JPH03127220A - 磁気テープ装置の制御方法 - Google Patents

磁気テープ装置の制御方法

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JPH03127220A
JPH03127220A JP1265199A JP26519989A JPH03127220A JP H03127220 A JPH03127220 A JP H03127220A JP 1265199 A JP1265199 A JP 1265199A JP 26519989 A JP26519989 A JP 26519989A JP H03127220 A JPH03127220 A JP H03127220A
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JP
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data
magnetic tape
caching
buffer
host computer
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JP1265199A
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Michihisa Arakawa
道久 荒川
Shinichi Masubuchi
伸一 増渕
Tokuichiro Sakamoto
坂本 徳一郎
Seiichi Suda
須田 誠一
Hidefumi Goto
英文 後藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、コンピュータの外部記憶装置などに用いて好
適な磁気テープ装置に係り、特に、データアクセスの高
速化のための制御方法に関する。
[従来の技術] 従来の磁気テープ装置としては、たとえば特開昭62−
271256号公報に開示されるように、記録すべき新
たなデータを磁気テープ上の既にデータが記録されてい
る領域に続けて追加記録していくストリーミング方式と
、磁気テープ上の指定された任意の場所に記録できるよ
うにしたランダム方式とがある。このランダム方式の磁
気テープ装置においては、磁気テープが予めフォーマッ
ト化されており、これによって磁気テープの任意の場所
を指定することができる。したがって、磁気テープ上の
データの書き換えも可能であるし、また、任意の場所か
らのデータの読出しも可能である。これに対し、ストリ
ーミング方式の磁気テープ装置においては、磁気テープ
上のデータの書き換えができない。
しかるに、ストリーミング方式の磁気テープ装置におい
ては、磁気テープから所望のデータを読み出す場合、こ
のデータが記録されている領域を指定してアクセスする
というダイレクトアクセス方式については考慮されてい
ない。これに対し、DAT (ディジタル・オーディオ
・テープレコーダ)技術を応用したコンピュータの外部
記憶装置としての磁気テープ装置(以下、DAT−MS
(Mass Storage )という )などのラン
ダム方式の磁気テープ装置においては、ダイレクト方式
として実用化が可能であり、これによってサーチ速度が
速いとともに、データのエラー訂正能力が高いなどの優
れた特徴がある。
[発明が解決しようとする課M] しかし、ランダム方式による磁気テープ装置は、サーチ
速度が速いといっても、磁気ディスク装置などの他のデ
ータ記憶装置に比べると、サーチ速度が充分とは言えず
、データアクセスが60メートルテープの場合平均20
秒かかるというように。
データアクセスに時間がかかるという問題があつた。
また、音声信号を記録再生するDATよりも、内部デー
タバッファを追加してエラー訂正処理段をさらに一段増
やし、データの信頼性を高めているが、この内部データ
バッファは大容量のメモリであり、このために、この内
部データバッファを追加されたエラー訂正機能の実行の
みに用いることは、この内部データバッファをその容量
のわりには有効に利用していないことになり、この点で
も問題があった。
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、内部データバ
ッファを有効に利用してデータアクセス時間を短縮する
ことができるようにした磁気テープ装置の制御方法を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、内部データバッ
ファを、磁気テープ上の特定のデータや外部装置からの
データを格納し、ホストコンピュータの指定によって該
データを該ホストコンピュータに送るキャッシュメモリ
とするキャッシングモードの設定を可能とする。
また、本発明は、該キャッシングモードの設定とともに
、磁気テープへのデータ書込みを禁止する。
