JPH03125100A - 多管式蒸発器 - Google Patents

多管式蒸発器

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JPH03125100A
JPH03125100A JP26433789A JP26433789A JPH03125100A JP H03125100 A JPH03125100 A JP H03125100A JP 26433789 A JP26433789 A JP 26433789A JP 26433789 A JP26433789 A JP 26433789A JP H03125100 A JPH03125100 A JP H03125100A
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tube
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tubes
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Toshiji Akagi
赤木 淑二
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Altemira Co Ltd
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Showa Aluminum Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、例えば液化酸素、液化窒素等の低温液化ガ
スの蒸発器に使用せられる多管式蒸発器に関するもので
ある。
従来の技術 一般に、この種の多管式蒸発器は、並列状に配置された
垂直蒸発管を備えており、各垂直蒸発管は長さ方向に伸
びる放射状フィンを有していて、これらのフィン付き蒸
発管が隣り合うものどうし相互に継ぎ板を介して連結さ
れていた。
そして従来、とくに超高圧用蒸発器においては、各垂直
蒸発管体が、ステンレス鋼よりなる内管と、アルミニウ
ム押出型材製の外管とによって構成され、これら両管は
、拡管法あるいは縮管法等によって熱抵抗ができるだけ
少ない方法で密着せしめられており、すべての垂直蒸発
管体は配列の順に、すなわち液化ガスが入口側の垂直蒸
発管体から出口側の垂直蒸発管体までをシリーズ(−続
き)に流れるように、それらの内管の端部が連結管を介
して連結され、液化ガスがこれらの垂直蒸発管体内を順
次流れる間に、外部の自然対流による空気流によって加
温されて蒸発せしめられるようになされていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の従来の多管式蒸発器を運転すると
、液化酸素などの液化ガスは、例えば−180℃前後の
超低温であるため、液化ガス導入管が接続された入口側
の垂直蒸発管体の外管表面とフィン表面に氷霜が付着し
、その部分の熱交換効率の低下により、入口側の垂直蒸
発管体から次の垂直蒸発管体へと氷霜付着現象が次第に
進んでしまい、液化酸素等の蒸発効率が低下するという
問題があった。
そこで、従来は、氷霜付着現象による蒸発効率の低下を
見込んで、過大能力の蒸発器を使用するか、あるいはま
た散水もしくは蒸気吹き付けなどの融氷雪装置を取り付
けていた。
しかし、前者の過大能力を有する蒸発器を使用するのは
経済的でなく、また後者の融氷雪装置は、通常、蒸発器
の上側もしくは下側に配置された供給管のノズルから水
または蒸気を蒸発器に吹き付けて、氷霜を溶かすもので
あるが、このような装置は大掛かりであるため、これを
蒸発器に取り付けた場合、コンパクトでなく、設備費、
運転コストが非常に高くつくという問題があった。
この発明の目的は、上記の従来技術の問題を解決し、蒸
発器の能力を過大にしたり、あるいは他の熱源の融氷雪
装置を使用したりすることなく、入口側の垂直蒸発管体
への氷霜の付着を充分に少なくすることができ、従って
連続運転の性能低下を抑えることができ、蒸発効率が非
常にすぐれている多管式蒸発器を提供しようとするにあ
る。
課題を解決するだめの手段 この発明は、上記の目的を達成するために、少なくとも
2本の垂直蒸発管体が並列状に配置され、各垂直蒸発管
体は、相互に異種金属よりなる内外2重管によって構成
され、すべての垂直蒸発管体の内管の端部が、液化ガス
の入口側の第1の垂直蒸発管体から出口側の最終の垂直
蒸発管体までをシリーズに流れるように、連結管を介し
て連結されている多管式蒸発器において、入口側の第1
