JPH03124868A - 緯糸なしすだれ織物のコーティング方法および装置 - Google Patents

緯糸なしすだれ織物のコーティング方法および装置

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JPH03124868A
JPH03124868A JP1261203A JP26120389A JPH03124868A JP H03124868 A JPH03124868 A JP H03124868A JP 1261203 A JP1261203 A JP 1261203A JP 26120389 A JP26120389 A JP 26120389A JP H03124868 A JPH03124868 A JP H03124868A
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JP
Japan
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roll
blind fabric
warp threads
warp
fabric
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JP1261203A
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English (en)
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Norio Miyake
三宅 紀郎
Mitsushige Kuroiwa
黒岩 光重
Kazuhiko Yoshitake
吉武 和彦
Kazuya Ikeda
一也 池田
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B1/00Applying liquids, gases or vapours onto textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing or impregnating
    • D06B1/10Applying liquids, gases or vapours onto textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing or impregnating by contact with a member carrying the treating material
    • D06B1/14Applying liquids, gases or vapours onto textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing or impregnating by contact with a member carrying the treating material with a roller

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 −1 この発明は、緯糸なしすだれ織物のコーティング方法お
よび装置に関する。
【末立且遺 一般に、タイヤ業界においては、タイヤを構成するブラ
イをコードによって補強することがあるが、このような
補強コードとしては、生産能率向上のため、多数本の太
い経糸につなぎの役割を果す細い緯糸を絡ませて構成し
たすだれ織物を使用している。しかしながら、このよう
なすだれ織物をそのままの形で補強コードとして使用す
ると、タイヤ中に緯糸が残存することになるため、タイ
ヤの走行中に経糸と緯糸とが互いに摩擦して経糸が擦り
切れ、これによりタイヤの性能が低下したり、あるいは
ゴムコーティングの際、緯糸の影響により経糸がちどり
配列になり、プライ間ゲージを確保するため、コーティ
ングゴムを厚くしなければならないという問題点が生じ
る。このような問題点を解決するため、タイヤ業界では
すだれ織物中の緯糸を切断して除去し、その後、この緯
糸なしすだれ織物に対しゴムコーティングを施すように
している。
従来、このような緯糸なしすだれ織物に対してゴムコー
ティングを施す場合には、まず、すだれ織物の経糸を深
