JP2000229061A - 内視鏡のアングル操作装置 - Google Patents

内視鏡のアングル操作装置

Info

Publication number
JP2000229061A
JP2000229061A JP11033209A JP3320999A JP2000229061A JP 2000229061 A JP2000229061 A JP 2000229061A JP 11033209 A JP11033209 A JP 11033209A JP 3320999 A JP3320999 A JP 3320999A JP 2000229061 A JP2000229061 A JP 2000229061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
angle
driven
knob
auto
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11033209A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4362664B2 (ja
Inventor
Susumu Oshiro
晉 大城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP03320999A priority Critical patent/JP4362664B2/ja
Publication of JP2000229061A publication Critical patent/JP2000229061A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4362664B2 publication Critical patent/JP4362664B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートロック機構を備えたアングル操作装置
におけるアングル部の湾曲状態でのロック機能を損なわ
ず、しかもアングル部に外力が作用した時には、容易に
追従して曲がるようにする。 【解決手段】 プーリ20に連結した従動回動体31の
テーパ面41a,41bと共に、鋼球38a,38bが
係合して、オートロック機能を発揮させるための規制部
材37の上下の端面を、支持ドラム15の内面に螺挿し
たリングナット50に設けた円環状摩擦板51と、皿ば
ね52により付勢されている押し上げリング54との間
に挾持させて、その間にロック荷重となる所定の摩擦力
を作用させるように装着し、アングル部に外力が作用し
た時には、規制部材37を従動回動体31に追従して共
回りさせる。従動を設け、規制部材37の上端面をこの
円環状摩擦板51に当接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用等として用
いられる内視鏡に設けられ、挿入部の先端部分を所望の
方向に向けるためのアングル部を遠隔操作により湾曲さ
せるためのアングル操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】医療用等として用いられる内視鏡は、一
般に、図6に示した構成となっている。図中において、
1は本体操作部、2は挿入部、3はユニバーサルコード
である。挿入部2は、先端側から先端硬質部2a,アン
グル部2b,軟性部2cから構成され、先端硬質部2a
には、図示は省略するが、照明部,観察部,処置具等の
導出部、その他の機構を備えている。アングル部2bは
先端硬質部2aを所望の方向に向けるために、上下及び
左右に湾曲操作可能となっている。さらに、軟性部2c
は挿入部2が曲がった挿入経路に沿って挿入される際
に、この経路の曲がりに追従できるように、軟性構造と
なっている。
【0003】アングル部2bは、前述したように、上下
及び左右に湾曲できるようになっているが、その操作、
つまりアングル操作は、本体操作部1に設けたアングル
操作装置4により遠隔操作で行えるようになっている。
このために、図7に示したように、アングル部2bは、
多数のアングルリング5を上下及び左右に順次枢着し
た、所謂節輪構造となっており、かつ上下及び左右の位
置にそれぞれ各一対のアングル操作用のワイヤ6が挿通
されている。上下の対のワイヤ6,6の一方を引っ張
り、他方を繰り出すと、アングル部2bは上下方向に湾
曲する。また左右の対のワイヤ6,6の一方を引っ張
り、他方を繰り出すと、アングル部2bは左右に湾曲す
る。さらに、これら各対のワイヤを複合的に押し引き操
作すると、アングル部2bは捩れながら湾曲する。この
結果、観察視野の方向が規定される先端硬質部2aを任
意の方向に向けることができる。
【0004】以上のアングル操作は、術者が本体操作部
1を把持する手の指で操作できるようになっている。従
って、アングル操作装置4は、本体操作部1を把持した
時に、手指操作を行い易い位置に設けられる。また、ア
ングル操作はアングル部2bを上下及び左右の2つの方
向に湾曲させるものであるから、アングル操作装置4と
しては、2つのアングル操作用のノブ7a,7bを備え
ており、これらのノブ7a,7bを適宜の方向に回動さ
せることによって、ワイヤ6が押し引きされる。このた
めに、図示は省略するが、本体操作部1の内部には上下
アングル操作用のプーリと、左右アングル操作用のプー
リとが設けられ、これら各プーリにそれぞれ各一対のワ
イヤが巻回して設けられる。そして、両プーリを同軸に
設けることによって、ノブ7a,7bの回動中心を一致
