JPH03124408A - モールド金型のガス抜き構造 - Google Patents

モールド金型のガス抜き構造

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JPH03124408A
JPH03124408A JP26246189A JP26246189A JPH03124408A JP H03124408 A JPH03124408 A JP H03124408A JP 26246189 A JP26246189 A JP 26246189A JP 26246189 A JP26246189 A JP 26246189A JP H03124408 A JPH03124408 A JP H03124408A
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JP
Japan
Prior art keywords
hole
mold
pin
molding
cavity
Prior art date
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Pending
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JP26246189A
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Inventor
Kazuhiro Sato
和宏 佐藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 モールド金型のガス抜き構造に関し、 ガス抜き孔のガス排出間隙の設定作業が容易なモールド
金型を提供することを目的とし、コアの所望の個所に設
けた、該コアとキャビティとで構成する成形用空洞に開
口する丸孔部、及び該丸孔部の孔径より小さいねじ孔よ
りなるガス抜き孔と、該ガス抜き孔に着脱可能に嵌挿す
る、外径が該丸孔部の孔径よりも所望に小さいピン頭部
、及び該ねじ孔に螺合するねじ部よりなるピンとを備え
、該ピン頭部と該丸孔部間の間隙から金型外部に通じる
連通孔を、該ピンに設けた構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、モールド金型qガス抜き構造に関する。
射出成形、トランスファー成形、圧縮成形等に使用する
一般的のモールド金型を第2図に示す。
第2図において、モールド金型は、スプルー2゜ランナ
ー3.ゲート4及びキャビティ11等を備えた固定側金
型10と、コア21.エジェクタビン26等を備えた可
動側金型20とで構成されている。
詳述すると固定側金型10は、成形機の固定ダイプレー
ト等に取付ける固定側取付板14と、軸心にスプルー2
、及びランナー3を有し取付板14の中心部に装着され
るスプルーブツシュと、軸心孔にスプルーブツシュが嵌
入し、パーティング面Aとは反対側の平坦面が固定側取
付板14に密着固定されるキャビティllとよりなる。
可動側金型20は、成形機の移動グイプレート等に取付
ける可動側取付板24と、パーティング面Aとは反対側
の平坦面が受は板22.スペーサブロック24Aを介し
て可動側取付板24に固着されるコア21とを有する。
そして可動側取付板24.スペーサブロック24A、受
は板22により周囲が取り囲まれた空間に、エジェクタ
プレート25を挿入しである。コア21の小孔を貫通し
て先端がパーティング面に顔出しするエジェクタビン2
6は、その根元部分をこのエジェクタプレート25に固
着しである。
上述のような金型を用いて、成形品lをモールド成形す
るには、まず可動側金型20を固定側金型10方向に移
動し、両者のパーティング面Aを密着させ型閉めを行う
次に、溶融樹脂をスプルー2に圧入する。このことによ
り、溶融樹脂がスプルー2−ランナー3−ゲート4を経
て、キャビティ11とコア21とが形成する所望形状の
成形用空洞に圧入・充填され、成形品1がモールド成形
される。
そして、溶融樹脂を圧入し所定の時間を経た後、可動側
金型20を後退して型開きを行う。
この際、成形品lはコア21に付着して後退し、固定側
金型10から引き離される。
この可動側金型20の後退の終点近くで成形機に取りつ
けたエジェクタがエジェクタプレート25を叩打して、
エジェクタプレート25即ちエジェクタビン26が前進
し、エジェクタビン26の先端がコア21のパーティン
グ面より突出する。
したがって、成形品1が可動側金型20から脱落し、成
形品1がモールド金型から取り出される。
以下モールド金型のガス抜きについて述べる。
溶融樹脂を成形用空洞内に圧入してモールド成形するに
は、空洞内にある空気、及び硬化反応によって発生した
揮発ガス(以下空気、揮発ガスを含めて単にガスと呼称
する)を迅速に逃がさないと、流れ不良(ガスが空洞内
の一部分に圧縮され滞留することに起因してこの部分に
樹脂が充填されないことをいう。)、ガス焼け(空洞内
