JPH03126455A - ベッド用柵 - Google Patents

ベッド用柵

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JPH03126455A
JPH03126455A JP1264552A JP26455289A JPH03126455A JP H03126455 A JPH03126455 A JP H03126455A JP 1264552 A JP1264552 A JP 1264552A JP 26455289 A JP26455289 A JP 26455289A JP H03126455 A JPH03126455 A JP H03126455A
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bed
floorboard
floor plate
body frame
main body
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JP1264552A
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Yoichi Kasuga
洋一 春日
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Haruchika Precision Co Ltd
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Haruchika Precision Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、主に体の自由にきかない人に利用される多機
能を有するベッド装置のベッド用柵に関する。
[従来の技術] 従来の体の自由のきかない人に利用されるベッド装置は
、床板が背部、座部及び脚部に3分割され、背上げ、腰
上げ及び脚下げも可能なものとして、実開昭62−32
524号、実開昭54−39722号及び実開昭64−
42029号公報が知られている。
これらのベッド装置は、附属品として取り外し可能なベ
ッド周胴や折りたたみ可能なベッド周胴が取り付けられ
、種々の機能を補完しているまた、本出願人によるベッ
ド装置(特願平01−133853号、特願平01−1
33854号参照)では、附属品として取り外し可能な
ベッド周胴がありこれに種々のアタッチメント、例えば
吊りベルト、入浴用シーツ、寝返り用シーツ等を装着し
て種々の機能を全うする。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述のような従来例では、取り外し可能
なベッド周胴や折りたたみ可能なベッド用柵によって種
々の機能を補完するが、取り外し可能なベッド周胴が必
要ない場合は、しばしば置場所に困る。このベッド周胴
は一定の強度を必要とするから、かなりの重量になり、
その取り扱いも慎重に行なわなければならないまた、折
り畳みタイプでは、使用時にかなりの力が加わることか
ら、ガタがきやすく、構造的に強固なものが作りにくい
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
取り付けたり、取り外す必要もなく、構造的に強固なベ
ッド周胴を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段1 上記課題を解決するため、本発明のベッド周胴は、本体
フレームと、該本体フレームの上方に位置して脚部と座
部と背部とに3分割されると共に回動自在にそれぞれ連
結されてなる床板と、該床板と前記本体フレームとの間
に介在して回動自在に支持する支持アームと、前記床板
と前記本体フレームとの間に介在して伸縮動作を行ない
前記床板の脚部、座部及び背部を移動させる伸縮装置と
からなるベッド装置に使用されるベッド周胴であって、
該ベッド周胴はサイドバーと、該サイドバーに固定され
ると共に前記床板に設けられた支点軸に係合する孔を有
し且つ前記本体フレームに設けられた固定具に着脱自在
なサイドレールとからなるものである。
また、上記孔は床板が移動する際の支点軸の軌跡に形成
されているのが良い。
また、サイドバーに着脱自在な吊りベルトを設けるのが
良い。
また、サイドバーに着脱自在な入浴mシーツを設けるの
が良い。
また、サイドバーに着脱自在な寝返りシーツを設けるの
が良い。
更に、サイドバーに着脱自在なボードを設けるのが良い