[作用] ホストコンピュータからの命令によってキャッシングモ
ードが設定されると、磁気テープ上のホストコンピュー
タが要求する特定のデータが読み出されてキャッシュメ
モリとしての内部データバッファに格納され、また、外
部装置からのデータも該内部データバッファに格納され
る。そこで、ホストコンピュータは、これが必要とする
データが内部データバッファに格納されているから、内
部データバッファに対してデータ読出しを行なえばよく
、磁気テープからのデータ読取りは必要なくなる。
また、従来、内部データバッファが満杯になると、内部
データバッファ中の磁気テープへの書き込みが開始する
が、キャッシングモード時磁気テープへの書込みを禁止
することにより、この不都合が除かれる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明による磁気テープ装置の制御方法の一実
施例を示すブロック図であって、1は磁気テープ装置、
2はCPU (中央処理装置)、3はROM (リード
オンリメモリ)、4はシステムRAM (ランダムアク
セスメモリ)、5はコントローラ、6はバッファRAM
、7は5C8I(スモール・コンピュータ・システム・
インターフェース)、8はエラー処理部、9は記録再生
部、10はホストコンピュータである。
同図において、ホストコンピュータ10は磁気テープ装
置1にデータ記録、データ再生などの種々の指令を送る
。磁気テープ装置1においては、ホストコンピュータ1
0から送られた指令が、SC8I 7、コントローラ5
を介してCPU2に送られる。CPU2は、これにより
、ROM3から読み出されたプログラムに従って、コン
トローラ5にホストコンピュータ10からの指令にもと
づくモードの動作を指令する。これにより、各部を制御
してこのモードの動作を実行させる。
データ記録の場合には、ホストコンピュータ10からS
C5I 7を介してコントローラ5に記録すべきデータ
(以下、記録データという)とこの記録データの磁気テ
ープ上での記録すべき位置を指定するデータ(以下、位
置データという)とが供給され、記録データは内部デー
タバッファとしてのバッファRAM6に格納される。そ
して、CPUIからの指令にもとづいてコントローラ5
はバッファRAM6とエラー処理部8とを制御し、バッ
ファRAM6に格納された記録データに対するエラー訂
正符号(パリティ)を生成してこの記録データに付加す
る。この処理が終ると、バッファRAM6には、パリテ
ィが付加された記録データが格納されていることになる
次に、コントローラ5の制御により、バッファRAM6
のパリティが付加された記録データは。
パラレル/シリアル変換されてシリアルデータとして記
録再生部9に転送される。記録再生部9においては、エ
ラー処理部8による上記のパリティ生成・付加処理を第
1のパリティ生成・付加処理とすると、音声信号を記録
再生するDATと同様の第2のパリティ生成・付加処理
やインターリーブなどの処理がなされ、磁気テープ上の
位置データで指定される位置に記録される。
ホストコンピュータ10からデータ再生指令があると、
記録再生部9において、このホストコンピュータ10か
ら送られた位置データで指定される磁気テープ上の位置
からデータがシリアルに再生される。この再生データは
、デイインタリーブや第2のパリティ生成・付加処理に
よって付加されたパリティを用いたエラー訂正などの処
理が施された後、コントローラ5の制御のもとに、バッ
ファRAM6に書き込まれる。そして、エラー処理部8
により、上記第1のパリティ生成・付加処理によって付
加されたパリティを用いてエラー訂正が行なわれる。し
かる後、この再生データはバッファRAM6から読み出
され、SC8I 7を介してホストコンピュータ10に
転送される。
なお、エラー処理部8によるエラー訂正方法としては、
DAT−MSの場合、リード・ソロモンR3(38,3
2,7)が用いられる。また、上記インターリーブによ
り、磁気テープ上のトラックにまたがるバーストエラー
に対する訂正能力を高めている。
エラー処理部8によるエラー訂正は1グル一プ単位で行
なわれる。磁気テープは、2トラツクをエフレーム、3
2フレームを1グループとし、各グループにおいて、4
フレームをギャップフレーム、23.5フレームをデー
タフレーム、4.5フレームをパリティフレームとして
フォーマット化されており、このデータフレームに記録
される記録データ毎にパリティの生成、付加、エラー訂
正が行なわれる。つまり、ホストコンピュータIOから
は1グル一プ分ずつ記録データが供給され、この各グル
ープの記録データが磁気トラックの夫々のグループのデ
ータフレームに別々に記録され、1グル一プ分の記録デ
ータに対して生成されたパリティは、この記録データが
記録されるグループのバリテイフレームに記録される。
このようにエラー訂正の単位となる1グル一プ分の記録
