JPH03128531A - A/d変換器 - Google Patents

A/d変換器

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JPH03128531A
JPH03128531A JP15685290A JP15685290A JPH03128531A JP H03128531 A JPH03128531 A JP H03128531A JP 15685290 A JP15685290 A JP 15685290A JP 15685290 A JP15685290 A JP 15685290A JP H03128531 A JPH03128531 A JP H03128531A
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analog
sample
analog signal
converter
signal
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JP15685290A
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Hisaharu Oba
大場 久晴
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、A / D変換器において、特に複数のアナ
ログ信号を処理するA/D変換器に関する。
〔従来の技術〕
第9図は、従来のA/D変換器900の構成を示すブロ
ック図、第10図は、第9図のA/D変換器900の動
作を示すタイミング図である。
まず、A/D変換器900の構成を説明する。
A/D変換器900は、アナログ信号を入力するアナロ
グ信号入力端子110(以下入力端子110と記す)と
、入力端子110より入力されたアナログ信号を所定の
タイミングでサンプリングしホールするサンプル/ホー
ルド装置920と、サンプル/ホールド装置920によ
りホールドされたアナログ信号を基準電圧AVREPと
比較することによってデジタル値に変換するアナログ/
デジタル変換装置130と、アナログ/デジタル変換装
置130による変換結果を格納する変換結果格納レジス
タ群140と、サンプル/ホールド装置920に対しそ
の動作タイミングを与えるタイミング信号発生装置95
0から構成される。
さらに、サンプル/ホールド装置920は、1つのスイ
ッチS3と1つのコンデンサC0から成り、また変換結
果格納レジスタ140群は4つのレジスタ141〜14
4 (以下ADCRI〜ADCR4と記す)から成る。
次にA/D 変換器900による、1つのアナログ信号
入力に対する1回のA/D変換を実行する場合の動作を
第10図を用いて説明する。
まず、入力端子110より入力されたアナログ信号を、
サンプル/ホールド装置920のスイッチS、を開閉す
ることによってサンプリングしホールドする。すなわち
スイッチS、を入力端子110側に接続している期間に
は、入力端子110より入力されたアナログ信号をコン
デンサC8に充電し、スイッチS、を開いている期間に
は、コンデンサC8は充電されている電位なホールドす
る(この電位をVINとする)。この間のスイッチSg
の動作を第10図の(b)のタイミング図に示す。
次に、サンプル/ホールド装置920で保持された電位
VINは、アナログ/デジタル変換装置130に入力さ
れ、アナログ/デジタル変換装置130は、基準電圧A
VIIFと比較することによって所定O精度のデジタル
信号に変換する。
さらに変換が終了すると、その変換結果を変換結果格納
レジスタ群140内の所定のレジスタに格納する。この
時、アナログ/デジタル変換と変換結果格納に要する時
間をt CONとする。
そして最後に、サンプル/ホールド装[920は、スイ
ッチS。をGND側に接続して、コンデンサC8に充電
されている電荷を放電させる。このコンデンサC0の充
電と放電に要する時間の合計をt9Hとする。
上記のスイッチS、の開閉のタイミング制御はタイミン
グ信号発生装置950により行われ、第10図の(b)
のスイッチS、のタイミング図では、′1”はスイッチ
S3を入力端子110側に接続し、 −1”はスイッチ
S、をGND側に接続し、“0”はスイッチS3を開く
ことを意味している。
以上の動作により、1つのアナログ入力信号に対する、
1回のA/D変換が終了し、要した総実行時間は、t 
s、 + t CONとなる。
次に上述のA/D変換器900を用いて、入力端子11
0より入力されるアナログ信号入力に対して、複数回の
A/D変換を実行し、それらの変換結果の平均値に対応
するデジタル信号を生成する場合を考える。例として本
例では第10図中の4回のサンプル/ホールドタイミン
グt1〜t4で得られたアナログ信号A1〜A4に対し
