JPH03126427A - 内視鏡の湾曲操作装置 - Google Patents
内視鏡の湾曲操作装置Info
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- JPH03126427A JPH03126427A JP1264218A JP26421889A JPH03126427A JP H03126427 A JPH03126427 A JP H03126427A JP 1264218 A JP1264218 A JP 1264218A JP 26421889 A JP26421889 A JP 26421889A JP H03126427 A JPH03126427 A JP H03126427A
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- bending
- maximum angle
- operating
- cover
- bending operation
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- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 79
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 8
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は内視鏡の湾曲操作装置に関する。
[従来の技術]
内視鏡の湾曲操作装置においては、組立および調整修理
の際などに、湾曲部の最大湾曲角を容易に調整できるよ
うにする必要があり、また消毒などのためには、操作部
内に水が入らぬように操作部を防水構造にする必要があ
る。
の際などに、湾曲部の最大湾曲角を容易に調整できるよ
うにする必要があり、また消毒などのためには、操作部
内に水が入らぬように操作部を防水構造にする必要があ
る。
そこで従来は、操作部に突設した湾曲操作ノブの突設部
の基部に、湾曲操作ノブの最大回転角を調整する最大角
度調整機構を設けると共に、その最大角度調整機構を水
密に覆うカバーを設け、カバーを上方、即ち湾曲操作ノ
ブ側にスライドさせることによって最大角度調整機構を
外部から調整できるようにしていた(特開昭63−13
0035号公報)。
の基部に、湾曲操作ノブの最大回転角を調整する最大角
度調整機構を設けると共に、その最大角度調整機構を水
密に覆うカバーを設け、カバーを上方、即ち湾曲操作ノ
ブ側にスライドさせることによって最大角度調整機構を
外部から調整できるようにしていた(特開昭63−13
0035号公報)。
[発明が解決しようとする課題]
内視鏡によって、目標とするR察部位を安定して観察し
続けるためには、湾曲部の湾曲状態を保持する湾曲保持
機構を有することが望ましい。
続けるためには、湾曲部の湾曲状態を保持する湾曲保持
機構を有することが望ましい。
しかし上述のように従来の内視鏡の湾曲操作装置では、
操作部と湾曲操作ノブとの間にカバーをスライドさせる
ためのスペースを確保しなければならないので、そのス
ペースを避けて湾曲保持機構を組み込むと、湾曲操作ノ
ブが操作部から離れすぎて操作性が著しく悪くなってし
まう、そのため、湾曲保持機構を組み込むのが困難であ
り、目標観察部位の安定した観察に支障をきたす場合が
あった。
操作部と湾曲操作ノブとの間にカバーをスライドさせる
ためのスペースを確保しなければならないので、そのス
ペースを避けて湾曲保持機構を組み込むと、湾曲操作ノ
ブが操作部から離れすぎて操作性が著しく悪くなってし
まう、そのため、湾曲保持機構を組み込むのが困難であ
り、目標観察部位の安定した観察に支障をきたす場合が
あった。
本発明は、そのような従来の欠点を解消し、最大角度調
整機構の調整を容易に行うことができ、しかも湾曲操作
の操作性を損なうことなく湾曲保持機構を組み込むこと
ができる内視鏡の湾曲操作装置を提供することを目的と
する。
整機構の調整を容易に行うことができ、しかも湾曲操作
の操作性を損なうことなく湾曲保持機構を組み込むこと
ができる内視鏡の湾曲操作装置を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の湾曲操作
装置は、挿入部の先端に形成された屈曲自在な湾曲部か
ら挿入部の基端に連結された操作部に操作ワイヤを引き