させ、もってこれらのノブ7a,7bの操作を容易にし
ている。
【0005】ノブ7a,7bを操作するとアングル部2
bが湾曲して、先端硬質部2aを所望の方向に向けて観
察視野を変えた状態で視野を固定したい時には、所望の
湾曲状態でロックできるようにする必要がある。このた
めに、アングル操作装置4にはロック機構が設けられる
が、図示したものにでは、ロックレバー8とロックつま
み9とでロック機構が構成されている。従って、本体操
作部1の壁面に近い側のノブ7aを回動させた状態でロ
ックさせるには、ロックレバー8を操作し、また外側の
ノブ7bを回動させた状態で、その位置に保持するには
ロックつまみ9を操作することにより、ノブ7a,7b
がその位置で固定される。一方、ロック解除を行う際に
もこれらロックレバー8及びロックつまみ9を操作す
る。このように、ノブ7a,7bとは独立にロック操作
を行う構成とした場合には、操作が面倒になる。
【0006】以上のことから、ノブを回動させて、アン
グル部を所望の状態まで湾曲させ、その位置でノブから
手を離せば、アングル部が自動的にロックされる、所謂
オートロック機構付きのアングル操作装置が、例えば特
開昭61−284722号公報や特開昭62−1868
37号公報において示されている。
【0007】この公知のオートロック機構付きのアング
ル操作装置にあっては、ロックレバーやロックつまみを
用いた独立のロック機構方式とは異なり、ノブの操作に
より直接プーリを回動させるのではなく、プーリを回動
させる回動操作手段を、ノブにより回動する駆動部とプ
ーリに連結した従動部とに分割し、これら駆動部と従動
部との間に連動部材を設けるように構成している。そし
て、ノブを回動操作した時には、直ちにプーリにまで操
作力を及ぼすのではなく、ノブにより駆動部が所定角度
だけ動いた時にプーリに直結した従動部が動き始めるよ
うにしている。そして、従動部にテーパ面を形成すると
共に、本体操作部のケーシング等に規制部材を固定的に
設け、これらの間に鋼球や楔からなるロック部材を介装
し、かつこのロック部材を従動部のテーパ面と規制部材
とに圧接させる方向にばねを作用させて、従動部が回動
しないようにロックするようにしている。また、回動操
作手段における駆動部にはロック解除手段を設け、この
ロック解除手段は、前述した駆動部と従動部との差動に
より、駆動部の動きが先行する間にロック部材をばねに
抗して従動部のテーパ面から離脱させて、ロック解除を
行うようにする。
【0008】以上のように構成することによって、ノブ
を回動させた時に、駆動部が所定角度だけ単独で回動し
て、この駆動部に設けたロック解除機構によりロック部
材がロック解除する位置に変位させ、それ以後は連動部
材によりプーリに連結した従動部が追従して回動するこ
とになる。そして、ノブに対する操作力を解除するだけ
で、アングル部を湾曲した状態に固定できる。即ち、ノ
ブを操作している際には、常にばねが撓んだ状態となっ
ているので、操作力が解除されると、ばねの付勢力がロ
ック部材に及ぶことになる結果、ロック部材は従動部に
おけるテーパ面と規制部材との間に挾持されるようにな
って、従動部が回動できない状態、つまりロック状態に
なる。また、前述した従来技術では、ノブに連結した駆
動部を回動方向と直交する方向に移動可能となってお
り、ノブまたは駆動部をこの方向に変位させることによ
って、前述したロック部材によるプーリのロックが可能
な状態、つまりオートロック機能作動状態と、駆動部と
従動部とが常に連動して回動する状態、つまりオートロ
ック機能停止状態とに切り換えることができるようにし
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、オー
トロック機構付きのアングル操作装置を用いると、ロッ
ク手段を作動させるものと比較して、その操作性が向上
することになる。しかも、オートロック機能作動状態
と、オートロック機能停止状態とに切り換え可能とする
ことによって、術者の好み等に応じてモードの選択でき
るので、さらにアングル操作の操作性が向上する等極め
て優れた特徴がある。しかしながら、なおこの従来技術
のアングル操作装置にも問題点がない訳ではない。
【0010】ロックレバーやロックつまみ等の操作によ
る独立のロック機構方式、これらロックレバーやロック
つまみをロック解除状態にしておけば、ノブに対する操
作力を解除すると、ワイヤの張力による反力でアングル
部は真直ぐな状態に復帰することになり、またアングル
部に外力が加わると、アングル部はそれに追従して曲が
るようになる。従って、挿入部を体腔内等から引き抜く
際には、アングル部はその引き出し方向に追従すること
になる結果、この挿入部の引き抜きを円滑に、しかも患
者に苦痛等を与えることなく行える。しかしながら、オ
ートロック方式では、アングル部がどのような形状であ
っても自動的にロックされるから、それが湾曲している
と、ワイヤの張力の作用でアングル部は剛体乃至剛体に
近い状態になる。しかも、アングル部が体腔内に位置し
ていると、それがどのような状態になっているか、つま
り真直ぐな状態であるのか、湾曲しているのかは、術者
が容易には認識できない。このために、誤ってアングル
部が湾曲状態となっているまま、挿入部が引き抜かれる
可能性があり、そうすると引き抜きに対する抵抗が増大
すると共に、患者にとっては大きな苦痛を与える等とい
った問題点が生じることになる。
【0011】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、オートロック機構を
備えたアングル操作装置において、アングル部の湾曲状
