JP2001275940A - 内視鏡のアングル操作装置 - Google Patents

内視鏡のアングル操作装置

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JP2001275940A
JP2001275940A JP2000096194A JP2000096194A JP2001275940A JP 2001275940 A JP2001275940 A JP 2001275940A JP 2000096194 A JP2000096194 A JP 2000096194A JP 2000096194 A JP2000096194 A JP 2000096194A JP 2001275940 A JP2001275940 A JP 2001275940A
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angle
rotating shaft
fixing ring
shaft
ring
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Hiroshi Nakamura
浩 中村
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回動軸にDカット部を形成し、この回動軸に
嵌合される固定リングに回動軸の角形部に嵌合する角孔
を穿設することによって、固定リングを容易に形成でき
るようにする。 【解決手段】 第2の支軸9の外周面に設けたねじ部9
aに螺合して設けたねじリング14により回動軸10の
軸線方向に移動させられる摩擦部材16が接離する固定
リング18は回動軸10に相対回動不能に嵌合される
が、この固定リング18は外周が円形の平板から構成さ
れ、その中央部には回動軸10への嵌合用の角孔18a
が穿設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡の挿入部に
おける先端部分をアングル操作するために、操作部に装
着されるアングル操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の挿入部は、その大半の部分が柔
軟性を有する軟性部で構成され、先端部分は照明窓や観
察窓等を設ける関係から硬質部となり、この硬質部と軟
性部との間にアングル部が形成される。このアングル部
は遠隔操作で上下方向、または上下、左右方向に湾曲さ
せることができ、もって先端の硬質部を所望の方向に向
けられるようになっている。4方向にアングル操作を可
能ならしめるために、アングル部は多数のアングルリン
グを上下,左右に交互に枢着してなる多節機構を有する
構成となし、このアングル部には先端が硬質部に固定さ
れた4本の操作ワイヤを挿通し、これら各操作ワイヤを
挿入部に連設した本体操作部内に延在させて、この本体
操作部からの遠隔操作で押し引き操作するようになって
いる。
【0003】本体操作部において、操作ワイヤを操作す
るために、アングル操作装置が設けられる。上下及び左
右に湾曲できるアングル部では、上下アングル操作用の
一対の操作ワイヤと、左右アングル操作用の一対の操作
ワイヤとがそれぞれアングル操作装置を構成するプーリ
に巻回される。従って、プーリは2個備えているが、こ
れら両プーリは同軸に配置されて、本体操作部に設けた
支軸に支持させるようにしている。従って、両プーリの
回動軸は同軸に設けられて、本体操作部の外部に導出さ
れ、これら両回動軸には、それぞれアングル操作手段と
してのアングルノブなりアングルレバーが連設されてい
る。従って、内視鏡を操作する術者等は、このアングル
ノブを手指で回動操作することによって、アングル部を
所望の方向に湾曲させて、先端硬質部を所望の方向に向
けることができるようになっている。
【0004】また、アングル操作装置には、アングルノ
ブを所要量回動させた状態で、つまりアングル部を所定
角度湾曲させた状態で、手指を離してもその角度状態を
維持するように、ロック手段を備える構成としている。
このロック手段は、回動軸に固定して設けた固定リング
と、この固定リングに接離する摩擦部材を備えたロック
作動部材とを含み、さらにレバーやリング等からなるロ
ック操作手段を備える構成としている。ロック操作手段
は術者等による手指操作可能なものであり、ロック作動
部材を作動させて、摩擦板を固定リングに圧接させるこ
とによって、回動軸の回動停止がなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した固定リング