て、その平均値に対応するデジタル信号を生成すること
を考える。
まず、A/D変換器900は、時刻t1においてアナロ
グ信号A+(i[圧はv r )をサンプル/ホールド
装置920でサンプル/ホールドする。
そしてそのホールド電圧V f N ” V lをアナ
ログ/デジタル変換装置130によってデジタル信号に
変換し、得られたデジタル信号をADCRIに格納する
。これによって1回のA/D変換が終了する。
以下、同様に時刻t2〜t4におけるアナログ信@A2
〜A4をデジタル信号に変換して、その結果をADCR
2〜ADCR4に順次格納する。これにより、合計4回
のA/D変換が終了することになる。
この後A/D変換器900は、4つのA/D変換結果の
平均値を求めるために、A/D変換器900を制御して
いる外部の処理装置(以下CRUと記す)に対し割り込
み要求信号等を発生して、4回のA/D変換実行の終了
を伝える。CPUはこの要求を受けると、A/D変換器
900の変換結果格納レジスタADCRI〜ADCR4
より変換結果データを読みだして、これらのデータの平
均値を演算処理(例えば4つのデータの総和を求め、そ
の総和を4で除算する等)によって算出する。この処理
に要する時間はt。puとする。この様にして、4つの
アナログ信号サンプル間の平均値に対応するデジタル信
号を得ることができる。なお、ここで述べているCPU
での処理は、本例の主旨とは直接関係はないので図面等
を用いた詳細な説明は省略する。
以上述べたように、4回のA/D変換(サンプル/ホー
ルド+アナログ/デジタル変換)実行と、この変換結果
を基にCPUによる演算処理によって目的とするデジタ
ル信号・を得ることができる。
またこれら一連の処理に要する時間は、4X(tsa+
 t cos) + t cpvとなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のA/D変換器では、複数回のA/D変換
を実行し、それらの変換結果の平均値に対応するデジタ
ル信号を得ようとする場合には、必ずサンプルの数だけ
のA/D変換の実行およびその実行結果の格納と、CP
Uでの演算処理が必要となっている。
つまりこの方法では、サンプル数が増加した場合には、
サブル数だけの回数のA/D変換を逐一実行するため、
これら全ての変換結果を格納しておくのに必要な変換結
果格納レジスタがサンプルの数だけ増加することになる
。これはハードウェア愈の増加、すなわち製品コストの
増加を意味する。
また1回のA/D変換実行には、アナログ/デジタル変
換の実行時間を含んでいるので、連続したサンプル/ホ
ールド実行間隔を、1回のA/D変換実行時間より短く
とる事はできないため、より短時間内でのアナログ量の
変位に対応しようとする場合にはサンプル/ホールド実
行の間隔について制限を受けることになる。
さらに上述のような一連の処理が連続して行われる場合
には、その度にCPUでの演算処理の実行が必要となり
、よってこの処理のためにCPUを拘束する時間も増加
するため、CPUが管理している他の外部周辺装置への
処理実行が遅れてしまう等の影響をケえることになる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によるA/D変換器は、アナログ信号を入力する
アナログ信号入力端子と、アナログ信号入力端子より入
力されたアナログ信号を複数のコンデンサと複数のスイ
ッチにより所定のタイミングでサンプリングしホールド
するサンプル/ホールド手段と、サンプル/ホールド手
段によりホールドされたアナログ信号を所定の基準値と
比較することによりデジタル信号に変換するアナログ/
デジタル変換手段と、アナログ/デジタル変換手段によ
る変換結果を格納する変換結果格納手段と、サンプル/
ホールド手段に対しサンプル/ホールドをするタイミン
グを与えるタイミング信号発生手段とを備え、サンプル
/ホールド手段は、タイミング信号発生手段が発生する
タイミング信号に基づいて、複数のコンデンサと複数の
スイッチとを操作することによって、複数のアナログ信
号サンプル間の平均値に相当するアナログ信号を生威し
、かつ平均化されたアナログ信号をアナログ/デジタル
変換手段によりデジタル信号に変換するという特徴を有
している。
好ましくは、A/D変換器に入力されたアナログ信号が
、単位時間内に一定値を越える変位があったことを検出
する変位検出手段と、変位検出手段の検出結果を記憶す
る記憶手段と、記憶手段の記憶内容を計数する計数手段
とをさらに備え、記憶手段の内容により、サンプル/ホ
ール1手段がサンプル/ホールドしたアナログ信号を無
効とする。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例の構成を示すブロック