態でのロック機能を損なうことがなく、しかも湾曲した
状態でロックされているアングル部に外力が作用した時
には、それに追従して容易に真直ぐな状態になるように
曲がるようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は、プーリにアングル操作用のワイヤを巻
回させて設け、ノブを備えた回動操作手段により前記プ
ーリに巻回したワイヤを押し引き操作することにより挿
入部のアングル部を遠隔操作により湾曲させるものであ
って、前記回動操作手段は、前記ノブ側の駆動部と前記
プーリ側の従動部との間に連動部材を介装して、駆動部
側が所定角度分だけ回動した時に従動部を連動回動させ
るようになし、また前記従動部に接離可能なロック部材
を設け、前記駆動部が単独で前記所定角度分回動した後
に、前記ロック部材のロックを解除して前記従動部を連
動回動させ、前記ノブに対する操作力が解除されると、
前記従動部が前記所定角度だけ逆回転した後に、この従
動部とその外側に配置した規制部材との間に前記ロック
部材を挾持するようにして従動部の動きをロックする構
成としたものであって、前記規制部材には前記ロック部
材のロック荷重を設定するロック荷重設定手段を作用さ
せ、このロック部材がロック位置にある時に、前記アン
グル部にこのロック荷重以上の外力が作用した時には、
前記従動部と前記規制部材とが共回りするように構成し
たことを特徴とするものである。
【0013】ここで、さらに、回動操作手段の駆動部に
は、その回動方向と直交する方向に移動可能となし、こ
の方向に移動させることによって、ロック部材が作動可
能なオートロック機能作動位置と、このロック部材がロ
ック位置には変位しないオートロック機能停止位置とに
切り換え可能な構成とすることができる。そして、この
場合には、ロック部材としては、楔部材と、この楔部材
に作用する付勢手段とから構成されるが、楔部材は例え
ば鋼球で構成することができる。そして、この鋼球をば
ねによりロック位置となるように付勢する構成となし、
また駆動部には、オートロック機能作動位置で鋼球が当
接する第1の円弧状受け面と、オートロック機能停止位
置に変位した時に鋼球が当接する第2の円弧状受け面と
を形成したロック解除手段を連結して設け、またこれら
第1,第2の円弧状受け面間にクリック用壁部を形成し
て、駆動部を、それぞれオートロック機能作動位置にあ
る状態と、オートロック機能停止位置にある状態とに位
置決め可能な構成とするのが望ましい。また、規制部材
を円筒状に形成し、この規制部材の内周面をロック部材
が当接する規制面とした場合には、この規制部材の上下
の端面のうち、一端面側に摩擦部材を当接させると共
に、他端面側には摩擦部材に圧接させる付勢手段を作用
させ、これら摩擦部材と付勢手段とでロック荷重設定手
段を構成することができる。さらに、このロック荷重設
定手段によってロック時の設定荷重を調整するには、摩
擦部材による摩擦力を調整できる構成とすれば良く、例
えば摩擦部材を固定部に対して位置調整可能に装着し、
この摩擦部材の位置を調整することによって、付勢手段
による規制部材への付勢力を調整可能な構成とすれば良
い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の一形態について説明する。まず、図1において、1
0は本体操作部のケーシング、また11はケーシング1
0内に設けた支持板である。アングル操作装置12は、
支持板11に装着されて、ケーシング10に形成した開
口10aから外部に導出されている。支持板11には中
空固定軸13が立設されると共に、この中空固定軸13
に対して所定の間隔をもって囲繞する支持筒体14が固
定的に設けられている。また、ケーシング10の開口1
0a内には、支持筒体14の先端側の縮径部14aに螺
合した第1の支持ケーシング15が挿嵌され、かつこの
第1の支持ケーシング15の上部にはキャップ16が螺
合されている。また、中空固定軸13の先端部には、第
2の支持ケーシング17が螺合されており、この第2の
支持ケーシング17にもキャップ18が螺合されてい
る。
【0015】アングル部を湾曲させるためのアングル操
作用のワイヤとしては、上下方向の湾曲操作用の一対の
ワイヤと、左右方向の湾曲操作用の一対のワイヤとの合
計4本設けられるが、これら各ワイヤは挿入部における
アングル部から本体操作部のケーシング10内に延在さ
れている。そして、これら2組の4本のワイヤは、それ
ぞれ同軸に設けた第1のプーリ20と、第2のプーリ2
1との外周面にそれぞれ一対設けた溝に巻回されてい
る。第1のプーリ20は中空固定軸13と支持筒体14
との間に配置され、また第2のプーリ21は中空固定軸
13の内部に配置されている。そして、これら両プーリ
20,21には、それぞれ回動操作手段22,23が連
設されている。第1の回動操作手段22は第1の支持ケ
ーシング15内から第2の支持ケーシング17の下部ま
での部位に配置され、また第2の回動操作手段23は第
2の支持ケーシング17内から外方に配置されている。
これら第1,第2の回動操作手段22,23は実質的に
同一の構成となっているので、以下においては、第1の
回動操作手段22の構成及びその作用を説明し、第2の
回動操作手段23については説明を省略し、図1には主
な対応部材に同一の符号で「′」をつけた符号を付けて
ある。
【0016】而して、30は回動軸であって、この回動
軸30は第1のプーリ20(以下、単にプーリ20とい
う)と一体的に設けられ、中空固定軸13と同軸に、し
かもこの中空固定軸13に対して回動自在に挿嵌された
