JPH0312424A - 芳香族アゾメチン型のメソーゲン単位及びポリシロキサンスペーサーからなる線形サーモトロピックコポリマー並びにそれらの製造方法 - Google Patents

芳香族アゾメチン型のメソーゲン単位及びポリシロキサンスペーサーからなる線形サーモトロピックコポリマー並びにそれらの製造方法

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JPH0312424A
JPH0312424A JP13041990A JP13041990A JPH0312424A JP H0312424 A JPH0312424 A JP H0312424A JP 13041990 A JP13041990 A JP 13041990A JP 13041990 A JP13041990 A JP 13041990A JP H0312424 A JPH0312424 A JP H0312424A
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  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、芳香族アゾメチン(CH=N)型メソーゲン
単位及びジオルガノポリシロキサンの屈曲スペーサー(
鎖)単位からなる本質的に線形のサーモトロピックコポ
リマーに関する。更に本発明は上記コポリマーを、エチ
レン性二重結合を含む基によりに各々a1ω−置換され
たメソーゲンモノマー及びα、ω−ビス(ヒドロ)ジオ
ルガノポリシロキサンから製造する二つの方法に関する
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題]メソー
ゲン単位を屈曲スペーサーにより隔てて含む線形サーモ
トロピックポリマーは、メソーゲン単位が互いに非メソ
ーゲンの剛性結合媒体を介して直接結合されたポリマー
に比べて、−層低い相転移温度(特にガラス転移温度T
c及び中間相が異方性になる清澄(clarifica
t、1on)温度Tc)を有するという点で興味が持た
れている。 スペーサーとして以下のものを含む線形サーモトロピッ
クコポリマーが知られている:ポリメチレン基(A、 
Roviel loらによるJ、 Polym。 Sci、、Polym、1−ett、Ecl13.45
5.(1975年)参照)、ジオルガノポリシロキサン
基(C,AguL teraらによるIUPACMac
ro、 Florence Preprints4,3
06、(1980年)参照)、 脂肪族基とポリシロキサン基との混合(B、 LJoら
によるEur、Po11.、18,223.(1982
年)。 ジオルガノポリシロキサンスペーサーを含むサーモトロ
ピックポリエステルは、スペーサーがポリメチレン基で
ある同タイプのサーモトロピックポリマーに比べて相転
移温度ががなり低いので特に興味深い(C,Aguil
sraらによるMakromol、Chem。 184、253. (1983年))。しかしながら従
来技術のこれらのサーモトロピックポリエステルにより
得られた分子量(TXn)を注意深く試験すると、低分
子量(3000〜4000g1モルの程度)のサーモト
ロピックオリゴマーにより処理されており、かかる分子
量はこれらのポリエステルをエンジニアリングプラスチ
ックとしての用途に適合させないことがわかる。 この技術分野で事業を行なっている出願人の会社は、4
000 g1モルよりも一層高く、10000g1モル
に達しそして10000g1モルを超える高分子量(i
n)を有するジオルガノポリシロキサンスペーサーを含
む本質的に線形のサーモトロピックコポリマーを開発し
、これが本発明の第1の主題を形成するものであり、上
記分子量はサーモトロピックコポリマーをエンジニアリ
ングプラスチックとしての用途に十分に適合させるもの
である。 更に詳細には、本発明は第1の主題においてメソーゲン
単位及び屈曲性ジオルガノポリシロキサンスペーサーか
