JPH03126091A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH03126091A
JPH03126091A JP1264472A JP26447289A JPH03126091A JP H03126091 A JPH03126091 A JP H03126091A JP 1264472 A JP1264472 A JP 1264472A JP 26447289 A JP26447289 A JP 26447289A JP H03126091 A JPH03126091 A JP H03126091A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」 この発明は、音色等の楽音特性が異なる複数系列の楽音
に対し、所望の効果を付与して発音させることができる
電子楽器に関するものである。 「従来の技術」 従来、電子楽器においては、上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵
盤、ソロ鍵盤などの複数の鍵盤が設けられ、各鍵盤に対
応して音色や音域等の楽音特性が異なる複数系列の演奏
音を発音できるようにしたものが知られている。また、
複数の楽音信号発生系列を設け、1つの押下鍵に対応し
て、ピッチや音色などの楽音特性が異なる複数の楽音を
同時に発生するようにしたものも知られている。 このような電子楽器において、各鍵盤の押下鍵に対応す
る楽音、または各楽音信号発生系列の楽音に対して残響
音等の効果音を付加する場合、楽音の音色などの楽音特
性が各鍵盤毎あるいは各楽音信号発生系列毎に異なるた
め、各楽音特性に応じて残響音の残響時間や残響法さな
どの効果特性を変化させた方がより豊かな演奏効果を実
現できる。 このような要求に応じて、従来、各鍵盤毎あるいは各楽
音信号発生系列毎に所望の効果特性の残響音を付加し得
るようにした電子楽器が開発されている(例えば、特公
昭64−8838号)。 「発明が解決しようとする課題」 ところで、演奏音に付加すべき最適な効果特性は、選択
された音色や音高等に応じて異なるものである。そこで
、音色や音高等の選択操作に連動して、選択された音色
や音高等に最適な効果特性の残響音を付加して発音させ
たいという要求もある。しかしながら、上述した従来の
電子楽器においては、各鍵盤あるいは各楽音信号発生系
列毎に設定されている効果特性の残響音が付加されるよ
うになっていたので、音色や音高等の選択操作に応じて
、その都度、効果特性を設定し直さなければならず、そ
の設定作業が非常に面倒であり、特に押鍵によって選択
した音高に対して、効果特性を−々段設定直すというこ
うとは全く不可能であった。 この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、楽音
特性の異なる各系列に対して設定されている効果特性の
みならず、各音色毎もしくは各音高毎等に各々設定され
ている効果特性を使用して効果を付与することができる
電子楽器を提供することを目的としている。 「課題を解決するための手段」 この発明は、演奏情報入力手段によって入力された演奏
情報に基づいて、音色等の楽音特性が異なる複数系列の
楽音信号を発生する楽音信号発生手段と、首記複数系列
の楽音信号に、予め設定された効果特性に応じて決定さ
れる効果を各々付加して中力する効果付加手段と、前記
効果付加手段の出力に基づいて楽音を形成する楽音形成
手段とを有する電子楽器において、各音色毎もしくは各
音高毎等に各々設定された第1の効果特性を記憶する第
1の効果特性記憶手段と、前記各系列に対して設定され
た第2の効果特性を記憶する第2の効果特性記憶手段と
、首記効果付加手段に設定すべき前記第1の効果特性ま
たは第2の効果特性のいずれか一方を指定する効果特性
指定手段と、前記効果特性指定手段の指示に応じて、前
記第1または第2の効果特性記憶手段から第1の効果特
性または第2の効果特性を読み出し、前記効果付加手段
に設定する効果特性設定手段とを具備することを特徴と
している。 「作用」 上記の構成によれば、効果特性指定手段によって、効果
付加手段に設定すべき第1の効果特性または第2の効果
特性のいずれか一方を指定することによって、第tlた