データ、再生データは128にバイトのデータである。
第2図はエラー訂正に際してのバッファRAM6でのデ
ータマツプを示すものである。
同図において、横方向をシリアルデータとしてのデータ
転送方向、縦方向をエラー訂正方向とすると、データ転
送方向に(4096+148)バイト配列され、エラー
訂正方向に(32+6)バイト配列されている。エラー
訂正方向の前32バイト分がデータ領域であり、後6バ
イト分がパリティ領域である。また、データ領域のうち
、4096バイト分が1グループの記録データに対する
ユーザデータ領域であり、残りの148バイト分がサー
チ情報などのサブデータのためのシステムデータ領域で
ある。
そこで、ユーザデータ領域は。
4 (Kバイト)X32=128にバイトシステムデー
タ領域は。
148 (バイト)X32=4736バイトバリテイ領
域は、 (4096+ 148) (バイト) X 6 = 2
5464バイトということになる。
ところで、データ記録に際し、バッファRAM6では、 (a)SCSI7を介しての記録データの取込み(SC
8Iモード)、 (b)記録データに対するパリティの生成、付加(LE
CUモード)。
(C)パラレル/シリアル変換によるシリアルデー タ
としての出力(変換モード) が順番に行なわれる。また、データ再生に際し。
バッファRAM6では、シリアルの再生データの取込み
、エラー訂正、5C5I 7を介してのホストコンピュ
ータ10の転送が順番に行なわれる。
このように、バッファRAM6では、データ記録やデー
タ再生に際し、3段階のモードを経ることになるが、デ
ータを取り込んで上記3つのモードが終った後、次のデ
ータを取り込むようにすると、データの記録、再生に長
時間を要するこ・とになる、このために、バッファRA
M6に最低でも3グル一プ分の容量(第2図に示したデ
ータマツプの領域が3個以上ある)をもたせ、上記3つ
のモードが同時に実行できるようにしている。
ここで、バッファRAM6が3グル一プ分の容量を有し
てlグルー1分の容量の領域を夫々バンク0,1.2と
し、また、ホストコンピュータ10から送られる1グル
一プ分ずつの順次の記録データを、順番に記録データ1
、記録データ2.・・・・・・として、データ記録に際
してのバッファRAM6の動作シーケンスを第3図によ
って説明する。
同図において、まず、バッファRAM6のバンクOが5
csrモードに設定され、ホストコンピュータ10から
の最初の記録データ1がバンクOに書き込まれる。この
書き込みが終ると、バンクOはLECUモードに設定さ
れ、記録データ1に対してパリティの生成、付加が行な
われるが、これとともに、バンク1がSC8Iモードに
設定され、記録データ2の書き込みが行なわれる。バン
ク0でのLECUモードが終了すると、次に、バンク0
は変換モードとなり、記録データ1はバンクOからシリ
アルデータとして出力される。また。
バンク1での記録データ2の書き込みが終ると、バンク
1はLECUモードとなって記録データ2に対するパリ
ティの生成、付加が行なわれ、これとともに、バンク2
がscs rモードに設定されて次の記録データ3がバ
ンク2に書き込まれる。
バンクOでのパリティが付加された記録データ1が全て
出力されて変換モードが終り、バンク1でのLECUモ
ードが終ると、バンク1は変換モードとなって記録デー
タ2がシリアルデータとして出力され、また、バンク2
でのSC5Iモードが終ると、バンク2はLEC:Uモ
ードとなって記録データ3に対してパリティの生成、付
加が行なわれ、これとともに、バンクOが再びSCS 
Iモードとなり、次の記録データ4がバンクOに書き込
まれる。
このように、各バンク0.1.2は夫々異なるモードが
設定され、夫々のモードに応じた記録デ−タの処理を行
なう。
なお、各バンクでは、成るモードが終了して次のモード
に進む場合、この次のモードが他のバンクで終了してい
ないときには、これが終了するときで時期する。この時
期もコントローラ5によって制御される。たとえば、バ
ンク1で記録データ2に対するLECUモードが終了し
たにもかかわらず、バンクOからの記録データlの出力
が終了しないときには、これが終了するまでバンクlは
時期する。また、バンク0が記録データ4を書き込むS
C8Iモードが終了したにもかかわらず、バンク1から
の記録データ2を出力する変換モードが終了していない
ときには、ホストコンピュータ10は、次の記録データ
5の出力を時期し、バンク1での変換モードが終ってか
らこの記録データ5を出力する。これにより、バンク1
に記録データを書き込むことができる。このホストコン
ピュータ10の時期もコントローラ5によって設定され
る。
以上は、従来の磁気テープ装置と共通するものであるが
、この実施例においては、バッファRA阿6が3グル一
プ分の大きな容量を有していることから、このバッファ
RAM6にキャッシングエリアの設定を可能とし、磁気
