JPH03127423A - 各種センサ付スイッチ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は各種センサ付スイッチ装置に係り、特にタイ
マ部により設定した時間だけ駆動させるとともに、設定
時間が経過した後に動作を停止させる電気機械器具に接
続可能な各種センサ付スイッチ装置に関する。

［従来の技術］ 電気機械器具、特に家庭用電化製品には、例えば洗濯機
や洗濯後の衣類を乾燥する衣類乾燥機がある。

これらの洗濯機や衣類乾燥機は、時間設定用タイマ部を
有しており、タイマ部による設定時間だけ洗濯あるいは
乾燥作業を行っている。

〔発明が解決しようとする問題点コ ところで、従来の電気機械器具である洗清機や衣類乾燥
機において、洗濯や乾燥等の作業時間を設定して作業を
開始した際には、設定時間が経過するまで作業が停止さ
れることはなく、種々の不具合を惹起している。

つまり、例えば衣類乾燥機による衣類の乾燥作業におい
ては、乾燥作業中に開閉戸を少許開放させて乾燥作業を
一旦休止させ、衣類の乾燥状態を調べて手動により設定
を解除する方策がある。

しかし、衣類が乾燥され過多で衣類が使用不能状態とな
るのを防止することはできるが、衣類の乾燥状態を調べ
る手間がかかり、衣類乾燥機の使い勝手が悪いという不
都合がある。

［発明の目的］ そこでこの発明の目的は、上述不都合を除去するために
、温度センサと湿度センサとタイマ部とを有し、所定時
間経過後に温度センサからの温度検出値によりＯＮまた
はＯＦＦ動作させるとともに、所定時間経過後に湿度セ
ンサからの湿度検出値によりＯＮまたはＯＦＦ動作させ
且つタイマ部により設定された動作時間が所定時間だけ
経過した際には動作を間欠休止させるスイッチ装置を設
けたことにより、温度センサや湿度センサによる設定値
制御機能やタイマ機能、そして間欠休止機能等の多機能
を有し、所望に応じて機能を選択し、電気機械器具の使
い勝手を向上し得る各種センサ付スイッチ装置を実現す
るにある。

［問題点を解決するための手段］ この目的を達成するためにこの発明は、所定箇所の温度
を検出する温度センサと湿度を検出する湿度センサと動
作時間を設定するタイマ部とを有し所定時間経過後に前
記温度センサからの温度検出値によりＯＮまたはＯＦＦ
動作させるとともに所定時間経過後に前記湿度センサか
らの湿度検出値によりＯＮまたはＯＦＦ動作させ且つ前
記タイマ部により設定された動作時間が所定時間だけ経
過した際には動作を間欠休止させるスイッチ装置を設け
たことを特徴とする。

［作用コ 」二連の如く構成したことにより、タイマ部により設定
された動作時間が所定時間だけ経過した際には、スイッ
チ装置により動作を間欠休止させ、温度センサからの温
度検出値によりＯＮまたはＯＦＦ動作させるとともに、
湿度センサからの湿度検出値によりＯＮまたはＯＦＦ動
作させ、温度センサや湿度センサによる設定値制御機能
やタイマ機能、そして間欠休止機能等の多機能を有し、
所望に応じて機能を選択し、電気機械器具の使い勝手を
向上させている。

［実施例コ 以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する
。

第１〜４図はこの発明の実施例を示すものである。第２
図において、２は例えば衣類乾燥機である。

この衣類乾燥機２は、正面部位中央に衣類出し入れ用開
閉戸４が設けられるとともに、乾燥作業を制御する制御
盤６が設けられ、制御盤６は乾燥作業時間りを設定する
本体側タイマ部８と電源スィッチ１０とを有している。

また、前記衣類乾燥機２は、図示しないドラムが回転す
る際に衣類乾燥機２内に熱風を供給する熱風機１２（第
３図参照）を有し、この熱風機１２に空気を供給する空
気供給管１４と空気を排出する空気排出管１６とが配設
されている。

