JPH0312851A

JPH0312851A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPH0312851A
Application number: JP1146837A
Authority: JP
Inventors: Kazumasa Inami; 稲見　一政; Noboru Katono; 上遠野　昇; Takao Adachi; 安達　孝雄
Original assignee: Hitachi Ltd; Hitachi Video Engineering Co Ltd
Current assignee: Hitachi Image Information Systems Inc; Hitachi Ltd
Priority date: 1989-06-12
Filing date: 1989-06-12
Publication date: 1991-01-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、磁気記録再生装置のテープ巻取り及びカセッ
ト装着の動力伝達に係り、特に生産性。

信頼性及び性能の向上を図った磁気記録再生装置のメカ
ニズムの構成に関する。

〔従来の技術〕

ビデオテープレコーダ（以下ＶＴＲと称す）などの磁気
記録再生装置において、ＶＴＲ前面のカセット挿入口か
らテープ力セソ１へを所定位置まで挿入するとＶＴＲ内
の所定位置まで自動的にテープ力セツ１〜を搬送して装
着するカセット装着機構がある。このカセット装着機構
の駆動源としては通常、専用のモータを使用してその動
力を動力伝達手段を介してカセットホルダに伝達する方
法によって行なわれているが、専用モータを使用するこ
とはコスト面で不利であり、他の駆動手段と共用するこ
とが図られている。しかしながら従来のこの種の装置に
おいては次の様な問題がある。すなわちモータの暉動力
をカセッ１へ装着装置に伝達する場合、伝達部材として
ゴムベルトを用いる例がある。しかしこの場合カセット
装着装置を磁気記録再生装置に組付けた後ベルトを掛は
渡す作業が必要となり、生産性の向上及びサービス性の
向上に対しての配慮が不足している。またゴムベルトの
経時変化による性能、信頼性の低下が懸念される。さら
に、モータにベルトを介して常にカセット出入れの為の
動力伝達系が負荷として影響している装置がある。この
場合通常テープ走行時にワウ・フラッタ等への影響及び
消費電流増加の要因となることが懸念される。この種の
装置として関連するものには例えば特開昭５９−１４３
５５６号公報が挙げられる。

〔発明が解決しようとする課題〕

前記した様に従来技術は生産性、サービス性。

信頼性の向上に対しての配慮が不足していた。また、カ
セット装着装置の動力伝達系が常にモータに負荷として
影響しているという問題があった。

本発明の目的はこれらの問題を解決し、生産性。

信頼性及び性能の向上を図った磁気記録再生装置のメカ
ニズムを提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、リール駆動モータに歯車を
形成し、この歯車と、カセット装着装置に係合した歯車
列を切替手段を介して選択的に係合する構成とした。

〔作用〕

カセット装着装置を動作させる場合、リール駆動モータ
に形成された歯車と、カセット装着装置に係合している
歯車列とを切替手段にて係合してリール駆動モータの動
力によりカセット装着装置を動作させ、カセット装着装
置を動作させる以外の時は、リール駆動モータに形成さ
れた歯車に対して切替手段にて歯車列が係合しないよう
に構成されている。

〔実施例〕

以下、本発明を実施例によって説明する。第１図は本発
明の一実施例の磁気記録再生装置の平面図、第２図は第
１図の一部の断面図、第３図は本発明の一実施例のカセ
ット装着装置の右側面図である。

第１図において、カセット１には、磁気テープ２０を巻
回した供給側リール２２巻取側リール３が左右に収納さ
れており、カセット１が後述する３　。

装着されることにより、シャーシ６に植立された軸部材
（図示せず）に回転可能に軸支された供給側リール台４
２巻取側リール台５に、供給側り−ル２２巻取側リール
３がそれぞれ係合し、一体となって回転するような構成
になっている。また、シャーシ６の供給側リール台４と
巻取側リール台５との中間部には、外周部にギヤ７を形
成したリール駆動モータ８が取付けられており、この上
部近傍にアイドラギヤ９を回転可能に軸支したアイドラ
アーム１０が回動可能に取付けられている。

これにより、正転走行時には、リール駆動モータ８によ
り発生する回転力を、モータシャフト１１に一体となっ
て回転するように取付けられたモータギヤ１２によりア
イドラギヤ９へ伝達し、この偶力によりアイドラアーム
１０を矢印六方向へ回動させて、巻取側リール台５を回
転湘動し、逆転走行時には、リール駆動モータ８を逆回
転させて、同様に供給側リール台４を回転能動する機構
になっている。なお、ギヤ１４，１５．１６及び後述す
るウオーム１８と一体回転するギヤ１７は常時噛合いを
なす歯車列である。

第２図は第１図の一部の断面図である。ギヤ１３はシャ
ーシ６に取付けられた図示しないギヤベースに形成され
た支軸の軸方向に移動可能に支持されており、該支軸の
周りに巻回されたスプリング１９により、一方向に付勢
されている。該ギヤ１３は前記リール駆動モータ８の外
周部に形成された前記ギヤ７と前記ギヤ１４の間に位置
し、操作モードにより往復するスライダ２１によって操
作される前記ギヤベースに形成された支軸を回転軸とす
るアーム２２により付勢の方向が切り換えられ、前記リ
ール駆動モータ８の動力が前記ギヤ１４に選択的に伝達
遮断されるよう構成されている。

第３図は本発明の一実施例のカセット装着装置の右側面
図を示す。２３は右サイドブラケットであり、該右サイ
ドブラケッ１−２３にはカセットホルダ２４を水平移送
および垂直移動させるガイド孔２３ａ、２３ｂが形成さ
れている。また、該サイドブラケット２３には、上下２
ケ所に軸受２５および２６が設置されており、該軸受け
２５および２６により、ウオーム１８が軸支されている
。

この軸受け２５．２６は、ウオーム１８と駆動ギヤ２７
の位置関係が所定の位置関係を満足するように設定され
ている。駆動ギヤ２７の回転軸に固着されている小歯車
と噛合する歯車２８の回転軸には長孔２９ａを有する板
状突出部材２９が固定されている。このため、該板状突
出部材２９は歯車２８と一緒に同方向に回動する。

また、前記ガイド孔２３ａ、２３ｂのそれぞれにはカセ
ットホルダ２４の支持部２４ａ、２４ｂが支持されてい
る。該支持部２４ａは前記板状突出部材２９の長孔２９
ａに貫通係合している。

次に、本実施例の動作を説明する。カセット１のロード
には、前述のように、ギヤ１３は第２図に示されている
ように、下方向に付勢されている。

カセット１がカセットホルダ２４に挿入されると、図示
されていない検知スイッチがオンになり、リール駆動モ
ータ８が回転する。リール駆動モータ８の回転は外周部
に形成されたギヤ７、ギヤ１３゜装置のウオーム１８と
一体回転するギヤ１７に伝達される。ギヤ１７の回転に
より、ウオーム１８が回転すると第３図に示されている
駆動ギヤ２７が反時計方向に回動し、これに噛合してい
る歯車２８が図の矢印方向に回動する。この結果力セラ
１−ホルダ２４はガイド孔２４ａ、２４ｂにより案内さ
れ、水平移送された後垂直移動に入る。垂直移動が所定
位置まで行なわれると、カセットローディングが完了す
る。

カセット１のアンロード時には、リール駆動モータ８は
上記とは逆方向に回動する。この結果、カセット１のア
ンロードが実行される。なおりセラ１〜ロード、アンロ
ード動作を行なう時においては巻取側リール台５及び供
給側リール台４とアイドラギヤ９の噛合を防止する図示
しないアームを作動させている。

カセットロード、アンロード以外のモード操作時におい
ては前記スライダ２１が第２図の矢印Ｂ方向に移動し、
アーム２２を矢印Ｃ方向に回動するため、ギヤ１３は矢
印り方向に移動し、ギヤ７　・１３とギヤ８．ギヤ１４の噛合が外れるので、リール駆
動モータ８のカセット装着装置への動力伝達が遮断され
る。

以上本実施例によれば、リール駆動モータの動力をカセ
ット装着装置へ伝達する場合、伝達部材としてギヤを用
いているため、伝達部材としてゴムベルトを用いた場合
のベル１〜掛は作業が不要となり、生産性、サービス性
が向上する。又、ゴムベルトのような経時変化による性
能低下がなく信頼性が向上するとともに、カセット装着
装置を作動しない場合、切換機構によりリール駆動モー
タのカセット装着装置への動力伝達が遮断できるので、
カセット装着装置への動力伝達系の負荷がリール駆動モ
ータに影響しないという利点がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、専用モータを使用することなしにカセ
ット装着装置を駆動できるとともに、モータの動力をカ
セット装着装置へ伝達する場合、伝達部材としてギヤを
用いているため、伝達部材としてゴムベルトを用いた場
合のベルト掛は作業が不要となり、生産性、サービス性
が向上する。

またゴムベルトのような経時変化による性能低下がなく
信頼性が向上するとともに、カセット装着装置を作動し
ない場合、モータのカセット装着装置への動力伝達が遮
断できるので、カセット装着装置への動力伝達系の負荷
がモータに影響しないためワウ・フラッタ等への影響が
無く、消費電流の増加を防ぐことができ性能の向上が図
れるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の磁気記録再生装置の平面図
、第２図は第１図の一部の断面図、第３図は本発明の一
実施例のカセット装着装置の右側面図である。１・・・カセット、２・・・供給リール、３・・巻取リ
ール、４・・・供給リール台、５−・・巻取リール台、
６・・シャーシ、７・・・ギヤ、８−・リール駆動モー
タ、９・・・アイドラギヤ、１０・・・アイドラアーム
、１］−・・モータシャツ１〜、］２　モータギヤ、１
３・ギヤ、１４−ギヤ、１５・　ギヤ、１６　ギヤ、１
７・・・ギヤ、１８・・ウオーム、］９・・スプリンタ
、２０・・磁気テープ、２１・・・スライダ、２２・・
アーム、２３・・右サイドブラケツ１〜．２３．ａ、２
３ｂ・・・ガイド孔、２４・・・カセットホルダ、２４
ａ。２４ｂ・・・支持部、２５，２６・・軸受、２７・・・
駆動ギヤ、２８・・・歯車、２９・・板状突出部材、２
９ａ・・長孔。１

Claims

【特許請求の範囲】

１、磁気テープを巻回した一対のリールを左右に配する
カセットを用い、前記リールと係合し、これを回転駆動
するための巻取側および供給側リール台と、前記リール
台への回転駆動力を供給するためのリール駆動モータと
、前記カセットを装着排出するカセット装着装置を有す
る磁気記録再生装置において、前記リール駆動モータに
歯車部を形成し、この歯車部と、カセット装着装置に係
合した歯車列を切替手段を介して選択的に係合する構成
としたことを特徴とする磁気記録再生装置。