JPH031285Y2 - - Google Patents

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JPH031285Y2
JPH031285Y2 JP8879786U JP8879786U JPH031285Y2 JP H031285 Y2 JPH031285 Y2 JP H031285Y2 JP 8879786 U JP8879786 U JP 8879786U JP 8879786 U JP8879786 U JP 8879786U JP H031285 Y2 JPH031285 Y2 JP H031285Y2
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roof panel
base plate
shaft
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、乗物屋根に設けられる脱着式サンル
ーフの安全装置に関する。
(従来技術) 脱着式サンルーフとして、例えば、実開昭57−
139430号公報に記載のものが公知である。
このサンルーフは乗物屋根に形成された開口部
を着脱自在に施蓋するルーフパネルと、該ルーフ
パネルを上下方向揺動自在とするトグル式開閉装
置とを有し、該開閉装置は、屋根下面側に固定さ
れたベースプレートと、前記ルーフパネルの後部
下面に左右方向の枢軸回りに回動自在に枢支され
た操作レバーと、一端外側に備えられた第1軸が
ベースプレートに、他端内側に備えられた第2軸
が操作レバーに夫々左右方向の軸回りに回動自在
に枢支された左右1対のリンクとを有し、該1対
のリンクを互いに近接する内方向へ移動させた際
に、該リンクの第1軸とベースプレートとの連結
が解除され、ルーフパネルが開口部から取外し可
能となるものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) 前述の従来技術では、誤操作又は不慮の事故等
の何らかの作用によつて、リンクが押されて、ル
ーフパネルが不用意な離脱をすることがあり、走
行中にあつてはルーフパネルが飛ぶ危険性も生
じ、極めて危険であつた。
そこで、本考案は上記問題点に鑑み、誤操作等
によるルーフパネルの不用意な離脱防止を図るこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段) その技術的手段は、乗物屋根1に形成された開
口部2を着脱自在に施蓋するルーフパネル5と、
ルーフパネル5を上下方向揺動自在とするトグル
式開閉装置10とを有し、該開閉装置10は、屋
根1下面側に固定されたベースプレート13と、
ルーフパネル5の後部下面に左右方向の枢軸11
回りに枢支された操作レバー12と、一端外側に
備えられた第1軸15がベースプレート13に、
他端内側に備えられた第2軸16が操作レバー1
2に夫々左右方向の軸回りに回動自在に支持され
た左右1対のリンク14とを有し、両リンク14
の互いに近接する内方への移動により各第1軸1
5とベースプレート13との連結が解除されるも
のにおいて、前記ルーフパネル5の閉姿勢とチル
ト姿勢との間の中間開姿勢で、両リンク14の前
記内方への移動を可能とする許容凹部25が、リ
ンク14の第2軸16を枢支する操作レバー12
の軸受部18外側面側に形成された点にある。
(作用) 本考案によれば、ルーフパネル5が閉姿勢やチ
ルト姿勢、或いはフリー姿勢の場合においては、
リンク14と許容凹部25との位置が合致してい
ないため、両リンク14は互いに内方へ移動でき
ず、ルーフパネル5が離脱させることができな
い。
ルーフパネル5を離脱せせる場合には、ルーフ
パネル5を中間開姿勢として、リンク14と許容
凹部25とを合致させた状態で両リンク14を互
いに内方へ移動させ、リンク14の第1軸15と
ベースプレート13との連結を解除すれば、ルー
フパネル5を取外すことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図乃至第7図において、1は乗物屋根
で、該屋根1の前部に矩形状の開口部2が形成さ
れ、該開口部2の周縁下部には雨樋部3が形成さ
れ、該雨樋部3の内周縁上端にはシーリングスト
リツプ4が設けられている。
5は開口部2を開閉するルーフパネルで、ガラ
ス、金属又はプラスチツク等で形成されていて、
その周縁にはウエザーストリツプ6が被冠され、
該ウエザーストリツプ6の上端縁は開口部2の周
縁にわたり略同一平面に位置している。また、ル
ーフパネル5の前下面には左右1対のメイル7が
取付けられ、該メイル7は屋根1側に設けられた
左右1対のフイーメイル8に挿入されて、着脱自
在に且つ上下揺動自在に枢支されている。
ルーフパネル5の後部下面にはブラケツト9を
介してトグル式開閉装置10が設けられている。
該開閉装置10は、ブラケツト9に枢軸11を介
して前端が枢支された操作レバー12と、該操作
レバー12と屋根1側に固定のベースプレート1
3とを連結しているリンク14とを有する。
前記ベースプレート13は平面視コの字状に形
成され、その対向辺が左右方向水平状に対向する
よう、かつ、その開口部が前方に向くよう屋根1
の下面に固定されている。
前記リンク14は左右1対あつて略対称に配置
されており、前後端には互いに平行で、且つ内外
逆方向に突出した第1軸15と第2軸16とが
夫々備えられている。
各リンク14から外向きに突出した第1軸15
はベースプレート13の対向辺の前部側に形成さ
れた挿通孔23に軸方向に着脱自在に挿入支持さ
れている。また、各リンク14から内向きに突出
した第2軸16は操作レバー12の上面に突設さ
れた左右1対の軸受部18に貫通して、操作レバ
ー12と枢支連結されている。
そして両第2軸16に亘つて支軸20が軸方向
相対移動自在に挿通されている。21はコイルス
プリングよりなる付勢バネで、両第2軸16が互
いに離反する方向に弾発付勢すべく、支軸20に
