JPH03126268A - アバランシェ・フォトダイオード - Google Patents

アバランシェ・フォトダイオード

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JPH03126268A
JPH03126268A JP1265373A JP26537389A JPH03126268A JP H03126268 A JPH03126268 A JP H03126268A JP 1265373 A JP1265373 A JP 1265373A JP 26537389 A JP26537389 A JP 26537389A JP H03126268 A JPH03126268 A JP H03126268A
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Japan
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JP1265373A
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Haruhiko Kuwazuka
治彦 鍬塚
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 ガードリングを有するAPDに関し。
受光領域とガードリング領域におけるアバランシェ・ブ
レークダウン電圧の差を増大させることにより該APD
のS/N比を向上させることを目的とし。
一導電型の半導体から成る光吸収層と、−導電型の半導
体から成り且つ該光吸収層上に形成された増倍層と、−
導電型の半導体から成り且つ該増倍層上に形成されたウ
ィンドウ層と、該ウィンドウ層に高濃度の反対導電型不
純物を導入して形成された受光領域と、該受光領域を包
囲する所定領域内の該ウィンドウ層に低濃度の反対導電
型不純物を導入して形成されたガードリング領域と、該
ガードリング領域に対向するようにして該光吸収層に形
成された低濃度の反対導電型の埋込み領域とを備え、且
つ、該受光領域に対向する該光吸収層における領域が一
導電型であるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ガードリングを有するアバランシェ・フォト
ダイオード(APD)に係り、とくに、光通信において
要求される高S/N比を有するAPDに関する。
〔従来の技術〕
光通信に用いられるAPDは、誤動作率が10−9以下
(検出信号109ビツト当たりに許容される誤検出が1
ビツト以下)の高信頼性が要求される。このためには、
 APDOS/N比を向上することが不可欠であり2こ
のためにAPDの暗電流を低減する努力が続けられてい
る。
第4図は、ガードリングを有する従来の一般的な八PD
の構造を示す要部断面図であって1例えば。
n型のInP基板1上に、n型のInGaAs層2. 
 n型のInPJ!i3および4が積層されており、 
InP層4には高濃度のP型不純物が導入された受光領
域5が形成されている。さらに、 InP層4には、受
光領域5を包囲するようにして低濃度のp型不純物を導
入して成るガードリング領域6が形成されている。In
GaAsN2は光吸収層、 InP層3は増倍層。
InP層4はウィンドウ層(光入射窓)を構成し。
受光領域5とInP層3との間にpn接合が形成される
上記構造において、ガードリング領域6を負としてIn
P基板1との間に逆バイアス電圧を印加した状態でIn
GaAs層2に光が入射して発生した正孔がInP層3
に入り、ここの高電界で加速されてなだれ増倍が生じる
〔発明が解決しようとする課題〕
受光領域5−InP基板1間に印加される逆バイアス電
圧は、上記pn接合がブレークダウンする直前の電圧(
アバランシェ・ブレークダウン電圧:以下VABと略記
する)に設定される。ガードリング領域6と102層3
間の接合はr  VANにおいてはブレークダウンを生
じないが、実際にはある程度の逆方向電流(暗電流)が
流れ、この暗電流キャリヤによりInP層3中で増倍が
行われる。すなわち、ガードリング領域6を流れる暗電
流はS/N比の低下ないしはその上限を決めることにな
る。
このような暗電流を低減するためには、受光領域5とガ
ードリング領域6のそれぞれにおける接合のvAII差
をできるだけ大きくする必要がある。
本発明は、受光領域とガードリング領域におけるvA!