[作  用] 上記構成になるベッド周胴によれば、ベッド装置の床板
が一番高い状態で床板の支点軸にサイドレールの孔を係
合したままサイドバーを立てると、サイドレールにより
ベッド装置から人が落ちにくくなり、サイドレールを手
すりとして使用できる。また、サイドバーを水平にし、
床板の支点軸にサイドレールの孔を係合したまま本体フ
レームに設けられた固定具にサイド1ルを固定すること
もできる。更に、固定具にサイドレールを固定し、床板
を移動させて床板を所望の形態にし支点軸にサイドレー
ルの孔を係合すれば、床板を低床状態、椅子状態、入浴
状態等の形態に変形させ得る。
また、サイドレールの孔が床板の移動によって生ずる支
点軸の軌跡にあわせて穿けであると、床板をスムーズに
所望の形態に変形させ得るまた、ベッド装置の床板を水
平状態で一番高い状態にし、ベッド装置にサイドバーを
水平にしてベッド周胴を装着し、床板上に寝ている体の
自由のきかない人と床板との間に吊りベルトを必要本数
通し、この吊りベルトの両端をサイドレールに着して、
床板が低床状態となるように伸縮装置を伸縮し、床板を
下方に移動させて低床状態を実現すると、人は吊りベル
ト上に宙吊りになる。
また、宙吊り状態で吊りベルトと床板との間に入浴用シ
ーツを通し、床板が水平状態で一番高い状態となるよう
に伸縮装置を伸縮し、床板を上方に移動して宙吊り状態
を解除し、入浴用シーツの両端をサイドバーに着し、吊
りベルトを抜き取り、床板が入浴状態となるように伸縮
装置を伸縮し、床板を入浴に都合の良い形態に変形させ
、その入浴用シーツ内に湯を入れることにより人を入浴
させることができる。
また、宙吊り状態で吊りベルトと床板との間に寝返り用
シーツを通し、床板を上方に移動して宙吊り状態を解除
し、寝返り用シーツの一端をサイドバーに着し、他端を
床板に着し、且つ人体に敷かれた位置の寝返り用シーツ
を床板に固定して、吊りベルトを抜き取り、床板が低床
状態となるように伸縮装置を伸縮し、床板を下方に移動
させることにより、人を寝返りさせることができる。
更に、床板が椅子状態となるように伸縮装置を伸縮し、
床板を移動させて床板を椅子状態にし、サイドバーの両
端にボードを着することにより、このボード上で食事を
したり読書をしたりすることができる。
〔実施例1 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳述する。
第1図は本発明のベッド周器を適用しているベッド装置
の正面図、第2図はベッド装置の平面図、第3図はベッ
ド装置の側面図、第4図は床板に対するベッド周器のサ
イドレールの装着状態を示す断面図、第5図は床板に対
するベッド周器のサイドレールの装着状態を示す斜視図
、第6図は座部伸縮装置の断面図、第7図は制御装置の
模式図である1図面において、lはベッド装置を示し、
該ベッド装置1は1本体フレーム2と、該本体フレーム
2の上方に位置し脚部3と座部4と背部5とに3分割さ
れ回動自在にそれぞれ連結されている床板6と、該床板
6を支持すると共に該床板6の前記座部4及び前記本体
フレーム2の間に回動自在にそれぞれ取り付けられてい
る前及び後支持アーム7及び8と、前記座部4及び前記
本体フレーム2の間に回動自在にそれぞれ取り付けられ
ると共に伸縮動作可能な座部伸縮装置9と、前記背部5
及び前記本体フレーム3の間に回動自在にそれぞれ取り
付けられると共に伸縮動作可能な背部伸縮装置lOと、
前記脚部3及び前記本体フレーム2の間に一端が回動自
在にそれぞれ取り付けられ他端が互いに回動自在に連結
している脚部側及びフレーム側リンク11及び12と、
該両リンク11及び12の連結点13並びに本体フレー
ム2の間に回動自在にそれぞれ取り付けられると共に伸
縮動作可能な脚部伸縮装置14と、前記各伸縮装置9、
lO及び14の伸縮状態を指示して前記床板2の形態を
変形制御する制御装置15とを主要構成要素としてなる
前記本体フレーム2は、矩形状に強固に組まれており、
裏面にはキャスター16が4個取り付けられ、移動自在
になっている。
前記床板6は、前述のように脚部3と座部4と背部5と
に3分割されている。これら脚部3と座部4との間及び
座部4と背部5との間は、所定の間隙6a、6bを存し
てビン19.19及び支点軸20.20により回動自在
に連結されている、尚、背部5にはベッドボード21が
着脱自在に取り付けられている。
そして、この支点軸20にはベッド用柵17が回動自在
及び移動可能に取り付けられている。このベッド周器1
7は、コ字状のサイドレバー18にサイドレール60.