らなる本質的に線形のサーモトロピックコポリマーであ
って、それらの構造中に式: [式中、記号Aは、おのおの、同一であり、単結合、ま
たは−O−−C−O− 一〇−C−の原 子または基であり、 記号B、は−CH=N−または−N=CH−の基を示し
、一方、記号B、はB、と異なり−N=CH−基(B、
が−CH=N−のとき)または−CH=N−基(B、が
−N=CH−)を示し、記号りは下記式の基: (式中、yはO〜2の範囲にある整数であり、記号Eは
y=lのときは単結合または−CH=N−−N=CH− または の基であり、y=2のときは、単結合、または の基を示す) を示し、 R,、R,、R1、R4、R5及びR1は、同一または
異なり、炭素原子1〜12個を含む線形または枝別れア
ルキル基から選ばれる一価の炭化水素基(これらの基に
関して少な(とも一つの塩素、臭素またはフッ素原子に
よりまたは−CN基により置換されることが可能であり
);炭素原子を1〜4個含む少なくとも一種のアルキル
及び/若しくはアルコキシ基または少なくとも一つの塩
素原子により任意に置換されたフェニル基であり、 記号Xは2〜8の範囲にある整数であり、そして記号n
はO〜50の範囲にあるU数または分数である] を含むことを特徴とする。 本発明の好ましい代表例であるサーモトロピックコポリ
マーとして、式(I)中、 記号Aは各々、同一であり、単結合またはまたは −o−−c−o−−o−c−の原子または基II   
              I2O3 を示し、 記号B1は−CH=N−または−N = CH−の基を
示し、一方、記号B2はB1と異なり−N二〇H−基(
B、が−CH=N−のとき)または−CH=N−基(B
+が−N=CH−)であり、記号りは下記式の基: (式中、yは0〜2の範囲にある整数であり、記号Eは
y=tのときは単結合または−CH=N−−N=CH− の基であり、そして、y=、2のときは単結合、R1、
R2、R1、R1、R,及びR5は、各々、同一または
異なり、炭素原子1〜6個を含む線形または枝別れアル
キル基またはフェニル基を示し1、記号Xは2または3
の整数であり、 記号nは1=30の範囲にある整数または分数である式
(1)の繰り返し単位を構造中に含むものを挙げ得る。 本発明のもっとも好ましい具体例である勺−モトロピッ
クコポリマーとしては、以下の条件を浦なす式(I)の
繰り返し単位を構造中に含むものを挙げ得る: 1、Aが単結合であり、B、が−N=CH−であり、B
2が−CH=N−であり、Dが式(1)との関係で上記
の意味を有し、R1からR6の各々は、同一または異な
り、炭素原子1〜3個を含む線形のアルキル基またはフ
ェニル基を示し、Xは2であり、モしてnは1〜30の
範囲にあるもの、 2、Aが−C−0−であり、Btが−CH=N−1; であり、B2が−N=CH−であり、 Dは式(I)との関係で上記の意味を有し、R〜R6は
、各々、同一または異なり、炭素原子1〜3個を含む線
形アルキル基またはフェニル基を示し、Xは2であり、
そしてnは1〜30の範囲にあるもの、 3、Aが一〇−であり、B、が−CH=N−であり、B
2が−N=CH−であり、Dは式(I)との関係で上記
の意味を有し、R1−R6は、各々、同一または異なり
、炭素原子1〜3個を含む線形アルキル基またはフェニ
ル基であり、Xは3であり、モしてnは1〜30の範囲
にあるもの。 本発明のきわめて好ましい具体例である特定のサーモト
ロピックコポリマーとしては例えば、以下の条件を満た
す式(I)の繰り返し単位を構造中に含むものを挙げ得
る; 4、Aが一〇−であり、B1が−CH=N−であり、B
2が−N=CH−であり、Dは、であり、R,、R,、
R,、R,、R,、及びR1はメチル基であり、Xは3
でありモしてnは1〜20の範囲にあるもの、 5、Aが一〇−であり、B、が−CH= N−であり、
B2が−N = CH−であり、Dはであり、R1R2
、R:l、 R4、R,、及びR8はメチル基であり、
Xは3でありそしてnは1〜20の範囲にあるもの、 6、Aが一〇−であり、B、が−CH=N−であり、B