通し、操作部に突設された湾曲操作ノブを回動させるこ
とにより上記操作ワイヤを牽引して上記湾曲部を屈曲さ
せるようにした内視鏡の湾曲操作装置において、上記突
設部の基部内に、上記湾曲操作ノブの最大回転角を調整
する最大角度調整機構を設け、その最大角度調整機構を
水密に覆うカバーを上記操作部に対して突没自在に設け
て、そのカバーを操作部内に没入させることにより上記
最大角度調整機構を外部から調整し得るように構成する
と共に、上記湾曲操作ノブを任意の回転位置に保持する
湾曲保持機構を上記突設部の最大角度調整al+構と湾
曲操作ノブとの間に設けたことを特徴とする。
装置は、挿入部の先端に形成された屈曲自在な湾曲部か
ら挿入部の基端に連結された操作部に操作ワイヤを引き
通し、操作部に突設された湾曲操作ノブを回動させるこ
とにより上記操作ワイヤを牽引して上記湾曲部を屈曲さ
せるようにした内視鏡の湾曲操作装置において、上記突
設部の基部内に、上記湾曲操作ノブの最大回転角を調整
する最大角度調整機構を設け、その最大角度調整機構を
水密に覆うカバーを上記操作部に対して突没自在に設け
て、そのカバーを操作部内に没入させることにより上記
最大角度調整機構を外部から調整し得るように構成する
と共に、上記湾曲操作ノブを任意の回転位置に保持する
湾曲保持機構を上記突設部の最大角度調整al+構と湾
曲操作ノブとの間に設けたことを特徴とする。
[作用]
操作部に対して突没自在に設けたカバーを操作部内に没
入させることにより、最大角度調整機構を調整して、湾
曲操作ノブの最大回転角度を調整することができる。
入させることにより、最大角度調整機構を調整して、湾
曲操作ノブの最大回転角度を調整することができる。
このように湾曲最大角度調整の際に、カバーは操作部内
に没入させることができ、操作ノブ側にカバーを引き出
す必要がないので、最大角度調整機構と湾曲操作ノブと
の間に湾曲保持機構禿無理なく配置することができ、こ
れによって、湾曲操作ノブを任意の回転位置に保持する
ことができる。
に没入させることができ、操作ノブ側にカバーを引き出
す必要がないので、最大角度調整機構と湾曲操作ノブと
の間に湾曲保持機構禿無理なく配置することができ、こ
れによって、湾曲操作ノブを任意の回転位置に保持する
ことができる。
C実施例1
図面を参照して実施例を説明する。
第2図は内視鏡の全体構成を示しており、可撓管よりな
る挿入部lの先端には屈曲自在な湾曲部2が形成され、
挿入部1の基端には操作部3が連結されている。そして
上下湾曲用の一対の操作ワイヤ4と、左右湾曲用の一対
の操作ワイヤ5が、各々、上記湾曲部2から挿入部l内
を通って操作部3内に引き通されており、上記操作部3
に重ねあわせて突設された上下湾曲操作ノブ6及び左右
湾曲操作ノブ7を回動することにより上記操作ワイヤ4
.5が牽引されて、上記湾曲部2を所望の方向に所望の
角度だけ屈曲させることができるようになっている。
る挿入部lの先端には屈曲自在な湾曲部2が形成され、
挿入部1の基端には操作部3が連結されている。そして
上下湾曲用の一対の操作ワイヤ4と、左右湾曲用の一対
の操作ワイヤ5が、各々、上記湾曲部2から挿入部l内
を通って操作部3内に引き通されており、上記操作部3
に重ねあわせて突設された上下湾曲操作ノブ6及び左右
湾曲操作ノブ7を回動することにより上記操作ワイヤ4
.5が牽引されて、上記湾曲部2を所望の方向に所望の
角度だけ屈曲させることができるようになっている。
第1rI!Jは湾曲操作装置の構成を示しており本発明
は上下湾曲用の装置に実施されている。
は上下湾曲用の装置に実施されている。
操作部本体11には、上下湾曲操作の軸受となる軸受体
14と、左右湾曲操作の軸となる軸体15とがビス止め
固定され、外方に向けて突設されている。また、そのビ
ス止めにより、操作部のフレーム16と湾曲操作装置の
底板17とが操作部本体11に固定されている。
14と、左右湾曲操作の軸となる軸体15とがビス止め
固定され、外方に向けて突設されている。また、そのビ
ス止めにより、操作部のフレーム16と湾曲操作装置の
底板17とが操作部本体11に固定されている。
軸受体14は、操作部本体11内において下方に開放部
14aが形成された円形室を形成しており、その中に上
下湾曲用のプーリ18と左右湾曲用のプーリ19とが回
転自在に収容されている。
14aが形成された円形室を形成しており、その中に上
下湾曲用のプーリ18と左右湾曲用のプーリ19とが回