60を直交して固定されている、このサイドレール60
は、細手部分61と孔62を有するスライド部分63と
がある。
このサイドレール60は、前述のように支点軸20によ
り回動自在移動可能に取り付けられているが、この支点
軸20は次のように構成されている。床板6の座部4に
はブラケット64が、背部5にブラケット65がそれぞ
れ設けられ、これらブラケット64.65には軸66が
貫通されている。
この軸66はこれのつばにボルト67によりブラケット
65側に固定されている。この軸66は、サイドレール
60の孔62にローラ68を介して貫通し、サイドレー
ル60の両俳1にカラー69.69が嵌められている。
更に、軸66に割りビン70が差し込まれ、サイドレー
ル60が軸66から外れないようになっている。従って
、ベッド周器17はベッド装置lから外れることなく孔
62内に沿って移動且つ回動することが可能となる。
また、前記本体フレーム2は前述のサイドレール60の
把手部分61及びスライド部分63を固定するための固
定具71が取り付けられている。そして、この固定具7
1に固定した状態で、前記床板6が種々に移動出来るよ
うに、ベッド周器17の孔62は支点軸20の軌跡上に
穿けられている。
前記前支持アーム(支持アーム)7は、バイブにより矩
形に組まれ、一端が座部4の裏面に固定された支点部2
2.22によって回動自在に取り付けられ、他端が本体
フレーム2に固定された支点部23.23によって回動
自在に取り付けられている。また、前記後支持アーム(
支持アーム)8は前述の前支持アーム7と同様に構成さ
れている。
前記座部伸縮装置9は、一端が座部4の裏面に固定され
た支点部24によって回動自在に取り付けられ、他端が
本体フレーム2に固定された支点部25によって回動自
在に取り付けられ、伸縮動作を行なうことにより、座部
4を上下方向に移動させるものである。
すなわち、この座部伸縮装置9は、第6図に示すように
、モータ26を取り付けた取付部27が、前述の支点部
25の回転軸28に回動自在に取り付けられ、モータ2
6のモータ軸26aにはウオームギヤー29が取り付け
られている。
このつオームギヤー29はネジ部30のつオームホイー
ル31に噛合している。このネジ部30ムま。
バイブ32の一端が取付部27に固定され、つオムホイ
ール31の軸心部には角ネジ33が貫設されている。こ
の角ネジ33の先端側は、移動ナツト34のナツト部3
5に螺着されている。一方、角ネジ33の基端側は、前
記取付部27に取り付けられたラジアルベアリング36
.37に軸支されており、更に移動ナツト34によるス
ラスト荷重を受けるだめのスラスト′ベアリング38が
取付部27とラジアルベアリング36との間に設けられ
ている。
移動ナツト34は、バイブ部39の一端が前記ナツト部
35と一体成形され、他端が前記支点部24に、回動自
在に取り付けられて成る。この移動ナツト34は、ネジ
部30の角ネジ33が回動することにより、伸縮運動を
行なうようになっている、そして、伸縮運動の度合い、
すなわち、移動ナツト34の移動位置を検出するための
位置検出センサー40がネジ部30のバイブ32に設け
られている。
前記背部伸縮装置10は、一端が背部5の裏面に固定さ
れた支点部41によって回動自在に取り付けられ、他端
が本体フレーム2に固定された支点部42によって回動
自在に取り付けられ、伸縮運動を行なうことにより、背
部5を上下方向に移動させるものである。この背部伸縮
装置IOは、前述の座部伸縮装置9とその構成が同一な
のでその説明を省略する。
前記脚部側リンク11は脚部3の裏面に固定された支点
部43によって回動自在に取り付けられ、前記フレーム
側リンク12は本体フレーム2に固定された支点部44
によって回動自在に取り付けられている。そして、この
脚部及びフレーム側リンク11及び12は、前述のとお
り連結点13により回動自在に取り付けられ、この連結
点13に前記脚部伸縮装置14の一端が回動自在に取り
付けられ、他端が本体フレーム2に固定された支点部4
5によって回動自在に取り付けられている、従って、こ
の脚部伸縮装置14が伸縮動作を行なうことにより、脚
部3は上下運動、その他の様々な動きをするものである
。この脚部伸縮装置14は、前述の座部伸縮装置9とそ
の構成が同一なのでその説明を省略する。
前記制御装置15は、第7図に示すように、操作指令部
