JPH03124696A - クレーンフックの位置決め装置 - Google Patents

クレーンフックの位置決め装置

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JPH03124696A
JPH03124696A JP26370289A JP26370289A JPH03124696A JP H03124696 A JPH03124696 A JP H03124696A JP 26370289 A JP26370289 A JP 26370289A JP 26370289 A JP26370289 A JP 26370289A JP H03124696 A JPH03124696 A JP H03124696A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
crane
height direction
positioning
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP26370289A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Minami
英樹 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication of JPH03124696A publication Critical patent/JPH03124696A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クレーンフックの位置決め装置、特に薄鋼板
を剪断して得られる切板を多数枚積み重ねたもの(以下
、シートパイルという)を吊上げるために有効なりレー
ンのフックの位置決め装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、シートパイルを吊上げるクレーンの位置決め、特
にそのフックの位置決めは、一般にクレーンのオペレー
タが目視により行っている。すなわち、第1図のように
、クレーンのフック8が丁度吊上げようとするシートパ
イル1,1間の輪木2に位置するように目視により確認
しながらクレーンを上下動させ、しかもこの上下動操作
を少しづつ数回に分けて行っていた。
他方で、かかるオペレータの手動操作によらないクレー
ンの位置決め技術としては、特開昭62−46893号
公報に開示されているものがある。この公報技術では、
位置決め目標位置に光源を設置しておき、それをクレー
ンに取付けたITVを補充的に用いながらITVからの
信号を画像処理して、基準位置との偏差量を求め、その
偏差量が零になるようにして位置決めするものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来技術では、以下のような難点が
ある。
まずオペレータの目視による方法では、シートパイルの
吊上げ作業を行う際には、クレーンの起動から吊上まで
の時間、オペレータが終始付きっきりで操作しなければ
ならないため、非効率的であるばかりでなく、吊上げよ
うとする物が下段になるほどオペレータから見にくくな
り、操作能率が低下してしまう。またオペレータの熟練
度によって作業性が左右される。
他方、前記公報技術をシートパイルの吊上げ用クレーン
に適用しようとする場合には、位置決め目標位置はシー
トパイルとの相対位置となる。ところが、高さ方向に複
数積み上げられたシートパイルにおいては、各シートパ
イル毎に位置決め目標位置が変わるから、光源をその都
度位置度えして基準点とする必要があり、到底この種の
用途には適していない。しかもITVおよびその画像処
理装置を必要とし設備費が嵩む。
そこで本発明の主目的は、位置決めを的確に行うことが
できるとともに、設備費として安価なもので足りる装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、複数の設置物がその端面より内方に位置す
る支持台を介して順次積み上げられた状態において前記
設置物をその両端下方にクレーンのフックを係止させた
状態で順次吊上げるクレーンにおいて; 前記フック近傍においてフックに一体的に設けられ、設
置物の端面および支持台の端面との離間距離を検出する
距離計と、フックの現高さ方向位置検出器と、前記距離
計からの端面との離間距離信号、ならびに高さ方向位置
検出器からのフックの現高さ方向位置信号に基づいてフ
ックの位置決めを行う位置決め演算処理装置とを備えた
ことで解決できる。
〔作 用〕
本発明では、クレーンフックの近傍においてフックと一
体的に設けられた距離計によって設置物の端面およびそ
れより内方に位置する支持台の端面との離間距離を検出
するものであるから、設置物の高さによらず、各設置物
端面から支持台端面へ変化したことを正確に把握できる
。他方で、フックの現高さ方向位置検出器によりフック
の現高さ方向位置を検出できる。したがって、上記距離
計からの距離信号と上記位置検出器からのフックの現高
さ方向位置信号との関係から、フックを的確に吊上げる
べき設置物の直下の支持台の高さ方向位置に位置決めで
きる。
〔発明の具体的構成〕
以下本発明を図面によりさらに具体的に説明する。
第1図により、本発明にかかるクレーン位置決め装置の
具体例を説明すると、■、1・・・は設置物例としての
シートパイルで、本発明にいう支持台としての輪木2.
2・・・を介して積み上げられている。輪木2.2・・
・を介挿するのはシートパイルを仕切るためであるとと
もに、吊上時においてクレーンフックが係止しやすいよ
うにするためである。
3.3は図示しないクレーン本体に設けられている腕部
であり、モータ4を駆動源として上昇・下降させうるよ
うになっている。このモータ4の回転数信号はパルスジ
ェネレータ(PLG)5により検出され、この回転数信
号がフックの現高さ位置信号として位置決め制御装置6
に与えられるようになっている。
7はクレーンの腕部3と一体となったフック8近傍に固
定され、シートパイルlの端面または輪木2端面との間
の離間距離を検出する距離計であり、この距離計7から
の離間距離信号も位置決め制御装置6に与えられるよう
になっている。この距離計としては、たとえば超音波距
離計をもちいることができる。また距離計7がシートパ
イル1の端面に接触して破損することを防止するために
、距離計7のシートパイルl側には保護カバー9が設け
られている。
かかるクレーンおよび位置決め装置により、たとえば最
上段に積んであるシートパイル1を吊上げる際には、後
述するようにして距離計からの距離信号とクレーンフッ
クの現高さ方向位置信号との対応関係を決めた後、それ
に基づいて前記腕部3を第1図の位置から下降させ、当