中空の回動軸である。そして、この回動軸30には、第
1の支持ケーシング15(以下、単に支持ケーシング1
5という)の内部の位置において、従動回動体31が固
定して設けられている。これら回動軸30及び従動回動
体31は、第1の回動操作手段22(以下、単に回動操
作手段22という)における従動部を構成するものであ
り、従動回動体31を回動させると、プーリ20が回動
して、それに巻回した一対のワイヤが押し引き操作され
る。
【0017】また、32はアングル操作用のノブであっ
て、このノブ32には伝達用筒体33が連結して設けら
れ、この伝達用筒体33の下端部は支持ケーシング15
内に延在されており、この支持ケーシング15内におい
て、駆動アーム部34が連設されている。従って、これ
ら伝達用筒体33と駆動アーム部34とは、ノブ32を
操作した時に、このノブ32と一体回動する駆動部を構
成する。そして、ノブ32は、本体操作部を手で把持し
た時に、その手指で所定角度だけ往復回動操作できるよ
うになっている。
【0018】駆動アーム部34は従動回動体31の上部
に設けられており、従動回動体31には連動ピン35が
立設され、この連動ピン35は駆動アーム部34に形成
した透孔36に遊嵌されている。従って、従動側回動体
31に立設した連動ピン35と、駆動アーム部34に形
成され、連動ピン35が挿通される透孔36とにより駆
動側の操作により従動側を回動させる連動部材が構成さ
れる。しかも、伝達用筒体33は中空固定軸13に連設
した第2の支持ケーシング17におけるケーシング10
側への延在部17aに軸線方向に移動可能に嵌合されて
おり、また連動ピン35は、駆動アーム部34の透孔3
6より所定の長さだけ突出している。ノブ32,伝達用
筒体33及び駆動アーム部34からなる駆動部は、その
全体が図1に示した位置と、同図に仮想線で示した位置
とに変位可能となっており、仮想線の位置に変位させて
も、連動ピン35は駆動アーム部34の透孔36に挿嵌
された状態に保持される。
【0019】以上のように構成することによって、ノブ
32を回動操作した時に、その回動力は、伝達用筒体3
3,駆動アーム部34,連動ピン35,従動回動体31
及び回動軸30を順次介してプーリ20に伝達される
が、ノブ32に対する操作力を解除した時に、プーリ2
0がその位置で停止する、所謂オートロック機構を備え
ている。また、このオートロック機構が作動しない状
態、つまりノブ32に対する操作力を解除した時に、プ
ーリ20が自由に回動できる状態とに切り換えることが
できるようになっている。図1に示されているのはオー
トロック機能停止位置であって、駆動部を同図に仮想線
で示した位置が、オートロック機能作動位置である。
【0020】そこで、以下にオートロック機構について
説明する。ここで、オートロック機構は、従動部を構成
する従動回動体31と、支持ケーシング15内に設けた
円環状の規制部材37の内面との間に楔を係脱させるよ
うに構成したものである。また、ロック解除は駆動部を
構成する駆動アーム部34に一体に設けられている。こ
こで、ノブ32は正逆方向に回動するから、楔は一方向
への回動をロックするものと、他方向への回動をロック
するものとが対として設けられる。而して、図2及び図
3にオートロック機構の構成を示す。
【0021】これらの図において、38a,38bは楔
を構成する鋼球であり、また39はばね、40a,40
bはばね39の両端に設けたばね受けである。ばね受け
40a,40bはそれぞれ鋼球38a,38bに当接し
て、相互に離間する方向にばね39の付勢力が作用する
ようになっている。従って、これら鋼球38a,38b
と、ばね39及びばね受け40a,40bとによってロ
ック部材が構成され、このロック部材は、従動部を構成
する従動回動体31と規制部材37との間に1乃至複数
箇所(図面においては3箇所)設けられている。ここ
で、図3(a)はロック部材がロック位置となっている
状態を、また図3(b)ではロック解除位置となってい
る状態を、図3(c)ではオートロック機能停止状態を
それぞれ示す。
【0022】従動回動体31は厚肉の概略円環状に形成
した本体部31aを有し、この本体部31aからは支承
部31bが3箇所外向きに張り出すように連設されてい
る。ここで、支承部31bは薄肉の平坦な板状のもので
あって、この支承部31bの内周側から本体部31aが
上方に立ち上がる壁面はテーパ面41a,41bとなっ
ており、このテーパ面41a,41bは回転方向におけ
る相反する方向に向けて規制部材37の内面に近接する
方向に傾斜している。従って、鋼球38aがテーパ面4
1a側に、また鋼球38bがテーパ面41b側に配置さ
れ、ばね39の作用によって、それぞれテーパ面41
a,41bが狭くなって、規制部材37に近接する側に
向けて付勢力が作用している。この結果、従動回動体3
1と規制部材37との間に鋼球38a,38bが挾持さ
れ、鋼球38aにより図2の矢印P方向、鋼球38bに
より矢印Q方向に回動できないロックされる。なお、4
2はロック部材を構成するばね39を支承部31bの所
定の位置に確実に保持するためのばね押えである。
【0023】鋼球38a,38bを備えたロック部材
は、ノブ32を操作しない時には、図3(a)に示した
ロック位置に保持され、ノブ32を回動操作すると、図
3(b)に示したロック解除位置に変位する。このため
に、駆動アーム部34にはロック解除機構部43が連設
されている。これらロック解除機構部43は、従動回動
体31の本体部31aから張り出した3箇所の支承部3
1b間に形成された3箇所のスペースにおいて、駆動ア
