JPH03128005A - 流し台の構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、厨房室の間取り、居住者の好み等に応して、
流し台に、例えば生ゴミ等の捕獲収納機能及び屋外への
ゴミ投棄機能を選択的に付与しうる流し台セットに関す
る。

〔従来の技術〕

近年、厨房室内を衛生的に保つべく、例えば調理の際に
生ずる生ゴミ等のゴミ捨で作業を能率的にかつ衛生的に
行うことが強く望まれており、例えば第７図に示すよう
に、屋外のゴミ収納庫Ａに導通ずるゴミ投入口Ｂを厨房
室内に設け、室内からの生ゴミ等の投棄を可能とすると
ともに、屋外にてゴξを保管収納することが一部行われ
ている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしこのようなゴミ投入口Ｂは、従来、外壁Ｗ壁面及
び出窓底板のカウンタ一部等比較的高所に位置して形威
されているため、ゴミ投入に際し不自然な姿勢がしいら
れるなどその使い勝手に劣り、しかもゴミ等の雫が壁面
及び流し台Ｃとの隙間に落下付着するなど衛生的にも劣
るものであった。

従って本発明者は、流し台の天板にゴミ投入用の開口部
を形威し、該開口部周囲の衛生的な維持とゴミ役人作業
性の改善とを計ることを提案した。

しかしながら流し台にあっては、厨房内の間取り、居住
者の好み等の条件により、外壁に面しての据付は及び屋
外のゴミ収納庫との連結を困難とする場合が多く、その
結果、開口部を有する流し台の使用の自由度は大巾に減
じられる。

すなわち本発明は、流し台に設ける開口部に取付自在な
シュート取付板と、収容容器とを用いることを基本とし
て、間取り、居住者の好み等に応じて流し台に、例えば
屋外へのゴく投棄機能及びゴミ捕獲収納機能を選択的に
付与でき、ゴミ捨て作業を能率的にかつ衛生的に行なう
とともにその設置の自由度を大巾に拡大しうる流し台セ
−／　）の提供を目的としている。

（！１１３１を解決するための手段〕 前記目的を達成するために、本発明の流し台セットは、
シンク部に近い天板に開口部を設けた流し台と、該流し
台の背部にのびかつごみ捨て用のシュートが接続される
とともに前記開口部に取付自在なシュート取付板と、調
理に伴う物具を収容できかつ前記開口部に取付自在しか
も開口部内方に突出する収容部を有する収容容器とを具
えている。

〔作用〕

流し台の据付条件に応じて天板に設けた開口部に、シュ
ート取付板又は収容容器を選択して取付ける。すなわち
流し台を外壁に面して据付しうる場合において前記開口
部にシュート取付板を取付けることによって、シュート
を介しての屋外へのゴミ投棄を可能とし、ゴ旦捨て作業
を能率的に行ないうる。

又開口部に収容容器を取付けた場合には、流し台を自在
な場所に据付しうるとともに、収容容器内に例えば捕獲
収納されるゴミ等を一括して廃棄でき、ゴミ捨て作業能
率を向上しうる。

すなわち開口部を設けた流し台が有する優れたゴミ投入
性と投入口の衛生的な管理性とを維持しつつ該流し台の
設置の自由度を大巾に拡大することができ、しかもゴミ
捨て作業を能率的かつ衛生的に行ないうる。

〔実施例〕

以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。

図において流し台セットｌは、天板５に開口部６を設け
た流し台２と、ゴミ捨て用のシュート９が接続されるシ
ュート取付板１１と、ｔＡ理に伴う物具、例えば本例で
は生ゴミ等を収容する収容容器１２とを具え、前記開口
部６にシュート取付板１１又は収容容器１２を選択的に
取付けることにより、前記流し台２に屋外へのゴミ投棄
機能又はゴミ捕獲収納機能を付与している。

前記流し台２は、第１〜３図に示すように、床面Ｓ上に
ｅ置される基台部分２１と、基台部分２１上に設ける流
し台部分２２とから構成され、基台部分２１は対向する
側板の後縁間及び下縁間を夫々背板２３及び下板２５で
継ぐ前開門の基箱２０を具えるとともに、その内部空所
には排管材等を収納する機械室２７Ａと、台所用品を収
納する戸棚、引出し等からなる収納室２７Ｂとが隔壁体
２４により区分されて形成される。

流し部分２２は、例えばステンレスｔＩ２Ｉ板等からな
る一枚板状の天板５により形成され、その前後縁には、
水返し部２９Ａ、２９Ｂが隆起する。又流し部分２２は
、前記天板５を略水平とした調理台部２２Ａと、天板５
に絞り加工を施すことにより一体に凹設されるシンク部
３を有する洗い基部２２Ｂとに区分され、該シンク部３
近傍、本例ではシンク部３と後の水返し部２９Ｂとの間
の天板５にゴ主投入用の開口部６が形成される。

なおシンク部３の底面３Ｓには、下水管に通じる排水管
１７を接続する排水口１９が透設する。

開口部６は、第３図に示すように、前記天ｖｉ５を打抜
いた本例では大径な矩形孔であり、天板５下面には、例
えば木質材からなる下地枠２７が前記開口縁に沿って設
けられるとともに、その四隅には天板５を該下地枠２７
とともに貫通する小孔２９が形成され、本例では該小孔
２９を用いてシュート取付板１１又は収容容器１２が選
択的に取付く、なお第４〜５図にはシュート取付板１１
が取付く場合が示されており、かかる場合流し台２は室
壁の外壁Ｗに面して据付けられる。

第３〜５図において、シュート取付板１１は、前記開口
部６を通る角筒状の胴部３０上端に天板５上面と重置す
るフランジ３１を有し、該フランジ３１下面には前記小
孔２９を挿通するボルト金具３３が一体に突設される。

従ってシュート取付板１１は該ボルト金具３３下端がナ
ンド結合することによりフランジ３１を介して天板５に
取付自在に固定され、又フランジ３１、天板５間にゴム
性材からなるパツキン３５を介在することによりシール
処理が施される。又シュート取付板１１には、シュート
９接続用のつば状の接続部３２が前記胴部３０下端周縁
に外に張り出して形成される。

なお前記開口部６には、その開門を全面に亘って密に閉
止する蓋体３４が開閉自在に配される。

又シュート９は、前記接続部３２と水密に連結する連結
部３６と、該連結部３６に連なりかつ前記背ｖｉ２３に
設ける透孔３７及び外壁Ｗに設ける透孔３８を共に挿通
することにより流し台２の背部にのびる基筒３９とから
形成され、連結部３６は、前記接続部３２とパツキン４
０を介して圧接状に面接触する圧接片３６Ａと、その外
縁から立上がり接続部３２を囲む囲み片３６Ｂとを具え
る。

又基筒３９は、圧接片３６Ａ内縁に連なって下方にのび
る垂下筒部３９Ａと、その下端から斜め下方に向かって
背方にのびる傾斜筒部３９Ｂとを有し、該傾斜筒部３９
Ｂ下端は屋外のゴミ収納庫４２に連通ずる。

なお基筒３９は、シュート取付板１１の胴部３０と断面
同形とすることによりその内壁面３９Ｓは胴部３０内壁
面３０Ｓと滑らかに連続し、又シュート９は、例えば帯
状の板材からなりかつ前記背板２３内面にネジ着等によ
り取付く一対の取付片４１Ａ間に、垂下筒部３９Ａを巻
回するベルト片４１Ｂを設けた取付金具４１を用いて、
流し台２に締結されて固着する。又前記通孔３７．３８
は据付の際の現場作業にまり形成できる。

又ゴミ収納庫４２は、周囲を壁体４３で囲む外箱４５を
具え、外箱４５は、前記外壁Ｗに例えば釘着される下地
金具４６等を介して屋外に固定されるとともに、外箱４
５内部には、前記壁体４３を貫通してのびるシュート９
下端のド方位置に、例えば金網等の網材からなるゴミ箱
４７を取出し自在に収容する。従ってゴミ収容庫４２は
、前記流し台２の開口部６から投入される生ゴミ等をシ
ュート９をへて前記ゴミ箱１２内に落下収納しうる。

又開口部６からシュート９をへてゴミ収納庫４２を含ん
で形成するゴミ通路４９には換気用の電動ファンｆが介
在する。ファンｆは例えばベンチレーシッンファンであ
り、前記外箱４５上方の一壁体４３に取付き、前記生ゴ
ミ等から発生する悪臭を屋外に排気することによって前
記悪臭がゴミ投入時開Ｕ部６から室内に逆流するのを防
止する。

なおファンｆは、開口部６近傍の例えば外壁Ｗに設ける
人切りスイッチにより作動させる他、−前記蓋体１１に
設ける磁性体Ｍの近離によりオン・オフする近接スイッ
チＳを用いることもでき、かかる場合第６図に示すよう
に、シュート取付板１１に段差部５０を設けその裏面か
つ磁性体Ｍに向く位置に近接スイッチＳを取付けること
により蓋体３４の開閉に応じて自動作動させうる。なお
近接スイッチＳとしては例えば感磁性素子を用いた無接
触型の磁気センサーを使用しうる。

又本発明においては、厨房室の間取り、居住者の好み−
等の諸条件に起因して、流し台２の外壁Ｗに面した据付
及び外壁Ｗを貫通するシュート９の形成が困難な場合、
例えば第７〜８図に示すごとく前記開口部６には収容容
器１２が取付けられる。

収容容器１２は、開口部６を挿通して下方にのびる有底
の容器基体５３を有し、又容器基体５３上端には前記シ
ュート取付板１１と同様に、前記天板５上面にパフキン
４０を介して重置するとともに下面に前記小孔２９に挿
通するボルト金具５５・−・を突設したフランジ５６を
形成する。

従って収容容器１２は該フランジ５６を介して天板５に
取付自在にかつ水密に固定されるとともに、その内部に
開口部６内方に突出する収容部１３を形成する。

又収容容器１２には、容器基体５３底面５３Ｓに、排液
口５７が開口し、該排液口５７には前記排水管１７に導
通する排液管５９が接続される。

そして本例では前記収容部１３内に、容器基体５３の内
壁５３Ａに沿う網状の壁体によって周囲を囲む有底かつ
上開放の捕獲容器６０が収納され、該捕獲容器６０には
上端にその取出しを衛生的にかつ容易に行ないうる取手
部６０Ａが取付く。

従って収容容器１２は開口部６から投入される例えば生
ゴミ等である調理に伴う物具を、前記捕獲容器６０を介
して水切りしつつ捕獲収容でき、又捕獲収容した生ゴミ
等を一括して排棄しうるなどゴミ捨て作業能率を向上し
うる。

又収容容器１２には捕獲された生ゴミ等を目隠しすると
ともにその悪臭を遮断する前記蓋体３４が配される。

なお前記収容部１３には、生ゴミの他、例えばたわし洗
剤等である他の物具を収容保管してもよい。

〔発明の効果〕

軟土のごとく本発明の流し台セットは、開口部を有する
流し台と、該開門部に取付自在なシュート取付板と、収
容容器とを具えているため、間取り、居住者の好み等に
応じて流し台に屋外へのゴミ投棄機能及び例えばゴ旦捕
獲収納機能を選択的に付与でき、ゴミ捨て作業等を能率
的にかつ衛生的に行ないうるとともにその設置の自由度
を大巾に拡大しうる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す正面間、第２図はその
平面図、第３図はその分解斜視図、第４図はシュート取
付板の取付状態を示す斜視図、第５図はその断面図、第
６図はシュート取付板の他の実施例を示す断面図、第７
図は収容容器の取付状態を示す斜視図、第８園はその断
面図、第９園は従来技術を説明する断面図である。 ２・・・流し台、　３−・シンク部、　５−天板、６・
・・開口部、　　９・−シュート、１１−・・シュート
取付板、 １２・・・収容容器、　１３〜収容部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　シンク部に近い天板に開口部を設けた流し台と、該
   流し台の背部にのびかつごみ捨て用のシュートが接続さ
   れるとともに前記開口部に取付自在なシュート取付板と
   、調理に伴う物具を収容できかつ前記開口部に取付自在
   しかも開口部内方に突出する収容部を有する収容容器と
   を具えてなる流し台セット。