JPH0312528Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0312528Y2 JPH0312528Y2 JP1984199370U JP19937084U JPH0312528Y2 JP H0312528 Y2 JPH0312528 Y2 JP H0312528Y2 JP 1984199370 U JP1984199370 U JP 1984199370U JP 19937084 U JP19937084 U JP 19937084U JP H0312528 Y2 JPH0312528 Y2 JP H0312528Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- input
- shift register
- latch circuit
- output
- image information
- Prior art date
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- Expired
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Electronic Switches (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は、プリンタ、フアクシミリ等における
感熱記録装置に関する。
感熱記録装置に関する。
従来技術
一般に、多色の発色が可能な感熱記録紙を印字
する場合、発熱体に印加されるエネルギーによつ
て発色が違うような記録紙が用いられる。このた
め、従来の感熱記録装置で印字しようとすると、
各色毎に別々のパルスで印字しなければならな
い。
する場合、発熱体に印加されるエネルギーによつ
て発色が違うような記録紙が用いられる。このた
め、従来の感熱記録装置で印字しようとすると、
各色毎に別々のパルスで印字しなければならな
い。
第5図はこの様な従来の感熱記録装置の構成を
示す図で、1は画データが入力されるシフトレジ
スタ、2はラツチ回路、31…3oはNANDゲー
ト、R1…Roは発熱抵抗体である。
示す図で、1は画データが入力されるシフトレジ
スタ、2はラツチ回路、31…3oはNANDゲー
ト、R1…Roは発熱抵抗体である。
いま、赤と黒2色で発色する感熱記録紙を用い
るとき、まず黒の画情報をシフトレジスタ1に入
力し、しかる後にラツチ回路2にデータをラツチ
し、NANDゲート31,32…3oに印字パルスを
入力して発熱体に電流を流し、感熱紙を発色させ
る。次に赤の画情報をシフトレジスタに入力し、
同様にして赤を発色させる。このとき、赤の発色
に要するエネルギは、一般に黒の発色に要するエ
ネルギより小さいので、パルス幅によつて発色が
区別され、赤の場合が短いパルスで済む。抵抗値
700Ωの発熱体で、印加電圧Vccが18Vの場合、
黒で2ms、赤は1msのパルスで発色する。
るとき、まず黒の画情報をシフトレジスタ1に入
力し、しかる後にラツチ回路2にデータをラツチ
し、NANDゲート31,32…3oに印字パルスを
入力して発熱体に電流を流し、感熱紙を発色させ
る。次に赤の画情報をシフトレジスタに入力し、
同様にして赤を発色させる。このとき、赤の発色
に要するエネルギは、一般に黒の発色に要するエ
ネルギより小さいので、パルス幅によつて発色が
区別され、赤の場合が短いパルスで済む。抵抗値
700Ωの発熱体で、印加電圧Vccが18Vの場合、
黒で2ms、赤は1msのパルスで発色する。
このように従来の感熱記録紙では、2色の場
合、黒と赤、2回の印字を行わなければならず、
印字時間が2倍かかつてしまう欠点があつた。
合、黒と赤、2回の印字を行わなければならず、
印字時間が2倍かかつてしまう欠点があつた。
目 的
本考案は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、安価な構成で多色感熱記録紙に印字する
場合の高速化を図ることを目的とする。
もので、安価な構成で多色感熱記録紙に印字する
場合の高速化を図ることを目的とする。
構 成
本考案は、上記目的を達成するために、画デー
タが入力される1つ又は複数のシフトレジスタ、
前記シフトレジスタの画データを色別にラツチす
る複数のラツチ回路、前記ラツチ回路の出力が一
方の入力に、印字パルスが他方の入力に加えられ
る出力がオープンコレクタの複数のナンド回路を
備え、前記各ナンド回路出力をワイアードOR又
はOR回路を介して発熱抵抗体に加え、印字色に
より印字パルス幅を変え、2種以上のパルス幅の
異なる印字パルスを同時に加えるようにしたこと
を特徴としたものである。以下、本考案の実施例
に基づいて説明する。
タが入力される1つ又は複数のシフトレジスタ、
前記シフトレジスタの画データを色別にラツチす