ーム部34から下方に延在されており、その円周方向に
おける両端部には、図4に示したように、鋼球38a,
38bが接離可能な凹円弧面形状の第1の円弧状受け面
44a,44bを形成することにより構成される。
【0024】ここで、3箇所設けたロック機構部43に
おいて、第1の円弧状受け面44aが片側に、もう一つ
の第1の円弧状受け面44bはそれとは反対側に形成さ
れている。従って、回動操作部材22に対して何等の外
力も加わっていない時には、ばね39の付勢力によっ
て、鋼球38aが第1の円弧状受け面44aに、また鋼
球38bが第1の円弧状受け面44bに対して僅かな隙
間を置いた状態に保持される。そして、この時において
は、図3(a)に示したように、鋼球38a,38bは
ばね39の作用で規制部材37と従動回動体31の本体
部31aに形成したテーパ面41a,41bとに挾持さ
れた状態に保持され、しかも両鋼球38a,38bには
ばね39により等しい付勢力が作用している。
【0025】以上の状態では、駆動アーム部34は従動
回動体31に対して、回動方向に所定の位置関係となる
ように保持される。その位置関係は、従動回動体31側
に連結した連動ピン35の中心が駆動アーム部34に穿
設した透孔36の中心とほぼ一致した位置関係であり、
この状態では、連動ピン35の外面と透孔36の内面と
の間にほぼ均一な幅の円環状の隙間δが生じている。従
って、ノブ32を回動させると(例えば矢印P方向)、
この隙間δに相当する角度分だけは駆動部のみが回動
し、従動部には回動力が伝達されない。ロック解除機構
部43は駆動部側である駆動アーム部34に設けられて
いるので、このロック解除機構部43もノブ32の操作
に追従して所定角度分だけ回動する。この差動動作の結
果、回動方向によっては鋼球38aまたは38bのいず
れかがばね39に抗する方向に押動されて、図3(b)
に示したように、テーパ面41a(またはテーパ面41
b)における広がる側の方に移動するから、規制部材3
7との間の規制力が解除される。従って、ノブ32が隙
間δに相当する角度分以上回動し、連動ピン35を介し
て従動回動体31に回動力が伝達される状態になった時
には、鋼球38a(または38b)が自由状態になるの
で、従動部が追従回動することになる。なお、ロック解
除機構部43は一方側の鋼球にしか作用せず、反対側の
鋼球には力が及ばないが、この反対側の鋼球は従動回動
体31が回動する方向とは反対方向にロック機能を発揮
するものであるから、従動回動体31の回動に対して何
等の抵抗とならない。
【0026】以上のことから、ノブ32を回動させた時
には、隙間δに相当する角度だけはプーリ20は動か
ず、それ以上回動させると、ノブ32によりプーリ20
が回動駆動されて、アングル部がその回動操作量に応じ
た角度に湾曲することになる。なお、通常ノブ32の操
作には、多少の遊び、つまり無効ストロークを設けてお
くのが操作性の観点から望ましいものであり、前述した
隙間δに相当する分がこの無効ストロークとなる。ここ
で、隙間δによる無効ストロークは、ロック解除機構部
43による鋼球38a,38bの押動ストロークに依存
する。従って、テーパ面41a,41bのテーパ角によ
り隙間δを適宜の寸法に設定できるから、所望の無効ス
トロークを持たせることができる。
【0027】また、ロック解除機構部43には、第1の
円弧状受け面44a,44bの上部位置にそれぞれ第2
の円弧状受け面45a,45bが形成され、またこれら
第1,第2の円弧状受け面44a,45aと44b,4
5b間の移行部にはクリック用壁部46a,46bが形
成されている。ここで、第2の円弧状受け面45a,4
5bは第1の円弧状受け面44a,44bより寸法dだ
け浅い凹部となっている。従って、図5に示したよう
に、この第2の円弧状受け面45a,45bを鋼球38
a,38bに対面させた状態にすると、鋼球38a,3
8bはばね39に抗して相互に近接する方向に変位する
ことになる。この結果、図3(c)に示したように、鋼
球38a,38bは規制部材37と従動回動体31の本
体部31aにおけるテーパ面41a,41bにおいて、
鋼球38a,38bの直径より広い空間に配置されるこ
とになり、ロック機能が失われる。ノブ32を含む駆動
部を押し下げた時、つまり図1に示した位置とした時
に、この状態になる。従って、この状態にしている限り
は、オートロック機構は作動せず、ノブ32に対する操
作力を解除すると、ワイヤの張力とばね39の作用とに
よって、アングル部は真直ぐな状態に復帰する。
【0028】このように、鋼球38a,38bを含むロ
ック部材は、それにロック解除機構部43の第1の円弧
状受け面44a,44bが対面したオートロック機能作
動位置と、第2の円弧状受け面45a,45bが対面し
たオートロック機能停止位置とに切り換えることができ
るようになっている。この作動モードの切り換えは、ノ
ブ32を引き上げたり(オートロック機能作動位置)、
押し込んだり(オートロック機能停止位置)する操作に
より容易に行える。また、第1,第2の円弧状受け面4
4a,45aと44b,45b間の移行部にはクリック
用壁部46a,46bが形成されているから、オートロ
ック機能作動位置とオートロック機能停止位置とに切り
換える際には、鋼球38a,38bはこのクリック用壁
部46a,46bを乗り越えなければならないので、そ
の時にばね39が縮小することになる。従って、前述し
た切り換え時の操作感が得られると共に、ノブ32をオ
ートロック機能作動位置とオートロック機能停止位置と
に切り換えた時に、それぞれの位置に安定的に保持でき
るようになる。
【0029】而して、オートロック機能作動位置となっ