そして、前記衣類乾燥機２にスイッチ装置１８を接続し
て設け、このスイッチ装置１８は、例えば所定箇所の温
度を検出する温度センサ２０と湿度を検出する湿度セン
サ２２と動作時間を設定するタイマ部２４とを有し、所
定時間経過後に前記温度センサ２０からの温度検出値に
よりＯＮまたはＯＦＦ動作させるとともに、所定時間経
過後に前記湿度センサ２２からの湿度検出値によりＯＮ
またはＯＦＦ動作させ、且つ前記タイマ部２４により設
定された動作時間が所定時間だけ経過した際には動作を
間欠休止させる構成を有している。

詳述すれば、前記スイッチ装置１８には、例えば前記空
気排出管１６に温度センサ２０及び湿度センサ２２が夫
々接続されるとともに、前記衣類乾燥機２のコンセント
（図示せず）が接続して設けられ、乾燥作業の停止時や
その他の所望時に告知音を発信する告知手段たるブザー
２６が接続されている。

また、前記スイッチ装置１８の正面部位には、第１図に
示す如く、前記タイマ部２４と、第１、第２時間設定部
２８．３０と、温度設定部３２と、湿度設定部３４と、
第１、第２、第３切換部３６．３８．４０と、電源出力
端子４２とを有する。

前記タイマ部２４は動作時間たる衣類乾燥機２の乾燥時
間りを設定し、第１時間設定部２８は乾燥作業の間欠休
止開始までの時間、つまり第４図にわける所定時間Ｌ１
を設定するとともに、第２時間設定部３０は第４図にお
ける乾燥作業の休止と衣類の乾燥状態の検出とを行う所
望時間Ｌ２を設定するものである。

また、前記温度設定部３２は動作切換温度を設定し、前
記湿度設定部３４は動作切換湿度を設定する。

前記第１、第２、第３切換部３６．３８．４０は夫々ス
ライド切換式に形成され、第１切換部３６は前記タイマ
部２４の設定時間が経過した際にＯＮまたはＯＦＦ動作
させるべく切り換えるとともに、第２切換部３８は動作
切換温度においてＯＮまたはＯＦＦ動作させるべく切り
換え、第３切換部４０は動作切換湿度においてＯＮまた
はＯＦＦ動作させるべく切り換える。

更に、前記第１時間設定部２８は、例えば自動設定機能
を有し、この自動設定機能を選択することにより、第４
図における所定時間Ｌ１を衣類乾燥機２の乾燥時間りの
半分の値に設定するものとする。

次に作用について説明する。

先ず、前記衣類乾燥機２の図示しないコンセントをスイ
ッチ装置１８の電源出力端子４２に接続し、前記衣類乾
燥機２の衣類出し入れ用開閉戸４を開放して図示しない
ドラム内に衣類を入れ、開閉戸４を閉鎖する。

次ぎに、前記衣類乾燥機２の制御盤６が本体側タイマ部
８を有することにより、この本体側タイマ部８によって
乾燥作業の設定時間りを例えば４０分間に設定し、この
ときスイッチ装置１８のタイマ部２４による設定は不要
となり、前記第１切換部３６を前記タイマ部２４の設定
時間が経過した際にＯＦＦ動作させるべく切り換える。

また、スイッチ装置１８の第１時間設定部２８によって
乾燥作業の間欠休止開始までの所定時間Ｌ１を自動設定
機能により、つまり設定時間りの半分の２０分間に設定
するとともに、第２時間設定部３０によって乾燥作業の
休止と衣類の乾燥状態の検出とを行・５間欠休止時間Ｌ
２を例えば５分間に設定する。

また、衣類の乾燥停止条件を設定すべく、前記温度設定
部３２により動作切換温度である所定湿度検出値を設定
するとともに、前記湿度設定部３４により動作切換湿度
である所定湿度検出値を設定する。そして、例えば前記
第２切換部３８を所定温度検出値以上においてＯＦＦ動
作させるべく切り換えるとともに、第３切換部４０を所
定湿度検出値以下においてＯＦＦ動作させるべく切り換
える。