の一部分にガスが断熱圧縮され、その結果ガスが高温と
なり周辺の樹脂が燃焼し変色することをいう。)、ふく
れ等の成形不良が発生する。
したがって、上述の成形不良を防止するため、バーテン
グ面に逃がし溝を設けるか、或いは第2図に示すように
、コア21にガス抜き孔30を設けて、成形用空洞内の
ガスを金型の外に排出している。
コア21にガス抜き孔30を設ける場合に、ガス抜き孔
30の孔径が大きい程ガス抜きの効果が大きい、しかし
大き過ぎると樹脂がこのガス抜き孔に入り込み、ぼり(
flash)が発生して成形不良となる。
このぼりの発生は、ガス抜き孔の形状のみならず、成形
条件(樹脂の圧入速度、金型温度等)によって異なる。
争たがって、モールド金型を製作後に、試し打ち(金型
の検査のために、実際にそのモールド金型で成形品をモ
ールド成形することをいう)してこのガス抜き孔の大き
さ等を設定している。
〔従来の技術〕
従来のガス抜き構造を第3図に示す、 第3図に示すガス抜き孔30は、小径孔と大径孔とより
なる段付孔であって、小径孔がコア21とキャビティ1
1との構成する成形用空洞(樹脂が充填されて成形品1
が成形される空洞)に開口し、大径孔が受は板22側に
開口している。
そしてさらに、孔段面から大径孔の側壁にかけて逃げ溝
30Aを設け、この逃げ溝30^を、受は板22に穿設
した逃げ孔30Bに連通させている。
一方、ガス抜き孔30に嵌挿するビン35は、大径孔に
しっくりと嵌まる円板座と、外径が小径孔の孔径よりも
所望に小さいピン部とからなる。
上述のようにガス抜き孔30とそれに嵌挿するビン35
とから構成されているので、成形用空洞内のガスは、 ガス抜き孔30の小径孔とビン35間の間隙33−逃げ
溝30A−逃げ孔30Bを経て、モールド金型外に排出
される。
したがって、間隙33の断面積を加減することで、ガス
抜きが良好に行われ、且つ欠陥のない成形品を得ること
ができる。
即ち、試し打ちを行い、ガス抜けが不充分の場合は、ビ
ン35をビン部の外径がより小さいビンに取替え、ばり
の発生が大きい場合は、ビン35をピン部の外径がより
大きいビンに取替えることで、最適のガス排出間隙33
を設定している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来のガス抜き構造のモールド金型は
、間隙33を加減するには、可動側金型20を取り外し
その後コア21を受は板22から取り外してから、ビン
35をガス抜き孔30から取り出さねばならない。
即ち、従来構造は間隙の設定に多大の時間を要するとい
う問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みて創作されたもので、ガス
抜き孔のガス排出間隙の設定作業が容易なモールド金型
を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本発明は、第1図に例示し
たように、金型のコア21の所望の個所に、ガス抜き孔
30を設ける。
ガス抜き孔30は、コア21とキャビティ11とで構成
する成形用空洞に開口する丸孔部31と、丸孔部31の
成形用空洞とは反対側に設けた丸孔部31の孔径よりも
小さいねし孔32とよりなる構成とする。
一方、ガス抜き孔30に嵌挿するビン40は、外径が丸
孔部31の孔径よりも所望に小さいビン頭部41と、ね
じ孔32に螺合するねじ部42とを備え、ガス抜き孔3
0に挿抜可能に嵌挿する構造とする。
そして、ビン40に、ビン頭部41と丸孔部31間の間
隙33から金型外部に通ずる連通孔43を設けた構成と
する。
〔作用〕
上述のようにガス抜き孔30は、成形用空洞に開口する
丸孔部31の孔径を、ねじ孔32の孔径よりも大きくし
である。
即ち、ビン40は成形用空洞側からガス抜き孔30に挿
抜するようになっているので、可動側金型20を固定側
金型10から離して型を開き、例えばドライバー等を用
いてビン頭部41を螺回することで、ビン40をガス抜
き孔30から取り外したり、或いはガス抜き孔30に嵌
挿することができるので、ガス抜き孔のガス排出間隙の
設定作業が容易である。
〔実施例〕
以下図を参照しながら、本発明を具体的に説明する。な
お、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
第1図は本発明の実施例の図であって、(a)はモール
ド金型の要部断面図、[有])は要部の詳細図である。
第1図において、モールド金型は、スプルーランナー(
いずれも図示省略)、ゲート4及びキャビティ11等を
備えた固定側金型10と、コア21゜エジェクタビン(
図示省略)等を備えた可動側金型20とで構成され、固
定側金型lOは、成形機の固定グイプレート等に取付け
る固定側取付板14と、軸心にスプルー、ランナーを有
し取付板14の中心部に装着されるスプルーブツシュと
、軸心孔にスプルーブツシュが嵌入し、パーティング面
Aとは反対側の平坦面が固定側取付板14に密着固定さ
れるキャビティ11とより構成され、可動側金型20は