ている時には、ノブ32を操作している間は、駆動部と
従動部とが実質的に一体に動き、ノブ32に対する操作
力を解除すれば、その状態でロックするが、ロック状態
となった時に、従動回動体31が完全に固定されてしま
うと、特にワイヤに張力が作用している状態でロックさ
れると、アングル部は実質的に剛体乃至それに近い状態
となってしまう。そして、アングル操作が行われ、アン
グル部が湾曲している時であっても、ノブ32から手を
離してしまえば、アングル部は湾曲状態に固定される。
そうなると、挿入部を体腔内から引き抜こうとすると、
アングル部が湾曲したままで挿入経路に沿って引き戻さ
れる。挿入経路には狭窄な部位等があり、湾曲したアン
グル部が引っ掛かる等による患者の苦痛が増大すると共
に、挿入部の引き抜き操作にも支障を来すことになる。
【0030】以上のことから、アングル部に外力が作用
しない限り、その状態に保持し、一定以上の外力が作用
すると、この力で任意の方向に曲がるように構成してい
る。このために、楔として機能する鋼球38a,38b
が当接する一方の壁である規制部材37を完全に固定す
るのではなく、従動回動体31がある程度の力以上で回
動させる方向に力が加わった時に、規制部材37が従動
回動体31と共回りするように装着するようにしてい
る。このために、支持ケーシング15の内面には、リン
グナット50を螺挿させ、このリングナット50の下面
に円環状摩擦板51を設け、規制部材37の上端面をこ
の円環状摩擦板51に当接させる。一方、支持ケーシン
グ15の底面には皿ばね52が固定して設けられ、この
皿ばね52は規制部材37の下端面に当接する押し上げ
リング54に当接させるようにしている。そして、押し
上げリング54は支持ケーシング15内に上下動可能に
設けられており、リングナット50を螺回して下方に追
い込むと、規制部材37及び押し上げリング53が下方
に押動されて、皿ばね52が撓むようになり、この皿ば
ね52の撓みによる付勢力の作用で、規制部材37は円
環状摩擦板51と押し上げリング54との間に挾持さ
れ、その間に摩擦力が作用する。従って、規制部材37
はこの摩擦力で所定の位置に保持される。なお、図中に
おいて、55はリングナット50の回り止め部材であ
る。
【0031】このように構成することによって、プーリ
20に巻回したワイヤに所定値以上の張力が作用して、
このプーリ20を回動させようとすると、円環状摩擦板
51と押し上げリング54とに対する摩擦力に抗して規
制部材37が従動回動体31に追従して共回りするよう
になる。従って、円環状摩擦板51と押し上げリング5
4との間に作用する摩擦力により規制部材37のロック
荷重が設定されることになり、ロック荷重設定手段は、
これら円環状摩擦板51と皿ばね52の付勢力が作用す
る押し上げリング54を含むものであり、またリングナ
ット50の螺挿によりロック荷重を調整できるようにな
る。このようにして設定されたロック荷重以上の大きな
荷重が作用すると、つまり従動回動体31から鋼球38
aまたは38bを介して規制部材37に伝達されると、
従動回動体31をロックする力が失われ、荷重に追従す
る方向に回動操作手段22及びプーリ20が回動するこ
とになる。
【0032】ここで、アングル部を湾曲させると、ワイ
ヤに張力が作用し、その反力でプーリ20が回されよう
とする。この反力は従動回動体31に伝達されるから、
少なくともアングル部が最大湾曲角までアングル操作さ
れた時にも、その反力で規制部材37が強制回動させら
れるようであっては、オートロック機能を発揮しなくな
ってしまう。従って、リングナット50の螺挿度合いに
よるロック荷重は、このアングル部の最大湾曲角状態で
も、プーリに作用する反力に打ち勝つ程度のものとす
る。そこで、ロック荷重をこの反力より僅かに高い状態
に設定する。これによって、挿入部を体腔内から引き抜
く時等において、アングル部に外力が作用した時には、
それに円滑に追従して真直ぐとなるように曲がることに
なり、引き抜きに対する抵抗を最小限に抑制できる。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、オ
ートロック機構を備えたアングル操作装置におけるアン
グル部の湾曲状態でのロック機能を損なわず、しかもア
ングル部に外力が作用した時には、容易に追従して曲が
るようになり、挿入部を体腔内等から引き抜く操作を円
滑かつ容易に行える等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すアングル操作装置
の断面図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】オートロック機構の作動説明図である。
【図4】図2のY−Y断面図である。
【図5】オートロック機能停止状態にして示す図5と同
様の断面図である。
【図6】従来技術による内視鏡の全体構成図である。
【図7】図6のアングル部の内部構成図である。
【符号の説明】
1 本体操作部 2 挿入部 2b アングル部 10 ケーシング 12 アングル操作装置 15 第1の支持ケー
シング 17 第2の支持ケーシング 20 第1のプーリ 21 第2のプーリ 22 第1の回動操作
手段 23 第2の回動操作手段 30 回動軸 31 従動回動体 32 ノブ 33 伝達用筒体 34 駆動アーム部 35 連動ピン 36 透孔 37 規制部材 38a,38b 鋼球 39 ばね 41a,41b テー
パ面 43 ロック解除機構部 44a,44b 第1
