JPH03124400A - プレス機械の荷重監視装置 - Google Patents

プレス機械の荷重監視装置

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JPH03124400A
JPH03124400A JP25860989A JP25860989A JPH03124400A JP H03124400 A JPH03124400 A JP H03124400A JP 25860989 A JP25860989 A JP 25860989A JP 25860989 A JP25860989 A JP 25860989A JP H03124400 A JPH03124400 A JP H03124400A
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pressure
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stroke pressure
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Shujiro Matsushima
松島 修二郎
Hirohiko Oyamada
裕彦 小山田
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Aida Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プレス機械の荷重監視装置に関し、特に、プ
レス機械の実際特性に即応した荷重動向を監視すること
かてきるものである。
[従来の技術] プレス機械では、構成要素の強度や構造から、スライド
の下死点上の位置と許容荷重(発生圧力)との関係を表
わした線図いわゆる行程圧力線図が決められている。
したかって、プレスa緘自体や金型の破損を回避するな
めには、行程圧力線図を逸脱しない範囲内でプレス加工
する必要がある。このなめに荷重監視装置か設けられて
いる。
従来の荷重監視装置は、クランク軸の回転角度に対応さ
せた実際荷重が設定許容荷重を越えたときに警報を発し
、あるいはプレス機械を停止させる構成とされているの
が一般的である。
すなわち、例えば、第5図に示した行程圧力線図を持つ
プレス機械では、実際荷重が)・ルク能力カーブ]゛1
−を越えたときに警報を発生ずるように形成している。
カーブC1で示したブランキング作業をする場合には、
限界荷重S1を設定し、歪ゲージ等で検出した実際荷重
が設定限界荷重S1を越えると警報等する。また、同プ
レス機械でカーブC2で示すような曲Cす加工をする場
合には限界荷重S2に設定して監視している。
[発明が解決しようとする課題] したかって、従来の荷重監視装置は、少種の製品を同一
加工する場合に都合か良い。−旦限界荷重を設定すれは
よいからである。
しかしながら、多様化の現今では、多種多様な製品を多
様な加工方法て生産すべく要求か強い。
したがって、限界荷重の選定が難しくかつその設定作業
も煩わしいという問題かある。また、プレス加工中に噛
込みや空打等異常事態か発生してもこれを検出すること
ができず、結果としてクラッチを焼損させてしまったり
、金型等を破壊してしまう虞れが多い。
しかも、同一プレス機械でも、例えばスライドの可動ス
トロークを変えると行程圧力線図は大きく変わってしま
うので、−層複雑て取扱か難しい。
例えは第5図において、1〜ルク能カカーブか2点鎖線
で示ず如<T2の如く変ると、改めて設定変更しなけれ
ばならない。さらに、偏心荷重を許容するスライド駆動
機構を倫えかつ各コネックテインクロッドに加わる荷重
か異なるものにおいては大川的監視は至難である。
また、製品形態、加工態様、金型選択を行なう使用者に
とって、当該粂件より限界荷重を的確に把握しかつ行程
圧力線図との対応において最適設定した運用をすること
は甚だ難しいことから、上記課題を解決すべく要請が益
々強くなってきている。
さらに、従来荷重監視装置では、プレス荷重の最大値を
もって実際荷重と取扱っているので、スライドのポイン
