却した
FeCl32モル%を含む等モル量のエチレングリコー
ルの混合物を磁気撹拌しながら、徐々にエチルホスホロ
ジクロリデートを添加する。そのフラスコは、HCIを
除去スるトラップを介して、真空ポンプに結合されてい
る。
添加が終了すると、7時間に渡って徐々に温度を120
℃まで上昇させる。次に、塊を室温まで冷却して、メタ
ノールに溶解させ、エーテル内で沈殿させる。
(式6) B、溶液−重縮合技術を使用して、式7に示した構造の
ポリ (ホスフェートエステル)を製造した。
乾燥塩化メチレン100m7!中の再結晶化ビスフェノ
ールΔ(10,0g 、 43.8ミリモル)と乾燥ピ
リジン(7,62g、2.2当量)の溶液を櫂形撹拌器
、温度計、ガス取り入れ管及び排出管を備える容積50
〇−の三首フラスコで5℃まで冷却する。乾燥窒素の正
の圧力下で、塩化メチレン25m+!中の新たに蒸留さ
れたエチルホスホロジクロリゾ−) 7.14 g(4
3,8ミ!Jモル)の溶液を30分かけて添加漏斗から
添加する。添加が終了した時、温度を25℃まで上昇さ
せ、窒素下で18時間撹拌を続ける。塩化水素ピリジン
の沈澱物を濾過によって除去し、濾液を蒸留水40−で
2度洗浄する。(:aCI2で乾燥させた後、塩化メチ
レン溶液を濃縮して、石油エーテル500mE中に沈澱
させる。分離した油分を16時間、室温で、真空ライン
で乾燥させ、ポリ (ホスフェート)8.42g(収率
60.4%)を得る。このポリ(ホスフェート)は堅い
白い泡で、Mw=17,000である(クロロホルム中
でのポリスチレンに対するGPCによる〉 5e。
ピリジン C3界面重縮合技術を使用して、式8のポリ (ホスフ
ェートエステル)を製造した。
蒸留水65−中の再結晶化ビスフェノールA (10,
0g、43.8ミリモル)と水酸化ナトリウム(3,6
6g 。
1.04当量)の溶液を製造する。次に、セチルトリメ
チルアンモニウムクロリド(CTMAC)の25%水溶
液1.12g(2モル%)を撹拌しながら添加する。別
に、乾燥塩化メチレン60社中のフェニルホスホノジク
ロリゾート溶液(8,59g 、 43.8ミリモル)
の溶液を滴下漏斗内で製造して、窒素下で保持する。次
に、これらの溶液をどちらも0℃に冷却する。この水溶
液を容積IAのワリング(Waring)社製の市販の
ブレンダのジャーに移し、直ぐに低い速度で混合を始め
た。有機溶液を1分間の開蓋の孔を介して漏斗から撹拌
している溶液に滴下した。この混合物を4分間混合する
と、温度35℃で、濃いミルク状のエマルジョンが得ら
れる。分離漏斗で層を分離した後、低級有機層を水30
−で洗浄し、CaCl2で乾燥させ、石油エーテル75
0m1!中に沈澱させ、繊維質の粉末の個体を得る。こ
の個体を濾過によって分離し、同様に再沈澱させ、再度
分離して、16時間、室温で、真空ラインで乾燥させる
と、細かい粉末状のポリホスホネート(15,1g、9
8.4%)が得られる。
D、開環技術を使用して、式9に図示したポリ(ホスフ
ェートエステル)を製造した。24時間の反応で、25
℃で、開始剤としてトリイソブチルアルミニラA(0,
03M)を使用した時、塩化メチレン中で濃度7.0モ
ル/lでジオキサホスホリナンを使用して、数平均分子
量が100.000以上のポリマ2 −を得た。このポリマーは、白色粉末状物質で、収率は
約50%である。この技術の問題点は、純粋な環状のモ
ノマーの製造にある。開環反応のために好ましい熱動的
運動力を得るためには、モノマーは脂肪族で大きくない