の円弧状受け面 45a,45b 第2の円弧状受け面 50 リングナット 51 円環状摩擦板 52 皿ばね 53 固定リング 54 押し上げリング

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プーリにアングル操作用のワイヤを巻回
    させて設け、ノブを備えた回動操作手段により前記プー
    リに巻回したワイヤを押し引き操作することにより挿入
    部のアングル部を遠隔操作により湾曲させるものであっ
    て、前記回動操作手段は、前記ノブ側の駆動部と前記プ
    ーリ側の従動部との間に連動部材を介装して、駆動部側
    が所定角度分だけ回動した時に従動部を連動回動させる
    ようになし、また前記従動部に接離可能なロック部材を
    設け、前記駆動部が単独で前記所定角度分回動した後
    に、前記ロック部材のロックを解除して前記従動部を連
    動回動させ、前記ノブに対する操作力が解除されると、
    前記従動部が前記所定角度だけ逆回転した後に、この従
    動部とその規制部材との間に前記ロック部材を挾持する
    ようにして従動部の動きをロックする構成としたものに
    おいて、前記規制部材には前記ロック部材のロック荷重
    を設定するロック荷重設定手段を作用させ、このロック
    部材がロック位置にある時に、前記アングル部にこのロ
    ック荷重以上の外力が作用した時には、前記従動部と前
    記規制部材とが共回りするように構成したことを特徴と
    する内視鏡のアングル操作装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動部は、その回動方向と直交する
    方向に移動可能となし、この方向に移動させることによ
    って、前記ロック部材が作動可能なオートロック機能作
    動位置と、このロック部材がロック位置には変位しない
    オートロック機能停止位置とに切り換え可能な構成とし
    たことを特徴とする請求項1記載の内視鏡のアングル操
    作装置。
  3. 【請求項3】 前記ロック部材は鋼球と、この鋼球を前
    記ロック位置に付勢するばねとで構成し、また前記駆動
    部には、前記オートロック機能作動位置で前記鋼球が当
    接する第1の円弧状受け面と、前記オートロック機能停
    止位置に変位した時に前記鋼球が当接する第2の円弧状
    受け面とを形成したロック解除手段を連結して設け、ま
    たこれら第1,第2の円弧状受け面間にクリック用壁部
    を形成して、前記駆動部を、それぞれ前記オートロック
    機能作動位置にある状態と、前記オートロック機能停止
    位置にある状態とに位置決め可能な構成としたことを特
    徴とする請求項2記載の内視鏡のアングル操作装置。
  4. 【請求項4】 前記規制部材を円筒状に形成して、この
    規制部材の内周面を前記ロック部材が当接する規制面と
    した時に、前記ロック荷重設定手段は、前記ロック部材
    の上下の端面のうち、一端面側に当接する摩擦部材と、
    他端面側にこの規制部材を前記摩擦部材に圧接させる付
    勢手段とで構成したことを特徴とする請求項1記載の内
    視鏡のアングル操作装置。
  5. 【請求項5】 前記摩擦部材の摩擦力を調整可能な構成
    としたことを特徴とする請求項4記載の内視鏡のアング
    ル操作装置。
  6. 【請求項6】 前記摩擦部材は前記固定部に対して位置
    調整可能に装着し、この摩擦部材の位置を調整すること
    によって、前記付勢手段による前記規制部材への付勢力
    を調整可能な構成としたことを特徴とする請求項4記載
    の内視鏡のアングル操作装置。
JP03320999A 1999-02-10 1999-02-10 内視鏡のアングル操作装置 Expired - Fee Related JP4362664B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03320999A JP4362664B2 (ja) 1999-02-10 1999-02-10 内視鏡のアングル操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03320999A JP4362664B2 (ja) 1999-02-10 1999-02-10 内視鏡のアングル操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000229061A true JP2000229061A (ja) 2000-08-22
JP4362664B2 JP4362664B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=12380077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03320999A Expired - Fee Related JP4362664B2 (ja) 1999-02-10 1999-02-10 内視鏡のアングル操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4362664B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007313292A (ja) * 2006-04-26 2007-12-06 Pentax Corp 内視鏡の湾曲保持機構
EP2098159A1 (en) 2008-03-04 2009-09-09 FUJIFILM Corporation Endoscope