溝ロールの外周に形成された多数の深溝内にそれぞれ挿
入して個別にガイドしながら整列させ、次に、この整列
されたすだれ織物の経糸を該すだれ織物の長手方向に所
定距離1例えば300■程度走行させ、次に、該すだれ
織物の経糸を圧着ロールとカレンダーロール上のゴムシ
ートとの間に供給し、すだれ織物にゴムシートをコーテ
ィングするようにしている。
が       −    る このようなゴムコーティング方法は、深溝ロールがカレ
ンダーロールから大きく離れて配置されているので、経
糸が糸の結び目や付着したデイツプ液かすの影響を受け
て深溝から外れたような場合にも、該経糸を所定の深溝
に容易に復帰させることができるが、逆に、このように
太きく離れていると、ゴムコーティング時のゴム流動の
影響を受けて経糸がすだれ織物の幅方向に変位し、ピッ
チが乱れてしまうという問題が生じる。
しかも、前述した方法にあっては、すだれ織物の経糸を
、カレンダーロールとの間の間隔が一定である圧着ロー
ルとカレンダーロール上のゴムシートとの間に供給し、
該経糸をゴムシートに圧着するようにしているので、ゴ
ムシート内への経糸の押込み量が少なく、この結果、す
だれ織物の表面側に圧着されたゴムシートと裏面側から
圧着されたゴムシートとの間に間隙が生じ、後工程でゴ
ム剥離するおそれがあるという問題点がある。さらに、
すだれ織物は深溝ロールからそのまま圧着ロールへと供
給されるため、圧着ロールへのすだれ織物の巻付き角が
小さく、しかも、すだれ織物の経糸の撚りが圧着ロール
上において戻ったりし、この結果、経糸が深溝ロールお
よび圧着ロールの軸線方向に簡単にずれてピッチ乱れが
生じるという問題点もある。
この発明は、すだれ織物の経糸のピッチ乱れを効果的に
防止することができるとともに、経糸に強固にゴムコー
ティングを施すことができる緯糸なしすだれ織物のコー
ティング方法および装置を提供することを目的とする。
るた の このような目的は、第1に、長手方向に走行する緯糸な
しすだれ織物の経糸を深溝ロールにより個別にガイドし
ながら整列させる整列工程と、カレンダーロール上のゴ
ムシートに前記整列されたすだれ織物の経糸を溝付きロ
ールにより再度整列させながら圧入する圧入工程と、整
列工程と圧入工程との間において、すだれ織物を押えロ
ールによりすだれ織物の表面と直交する方向に押込んで
走行方向を変化させ、経糸の溝付きロールに対する巻付
は角を増大させるとともに、経糸の撚りの戻りを阻止す
るようにした押込み工程と、を包含する緯糸なしすだれ
織物のコーティング方法により、第2に、軸方向に互い
に所定間隔離れた多数の深溝が外周に形成されるととも
に、軸線回りに回転し、各深溝に長手方向に走行する緯
糸なしすだれ織物の経糸が挿入されることにより、これ
ら経糸を個別にガイドして整列させる深溝ロールと、深
溝ロールよりすだれ織物の走行方向下流側に設けられ、
軸方向に互いに所定間隔離れた多数の浅溝が外周に形成
されるとともに、軸線回りに回転し、各浅溝に前記深溝
ロールによって整列されたすだれ織物の経糸が挿入され
ることにより。
これら経糸を個別にガイドして再度整列させる溝付きロ
ールと、溝付きロールをカレンダーロール上のゴムシー
トに押付けることにより、浅溝に挿入されているすだれ
織物の経糸を該ゴムシート内に圧入する圧入手段と、深
溝ロールと溝付きロールとの間に配置され、すだれ織物
の表面に接触する回転可能な押えロールと、押えロール
をすだれ織物の表面に直交する方向に押込んで該すだれ
織物の走行方向を変化させ、経糸の溝付きロールに対す
る巻付は角を増大させるとともに経糸の撚りの戻りを阻
止するようにした押込み手段と、を備えた緯糸なしすだ
れ織物のコーティング装置により達成することができる
1月 今、緯糸なしすだれ織物がカレンダーロールに向かって
長手方向に走行しているとする。このすだれ織物はカレ
ンダーロールへの走行途中において深溝ロールを通過す
るが、このとき、該すだれ織物を構成する経糸は、深溝
ロールの外周に軸方向に互いに所定間隔離れて形成され
た多数の深溝内にそれぞれ挿入され、これにより個別に
ガイドされて整列される。このようにすだれ織物の経糸
は、深溝によって確実に整列されるため、この整列され
た状態のまま安定して溝付きロールまで走行することが
できる0次に、これら経糸は溝付きロールまで走行する