基に限定される。また、環状モノマーは、酸性のプロト
ンを含んではいけない。
上記の技術で合成したいくつかのポリ (ホスフェート
エステル〉の補足例とその特性を以下の第1表に示した
す4 CH3 Hs ○ (CH2CH20)。
4aの場合、m=14 4bの場合、m=34 4Cの場合、m=77 4dの場合、m=182 実施例3 ペンダントと基質系からの化合物の比 較放出速度 脂肪族の主鎖と組み合わせて、ペンダントの位置に安息
香酸、アニリン、チオフェノール、もしくはp−ニトロ
フェノールを含むポリ (ホスフェートエステル〉組成
物を製造した。これを式lOに示した。
■ R=安息香酸、アニリン、チオフェノール、もしくは、
p−ニトロフェノール 開環重合技術を使用して、ポリ (2−クロロ2−オキ
ソ−1,3,2−ジオキサホスフィツト)を製造した。
環状モノマーである2−ヒドロ−2オキソ−1,3,2
−ジオキサホスフィツトを製造するために、ベンゼン中
の1.3−プロセンジオール(0,165モル)とトリ
エチルアミン(TEA> (0,33モル)の溶液(1
00me)を、0℃で、窒素雰囲気下で、激しく撹拌し
ている無水ベンゼン(200+d) に−滴ずつ添加で
る。次に無水ベンゼン(200m)中の三塩化燐(0,
165モル)を添加する。2時間反応させ、TEA H
Cl塩を濾過して除去した後、水(0,2モル)とテト
ラヒドロフラン(10rd)の混合物を一滴ずつ添加す
る。2時間激しく撹拌した後、減圧下で溶媒を除去する
。充填物質としてシリカを、動く相としてクロロホルム
/トルエン(50:50)を使用するフラッシュクロマ
トグラフィによって、残留物を分離する。モノマーの純
度を薄層クロマトグラフィ (TLC)によって調べる
。TLCプレートは、視覚化するため、沃素上記によっ
て展開される。
2−ヒドロ−2−オキソ−1,3,2−オキサホスホリ
ナンの陰イオン重合によってポリマーを合成7 した。−15℃で、48時間かけて、窒素雰囲気下で、
塩化メチレン中で陰イオン重合を実施した。IBU3A
+ 1モル%を陰イオン開始剤として使用した。
ポリマーは、乾燥したベンゼン中で、繰り返し沈澱して
分離された。ポリマーの塩素化は、安定した黄色が得ら
れるまで〈約3時間)塩化メチレン中のポリマー溶液に
乾燥塩素を通過させることによって行われた。次に、過
剰な塩素を室温で、真空で除去した。得られたポリマー
は、GPC1極限粘度数、FT−I R,及びFT−N
MRによって特徴づけられる。
塩素化の後、脱水素塩素化によって、ポリマーの側鎖に
この化合物を結合させる。異なるR基を含む化学構造を
全部FTIRとUV分光光度測定によって確かめた。第
1図aは、ポリマーからR基の生体内放出を示す。
薬剤放出速度は、結合の安定性による。例えば、安息香
酸は、極めて水に不安定な燐無水物結合を介してポリマ
ーに結合されている。従って、高い放出速度が観察され
る。モデル薬剤は、全部、水8 に可溶性の化合物であり、拡散制御放出系内で、極めて
迅速に除去される。
p−ニトロフェノール及びアニリンの基質系からの放出
(薬剤は、物理的にポリマー中に分散されており、円板
に圧縮成形される)とペンダント系からの放出〈ポリマ
ー−薬剤の組み合わせは同じ大きさに圧縮成形される)
の比較を第1図すに図示した。薬剤の50%がかなり長
いポリマー−薬剤組み合わせから放出される時間を計っ
た。その結果、ペンダント系は、ホスフェートエステル
もしくはホスホロクロド結合を介して親水性薬剤の放出
を延長することができることが分かった。