テープ上のホストコンピュータ10による使用頻度が高
いデータをキャッシングすることができるようにして、
バッファRAM6の有効利用とデータアクセス時間の短
縮化をはかつている。以下、この点について説明する。
磁気テープ装置1はSC3I 7によってホストコンピ
ュータ10と接続されているから、ホストコンピュータ
10からのSC8Iコマンドによって各動作を行なう、
そこで、SC8Iコマンドのベンダーユニークコマンド
としてキャッシングモードをサポートし、このモードの
設定ができるようにする。
キャッシングモード用のコマンドとしては次のようなも
のがある。
(i)「キャッシングモード」コマンド磁気テープへの
書き込みを禁止するとともに。
第4図に示すように、バッファRAM6のバンク0.1
をキャッシングエリアとし、バンク2を磁気テープから
読み取った1グル一プ分のデータを格納するためのグル
ープデータ格納エリアとするキャッシングモードを設定
する。
(ii) rファイルキャッシング」コマンド磁気テー
プからホストコンピュータ10が必要とする特定のデー
タをバッファRAM6のキャッシングエリア(バンク0
,1)に順次格納するためのコマンド。
このコマンドにより、磁気テープから読み出されたパリ
ティを有する特定データは、まず、バッファRAM6の
グループデータ格納エリア(バンク2)に格納されてエ
ラー訂正処理され、−旦システムRAM4に格納される
。しかる後、この特定データはバッファRAM6のキャ
ッシングエリアであるバンクOの先頭から順次書き込ま
れる。
これとともに、この特定データのディレクトリ情報が、
同様にして、システムRAM4に設定されているディレ
クトリエリアに格納される。
以上の処理動作をホストコンピュータ10が指定するグ
ループ毎に行なうことにより、バッファRAM6のバッ
ク0,1にホストコンピュータ10が必要とするファイ
ルデータのみを磁気テープからキャッシングすることが
できる。
(市)「キャッシングライト」コマンドホストコンピュ
ータ10からのデータをバッファRAM6のキャッシン
グエリアに格納するためのコマンド、この場合、磁気テ
ープへの書込みは行なわない。
ホストコンピュータ10からデータとこれに対するディ
レクトリ情報とが転送され、データはバッファRAM6
のキャッシングエリアに、ディレクトリ情報はシステム
RAM4のディレクトリエリアに格納される。
かかる機能により、ホストコンピュータ10ばかりでな
く、SC8I 7によって磁気テープ装置1とシリアル
に接続された全てのデータ記憶装置のデータもキャッシ
ングすることができる。
(iv)rキャッシングリード」コマンドバッファRA
M6のキャッシングエリアに格納されているデータをホ
ストコンピュータ10に転送するためのコマンド。
このキャッシングエリア中の目的とするデータの検索は
、システムRAM4のディレクトリエリアに格納されて
いるディレクトリ情報を用いて行なわれる。
(V)「ノーマルモード」コマンド キャッシングモードを解除するためのコマンド。
同じキャッシングモード中に「ファイルキャッシング」
コマンドと「キャッシングライト」コマンドのいずれか
を実行してもよいし、双方を実行することもできる。双
方を実行した場合のバッファRAM6のキャッシングエ
リアでのデータ配置。
システムRAM4のディレクトリエリアでのディレクト
リ情報の配置を第5図に示す。
いま、第5図(a)に示すように、磁気テープ上のグル
ープn、n+1.・・・・・・、n+5における夫々の
データの一部(これらを、夫々グループn。
n+1.・・・・・・、n+5に対してファイルn、フ
ァイル(n+1)=・・・・・・ ファイル(n+5)
とする)をホストコンピュータ10が必要とするデータ
とする。
ここで、「ファイルキャッシング」コマンドの実行が磁
気テープ上のグループn、n+1.・・・・・・n+5
の順に行なわれるものとすると、第4図を参照にして、
まず、磁気テープ上のグループnからパリティが付加さ
れたデータが読み出され、バッファRAM6のバンク2
に格納されてエラー訂正処理される。しかる後、このデ
ータからファイルnが抽出されてシステムRAM4に格
納され、次いで、バッファRAM6のバンクOの先頭か
ら書き込まれる。これとともに、このファイルnに対す
るディレクトリ情報nがシステムRAM4のディレクト
リエリアの先頭から書き込まれる。
以下、磁気テープ上のグループn+1.n+2゜・・・
・・・、n+5の順に同様の処理がなされ、第5図(b
)に示すように、バッファRAM6のキャッシングエリ
ア(パン/!o、1)にはファイルn、  (n+1)
、・・・・・・(n+5)がこの順で格納され、第5図
(C)に示すように、システムRAM4のディレクトリ
エリアにはディレクトリ情報n、(n+1)、・・・・
・・ (n+5)がこの順で格納される。
磁気テープからこのキャッシングが終了し、次いで「キ