が、該溝付きロールにおいて軸方向に互いに所定間隔離
れた多数の浅溝内に挿入され、再び個別にガイドされて
整列される。
そして、これら浅溝に挿入されているすだれ織物の経糸
は、溝付きロールが圧入手段によってカレンダーロール
上のゴムシートに押付けられることでゴムシート内に圧
入される。このようにすだれ織物の各経糸は、ゴムシー
トに押付けられている溝付きロールの浅溝にそれぞれ挿
入されているため、該経糸に結び目やデイツプ液かすか
存在していても、また、経糸がゴムコーティング時にお
けるゴム流動の影響を受けても、該経糸が浅溝から外れ
て溝付きロールの軸線方向に移動するようなことは殆ど
なく、経糸のピッチ乱れが効果的に阻止される。また、
前記溝付きロールがゴムシートに押付けられることで、
すだれ織物の経糸はゴムシート内に強制的に圧入され、
この結果、経糸のゴムシート内への圧入深さが充分な値
となる。このため、すだれ織物にコーティングされたゴ
ムシート間に間隙が生じるようなことはなく、後工程に
おけるゴム剥離の心配もない、ここで、前記深溝ロール
と溝付きロールとの間のすだれ織物は、押えロールによ
ってすだれ織物の表面に直交する方向に押込まれている
ため、すだれ織物の走行方向が変化して経糸の溝付きロ
ールに対する巻付は角が増大し、これにより、経糸と溝
付きロールとの接触長が長くなって経糸のピッチ乱れが
抑制される。また、このとき、すだれ織物の経糸は押え
ロールによって押し付けられているため、溝付きロール
上での該経糸の撚りの戻りが効果的に抑制され、この結
果、経糸のピッチ乱れがさらに阻止される。
1墓1 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、 1はカレンダー装置であり、このカ
レンダー装N1は図示していない駆動機構により回転さ
れる2対のカレンダーロール2、3、4.5を有し、一
方の組のカレンダーロール2、3は矢印方向への回転に
より所定厚さのゴムシート 6を成形し、また、他方の
組のカレンダーロール4,5は矢印方向への回転により
所定厚さのゴムシート 7を成形する。そして、これら
のゴムシート 6、7はそれぞれカレンダーロール2、
4の周囲に付着された状態でカレンダーロール2,4の
回転により搬送され後、これらカレンダーロール2、4
間を通過することで互いに貼合わされる。カレンダー装
置 1の後方にはフレーム11が設置され、このフレー
ム11には複数のガイドローラ12.13.14が回転
可能に支持されでいる。そして、これらのガイドローラ
12.13、!4には、緯糸が切断除去された緯糸なし
すだれ織物Sが後方から前方に向かって供給される。こ
れにより、すだれ織物Sはこれらガイドローラ12.1
3.14にガイドされながら長手方向に走行し、カレン
ダー装置1に接近する。
また、前記フレーム11には昇降体17が昇降可能に支
持され、この昇降体17はモータ1日の作動により昇降
する。この昇降体17の上端には第1,2図に示すよう
に、ブラケット19を介してすだれ織物Sの幅方向に延
びる深溝ロール20が回転可能に支持され、この深溝ロ
ール20の外周には軸方向に等距離、この実施例におい
てはすだれ織物Sを構成する経糸C間の間隔(ピッチ)
と等距離だけ離れた多数、この実施例では経糸Cの本数
と同数の深溝21が成形さ件、これらの深溝21はそれ
ぞれ周方向に延びている。そして、これら深溝21の深
さは前記経糸Cの直径より深く、また、これらの深溝2
1には前記すだれ織物Sの経糸Cがそれぞれ挿入され、
この結果、これら経糸Cは深溝21により個別にガイド
され正確に整列される。
第1.3図において、28はフレーム11に固定された
前後方向に延びる傾斜ビームであり、この傾斜ビーム2
6はカレンダー装置 lに接近するに従い、即ち前方に
向かうに従い上方に傾斜している。傾斜ビーム26には
傾斜ビーム2Bに沿って延びるねじ軸27の前、後端部
が回転可能に支持され、このねじ軸27は傾斜ビーム2
6の後端部上面に固定されたモータ28により軸線回り
に回転される。29はねじ軸27の直下の傾斜ビーム2
6に敷設されたガイドレールであり、このガイドレール
29には前記ねじ軸27がねじ込まれた移動台30に固
定されたスライドベアリング31が摺動可能に係合して
いる。
前記移動台30には支持部32が設けられ、この支持部