lの差を増大させ、これによりS/N比を向上させるこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、−導電型の半導体から成る光吸収層と、−
導電型の半導体から成り且つ該光吸収層上に形成された
増倍層と、−導電型の半導体から成り且つ該増倍層上に
形成されたウィンドウ層と。
該ウィンドウ層に高濃度の反対導電型不純物を導入して
形成された受光領域と、該受光領域を包囲する所定頭載
内の該ウィンドウ層に低濃度の反対導電型不純物を導入
して形成されたガードリング領域と、該ガードリング領
域に対向するようにして該光吸収層に形成された低濃度
の反対導電型の埋込み領域とを備え、且つ、該受光領域
に対向する該光吸収層における領域が一導電型であるこ
とを特徴とする本発明に係るAPDによって達成される
〔作 用〕
一導電型の光吸収層中に、ガードリング領域と対向する
位置に反対導電型領域を形成する。これにより、ガード
リング領域における前記VAIが増大し、 S/N比が
向上される。その原理を第1図を参照して説明する。
第1図は8ガードリング領域を有するAPDにアバラン
シェ・ブレークダウンを起こす直前の電圧を印加したと
きの受光領域およびガードリング領域における表面(X
・0)から深さ方向の電界分布を示すグラフであって、
実線は受光領域における分布1点線は第4図に示す従来
の構造における分布。
−点鎖線は本発明のAPDのガードリング領域における
分布である。まず、前二者の曲線について説明する。
従来の構造においては、空乏層がガードリング領域に拡
がるため、ガードリング領域のVAIl+すなわち1点
線とX軸で囲まれた面積、が受光領域におけるVAII
すなわち、実線とX軸で囲まれた面積、に比べて大きく
なることが期待されている。
しかしながら、実際には、ガードリング領域においては
高電界の領域の幅(W I /□;通常、電界已が最大
電界値の1/2以上である領域の幅で評価される)が広
くなり、実効的なアバランシェ領域が拡がるため、最大
電界値がδだけ下がる。このため。
空乏層がガードリング領域に拡がった効果が、最大電界
が下がった効果により相殺され、ガードリング領域およ
び受光領域におけるそれぞれのV□の差が期待されたほ
どには大きくならない。
本発明は、ガードリング領域における上記最大電界値の
低下によるVAIの低下を補うため、同図における一点
鎖線で示されたような電界分布を形成可能な構造を導入
する。このような電界分布が実現されると、ガードリン
グ領域におけるVAIIは。
斜線で覆われた面積で表されるようになり、従来の構造
におけるVAIIはもちろん、受光領域におけるVAB
に比べて充分に大きくなる。したがって。
ガードリング領域と受光領域におけるVAB差が従来よ
りも増大され、 S/N比が向上される。
上記本発明における電界分布は1例えば、光吸収層にお
いてガードリング領域に対向する領域をガードリングと
同じ導電型、すなわち、光吸収層と反対の導電型とする
ことにより実現される。ただし、光吸収層における受光
領域に対向する領域は従来と同じ導電型を維持させる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
以下の図面において、既出の図面におけるのと同じ部分
には同一符号を付しである。
第2図は本発明のAPDの構造を示す要部断面図であっ
て3例えばn型のInP基板1上に、光吸収層となるI
nGaAs層2と、増倍層となるn型の1nP層3と、
ウィンドウ層となるn型のInPn種層積層されており
、 InPn種層は、高濃度のp型不純物を導入して成
る受光領域5と、受光領域5の周囲に低濃度のp型不純
物を導入して成るガードリング領域6が形成されている
。そして、 InP層4層面表面ガードリング領域6を
表出する開口を有する9例えばSi、N、から成る反射
防止膜7によって覆われている。また、ガードリング領
域6表面には、Ti(チタン)層、Pt(白金)層、A
u(金)層とが積層されて成るp側電極8が、一方、 
InP基板1の裏面には、 Au−Ge(金・ゲルマニ
ウム)合金層とA1層が積層されて成るn側電極9が形
成されている。以上は従来の八PDと同様である。
本発明の構造においては、n型のInGaAs層2に、
ガードリング領域6に対向してp型すなわち埋込み領域
21が形成されている。InGaAs層2において受光
領域5と対向する領域はn型である。
埋込み領域21は5例えばInP基板1上にn型のIn
GaAs層2を成長させたのち、ガードリング領域6に
対向する領域を表出する例えばレジストマスクを用いて
、埋込み領域21に選択的にp型不純物をイオン注入す
ることにより形成可能である。あるいは、後述するよう
に、 InP基板1上に形成されたn型のInGaAs
層2に、ガードリング領域6に対向する領域を選択的に
エツチング除去して成る環状の溝を形成したのち、この
溝内にp型のInGaAs層を選択的にエピタキシャル
成長させる方法により形成することも可能である。
後者を例に、第3図を参照して1本発明のAPDの製造
工程を説明する。
第3図(a)に示すように、n型のInP基板1(nζ
1、OXIO”cm−’)に厚さ約2amのn型のIn