実施例4 種々のBPAポリマーの分解速度の比較ビスフェノール
A (BPA)主鎖を有する種々のポリ (ホスフェー
トエステル〉を製造して、その試験管内での分解速度を
比較した。
これらのポリマーは、ホスホクロリデートを置換するこ
とを除いて、実施例1BもしくはCに記載した方法と同
様の方法で製造された。第2表の4つの側鎖は、アルド
リンヒケミカル(Aldrich[:hemicals
)から市販されているものを使用した。
他の構造の側鎖を使用するためには、次の式;%式% (但し、上記式において、Rは所望の構造である)のホ
スホロクロリドを出発原料とすることができる。そのモ
ノマーは、市販されているか、従来のように台底できる
。このような台底は、例えば、以下の一般式: によって、有機溶媒中で、酸受容体の存在下で、所望の
構造を有する酸塩化燐を反応させることによって実施さ
れる。
製造したポリマーは第2表に示した構造を有する。
第2表 R C2Hs C2Hs 目的物 BPA−EOP BPA−EP 次に、これらのポリマーをpH12のホスフェート緩衝
液に入れ、それらの相対分解速度を測定した。
分解実験は、0.1Mホスフェート緩衝液(pH12)
中で実施した。このポリマーを圧縮成形して、円板(1
cax2mm)に成形し、p HI3の緩衝液501 社中に入れ、37℃で培養する。放出速度に続いて、H
PLCによって緩衝溶液の濃度を測定した。また、時間
の関数として円板の重量損失を記録した。
その結果を第2図に図示した。予想されたように、加水
分解は塩基を触媒とする。37℃でpH7,4の緩衝液
中で、BPA−EOPは10日での重量損失は5%未満
である。37℃の0.1M  NaOH溶液では、ポリ
マーは1週間未満で完全に分解する。
実施例5 BPAポリマーからの非ペンダント 薬剤放出速度の比較 ビスフェノールA主鎖と異なる側鎖を有するポリ (ホ
スフェートエステル)を実施例4に記載したように製造
して、異なる薬剤の試験管内の放出について比較した。
第1の実験では、コルチゾンもしくはりドカインを含む
BPA−PP、BPA−POP、BPAEP、BPA−
EOPI17)組成物を比較した。
圧縮成形によって薬剤を基質に混入した。ポリ2 マーを粉状にして、90ミクロンの以下の範囲の粒径に
ふるい分けした。薬剤を同じ粒径の範囲にふるい、ポル
テックス(VorteX)ミキサーでポリマー粉末と混
練した。この混合物をプレスして、150Kpsiの圧
力て、室温で、10分間、鋳型によって円板(10mm
 X 2 +n+n)に成形した。このような高い成形
圧力は、望ましい持続した放出用の圧縮基質を形成する
のに有効である。鋳型は、特に、高圧に耐える炭素と熱
処理プランジャーによって形成されている。ポリ (ホ
スフェートエステル)−薬剤の組み合わせも、同様に、
移植用に成形される。
溶媒蒸発技術を使用して、ミクロ球を製造する。
塩化メチレン2Od中にポリマー2g及び薬剤0.4g
の溶液を製造する。この混合物を、ホモジナイザーの中
で、ポリ (ビニルアルコール)0.5重量%を含む水
15〇−中で乳化させる。エマルジョン中の塩化メチレ
ンを、1時間かけて、室温で、40mmHgの減圧で蒸
発させる。このようにして得られたミクロ球は素早く冷
水で洗浄し、濾過する。乾燥させた後、使用する前に、
ミクロ球を狭いサイズの分画で膨張させる。この技術は
、例えば、シュークロース及び神経成長因子等の遊戯物
をカプセルに入れるのに使用される。
細菌の成長を抑制するゲンタマイシンスルフェ−)0.