図であり、第2図は、第1の実施例の動作を説明するタ
イミング図である。
まず本例で述べるA/D変換器100の各部の構成と動
作を説明する。サンプル/ホールド装置120は、入力
端子110より入力されたアナログ信号を、所定のタイ
ミングでサンプリングしホールドするもので、3つのス
イッチS3、So、SXと2つのコンデンサC3sCX
から構成されている。コンデンサCxは容量可変のコン
デンサであり、コンデンサC0は定容量Cをもつコンデ
ンサである。またタイミング信号発生装置150は、サ
ンプル/ホールド装置120の動作タイミング制御を行
うもので、スイッチSs、So、Sxを開閉させる信号
を発生している。その他の部分は、従来例で述べたもの
同一であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
次にA/D変換器100を用いて、入力端子110より
入力されるアナログ信号入力に対して、複数回のサンプ
ル/ホールド実行によって得られた腹数のアナログ信号
入力サンプルについて、それらの信号の平均値に対応す
るデジタル信号を生成する場合を考える。本例では、第
2図中の4回のサンプル/ホールドタイミングt1〜t
4で得られるアナログ信号A1〜A4に対して、その平
均値に対応するデジタル信号を生成する場合を考える。
まず、A/D変換器100は、時刻t1ではアナログ信
号Al(1!圧はvl)をサンプル/ホールド装置12
0でサンプル/ホールドする。これはスイッチS、と8
0を入力端子110側に接続して、コンデンサCoに電
位■1を充電させることによって行う。このとき、サン
プル/ホールド装置120の出力電圧■1NはV IN
 = V 、である。
次に時刻t2では、アナログ信号A、(電圧はV2)を
サンプル/ホールドする。これは、スイッチS、とSx
を入力端子110側に接続して、コンデンサCxに電位
■2を充電させることによって行う。このとき、コンデ
ンサCxの容量はCとなるように設定する。さらに、ス
イッチSsを開いた後、今度はスイッチS0とSxを入
力端子110側へ接続する。この場合コンデンサCO(
容MC)には過去1回のサンプル/ホールド実行でアナ
ログ信号A1の電圧V1が充電されているので、これと
電圧■2が充電されているコンデンサCx (容量C)
との合成を行うことになる。このとき新しい出力電圧■
、Nは2つのコンデンサの電荷分配により、 VrN= (Vl+V2)/2 となる。この後スイッチS0は開き、SxはGND側へ
接続して、コンデンサCxに充電されていた電荷を放電
させる。
同様に時刻t、では、アナログ信号A3(電圧はV、)
をサンプル/ホールドする。このとき、コンデンサCX
の容量はC/2となるように設定し、電位v3を充電さ
せる。さらに、コンデンサC0(容ic)とCX(容t
c/2)とで電荷分配を行うと、コンデンサC0には、
過去2回のサンプル/ホールド実行時のスイッチの操作
により(VlV2)/2の電圧が充電されているので、
新しい出力電圧VINは、 V’+N=(’V’+ + Vz + V3) / 3
となる。
同様に時刻t4でも、アナログ信号A4(電圧はV4)
をサンプル/ホールドする。このとき、コンデンサCx
の容量はC/3となるように設定し、電位■4を充電さ
せる。さらに、コンデンサC6(容量C)とCX(容f
f1c/3)とで電荷、分配を行つと、コンデンサC0
には、過去3回のサンプル/ホールド実行時のスイッチ
の操作により(■1十V2+V3)/3の電圧が充電さ
れているので、新しい出力電圧■xNは、 VIN= (Vl + Vz+Vx+Vt) / 4と
なる。
なお、上記の各スイッチの動作は、第2図の(b)の示
す通りである。
以上のように、サンプル/ホールド装置120での4回
のサンプル/ホールド実行および4回のスイッチの開閉
によるコンデンサの合成と電荷分配操作を行うことで、
最終的な出力型JE V r sとして VrN= (Vl+V2 +V3+V4)/4を得るこ
とができる。このvrNは、上式かられかるように、4
つのアナログ信号サンプル間の平均なとったものを意味
しており、これをアナログ/デジタル変換装置130で
デジタル信号に変換させれば、4つのアナログ信号サン
プルの平均値に対応するデジタル信号を得ることができ
る。さらに、有効な変換結果であるデジタル信号が1つ
であることから、必要な変換結果格納レジスタは1つで
ある。
また、上述の動作において一連の処理に要する時間は、
4 X t sH+ t CONとなる。
なお、本実施例ではコンデンサCxは容量可変のコンデ
ンサとして説明したが、実際には容量c/2.C/3の
定容量コンデンサを設定して、タイミング信号発生装置
150の制御に基づいてスイッチを切り替えるという方
法等でも良い。
次に本発明の第2の実施例を図面を参照して説明する。