は第2の効果特性記憶手段から警lの効果特性または第
2の効果特性が読み中されて効果付加手段に設定される
ので、楽音特性が異なる各系列に対して設定されている
効果特性のみならず、各音色毎もしくは各音高毎等に各
々設定されている効果特性を使用して効果を付与するこ
とが可能となる。 「実施例」 以下、図面を参照し、この発明の実施例について説明す
る。なお、以下の説明において、エフェクト・タイプ(
効果の種類)と、エフェクト・レベル(効果の深さ)と
、エフェクト・パラメータの3つの要素を包含して効果
特性と表現する。
【構成】
第1図はこの発明の一実施例による電子楽器の構成を示
すブロック図である。この図において、lは図示せぬ鍵
盤の6鍵に各々対応して設けられた複数の鍵スィッチの
開閉状態に基づいて、押された鍵を検出する押鍵検出回
路であり、この押鍵検出回路1は押離鍵タイミングに対
応したキーオン信号KONと、押された謎に対応する音
高情報であるキーコードKC等をパスラインBUSに送
串する。2は操作パネルであり、第2図に示すように、
各種操作スイッチと、表示器が設けられている。これら
について説明すると、以下の通りである。 日表示器3・・・・・・現在の設定モードや入力された
データ等を表示するもので、LCD(液晶)表示器によ
って構成されている。 ロマルヂ・モード選択スイッチMS・・・・・・一つの
押鍵操作に応じて、単一チャンネル(l系列)の楽音を
発生するソングルボイス・モードから、4チヤネル(4
系列)分の楽音を発生するマルチ・モードへ またはマ
ルチ・モードからシングルボイス・モードへのモード切
換を行うためのスイッチであり、オン/オフの状態を維
持する自己保持型の押しボタンスイッチによって構成さ
れている。 ロエディット・モード選択スイッチES・・・・・通常
の楽音を発生するプレイ・モードから、各種ボイス(音
色)や効果特性等の設定を行うエデイツト・モードへ、
宋たはエデイツト・モードからプレイ・モードへのモー
ド切換を行うためのスイッチであり、自己保持型の押し
ボタンスイッチによって構成されている。 ロソース指定スイッチSS・・・・・・各種効果特性を
設定する際に、各チャンネルに対して設定されている効
果特性を使用するのか、もしくは各ボイス毎に設定され
ている効果特性を使用するのかを指定するためのスイッ
チであり、自己復帰型の押しボタンスイッチによって構
成されている。 ロベージ切換スイッチPS・・・・・エデイツト・モー
ド時において、表示器3の表示画面(設定モード)を同
一階層レベル内で切り換える場合に押されるスイッチで
あり、自己復帰型の押しボタンスイッチによって構成さ
れている。 ロテンキーK 、 −K 、・・・・・・0〜9の10
個の数字キーからなるキースイッチ群。 ロエンター・キーKn・・・・・エデイツト・モード時
において、表示器3の表示画面(設定モード)を高い階
層レベルから低い階層レベルへ切り換える場合に押され
るキースイッチ。 口5.+ジット・キーKx・・・・・・エデイツト・モ
ード時において、表示器3の表示画面(設定モード)を
低い階層レベルから高い階層レベルへ切り換える場合に
押されるキースイッチ。 次に、第1図に戻り、操作スイッチ検出回路4は、上述
した各種スイッチの出力をコード化してパスラインBU
Sに出力し、また表示制御回路5は、パスラインBUS
を介して供給される表示データに基づいて表示器3の表
示制御を行う。 パスラインBUSには、マイクロコンピュータ6と、楽
音信号発生回路7と、効果付加装置8とが接続されてい
る。楽音信号発生回路7は、4つの時分割発音チャンネ
ルを有しており、鍵盤の押離鍵操作に応じて、マイクロ
コンピュータ6からパスラインBUSを介して供給され
る演奏情報に対応した楽音データ(ディジタル楽音信号
)を、各チャンネル毎に形成し、時分割出力する。また
、効果付加装置8は、楽音信号発生回路7から供給され
る楽音データに基づいて、4チャンネル分の効果音デー
タを時分割処理によって形成する効果形成回路9と、エ
フェクト・レベルが設定されるレベル・レジスタIOと
、効果形成回路9から出力される効果音データにレベル
・レジスタIO内に設定されているエフェクト・レベル
を乗算するディジタル乗算器11と、ディジタル乗算器