前記電源スィッチをＯＮ動作させ、衣類乾燥機２による
乾燥作業を開始させる。

乾燥作業の間欠休止開始までの所定時間Ｌ１の２０分間
が経過すると、第４図に示す如く、点Ａ位置において５
分間の乾燥作業の休止となるとともに、前記温度センサ
２０及び湿度センサ２２による検出信号から乾燥停止条
件を満足しているか否かを判定する衣類の乾燥状態の検
出を行う。

すなわち、乾燥停止条件を満足しているか否かの判定は
、温度センサ２０からの検出信号が所定温度検出値以上
であるか否かの判定と、湿度センサ２２からの検出信号
が所定湿度検出値以下の状態を例えば所定の時間だけ継
続したか否かの判定とを行う。

そして、衣類の乾燥状態の検出の結果が乾燥停止条件を
満足していない場合には、例えば５分間の経過の後に点
Ｂ位置において乾燥作業を再開させる。

また、衣類の乾燥作業が５分間行われた後に、点Ｃ位置
において再度乾燥作業を休止するとともに、前記温度セ
ンサ２０及び湿度センサ２２による検出信号が乾燥停止
条件を満足しているか否かを判定する。つまり、例えば
温度センサ２０による温度検出信号が所定温度検出値以
上となったか否か、及び前記湿度センサ２２による湿度
検出信号が所定湿度検出値以下の状態を所定の時間だけ
継続して維持しているか否かを判定する。そして、衣類
の乾燥状態の検出の結果が乾燥停止条件を満足していな
い場合には、５分間の経過の後に点り位置において乾燥
作業を再開させる。

すなわち、間欠休止時間Ｌ２毎に乾燥作業の休止と乾燥
状態の検出とを行う、いわゆるテンパリング作業を行う
ものである。

上述の衣類の乾燥状態の検出の結果が乾燥停止条件を満
足する場合及び乾燥作業の設定時間りの４０分間が経過
した場合には、前記スイッチ装置１８や本体側タイマ部
８の機能によって衣類乾燥機２の電源スィッチをＯＦＦ
動作させるとともに、前記ブザー２４によって告知音を
発信させ、乾燥作業を終了させる。

これにより、衣類の乾燥状態を自動的に検出して乾燥作
業を停止させることができ、衣類が乾燥され過ぎるとい
う惧れが全く無く、衣類の乾燥作業を効率良く果たし得
て、実用上及び経済的に有利である。

また、衣類の乾燥状態を自動的に検出して乾燥作業を停
止させることができることにより、衣類の乾燥状態を調
べる手間が不要となり、衣類乾燥機２の使い勝手を向上
させることができる。

更に、前記衣類乾燥機２をテンパリング作業によって休
止させるとともに、衣類の乾燥状態に応じて自動的に乾
燥作業を停止させることにより、衣類乾燥機２の消費電
力量を減少させることができ、電力費の節約を果たし得
るものである。

更にまた、前記衣類乾燥機２の乾燥作業をテンパリング
作業によって休止させることにより、休止中に衣類内部
に含有される水分が衣類全体に移行することとなり、再
開時の衣類の乾燥作業をより一層効果的に果たすことが
できる。

なお、この発明は上述実施例に限定されるものではなく
、種々の応用改変が可能である。

例えば、この発明の実施例においては、前記衣類乾燥機
の制御盤の本体側タイマ部により、乾燥作業の設定時間
りを４０分間に設定した際に、スイッチ装置の第１設定
部によって乾燥作業の間欠休止開始までの所定時間Ｌ１
を２０分間に設定するとともに、第２設定部によって乾
燥作業の休止と衣類の乾燥状態の検出とを行う間欠休止
時間Ｌ２を５分間に設定したが、第５図に示す如く、間
欠休止時間Ｌ２を２分間に設定、あるいは所定時間Ｌ１
や間欠休止時間Ｌ２をその他の時間に設定することが可
能である。