32はすだれ織物Sの幅方向に延びる溝付きロール33
の両端部を下方から回転可能に支持する。そして、この
溝付きロール33はねじ軸27の回転によって移動台3
0が前後方向に移動することにより、第1図に実線で示
すカレンダー装置 1に最も接近した圧入位置Aと、仮
想線で示すカレンダー装置lから最も離隔した交換位置
Bとの間を移動することができ、前記圧入位置Aに移動
したときには、カレンダーロール2の外周との間に僅か
な間隙を形成する。前記溝付きロール33の軸方向中央
部外周には前記深溝ロール20と同様に軸方向に等距離
離れた多数の浅溝35が形成され、これら浅溝35の深
さは前記経糸Cの直径より浅い、そして、これらの浅溝
35にはすだれ織物Sの経糸Cがそれぞれ挿入されるが
、このとき、経糸Cの一部は浅溝35から外側に突出す
る。そして、このように浅溝35に経糸Cがそれぞれ挿
入されることで、該経糸Cは浅溝35により個別にガイ
ドされ再び整列される。
第1,4.5図において、38は前記フレーム11に取
付けられた一対のシリンダであり、これらのシリンダ3
8のピストンロッド3Bの先端にはすだれ織物Sの幅方
向に延びる連結プレート40がそれぞれ取付けられてい
る。 41はシリンダ38の側方においてフレーム11
にそれぞれ固定されたガイドブロックであり、このガイ
ドブロー2り41に摺動可能に挿入されたガイドロッド
42の先端は前記連結プレート40に固定されている。
各連結プレート40の前面には押圧爪43が固定され、
これらの押圧爪43には溝付きロール33の両端部に設
けられた係合部44に係合する保合凹み45が形成され
ている。そして、前記溝付きロール33が圧入位51A
に位置しているときにシリンダ38が作動してピストン
ロッド39が突出すると、押圧爪43は溝付きロール3
3をカレンダーロール2上のゴムシート 6に押付け、
溝付きロール33の浅溝35にそれぞれ挿入されている
経糸Cをゴムシート 8に所定量だけ圧入する。前述し
たシリンダ38、連結プレート40、ガイドブロー42
、押圧爪43は全体として、溝付きロール33をカレン
ダーロール2上のゴムシート6に押付けることにより、
浅溝35に挿入されているすだれ織物Sの経糸Cを該ゴ
ムシート 6内に圧入する圧入手段4Bを構成する。
第1図において、前記深溝ロール20と溝付きロール3
3との間には昇降台50が設置され、この昇降台50の
下端にはブラケット51を介してすだれ織物Sの幅方向
に延びるとともに、該すだれ織物Sの表面に転がり接触
する押えロール52が回転可能に支持されている。53
はほぼ上下方向に延びる複数のねじ軸であり、これらの
ねじ軸53の下部は前記昇降台50にねじ込まれている
。そして、これらねじ軸53は図示していないモータに
より軸線回りに回転されるが、これらねじ軸53が回転
することで前記昇降台50は昇降する。前述した昇降台
50、ねじ軸53およびモータは全体として、押えロー
ル52をすだれ織物Sの表面に直交する方向に押込む押
込み手段54を構成する。そして、深溝ロール20と溝
付きロール33との間のすだれ織物Sが前記押えロール
52によって下方に押込まれると、該すだれ織物Sは第
1図に示すように走行方向がへの字形に変化し、これに
より、経糸Cの溝付きロール33に対する巻付は角が増
大するとともに、経糸Cの撚りの戻りが阻止される。
58は前記交換位置Bに位置している溝付きロール33
の直下においてフレーム11に固定されたシリンダであ
り、このシリンダ5Bのピストンロッド59の先端には
断面がV字形をするとともに、溝付きロール33に沿っ
て延びる受は体GOがブラケット61を介して取付けら
れている。そして、この受は体60はシリンダ58が作
動してピストンロッド59が突出したとき、交換位置B
に位置している溝付きロール33の中央部を下方から支
持しながら持上げ、該溝付きロール33を支持部32か
ら受は取る。
前述したシリンダ5日、受は体60は全体として、溝付
きロール33を交換する交換手段62を構成する。
次に、この発明の一実施例の作用について説明する。
前述したようなコーティング装置によって、すだれ織物
Sの表、裏面にゴムコーティングを施す場合には、押え
ロール52を第1図に仮想線で示すように上方に退避さ
せた状態において、すだれ織物Sをガイドローラ12.