ト部を形成する油圧室の予備圧を設定変更可能に形成さ
れたプレス機械では誤差が大きく実用に耐えないとの指
摘がある。
しかも、予備圧が一定の場合であっても低荷重時におけ
る検出精度が悪く不安定であり、さらにこの問題は予備
圧(予圧)の値によって−+2変動するという指摘がな
されている。本出願人の分析によるとスライドポイン1
〜の油圧室の第6図に示ず加圧カーポイント油圧特性か
微妙に関与しているものと思われる。
ここに、本発明の目的とするところは、諸条件に照して
所定行程圧力線図を選択しさえずれば、予備圧値の大小
に拘らずかつ低荷重時においても過負荷や加工途中にお
ける異常状態等を自動的に監視することのてきるプレス
機械の荷重監視装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、1つの行程圧力線図から特定のクランク角度
に対する限界荷重を選択し、この限界荷重に対して任意
的に設定値を決定かつ設定操作するいわばポイントチエ
ツク方式の従来方法に対し、行程圧力線図を選択切替す
ることによりスライド油圧室の予備圧変化を補正した実
際荷重値をもって広域的に監視することがてきるよう形
成したらのである。
すなわち、クランク軸の回転角度を検出する角度検出手
段と、 スライドの油圧室内圧力を検出する油圧検出手段と、 この油圧検出手段で検出された油圧の最大値と最小値と
に基づきかつ油圧室の予(mi圧の値によりて補正しつ
つプレス加工時の実際荷重値を検出する実際荷重検出手
段と、 入力された回転角度と実際荷重値とを対応させて記憶す
る実行程圧力記憶手段と、 当該プレス機械がとり得る複数種類の行程圧力線図を記
憶する線図記憶手段と、 この線図記憶手段に記憶された行程圧力線図の中から1
以上の線図を選択する線図選択手段と、実行程圧力記憶
手段に記憶された実行稈圧力を線図選択手段により選択
された行程圧力線図と比較してプレス機械の異常状態を
検出する異常検出手段と、 異常検出手段からの出力信号に基づ゛いて異常状態を外
部に告知する告知手段とを備えたことを特徴とする。
[作用コ 上記構成による本発明では、線図記憶手段に記憶されて
いる行程圧力線図の中から1つまたは複数を線図選択手
段を操作して選択する。
そして、プレス機械を稼動させると、実際荷重検出手段
は油圧検出手段で検出した油圧の最大値と最小値とから
スライド油圧室の予備圧を補正しつつ実際荷重を求める
。その後に、角度検出手段で検出されたクランク軸の回
転角度と荷重検出手段で検出された実際荷重値とが対応
され実行程圧力記憶手段に自動的に記憶される。
すると、選択された行程圧力(線図)と記憶された実行
程圧力線図とがクランク軸の回転角度ごとに比較される
。異常検出手段は、実際荷重値かそのトルク能力カーブ
を越えたときに異常と判断し、告知手段で音声、表示等
により異常状態を知らせる。
したがって、広域的に過負荷等の異常状態を正確かつ自
動的に監視でき、プレス機械の停止等適宜な対策を講じ
ることかでさる、とともに、スライド油圧室の予備圧を
設定変更した場合でも、荷重の高低にも影響されずに正
確な実際荷重値のもとに的確な異常判断ができる。
また、スライドストロークを変更したような場合にも、
対応する行程注力線図を選択するたけで適切な監視を行
うことかできる。
また、閑心荷重運転を行う1〜ランスフアブレス等にお
いては、2種類の行程圧力線図を選択すれは、両コネク
テインクロツドについて別々に監視できる。
さらに、2種類の行程圧力線図を選択し、それらトルク
・能力カーブ間の領域を逸脱したか否かを監視ずれは、
噛込み等による過負荷や空打等の異常を同時的に検出す
ることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しなから説明する。
(第1実施例) 第1実施例は第1図に示される。
本荷重監視装置は、角度検出手段6、油圧検出手段7、
実際荷重検出手段10、実行程圧力記憶手段20、線図
記憶手段30、線図選択手段/10、異常検出手段50
および告知手段60とから構成されている。各手段10
,20,30,40.50および60は、この実施例で