46、制御部47及び電源スィッチ48からなり、電気
的にそれぞれ接続されている。操作指令部46は、椅子
選択スイッチ49、入浴選択スイッチ50、低床選択ス
イッチ51及び原点選択スイッチ52により構成され、
制御するためのブロダラムを作るものである。制御部4
7は、操作指令部46で指令されたプログラムに従って
制御回路を作り、信号を出し、各伸縮装置9.1O11
4をその信号に基づいて作動させるものである。
そして、制御装置15の制御部47は、座部伸縮装置9
及び位置検出センサー40、背部伸縮装置lO及び位置
検出センサー53ならびに脚部伸縮装置14及び位置検
出センサー54にそれぞれ電気的に接続されている6 次に、上記構成になるベッド装置1に装着されたベッド
周器17の使用方法について述べる。
このベッド装置lは、制御装置15の操作指令部46の
各選択スイッチ49.50.51及び52を選択すれば
、床板3の形状及び位置を種々変えることができ、これ
に応じてベッド周器17を移動して、種々の機能を果た
すことができる。
このベッド周器17は、ベッド装置1が第8図に示すよ
うな原点にある状態ではサイドパー18が床板6の背部
5のうしろに立て掛けられ、サイドレール60に穿けら
れた孔62の先端部分に支点軸20が位置しており、サ
イドレール6oにより床板6から人が下に落ちないよう
になっているまた、このベッド周器17は、第9図に示
すようにサイドパー18を水平にし、本体フレーム2の
固定具71にサイドレール60を固定し、孔62の基端
部分に支点軸20を位置させると、サイドレール18を
利用して、種々の機能を果たすことが可能になる。
人Mを吊り上げたい場合は、第9図に示すように、ベッ
ド装置1にベッド周器17を固定する、次に、第1O図
、第11図、第12図(イ)に示すように、床板6上に
敷かれたマット若しくはフトン上のシーツ(いずれも図
示せず)と人Mとの間に、吊りベルト72を通す、なお
、この吊りベルト72はベルト73とこれの両端に取り
付けられた固定金具74とからなる。第10図の例では
、吊りベルト72が4本通されており、サイドパー18
にこの吊りベルト72の両端にある固定金具74を掛け
る。そしてベッド装置1を第1図、第9図に示すような
原点にある状態から床板6を最下位に下げれば良い、そ
して、制御装置15の操作指令部46の低床選択スイッ
チ51を選択してオンすれば良い。各伸縮装置14.9
、toの伸縮状態、すなわち、各移動ナツト34の現状
の位置を各位置検出センサー54.40.53にて確認
して各伸縮装置14.9.10をそれぞれ床板6が低床
状態の位置になるように、制御部47から各伸縮装置1
4.9、IOに信号を出し、各モータ26が駆動して各
移動ナツト34を伸縮する。
各移動ナツト34が伸縮して、それぞれ低床状態の位置
になったことを各位置検出センサー54.40.53に
て検出して制御部47に送り、制御部47から停止信号
が出て各モータ26を停止し、ベッド装置1は低床状態
になる。
上述のように床板6を最下位に下げると、人Mは第12
図(ロ)に示すように吊りベルト72により宙吊りの状
態になる0人Mがこの状態になっていると、シーツやフ
トンを取り替えたり、人Mのパジャマや下着を着替えさ
せることが容易にできる。また、人Mが用便を出来るよ
うに床板6上に便器を置いたり、おむつを付は替えたり
することも容易にできる。更に人Mの床ずれの防止、治
療も容易に行なうことができる。
次に、上述のような作業が終了後、床板6を第12図(
イ)の位置に戻し、吊りベルト72を引き抜けば作業が
終了する。
次に、人Mを入浴させたい場合に、床板6を第9図の状
態から第13図に示すような入浴可能な状態にするには
、第7図において操作指令部46の入浴選択スイッチ5
0を選択してオンすれば良い、すなわち、各伸縮装置1
4,9、lOの伸縮状態、すなわち、各移動ナツト34
の状態の位置を確認して各伸縮装置14.9、lOをそ
れぞれ入浴状態の位置になるように制御部47から各伸
縮装置14.9.10に信号を出し、各モータ26が駆
動して各移動ナツト34を伸縮して床板6を第13図に
示すようにV字形にし入浴できる状態にする。この床板
6の脚部5からベッドボード21を取り外し、サイドパ
ー18及び背部5の端に入浴用シーツ75を掛はシート
固定具76で強固に固定する。入浴用シーツ75の略中
心部に設けられた排水ホース75aを床板6の座部4及