GaAs層2(n・5X10Iscm−’)を成長させ
る。この成長は。
MOCVD (有機金属化学気相堆積)法、液相成長法
MBE  (分子線エピタキシ)法等5周知のエピタキ
シャル成長法のいずれを用いてもよい。
次いで1例えば周知のCVD法を用いて、 InGaA
s層2上に厚さ約2000人のSing膜11膜形1す
る。このSiO□膜11を3周知のりソゲラフ技術を用
いてエツチング除去し、前記ガードリング領域6に対応
する領域を開口する。この開口内に表出するInGaA
s層2を1例えば燐酸と過酸化水素水と水の混合溶液を
用いて選択的にエツチングして、第3図(b)に示すよ
うに、 InGaAs層2に溝12を形成する。このエ
ツチングにおいて、 InP %板lはストッパとして
機能する。
次いで、 Sin、膜11を残した状態で、第3図(C
)に示すように、溝12内にp型のInGaAs層22
(p# 5 X10 ” cm−3) +すなわち、前
記埋込み領域21を成長させる。この成長も、 MOC
VD(有機金属化学気相堆積)法、液相成長法、 MB
E(分子線エピタキシ)法のいずれを用いてもよ(、S
iO□膜11主11上nGaAs層22が成長しない選
択成長が行われる。
そののち、 SiO□膜11を除去したのち、’ In
GaAs層2およびInGaAs層22上に、厚さ約1
μmのn型のInP M3 (n# 2 Xl016c
m−3)、厚さ約1.5 amのn型のInP層4 (
n# I XIO”cm:’)を順次成長させる。これ
らの成長も、 ?1OCVl)  (有機金属化学気相
堆積)法、液相成長法、 MBE  (分子線エピタキ
シ)法のいずれを用いても可能であり、添加不純物濃度
を変化させるだけで連続的に成長させることができる。
次いで、 InP層4上に厚さ2000人程度変色iJ
4膜14を形成し、 Si、N、膜14に前記受光領域
5に対応する開口を形成したのち、この開口内に表出す
るInP層4に9例えばCd (カドミウム)を熱拡散
することによりp型の受光領域5(表面における濃度p
’= 5 XIO”cm−″)を形成する。こののち。
InP層4上に前記ガードリング領域6に対応する開口
を有するレジストマスクを形成し、この開口内に表出す
るInP層4に5例えばBe (ベリリウム)をイオン
注入してp型のガードリング領域6を形成して第3図(
d)に示す構造を得る。上記Beのイオン注入条件は1
例えば加速エネルギー140Keν。
ドーズ量p# 5 X1013cm−”である。
上記ののち、前記レジストマスクおよびSi3N。
膜14を除去し、InP1!14上に前記反射防止膜7
となる厚さ約2000人の5i3L膜の形成、p側電極
8およびn側電極9の形成を行って、第2図に示す構造
を有する本発明のAPDが完成する。
なお1本発明は、上記実施例の各層の導電型を反対にし
た構造のAPD、および、1nP基板1側から信号光が
入射する構造のAPDに対しても適用可能である。また
、シリコンから成るAPDのように、光吸収層、増倍層
、ウィンドウ層が同一の半導体から成るAPDに対して
も適用可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ガードリングを有するAPDの受光領
域およびガードリング領域におけるアバランシェ・ブレ
ークダウン電圧の差を増大することができ、 S/N比
の向上による高信頬性を実現することを可能とする効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図。 第2図は本発明のAPDの構造説明図。 第3図は本発明のAPDの製造工程の一実施例説明図。 第4図は従来のAPI)の構造図 である。 図において。 1はInP基板、  2と22はInGaAs層。 3と4はLr+P層、  5は受光領域。 6はガードリング領域、  7は反射防止膜。 8はp側電極、  9はn側電極。 11はSin、膜、14は5iJ4膜。 12は溝、21は埋込み領域 である。 21 ギ 図 木に明のAPD0′)構造説明図 早 阻 1 本発明のAPDのM造1程の−犬走例

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一導電型の半導体から成る光吸収層と、 一導電型の半導体から成り且つ該光吸収層上に形成され
    た増倍層と、 一導電型の半導体から成り且つ該増倍層上に形成された
    ウィンドウ層と、 該ウィンドウ層に高濃度の反対導電型不純物を導入して
    形成された受光領域と、 該受光領域を包囲する所定領域内の該ウィンドウ層に低
    濃度の反対導電型不純物を導入して形成されたガードリ
    ング領域と、 該ガードリング領域に対向するようにして該光吸収層に
    形成された低濃度の反対導電型の埋込み領域 とを備え、且つ、該受光領域に対向する該光吸収層にお
    ける領域が一導電型であることを特徴とするアバランシ
    ェ・フォトダイオード。
JP1265373A 1989-10-12 1989-10-12 アバランシェ・フォトダイオード Pending JPH03126268A (ja)

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