JPH03127619A - 自動車のウインドガラス、サイドミラー用水滴付着防止剤 - Google Patents
自動車のウインドガラス、サイドミラー用水滴付着防止剤Info
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- JPH03127619A JPH03127619A JP1265925A JP26592589A JPH03127619A JP H03127619 A JPH03127619 A JP H03127619A JP 1265925 A JP1265925 A JP 1265925A JP 26592589 A JP26592589 A JP 26592589A JP H03127619 A JPH03127619 A JP H03127619A
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Landscapes
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は自動車のウィンドガラス、サイドミラー用水滴
付着防止剤に関する。さらに詳細には本発明は雨天時に
自動車のウィンドガラス、サイドミラー(フェンダ−ミ
ラー、ドアミラーなどを含む)に付着して視界を悪くし
、安全運転を阻害する水滴を拡散させ、均一な水膜を生
成させて明瞭な視界を得ることにより安全を確保する為
の自動車のウィンドガラス、サイドミラー用の水滴付着
防止剤に関する。
付着防止剤に関する。さらに詳細には本発明は雨天時に
自動車のウィンドガラス、サイドミラー(フェンダ−ミ
ラー、ドアミラーなどを含む)に付着して視界を悪くし
、安全運転を阻害する水滴を拡散させ、均一な水膜を生
成させて明瞭な視界を得ることにより安全を確保する為
の自動車のウィンドガラス、サイドミラー用の水滴付着
防止剤に関する。
従来の技術
現在市販されている水滴付着防止剤は界面活性剤を主体
としたものであり、処理直後の水滴拡散効果はあるもの
の、降ってくる雨により成分がすぐに流され、短時間で
効果が消失してしまうという欠点がある。また、上記欠
点をなくすためにはガラスやミラー面に付着している油
膜を除去し、本来ガラス面がもっている親水面を引き出
すために強くこするなどの煩雑な手作業を必要とするの
が現状であり、降雨時に上記作業を行うことは現実的に
は困難である。
としたものであり、処理直後の水滴拡散効果はあるもの
の、降ってくる雨により成分がすぐに流され、短時間で
効果が消失してしまうという欠点がある。また、上記欠
点をなくすためにはガラスやミラー面に付着している油
膜を除去し、本来ガラス面がもっている親水面を引き出
すために強くこするなどの煩雑な手作業を必要とするの
が現状であり、降雨時に上記作業を行うことは現実的に
は困難である。
発明が解決しようとする課題
現在の自動車は排気ガス、大気汚染、ボディーへ塗布し
たワックスの雨による流れ落ち付着、洗車機ワックスの
付着など、どうしてもガラスやミラー面に油膜が付着す
る。これらの油膜は晴天時には何ら支障を与えないが、
降雨時には水滴が付着し、走行時の安全な視界を阻害す
ることとなる。
たワックスの雨による流れ落ち付着、洗車機ワックスの
付着など、どうしてもガラスやミラー面に油膜が付着す
る。これらの油膜は晴天時には何ら支障を与えないが、
降雨時には水滴が付着し、走行時の安全な視界を阻害す
ることとなる。
この水滴を界面活性剤を主体とする現在の水滴付着防止
剤を使用する方法で処理したとしても降ってくる雨で流
され、すぐに効果が失われてしまう。
剤を使用する方法で処理したとしても降ってくる雨で流
され、すぐに効果が失われてしまう。
また、手作業で晴天時に除去したとしても雨が降るまで
の間に再度油膜が付着してしまい、雨天時に除去しよう
とすると時間がかかるので人が濡れしまうなどの問題が
ある。本発明は降雨時の水滴が付着する際にはじめて必
要となる水滴付着防止剤に関するものであり、十分な水
滴拡散効果と上記欠点であった流れ落ちを防ぎ持続力を
発揮させるとともに、作業性を著しく改善しようとする
ものである。
の間に再度油膜が付着してしまい、雨天時に除去しよう
とすると時間がかかるので人が濡れしまうなどの問題が
ある。本発明は降雨時の水滴が付着する際にはじめて必
要となる水滴付着防止剤に関するものであり、十分な水