JP2009207670A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Fujifilm Corp 内視鏡
JP2010178886A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Fujifilm Corp 内視鏡
EP2220990A1 (en) 2009-02-18 2010-08-25 Fujifilm Corporation Endoscope
US8652030B2 (en) 2010-05-21 2014-02-18 Olympus Medical Systems Corp. Two-part bending endoscope

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007313292A (ja) * 2006-04-26 2007-12-06 Pentax Corp 内視鏡の湾曲保持機構
EP2098159A1 (en) 2008-03-04 2009-09-09 FUJIFILM Corporation Endoscope
JP2009207670A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Fujifilm Corp 内視鏡
JP2010178886A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Fujifilm Corp 内視鏡
EP2220990A1 (en) 2009-02-18 2010-08-25 Fujifilm Corporation Endoscope
US8317686B2 (en) 2009-02-18 2012-11-27 Fujifilm Corporation Endoscope
US8652030B2 (en) 2010-05-21 2014-02-18 Olympus Medical Systems Corp. Two-part bending endoscope

Also Published As

Publication number Publication date
JP4362664B2 (ja) 2009-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11998195B2 (en) Instrument with multiple articulation locks
JP4827598B2 (ja) 内視鏡の湾曲保持機構
US8845521B2 (en) Torque limiting mechanism of bendable portion control device for an endoscope
US6210337B1 (en) Ultrasonic endoscopic probe
US7828725B2 (en) Bent state holding mechanism of an endoscope
US5762067A (en) Ultrasonic endoscopic probe
JP4267017B2 (ja) 内視鏡
JP6042678B2 (ja) ブレーキ機構及びこれを備えた医療用マニピュレータ
EP3544480B1 (en) Endoscope head and endoscope provided therewith
EP0754429B1 (en) Ultrasonic endoscopic probe
JP2000229061A (ja) 内視鏡のアングル操作装置
CN117503027A (zh) 内窥镜及其操作手柄
JP2018000741A (ja) 内視鏡用ワイヤ牽引機構及び内視鏡
JP3233373B2 (ja) 内視鏡
JP3709128B2 (ja) 内視鏡の操作装置
JP3655813B2 (ja) 内視鏡の操作装置
JP2019080683A (ja) 内視鏡のアングル操作装置
JP2001275940A (ja) 内視鏡のアングル操作装置
JP4247603B2 (ja) 内視鏡のアングル操作装置
JP4643721B2 (ja) 内視鏡のアングル操作装置
JP2004154507A (ja) 内視鏡のアングル操作装置
JP2004154508A (ja) 内視鏡のアングル操作装置
CN219594674U (zh) 一种柔性膀胱手术器械
JP2004160104A (ja) 内視鏡のアングル操作装置
WO2022082381A1 (zh) 驱动组件、执行机构及手术机器人

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051024

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090520

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090616

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090722

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090804

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130828

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees