JPH03128393A - ヒトリンパ栄養性ウィルスの処理及び診断 - Google Patents

ヒトリンパ栄養性ウィルスの処理及び診断

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JPH03128393A
JPH03128393A JP2125599A JP12559990A JPH03128393A JP H03128393 A JPH03128393 A JP H03128393A JP 2125599 A JP2125599 A JP 2125599A JP 12559990 A JP12559990 A JP 12559990A JP H03128393 A JPH03128393 A JP H03128393A
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Philippe J Pouletty
フィリップ ジェー.ポールティ
Kuldip Sra
クルディップ スラ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、疾病の診断及びヒトにおけるリンパ栄養性疾
患の処理のためのCD5との相互作用の調節に関する。
〔発明の背景〕
ヒトリンパ栄養性ウィルスは、過去10年間に見出され
て来た。これらのウィルスは、悪性疾患及び免疫欠損の
誘発に関係することがわかっており、そして細胞のトラ
ンスフォーメーションに関係する遺伝子を含む複合ゲノ
ムを有する。フレームシフト及び種々のスプライシング
を用いて、正常なエンベロープ、コアー及び逆転写酵素
遺伝子の他に多くの遺伝子がコードされる。これらのウ
ィルスの中で、その病原性の機構がひじょうに複雑であ
ることがわかっているウィルスはHIVである。
HIVがその免疫抑制活性を付与する正確な機構は、正
確には決定されていない。そのウィルスがT 1728
球に対する直接的な細胞変性効果を有する正確な証拠が
存在する。それにもかかわらず、感染された個人の末梢
血液におけるウィルスを実際に示す7921球の割合は
ひじょうに低い(10s個の細胞巾約1個)。従って、
ウィルスの直接的な細胞変性効果は、HIV感染の間、
T IJンパ球の劇的な減少を説明することができない
。さらに、免疫抑制は、量的な細胞欠陥だけでなく、ま
た溶解性抗原へのCD4リンパ球の不十分な応答により
影響される7921球の質的な異常性にも関与される。
また、T−細胞は、HIV感染に続いて影響される唯一
のリンパ球集団ではない。AIDSにおいては、自己抗
体の分泌によるポリクローナルB−細胞活性化が存在す
る。
HIVエンベロープの研究に主な努力が向けられて来た
。HIVの第一次細胞受容体としてのCD4、いくつか
のgp41ペプチドのイン ビトロ免疫抑制活性、及び
ニューロロイキンとHIVエンベロープタンパク質との
相同性の同定が、AIDSの病因にいくらかの洞察力を
提供して来た。対照的に、gagコードタンパク質は、
はとんど注目されなかった。これらのgag配列は、H
IV−1単離物の間に、及びHIV−1とHIV−2と
の間にひじょうに保存されることが見出された。進行し
た臨床段階で数人の患者に検出されるp24/p25抗
原の高レベルは、その疾患の病因においてコアータンパ
ク質の可能性ある役割をより理解する必要性を強調する
現在、種々の療法を提供することができるように、HI
Vが免疫システムを抑制することができる方法をさらに
明らかにする実質的な必要性が存在する。この研究の一
部として、疾病の良好な段階を可能にし、治療に関して
のいくらかの指針を付与し、そして新しい治療機会を提
供することができる診断のための新規の技法を開発する
ことが重要である。
〔関連文献〕
Huang 、など、、  Proc、Natl、Ac
ad、Sci、[ISA 84 :204〜208.1
987は、しy−1、すなわち7911978球の膜糖
タンパク質の分子クローニングを記載する。Jones
、など、、 Nature 323 :346〜349
゜1986は、ヒトリンパ球糖タンパク質Tl/Leu
−1のof Immunology、  136 :2
39:3〜2397.1986は、HTLV−1p19
コアータンパク質の特異的エピトープを記載する。
〔発明の要約〕