11の乗算結果に、楽音信号発生回路7から出力された
楽音データを加算するディジタル加算器12とから構成
されている。上記効果形成回路9には、マイクロコンピ
ュータ6によって、各チャンネル毎にエフェクト・タイ
プとエフェクト・パラメータが設定され、またレベル・
レジスタIOには、各チャンネル毎にエフェクト・レベ
ルが設定される。このような効果付加装置8によって各
チャンネル毎に効果が付加された楽音データは、D/A
変換器13によってアナログ楽音信号に変換され、この
楽音信号がサウンドシステム14へ供給され、サウンド
システム14内のアンプで増幅された後、スピーカから
楽音として発音される。 マイクロコンピュータ6は、パスラインBUSに各々接
続されたプログラムメモリ16と、CPU17と、ワー
キングメモリ18とから構成されている。プログラムメ
モリ16はROMによって構成され、メインプログラム
(第4図参照)と、そのサブルーチンプログラム(第5
図〜第9図参照)等が記憶されている。CPU17は電
源スィッチ(図示路)がオンとされた時点で、メインプ
ログラムの実行を開始するとともに、同プログラムを電
源スィッチがオフとされるまで繰り返して実行する。ワ
ーキングメモリ18はRAMによって構成され、前記プ
ログラムの実行に必要な各種データおよびフラグを一時
的に記憶する。これらのデータおよびフラグのうち、後
述するボイス・モード時、およびマルチ・モード時にお
いて設定されるものを列挙すると、次の通りである。 [ボイス・モード] ロボイス・コードVC・・・・・・選択されているボイ
スの種類を示し、各ボイスVOI CE、〜■○■CE
 eに応じて、“1″〜″9”の値となる。 ロボイス・エフェクト・タイプVEPTYP、〜VEF
’I’YP、・・・・・・各ボイスVOI CE、〜V
OJCE、に各々設定されている効果の種類を示し、例
えば、演奏会場の残響音効果を指定するための「ホール
」、室内の残響音効果を指定するための「ルーム」、そ
の他、「コーラス」、「トレモロ」等の10種類の各効
果の種類に応じて、“0“〜″9”の値となる。 ロボイス・エフェクト・レベルVEFLEV、〜V E
 F L E V s ・= ・”各ボイスVOr C
E、 〜VOI CE eに各々設定されている効果の
深さを示し、深さに応じて、“0”〜“100”の値と
なる。 ロボイス・エフェクト・パラメータVEF’PAR〜v
EFPARo・・・・・各ボイスVOICE1〜V01
 CE、に各々設定されている効果のパラメータを示し
、パラメータに応じて“0“〜“99“の値となる。 [マルチ・モード] ロチヤンネル設定ボイスCH,V−CH,V・・・・・
・各チャンネルに各々設定されているボイスの種類を示
し、各ボイスVo I CE、 〜VOI CE、に応
じて、“1”〜“9”の値となる。 ロチヤンネル設定レベルCH,L−CH,L・・・・・
・各チャンネルに各々設定されている効果の深さを示し
、深さに応じて、“0“〜″100”の値となる。 ロソース・フラグ5OURCE・・・・・・各種効果特
性を設定する際に、各チャンネルに対して設定されてい
る効果特性を使用する場合は“0”となり、各ボイス毎
に設定されている効果特性を使用する場合は“l”とな
る。 ロマルチ・エフェクト・タイプM EF T Y P・
・・・・・各チャンネルに対して共通に設定される効果
の種類を示し、種類に応じて、“O”〜“9“の値とな
る。 ロマルチ・エフェクト・パラメータMEFPAR・・・
・・・各チャンネルに対して共通に設定される効果のパ
ラメータを示し、パラメータに応じて、”0”〜“99
”の値となる。 口合成エフェクト・レベルL E V E L +〜L
EVEL、・・・・・各チャンネル設定レベルCH,L
−C)1.Lと、各チャンネルに設定された各ボイス自
体に各々設定されているボイス・エフェクト・レベルv
EFLEV、 〜VEPLEVsを各々乗算した後、1
00で除算した値であり、“0”〜“100″の値とな
る。 但し、上述した各データおよびフラグの初期値は全て0
である。
【動作】
次に、上述した一実施例による電子楽器の動作について
説明する。 第3図は、各種スイッチの操作に応じて遷移する表示器
3の表示内容と、設定モード(モード番号mod= O
〜53)を示す機能ツリーである。この図に示すように