02重量%を含む0.1M、pH7,4のホスフェート
緩衝液中で、放出実験を実施した。薬剤を装填した基質
を容積20−のバイアル中の10−の緩衝液中に入れ、
37℃で培養する。放出速度に続いて、シンチレーショ
ン計数と高圧液体クロマトグラフィ (HPLC)によ
って緩衝液の濃度を測定する。HPLC分析は、基質の
分解速度を測定し、薬剤の化学的純度を検査するために
使用される。
はぼ完全なシンク状態へは、放出実験中に緩衝溶液の置
換の頻度を調節して、緩衝液中の薬剤濃度が確実にその
飽和値の20%以下であるようにする。
放出速度が速い(2日未満で100%放出〉状態で、ミ
クロ球を処理すると、実験は、流れ装置で実施される。
基質もしくはミクロ球を底部にガラスフィルターとテフ
ロン(Teflon)栓を備えるガラスバイアル中に入
れる。0.1M、pH7,4のホスフエート緩衝液の計
数−引力流を0.5mf/分の速度でサンプル中を流す
。緩衝液の槽と放出容器は、どちらも37℃の浴に浸さ
れている。−時間毎に溶離剤を回収して、クロマトグラ
フィ分析と分光光度測定分析を実施する。
コルチゾンの放出速度を第3図に図示した。データは、
放出速度が側鎖(R)の化学構造によることを示してい
る。これは、微生物で分解できるポリマーの側鎖の変化
が放出速度を制御することができることを組織的に示し
た最初の研究である。
一般に、EOPもしくはEP側鎖は、POP及びPP構
造より疎水性が低いので、その放出速度はより速い。ポ
リマーからのコルチゾンの一定の放出は、注目する価値
がある。
第2の実験では、BPA−EOP誘導基質組成物の種々
の非ペンダント薬剤の放出速度を測定した。第5図に図
示したように、4つの薬剤は、全部、HPLCによって
測定されたようにポリマーから完全な形で放出された。
これらの放出分布は、一般に、水への可溶性が高いもの
ほど高い放出速5 度を有することを示す。
実施例6 ペンダント5−フルオロウラシル 組成物の製造 5−FU(7ミリモル)と1.1,1,33.3−へキ
サメチルジシラザン(30−)の混合物を触媒量の硫酸
アンモニウムの存在下で、20時間、還流温度で加熱し
て、5−Fllを誘導体化する。減圧下でこの混合物を
蒸発させると、2,4−ビスー〇−トリメチルシリルー
5−フルオロウラシルが生成する。
最終的なポリマー−薬剤組み合わせを得るために、塩化
メチレン(20mii中)の塩素化したポリ (ホスフ
ェートエステル05g)を、理論量のピリジンの存在下
で、5−FU誘導体と反応させた。室温で18時間撹拌
した後、メタノール15−を寸暇した。
溶媒を蒸発たせた後、残留物を再度ジメチルホルムアミ
ドに溶解させ、アセトン中に繰り返し沈澱させる。ヨー
ドアミノプリン(IAP)のポリマーへの結合は、薬剤
の第1アミンとポリマーの側6 鎖中の塩素との間の反応が容易なことを利用して、同様
に実施することができる。
試験管内の放出実験(実施例5等)では、5−FUの持
続した放出は、少なくとも7日間は観察され、5−FU
の化学的な結合性はHPLCによって確かめられた。こ
の放出速度は、多価担体にペンダントとして結合された
5 −FUの同様の実験をはるかに上回っている。その
5−FUでは、たった2日後に完全な放出が起こる。
本発明を上記のように説明してきたが、本発明の範囲内
で多数の変更及び修正をすることができるのは、当業者
には公知であろう。
【図面の簡単な説明】
第1図aは、ポリ (2−オキソ−1,3,2−ジオキ
サホスフィト〉主鎖基質に結合している時の種々のペン
ダン)R基のインビトロでの放出を示したものであり、
第1図すは、組成物基質系とペンダント系からのニトロ
フェノールとアニリンの放出を比較したものであり、 第2図は、種々のポリ (ホスフェートエステル)の分
解速度を比較したものであり、 第3図は、種々のポリ (ホスフェートエステル)基質
からの非ペンダントコルチゾンの放出速度を示し、 第4図は、同じBPAポリマー基質からの4つの異なる
薬剤の放出速度を示すものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)下記の式で表されるポリマー: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔ここで、nは約10〜100の範囲の数を表し、Rは
    治療剤であり、R’は下記の群の中から選択される基で
    ある: −(CH_2)_a−、 −(CH_2CH_2O)_b−、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 (ここで、R_1はアルキル、ハロゲン、ニトロ、ヒド
    ロキシル、アミノ、カルボキシル、アルコキシまたはこ
    れらを組合わせたものを表し、R_2は酸素またはN−