転自在に収容されている。
そして、それらプーリ18,19の外周には円周状の溝
20が各々2列に形成され、その*20内に上記操作ワ
イヤ4,5が巻回されて、操作ワイャ4,5の端部はプ
ーリ18.19に固定されている。
20が各々2列に形成され、その*20内に上記操作ワ
イヤ4,5が巻回されて、操作ワイャ4,5の端部はプ
ーリ18.19に固定されている。
22は、操作部本体1・1外方に突設された上下湾曲操
作用の回転軸(以下r上下用回転軸」という)であり、
その突端部には上下湾曲操作ノブ6がビス止め固定され
ている。そして上下用回転軸22は上記軸受体14内に
回転自在に嵌挿され、上記上下湾曲用のプーリ18に、
一体となって回転するように角軸23を介して連結され
ている。
作用の回転軸(以下r上下用回転軸」という)であり、
その突端部には上下湾曲操作ノブ6がビス止め固定され
ている。そして上下用回転軸22は上記軸受体14内に
回転自在に嵌挿され、上記上下湾曲用のプーリ18に、
一体となって回転するように角軸23を介して連結され
ている。
また、上記上下用回転軸22の内側には防水用の0リン
グ24を挟んで左右湾曲操作用の回転軸(以下「左右用
回転軸」という)25が上記軸体15に回転自在に嵌着
されており、その突端部には左右湾曲操作ノブ7がビス
止め固定され、他端部には左右湾曲用のプーリ19が、
一体となって回転するように角軸26を介して連結され
ている。
グ24を挟んで左右湾曲操作用の回転軸(以下「左右用
回転軸」という)25が上記軸体15に回転自在に嵌着
されており、その突端部には左右湾曲操作ノブ7がビス
止め固定され、他端部には左右湾曲用のプーリ19が、
一体となって回転するように角軸26を介して連結され
ている。
上述のような構成により、上下湾曲操作ノブ6を回転さ
せると上下用回転軸22を介してプーリ18が回転して
操作ワイヤ4が牽引され、湾曲部2が上又は下方向に屈
曲する。同様にして、左右湾曲操作ノブ7を回転させる
と、湾曲部2が左又は右方向に屈曲する。尚、操作ワイ
ヤ4,5が巻回された溝20は操作ワイヤ4,5の直径
の数倍の深さを有しており、ゆるみ側となる操作ワイヤ
のたるみは、この溝20内において吸収される。
せると上下用回転軸22を介してプーリ18が回転して
操作ワイヤ4が牽引され、湾曲部2が上又は下方向に屈
曲する。同様にして、左右湾曲操作ノブ7を回転させる
と、湾曲部2が左又は右方向に屈曲する。尚、操作ワイ
ヤ4,5が巻回された溝20は操作ワイヤ4,5の直径
の数倍の深さを有しており、ゆるみ側となる操作ワイヤ
のたるみは、この溝20内において吸収される。
30は、上下湾曲操作ノブ6の最大回転角を規制するた
めの上下湾曲用最大角度調整機構であり、第3図をも参
照しつつ説明する。この最大角度調整機構30は、上記
軸受体14にビス止め固定された一対の固定部材31と
、上下用回転軸22に角軸23により一体となって回動
するように取着された回動部材33と、それら固定部材
31と回動部材33との間に回転自在に遊挿された遊動
部材34よりなる。
めの上下湾曲用最大角度調整機構であり、第3図をも参
照しつつ説明する。この最大角度調整機構30は、上記
軸受体14にビス止め固定された一対の固定部材31と
、上下用回転軸22に角軸23により一体となって回動
するように取着された回動部材33と、それら固定部材
31と回動部材33との間に回転自在に遊挿された遊動
部材34よりなる。
その固定部材31は、各々鍔付きの筒を80度程度の角
度の扇形に切り出した形状であり、軸受体14に形成さ
れた長孔35を挟んで補助板を介してビス40により固
定されている。したがって上記長孔35の長さの範囲で
一対の固定部材31間のクリアランスを例えば60度〜
150度の範囲で任意に調整することができる。また、
回動部材33の外周には突起37が形成され、遊動部材
34には、回動部材の突起37と当接する突出片38と
、固定部材31と当接する突出片39とが互いに逆方向
に折り曲げ形成されている。
度の扇形に切り出した形状であり、軸受体14に形成さ
れた長孔35を挟んで補助板を介してビス40により固
定されている。したがって上記長孔35の長さの範囲で
一対の固定部材31間のクリアランスを例えば60度〜
150度の範囲で任意に調整することができる。また、
回動部材33の外周には突起37が形成され、遊動部材
34には、回動部材の突起37と当接する突出片38と
、固定部材31と当接する突出片39とが互いに逆方向