、各設定モードは階層的に遷移するようになっており、
図面右方へ遷移する程、階層レベルが低くなる。そして
、エデイツト・スイッチESをオンとすると、いかなる
状態であってもエデイツト・モードとなり、エデイツト
・スイッチESがオフとされると、プレイ・モードに戻
る。 このエデイツト・モードに邦いて、設定モードを同一階
層レベル内で切り換える場合にはページ切携スイッチP
Sを押し、また高い階層レベルから低い階層レベルへ切
り換える場合にはエンター・キーKnを押し、逆に低い
階層レベルから高い階層レベルへ切り換える場合には、
エキジット・キーKxを押す。また、テンキーK o”
” K eで所望の設定モードの番号mod=0〜53
を押してエンター・キーKnを押すと、その番号で指定
される設定モードに直接移行する。 エデイツト・モードに移行した時点で、最初にマルチ・
モード(mod= 0 )に設定される。ここで、ペー
ジ切り換えスイッチPSを押せば、ボイス・モード(m
od= 1 )に移行し、エンター・キーKnを押せば
、ボイス選択モード(mod= 2 )に移行する。 ここで、ページ切換スイッチPSを押すと、エフェクト
・レベル選択モード(mod= 3 )−エフェクト選
択モード(mod= 4 )→ボイス選択モード(mo
d =2)と、同一階層レベル内で設定モードが切り換
わり、エキジット・キーKxを押すと、マルチ・モード
(mod= 0 )に戻る。 上記ボイス選択モード(mod= 2 )において、エ
ンター・キーKnを押すと、第1チヤンネル・ボイス選
択モード(mod= 7 )に移行し、ここで、ページ
切換スイッチPSを押すと、各モード(I11od==
8 )−”(mod= 9 )−(mod= 10 )
−(mod= 7 )と切り換わる。これらの各モード
(mod= 7〜10)において、各チャンネル毎に設
定すべきボイスの種類に応じた値“1“〜“9”をテン
キーに、−に、によって入力することによって、チャン
ネル設定ボイスCH,V−CH,Vが設定される。 また上記エフェクト・レベル選択モード(mod =3
)において、エンター・キーKnを押すと、第1チヤン
ネル・エフェクト・レベル選択モード(mod=Il)
に移行し、ここで、ページ切換スイッチPSを押すと、
各モード(mod= 12 )→(mod= 13 )
→(mod= 14 )−(+++od= 11 )と
切り換わる。これらの各モード(mod= 11〜14
)において、各チャンネル毎に設定すべき効果の深さに
応じた値“0”〜“100゛をテンキーに0〜に、によ
って入力することによって、チャンネル設定レベルCH
,L〜CH4Lが設定される。 さらに上記エフェクト選択モード(mod= 4 )に
おいて、エンター・キーKnを押すと、ソース選択モー
ド(mod= 15 )に移行し、ここで、ページ切換
スイッチPSを押すと、マルチ・エフェクト・タイプ選
択モード(mod= 16 )→マルチ・エフェクト・
パラメータ選択モード(mod= 17 )−e (m
od=15)と切り換わる。ソース選択モード(mod
=15)においては、ソース指定スイッチSSを押す毎
に、ソース・フラグ5OURCEの“l”/“0”が切
り換えられて、各チャンネルに対して設定されている効
果特性を使用する状容、もしくは各ボイス毎に設定され
ている効果特性を使用する状態のいずれかが指定される
。マルチ・エフェクト・タイプ選択モード(mod= 
+ 6 )においては、各チャンネルに対して共通に設
定すべき効果の種類に応じて“l”〜“9”の値をテン
キーに、〜に、によって人力することにより、マルチ・
エフェクト・タイプMEFTYPが設定される。マルチ
・エフェクト・パラメータ設定モード(mod= 17
 )においては、各チャンネルに対して共通に設定すべ
き効果のパラメータに応じて“0”〜“99″の値をチ
ンキ−に、〜に、によって入力することにより、マルチ
・エフェクト・パラメータMEFPARが設定される。 一方、ボイス・モード(mod= 1 )において、エ
ンター・キーKnを押すと、ボイス選択モード(mod
=6)に移行し、さらにエンター・キーKnを押すと、
第1のボイス選択モード(mod= 18 )に移行す
る。ここで、ページ切換スイッチPSを押すと、各ボイ