、成形機の移動ダイプレート等に取付ける可動側取付板
24と、パーティング面Aとは反対側の平坦面が受は板
22.スペーサブロック24A、を介して可動側取付板
24に固着されるコア21とで構成されている。
なおコア21は、ボルト8を用いて受は板22に固着し
である。
したがって、可動側金型20を固定側金型10方向に移
動し、両者のパーティング面Aを密着させ型閉めを行っ
た後に、キャビティ11とコア21とが形成する所望形
状の成形用空洞に、樹脂を圧入・充填することで、成形
品1がモールド成形される。
本発明にかかわるガス抜き孔30は、可動側金型20の
コア21の所望の個所に設けである。
詳細を第1図0))に示すように、ガス抜き孔30は、
コア21とキャビティ11とで構成する成形用空洞に開
口する孔径がDの丸孔部31と、丸孔部31の成形用空
洞とは反対側に設けた丸孔部31の孔径よりも小さいね
じ孔32とよりなる構成である。
一方、ガス抜き孔30に嵌挿するピン40は、外径dが
丸孔部31の孔径りよりも所望に小さいビン頭部41と
、ねじ孔32に螺合するねじ部42とを備えた構成であ
る。
そして、ピン頭部41の端面に例えばすり割り44を設
け、ドライバーをこのすり割り44にあてがい回動する
ことで、ピン40をガス抜き孔30から取り外したり、
或いはガス抜き孔30に嵌挿することができるようにし
である。
また、ビン頭部41を直径方向に貫通する横連通孔43
Aを設け、さらにねじ部42の軸心に縦連通孔43Bを
設けて、横連通孔43Aに通じるようにしである。
したがってモールド成形時に成形用空洞に樹脂を圧入充
填すると、成形用空洞内のガスは、ビン頭部41と丸孔
部31間の間隙33一連通孔43(横連通孔43A−縦
連通孔43B)−コア21の底面の逃げ溝30A−受は
板22の逃げ孔30Bを経て、金型外部に排出される。
したがって試し打ちを実施した後に、間隙33の断面積
を加減するには、可動側金型20を固定側金型10から
離して型を開き、ドライバー等を用いてビン頭部41を
螺回することで、ピン40をガス抜き孔30から取り外
すことができる。
そして、所望の外径のビン頭部を備えた他のピンを、ガ
ス抜き孔30に螺回・挿着すれば良い。
〔発明の効果] 以上説明したように本発明は、ガス抜き孔に嵌挿して間
隙を所望に設定するピンを、バーテング面側で着脱し得
るように構成したモールド金型であって、ガス抜き孔の
ガス排出間隙の設定作業が容易であるという、実用上で
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の図で、 (a)はモールド金型の要部断面図、 (b)は要部の詳細図、 第2図はモールド金型を説明する断面図、第3図は従来
例の断面図である。 図において、 1は成形品、      4はゲート、10は固定側金
型、    11はキャビティ、14は固定側取付板、
   20は可動側金型、21はコア、       
 22は受は板、24は可動側取付板、   30はガ
ス抜き孔、30Aは逃げ溝、      30Bは逃げ
孔、31は丸孔部、      32はねし孔、33は
間隙、       35.40はピン、41はビン頭
部、     42はねじ部、43は連通孔、    
  43Aは横連通孔、43Bは縦連通孔をそれぞれ示
す。 20呵動側金型 10固定狽・1余型 (1)) 本発明の突袴例の口 2θ可動側念型 10固定頂・1金型 t−ルド全型亙説明t3断面図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 コア(21)の所望の個所に設けた、該コア(21)と
    キャビティ(11)とで構成する成形用空洞に開口する
    丸孔部(31)、及び該丸孔部(31)の孔径より小さ
    いねじ孔(32)よりなるガス抜き孔(30)と、該ガ
    ス抜き孔(30)に着脱可能に嵌挿する、外径が該丸孔
    部(31)の孔径よりも所望に小さいピン頭部(41)
    、及び該ねじ孔(32)に螺合するねじ部(42)より
    なるピン(40)とを備え、 該ピン頭部(41)と該丸孔部(31)間の間隙(33
    )から金型外部に通じる連通孔(43)を、該ピン(4
    0)に設けたことを特徴とするモールド金型のガス抜き
    構造。
JP26246189A 1989-10-06 1989-10-06 モールド金型のガス抜き構造 Pending JPH03124408A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008105329A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd ロックピンブッシュおよびランナーロックピンおよび射出成形金型

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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