13.14に掛は廻した後II付きロール33の浅溝3
5に経糸Cの始端部をそれぞれ挿入する0次に、圧入手
段4Bのシリンダ38を作動してピストンロッド38を
突出させることにより、溝付きロール33をカレンダー
ロール2上のゴムシート 6に押付け、経糸Cの始端部
を溝付きロール33とゴムシート 6とにより挟持する
。この状態でねじ軸53を回転して押えロール52を下
方に第1図に仮想線で示す位置から実線で示す位置まで
移動させ、ガイドローラ14と溝付きロール33との間
のすだれ織物Sを下方に押込んで、該すだれ織物Sの走
行方向をへの字形に変化させる。このとき、すだれ織物
Sの経糸Cは深溝ロール20の深溝21内にそれぞれ挿
入される。
次に、カレンダー装置1を作動してカレンダーロール2
,3、4、5を矢印方向に回転させ、ゴムシート B、
 7を成形する。このとき、すだれ織物Sはカレンダー
ロール2と溝付きロール33とにより両側から挟持され
ているため、これらカレンダーロール2.溝付きロール
33の回転によって引取られ後方から前方に向かって走
行する。そして、このすだれ織物Sはまず深溝ロール2
0を通過するが、このとき、該すだれ織物Sの経糸Cは
前述のように深溝ロール20の深溝21内にそれぞれ挿
入されているため、これら深溝21により個別にガイド
されて整列される。このようにすだれ織物Sの経糸Cは
、深溝21によって確実に整列されるため、この整列さ
れた状態のまま安定して溝付きロール33まで走行する
ことができる。
次に、これら経糸Cは押えロール52に接触した後、溝
付きロール33に到達し、該溝付きロール33の浅溝3
5内にそれぞれ挿入される。これにより、これら経糸C
は浅溝35によって再び個別にガイドされて整列される
。このとき、これら浅溝35に挿入されている経糸Cは
、溝付きロール33が圧入手段46によってカレンダー
ロール2上のゴムシート6に押付けられることでゴムシ
ート 6内に圧入される。このようにすだれ織物Sの各
経糸Cは、ゴムシート 8に押付けられている溝付きロ
ール33の浅溝35にそれぞれ挿入されるため、該経糸
Cに結び目やデイツプ液かすが存在していても、また、
経糸Cがゴムコーティング時にゴムシート 8のゴム流
動の影響を受けても、該経糸Cは浅溝35から外れて溝
付きロール33の軸線方向に移動するようなことは殆ど
なく、この結果、経糸Cのピッチの乱れが効果的に阻止
される。また、前記溝付きロール33がゴムシート 6
に押付けられることで、すだれ織物Sの経糸Cはゴムシ
ートB内に強制的に圧入され、この結果、経糸Cのゴム
シート 6内への圧入深さが充分な値となる。
ここで、すだれ織物Sは前記深溝ロール20から溝付き
ロール33に向かって走行している最中に。
前述のように押えロール52に接触して下方に押込まれ
走行方向がへの字形に変化している。これにより、経糸
Cの溝付きロール33に対する巻付は角が増大して経糸
Cと溝付きロール33との接触長が長くなり、この結果
、溝付きロール33上での経糸Cの軸線方向移動が困難
となり、経糸Cのピッチ乱れが抑制される。また、すだ
れ織物Sの経糸Cは押えロール52によって押し付けら
れているため、溝付きロール33上での該経糸Cの撚り
の戻りが効果的に抑制され、この結果、経糸Cのピッチ
乱れがさらに防止される。
このようにしてすだれ織物Sが圧入されたゴムシート 
8はカレンダーロール2の回転によりカレンダーロール
2とカレンダーロール54との間まで搬送される。一方
、ゴムシート 7もカレンダーロール4の回転によりカ
レンダーロール2とカレンダーロール4との間まで搬送
される。そして、このゴムシート 7はカレンダーロー
ル2とカレンダーロール4との間を通過するときすだれ
織物Sの裏面側に圧着し、該すだれ織物Sをコーティン
グするとともにゴムシート 6に合流して互いに貼合わ
される。ここで、すだれ織物Sの経糸Cは前述のように
ゴムシート 6内に充分な量だけ圧入されているので、
すだれ織物Sにコーティングされたゴムシート 6、7
#Iに間隙が生じるようなことはなく、後工程において
これらがゴム剥離するおそれもない。
第6.7図は、従来の方法および本発明方法を用いてコ
ーティングしたすだれ織物Sの経糸Cのピッチのばらつ
きを測定した結果を示すもので。
従来の方法では設定ピッチ0.85mmを中心として大
きなピッチ乱れが生じているが、本発明方法では前述と
同様の設定値であるが、大幅な精度向上を達成している
次に2すだれ織物Sの種類に変更があった場合には溝付
きロール33を該すだれ織物Sに対応して交換するが、
このときには、シリンダ38のピストンロッド39を引
込めて押圧爪43を溝付きロール33かも退避させると
ともに、押えロール52をねじ軸530回転により第1