また、この発明の実施例においては、第２設定部によっ
て乾燥作業の休止と衣類の乾燥状態の検出どを行う間欠
休止時間Ｌ２と再度の乾燥作業時間とを同一時間として
説明したが、間欠休止時間Ｌ２と再度の乾燥作業時間と
を所望に応じて異ならしめ、衣類の乾燥作業を行うこと
もできる。

更に、この発明の実施例においては、温度センサと湿度
センサとを同時に作動させる構成としたが、温度センサ
と湿度センサとのいずれか一方、あるいはタイマ部のみ
の必要機能を選択し、使用することも可能である。

更にまた、この発明の実施例においては、乾燥停止条件
を満足する場合、つまり温度センサからの検出信号が所
定温度検出値以上である場合あるいは湿度センサからの
検出信号が所定湿度検出値以下の状態を所定の時間だけ
継続した場合に前記スイッチ装置の機能によって衣類乾
燥機をＯＦＦ動作させる構成としたが、タイマ部による
開始時間の設定や、温度センサからの検出信号が所定温
度検出値以上である場合あるいは湿度センサからの検出
信号が所定湿度検出値以下の状態を所定の時間だけ継続
した場合にＯＮ動作させるべく前記スイッチ装置を設定
することもできる。

［発明の効果］ 以上詳細に説明した如くこの発明によれば、温度センサ
と湿度センサとタイマ部とを有し、所定時間経過後に温
度センサからの温度検出値によりＯＮまたはＯＦＦ動作
させるとともに、所定時間経過後に湿度センサからの湿
度検出値によりＯＮまたは、ＯＦＦ動作させ且つタイマ
部により設定された動作時間が所定時間だけ経過した際
には動作を間欠休止させるスイッチ装置を設けたので、
スイッチ装置は温度センサや湿度センサによる設定値制
御機能やタイマ機能、そして間欠休止機能等の多機能を
有し、所望に応じて各機能を選択して使用することがで
き、電気機械器具の使い勝手を向上しものである。

【図面の簡単な説明】

第１〜４図はこの発明の実施例を示し、第１図はスイッ
チ装置の拡大正面図、第２図は衣類乾燥機とスイッチ装
置との概略正面図、第３図は衣類乾燥機とスイッチ装置
との概略ブロック図、第４図は衣類の乾燥作業状態を示
すタイムチャートである。 第５図はこの発明の他の実施例を示す衣類の乾燥作業状
態を示すタイムチャートである。 図において、２は衣類乾燥機、４は開閉戸、６は制御盤
、８は本体側タイマ部、１０は電源スィッチ、１２は熱
風機、１４は空気供給管、１６は空気排出管、１８はス
イッチ装置、２０は温度センサ、２２は湿度センサ、２
４はタイマ部、２６はブザー　２８は第１時間設定部、
３０は第２時間設定部、３２は温度設定部、３４は湿度
設定部、３６は第１切換部、３８は第２切換部、４０は
第３切換部、４２は電源出力端子である。 特　　　許　出願人　　　今　　野　　房　　子代　理
　人　弁理士　　　西　　郷　　義　　美第１図 第２図 ／ 第３図 ８ 第４図 第５図 ２

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、所定箇所の温度を検出する温度センサと湿度を検出
   する湿度センサと動作時間を設定するタイマ部とを有し
   所定時間経過後に前記温度センサからの温度検出値によ
   りＯＮまたはＯＦＦ動作させるとともに所定時間経過後
   に前記湿度センサからの湿度検出値によりＯＮまたはＯ
   ＦＦ動作させ且つ前記タイマ部により設定された動作時
   間が所定時間だけ経過した際には動作を間欠休止させる
   スイッチ装置を設けたことを特徴とする各種センサ付ス
   イッチ装置。