る複数のラツチ回路、前記ラツチ回路の出力が一
方の入力に、印字パルスが他方の入力に加えられ
る出力がオープンコレクタの複数のナンド回路を
備え、前記各ナンド回路出力をワイアードOR又
はOR回路を介して発熱抵抗体に加え、印字色に
より印字パルス幅を変え、2種以上のパルス幅の
異なる印字パルスを同時に加えるようにしたこと
を特徴としたものである。以下、本考案の実施例
に基づいて説明する。
第1図は、本考案による感熱記録装置の実施例
を示し、10,11はシフトレジスタ、12,1
3はラツチ回路、141,142…14o,151,
152…15oはNANDゲート、R1,R2…Roは発
熱抵抗体である。
を示し、10,11はシフトレジスタ、12,1
3はラツチ回路、141,142…14o,151,
152…15oはNANDゲート、R1,R2…Roは発
熱抵抗体である。
図において、赤、黒2色の印字をする場合を説
明すると、まず黒の画情報はシフトレジスタ10
に入力され、ラツチ回路12にラツチされる。同
様にして、赤の画情報はシフトレジスタ11に入
力され、ラツチ回路13にラツチされる。続いて
印字パルス入力1より黒の印字パルス(長さ
2ms)が加えられ、同時に印字パルス入力2より
赤の印字パルス(長さ1ms)が加えられる。この
時、例えば発熱抵抗体R1について言うと、ラツ
チ回路12の出力DB1に黒のデータがあり、ラツ
チ回路13の出力DR1に赤のデータが無かつたと
きは、発熱抵抗体R1には2msの間電流が流れ、黒
が印字される。DB1に黒のデータが無く、DR1に
赤のデータがあれば発熱抵抗体R1には1msの間電
流が流れ赤が印字される。両方共にデータがあれ
ば黒が印字されることとなる。このように、赤と
黒のデータが、同時入力、同時書込みが可能であ
るため、印字時間が従来の半分で済み、高速化が
達成される。また、第2図Aに示すNANDゲー
トは第2図Bに示す様にオープンコレクタとし、
発熱抵抗体への接続はワイアードORとすれば、
回路素子の増加を防ぐことができる。
明すると、まず黒の画情報はシフトレジスタ10
に入力され、ラツチ回路12にラツチされる。同
様にして、赤の画情報はシフトレジスタ11に入
力され、ラツチ回路13にラツチされる。続いて
印字パルス入力1より黒の印字パルス(長さ
2ms)が加えられ、同時に印字パルス入力2より
赤の印字パルス(長さ1ms)が加えられる。この
時、例えば発熱抵抗体R1について言うと、ラツ
チ回路12の出力DB1に黒のデータがあり、ラツ
チ回路13の出力DR1に赤のデータが無かつたと
きは、発熱抵抗体R1には2msの間電流が流れ、黒
が印字される。DB1に黒のデータが無く、DR1に
赤のデータがあれば発熱抵抗体R1には1msの間電
流が流れ赤が印字される。両方共にデータがあれ
ば黒が印字されることとなる。このように、赤と
黒のデータが、同時入力、同時書込みが可能であ
るため、印字時間が従来の半分で済み、高速化が
達成される。また、第2図Aに示すNANDゲー
トは第2図Bに示す様にオープンコレクタとし、
発熱抵抗体への接続はワイアードORとすれば、
回路素子の増加を防ぐことができる。
第3図は、本考案による他の実施例を示し、シ
フトレジスタをシフトレジスタ16の1個のみに
して、例えば赤と黒のデータを時分割で入力する
点のみが第1図の場合と異なつている。この場合
は、データの同時入力はできないが、同時書込み
は可能であり、印字の高速化が図れると共に、レ
ジストが少ない分だけ安価に構成できる。
フトレジスタをシフトレジスタ16の1個のみに
して、例えば赤と黒のデータを時分割で入力する
点のみが第1図の場合と異なつている。この場合
は、データの同時入力はできないが、同時書込み
は可能であり、印字の高速化が図れると共に、レ
ジストが少ない分だけ安価に構成できる。
また、本考案をLSIで実現するとき、NAND
ゲートの出力トランジスタが大きくなるため、第
4図Aに示すようにワイアードOR構成にした場
合、出力トランジスタが2個必要であるので、構
成上得策ではないので、第4図Bの如きORゲー
トを用いる構成にした方が良い。
ゲートの出力トランジスタが大きくなるため、第
4図Aに示すようにワイアードOR構成にした場
合、出力トランジスタが2個必要であるので、構
成上得策ではないので、第4図Bの如きORゲー
トを用いる構成にした方が良い。
効 果
以上のように本考案によれば、パルスの印加に
よるものであるから従来のようなスイツチングに
よる電源の印加と異なり、ノイズの低減が図れ、
それにともない品質の良い印字が実現できるばか
りでなく、多色感熱記録紙に印字する場合の高速
化が図れ、しかも部品数の削減等安価な構成によ
り達成することができる。
よるものであるから従来のようなスイツチングに
よる電源の印加と異なり、ノイズの低減が図れ、
それにともない品質の良い印字が実現できるばか
