JPH03125483A - 電気素子 - Google Patents

電気素子

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JPH03125483A
JPH03125483A JP1262122A JP26212289A JPH03125483A JP H03125483 A JPH03125483 A JP H03125483A JP 1262122 A JP1262122 A JP 1262122A JP 26212289 A JP26212289 A JP 26212289A JP H03125483 A JPH03125483 A JP H03125483A
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electron
zinc oxide
electrode
organic layer
organic
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Masao Yoshikawa
吉川 雅夫
Tetsuo Suzuki
哲郎 鈴木
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Ricoh Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/549Organic PV cells

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  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光起電力素子(太陽電池)、発光素子、トラ
ンジスタ等の電気素子として応用できる電気素子に関す
る。
[従来の技術] 有機物を能動材料として用いた光起電力素子が多く研究
されている。その理由として、有機材料の半導体特性の
改良、特性の多様化、薄膜化技術の進歩が挙げられる。
上記素子は1mA/cm ’以上の電流容量を持つこと
が望ましい共通の必要特性を有している。例えば、光起
電力素子では、太陽光下で5%以上の変換効率を達成す
るにはlO+nA/cn+’以上の短絡光電流が必要で
あり、又、有機エレクトロルミネッセンス素子では10
00cd/m 2程度の高輝度を得るにはやはりlOm
A/c+n2程度の電流密度が必要である。更にトラン
ジスタにおいては作動時の電流が大きい方が用途が広い
以上のように、高い電流容量を有することが上記素子の
実用化にとって必須の技術課題である。
電荷担体として、正電荷(ホール)と電子があるが、上
記素子ではこの両者が素子の内部を抵抗なく移動する必
要がある。しかし、有機物ではその内部をホール、電子
の両方とも効率よく移動できるものがほとんどないので
電流容量が必要な素子は、電子伝導とホール伝導の層を
分けて行う改良が提案されている。
しかし、それでも移動の際にエネルギ障壁等があるとそ
れが抵抗成分として作用し、電流容量が低下する。この
障壁は素子構成上必要な異種材料層の接合部に生成する
。従って、上記素子ではその機能サイト以外の接合部分
は電荷移動に障壁のないオーミック接触である必要があ
る。
しかし、電子移動層とホール移動層を別個に備えた有機
電子素子を用いて高い電流密度を得るという課題を達成
しようと試みた報告を検討すると重大な問題があること
が分かる。それは陰電極(以下陰極という)材料に関す
るものである。
陰極材料として、通常、金属が用いられており、有機半
導体とオーミック接触を達成するために仕事関数の小さ
な金属が用いられていた。
例えば、光起電力素子の場合、特公昭624871では
、短絡光電流として、最高3mA/cm 2の例が記載
されているが、この際に用いられている陰極はAgやI
nである。周知の通り、これらは、耐酸化性に乏しい材
料である。
又、電界発光の例では、R,H,Partridgeが
ポリビニルカルバゾールを発光材料に用いた例を報告し
ており、この例では[Polymer、24,748(
1983)]陰極にセシウムを用いている。
又、別の例として、C,Tangが報告しているアルミ
ニウムキノリン錯体とジアミンの複層型素子では陰極に
Mg−Ag合金が用いられているが[Appl 、Ph
ys、l、ett、 、 51.9Ll(1987)]
これらの金属材料も、又、耐酸化性に乏しい。
この種の金属ではなく、仕事関数の大きなものを陰極材
料として使用できれば、電極の安定性が増し、素子の実
用化が近づくものと考えられる。しかし、直接、これら
の材料を用いると、電流密度が大幅に低下し、素子の特
性の低下が起きてしまう。これは、これらの金属を用い
ると、電子伝導性の有機物層と金属との間に、電子伝導
に対する障壁が生成するためと考えられる。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、電子伝導性である電子受容性有機半導
体を用い、かつ、電流密度を低下させずに安定な金属を
陰極として使用できる電気素子を提供しようとするもの
である。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、鋭意検討した結果、陰極側の
構成として、酸化亜鉛を主成分とする電極とそこに連続
して電子受容性有機物層が重なったものであると、大き
な電流が安定して得られることが判明した。
すなわち、本発明は、酸化亜鉛を主成分とする電極と電
子受容性有機物層を順次積層してなる電気素子である。
酸化亜鉛は、それ自体でも亜鉛リッチであったり、A1
のような3価の元素がドープされると低抵抗化し、それ
自体で電極として十分使用できる。又、これを陰極とし
て使用した場合、電子受容性の有機物層とオーミック接
触し、素子全体の電流容量の低下が生じない。
本発明に使用する酸化亜鉛電極としては、亜鉛組成がリ
ッチな酸化亜鉛、3価の元素がドープされた酸化亜鉛等
がある。又、本発明に使用する電子受容性有機物層を構
成する材料には、例えば、 ペリレン系顔料Pigment Red (以下PR)
 179.PR190、PR149,PR189,PR
123,PigIIlent  Brown26等; ペリレン系顔料 Plgient Orange 43
.PR194等;アントラキノン系顔料 PR18g、
PR177、VatYellow 4等; フラバンスロン等の含キノン黄色顔料;クリスタルバイ
オレット、メチルバイオレット、マラカイトグリーン等
の染料; テトラシアノキノジメタン、テトラシアノエチレン、ジ