び背部5との間に隙間6bに差し込み、排水ホース75
aを締め付けて湯りが出ないようにする。
入浴用シーツ75に温水器(図示せず)等からの湯りを
入れれば、人Mを入浴させることができる6入浴が終了
したら、排水ホース75aから湯りを完全に抜き、人M
の体をよく拭いて、床板6を上昇させて第12図(イ)
の状態にする。
このあと床板6と人Mとの間に吊りベルト72を通し、
サイドパー18に吊りベルト72を掛ける。
更に、床板6を最下位に下げて、人Mを宙吊りの状態に
して入浴用シーツ75を抜き取り、服を着せ、再び床板
6を第12図(イ)の位置に戻し、吊りベルト72を引
き抜けば、入浴作業が終了する。
第14図は、ベッド装置1のサイドパー18に寝返り用
シーツ77を掛け、人Mを寝返りさせる状態の斜視図を
示す、このベッド装置lでは、以下のようにして、人M
を寝返りさせることができる。すなわち、第12図(ロ
)の状態のときに、寝返り用シーツ77の一端77aを
吊り金具78にてサイドパー18に掛け、操作指令部4
,6の原点選択スイッチ52をオンして、床板6を第1
2図(イ)の状態にする。このあと、寝返り用シーツ7
7の片方を張った状態で、寝返り用シーツ77の人Mに
敷かれている中間部77cをシーツ押え79により床板
6に固定して、吊りベルト72を抜き取る。次に、操作
指令部46の低床選択スイッチ51をオンして床板6を
第14図の状態に下降させると、人Mを寝返りさせるこ
とができる。
逆方向に人を寝返りさせたい場合は、第12図(ロ)の
状態のときに寝返り用シーツ77の他端77bを吊り金
具78にてサイドパー18に掛け、操作指令部46の原
点選択スイッチ52をオンして、以下上述のとおり行な
えば良い。
また、ベッド装置lの床板6を第9図から第15図に示
すように椅子状態にするには、操作指令部46の椅子選
択スイッチ49を選択しオンすれば、前述と同じような
手順にて床体6は椅子状態になる。このあとサイドパー
18にボード80を吊り金具81にて固定すれば、人M
はボード80により食事や読書も容易に行なうことがで
きる。
[発明の効果J 以上詳述したように、本発明のベッド用柵によれば、ベ
ッド装置の床板が一番高い状態で床板の支点軸にサイド
レールの孔を係合したままサイドパーな立てると、サイ
ドレールによりベッド装置から人が落ちにくくなり、サ
イドレールを手すりとして使用できる。また、サイドパ
ーを水平にし、床板の支点軸にサイドレールの孔を係合
したまま本体フレームに設けられた固定具にサイトレ−
ルを固定することもできる、更に固定具↓こサイドレー
ルを固定し、床板を移動させて床板を所望の形状にし支
点軸にサイドレールの孔を係合すれば、床板を低床状態
、椅子状態、入浴状態等の形態に変形させ得る。
従って、ベッド周器を必要に応じて取り付けたり、取り
外したりしなくても、ベッド装置を所望の形態に変形し
て使用できるから、ベッド周器の取り扱いが容易である
。また、取り外した後のベッド周器の置き場所に困るこ
ともなく、折りたたみ式とする必要もないから、構造的
に強固なベッド周器とし易く、更に作り易い等の効果が
ある。
また、サイドレールの孔が床板の移動によって生ずる支
点軸の軌跡にあわせて穿られであると、床板をスムーズ
に所望の形態に変形させ得る。従って、上述の効果に加
えて、なお−層ベッド用柵の取り扱いが容易になる。
また、ベッド装置にサイドパーを水平にしてベッド、用
柵を装着し、床板上に寝ている体の自由のきかない人と
床板との間に吊りベルトを必要本数通し、この吊りベル
トの両端をサイドパーに着して、床板が低床状態となる
ように伸縮装置を伸縮し、床板を下方に移動させて低床
を実現すると、吊りベルト上に人を宙吊りにすることが
できる。
従って、従来のベッド周器の場合と同様にシ−ツやフト
ンを取り替えたり、人のパジャマや下着を着替えさせた
りすることが容易にできるまた、人が用便をできるよう
に床板上に便器を置いたり、おむつを付は替えたりする
ことも容易にできる。更に人の床ずれの防止、治療も容
易に行なうことができる効果がある。
また、宙吊り状態で吊りベルトと床板との間にアタッチ
メントである入浴用シーツを通して、床板を入浴に都合
の良い形態に変形させ、その入浴用シーツ内に湯を入れ
ることにより人を入浴させることができる。
また、宙吊り状態で吊りベルトと床板との間に寝返り用
シーツを通して、人体に敷かれた位置の寝返り用シーツ
を床板に固定して、床板が低床状態となるように伸縮装
置を伸縮し床板を下方に移動させれば、人を寝返りさせ
ることができる。
更に、床板が椅子状態となるように伸縮装置を伸縮し、
床板を椅子状態にし、サイドバーの両端にボードを着せ
ば、このボード上で食事なしたり読書をしたりすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本発明の
ベッド側柵を適用しているベッド装置の正面図、第2図
はベッド装置の平面図、第3図はベッド装置の側面図、
第4図はベッド側柵のサイドレールの床板に対する装着
状態を示す断面図、第5図はベッド側柵のサイドレール
の床板に対する装着状態を示す斜視図、第6図は座部伸
縮装置の断面図、第7図は制御装置の模式図、第8図は
原点状態にあるベッド装置にベッド側柵のサイドバーな
立て掛けた状態を示す斜視図、第9図はベッド装置にベ
ッド側柵のサイドバーな水平に固定した状態を示す斜視
図、第1O図は床板と人との間に吊りベルトを通した状
態のベッド装置の平面図、第11図は第1O図のP部の
斜視図、第12図は吊りベルトを使用している状態を示
すベッド装置の側面図、第13図は床板を入浴状態にし
て入浴用シーツを使用している状態を示すベッド装置の
斜視図、第14図は寝返りシーツを使用している状態を
示すベッド装置の斜視図、第15図はボードを使用して
いる状態を示すベッド装置の斜視図である。 2・・−・・−本体フレーム 4−・・・・−座部 6・・・・・・床板 (支持アーム) (支持アーム) (伸縮装置) (伸縮装置) (伸縮装置) 18−・−・・−サイドバー 60−・・・・・サイドレール ア0−・・・・−固定具 75・・・・・・入浴用シーツ 80・・・・・・ボード ■・・−・・ベッド装置 3・・・・・・脚部 5・・・・・・背部 7・・・−・・前支持アーム 8・・・−・・後支持アーム 9・・・・・−座部伸縮装置 10・・・・・−背部伸縮装置 14・・・・・・脚部伸縮装置 17−・・−・・ベッド側柵 20・・・・・・支点軸 62・・・・・・孔 72・・・・・・吊りベルト 77・・−・・−寝返り用シーツ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)本体フレームと、該本体フレームの上方に位置し
    て脚部と座部と背部とに3分割されると共に回動自在に
    それぞれ連結されてなる床板と、該床板と前記本体フレ
    ームとの間に介在して回動自在に支持する支持アームと
    、前記床板と前記本体フレームとの間に介在して伸縮動
    作を行ない前記床板の脚部、座部及び背部を移動させる
    伸縮装置とからなるベッド装置に使用されるベッド用柵
    であって、該ベッド用柵はサイドバーと、該サイドバー
    に固定されると共に前記床板に設けられた支点軸に係合
    する孔を有し且つ前記本体フレームに設けられた固定具
    に着脱自在なサイドレールとからなることを特徴とする
    ベッド用柵。
  2. (2)孔は床板の移動によって生ずる支点軸の軌跡上に
    穿けられてなる請求項(1)記載のベッド用柵。
  3. (3)サイドバーに着脱自在な吊りベルトを設けてなる
    請求項(1)または(2)記載のベッド用柵。
  4. (4)サイドバーに着脱自在な入浴用シーツを設けてな
    る請求項(1)または(2)記載のベッド用柵。
  5. (5)サイドバーに着脱自在な寝返りシーツを設けてな
    る請求項(1)、(2)または(3)記載のベッド用柵
  6. (6)サイドバーに着脱自在なボードを設けてなる請求
    項(1)、(2)または(3)記載のベッド用柵。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5680247A (en) * 1979-11-30 1981-07-01 Matsushita Electric Works Ltd Bed with hanging health device
JPS60163061U (ja) * 1984-04-10 1985-10-29 株式会社岡島産業 ベツドのサイドガ−ド作動装置

Patent Citations (2)

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