第3図は本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
、第4図は、第2の実施例の動作を説明するタイミング
図である。
本例で述べるA/D変環器300の構成は、サンプル/
ホールド装[320とタイミング信号発生装置350以
外は、従来例で述べたものと同一の構成および、動作で
あるので、ここで説明は省略する。
サンプル/ホールド装置320は、入力端子110より
入力されたアナログ信号を、所定のタイミングでサンプ
リングしホールドするもので、5つのスイッチS8、S
 Rs S o+、SO2、sxと3つのコンデンサC
al、C02、Cxから構成されている。スイッチSR
は2組の組合せを選ぶ連動スイッチであり、コンデンサ
Cxは容量可変のコンデンサ、コンデンサC0いCO2
は定容量Cをもつコンデンサである。
またタイミング信号発生装置350は、サンプル/ホー
ルド装置320の動作タイミング制御を行うもので、ス
イッチ83% Sol・SF2・Sx・SRを開閉させ
る信号を発生している。
さて、実施例1で述べた4つのアナログ信号サンプル間
の平均値に対応するデジタル値を求める動作を考える。
まず、スイッチS3を操作して、入力端子110側にコ
ンデンサCalを、アナログ/デジタル変換装置130
側にコンデンサC02が接続されるように設定する。
次に、コンデンサCotとスイッチSet、S、、S、
を開閉させて、実施例1で述べた4回のサンプル/ホー
ルドを第6図中のアナログ信号A1〜A4に対して実行
後、今度は、スイッチSRを操作して、入力端子110
側にコンデンサCO2を、アナログ/デジタル変換装置
130側にコンデンサCOtが接続される様に設定する
。これにより、コンデンサCotに蓄えられた電位MI
Nに対するアナログ/デジタル変換を実行させると共に
、もう1組のサンプル/ホールド用コンデンサC62と
スイッチSl、Sx、S−によって、第4図中の次のア
ナログ信号A、〜A8に対する4回のサンプル/ホール
ドを実行する。これらの各スイッチの動作は第4図の(
b)に示す通りである。この結果、アナログ/デジタル
変換実行時間ははさむ事なく、次のサンプル/ホールド
が連続して実行できることになり、見かけ上、変換時間
はアナログ/デジタル変換時間として現れないため、ア
ナログ信号に対するサンプリング間隔すなわちサンプリ
ング周波数を上げることが可能となっている。この場合
、4つのアナログ信号サンプルについての平均値に対応
するデジタル信号は、時間4XtsH毎に1回得ること
ができる。
なお、容量可変のコンデンサCxは実施例1と同様に、
容iC/2、C/3の定容量コンデンサを設定して、タ
イミング信号発生装置350の制御に基づいてスイッチ
を切り替える等の方法でも良い。
本発明の第3の実施例を図面を参照して説明する。第5
図は本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図、第
6図は第3の実施例の動作を説明するタイミング図、第
7図は、本例で述べる変位検出回路の構成図である。
本例で述べるA/D変換器500の構成は、第1の実施
例で述べるA/D変換器に加え、入力端子110より入
力されたアナログ信号が、単位時間内である一定値を越
える変位があったことを検出する変位検出回路560お
よびこれを記憶する記憶回路570が付加されている。
次にA/D変換器500の各部の動作を説明するが、タ
イミング信号発生装置550以外は、実施例1で述べた
ものと同一であるのでここでの詳細な説明は省略する。
変位検出回路560は、第7図に示すように、入力端子
110.コンデンサC9と抵抗Roおよびオペアンプ○
P、からなる帰還型微分回路、微分回路出力を基準電圧
VT)Iと比較する2つのコンパレータCMP、、CM
P、および2つのコンパレータ出力の論理和をとるOR
ゲート562から構成されており、入力端子110より
入力されるアナログ信号が、ある単位時間内での変位#
(以下ΔVと記す)が、予め設定された基準電圧Vよを
越えた場合には、その検出結果として検出結果信号56
1をアクティブ1″にし、あるいは変位量がVT、(以
下である場合には検出結果信号561をインアクティブ
“0”にする。この検出動作は、サンプル/ホールド装
置120でのサンプル/ホールド動作を実行している期
間、すなわちスイッチSsが閉じている期間にのみ動作
する。
記憶回路570は、セット/リセット型の1ビツトのフ
リップフロップで、変位検出回路560が出力する検出
結果信号561が“1の時にセット′1”され、タイミ
ング信号発生装置550が出力するリセット信号551
によりリセット″Onされる。
タイミング信号発生装置550は、記憶回路出力571
が入力されており、サンプル/ホールド装置120の動