図に仮想線で示す位置まで退避させる0次に、モータ2
8を作動してねじ軸27を回転させ、移動台30をガイ
ドレール28に沿って後方に移動させる。そして、支持
部32に支持されている溝付きロール33が交換位置B
に到達したとき、前記移動台30の移動を停止する0次
に、シリンダ58のピストンロッド59を突出させて受
は体80により溝付きロール33の中央部を下方から支
持して持上げ、溝付きロール33を支持部32から受は
体60に受取る0次に、この溝付きロール33を受は体
80上から抜出すとともに、次にコーティングするすだ
れ織物Sに対応した溝付きロール33を受は体60上に
載置する0次に、シリンダ58のピストンロッド59を
引込めて該溝付きロール33を支持部32に受渡した後
、モータ28を作動して溝付きロール33を圧入位mA
まで移動させる。
え艶立皇1 以上説明したように、この発明によれば、すだれ織物の
経糸のピッチ乱れを効果的に防止することができるとと
もに、経糸に強固にゴムコーティングを施すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す一部破断正面図、第
2図は一部が破断された第1図の■−I矢視図、第3図
は溝付きロール近傍の一部破断正面図、第4図は第1図
のII −II矢視断面図、第5図は第1図の■−■矢
視図、第6図は従来の方法によりコーティングしたすだ
れ織物の経糸のピッチ乱れを示すグラフ、第7図は本発
明方法によりコーティングしたすだれ織物の経糸のピッ
チ乱れを示すグラフである。 20・・・深溝ロール 33・・・溝付きロール 46・・・圧入手段 54・・・押込み手段 C・・・経糸 株式会社ブリデストン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長手方向に走行する緯糸なしすだれ織物の経糸を
    深溝ロールにより個別にガイドしながら整列させる整列
    工程と、カレンダーロール上のゴムシートに前記整列さ
    れたすだれ織物の経糸を溝付きロールにより再度整列さ
    せながら圧入する圧入工程と、整列工程と圧入工程との
    間において、すだれ織物を押えロールによりすだれ織物
    の表面と直交する方向に押込んで走行方向を変化させ、
    経糸の溝付きロールに対する巻付け角を増大させるとと
    もに、経糸の撚りの戻りを阻止するようにした押込み工
    程と、を包含することを特徴とする緯糸なしすだれ織物
    のコーティング方法。
  2. (2)軸方向に互いに所定間隔離れた多数の深溝が外周
    に形成されるとともに、軸線回りに回転し、各深溝に長
    手方向に走行する緯糸なしすだれ織物の経糸が挿入され
    ることにより、これら経糸を個別にガイドして整列させ
    る深溝ロールと、深溝ロールよりすだれ織物の走行方向
    下流側に設けられ、軸方向に互いに所定間隔離れた多数
    の浅溝が外周に形成されるとともに、軸線回りに回転し
    、各浅溝に前記深溝ロールによって整列されたすだれ織
    物の経糸が挿入されることにより、これら経糸を個別に
    ガイドして再度整列させる溝付きロールと、溝付きロー
    ルをカレンダーロール上のゴムシートに押付けることに
    より、浅溝に挿入されているすだれ織物の経糸を該ゴム
    シート内に圧入する圧入手段と、深溝ロールと溝付きロ
    ールとの間に配置され、すだれ織物の表面に接触する回
    転可能な押えロールと、押えロールをすだれ織物の表面
    に直交する方向に押込んで該すだれ織物の走行方向を変
    化させ、経糸の溝付きロールに対する巻付け角を増大さ
    せるとともに経糸の撚りの戻りを阻止するようにした押
    込み手段と、を備えたことを特徴とする緯糸なしすだれ
    織物のコーティング装置。
JP1261203A 1989-10-04 1989-10-04 緯糸なしすだれ織物のコーティング方法および装置 Pending JPH03124868A (ja)

Priority Applications (2)

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JP1261203A JPH03124868A (ja) 1989-10-04 1989-10-04 緯糸なしすだれ織物のコーティング方法および装置
EP90310921A EP0421803A1 (en) 1989-10-04 1990-10-04 Weft unthreaded textile coating method and apparatus

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