は、ロック作動部材と当接した時に、所定のブレーキ力
を作用させる作動面を備える構成となし、また回動軸に
対して相対回動不能に嵌合させるようにしなければなら
ない。このために、固定リングの外周及び内周が円形と
なったリング部に板厚方向に突出する角孔部を設け、ま
た回動軸にはDカット部を形成して、角孔部をDカット
部に係合させるようにしていた。このために、固定リン
グの構成が複雑になり、加工も困難になるという問題点
がある。
【0006】また、回動軸にDカット部に連なる位置に
段差部を形成し、固定リングをこの段差部に当接させる
が、この固定リングに当接するようにして回動軸にアン
グルノブを連結した軸駆動部材を嵌合させ、この軸駆動
部材の端面を固定リングに当接させて、さらに回動軸に
押え環を螺合させることによって、固定リングを回動軸
の軸線方向に固定する構成としている。一方、摩擦部材
を有するロック作動部材を装着する際には、ロック状態
及びロック解除状態において、ロック操作手段の位置が
所定の位置となっていなければならない。従って、ロッ
ク状態でのロック操作手段の位置を基準として、ロック
作動部材の回転方向の位置調整を行うことになるが、固
定リングがアングルノブに連結した軸駆動部材と一体に
押え環で固定されているので、ロック手段単独でこのロ
ック作動部材の位置調整を行うことができないようにな
っており、従ってロック作動部材の位置調整は極めて面
倒なものとなるという欠点もある。
【0007】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、固定リングの構成を
簡略化できるようにすることにある。また、本発明の他
の目的は、このような簡単な構造の固定リングを回動軸
に回り止め固定した状態で、アングルノブ等を組み付け
る前の段階でロック作動部材に連結したロック操作手段
の方向調整を容易に行えるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は、内視鏡の本体操作部に装着されて、挿
入部におけるアングル部を湾曲操作するために、少なく
とも一対の操作ワイヤが取り付けられるプーリと、支軸
に同軸に嵌合させて設けられ、前記プーリに連結した回
動軸と、この回動軸を回動駆動するためのアングル操作
手段と、前記回動軸を所望の角度状態に固定するため
に、この回動軸に嵌合させて設けた固定リングと、前記
回動軸の軸線方向に移動可能な摩擦部材を含むロック作
動部材と、前記支軸に螺合され、回動操作により前記ロ
ック作動部材の前記摩擦部材を前記固定リングに圧着さ
せるロック操作手段とからなるロック手段とを備えた内
視鏡のアングル操作装置であって、前記回動軸には、そ
の前記固定リングの嵌合部外周面にDカット部を形成
し、また固定リングには、この回動軸のDカット部に相
対回動不能に嵌合する角孔を板厚方向に貫通するように
形成する構成としたことをその特徴とするものである。
【0009】また、回動軸にはDカット部に連なる段差
を設け、固定リングはこの段差に当接させると共に、こ
の回動軸に押え環を螺合させて、この押え環と段差との
間に挾持させる構成とすることによって、ロック手段の
みを回動軸に装着した状態で、つまりアングルノブ等を
装着する前の段階で、ロック作動部材に固定した摩擦板
の係合位置とロック作動部材に連結した操作手段の方向
との調整を容易に行えるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。本実施の形態においては、
アングル部を上下、左右に湾曲操作させることができる
ように構成したものを示す。しかしながら、例えば上下
方向にのみ湾曲操作するアングル操作装置等にも適用で
きるのは言うまでもない。
【0011】まず、図1に内視鏡の全体構成を示す。図
中において、1は挿入部、2は本体操作部、3はユニバ
ーサルコードで、挿入部1はその大半の部分が軟性部1
aとなり、軟性部1aの先端側にはアングル部1b、硬
質部1cが形成されている。アングル部1bを上下及び
左右にアングル操作するために、アングル部1bは多数
のアングルリングを左右、上下に順次枢着することによ
って構成され、このアングルリング内には、上下アング
ル操作用の操作ワイヤ4a,4bと、左右アングル操作
用の操作ワイヤ5a,5bとが挿通されており(図2参
照)、該各操作ワイヤ4a,4b及び5a,5bはその
一端部が硬質部1c内に固定されると共に、他端部は本