作タイミング制御を行い、スイッチSs%So、Sxを
開閉させる信号を発生する。
次にA/D変換器500を用いて、実施例1と同様の処
理な行う場合を、第6図を用いて説明する。なお、記憶
回路570には“0″が記憶されているものとする。
第6図は(a)は本例で入力されるアナログ入力波形で
、(b)はスイッチSs、SoおよびSxの開閉バタン
、(C)は各時刻における入力アナログ信号のある単位
時間内での変位量を示している。
まず、A/D変換器500は、時刻t1ではアナ”り信
号AI ([圧■1)をサンプル/ホールド装置120
でサンプル/ホールドする。If’Q時に変位検出回路
560では時刻t1における入力電圧の変位量を検出し
ており、この場合の電位量Δ■は第6図−(c)に示す
ように、予め設定した基準電圧■Tやより小さいため、
検出結果信号561として0”を出力する。これは記憶
回路57[1セツトしないため記憶回路出力571は“
O++である。
タイミング信号発生装置550では、記憶回路出力57
1が“0”であるので、スイッチSXと80を閉じて、
コンデンサCxとCoで電荷の分配を行う。
以下同様に、時刻12,1.においても同様の動作を繰
り返す。ここまでの動作でコンデンサC8に充電されて
いる電圧は、 Vt5= (VI+V2+Vり / 3となる。
次に時刻t4でも同様に、アナログ信号A4の電圧V4
をコンデンサSxでサンプル/ホールドする。
このとき入力されたアナログ信号A4は、第6図−(a
)、(c)に示す様に、その変位が基準電圧VTHを越
えているので、この時には変位検出回路560は検出結
果信号561として“1″を出力する。これにより記憶
回路570はセットされ、“1″になる。
またタイミング信号発生装置550は記憶回路出力57
1が“Inであるため、スイッチS。を閉じず、コンデ
ンサCxとコンデンサC0による電荷の分配を行わない
。このため、アナログ信号A4の電圧■4は、変換結果
には反映され々いことになる。
以上の処理により、時刻t、の時点でコンデンサS0に
は VrN= (v++V2+V3)/3 という電圧が充電されているので、これをアナログ/デ
ジタル変換装置130でデジタル値に変換し、変換結果
なADCRIに格納する。この時、タイミング信号発生
装置550は、リセット信号551を出力し、記憶回路
570を“°O”にリセットする。
以降上述の動作を繰り返すが、入力されるアナログ信号
に対して、変位検出回路560で基準電圧VT□以上の
変位であると検出した場合には、スイッチS0を閉じず
にコンデンサCxとコンデンサCoによる電荷の分配を
行わないことで、ホールドしたアナログ信号(の電圧)
を、一連の処理に使用するデータとして使用しないよう
にしている。
なお、本例で使用した変位検出回路560は、第7図に
示す回路に限定されるものでなく、必要とする変位検出
精度や応答速度に応じたものであればどの様な構成のも
のでもよい。
本発明の第4の実施例を図面を参照して説明する。第8
図は本発明の第4の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
本例で述べるA/D変換器800の構成は、第3の実施
例で述べるA/D変換器に加え、記憶回路出力571を
カウントクロックとする2ビツトのカウンタ880が新
たに付加されていいる。
カウンタ880の動作は、変位検出回路560の検出結
果により記憶回路出力571が“1”のときに、カウン
タ880を+1インクリメントするようになっている。
本例では、図示していない外部処理装置が変換結果格納
レジスタ141から変換結果を読みだす際に、カウンタ
880の内容を参照する事が可能で、例えばカウンタ8
80が“2”以上の時には、読みだした変換結果は使用
しない等のように、常に外部環境に応じたA/D変換お
よび変換結果を基にしたデータ処理を行うことが可能と
なっている。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、連続した複数回のサンプ
ル/ホールド実行により得られたアナログ信号サンプル
において、それらの信号間の平均値に対応するデジタル
信号を生成する場合、A/D変換器内のサンプル/ホー
ルド装置のコンデンサとスイッチの操作によって平均値
に相当するアナログ信号を生成し、これをデジタル信号
に変換するという方法をとっているので、平均を求める
という処理を外部処理装置の演算処理実行によらないで
行う事ができるため、この処理を実行するために外部処
理装置に負担をかげることがない。
また、アナログ/デジタル変換は、平均値に相当するア
ナログ信号を生成後に1同突行するだけでよく、その結
果であるデジタル信号も1つであるので、変換結果を格
納するレジスタも1つでよい。この結果アナログ信号サ