に折り曲げ形成されている。
このように構成された最大角度調整機構30は、上下湾
曲操作ノブ6を回転させることにより、上下用回転輪2
2を介して回動部材33が回転し、その突起37が遊動
部材34の突出片38を押して回動部材33と遊動部材
34とが一体となって回転し、遊動部材34の突出片3
9が固定部材31とぶつかったところで停止する。この
ようにして上下湾曲操作ノブの最大回転角が規制され、
固定部材31の固定位置を調整することにより湾曲部2
の上下方向の最大湾曲角を任意に調整することができる
。
曲操作ノブ6を回転させることにより、上下用回転輪2
2を介して回動部材33が回転し、その突起37が遊動
部材34の突出片38を押して回動部材33と遊動部材
34とが一体となって回転し、遊動部材34の突出片3
9が固定部材31とぶつかったところで停止する。この
ようにして上下湾曲操作ノブの最大回転角が規制され、
固定部材31の固定位置を調整することにより湾曲部2
の上下方向の最大湾曲角を任意に調整することができる
。
上下湾曲操作ノブ6を逆方向に回転させると、それに追
従して回動部材33だけが回転し、第3図の矢印Aに示
されるように、回動部材33が半回転近くしたところで
その突起37が遊動部材34の突出片38にぶつかって
、回動部材33と遊動部材34とが一体となって回転し
始め、遊動部材34の突出片39が反対側の固定部材3
1とぶつかったところで停止する。このように、本実施
例の最大角度調整機構30は、固定部材31と回動部材
33との間に遊動部材34を介挿したことにより、湾曲
操作ノブの回転角を非常に大きく、例えば1回転以上と
ることができ、また、操作ワイヤの移動ストロークの長
い内視鏡から短い内視鏡まで、各種の内視鏡に自在に対
応することができる。
従して回動部材33だけが回転し、第3図の矢印Aに示
されるように、回動部材33が半回転近くしたところで
その突起37が遊動部材34の突出片38にぶつかって
、回動部材33と遊動部材34とが一体となって回転し
始め、遊動部材34の突出片39が反対側の固定部材3
1とぶつかったところで停止する。このように、本実施
例の最大角度調整機構30は、固定部材31と回動部材
33との間に遊動部材34を介挿したことにより、湾曲
操作ノブの回転角を非常に大きく、例えば1回転以上と
ることができ、また、操作ワイヤの移動ストロークの長
い内視鏡から短い内視鏡まで、各種の内視鏡に自在に対
応することができる。
上記の固定部材31を軸受体14に固定するビス40は
、操作部本体11から突設された上下湾曲操作ノブ6と
操作部本体11との間、即ち突設部の基部に設けられて
いる。その外周には、組立上の便宜により3つの部品4
1a、41b、41Cで構成された円筒状のカバー41
が、0リング12.42.43を介して操作部本体11
に形成された孔13の内面に密着して水密的に配置され
ている。
、操作部本体11から突設された上下湾曲操作ノブ6と
操作部本体11との間、即ち突設部の基部に設けられて
いる。その外周には、組立上の便宜により3つの部品4
1a、41b、41Cで構成された円筒状のカバー41
が、0リング12.42.43を介して操作部本体11
に形成された孔13の内面に密着して水密的に配置され
ている。
カバー41は、通常の状態では第1図に示されるように
、上半部が操作部本体11から突出して設けられて、最
大角度調整機構30を水密に覆っているが、ビス44を
ゆるめてカバー41をスライドさせ、孔13内に没入さ
せることができる。
、上半部が操作部本体11から突出して設けられて、最
大角度調整機構30を水密に覆っているが、ビス44を
ゆるめてカバー41をスライドさせ、孔13内に没入さ
せることができる。
そしてこの状態で、ドライバなどでビス40を回転させ
ることによって、固定部材31の固定位置を調整するこ
とができる。
ることによって、固定部材31の固定位置を調整するこ
とができる。
70は、上下湾曲操作ノブ6を任意の回転状態に保持す
るための上下湾曲用の湾曲保持機構であり、上下湾曲用
最大角度調整機構30と上下湾曲操作ノブ6との間に設
けられている。
るための上下湾曲用の湾曲保持機構であり、上下湾曲用
最大角度調整機構30と上下湾曲操作ノブ6との間に設
けられている。
その中で、71は、左右用回転軸25と一体となって回
転する回転盤、72は、軸方向にスライドはするが回転
はしないように軸受体14の角軸73に嵌め合わされた