大部分、コアー配列EPTAPを有するオリゴペプチド
、そのようなペプチドに対する抗体及びそのような抗体
のイディオタイプに対する抗体が、7921球とのヒト
リンパ栄養性ウィルスの相互作用を調節し、前記疾病の
存在を診断し、そしてその疾病の指示及び病因の調節に
おける療法を提供するために付与される。
ヒトリンパ栄養性疾患を診断し、そして処理するための
方法及び組成物が提供される。その方法及び組成物は、
配列E/T/L−P−T−A−P 、好ましくはC−末
端(左側のアミノ酸がN−末端であり、そして右側のア
ミノ酸がC−末端である)で1つの追加のP及びN−末
端で1つの追加のPを有するオリゴペプチド(PEPT
AP)の使用に基づいている。
単独で又は他のアミノ酸に結合されるそのオリゴペプチ
ドは、と) IJンパ栄養性疾患の診断及び/又は予測
、並びにヒト宿主における疾病の進行の調節に適用され
る。
EPTAP(HI V、  リンパ栄養性ウィルス及び
CD5における)に関連する領域は、T及びPアミノ酸
に富んでいる。T及びPのタブレット又はトリプレット
の配列、すなわちTP配列、たとえばTTTPP。
TTPPPTTTPP又はTTPPTTT”PPPTT
T (ここでT4はRにより置換され得る)が興味の対
照である。これらの配列は、式(TnPp) qTr 
(式中、n=2〜3 、 り=2〜3.q=1〜3及び
r=Q又は1)を有するであろう。一般的に、その配列
は、5〜16個のアミノ酸、通常約10〜14個のアミ
ノ酸を有するであろう。これらの配列は、診断及び治療
においてEPTAP配列と組合して使用され得る。
本発明の主要オリゴペプチド配列はIEPTAPを含ん
で成り、ここでN−末端はP又はLのいづれかであろう
1つよりも多くないアミノ酸により拡張され、そしてC
−末端は1〜4個、通常1〜2個のアミノ酸、たとえば
P−R/ε/F−L−Qにより、通常1個のみのアミノ
酸により拡張され、ここで第1アミノ酸はPであり、そ
して第2アミノ酸はE。
F、V又はRである。この配列は、通常10個よりも多
くないアミノ酸、普通9個よりも多くないアミノ酸から
成るであろう。コアー配列及びプロリン以外の保存性置
換が、上記に示された配列に使用され、ここでロイシン
がイソロイシン又はバリンにより置換され、そしてフェ
ニルアラニンがトリプトファン及びチロシンにより置換
され得る。
他のオリゴペプチド、すなわちTP配列は、EPTAP
配列と同じ態様で処理され得る。
オリゴペプチドは他のアミノ酸に連結され得るが、しか
しこれらのアミノ酸は、CD5. HIV、 LAV及
びHTLV−1におけるEPTAP配列又はTP配列に
関連する天然に存在するアミノ酸以外のものであろう。
コアー配列は、便利上、追加のアミノ酸、他の化合物又
は面相に結合され得る。それは、ヒト宿主におけるヒト
リンパ栄養性ウィルス疾病の存在を示す。抗体又はコア
ー抗原の検出のために使用され得る(比較イムノアッセ
イにより)。従来既知である種々のアッセイが使用され
得、ここで上記のオリゴペプチドは、ラベル又は面相に
直接的又は結合基により連結され得る(直接又はキャリ
ヤー化合物により間接的に)。ラベルとして、酵素、螢
光分子、放射性同位体、化学発光分子、粒子、たとえば
コロイド分子及び同様のものを挙げることができる。使
用され得る種々の市販のアッセイ、たとえばELISA
、εMIT、 RIA、 CIEDIA、 5LFIA
又は同様のアッセイが利用できる。使用される特定のア
ッセイは本発明に臨界でなく、そして所望する感度を提
供するいづれかの手段が使用され得る。使用され得る酵
素として、ホースラディシュベルオキシダーゼ、アルカ
リホスファターゼ、リゾチーム、β−ガラクトシダーゼ
、又は同様のものを挙げることができる。使用できる螢
光化合物として、フィコエリトリン、フルオレセイン、
ローダミン、ラサニド、キレート又は同様のものを挙げ
ることができる。種々の診断アッセイの例示化のために
は、たとえばアメリカ特許第3.791.932号;第
3.817.837号:第4.233.402号及び第
4,134.792号を参照のこと。
本発明のペプチドは、試薬として診断アッセイに使用さ
れ得る抗体の産生のためにもまた、使用され得、ここで
前記抗体はヒ) T IJンバ球以外のものの上での本
発明の配列の存在を検出するであろう。他方、その抗体
は、本発明のペプチドのために血清に存在する抗体と競
争する競争アッセイに使用され得る。後者の情況におい
て、抗体は上記のようにラベルされ得、又は抗−オリゴ
ペプチドに対して特異的な第2抗体が使用され得る。そ
の情況の例として、本発明のペプチドは、支持体に結合
され、そして血清と共に組合され得、ここで特異的ペプ
チドに結合する血清中のいづれかの抗体が免疫複合体を
形成するために結合するであろう。次に、ヒト抗体の不
変部、すなわち特異的である又は特異的でないL鎮及び
/又はH鎖イソタイプのいづれかに対する抗体を付加す
ることによって(ここで前記抗−抗体はラベルされてい
る)その表面への抗体の結合のレベルを決定することが
できる。たとえばその抗−抗体は、マウス、ラット、羊
、ヤギ、ウシ又は同様のものであり得る。
明らかに、血液、血清又は血漿としてのヒト血液、涙、
C3F又は他の流体、免疫組織化学による組織における
ウィルス又はそのウィルスに対する抗体のいづれかの検
出のための手段が考案され得る。本発明のオリゴペプチ
ド又はそれに対する抗体を用いて、ウィルスペプチドが
検出される特別な手段は、利用できる装置、試薬の合成
の容易さ及び同様のものに従って変えられ得る。
本発明のオリゴペプチドに結合する抗体の他に、本発明
のオリゴペプチドのコンホーメーション特性及び結合特
性を模倣するであろう抗−イディオタイプ抗体が調製さ
れ得る。疾病の調節は、本発明のペプチド、本発明のペ
プチドに対する抗体又は抗−イディオタイプ抗体の使用
により達成され得る。これらの種々の化合物は、従来の
手段、たとえば非経口、たとえば腹腔内、筋肉内又は同
様の手段により投与され得る。オリゴペプチド又は抗体
は、リボソームで投与され得る。投与のレベルは広く異
なり、一般的に約1mg/kg/日〜100mg/kg
/日の範囲であろう。便利には、本発明の組成物は、適
切なビークツへたとえば脱イオン水、塩溶液、リン酸緩
衝溶液、水性エタノール又は同様のものにより投与され
得る。
本発明のオリゴペプチドは、ヒ)CD5に存在する配列
、すなわちヘルパーニー細胞により高レベルで発現され
、またいくつかのB−細胞上に見出されるpan−Tマ
ーカーと相同性を共有する。CD5への結合を識別する
ためには、ウィルスの配列とCD5配列とを区別する、
1〜3個のアミノ酸、通常1〜2個のアミノ酸により拡
張されるオリゴペプチドに対する抗体を調製することが
所望される。
たとえば、EPT八PへこP−E 、P−F又はQ−V
を付加し、そして次に抗体、特にモノクローナル抗体を
調製するために前記拡張されたオリゴペプチドを用いて
、ウィルス配列とヒ)CD5配列とを区別する抗体が得
られる。まず、IEPTAPに強く結合する抗体につい
てハイブリドーマクローンをスクリーンし、続いて、ε
PTAPPPに結合する抗体についてスクリーンし、そ
してそれらの抗体を捨てる。
残存する抗体を、1又は複数のウィルス配列への結合性
についてスクリーンする。
また、本発明のペプチドは、抗体の調製のために、いづ
れか便利な免疫原又はT−細胞免疫優性配列に結合され
得る。種々のT−細胞免疫優性配列は、文献に記載され
ており、たとえば1988年2月26日に出願されたε
P−A 87.9056022.7を参照のこと。この
態様においでは、対象のエピトープに特異的に向けられ
る抗体が生成され得る。オリゴペプチドは、種々のキャ
リヤー、たとえば血清アルブミン、キーホールリンペッ
ト(Keyhole limpet)ヘモシアニン、γ
−グロブリン又は同様のものに結合され得る。免疫原に
オリゴペプチドを結合するための方法は良く知られてお
り、そして文献に記載されている。次に、その得られた
免疫原は、既知の手段、特に注射により、通常アジュバ
ント、たとえばフロインアジュバントと共に哺乳類宿主
を免変化するために使用され得る。追加免疫注射が1〜
3週間にわたって行なわれ、そして所望する抗体の力価
がアッセイされる。次に、血液を分離し、そしてγ−グ
ロブリンを硫酸アンモニウムにより沈殿せしめ、ポリク
ローナル抗体を供給する。モノクローナル抗体のために
は、通常、宿主はマスクであり、ここで肺臓細胞を融合
パートナ−に融合し、続いて限界希釈下でクローニング
し、適切な栄養培地中でその細胞を増殖し、そして得ら
れたクローンのスクリーンニングによりモノクローナル
抗体が得られる。本発明のオリゴペプチドは、所望する
特異性及び親和性を有するクローンを同定するために使
用され得る。次に、モノクローナル抗体は、ウィルスの
タンパク質又はウィルスに対する抗体のいづれかが検出
される、宿主におけけるT−’Jンパ栄養性ウィルスの
存在を同定するために使用され得る。抗体が治療のため
に使用され、そして抗体が異種移植性である場合、F(
ab’ )2又はFabが使用され得る。他方、LiJ
及びH鎮のためのmRNAがハイブリドーマから分離さ
れ、可変部をコードする配列が分離され、そしてヒ)L
及びH鎮不変部に結合され得る。前記配列に対する抗体
を有する患者からのB−細胞は、EBVにより形質転換
され、そして/又はヒト又はマウス又はネコ骨髄腫に融
合され、ヒトモノクローナル抗体が製造され得る。
CD5又はいくらかの抗体に比べてのCD5に比べて、
ウィルスタンパク質に関連するペプチドのための親和性
において少なくとも10倍、通常102倍高い因子によ
り異なるそのような抗体が使用され得る。
本発明の組成物の安定性を高めるために、それらは、末
端カルボキシル基のアミド化、アシル化又は約1〜7個
、より普通には約1〜3個の炭素原子の置換基、非天然
のD−立体異性体の追加のアミノ酸、等による末端アミ
ノ基のアルキル化により変性され得る。
本発明の組成物は、従来の技法に従って、合成により容
易に調製され得る。自動合成機が利用でき、その結果、
オリゴペプチドは市販の合成機で容易に調製され得る。
個々のアミノ酸の活性化された誘導体は、Merrif
 1eldの方法を用いての既知の技法に従って調製さ
れ、そして連続的に付加される。それぞれの側の官能基
は、酸素基及び硫黄側基のためにはアラルキル基及びア
ミン側基のだ約にはアシル基を用いて保護される。オリ
ゴペプチドの合成の記載のためには、WO341035
06及びWO34103564を参照のこと。これらは
、引用により本明細書に組込まれている。ペプチドは、
天然のまま使用され又は既知の方法を用いて、まず精製
され得る。
本発明のポリペプチドは、特定の配列又は関連する配列
のグループに対してひじょうに特異的であるモノクロー
ナル抗体を生成するために使用され得る。たとえば、異
なった配列と交叉反応し、又は特定の配列に対して特異
的である(ここで前記配列は1又は2個のアミノ酸によ
ってのみ異なる)モノクローナル抗体が調製され得る。
従って、そのモノクローナル抗体は、E−P−T−A−
P特色を共有するリンパ栄養性又は他のウィルスのグル
ープのいづれか1種の存在を検出することができる。
そのモノクローナル抗体は、[E−P−T−A−P特色
を共有する1又は複数のレトロウィルスのgag配列に
結合しながら、CD5への結合を排除するために調製さ
れ得る。
ヒトCD5とレトロウィルスのgag配列(p15)と
の間のεPTAPについての相同性が、次の表に示され
る。
タンパク質 CD5 HTLV−III (BHIO) HTLV−1m (BHIO) AV−1a RV−2 HIV−2(ROD) IV HTLV−1 23 配   列 PBPTAPPRLO P[EPTAPPFL口 PEPTAPPEES PEPTAPPEESF PIEPTAPPEESF しTPTAPPVDPA LTPTAPP[EEPA EPTAPQVL さらに、)ITLV−IIIは、p15における配列の
反復体を有し、次のものがそのC−末端配列である:Q
SRPEPTAPPFLQSRPBPTAPPEESF
R3GVETTTPP。
ヒトCD5とレトロウィルスのgag配列(p15)と
の間のTP配列についての相同性は、次の通りである: タンパク質  N−末端アミノ酸 CD5       115 HIV        481 配   列 TTPPTTRPPPTTTPET TTPP 個々のペプチド又はヘプチドの混合物が、B−P−T−
A−P特色を含んで成るオリゴペプチドに特異的に結合
する血清中の抗体の存在を同定するために使用され得る
。従って、gagタンパク質及びCD5と交叉反応する
抗体の存在を、交叉反応する抗体に結合性を付与するこ
とができる配列、たとえばP−B−P−T−A−P−P
−I/V/L/M/Q−L−Q (コ、: テ、イツれ
かのアミノ酸が興味の対象である)の組合せを用いて又
はその配列を同定することによって決定することができ
る。ペプチドの代わりに、1又は複数のへブチドを模倣
する抗イデイオタイプ抗体が使用され得る。
本発明によれば、ヒ) IJンパ栄養性ウィルス疾患の
診断又は治療に使用され得る組成物が供給される。その
組成物は、診断アッセイに、ウィルスの検出のために又
はウィルスに対する抗体の調製のために使用され得る。
さらに、その組成物は、疾病の処理に、血液に存在する
CD5又は他の成分との相互作用の調節に及びレトロウ
ィルスのコアータンパク質の調節に使用され得る。
本明細書に引用されるすべての出版物及び特許出願は、
それぞれ個々の出版物又は特許出願が5用により導入さ
れることが特別に及びそれぞれに示されているかのよう
に、引用により本明細書に組込まれる。
前述の発明は、明確に理解するために例示的且つ測的に
いくらか詳細に記載されているけれども、特許請求の範
囲内で修飾及び変更を行なうことができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、CD5、又はHIV−1又は−2のp15又はHT
    LV−1の天然に存在する配列の合計10個よりも多く
    ないアミノ酸を含み、そして配列E−P−T−A−Pを
    含んで成るアミノ酸ポリペプチド。 2、前記配列がp15のC−末端で天然に存在するアミ
    ノ酸の4個までを含んで成る請求項1記載のポリペプチ
    ド。 3、前記配列がE−P−T−A−P−P−Fを含んで成
    る請求項2記載のポリペプチド。4、前記配列がP−E
    −P−T−A−P−P−F−L−Q、E−P−T−A−
    P−P−E−E−S、P−E−P−T−A−P−P−E
    −E−S又はP−E−P−T−A−P−P−R−L−O
    を含んで成る請求項2記載のポリペプチド。 5、請求項1記載のポリペプチド、及びT及びPの交互
    のタブレット又はトリプレットを含んで成る5〜16個
    のアミノ酸の第2ポリペプチドを含んで成るポリペプチ
    ド組成物。6、前記第2ポリペプチドが式T−T−T−
    P−Pを有する請求項5記載のポリペプチド組成物。 7、HIV−1又は−2のp15の天然に存在する配列
    の合計10個よりも多くないアミノ酸を含み、そして配
    列E−P−T−A−Pを含んで成るアミノ酸ポリペプチ
    ドに対して特異的に結合するモノクローナル抗体。 8、前記抗体が、配列P−E−P−T−A−P−P−F
    −L−Q、P−E−P−T−A−P−P−E−E−S、
    P−E−P−T−A−P−P−R−L−Q又はE−P−
    T−A−P−P−F−L−Qのペプチドに特異的に結合
    する請求項7記載の抗体組成物。 9、T及びPの交互のタブレット又はトリプレットを含
    んで成る5〜16個のアミノ酸の第2ポリペプチドに対
    するモノクローナル抗体をさらに含んで成る請求項7記
    載の抗体組成物。 10、CD5、又はHIV−1又は−2のp15、又は
    HTLV−1の天然に存在する配列の合計10個よりも
    多くないアミノ酸を含み、そしてCD5以外の化合物又
    はリボソーム又はリンパ栄養性レトロウィルスのカプシ
    ドタンパク質に共有結合される配列E−P−T−A−P
    を含んで成るアミノ酸ポリペプチドを含んで成る免疫原
    。 11、体液中のヒトリンパ栄養性レトロウィルスの存在
    を検出するための方法であって、HIV−1又は−2、
    又はHTLV−1のp15カプシドタンパク質の天然に
    存在する配列の合計10個よりも多くないアミノ酸を含
    み、そしてHIV−1又は−2のp15、又はHTLV
    −1の天然に存在する配列の合計9個よりも多くないア
    ミノ酸を含み、そして配列E−P−T−A−Pを含んで
    成るアミノ酸ポリペプチドに対して特異的に結合する配
    列E−P−T−A−P又はモノクローナル抗体(該抗体
    はE−P−T−A−P−P−R−L−Qを含んで成る配
    列のための親和性よりも少なくとも10大きな前記ポリ
    ペプチドのための親和性を有する)を含んで成る少なく
    とも1つのポリペプチドを使用することを含んで成る方
    法。
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