ンプルの数が増加した場合でも、必要な変換結果格納レ
ジスタは1つで、個別のアナログ信号に対する変換結果
を格納しておく変換結果格納レジスタは不要となるため
、ハードウェアを増加させることなく対応することがで
きる。
さらに、アナログ信号を連続的にサンプル/ホールドす
る場合に、サンプル/ホールド実行とサンプル/ホール
ド実行の間にアナログ/デジタル変換の実行をはさまな
いので、2つの動作の実行間隔をサンプル/ホールド実
行時間まではとる事ができるため、サンプリング間隔を
より短くとるようにした場合、サンプリング周波数を上
げることも可能である。
また、ある時刻のサンプル/ホールドのタイミングで、
ノイズ等により瞬間的に過大な変位を示すアナログ入力
があった場合にはこれを検出し、このアナログ信号を無
効として一連の処理内容から除外することで、他の時刻
でサンプル/ホールドしたデータ(電圧)を損ねること
なく常に正確なデジタル信号に変換することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1の実施例におけるブロック図、第2図は
、第1の実施例の動作を説明するタイミング図、第3図
は、第2の実施例におけるプロッロック図、第6図は、
第3の実施例の動作を説明するタイミング図、第7図は
、第3と第4の実施例における変位検出回路゛の構成図
、第8図は、第4の実施例におけるブロック図、第9図
は、従来例におけるブロック図、第10図は、従来例の
動作を説明するタイミング図である。 100.300,500,800,900・・・・・・
A/D変換器、110・・・・・・アナログ信号入力端
子、120.320,920・・・・・・サンプル/ホ
ールド装置、130・・・・・・アナログ/デジタル変
換装置、140・・・・・・変換結果格納レジスタ、1
41〜144・・・・・・ADCRI〜ADCR4,1
50,350゜550.950・・・・・・タイミング
信号発生装置、560・・・・・・変位検出回路、56
1・・・・・・検出結果信号、570・・・・・・記憶
回路、571・・・・・・記憶回路出力信号、880・
・・・・・カウンタ、SSr SR+ SX+S o 
r  S at r  S 02°゛°°°°スイツチ
、COr CX r COl rCD・・・・・・コン
デンサ、RD・・・・・・a 抗、 CM P o 。 CMP l・・・・・・フンパレータ、OPo・・・・
・・オペアンプ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変
    換器において、前記A/D変換器は、アナログ信号を入
    力するアナログ信号入力端子と、前記アナログ信号入力
    端子より入力されたアナログ信号を複数のコンデンサと
    複数のスイッチにより所定のタイミングでサンプリング
    しホールドするサンプル/ホールド手段と、前記サンプ
    ル/ホールド手段によりホールドされたアナログ信号を
    所定の基準値と比較することによりデジタル信号に変換
    するアナログ/デジタル変換手段と、前記アナログ/デ
    ジタル変換手段による変換結果を格納する変換結果格納
    手段と、前記サンプル/ホールド手段に対しサンプル/
    ホールドをするタイミングを与えるタイミング信号発生
    手段とを備え、前記サンプル/ホールド手段は、前記タ
    イミング信号発生手段が発生するタイミング信号に基づ
    いて、前記複数のコンデンサと前記複数のスイッチとを
    操作することによって、複数のアナログ信号サンプル間
    の平均値に相当するアナログ信号を生成し、かつ平均化
    されたアナログ信号を前記アナログ/デジタル変換手段
    によりデジタル信号に変換することを特徴とするA/D
    変換器。
  2. (2)請求項1のA/D変換器において、前記A/D変
    換器に入力されたアナログ信号が、単位時間内に一定値
    を越える変位があったことを検出する変位検出手段と、
    前記変位検出手段の検出結果を記憶する記憶手段と、前
    記記憶手段の記憶内容を計数する計数手段とを備え、前
    記記憶手段の内容により、前記サンプル/ホールド手段
    がサンプル/ホールドしたアナログ信号を無効とする事
    を特徴とするA/D変換器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2017102450A (ja) * 2015-12-01 2017-06-08 エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド 電流積分器及び有機発光表示装置

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