2が−N=CH−であり、 Dは であり、Rt、 Rt、R,、R1、Rs、及びR2は
メチル基であり、Xは3でありそしてnは1〜20の範
囲にあるもの。 本発明に従うサーモトロピックコポリマーは4000g
1モルより高い、例えば、10000〜20000g1
モルの範囲と同程度の高さの値に達することが出来る数
平均分子量Mnを有する。 かかる分子量を有するコポリマーはエンジニアリングプ
ラスチックの分野で使用することができる機械的特性を
示す。 本発明に従うコポリマーの別の特徴は、それらが、熱分
解の危険をもたらさずに、当該コポリマーの構造に依存
して、例えば、50℃〜270℃の平均温度で液晶(中
間相)相を形成することである。周囲温度(23℃)に
対する配置及び異方性域が及ぶ温度(アモルファスコポ
リマーの場合にTc−Tgの差により示すことができる
範囲)は特に以下の種々の構造パラメーターによって好
都合に調節することが出来る。 式(I)中に示される記号りの属性;例えば、フェニル
基の数の増加は相転移温度の値の増加をもたらすことが
観測される。 式(I)中に示される屈曲性ポリシロキサンスペーサー
の長さn;例えば、n値の増加は相転移温度の値の減少
をもたらすことが観測される。 シロキサンスペーサー分散度(本発明に従うコポリマー
の製造方法に関する以下の説明を参照のこと);例えば
、多分成度は、単分散シロキサンスペーサーの使用によ
り生ずる相転移温度に対して相転移温度の値を低下する
ことができることが観測される。 本発明はまた、本質的に線形のサーモトロピックコポリ
マーの第1の製造方法であって、これらのコポリマーが
B、が−CH=N−でありB2が−N=CH−である式
(I)の繰り返し単位をその構造中に含むときに適用さ
れる上記方法に関するものであり、これが本発明の第2
の主題を形成する。 更に詳細には、この方法は以下の工程(a)と(1))
とを含むことを特徴とする: (a)それ自体で知られた方法で、 DJ下記式の二官能性化合物: 次いで、反応混合物から、それ自体で知られた方法によ
り、得られる式(II )のメソーゲン先駆体モノマー
を純粋な状態で分離することにより、式: (式中、記号X及びAは式(I)との関係で上に示した
一般的なまたは好ましい意味を有する)と、 (11)下記式のジアミン化合物; H,N−D−NH!       (IV)(式中、記
号りは式(I)との関係で上に示した一般的なまたは好
ましい意味を有する)とを反応して、 (式中、記号x、A及びDは式(I)との関係で上に示
した一般的なまたは好ましい意味を有する) の、各々、エチレン性二重結合を有する基によりα、ω
−二置換されたメソーゲン先駆体モノマーを合成し、そ
して、 (b)酸素がない不活性な雰囲気下で且つヒドロシリレ
ーション触媒の存在下で、無水条件下で操作しながら、 (iii)下言己式のα、ω−ビス(ヒドロ)ジオルガ
ノボリシロキサン: (式中、R1、Rx、 Rs、R4、Rs%Re及びn
は式(I)との関係で上に示した一般的なまたは好まし
い意味を有する) と、 (iv)前記工程(a)の終りに純粋な状態で得られた
式(n)のメソーゲン先駆体モノマーとを反応して、 次いで、 一5i−H及び/または、 CH,=CH−が完全に消失した後に、直ちに、所望の
サーそトロピックコポリマーをそれ自体で知られた方法
で反応混合物から分離することによって、ポリヒドロシ
リレーション反応を実行することにより所望のサーモト
ロピックコポリマーを合成すること。 本発明はまたサーモトロピックコポリマーを製造する第
2の方法であって、これらのコポリマーが、B+が−N
=CH−でありB2が−CH=N−である式(I)の繰
り返し単位をその構造中に含むときに適用される方法に
関するものであり、これが本発明の3番目の主題を形成
する。 更に詳細には、この方法は、以下の工程(a゛)及び(
bo)を含むことを特徴とする: (a’Hv)下記式の二官能性化合物 (式中、記号X及びAは式(I)との関係で上に示した