は監視盤100に組込まれている。なお、55はバス、
54はインターフエースである。
角度検出手段6は、クランク軸1の回転角度すなわちス
ライド5の行程を検出するものである。
この実施例では、光学格子、発受光器等を有する光電方
式のアブソリュート検出器から形成されている。
油圧検出手段7は、スライド5のポイント部3の一部を
形成する油圧室4に接続された圧力センサからなり、変
動する油圧すなわちプレス荷重を検出できる。
実際荷重検出手段10は、プレス機械に発生する発生圧
力すなわち実際荷重を検出する手段であり、油圧検出手
段7で検出した油圧に基づいて検出する構成とされ、特
に、油圧室4には予め予備圧か加えられかつプレス運転
態様によって設定変更される予備圧の特殊性を考慮して
、当該予S庄に適応させた実質的な実際荷重を検出する
ように形成されている。
この実施例では、プレス全体の駆動制御装置をも兼用す
る監視盤100の椙成要素CPU、RO0 M  RAM等を用いて実際荷重検出手段10を形成し
ている。
詳しくは、CPUは油圧検出手段7より入力された油圧
からその最大値W (K g f / c m 2) 
max、 、最小値(Kgf/cm2)Wmi n、を
求めRAMに記憶させる。そして、ROMに記憶さぜな
下記の演算式より、最小値Wm1nつまり予備圧を補正
して、実際荷重を算出する。
この本実施例における演算式は、実際荷重を′■゛f、
係数をKとしたときに、 Tf=K (Wmax、 −Wmi n、)かつ、 Wa 但し、Waは測定荷重(1) C=f (Wm i n、 ) と規定している。
この補正係数Cは、油圧(ポイント油圧)−加1 圧力特性(第6図参照)が、高荷重時は直線となるが、
低負荷時には2次曲線的に変化するなめ、この2次曲線
を函数f化して高荷重時と同一の精度とするように加え
られている。
なお、補正係数Cは、予め予f)15圧<fIL小値W
m1n、)との対応においてc + 、 c 2. =
・Cfi・・として例えはROMに記憶させておき、上
記演算の際に当該最小値Wm1n、に対応するCnを読
出すように形成してもよい。つまり、折れ線近似しても
実施できる。
また、実行程圧力記憶手段20は、角度検出手段6で検
出した回転角度と実際荷重検出手段10で検出した実際
荷重’r” fとを対応さぜた実行稈圧カデータを記憶
させる手段であり、RAMから形成されている。回転角
度と実際荷重との対応は、f&記cPU(50)でコン
1〜ロールされる。実行稈圧カデータはマトリックス的
に記憶されるか、内容的には行程圧力線図(トルク能力
カーブ)を記憶しているのと同じである。
次に、線図記憶手段30は、当該プレス機械で2 とり得る複数の行程圧力線図と監視便宜等の関係から想
定した複数の行程圧力線図とか記憶させる手段である。
この実施例ではROMから形成されている。
また、線図選択手段40は、線図記憶手段30に記憶さ
れている行程圧力線図の中から1つ以上の行程圧力線図
を選択するものであり、キーボード40に配設された図
示しない複数のキーから形成されている。また、この実
施例では、選択した行程圧力線図に対して高荷重側また
は/および低荷重側に一定の幅をもつ類似的行程圧力線
図を作成し、かつその線図を選択したとみなすための幅
設定キー、ある回転角度またはある回転角度範囲内のみ
について監視すべき指令する角度限定キー全域監視設定
キー、複数同時監視キー、記憶された行程圧力線図や自
動作成した実行程圧力線図を表示ずべく指令する表示指
令スイッチ、2つの行程圧力線図の両l・ルク能カカー
ブに囲まれた領域外の実際荷重が超過しまたは不足した
か否かを監視する複数異常検出キー等々がキーボードに
設け3 られている。
さて、異常検出手段50は、CPUから形成されている
。この手段50の主たる役割は、実行程圧力記憶手段2
0に記憶され実行程圧力(線図)と線図選択手段30で
選択された行程圧力線図とを比較してプレス機械の異常
状態を検出するものである。異常検出したときは、後記
告知手段60にその旨の信−号を出力する。
また、上記比較結果に基づき過負荷、金型の噛込み、空
行等をその回転角度等から推定しその旨を告知手段60