外嵌状に支持されている。この付勢バネ21によ
る左右第2軸16の外方向付勢によつて、ベース
プレート13からの第1軸15の抜止めを図つて
いる。
また第1図にも示される如く、各リンク14は
ベースプレート13と操作レバー12の軸受部1
8との間に挟持状に装着されており、各リンク1
4の互いに近接する内方向への移動は通常、各軸
受部18外側面によつて阻止されている。
前記各軸受部18には、第1図及び第7図に示
される如く、外側面側にリンク14の前記内方向
への移動を可能とすべく、リンク14の巾より僅
かに大なる巾を有する許容凹部25が形成されて
おり、第5図に示される如く、ルーフパネル5を
僅かに持ち上げた中間開姿勢でリンク14と許容
凹部25とが合致して、各リンク14を互いに近
接する内方への移動を可能として構成されてい
る。第3図はルーフパネル5の閉姿勢、第4図は
ルーフパネル5を開姿勢する際において、ルーフ
パネル5とストリツプ4とがつり合つた状態のフ
リー姿勢、第5図はルーフパネル5を僅かに持ち
上げた中間開姿勢、第6図は最上まで持ち上げら
れたチルト姿勢を夫々示している。また第7図に
おいて、Aは閉姿勢のリンク14位置、Bは中間
開姿勢のリンク14位置、Cはチルト姿勢のリン
ク14位置を示している。
尚、ルーフパネル5を閉姿勢及びチルト姿勢で
保持する保持機構が適宜備えられている。
本考案の実施例は以上のように構成されてお、
第3図、第4図及び第6図に示される如く、閉姿
勢やフリー姿勢或いはチルト姿勢時においては、
リンク14と許容凹部25との位置が合致してい
ないため、各リンク14の内方への移動が確実に
阻止され、従つて、リンク14の第1軸15のベ
ースプレート13からの離脱が防止でき、誤操作
等によるルーフパネル5の不用意な離脱が防止で
きる。そして、ルーフパネル5を離脱する場合に
は、ルーフパネル5を持ち上げて第5図に示す如
く、中間開姿勢とし、リンク14と許容凹部25
との位置を合致させ、両リンク14を付勢バネ2
1の弾性力に抗して内方、即ち許容凹部25内に
移動させ、リンク14の第1軸15とベースプレ
ート13との連結を解除させればよい。
(考案の効果) 本考案によれば、脱着式サンルーフにおいて、
ルーフパネルの閉姿勢とチルト姿勢との間の中間
開姿勢で、両リンクの互いに近接する内方への移
動を可能とする許容凹部が、リンクの第2軸を枢
支する操作レバーの軸受部外側面側に形成された
ものであり、リンクと許容凹部との位置を合致さ
せなければ、リンクを内方へ移動させることがで
きず、誤操作等によるルーフパネルの不用意な離
脱が防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はトグル
機構の平面図、第2図は全体平面図、第3図は第
2図−線断面矢視図、第4図はルーフパネル
のフリー姿勢を示す要部側断面図、第5図は同中
間開姿勢を示す要部側断面図、第6図は同チルト
姿勢を示す要部側断面図、第7図は操作レバーの
側面図である。 1……乗物屋根、2……開口部、5……ルーフ
パネル、10……トグル式開閉装置、11……枢
軸、12……操作レバー、13……ベースプレー
ト、14……リンク、15……第1軸、16……
第2軸、18……軸受部、25……許容凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乗物屋根1に形成された開口部2を着脱自在に
    施蓋するルーフパネル5と、ルーフパネル5を上
    下方向揺動自在とするトグル式開閉装置10とを
    有し、該開閉装置10は、屋根1下面側に固定さ
    れたベースプレート13と、ルーフパネル5の後
    部下面に左右方向の枢軸11回りに枢支された操
    作レバー12と、一端外側に備えられた第1軸1
    5がベースプレート13に、他端内側に備えられ
    た第2軸16が操作レバー12に夫々左右方向の
    軸回りに回動自在に支持された左右1対のリンク
    14とを有し、両リンク14の互いに近接する内
    方への移動により各第1軸15とベースプレート
    13との連結が解除されるものにおいて、前記ル
    ーフパネル5の閉姿勢とチルト姿勢との間の中間
    開姿勢で、両リンク14の前記内方への移動を可
    能とする許容凹部25が、リンク14の第2軸1
    6を枢支する操作レバー12の軸受部18外側面
    側に形成されたことを特徴とする脱着式サンルー
    フの安全装置。
JP8879786U 1986-06-10 1986-06-10 Expired JPH031285Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8879786U JPH031285Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8879786U JPH031285Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62198130U JPS62198130U (ja) 1987-12-16
JPH031285Y2 true JPH031285Y2 (ja) 1991-01-16

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ID=30947215

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JP8879786U Expired JPH031285Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

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JPS62198130U (ja) 1987-12-16

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