体操作部2にまで延在されて、該本体操作部に装着した
アングル操作装置6に接続されている。
【0012】図2にアングル操作装置の全体構成を示
す。同図において、8は第1支軸、9はこの第1支軸8
と同軸に設けた円筒状の第2支軸をそれぞれ示し、この
各支軸8,9は本体操作部2内に設けた地板7に固定的
に支持されている。これら第1支軸8及び第2支軸9
は、それぞれ中空の外側,内側一対からなる回動軸1
0,11を回動自在に支持するためのものであって、こ
の各回動軸10,11の本体操作部2のケーシング2a
内の部位にはそれぞれ操作ワイヤの端部が巻回するよう
にして装着されるプーリ12,13が連設されている。
以下の説明においては、一方のプーリ12をアングル部
1bを上下方向に湾曲させる操作ワイヤ4a,4bが装
着される上下方向への湾曲操作用のプーリとし、他方の
プーリ13を左右方向への湾曲の操作ワイヤ5a,5b
が装着される左右方向への湾曲操作用のプーリとしたも
のとして説明するが、これとは反対の構成としても良
い。
【0013】各回動軸10,11には、それぞれ手指で
操作されるアングル操作手段とロック手段とが連結して
設けられている。回動軸10,11の軸線方向におい
て、内側、つまり本体操作部2のケーシング2aに近い
側にはロック手段が、外側にはアングル操作手段が設け
られている。
【0014】内側に位置するロック手段は、第1,第2
の支軸8,9に螺合させて設けた円環状のねじリング1
4,15と、これらねじリング14,15を螺回するこ
とにより回動軸10,11の軸線方向に移動可能な摩擦
部材16,17とを含むロック作動部材からなり、摩擦
部材16,17は支持部16a,17bに固定した摩擦
板16b,17bから構成される。また、回動軸10,
11には摩擦部材16,17の摩擦板16b,17bが
接離する固定リング18,19が嵌合・固定されてい
る。そして、摩擦部材16,17が固定リング18,1
9から離間させるとロック解除状態になり、摩擦部材1
6,17を固定リング18,19に圧接させるとロック
状態となる。この操作を行うために、ケーシング2aに
近い側のねじリング14にはレバー20が連結され、他
方のねじリング15には先端に設けたキャップ21に連
結されており、これらレバー20及びキャップ21はロ
ック操作手段を構成する。
【0015】次に、外側に位置するアングル操作装置
は、それぞれ外側,内側の回動軸10,11に相対回動
不能に嵌合された回動部材22,23と、連結部材2
4,25及びアングルノブ26,27とで構成される。
アングルノブ26,27は連結部材24,25を介して
回動部材22,23と連結されている。従って、アング
ルノブ26を手指で回動操作すると、回動軸10と共に
プーリ12が回動して、このプーリ12に巻回した操作
ワイヤ4a,4bの一方が繰り出され、他方がプーリ9
に巻き取られる結果、アングル部1bは上下方向に湾曲
する。また、アングルノブ27を回動操作すると、回動
軸11と共にプーリ13が回動して、操作ワイヤ5a,
5bの一方が繰り出され、他方が巻き取られることにな
って、アングル部1bが左右方向に湾曲する。
【0016】ここで、ロック手段を構成する摩擦部材1
6,17の摩擦板16b,17bを支持する支持部16
a,17aはそれぞれ第2,第1の支軸9,8に対して
軸線方向に移動可能であるが、相対回動不能に嵌合され
ており、また固定リング18,19と、アングル操作手
段を構成する回動部材22,23とは、それぞれ回動軸
10,11に対して相対回動不能で、軸線方向にも移動
しないように保持される。そこで、以下にこれらの機構
の組み付けについて説明する。
【0017】そこで、上下方向への湾曲操作機構を構成
する回動軸10の構成を図3及び図4に示す。即ち、回
動軸10には、その軸線方向において、内側、つまりプ
ーリ12に近い位置に第1のDカット部10aを含む第
1のねじ部10bが形成され、この第1のねじ部10b
より先端側には段差部10cが設けられ、この段差部1
0cより先端側には第2のねじ部10dが形成されてい
る。
【0018】ねじリング14は第2の支軸9の外周面に
設けたねじ部9aに螺合されている。また、このねじリ
ング14の表面に当接している摩擦部材16の支持部1
6aは、第2の支軸9に対して軸線方向に移動可能で、
かつ相対回動不能となるように嵌合されている。そし
て、図5に示したように、支持部16aの外周部には、
所定の角度分だけ切り欠き28が円周方向に複数箇所形
成されており、またねじリング14にはこの切り欠き2