に出力する機能、各手段20,30.40.60の駆動
制御機能等をも有する。
告知手段60は、表示器(CRT)61とプリンタ62
とから形成されている。また、電子音を発生することも
できる。
次に本実施例の作用を各手段の持つ機能とともに説明す
る。
主も一般的な監視態様を第3図(A)に示す。
オペレータか、スライド5のストローク等プレス機械の
仕様上から定まる1〜ルク能カカーブ■4 ■、■の中から、実線で示ずカーブ■を線図選択手段4
0を操作して選択する。その後プレス加工に入る。
すると、時々刻々変化するクランク軸1の回転角度と油
圧が、インターフェース54を介して角度検出手段6と
油圧検出手段7とから入力される。
すると、実際荷重検出手段1.0(CPU)は、当該予
備圧(Wm i、 n 、 )に対応した補正係数Cを
求めるとともに上記演算式から係数におよび実際荷重′
Ffを求める。引続き、実行程圧力記憶手段20たるR
A、 Mは、CPUの補助機能により対応され、回転角
度に対する実際荷重値を実行程圧力線図として記憶する
一方、異常検出手段50たるCPUは、上記補助機能を
発揮しつつ、当該回転角度に対する実荷重値か線図記憶
手段30たるROMに記憶されかつ線図選択手段40で
選択されたカーブ■の許容荷重より大きいか否かを判別
し、大きい場合には過負荷等異常と判断し、その旨を告
知手段60へ出力する。
5 例えば、ブランキング加工中−回転角度A2における実
際荷重かトルク能力カーブ■を越えた場合には告知手段
60に出力する。これによりプレス機械を停止すれはク
ラッチブレーキを焼損させることもない。また、同一プ
レス機械でカーブ■の曲げ加工をする場合には、予め限
界荷重を都度に設定しなくとも、回転角度A1において
警報等される。
次に、過渡的現象等に影響されずに一層の安定運用をす
るために、ROMに記憶されたいわば設計的行程圧力線
図に対し、当該プレス機械の特性に応じたアローワンス
をもたV゛て監視する場合には、キーボードの幅設定キ
ーを操作し、その設計的カーブ■〔第3図(B)参照〕
に対し、カーブ■あるいは■を選択すればよい。この実
施例では、C’P Uかカーブ■あるいは■を創成しつ
つこれに則り異常検出するものと形成されている。
また、異常検出手段50たるCPUは、角度設定キーの
指令により、第3図(C)に示す如く、回転角度A1〜
A2の範囲について異常検出する1に ともできる。すなわち、線図選択手段4oでカーブ■と
■を選択しておき、かつ両力−ブ■、■間に実際荷重が
生じない場合には、空行ちとして警報等することかでき
る。これにより、過負荷のみならすブランク供給未了や
3次元l・ランスフィーダの一部に故障が生じている等
の異常も検出可能である。
さらに、第4図に示す如く、2つのコネクテイングロツ
ド2−1.2−2で支持されたスライド5に偏心荷重を
加えてプレス加工するトランスファプレス等においては
、各コネクティングロッドに許容された行程圧力線図を
選択して、第3図(D)に示す如く、ある回転角度A1
に対しその両方を同時に監視することかできる。この場
合には、いずれか一方のカーブ■(■)を当該実際荷重
かオーバーしたときに異常と判断する。
しかして この実施例によれば、複数の線図を記憶した
線図記憶手段30から適宜な1または2以上の行程圧力
線図を選択し、選択された行程圧力線図に対して実行程
圧力(線図)を比較して異7 常検出する構成であるから、従来の如く、個別的に限界
荷重を設定するという煩しさかなく、スライド下死点り
の全域に亘り連続的な的確監視かてきかつ妥当性ある異
常検出を達成することができる。しかも、実際荷重Tf
は油圧室4の予備圧ごとに係数Kをもって自動補正され
かつ補正係数Cをもって特性補正したものとして求める
から、荷重の高低に拘らず高精疫検出される。よって、
適応性と実用性か高い。
また、行程圧力線図同志のlヒ較から異常検出するので
、プレス加工態様に変更があっても、都度の設定、選択
等作業をすることなく自動監視てきる、とともに複数の
行程圧り線図から適宜な線図を選択できるのてクラッチ
ブレーキの焼損や金型破損を未然防止する運用が可能と
なる。