一般的なまたは好ましい意味を有する)と、 (vi)下記式の芳香族ジアルデヒド:0HC−D−C
HO(■) (式中、記号りは式(I)との関係で上に示した一般的
なまたは好ましい意味を有する)とをそれ自体で知られ
た方法で反応して、次いで、反応混合物から、それ自体
で知られた方法により、得られる式(Vl)のメソーゲ
ン先駆体モノマーを純粋な状態で単離することにより、
(iff)下記式のα、ω−ビス(ヒドロ)ジオルガノ
ポリシロキサン: 式: (式中、記号x、A及びDは式(I)との関係で上に示
した一般的なまたは好ましい意味を有する) の、各々、エチレン性二重結合を有する基によりα、ω
−二置換されたメソーゲン先駆体モノマーを合成し、そ
して。 (1)’)酸素がない不活性な雰囲気下及びヒドロシリ
レーション触媒の存在下、無水条件にて操作しながら、 (式中、R1、R2、R1、R4、R,、R−及びnは
、式(I)との関係で上記に示した一般的なまたは好ま
しい意味を有する) と、 (vii)前工程(a”)の終りに純粋な状態で得られ
た式(Vりのメソーゲン先駆体モノマーとを反応して、 次いで、反応混合物から、それ自体で知られた方法で、
官能基−5i−H及び/またはCHt =CH−が完全
に消失した後、直ちに、所望のサーモトロピックコポリ
マーを分離することによって、ポリヒドロシリレーショ
ン反応を実行して所望のサーモトロピックコポリマーを
合成する。 上記の工程(a)及び(ao)は、バルク状で、0.5
モルのジアミン反応体(ii)または1モルの二官能性
反応体(i)または(V)とを、例えば50℃〜150
℃で、例えば、20分〜1時間、加熱することによって
実行することが出来る。 操作を、好ましくは上に示したような反応物量で、出発
反応物用の溶媒であるが、所望のメソーゲン先駆体モノ
マーに関しては0〜23℃の程度では非溶媒である有機
液体の存在下で実施する。 この観点から、1〜4個の炭素原子を含む飽和脂肪族モ
ノアルコールを単独または混合して用いるのが好適であ
り、特にメタノールが好適である。 この場合、イミノ反応の温度は用いる溶媒の沸点に対応
するのが有利であり且つ反応の長さは、例えば、20分
から5時間の間にある。反応が終了しそして0〜23℃
程度の温度に冷却した後、結晶性の沈降物の形態のメソ
ーゲン先駆体モノマーを清適により回収してそしてもし
必要ならば再結晶により精製することが出来る。 式(III )及び式(Vll)の二官能性反応物(i
)及び(v)は容易に製造することができる知られた製
品である。例えば、 は4−ヒドロキシベンズアルデヒドとアリルプロミドと
の縮合反応により得られ、 は4−ヒドロキシベンズアルデヒドと塩化アクリロイル
との同じタイプの反応により得られる。 工程(b)及び(bo)において、式(II)または式
(VT)のメソーゲン先駆体モノマーのポリヒドロシリ
レージ3ン反応を不均質混合物中で且つ溶媒を使用しな
いで実施することが出来る。 操作は好ましくは出発反応物を該反応物及び所望のコポ
リマーに共通の溶媒または溶媒混合物に加えることによ
って均vt混合物中で実施して、反応物の濃度に注意す
る。すなわち、一方で(iii)及び(iv)、他方で
(iii)及び(vii)を溶媒100cll+3当た
りの反応物の重i1gで表わして5重量%以上であり且
つより正確には6〜30%またはそれより多くであり、
反応物の溶解度に依存する。 用いる溶媒は無水状態でなければならず、適当な溶媒と
して、テトラヒドロフラン、ベンゼン、クロロベンゼン
、トルエン及びアセトニトリルを挙げ得る。 ポリヒドロシリレーション反応を、一般には、20℃〜
120℃の温度、好ましくは60℃−100℃の温度で
実施する。メソーゲン先駆体モノ?−(iv)またはf
vii)を、一般に、−3i−H基を含有する反応体(
iii)の1モル当たり1モルに等しい量で用いる。反
応物(iii)及び(ivまたはvfi)の量を、反応
物(iii) /反応物(ivまたはvii)のモル比
が、例えば、0.90/1〜1.1 / 1の範囲にあ