メチルジクロルベンズキノン、トリニトロフルオレノン
等のアクセプタ化合物; カリウム、ナトリウム等がドープされたポリアセチレン
、ポリチオフェン等の共役系高分子 等が挙げられる。
本発明の素子は、スパッタリング、蒸着、スピンコード
、ディッピング等の方法で上記電極、電子受容性有機物
層を順次積層することにより形成される。更にこの上に
必要に応じて他の層及び陽極を積層することができる。
例えば、有機光起電力素子では電子供与性の有機色素層
と電極が設けられ、2つの層の界面で光電変換が行われ
る。EL素子では発光層等が更に設けられる。
このような電子供与性有機色素層としては、例えばフタ
ロシアニン系顔料(中心金属がCu。
Zn、Go、Ni、Pb、Pt、Pe、Mg等の2価の
もの、無金属フタロシアニン、アルミニウムクロルフタ
ロシアニン、インジウムクロムフタロシアニン、ガリウ
ムクロルフタロシアニン等のハロゲン原子が配位した3
価金属のフタロシアニン、その他バナジルフタロシアニ
ン、チタニルフタロシアニン等の酸素が配位したフタロ
シアニン);インジゴ、チオインジゴ系顔料(Pigm
entBlue 6G、Pigment Violet
 38等);キナクリドン系顔料(Pigment V
iolet 19.Pigment Red122等)
; メロシアニン化合物、シアニン化合物、スクアリウム化
合物等の染料を挙げることができる。
これらは蒸着、スピンコード、ディッピング等での方法
で成膜される。この中で、薄膜化、均一化には蒸着が好
ましい。
陽極としては、例えば、Au、Pt、Ni。
P d s Cu SCr s A g等の仕事関数の
高い金属が挙げられる。特にAuは安定で好ましい。
膜厚は50〜3000人が好ましい。又、支持体として
、ガラス、プラスチックフィルム等を用いることができ
る。
[実施例コ 以下に実施例を挙げ、本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 コーニング7059ガラス上に基板温度的300℃で、
導入ガスとしてアルゴンを用い、DCマグネトロンスパ
ッタ法で、酸化亜鉛を約aooo人の厚さで設けた。そ
の上に、真空蒸着法で電子受容性物質であるペリレンテ
トラカルボン酸メチルイミド(P L−ME)を約20
00人の厚さで設け、その上に金を真空蒸着した。酸化
亜鉛と金がなす面積は0.25Q…2とした。2つの電
極に銀ペーストにてリード線を取り付けた。
この素子の酸化亜鉛側にemV/sで掃引される電圧を
印加して±I■での電流を測定したところ、−1Vでの
電流密度[J (−1V) ]として−0,78mA/
cm 2が得られた。
比較例l ZnO電極をITO(松崎真空製)とした以外は“実施
例1と同様に試料を作製して電流測定を行ったところ、
[J (−1V) ] として−0,07mA/cm2
であった。
実施例2 実施例1の酸化亜鉛をアルミニウムを2atom%ドー
プした酸化亜鉛ターゲットから作製した以外は実施例1
と同様に試料を作製し、電流測定を行ったところ、[J
 (−1V)コとして−1,5mA/cm ’が得られ
た。
実施例3 実施例2の電子受容性物質を下記の化学構造の化合物に
変え、その厚さを200OLにした以外は実施例2と同
様に試料を作製し、電流測定を行ったところ、[J (
−1V) ] として−1,3mA/cm2が得られた
比較例2 ZnO電極をITO(松崎真空製)とした以外は実施例
3と同様に試料を作製して電流測定を行ったところ、[
J (−1V)]として−0,023mA/cm2であ
った。
実施例4 実施例2の電子受容性物質を下記の化学構造の化合物に
変え、その厚さを2000 Xにした以外は実施例2と
同様に試料を作製し、電流測定を行ったところ、[J 
(−1V) ] として−2,3mA/c+n2が得ら
れた。
 0 比較例3 ZnO電極をITO(松崎真空製)とした以外は実施例
4と同様に試料を作製して電流測定を行ったところ、[
J (−1V)コとして−0,045+nA/c112
であった。
実施例5 実施例1と同様に作製した酸化亜鉛電極上に、実施例1
と同様に真空蒸着法でP L−MEを約500人の厚さ
で、次いでアルミニウムクロルフタロシアニンを約40
0人の厚さで設け、その上に金を真空蒸着した。酸化亜
鉛と金がなす面積は0.25cm2とした。2つの電極
に銀ペーストにてリード線を取り付けた。
この素子の酸化亜鉛に751nW/C112の白色光を
照射しながら、6mV/sで掃引される電圧を印加1 して変換効率を測定したところV oc −0,43V
 。
J sc −2,1mA/cm2、ff−0,38とな
り変換効率0゜46%が得られた。
比較例4 ZnO電極をITO(松崎真空製)とした以外は実施例
5と同様に試料を作製して変換効率測定を行ったところ
、V oc −0,28V SJ sc −2,0mA
/cm’ 、ff’−0,33となり変換効率0.23
%が得られた。なお、本例でのVocのばらつきは大き
く 、0.28V以下のものが大半であった。
[発明の効果] 本発明の素子の効果を要約すると以下の通りである。
1、電流密度の低下が起こらない。
2、電子受容性有機物層が薄膜でも(薄膜の方が電流密
度が高い。これは有機物層のバルク抵抗で電流が制限さ
れているためと考えられる。)ピンホールによる短絡確
率が低下する。
 2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 酸化亜鉛を主成分とする電極と電子受容性有機物層を順
    次積層してなることを特徴とする電気素子。
JP1262122A 1989-10-09 1989-10-09 電気素子 Expired - Fee Related JP2763619B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012216832A (ja) * 2011-03-30 2012-11-08 Mitsubishi Chemicals Corp 光電変換素子、太陽電池、太陽電池モジュール及びインク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012216832A (ja) * 2011-03-30 2012-11-08 Mitsubishi Chemicals Corp 光電変換素子、太陽電池、太陽電池モジュール及びインク

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