また、2以上の行程圧力線図を用いて監視できるので、
セフティ−サイド運転、生産性向りを目指す最大能力を
発揮させる運転、過負荷のみならず空行等の異常検出あ
るいは偏心荷重運転のトランスファプレス等についても
自動監視てきる。
8 さらに、実行程圧力線図が記憶されかつ告知手段に表示
てきるので、新たに製作した金型について試運転ずれは
、当該クラッチブレーキの能力等プレス機械の能力判断
をすることができる。このことは、クラッチブレーキの
選択や池の高能力ブレス機械によって加工すべきとの運
転指針データを提供することができるという効果も奏す
る。
さらにまた、線図記憶手段30に記憶された複数の行程
圧力線図は、プレス1g!A楯自体の荷重能力を現わし
、これにより監視と異常検出をするものであるから、能
力不足によるプレス機械の破損、クラッチの滑りによる
クラッチディスクの焼損等を未然防止し、また、成形品
の加工不良を検出するなど利用性の広い荷重監視装置を
確立できる。
一方、前記のように生産性向」二のための最適プレス選
定資料入手のほか、特殊・高価な金型を用いる場合には
、当該プレス機械のもつ大きな能力で金型が破損してし
まう事態を回避する運用にも役立つ6低い行程圧力線図
を選択することができるからである。
1つ (第2実施例) 第2実施例は、基本的構成を第1実施例と同じくし、実
際荷重検出手段10の一部を第2図に示すハードロジッ
ク10−1から構成とした場合である。
したがって、角度検出手段6、油圧検出手段7、実行程
LF力記憶手段20、線図記憶子EQ 30 、線図選
択子FΩ40、異常検出手段50および告知手段60に
ついての説明は簡略または省略するものとする。
第2図において、荷重検出手段10の一部を形成するハ
ードロジック10−1は、増幅器12、A/D変換器1
3、ポ1ヘカプラ14、ラッチ回路23、最大値検出回
路24および最小値検出回路27とから構成されている
実際荷重が変動することにより、油圧室4の内圧が変わ
ると、その圧力は油圧検出手段7で検出され、A/D変
換器13てデジタル信号に変換される。その後にホトカ
プラ14を介してラッチ凹t#I23に入力される。ラ
ッチ回路23では、角度0 検出手段6からの回転角度(CPUで−・旦分周処理し
た回転角度でもよい。)ごとに当該内圧値をラッチする
ここに、最大値検出回路24で最大値を、最小値検出回
路27て最小値を検出するものとされている。なお、最
大(最小)検出器24 (27)は、比較器25 <2
8)とラッチ回路26 (29)から形成されている。
そして、CI) Uは、このようにしてラッチされた最
大荷重値(Wmax、)と最小荷重値(Wmin、)と
を読出して、第1実施例の場合と同様に補正係数C1係
数Kを求めつつ実際荷重Tfを演算するものと形成され
ている。
しかも、この実施例では、行程圧力線図が選択されると
、当該行程圧力線図の定格荷重のプラス10%を破断圧
としてHOL P圧(油圧式過負荷安全装置を形成する
油圧室4の油圧)が自動的に設定されるよう形成されて
いる。CPUにより電磁弁4−1をコントロールして行
なう。また、上記補正係数Cは、HOLP圧設定により
変化する油圧室4の予備圧に対して、当該予備圧に対す
る1 圧縮率(」1記函数f)をROMにメモリしておきこの
圧縮率から求めるようにされている。よって、油圧の圧
縮性等に対する自動補正をするように構成されているの
で、第1実施例と同様に低荷重時でもiE確な荷重値が
得られる。
したかつて、角度検出手P9.6からクランク軸の回転
角度(行程)信号が発せられるごとに圧力値がラッチ回
路14てラッチされる。この圧力値Bは、最大(′Mt
小)値検出回路2/1 (27)で、それぞれ直111
1にラッチされていた値Aに対して大きい(小さい)か
否かを比較することにより最大値(最小値)かラッチさ
れる。このラッチデータからCPUが実際荷重Tfを求
める。
以下第1実施例の場合と同様に、異常検出手段50とし
てのCPUは、線図記憶手段30に記憶されかつ線図選
択手段40で選択された行程圧力線図と比較して異常検
出を行なう。
しかして、この第2実施例によれば、第1実施例の場合