ス選択モード(mod= 19 )−+ (mod= 
20 )−−= (mod= 26 )−(mod= 
18 )と切り換わる。第1のボイス選択モード(++
+od= 18 )において、エンター・キーKnを押
すと、エフェクト・タイプ選択モード(mod−27)
に移行し、ここで、ページ切換スイッチPSを押すと、
エフェクト・レベル選択モード(mod= 28 )−
エフェクト・パラメータ選択モード(mod=29 )
→(mod= 27 )と切り換わる。エフェクト・タ
イプ選択モード(moc!= 27)においては、第1
のボイスVOI CE、に設定すべき効果の種類に応じ
た値“l”〜“9”をテンキーK l−K eによって
入力することにより、ボイス・エフェクト・タイプVE
FTYP、が設定される。エフェクト・レベル選択モー
ド(mod= 28 )においては、第1のボイスVO
I CE、に設定すべき効果の深さに応じた値“0”〜
”100”をテンキーK o ” K sによって入力
することにより、ボイス・エフェクト・レベルV E 
F L E V 1が設定される。エフェクト・パラメ
ータ設定モード(mod =29)においては、第1の
ボイスVOI CE、に設定すべき効果のパラメータに
応じて“0”〜“99”の値をテンキーに0〜Kgによ
って入力することにより、ボイス・エフェクト・パラメ
ータVEFPA Rlが設定される。同様にして、第2
〜第9のボイス選択モード(mod−19〜26)から
エンター・キーKnとページ切換スイッチPSを操作す
ることによって、各モード(mod= 30〜53)に
移行し、そして、テンキーK 、 −K 、を操作する
ことによって、第2〜第9のボイスVOI CE、〜V
 OI CE sの、ボイス・エフェクト・タイプVE
p’rypt〜V B F T Y P 9と、ボイス
・エフェクト・レベルVEPLEV、 〜VEPLEV
、と、ボイス・エフェクト・パラメータV E F P
 A Rt〜VEFPAR,が各々設定される。 次に、第4図〜第9図は、上述した一実施例による電子
楽器の動作を示すフローチャートである。 第4図は、CPUl7によって実行されるメインプログ
ラムを示しており、この図に示すように、CPU17は
、電源スィッチ(図示路)がオンとされると、まず、ス
テップ100において、ワーキングメモリ18内の各種
レジスタやフラグ等をクリアし、もしくは初期値を設定
し、これによりマイクロコンピュータ、6を初期状態に
設定する。 この初期設定の後、CPUl7はステップ!01におい
て、押鍵検出回路1から供給されるキーオン信号KON
等に基づいて鍵盤における押離鍵イベントの有無を検出
し、現在、プレイモードであれば、その押離鍵イベント
に対応した楽音の発音または消音処理を行う。次に、音
色・効果特性設定処理(ステップ102)、音色・効果
特性出力処理(ステップ103)、および、その他の処
理(ステップ104)を実行した後、再び、ステップI
0!へ戻る。 以下、ステップ102における音色・効果特性設定処理
と、ステップ103における音色・効果特性出力処理に
ついて詳述する。 [音色・効果特性設定処理] 第5図に示すステップ110において、エデイツト・ス
イッチESがオフであると判断された場合、ステップ1
2へ進み、表示器3に“PLAY”と表示した後、メイ
ンプログラムに戻る。また、ステップj l Oにおい
て、エデイツト・スイッチESがオンであると判断され
た場合は、ステップl12へ進み、このステップ112
において、エンター・キーKn、エキジット・キーKx
、ページ切換スイッチPSのいずれかが押されたと判断
されると、ステップ113へ進む。このステップ113
においては、現在の設定モード委表示している表示器3
の表示画面を、新たな設定モードを表示するために切り
換える。そして、次のステップ114において、更新さ
れた現在の表示画面に対応する設定モードの番号をmo
dに設定した後、ステップ110へ戻る。 上記ステップ112において、エンター・キーKn、エ
キジット・キーKx、ページ切換スイッチPSのいずれ
かも押されないと判断された場合は、ステップ115へ
進む。このステップ!+5において、テンキーK o 
”’−K eのいずれも押されないと判断された場合は
、ステップl16へ進み、ソース指定スイッチSSが押
されたか否かが判断され、さらに次のステップ117に
おいて現在の設定モードがmod= 15であると判断
された場合は、次のステップttSにおいて、ソース・
フラグ5OURCEの“l”/“0”を反転した後、メ
インプログラムに戻る。 一方、上記ステップ115において“0”〜”9”のテ
ンキーに0〜に8のいずれかが押されたと判断された場
合は、ステップ119へ進み、このステップ119から
現在の設定モードに応じて、各種サブルーチン120〜
127へ進む。すなわちnod=6の場合はボイスのボ
イス選択処理ルーチン120を実行し、mod=7〜l
Oの場合はマルチのボイス選択処理ルーチン12+を実
行し、mod =11〜14の場合はマルチのエフェク
ト・レベル設定処理ルーチン122を実行し、mod=
 16の場合はマルチのエフェクト・タイプ設定処理ル
ーチン+23を実行し、mod= 17の場合はマルチ
のエフェクト・パラメータ設定処理ルーチン124を実
行し、mod= 27.30.33、−.5 Lの場合
は、ボイスのエフェクト・タイプ設定処理ルーチン12
5を実行し、mod= 28.31.34、−52の場
合は、ボイスのエフェクト・レベル設定処理ルーチン+
26を実行し、mod= 29.3235、・・・、5
3の場合は、ボイスのエフェクト・パラメータ設定処理
ルーチン127を実行し、それ以外の場合は、ステップ
110へ戻る。 上記各処理ルーチンの内、マルチのボイス選択処理ルー
チン121を第7図にボし、マルチのエフェクト・レベ
ル設定処理ルーチン+22を第8図に示し、ボイスのエ
フェクト・レベル設定処理ルーチン126を第9図に示
す。 まず、第7図に示すステップ130において、modの
値(7〜10)から“6”を減算して、現在処理すべき
チャンネル番号(1〜4)を算出し、その値をiとする
。次いで、ステップ131において、テンキーに1〜に
8の操作によって入力され、第iチャンネルに設定すべ
き各ボイスVOI CE、〜VOI CE、に応じた値
“l”〜“9”を、チャンネル設定ボイスCHIVとし
た後、ステップ132において、チャンネル設定ボイス
CHIVの値をjとする。そして、次のステップ133
において、第iチャンネルに設定されているチャンネル
設定レベルCHILに、設定されたボイスVOI CE
j自体に設定されているボイス・エフェクト・レベルV
EFLEVjを乗算して、“100”で除算した値を、
合成エフェクト・レベルLEVELIとして設定する。 その後、ステップ134において、チャンネル設定ボイ
スCHiVを表示器3によって表示させ、第5図に示す
プログラムに戻る。 次に、第8図に示すステップ140において、good
の値(11−14)から“10”を減算して、現在処理
すべきチャンネル番号(1〜4)を算出し、その値をi
とする。次いで、ステップ141において、テンキーK
 o ”” K eの操作によって人力された“0”〜
“9”の数値をMとした後、ステップ142において、
チャンネル設定ボイスCHIVの値をjとする。そして
、次のステップ143において、元のチャネル設定レベ
ルCH,LのlOの位の数値を100の位にシフトし、
元のチャネル設定レベルCHILの1の位の数値を10
の位にシフトし、さらに1の位にMを代入した値を新た
なチャネル設定レベルCHILとする。すなわちチャネ
ル設定レベルCHILが、テンキーに0〜に、の操作に
よって順次更新される。次のステップ144においては
、新たに設定されたチャンネル設定レベルCH,Lに、
設定されているボイスVOICEj自体に設定されてい
るボイス・エフェクト・レベルVEFLEVjを乗算じ
て、“100“で除算した値を、合成エフェクト・レベ
ルLEVEL、として設定する。その後、ステップ【4
5において、チャンネル設定レベルCHiLを表示器3
によって表示させ、第5図に示すプログラムに戻る。 次に、第9図に示すステップ150において、modの
値(28,31,34、・、52)から“25“を減算
した後、“3”で除算して、現在処理すべきボイスVO
I CE、 〜VOI CEI(7)番号(1〜9)を
算出し、その値をjとする。次いで、ステップ151に
おいて、テンキーK。−に、の操作によって入力された
“0“〜“9”の数値をMとした後、ステップ152に