滴拡散効果と上記欠点であった流れ落ちを防ぎ持続力を
発揮させるとともに、作業性を著しく改善しようとする
ものである。
課題を解決するための手段
本発明は上記の実情にかんがみ、水と水溶性カチオン化
ポリマー0.01〜20部(ポリマー純分換算)からな
る基剤に所望に応じ1価アルコール、多価アルコールお
よび界面活性剤の少なくとも1種類を添加し、水滴の付
着した車のウィンドガラス、サイドミラーに処理するこ
とによって、水滴の拡散、拡散の持続性、作業の容易さ
を得ることのできる水滴付着防止剤を提供する。
ポリマー0.01〜20部(ポリマー純分換算)からな
る基剤に所望に応じ1価アルコール、多価アルコールお
よび界面活性剤の少なくとも1種類を添加し、水滴の付
着した車のウィンドガラス、サイドミラーに処理するこ
とによって、水滴の拡散、拡散の持続性、作業の容易さ
を得ることのできる水滴付着防止剤を提供する。
本発明における基剤はヒドロキシエチルセルロース−2
−ヒドロキシプロピルメチルアンモニウムクロライドエ
ーテル(天然セルロースカチオン性水溶性ポリマー〉、
ポリジメチルジアリルアンモニウムクロライド、ビニル
ピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレート四級
塩化コポリマーなどの水溶性カチオン化ポリマー0.0
1〜20部(ポリマー純分換算)を水に溶解したもので
あり、上記基剤を降雨時に水滴の付着している自動車の
ウィンドガラス、サイドミラーに付着させることにより
、水溶性ポリマ一部が水滴を拡散し、カチオン化部がガ
ラスやミラー面及び油膜面にイオン的に吸着し、雨によ
る成分の流れ落ちを防ぎ、水滴の拡散を長時間持続させ
る効果が得られる。
−ヒドロキシプロピルメチルアンモニウムクロライドエ
ーテル(天然セルロースカチオン性水溶性ポリマー〉、
ポリジメチルジアリルアンモニウムクロライド、ビニル
ピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレート四級
塩化コポリマーなどの水溶性カチオン化ポリマー0.0
1〜20部(ポリマー純分換算)を水に溶解したもので
あり、上記基剤を降雨時に水滴の付着している自動車の
ウィンドガラス、サイドミラーに付着させることにより
、水溶性ポリマ一部が水滴を拡散し、カチオン化部がガ
ラスやミラー面及び油膜面にイオン的に吸着し、雨によ
る成分の流れ落ちを防ぎ、水滴の拡散を長時間持続させ
る効果が得られる。
また、上記基剤はそのまま或いは後記の添加剤を加えて
塗布あるいは噴霧する方法で使用でき、塗布、噴霧後の
塗り伸ばし、拭き取りが一切不要な為に作業が非常に容
易で極めて短時間に行うことができる。
塗布あるいは噴霧する方法で使用でき、塗布、噴霧後の
塗り伸ばし、拭き取りが一切不要な為に作業が非常に容
易で極めて短時間に行うことができる。
上記基剤に加える添加剤の内容及び目的は下記のとおり
である。
である。
1価アルコールとしてはメタノール、エタノール、イソ
プロピルアルコールなどが挙げられ粘度調節の目的を有
する。多価アルコールとしてはエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセ
リンなどが挙げられ、上記基剤の展着性改良の目的を有
する。
プロピルアルコールなどが挙げられ粘度調節の目的を有
する。多価アルコールとしてはエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセ
リンなどが挙げられ、上記基剤の展着性改良の目的を有
する。
界面活性剤としてはアニオン界面活性剤、カチオン界面
活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤などが挙
げられ、水滴の拡散効果を促進する目的を有する。
活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤などが挙
げられ、水滴の拡散効果を促進する目的を有する。
水溶性カチオン化ポリマーはポリマー純分が20重量部
以上となると膜厚が大きくなり屈折して逆に明視性が悪
くなってしまい、0.01重量部以下では水滴拡散持続
力が殆ど消失してしまい本発明の目的を達成することが
できなくなる。
以上となると膜厚が大きくなり屈折して逆に明視性が悪
くなってしまい、0.01重量部以下では水滴拡散持続