の垂直蒸発管体における内管と外管との間に間隙があけ
られることにより、霜付き防止用断熱空気層が形成され
ていることを特徴とする、多管式蒸発器を要旨としてい
る。
ここで、霜付き防止用断熱空気層の厚さは、内管と外管
の大きさ、およびこれらを構成する金属の種類等によっ
て異なるものであるが、通常20 ml 〜2 mm 
、好ましくは50贋〜500J、IIIとする。また内
管および外管は、所要の供給圧の低温液化ガスを保持す
るのに充分な厚さを有するものとする。
作  用 上記多管式蒸発器においては、入口側の垂直蒸発管体か
ら出口側の最終の垂直蒸発管体までを液化ガスがシリー
ズに流されており、入口側の第1垂直蒸発管体について
のみ、これの内管と外管との間に間隙があけられること
により、霜付き防止用断熱空気層が形成され、熱抵抗が
付与されているもので、このような断熱空気層の存在に
より入口側の垂直蒸発管体において該蒸発管体への氷霜
の付着を少なくすることができ、従って氷霜付着現象が
、入口側の垂直蒸発管体から次の垂直蒸発管体へと進む
ようなことがなく、連続運転の性能低下を抑えることが
できて、液化酸素等の蒸発効率が非常にすぐれている。
実  施  例 つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この明細書において、前後および左右は、第2図を基準
とし、前とは第2図下側、後とは同上側をい\、また左
とは同図左側、右とは同右側をいうものとする。
図面において、この発明による多管式蒸発器は、並列状
に配置された3本の垂直蒸発管体(A)によって構成さ
れた左右に伸びる蒸発管体列(I?)が、前後に3つ平
行状に並べられたものである。各垂直蒸発管体(A)は
、外径22m、のステンレス鋼製の内管(1)と、これ
に嵌め被せられた外径40mmのアルミニウム押出型材
製の外管(2)とによって構成されている。外管(2)
には、これの長さ方向に伸びる8つの放射状フィン(3
)が設けられている。相互に隣り合う蒸発管体(A) 
(A)は、これらの上下両側において、蒸発管体(A)
相互の間隔を狭める熱収縮力によって曲がり得る平面よ
りみて略S形の継ぎ板(9)を介して溶接により連結せ
られている。
そして、各蒸発管体列(R)において、入口側の第1垂
直蒸発管体(Al)の下端部に液化ガス導入管(6)が
接続され、かつ出口側の第3垂直蒸発管体(A3)の下
端部に液化ガス排出管(4)が接続されるとともに、す
べての垂直蒸発管体く^)の内管(1)の端部は配列の
順に、すなわち液化ガスが入口側の第1垂直蒸発管体く
A1)から出口側の第3垂直蒸発管体(A3)までをシ
リーズ(−続き)に流れるように、ステンレス鋼製連結
管(4)を介して連結されている。
そして、この発明の多管式蒸発器では、各蒸発管体列(
R)の入口側の第1垂直蒸発管体(A1)において内管
(1)と外管(2)とがゆるく結合されて、両管(1)
(2)の間に間隙があけられることにより、厚さ501
mの霜付き防止用断熱空気層(5)が形成されて、熱抵
抗が付与され、残りの第2垂直蒸発管体くA2)および
第3垂直蒸発管体(A3)の両管体は、拡管法あるいは
縮管法等によって熱抵抗ができるだけ少ない方法で密着
せしめられているものである。
また、各蒸発管体列(R)における液化ガス導入管(8
)の他端部は、液化ガス導入ヘッダ(lO)にそれぞれ
接続され、このヘッダ(10)には外部より液化ガスを
供給するための1本の液化ガス供給管(11)が接続さ
れている。
一方、−各蒸発管体列(R)におけるの液化ガス排出管
(7)の他端部は、液化ガス排出ヘッダ(12〉にそれ
ぞれ接続され、このヘッダ(12)には外部に液化ガス
を排出するための1本の液化ガス流送管(13)が接続
されている。
上記多管式蒸発器において、通常−180℃前後の低温
の液化酸素などの液化ガスを液化ガス供給管(11)か
ら導入ヘッダ(10)および導入管(6)を経て、各蒸
発管体列(R)の入口側の垂直蒸発管体(A1)の内管
(1)に導入すると、液化ガスは、入口側の第1垂直蒸
発管体(At)の内管(1)から次の第2垂直蒸発管体
くA2)の内管(1)、さらに出口側の第3垂直蒸発管
体くA3)の内管(1)までを順に流れていき、これら
の垂直蒸発管体(A)内を流れる間に、外部の自然対流
による空気流によって液化ガスが加温されて蒸発せしめ
られる。
ここで、液化ガスが、例えば酸素、窒素、アルゴンであ
る場合、蒸発器内の液化ガスの蒸発部は、通常全体の1
/3〜1/4であり、残りは加温部となされている。蒸
発部に相当する第1垂直蒸発管体(A1)とこれのフィ