非回転盤である。この非回転盤72には、リング74を
介してドーナツ状の摩擦盤75が固着されており、この
摩擦盤75が回転盤71に押し付けられると、上下湾曲
操作ノブ6に摩擦抵抗が加わって、このノブ6を任意の
回転状態に保持することができる。
転する回転盤、72は、軸方向にスライドはするが回転
はしないように軸受体14の角軸73に嵌め合わされた
非回転盤である。この非回転盤72には、リング74を
介してドーナツ状の摩擦盤75が固着されており、この
摩擦盤75が回転盤71に押し付けられると、上下湾曲
操作ノブ6に摩擦抵抗が加わって、このノブ6を任意の
回転状態に保持することができる。
76は、非回転盤72とピッチの大きい左ねじで螺合し
て回転自在に設けられた駆動体であり、第1及び第2の
2つの中間リング77.78を介して、この駆動体76
に操作レバー79が連結固着されている。したがって、
操作レバー79を回動操作することによって、駆動体7
6が回転し、それによって摩擦盤75が回転盤71に押
し付けられる。80.81は、駆動体76の周囲から装
置内に水が入るのを防ぐための0リングである。
て回転自在に設けられた駆動体であり、第1及び第2の
2つの中間リング77.78を介して、この駆動体76
に操作レバー79が連結固着されている。したがって、
操作レバー79を回動操作することによって、駆動体7
6が回転し、それによって摩擦盤75が回転盤71に押
し付けられる。80.81は、駆動体76の周囲から装
置内に水が入るのを防ぐための0リングである。
また、第4図にも示されるように、リング74には円弧
状に長溝82が穿設され、第1の中間リング77にねじ
止め固定されたストッパピン83が長溝82内に係合し
ている。したがって、操作レバー79の回動範囲は、こ
のストッパピン83が長溝82内で移動できる範囲に制
限されている。また、長溝82内には、ストッパピン8
3を移動範囲の両端で安定した状態で停止させるための
クリックバネ84が設けられている。
状に長溝82が穿設され、第1の中間リング77にねじ
止め固定されたストッパピン83が長溝82内に係合し
ている。したがって、操作レバー79の回動範囲は、こ
のストッパピン83が長溝82内で移動できる範囲に制
限されている。また、長溝82内には、ストッパピン8
3を移動範囲の両端で安定した状態で停止させるための
クリックバネ84が設けられている。
なお、前述のカバー41を固定するビス44は第2の中
間リング78に設けられており、カバー41は操作レバ
ー79と一体となって回動される。
間リング78に設けられており、カバー41は操作レバ
ー79と一体となって回動される。
左右用回転軸25の上端部付近には、0リング54を介
してケース52が水密に取り付けられている。53はE
型止め輪である。また、軸体15の突端部の角軸55に
は、非回転盤91が回転しないように取着されている。
してケース52が水密に取り付けられている。53はE
型止め輪である。また、軸体15の突端部の角軸55に
は、非回転盤91が回転しないように取着されている。
50は、ケース52内に配置されて、左右湾曲操作ノブ
7の最大回転角を規制する左右湾曲用最大角度調整機構
であり、第5図をも参照しつつ説明する。
7の最大回転角を規制する左右湾曲用最大角度調整機構
であり、第5図をも参照しつつ説明する。
左右湾曲用最大角度調整機構50は、非回転盤91にビ
ス58により固定された一対の固定部材59と、左右用
回転軸25と角軸51を介して連結されて一体となって
回転する回動部材61と、それら固定部材59と回動部
材61との間に回転自在に遊挿された遊動部材62より
なる。
ス58により固定された一対の固定部材59と、左右用
回転軸25と角軸51を介して連結されて一体となって
回転する回動部材61と、それら固定部材59と回動部
材61との間に回転自在に遊挿された遊動部材62より
なる。
非回転盤、91は軸方向にはスライドするが回転はしな
いように軸体15の角軸92部に嵌め合わされている。
いように軸体15の角軸92部に嵌め合わされている。
一方、固定部材59には長孔63が形成され、そこに固
定用のビス58が通されており、その長孔63の長さの
範囲で固定部材59の固定位置を任意に調整することが
できる。また、回動部材61の外周部には突起64が形
成され、遊動部材62には、回動部材61の突起64と
当接する突出片65と、固定部材59に当接する突出片
66とが逆向きに突出形成されている。したがって、こ
の左右湾曲用最大角度調整機構50は、上述した上下湾
曲用最大角度調整a!I構30と同様の動作をする。
定用のビス58が通されており、その長孔63の長さの
範囲で固定部材59の固定位置を任意に調整することが
できる。また、回動部材61の外周部には突起64が形
成され、遊動部材62には、回動部材61の突起64と
当接する突出片65と、固定部材59に当接する突出片
66とが逆向きに突出形成されている。したがって、こ
の左右湾曲用最大角度調整機構50は、上述した上下湾
曲用最大角度調整a!I構30と同様の動作をする。
90は、左右湾曲操作ノブ7を任意の回転状態に保持す
るための左右湾曲用の湾曲保持機構である。
るための左右湾曲用の湾曲保持機構である。
その中で、前述の非回転盤91にはドーナツ状の摩擦盤
92が固着されており、この摩擦盤92が前述の回動部
材61に押し付けられると、左右湾曲操作ノブ7に摩擦
抵抗が加わって、このノブ7を任意の回転状態に保持す
ることができる。
92が固着されており、この摩擦盤92が前述の回動部
材61に押し付けられると、左右湾曲操作ノブ7に摩擦
抵抗が加わって、このノブ7を任意の回転状態に保持す
ることができる。
93は軸体15に左ねじにより螺合する駆動体であり、
その外側にはカバー100及び操作つまみ94がねじ止
め固定されている。また駆動体93には、非回転盤91
と右ねじで螺合するリング95がねじ止め固定されてい
る。したがって、操作つまみ94を回転操作することに
よって駆動体93及びリング95を介して非回転盤91
が軸方向にスライドして、摩擦盤92が一回動部材61
に押し付けられる。96.97はカバー93の周囲から
装置内に水が入るのを防ぐための0リングである。
その外側にはカバー100及び操作つまみ94がねじ止
め固定されている。また駆動体93には、非回転盤91
と右ねじで螺合するリング95がねじ止め固定されてい
る。したがって、操作つまみ94を回転操作することに
よって駆動体93及びリング95を介して非回転盤91
が軸方向にスライドして、摩擦盤92が一回動部材61
に押し付けられる。96.97はカバー93の周囲から
装置内に水が入るのを防ぐための0リングである。
また、第6図にも示されるように、リング95には円弧
状に長溝98が穿設されており、非回転盤91に固定部
材59を固定するねじとして共用されているストッパピ
ン58aが、長溝98内に係合している。したがって、
操作つまみ94の回転角度は、このストッパピン58a
が長溝98内で移動できる範囲に制限されている。また
、長溝98内には、ストッパピン58aをその移動範囲
の両端で安定した状態で停止させるためのクリックバネ
99が設けられている。
状に長溝98が穿設されており、非回転盤91に固定部
材59を固定するねじとして共用されているストッパピ
ン58aが、長溝98内に係合している。したがって、
操作つまみ94の回転角度は、このストッパピン58a
が長溝98内で移動できる範囲に制限されている。また
、長溝98内には、ストッパピン58aをその移動範囲
の両端で安定した状態で停止させるためのクリックバネ
99が設けられている。
[発明の効果]
本発明の内視鏡の湾曲操作装置によれば、カバーによっ
て最大角度調整機構が覆われ、そのカバーを操作部内に
没入させることにより最大角度調整機構の調整を容易に
行って、湾曲操作ノブの最大回転角度、即ち湾曲部の最
大湾曲角を容易に調整することかでごろ。
て最大角度調整機構が覆われ、そのカバーを操作部内に
没入させることにより最大角度調整機構の調整を容易に
行って、湾曲操作ノブの最大回転角度、即ち湾曲部の最
大湾曲角を容易に調整することかでごろ。
そして、そのような調整の際にカバーは操作部内に没入
する方向に移動し、湾曲操作ノブ側にカバーを移動させ
るためのスペースをとる必要がないので、湾曲操作ノブ
を操作部から離すことなく、最大角度調整機構と湾曲操
作ノブとの間に湾曲保持機構を設け、湾曲操作の操作性
を損なうことなく湾曲状態の保持をすることができる優
れた効果を有する。
する方向に移動し、湾曲操作ノブ側にカバーを移動させ
るためのスペースをとる必要がないので、湾曲操作ノブ
を操作部から離すことなく、最大角度調整機構と湾曲操
作ノブとの間に湾曲保持機構を設け、湾曲操作の操作性
を損なうことなく湾曲状態の保持をすることができる優
れた効果を有する。
第1図は本発明の実施例の断面図、