力が殆ど消失してしまい本発明の目的を達成することが
できなくなる。
本発明の水滴付着防止剤による処理によって以下のよう
な利点が得られる。
な利点が得られる。
(1) 従来の界面活性剤主体の水滴付着防止剤に比
し、持続力が著しく改善される。
し、持続力が著しく改善される。
(2)従来の水滴付着防止剤に比し、水滴拡散時の明視
性が改良される。
性が改良される。
(3)塗り伸ばし、拭き取りなどの手作業が不要なので
、極めて短時間で処理することができ、作業性が著しく
改善される。
、極めて短時間で処理することができ、作業性が著しく
改善される。
(4) 塗布、ポンプ式による噴霧、エアゾールによ
るスプレーなどいろいろな処理方法が適用できる商品形
体を選択できる。
るスプレーなどいろいろな処理方法が適用できる商品形
体を選択できる。
(5)作業が容易なので雨天時、走行時においても必要
に応じて使用できる。
に応じて使用できる。
作 用
本発明の水滴付着防止剤で自動車のガラスやミラー面を
処理すると、水溶性ポリマ一部が付着していた水滴を拡
散し均一な水膜を生成させて明瞭な視界を得ることがで
きると共に、カチオン化部がeイオンに帯電しているガ
ラス、ミラー面、油膜面に■イオンの働きでイオン的に
吸着し降雨による成分の流れ落ちを防ぐ為、従来の界面
活性剤主体の水滴付着防止剤に比し著しく持続力を発揮
するという作用がある。
処理すると、水溶性ポリマ一部が付着していた水滴を拡
散し均一な水膜を生成させて明瞭な視界を得ることがで
きると共に、カチオン化部がeイオンに帯電しているガ
ラス、ミラー面、油膜面に■イオンの働きでイオン的に
吸着し降雨による成分の流れ落ちを防ぐ為、従来の界面
活性剤主体の水滴付着防止剤に比し著しく持続力を発揮
するという作用がある。
実施例
第1表に本発明剤の配合例を挙げる。
第 1
表
(註)
カチナールHC−100(水溶性カチオン化ポリマー)
γデカカチオエースPD−50(〃) ガフカット734 (// )ゲナミノ
ックス KC(非イオン界面活性剤)アデカノールB−
4001(” )L−77(〃 ) エマールNC−35け二オン界面活性剤)東邦化学 旭電化 ガ フ ヘキストジャパン 旭電化 日本ユニカー 花王石鹸 配合例1.2.3.4によって得られた本発明剤1.2
.3.4と市販品AlB2点を油膜の付着したガラス面
へ水を吹きつけ水滴を付けた状態のところへポンプ式に
て噴霧する(市販品A、 82点はそれぞれの商品に明
記されている使用方法で処理した)。
γデカカチオエースPD−50(〃) ガフカット734 (// )ゲナミノ
ックス KC(非イオン界面活性剤)アデカノールB−
4001(” )L−77(〃 ) エマールNC−35け二オン界面活性剤)東邦化学 旭電化 ガ フ ヘキストジャパン 旭電化 日本ユニカー 花王石鹸 配合例1.2.3.4によって得られた本発明剤1.2
.3.4と市販品AlB2点を油膜の付着したガラス面
へ水を吹きつけ水滴を付けた状態のところへポンプ式に
て噴霧する(市販品A、 82点はそれぞれの商品に明
記されている使用方法で処理した)。
市販品A:エアゾールスプレー後指で塗り伸ばす。
市販品B:ポンプ式で噴霧後ティッシュで塗り伸ばす。
この際の処理作業性を比較した。
つぎにハンドスプレーにて水を雨が降るような状態で吹
きつけ水滴の拡散性、明視性、持続力を比較した。第2
表に結果を示す。
きつけ水滴の拡散性、明視性、持続力を比較した。第2
表に結果を示す。
評価基準は下記のとおりである。
作業性ニスプレー及び噴霧後手作業(塗り伸ばし、拭き
取り)を必要としないのを良 いとする。
取り)を必要としないのを良 いとする。
拡散性:付着していた水滴及びハンドスプレーによる水
滴が短時間に拡散し、均一な 明視性: 持続カニ 水膜となるのを良いとする。
滴が短時間に拡散し、均一な 明視性: 持続カニ 水膜となるのを良いとする。
生成した水膜を通して車内より外部が
明瞭に見えるのを良いとする。
ハンドスプレーで水を吹きつけ、水膜
の保持力が長いのを良いとする。
◎ 非常に良い
○ 良い
Δ あまり良くない
× 悪い
第2表
以上の結果から本発明剤によって処理した実施例1.2
.3.4はすべての試験項目に対し良好な結果を得たが
、市販品ASBは作業性、明視性、持続力では悪い結果
となった。
.3.4はすべての試験項目に対し良好な結果を得たが
、市販品ASBは作業性、明視性、持続力では悪い結果