ャッシングライト」コマンドがあると。
第5図(b)に示すように、ホストコンピュータ10な
どからのファイルNがバッファRAM6のキャッシング
エリアにファイル(n+5)に続けて格納され、第5図
(C)に示すように、これに対するディレクトリ情報N
がシステムRAM4のディレクトリエリアにディレクト
リ情報(n+5)に続けて格納される。以下同様にして
、ホストコンピュータ10などからのファイルとディレ
クトリ情報が順次格納される。
第6図はキャッシングモードの動作シーケンスの一例を
示す図である。
同図において、ここでは、磁気テープ装置をDAT−M
Sとしている。
まず、ホストコンピュータ10から「キャッシングモー
ド」コマンドが送られてくると、DAT−MSは上記の
ようにキャッシングモードに設定され、ホストコンピュ
ータ10にキャッシングモードが設定されたことを返答
する。
次に、ホストコンピュータ10から「ファイルキャッシ
ング」コマンドが送られてくると、これとともに、ホス
トコンピュータ10からブロックアドレス、転送ブロッ
ク長、ディレクトリ情報などの磁気テープ上の目的デー
タをサーチするためのデータも送られてきて、DAT−
MSは、これにもとづいて、第5図で説明したように磁
気テープからのキャッシングが行なわれる。
このファイルキャッシング動作が完了すると。
DAT−MSはこの旨をホストコンピュータ10に知ら
れる。ホストコンピュータ10は次のコマンドをDAT
−MSに送るが、このコマンドを「キャッシングライト
」コマンドとすると、転送ブロック長やディレクトリ情
報などのキャッシングライトに必要なデータも送る。D
AT−MSでは、これによってキャッシングライト動作
が開始し、ホストコンピュータ10から転送されてくる
データを、第5図(b)で説明したように、バッファR
AM6のキャッシングエリアに書き込む。また、ディレ
クトリ情報を、第5図(c)で説明したように、システ
ムRAM4のディレクトリエリアに書き込む。
キャッシングライト動作が終ると、DAT−MSはホス
トコンピュータ10にその旨を知らせる。
そこで、ホストコンピュータ10はDAT−MSに「キ
ャッシングリード」コマンドを送り、ディレクトリ情報
を送ることによってキャッシング動作を開始させる。D
AT−MSでは、ホストコンピュータ10からのディレ
クトリ情報により、これで指定されるデータをバッファ
RAM6のキャッシングエリアから読み取り、ホストコ
ンピュータ10に転送する。
このキャッシングリード動作は、ホストコンピュータ1
0から「キャッシングリード」コマンドとディレクトリ
情報とが送られてくる毎に行なわれる。このディレクト
リ情報に対するデータを読み出してホストコンピュータ
10に転送すると、DAT−MSはこのデータの転送を
完了した旨をホストコンピュータ10に通知し、しかる
後、ホストコンピュータ10は次の必要なデータの取り
込みのための「キャッシングリード」コマンドとディレ
クトリ情報とをDAT−MSに送る。
もはやキャッシングモードを不要として、ホストコンピ
ュータ10が「ノーマルモード」コマンドを送ると、D
AT−MSではキャッシングモードが解除され、磁気テ
ープへの書込みも可能となる通常のモードに移る。
なお、「ファイルキャッシング」や「キャッシングライ
ト」、「キャッシングリード」は、第6図に示す順序で
のみ設定されるのではなく、任意であることはいうまで
もない。また、「ファイルキャッシング」や「キャッシ
ングライト」は、同一キャッシングモードで複数回設定
できることも明らかである。
以上のように、この実施例では、大容量のバッファRA
Mをキャッシングメモリとして用いることも可能とし、
バッファRAMを機能拡大して有効利用がはかれ、また
、大量のデータをキャッシングできるようにして、デー
タアクセス時間の大幅な短縮化が達成される。しかも、
ソフトウェアによってこれが可能となり、したがって、
従来の磁気テープ装置に比べて回路構成の変更を必要と
しない。
また、従来の磁気テープ装置においては、内部データバ
ッファが満杯になると、この内部データバッファ内のデ
ータの磁気テープへの書き込みが開始されてしまう。キ
ャッシングモードにあるときにも、内部データバッファ
が満杯になることもあり得、これによって磁気テープへ
のデータ書込みが行なわれては不都合である。このため
に、この実施例では、キャッシングモードのとき、磁気
テープへのデータ書込みを禁止している。
なお、上記実施例では、バッファRAM6のバンク数を
3としたが、それ以上としてキャッシングエリアがさら
に大きくなるようにしてもよい。
また、ディレクトリ情報をシステムRAM4のディレク
トリエリアに格納するようにしたが、バッファRAM6
に格納するようにしてもよい。但し、ディレクトリ情報
を格納するためには、バッファRAM6に格納されたデ
ィレクトリ情報をコントローラ5を介してシステムRA
M4に移す必要があり、この分データアクセス時間が長
くなる。
さらに、第4図におけるグループデータ格納エリアをシ
ステムRAM4内に設け、バッファRAM6の各バンク
をキャッシングエリアとしてもよい。
但し、この場合、当然のことながら、システムRAM4
の容量を大きくしなければならない。
さらにまた、バッファRAMe内でグループデータ格納
エリアからキャッシングエリアへ直接データを転送すす
るようにしてもよい。但し、このためには、コントロー
ラ5の回路1或が非常に複雑になり、現状からの大幅な
変更が必要となる。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、大容量の内部デ
ータバッファの機能を拡大し、回路構成を変更すること
なく、キャッシング機能を充実してデータアクセス時間
の大幅な短縮化を実現ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁気テープ装置の制法の一実施例
を示すブロック図、第2図は第におけるバッファRAM
でのエラー訂正のたデータマツプを示す図、第3図はこ
の実施例−タ記録に際してのバッファRAMの動作シン
スを示す図、第4図はこのバッファRAMヤツシングモ
ードでの機能を示す図、第5図ヤツシングモード時での
第1図におけるバラRAM、システムRAM中のデータ
配置を示第6図はこの実施例でのキャッシングモード作
シーケンスの一具体例を示す図である。 1・・・・・・磁気テープ装置、2・・・・・・CPU
、4システムRAM、6・・・・・・バッファRAM、
7SC8I、8・・・・・・エラー処理部、9・・・・
・・記録部、10・・・・・・ホストコンピュータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気テープ上で区分される最小単位としてのグルー
    プの複数個分のデータ記憶容量を有する内部データバッ
    ファを備え、制御部からの制御のもとに、外部装置から
    のデータを該内部データバッファに取り込んでから記録
    再生部に転送し、また、該記録再生部からのデータを該
    内部データバッファに取り込んでから該外部装置に転送
    するようにした磁気テープ装置において、ホストコンピ
    ュータからの指令により、該内部データバッファを、該
    ホストコンピュータが要求する該磁気テープ上の特定デ
    ータや該ホストコンピュータからの特定データを格納す
    るキャッシュメモリとし、該ホストコンピュータが該内
    部データバッファ内のデータを指定して取り込むキヤッ
    シングモードを設定可能としたことを特徴とする磁気テ
    ープ装置の制御方法。 2、請求項1において、前記内部データバッファでは、
    前記グループ分の容量の複数のバンクに区分されてその
    1つをグループデータ格納エリア、他をキヤッシングエ
    リアとし、 取り込まれるデータを該グループデータ格納エリアに格
    納して処理し、処理された該データを、中央処理装置に
    付随した一時記憶装置に一時格納した後、該キヤッシン
    グエリアの指定される位置に格納し直すことを特徴とす
    る磁気テープ装置の制御方法。 3、請求項1または2において、キャッシュメモリとし
    ての前記内部データバッファに格納された各データに対
    するディレクトリ情報を、中央処理装置に付随する一時
    記憶装置内に格納することを特徴とする磁気テープ装置
    の制御方法。 4、請求項1、2または3において、前記キャッングモ
    ードの設定とともに、前記磁気テープへのデータ書込み
    を禁止することを特徴とする磁気テープ装置の制御方法
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JP (1) JPH03127220A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6499461B2 (en) 1999-12-16 2002-12-31 Denso Corporation Adjustment method and system for adjusting various temperature characteristics

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US6499461B2 (en) 1999-12-16 2002-12-31 Denso Corporation Adjustment method and system for adjusting various temperature characteristics

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