第2図は内視鏡の全体正面図、
第3図はL下情曲用最大角度調整機構の部分斜視図、
第4図は上下湾曲用湾曲保持機構の部分平面図、
第5図は左右湾曲用最大角度調整機構の部分斜視図、
第6図は左右湾曲用湾曲保持機構の部分平面図である。
1・・・挿入部、2・・・湾曲部、3・・・操作部、4
・・・操作ワイヤ、6・・・上下湾曲操作ノブ、11・
・・操作部本体、13・・・孔、30・・・上下湾曲用
最大角度調整機構、41・・・カバー、70・・・上下
湾曲用湾曲保持機構。
・・・操作ワイヤ、6・・・上下湾曲操作ノブ、11・
・・操作部本体、13・・・孔、30・・・上下湾曲用
最大角度調整機構、41・・・カバー、70・・・上下
湾曲用湾曲保持機構。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 挿入部の先端に形成された屈曲自在な湾曲部から挿入部
の基端に連結された操作部に操作ワイヤを引き通し、操
作部に突設された湾曲操作ノブを回動させることにより
上記操作ワイヤを牽引して上記湾曲部を屈曲させるよう
にした内視鏡の湾曲操作装置において、 上記突設部の基部内に、上記湾曲操作ノブの最大回転角
を調整する最大角度調整機構を設け、その最大角度調整
機構を水密に覆うカバーを上記操作部に対して突没自在
に設けて、そのカバーを操作部内に没入させることによ
り上記最大角度調整機構を外部から調整し得るように構
成すると共に、上記湾曲操作ノブを任意の回転位置に保
持する湾曲保持機構を上記突設部の最大角度調整機構と
湾曲操作ノブとの間に設けたことを特徴とする内視鏡の
湾曲操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1264218A JP2756714B2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | 内視鏡の湾曲操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1264218A JP2756714B2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | 内視鏡の湾曲操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03126427A true JPH03126427A (ja) | 1991-05-29 |
JP2756714B2 JP2756714B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=17400138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1264218A Expired - Fee Related JP2756714B2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | 内視鏡の湾曲操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2756714B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0541501U (ja) * | 1991-11-15 | 1993-06-08 | 富士写真光機株式会社 | 内視鏡のアングル操作装置 |
-
1989
- 1989-10-09 JP JP1264218A patent/JP2756714B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0541501U (ja) * | 1991-11-15 | 1993-06-08 | 富士写真光機株式会社 | 内視鏡のアングル操作装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2756714B2 (ja) | 1998-05-25 |
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JPH0254086B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090313 Year of fee payment: 11 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |