JPH03125679A - 自動二輪車の物入れボックス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、内部の空気を換気して昇温を防止できるよ
うにした自動二輪車の物入れボックスに関する。

〔従来の技術〕

自動二輪車は、車体の殆んどの部分が露出している。そ
して、車体の適宜の個所に物入れボックスを設けたり、
車体後部にトランク状の物入れボックスを取付けて、携
帯品を運搬できるようにしている。物入れボックスは、
直射日光を受けることが多く、炎天下では内部の温度が
大１■に上昇し、プラスチック製品などの熱に弱い物を
入れておくと変形したりすることがある。このため、物
入れボックスに目立たないように換気窓を設けて、換気
によって内部の温度上昇を防ぐようにしたものがある。

例えば、特開昭６２−１０３２７４号公報参照。又、自
動二輪車ではないが、自動車では、車室の空気を強制換
気するようにしたものがある。

例えば、特開昭６０−５３４２３号公報参照。

〔発明が解決しようとする課題〕

物入れボックスに、換気窓を設けたものでも、炎天下に
駐車するような場合は、内部の温度上昇が大きく、不満
足である。

この発明は、かかる点に鑑み、物入れボックスを電動の
換気扇で換気して温度上昇を防ぎ、しかも電動の換気扇
を太陽電池で駆動して、炎天下はどよく換気ができ、車
載用のバッテリーの消耗する心配もない自動二輪車の物
入れボックスを得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、この発明の自動二輪車の物
入れボックスは、物入れボックスの下面に吸入口を設け
ると共に、上部に排風口を設け、該排風口に電動の換気
扇を取付け、該電動の換気扇を太陽電池で駆動するよう
にしたことにある。

〔作用〕

電動の換気扇は、物入れボックスの内側上部の温度上昇
した空気を排風口に強制的に排出する。

そして、これに伴って、下側の吸入口から冷えた空気が
流入して、物入れボックス内の温度上昇を防ぐことがで
きる。そして、太陽電池で電動の換気扇を駆動するので
、物入れボックスが直射日光を受けて内部の温度が上昇
するときほど太陽電池の発電量が多く、換気が充分でき
る。車載用のバッテリーは使用しないので、長時間の駐
車でも、バッテリー上りを起す心配がない。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面によって説明する。

物入れボックス１は、自動二輪車のフレーム２の前上部
に取付けてあり、フイシン３で蓋４を上方に開いて、品
物を出し入れできるようにしである。物入れボックス１
には、下面−側に吸入口５を設け、上部に排風口６を設
ける。そして、排風口６の中に、小型の電動の換気扇７
を取付けである。一方、前部を覆ったカウリング８の上
部に取付けた、透明板でできたフロントスクリーン９の
下部内側に、太陽型／ｌ！！　１０を取付け、太陽電池
１０を電動の換気扇７に結線する。直射日光を受けて太
陽電池１０が発電すると、電動の換気扇７が駆動され、
物入れボックス１内の、自然対流で温度が上昇した上部
の空気を、排風口６に排出し、これに伴って、物入れボ
ックスｌ内に、吸入口５から冷たい空気が補強される。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明は、上述のように（Ｉ１
１成したので、物入れボックス内の空気を電動の換気扇
で強制的に換気することができて、物入れボックス内の
温度上昇を防ぐことができ、耐熱温度が低い品物でも安
心して物入れボックス内に収容することができる。そし
て、電動の換気扇は、太陽電池で駆動するので、直射日
光を受けるときは、よく換気ができて、特別に電動の換
気扇を制御する手段がいらない。尚、物入れボックス内
に温度センサースイッチを設けて、所定温度以上のとき
、電動の換気扇が駆動するようにしてもよい。

こうして、太陽電池で電動の換気扇を駆動するので、車
載のバッテリーが使用されず、バッテリー上りを起す心
配がなく、長時間駐車してもよい。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す要部縦断側面図である。 １・・・物入れボックス、５・・・吸入口、６・・・排
風口、７・・・電動の換気扇、１０・・・太陽電池。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 物入れボックスの下面に吸入口を設けると共に、上部に
   排風口を設け、該排風口に電動の換気扇を取付け、該電
   動の換気扇を太陽電池で駆動するようにしたことを特徴
   とする自動二輪車の物入れボックス。