    CH_3を表し、aは2〜6の数であり、bは10〜1
    00の数であり、dは2〜16の数であり、fは1〜6
    の数であり、mは1〜2の数である)]。 (2)下記の式で表されるポリマー: ▲数式、化学式、表等があります▼ [ここで、nは約10〜10^5の範囲の数であり、R
    ’は治療剤であり、Rは下記の中から選択される基を表
    す: ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 −OC_pH_2_p_+_1、−C_pH_2_p_
    +_1、▲数式、化学式、表等があります▼、 −H、−Cl、−O−R_3 (ここで、R_1はアルキル、ハロゲン、ニトロ、ヒド
    ロキシ、アミノ、カルボキシル、アルコキシまたはこれ
    らを組み合わたものであり、R_3は▲数式、化学式、
    表等があります▼または▲数式、化学式、表等がありま
    す▼であ り、pは1〜16の数である)]。 下記の式で表されるポリマー: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、nは10〜10^5の数であり、RおよびR
    ’は治療剤である)。 (4)Rが第1の治療剤であり、R’が第2の治療剤で
    あるような請求項3に記載のポリマー。 (5)上記治療剤が医薬、放射性同位体、生物学的応答
    調節剤、レクチンまたはこれらの混合物によって構成さ
    れる群の中から選択される一つまたは複数のものである
    ような請求項1〜3のいずれか一項に記載のポリマー。 (6)下記の式で表されるポリマー: ▲数式、化学式、表等があります▼ [ここで、nは約10〜10^5の範囲の数であり、R
    ’は下記の群の中から選択される基である:−(CH_
    2)_a−、 −(CH_2CH_2O)−、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 Rは下記の群の中から選択される基を表す:−NH−R
    _1、−S−R_1、−O−C−R_1、−OC_pH
    _2_p_+_1、−C_pH_2_p_+_1、▲数
    式、化学式、表等があります▼、 −H、−Cl、−O−R_3 (ここで、R_1はアルキル、ハロゲン、ニトロ、ヒド
    ロキシル、アミノ、カルボキシル、アルコキシまたはこ
    れらを組み合わせたものであり、R_2は酸素またはN
    −CH_3であり、R_3は、▲数式、化学式、表等が
    あります▼または▲数式、化学式、表等があります▼で
    あり、aは2〜6 の範囲の数であり、bは10〜100の範囲の数であり
    、dは2〜16の範囲の数であり、fは1〜6の範囲の
    数であり、mは1〜2の範囲の数あり、p1〜16の範
    囲の数である)]。 (7)医学効果を達成するのに有効な治療薬を治療に有
    効な量含む治療薬の配達賦形剤において、上記賦形剤が
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のポリマーによって
    構成さていることを特徴とする賦形剤。 (8)請求項6に記載のポリマーによって構成され一時
    的な構造補綴材用組成物。 (9)治療に有効な量の治療薬をさらに含むことを特徴
    とする請求項8に記載の組成物。(10)請求項1〜3
    のいずれか一項に記載のポリマーを含むことを特徴とす
    る医学効果を達成するのに有用な治療薬を治療に有効な
    量含む一時的な構造補綴材用組成物。 (11)治療薬剤を治療に有効な量含む請求項1〜3の
    いずれか一項に記載のポリマーによって構成される組成
    物を個体に投与することを特徴とする医学効果を達成す
    るめの方法。 (12)上記医学効果が化学療法、抗生物質療法、避妊
    療法および代謝調節療法によって構成される群の中から
    選択されるような請求項11に記載の方法。 (13)上記治療薬が医薬、放射性同位体、生物学的応
    答調節剤、レクチンまたはこれらの混合物によって構成
    される群の中から選択される一つまたは複数のものであ
    るような請求項11に記載の方法。 (14)個体に一時的な構造補綴材組成物を投与するこ
    とによって構成される、個体に一時的構造の補綴材の支
    持体を与える方法において、上記組成物が請求項6に記
    載のポリマーを含むことを特徴とする方法。 (15)上記補綴材が骨板、縫合糸およびクランプから
    なる群の中から選択されるような請求項14に記載の方
    法。
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