りでなく、多色感熱記録紙に印字する場合の高速
化が図れ、しかも部品数の削減等安価な構成によ
り達成することができる。
第1図は本考案の一実施例を示す図、第2図
は、NANDゲートの出力をオープンコレクタに
することを示す図、第3図は本考案の他の実施例
を示す図、第4図は本考案をLSIで実現する場合
のNANDゲートの出力構成を示す図、第5図は、
従来の感熱記録装置の構成を示す図である。 10,11,16:シフトレジスタ、12,1
3:ラツチ回路、141,142…14o,151,
152…15o:NANDゲート、R1,R2…Ro:発
熱抵抗体。
は、NANDゲートの出力をオープンコレクタに
することを示す図、第3図は本考案の他の実施例
を示す図、第4図は本考案をLSIで実現する場合
のNANDゲートの出力構成を示す図、第5図は、
従来の感熱記録装置の構成を示す図である。 10,11,16:シフトレジスタ、12,1
3:ラツチ回路、141,142…14o,151,
152…15o:NANDゲート、R1,R2…Ro:発
熱抵抗体。
Claims (1)
- 一方の画情報が入力される第1のシフトレジス
タと、該第1のシフトレジスタの画情報をラツチ
する第1のラツチ回路と、該第1のラツチ回路の
出力を一方の入力とし、第1の印字パルスを他方
の入力とする複数の第1のナンド回路と、他方の
画情報が入力される第2のシフトレジスタと、該
第2のシフトレジスタの画情報をラツチする第2
のラツチ回路と、該第2のラツチ回路の出力を一
方の入力とし、前記第1の印字パルスのパルス幅
と異なり、第1の印字パルスと同時に入力される
第2の印字パルスを他方の入力とする複数の第2
のナンド回路と、前記複数の第1のナンド回路と
前記複数の第2のナンド回路の出力を各々ワイア
ードORで接続し、そのどちらかの出力により印
加される複数の発熱抵抗体とから成ることを特徴
とする感熱記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984199370U JPH0312528Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984199370U JPH0312528Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61112937U JPS61112937U (ja) | 1986-07-17 |
JPH0312528Y2 true JPH0312528Y2 (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=30759230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984199370U Expired JPH0312528Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0312528Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61192569A (ja) * | 1985-02-21 | 1986-08-27 | Tokyo Electric Co Ltd | 計量印字装置 |
JPS61195861A (ja) * | 1985-02-25 | 1986-08-30 | Tokyo Electric Co Ltd | ラベルプリンタ |
JPH0712704B2 (ja) * | 1985-02-25 | 1995-02-15 | 東京電気株式会社 | 2色ラベルの感熱記録方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5852506A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-28 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 板材の幅測定装置 |
-
1984
- 1984-12-28 JP JP1984199370U patent/JPH0312528Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5852506A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-28 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 板材の幅測定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61112937U (ja) | 1986-07-17 |
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