おいて、VOICEjが選択されているチャンネル番号
(1〜4)をiとする。そして、次のステップ153に
おいて、元のボイス・エフェクト・レベルVEFLEV
jの10の位の数値を100の位にシフトし、元のボイ
ス・エフェクト・レベルvEFLEVjの1の位の数値
を10の位にシフトし、さらにlの位にMを代入した値
を新たなボイス・エフェクト・レベルVEFLEVjと
する。すなわち、ボイス・エフェクト・レベルVEFL
EV3が、テンキーK o 〜K sの操作によって順
次更新され、その後、第5図に示すプログラムに戻る。 [音色・効果特性出力処理] まず、第6図に示すステップ160において、マルチ・
モード選択スイッチMSかオフであた場合は、シングル
ボイス・モードと判断されて、ステップ161へ進む。 このステップ161においては、選択されたボイスの種
類に対応するボイス・コードVCと、このボイス自体に
設定されているボイス・エフェクト・タイプV E P
 T Y P vcと、ボイス・エフェクト・レベルV
 E P L EV vcと、ボイス・エフェクト・パ
ラメータVEPPARvcとが、効果付加装置8(第1
図照)に設定され、次いで、ステップ162において、
ボイス・コードVCが楽音信号発生回路7(第1図)に
設定される。 これにより、ボイス・コードVCに対応した音色の楽音
に、ボイス・エフェクト・タイプVEPTYPvcに対
応した種類であって、ボイス・エフェクト・レベルVE
FLEVvcに対応した深さであって、なおかつボイス
・エフェクト・パラメータVEFPARvcに対応した
特性の効果が付加される。 一方、ステップ160において、マルチ・モード選択ス
イッチMSがオンであった場合は、マルチ・モードと判
断されて、ステップ163へ進み、このステップ163
において、ソース・フラグ5OURCEが“0”であっ
た場合はステップ164へ進む。このステップ164に
おいては、第nチャンネルに設定されているボイスの種
類に対応するチャネル設定ボイスCHnVと、各チャン
ネルに対して共通に設定されているマルチ・エフェクト
・タイプMEFTYPと、マルチ・エフェクト・パラメ
ータMEF’PARと、合成エフェクト・レベルLEV
ELnとが、効果付加装置8に設定され、次いで、ステ
ップ165において、チャネル設定ボイスCHnVが楽
音信号発生回路7に設定される。これにより、チャネル
設定ボイスCHnVに対応した音色の楽音に、マルチ・
エフェクト・タイプMEPTYPに対応した種類であっ
て、合成エフェクト・レベルLEVELnに対応した深
さであって、なおかつマルチ・エフェクト・パラメータ
MEF’FARに対応した特性の効果が付加され、これ
により、各チャンネルに対して設定されている効果特性
が使用されて効果が付加される。このような処理が、ス
テップ166および167を経て繰り返し実行され、ス
テップ166においてn=4となるまで実行されること
により4チャンネル分の効果特性の設定かなされる。 他方、ステップ163において、ソース・フラグ5OU
RCEが“I“であった場合は、ステップ169へ進み
、第nチャネルに選択されているチャネル設定ボイスC
HnVがjとされた後、ステップ!70へ進む。このス
テップ170においては、第nチャンネルに設定されて
いるボイスの種類に対応するチャネル設定ボイスCHn
Vと、第nチャネルに設定されているボイス自体に設定
されているボイス・エフェクト・タイプVEPTYPj
と、ボイス・エフェクト・レベルVEFLEVjと、ボ
イス・エフェクト・パラメータVEFPARjとが、効
果付加装置8に設定され、次いで、ステップ171にお
いて、チャネル設定ボイスC11nVが楽音信号発生回
路7に設定される。これにより、チャネル設定ボイスC
HnVに対応した音色の楽音に、ボイス・エフェクト・
タイプVEFTYPjに対応した種類であって、ボイス
・エフェクト・レベルVEFLEVjに対応した深さで
あって、なおかつボイス・エフェクト・パラメータVE
FPARjに対応した特性の効果が付加され、これによ
り、各ボイスに設定されている効果特性が使用されて効
果が付加される。 なお、上述した一実施例においては、チャンネル数を4
としたが、これは複数であればよく、また、ボイスの種
類、効果のレベル、効果のパラメータは一例であって、
それらの設定範囲はどのよう設定しても構わない。また
、マルチ・エフェクト・タイプMEF’TYPやマルチ
・エフェクト・パラメータMEFPARは各チャンネル
毎に設定し得る構成としてもよく、また、各ボイス毎で
はなく、各音高毎に効果特性を設定し得る構成としても
構わない。さらに、マルチ・モードの際に、マルチ・エ
フェクト・タイプME F T Y Pやマルチ・エフ
ェクト・パラメータMEFPARなどのマルチの効果特
性と、ボイスの効果特性とを演算によって合成し、この
合成した効果特性を使用するようしても構わない。 「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、効果特性指定
手段によって、効果付加手段に設定すべき第1の効果特
性または第2の効果特性のいずれか一方を指定すること
によって、第1または第2の効果特性記憶手段から第1
の効果特性または第2の効果特性が読み出されて効果付
加手段に設定されるので、音色等の楽音特性か異なる各
系列に対して設定されている効果特性のみならず、選択
された各音色もしくは各音高等に各々設定されている効
果特性を使用して効果を付与することができ、この結果
、演奏上の操作性の向上が図られると共に、常に最適な
効果特性を演奏音に付与して演奏を行うことができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図は同実施例の操作パネルの構成を示す平面図、第
3図は同実施例の動作を説明するための機能ツリー、第
4図〜第9図は同実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。 SS・・・・・・ソース指定スイッチ (効果特性指定手段)、 ■・・・・・・押鍵検出回路 (演奏情報入力手段)、 6・・・・・・マイクロコンピュータ、7・・・・・・
楽音信号発生回路(楽音信号発生手段)、8・・・・・
・効果付加装置(効果付加手段)、13・・・・・・D
/A変換器、 14・・・・・・サウンドシステム(楽音形成手段)、
17・・・・・・CPU(効果特性設定手段)、18・
・・・・・ワーキングメモリ (第1.第2の効果特性記憶手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 演奏情報入力手段によって入力された演奏情報に基づい
    て、音色等の楽音特性が異なる複数系列の楽音信号を発
    生する楽音信号発生手段と、前記複数系列の楽音信号に
    、予め設定された効果特性に応じて決定される効果を各
    々付加して出力する効果付加手段と、前記効果付加手段
    の出力に基づいて楽音を形成する楽音形成手段とを有す
    る電子楽器において、各音色毎もしくは各音高毎等に各
    々設定された第1の効果特性を記憶する第1の効果特性
    記憶手段と、 前記各系列に対して設定された第2の効果特性を記憶す
    る第2の効果特性記憶手段と、 前記効果付加手段に設定すべき前記第1の効果特性また
    は第2の効果特性のいずれか一方を指定する効果特性指
    定手段と、 前記効果特性指定手段の指示に応じて、前記第1または
    第2の効果特性記憶手段から第1の効果特性または第2
    の効果特性を読み出し、前記効果付加手段に設定する効
    果特性設定手段と、 を具備することを特徴とする電子楽器。
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Citations (4)

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JPS5839000A (ja) * 1981-09-02 1983-03-07 ヤマハ株式会社 電子楽器
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JPS649435A (en) * 1987-06-30 1989-01-12 Canon Kk Photographing information display device

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