ン(3)の表面温度は、−120〜−160m程度であ
り、2番目と3番目の垂直蒸発管体(A2) (A3)
は加温部となされていて、そのフィン(3)の表面温度
は10〜−20℃程度である。
ここで、蒸発器の運転により、蒸発部となされた入口側
のフィン(3)付き第1垂直蒸発管体(A1)の表面に
氷霜が生成されるが、この蒸発管体(A1)は、これの
内管(1)と外管(2)との間に間隙があけられること
により、霜付き防止用断熱空気層(5)が形成されて、
熱抵抗が付与されているので、氷霜の生成を充分に抑え
ることができて、該蒸発管体(A1)への氷霜の付着を
少なくすることができ、この蒸発管体(At)の表面で
生じた氷霜付着現象が、次の垂直蒸発管体くA2)へと
進むようなことがなく、蒸発効率が非常にすぐれていて
、蒸発器は長期間連続運転をすることが可能である。
なお、上記実施例において、蒸発器の各蒸発管体列(R
)は、3本の垂直蒸発管体(A)により構成されている
が、これは少なくとも2本の垂直蒸発管体(A)により
構成されておればよい。
また蒸発器は、左右に伸びる蒸発管体列(R)が、前後
に3つ平行状に並べられたものであるが、これに限らず
、この発明による多管式蒸発器は、少なくとも1つの蒸
発管体列(R)によって構成されておればよい。
発明の効果 この発明は、上述のように、少なくとも2本の垂直蒸発
管体が並列状に配置され、各垂直蒸発管体は、相互に異
種金属よりなる内外2重管によって構成され、すべての
垂直蒸発管体の内管の端部が、液化ガスの入口側の第1
の垂直蒸発管体から出口側の最終の垂直蒸発管体までを
シリーズに流れるように、連結管を介して連結されてい
る多管式蒸発器において、入口側の第1の垂直蒸発管体
における内管と外管との間に間隙があけられることによ
り、霜付き防止用断熱空気層が形成されているもので、
このような断熱空気層の存在により熱抵抗が付与される
ので、入口側の第1垂直蒸発管体において該蒸発管体へ
の氷霜の付着を少なくすることができ、従って氷霜付着
現象が、入口側の垂直蒸発管体から次の垂直蒸発管体へ
と進むようなことがなく、連続運転の性能低下を抑える
ことができて、液化酸素等の低温液化ガスの蒸発効率が
非常にすぐれている。しかも従来のように蒸発器の能力
を過大にしたり、あるいは他の熱源の融水霜装置を使用
したりする必要がなく、経論性が非常に高いという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図は多管式
蒸発器の一部切欠き側面図、第2図は第1図■−■線に
沿う断面図、第3図は第1図III−III線に沿う断
面図である。 (A)(A1)〜(A3)・・・垂直蒸発管体、(1?
)・・・蒸発管体列、(1)・・・内管、(2〉・・・
外管、(3)・・・放射状フィン、(4)・・・連結管
、(5)・・・霜付き防止用断熱空気層、(6)・・・
液化ガス導入管、(7)・・・液化ガス排出管。 以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも2本の垂直蒸発管体(A)が並列状に配置さ
    れ、各垂直蒸発管体(A)は、相互に異種金属よりなる
    内外2重管(1)(2)によって構成され、すべての垂
    直蒸発管体(A)の内管(1)の端部が、液化ガスの入
    口側の第1の垂直蒸発管体(A1)から出口側の最終の
    垂直蒸発管体(A)までをシリーズに流れるように、連
    結管(4)を介して連結されている多管式蒸発器におい
    て、入口側の第1の垂直蒸発管体(A1)における内管
    (1)と外管(2)との間に間隙があけられることによ
    り、霜付き防止用断熱空気層(5)が形成されているこ
    とを特徴とする、多管式蒸発器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0604982A1 (en) * 1992-12-29 1994-07-06 Praxair Technology, Inc. Cryogenic fluid vaporizer system and process

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0604982A1 (en) * 1992-12-29 1994-07-06 Praxair Technology, Inc. Cryogenic fluid vaporizer system and process

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