8に臨むように規制ピン29が止着されている。この規
制ピン29のねじリング14への止着位置を調整できる
ようにするために、ねじリング14には円周方向に所定
のピッチ間隔をもって多数の挿通孔14aが形成されて
いる。従って、ねじリング14は、その規制ピン29が
支持部16aの切り欠き28内に位置している間は支持
部16aに対して相対回動可能となる。つまり、この切
り欠き28で形成される角度分だけ相対回動可能とな
る。
【0019】固定リング18は第1のDカット部10a
に嵌合されており、また第1のねじ部10aには第1の
押え環30が螺合されている。これによって、固定リン
グ18は軸線方向に固定される。固定リング18は、図
6に示したように、外周が円形の平板から構成され、そ
の中央部には回動軸10への嵌合用の角孔18aが板厚
方向に貫通するように穿設されている。従って、この角
孔18aを回動軸10に嵌合させた時には、その内面が
第1の第2のDカット部10bに当接するようになって
いる。ここで、この固定リング10は所定の厚みを有す
る金属板を打ち抜き加工することにより容易に形成でき
る。回動部材22は回動軸10に嵌合されて、第2のね
じ部10dに螺合させた第2の押え環31により固定さ
れている。これによって、回動部材22は回動軸10に
対して相対回動及び軸線方向への移動が不能となるよう
に嵌合・保持される。
【0020】アングルノブ26,27を手指で回動操作
すると、回動部材22,23が回動して、プーリ12,
13を設けた回動軸10,11が回動するので、操作ワ
イヤ4a,4b及び5a,5bが作動して、アングル部
1bが意図した方向に湾曲することになる。そして、所
定の湾曲角状態で、アングル部1bをロックさせるに
は、レバー28,キャップ29を所定の方向に回動操作
する。この操作も手指で行える。
【0021】ねじリング14は第2の支軸9に螺合され
ているので、レバー20を回動させると、ねじリング1
4が螺回して、この第2の支軸9の軸線方向の上方に向
けて変位する。その結果、ねじリング14により摩擦部
材16が押し上げられて、固定リング18に圧接され、
もって回動軸10は第2の支軸9に対して相対回動不能
な状態、つまりアングルノブ26が回動不能な状態にな
る。これによって、アングル部1bは所望の湾曲状態で
固定されることになる。また、レバー20を戻せば、摩
擦部材16は固定リング18から離間するので、アング
ルノブ26を回動できる状態、つまりロック解除状態に
復帰する。
【0022】ところで、本体操作部2のケーシング2a
に最も近い位置から順にレバー20、アングルの部2
6,アングルの部27の順に設けられている。しかも、
これらアングルノブ26,27及びレバー20は手指で
操作されるものであるから、このレバー20をアングル
ノブ26の外径部より突出させなければならない。しか
も、このレバー20の延出方向は、術者等が本体操作部
2を把持した状態で、この本体操作部2を把持する手の
指で所定の角度範囲にわたって容易に操作できるように
なっていなければならない。
【0023】以上のことから、レバー20の延出方向は
常に一定の方向となっていなければならない。つまり、
レバー20には、その方向性を調整することが必要とな
る。一方、レバー20の操作により駆動される摩擦部材
16を装着した支持部16aは第2の支軸9にDカット
部係合すると共に、切り欠き28内にねじリング14の
いずれかの挿通孔14aに止着した規制ピン29が配置
されている。そして、この切り欠き28の両端部間の間
隔がねじリング14の回動ストローク範囲となる。以上
のことから、ねじリング14と支持部16aとは回動方
向に所定の位置関係となるように配置しなければならな
い。
【0024】このレバー20の方向性の調整はロック状
態を基準として、ねじリング14に設けた規制ピン29
と支持部16aに形成した切り欠き28との相対位置合
わせを行うようにする。従って、このレバー20の方向
調整を行う際には、固定リング18は回動軸10に固定
されていなければならない。ただし、アングル操作手段
を構成する回動部材22は装着する必要はなく、むしろ
回動部材22等は非装着状態にする方が、調整を容易に
行うことができる。
【0025】まず、第1の押え環30及び固定リング1
8を脱着した状態で、ねじリング14を第2の支軸9に
螺合させ、次いで摩擦部材16を第2の支軸9に装着す
る。そして、固定リング18を回動軸10に嵌合させ
て、第1の押え環30でこの固定リング18を固定す