と同様に多様かつ的確な異常検出等を達成することかで
きる。さらに、実際荷重検出手段2 10は、スライド5のポイン1一部3を形成する油圧室
4の室内圧を検出するものてありかつ最大荷重と最小荷
重とは瞬時的にラッチされ、実際荷重をCPUて100
μsec以下のような短時間て求める構成であるから、
予備圧設定変更というフ。
レス機絨運用」二の機械的条件の変化および低荷重時・
高荷重時に拘わらず正確な実際荷重を求めることができ
るという実用性の高いものとなる。
1発明の効果] 以上の説明から明らかの通り、本発明は油圧室の予(R
h圧とその圧縮性を自動補正して実際荷重を求めかつ実
行程圧力を線図記憶手段に記憶させかつ線図選択手段に
より選択された1つまたは複数の行程圧力線図と比較し
て過負荷等異常を検出する構成とされているので、プレ
ス機械の構造・能力、金型の構造・強度あるいは予備圧
設定変更等を含む加工態様に即応しかつ荷重の高低に拘
らすに正舘で迅速な荷重監視ができ、かつ従来の如く限
界荷重の個別的選定、都度の設定変更等を必要3 としない取扱容易て適用性の広い荷重監視装置を提1共
することがて・きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す全体構成図、第2図
は第2実施例の荷重検出手段の一部を形成するハードロ
ジックの構成図、第3図は使用態様を説明するための図
で(A)は1つの行程圧力線図を用いる場合、(B)は
基本行程11力線図にアローワンスをもたせて用いる場
合、(C)は2つの行程圧力線図を用いる場合、(D)
は2つの行程圧力線図を用いて偏心荷重の異常検出をす
る場合を示す。第4図は偏心前11(運転を行うプレス
機械の概略図、第5図は従来の荷重監視装置における検
出方法を説明するための図および第6図は低荷重時と高
荷重時とのポイント油圧と加圧力との差異を説明するた
めの図である。 ■・・・クランク軸、 5・・・スライド、 6・・・角度検出手段、  4 7・・・圧力検出手段、 10・・・CPUから形成した実際荷重検出手段、20
・・・RAMから形成した実行程記憶手段、30・・・
ROMから形成した線図記憶手段、40・・・キーボー
ドから形成した線図選択手段、50・・・CPUから形
成した異常検出手段、60・・・告知手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クランク軸の回転角度を検出する角度検出手段と
    、 スライドの油圧室内圧力を検出する油圧検出手段と、 この油圧検出手段で検出された油圧の最大値と最小値と
    に基づきかつ油圧室の予備圧の値によって補正しつつプ
    レス加工時の実際荷重値を検出する実際荷重検出手段と
    、 入力された回転角度と実際荷重値とを対応させて記憶す
    る実行程圧力記憶手段と、 当該プレス機械がとり得る複数種類の行程圧力線図を記
    憶する線図記憶手段と、 この線図記憶手段に記憶された行程圧力線図の中から1
    以上の線図を選択する線図選択手段と、実行程圧力記憶
    手段に記憶された実行程圧力を線図選択手段により選択
    された行程圧力線図と比較してプレス機械の異常状態を
    検出する異常検出手段と、 異常検出手段からの出力信号に基づいて異常状態を外部
    に告知する告知手段とを備えてなるプレス機械の荷重監
    視装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001105196A (ja) * 1999-08-03 2001-04-17 Kosmek Ltd 機械プレスの校正データの入手方法及び装置並びに機械プレスの負荷表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001105196A (ja) * 1999-08-03 2001-04-17 Kosmek Ltd 機械プレスの校正データの入手方法及び装置並びに機械プレスの負荷表示装置

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