該シートパイル1の真下の輪木2の位置まできたら、腕
部3と腕部3との間隔を狭めて、輪木2に接するように
し、その後前記フック8.8をシートパイル1の下面端
部に係止させた状態で、腕部3.3を上昇させることに
より、シートパイルlを吊上げる。
さて、かかるシートパイル吊上げ用のクレーンにおいて
は、吊上げに先立ち、フック8.8が、吊上げようとす
るシートパイル1の下部の輪木2の位置へ可及的迅速に
かつ正確に位置決めさせる必要がある。
本発明装置では、次のようにして、位置決めがなされ吊
り上げが行われる。
第2図において、クレーンの腕部3の先端部のフック8
の移動範囲が、基準点としてのyoから、下限点として
のyllまでの範囲であると仮定する。
そこでまずyoからフック8の下降を開始し、yの位置
に達すると、距離計7は、シートパイル1の端部を検出
し出力X1を得る。この検出出力を前記位置決め制御装
置6へ与えられる。なお、y。
からylまでの間は距離計7の測定範囲外のため出力な
しとする。
さらにクレーンのフック8がylからy2まで下降して
いる間は、距離計7の出力は出力X、を維持しているが
、y3の位置に達すると、距離計7の出力は、輪木2の
端面を検知して出力X2となる。その後、フック8がy
4の位置に下降するまで出力X2を維持する。さらにy
5に達すると、距離計7の出力値は再びX、となる。以
下同様にして、フック8を、すなわち距離計7をyll
の位置まで下降させることにより、第3図に示すような
距離計7の出力値の変化を得ることができる。
第3図において、距離計の出力がXlの間、例えばy1
〜y2間はシートパイル、出力がX2の間は輪木である
と判断できる。
一方、yの値は前記PLGからの出力を位置決め制御装
置6が取り込んで、検知できる。
以上のようにして、シートパイル1と輪木2の位置関係
に基づいて、フック8の位置決めを行うことができる。
具体的にシートパイルを吊上げるには、フックが丁度輪
木2の位置に設定するために、たとえばその吊上げ位置
を、次式により設定できる。
吊上げ位置−(y4  ya)/2 位置決め制御装置6では、この式により吊上げ位置を演
算し、フック8がその位置に位置するように、前記モー
タ4に制御信号を出力し、かつその回転数をPLGを介
してフィードバックしながら、目標とする位置までクレ
ーンのフックを下降させることにより、正確なりレーン
の位置決めができる。かくして、フック8の高さ方向位
置決めがなされると、腕部3.3間が接近し、シートパ
イル1の下面端への係止がなされ、吊り上げが行われる
シートパイルの吊上げは、原則として、最上段から順次
、−段づつ行われ、二段目、三段目の吊上げに関しても
、上述の位置決めが繰り返えされる。
なお、最下段のシートパイルを吊上げる際には、クレー
ンの下降限界位置をYllと定めて、そこで自動停止を
するようにしておけば、クレーンフックを床面に衝突さ
せることを防げる。
なお、以上の説明では、シートパイルと輪木からなるも
のを例示したが、一般に設置物が支持台を介して積み上
げられ、設置物の端面より支持台の端面の方が内方に位
置するようにされているものであれば、本発明が適用で
きることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、位置決めを的確に自動に
て行うことができるとともに、設備費として安価なもの
で足りる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るクレーン位置決め装置の概要図、
第2図は距離計の位置と距離出力との関係を示す図、第
3図はその関係を示すグラフである。 ・・・シートパイル、2・・輪木、 ・・・モータ、5・・・PLG。 ・・・位置決め制御装置、 ・・・距離計、8・・・クレーンのフック。 ・・・腕部、 3、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の設置物がその端面より内方に位置する支持
    台を介して順次積み上げられた状態において前記設置物
    をその両端下方にクレーンのフックを係止させた状態で
    順次吊上げるクレーンにおいて; 前記フック近傍においてフックに一体的に設けられ、設
    置物の端面および支持台の端面との離間距離を検出する
    距離計と、フックの現高さ方向位置検出器と、前記距離
    計からの端面との離間距離信号、ならびに高さ方向位置
    検出器からのフックの現高さ方向位置信号に基づいてフ
    ックの位置決めを行う位置決め演算処理装置とを備えた
    ことを特徴とするクレーンフックの位置決め装置。
JP26370289A 1989-10-09 1989-10-09 クレーンフックの位置決め装置 Pending JPH03124696A (ja)

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JP26370289A JPH03124696A (ja) 1989-10-09 1989-10-09 クレーンフックの位置決め装置

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JPH03124696A true JPH03124696A (ja) 1991-05-28

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2205368A2 (en) * 2007-09-20 2010-07-14 Posco Apparatus for controlling the position of crane tong according to slab bending and the method thereof
US8152277B2 (en) 2005-04-22 2012-04-10 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet printing head and ink jet printing apparatus using the same
CN103964313A (zh) * 2014-04-21 2014-08-06 鞍钢股份有限公司 一种夹钳锁具的转向定位方法

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US8527093B2 (en) 2007-09-20 2013-09-03 Posco Apparatus for controlling the position of crane tong according to slab bending and the method thereof
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