る。このようにロック手段のみを組み込んだ状態でレバ
ー20を操作することによって、一度ロック状態とす
る。このロック状態に保持して、ねじリング14に規制
ピン29を止着する。これによって、レバー20が所定
の方向を向いた状態がロック状態となり、この位置を最
適なものとして設定できるように調整される。このよう
にしてロック手段を組み込んだ後に、アングルノブ26
に連結した回動部材22を組み込んで、第2の押え環3
1により固定し、次いで左右方向への湾曲機構を組み込
むことができる。
【0026】以上のように、上下方向の湾曲機構におけ
るロック手段を単独で組み付けることができるようにな
っているので、レバー20を連結したねじリング14と
摩擦部材16との相対位置合わせを極めて容易に行える
ようになる。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、固
定リングの構成を簡略化できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】内視鏡の全体構成図である。
【図2】本発明に係るアングル操作装置の実施の一形態
を示す縦断面図である。
【図3】回動軸の外観図である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】図2のA−A位置でのロック手段の断面図であ
る。
【図6】固定リングの外観図である。
【符号の説明】
1 挿入部 1b アングル部、 1c 硬質部 4a,4b,5a,5b 操作ワイヤ 6 アングル操作装置 8 第1支軸 9 第2支軸 10,11 回動軸 12,13 プーリ 14,15 ねじリング 16,17 摩擦部材 16a,17a 支持部 16b,17b 摩擦板 18,19 固定リング 18a 挿通孔 20 レバー 21 キャップ 22,23 回動部材 26,27 アングルノブ 28 切り欠き 29 規制ピン 30,31,32 押え環

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の本体操作部に装着されて、挿入
    部におけるアングル部を湾曲操作するために、少なくと
    も一対の操作ワイヤが取り付けられるプーリと、 支軸に同軸に嵌合させて設けられ、前記プーリに連結し
    た回動軸と、 この回動軸を回動駆動するためのアングル操作手段と、 前記回動軸を所望の角度状態に固定するために、この回
    動軸に嵌合させて設けた固定リングと、前記回動軸の軸
    線方向に移動可能な摩擦部材を含むロック作動部材と、
    前記支軸に螺合され、回動操作により前記ロック作動部
    材の前記摩擦部材を前記固定リングに圧着させるロック
    操作手段とからなるロック手段とを備えた内視鏡のアン
    グル操作装置において、 前記回動軸には、その前記固定リングの嵌合部外周面に
    Dカット部を形成し、また固定リングには、この回動軸
    のDカット部に相対回動不能に嵌合する角孔を板厚方向
    に貫通するように形成する構成としたことを特徴とする
    内視鏡のアングル操作装置。
  2. 【請求項2】 前記操作ワイヤは左右及び上下方向に湾
    曲操作させるための4本設けられ、また前記回動軸はそ
    れぞれ同軸に2本設けると共に、これら各回動軸にはそ
    れぞれプーリを連結して設け、これら各プーリに上下の
    操作ワイヤと左右の操作ワイヤとはそれぞれ巻回して設
    ける構成としたことを特徴とする請求項1記載の内視鏡
    のアングル操作装置。
  3. 【請求項3】 前記回動軸には前記Dカット部に連なる
    段差を設け、前記固定リングはこの段差に当接させると
    共に、この回動軸に押え環を螺合させて、この押え環と
    段差との間に挾持させる構成としたことを特徴とする請
    求項1記載の内視鏡のアングル操作装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018131305A1 (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 オリンパス株式会社 内視鏡
JP2019521740A (ja) * 2016-06-01 2019-08-08 エンドマスター・プライベート・リミテッドEndomaster Pte Ltd 内視鏡用システムの構成要素

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