となった。
発明の効果
本発明剤を降雨時に自動車のウィンドガラス、サイドミ
ラーに付着している水滴部に塗布、ポンプ式にて噴霧、
或いはエヤゾールにてスプレーすることにより、すぐれ
た作業性、拡散効果、明視性、持続性を得ることができ
る。
ラーに付着している水滴部に塗布、ポンプ式にて噴霧、
或いはエヤゾールにてスプレーすることにより、すぐれ
た作業性、拡散効果、明視性、持続性を得ることができ
る。
Claims (2)
- (1)水溶液100重量部中に水溶性カチオン化ポリマ
ー0.01〜20重量部(ポリマー純分換算)を含有す
ることを特徴とする自動車のウインドガラス、サイドミ
ラー用水滴付着防止剤。 - (2)水溶液100重量部中に水溶性カチオン化ポリマ
ー0.01〜20重量部(ポリマー純分換算)と1価ア
ルコール、多価アルコールおよび界面活性剤の少なくと
も1種類とを含有することを特徴とする自動車のウイン
ドガラス、サイドミラー用水滴付着防止剤。(3)水溶
液100重量部中に水溶性カチオン化ポリマー0.01
〜20重量部(ポリマー純分換算)を含有する基剤をウ
インドガラス、サイドミラーの表面へ塗布または噴霧し
て付着させ、該表面に該基剤を自然流下させることを特
徴とする自動車のウインドガラス、サイドミラー表面へ
の水滴付着防止処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1265925A JPH03127619A (ja) | 1989-10-12 | 1989-10-12 | 自動車のウインドガラス、サイドミラー用水滴付着防止剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1265925A JPH03127619A (ja) | 1989-10-12 | 1989-10-12 | 自動車のウインドガラス、サイドミラー用水滴付着防止剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03127619A true JPH03127619A (ja) | 1991-05-30 |
Family
ID=17423995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1265925A Pending JPH03127619A (ja) | 1989-10-12 | 1989-10-12 | 自動車のウインドガラス、サイドミラー用水滴付着防止剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03127619A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002068158A (ja) * | 2000-08-23 | 2002-03-08 | Kao Corp | 容器入り液体洗浄剤 |
JP2002088298A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-27 | Toto Ltd | 親水性コーティング剤 |
JP2016074921A (ja) * | 2016-02-03 | 2016-05-12 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 表面処理剤 |
-
1989
- 1989-10-12 JP JP1265925A patent/JPH03127619A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002068158A (ja) * | 2000-08-23 | 2002-03-08 | Kao Corp | 容器入り液体洗浄剤 |
JP2002088298A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-27 | Toto Ltd | 親水性コーティング剤 |
JP2016074921A (ja) * | 2016-02-03 | 2016-05-12 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 表面処理剤 |
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