るように用いることは本発明の領域を離れるものではな
い。 用いた式(、V )のα、ω−ビス(ヒドロ)オルガノ
ポリシロキサン(fit)はシリコーン工業にてよく知
られた製品であり、いくつかの場合において(完全にア
ルキル化された化合物)市販されている。それらは、例
えば、フランス国At−2,486,952号及びフラ
ンス国A 5−2.058.988号に記載されている
。これらの製品が市販されていない場合には、それらを
例えば、適当なα。 ω−ビスヒドロキシル化したジオルガノポリシロキサン
オイルをカチオン重合し次いで特にジヒドロテトラアル
キルジシロキサンのような試薬を用いて連鎖移動反応す
ることによって製造することが出来る。式(V)のこれ
らの化合物において、nが1より大きいときは、重合性
構造の化合物として取り扱われ、そして単一の重合種(
いわゆる単分散構造でありこの場合、nは整数である)
あるいは繰り返し単位数が異なる同一の化学構造の重合
性の種の混合物(いわゆる、多分散構造であり、この場
合nはしばしば分数である)のいずねかを有することが
可能である。 ヒドロシリレーション触媒に関して、特に、以下の化合
物を用いることが可能であり、特に1元素白金、水和型
のへキサクロロ白金酸、またはそうでなければ元素白金
及びα、ω−ビス(ビニル)ジオルガノシロキサン型の
配位子をベースにした錯体、例えば、コバルトカルボニ
ルまたはニッケルカルボニルのような金属カルボニルで
ある。本発明の好ましい触媒は、ヘキサクロロ白金酸ま
たは元素の白金及び1.3−ジビニル−1,1,3゜3
−テトラメチルジシロキサンをベースにした錯体、通常
、カーステッド(Karsted)触媒と呼ばれている
触媒である。用いる触媒量は下記の比:が一般に0.0
5X10−’〜20X10−’に渡る範囲及び好ましく
は0.2 X I O−4〜5 X 10−’(7)範
囲にある。 触媒は、それが自然に存在する形態かあるいは適当な希
釈剤若しくは溶媒の懸濁液若しくは溶液の形態のいずれ
かで反応混合物中に導入することができる。ヘキサクロ
ロ白金酸からなる好ましい触媒の場合、それは、例えば
、イソプロパツールのような飽和脂肪族モノアルコール
の溶液の形態で一般に用いられる。元素の白金をベース
にした錯体からなる好ましい触媒の場合には、それは、
例えば、ベンゼン、トルエン、シクロヘキサンまたはn
−ヘキサンのような炭化水素の溶液の形態で一般に用い
られる。 実際に工程(b)または(b゛)を実行するのに、最初
に反応物(1v)または(vii) 、次いで任意に選
択した溶媒を反応器に充填しそして反応物質を撹拌しな
がら上言己の温度範囲内で採用した温度に加熱する。次
いで触媒を添加する。次ぎに、ビス(ヒドロ)シロキサ
ン反応物(iii)を、任意に、用いることが出来る−
及び/または他の溶媒の溶液形態で、撹拌し且つ加熱し
た反応物質に導入することができる(この場合、反応物
質は選択した溶媒または出発反応物と同時に用いること
ができる選択した溶媒の一つを含むことが有利である)
。この導入は、例えば、30分〜15時間の期間の範囲
に渡って徐々に実施される。ビス(ヒドロ)シロキサン
反応物(iii)の導入は、同時に乾燥した且つ酸素の
ない窒素を反応物質に分配させることを保証しながら実
行するのが好ましい。反応物(iii)の導入が終了し
たならば、−3i −H及び/またはCH,=CH−官
能基が完全に消失するまで、反応混合物を選択した温度
条件で、例えば1時間〜10時間の程度の時間、さらに
維持する。反応の終了時に、所望のコポリマーが溶液状
で得られたときに、それを、非溶媒または混合非溶媒を
反応混合物に加えることにより沈殿させそして沈殿した
コポリマーを分離することができる。また、コポリマー
を、減圧蒸留により反応混合物から溶媒を除去すること
により得ることもできる。 われわれは、特に、反応物(ivlまたは(vii)(
メソーゲン先駆体モノマー)が、記号Aが酸素ブリッジ
を示す式(IIまたはVl )を有する場合に、用いた
方法(第1及び第2の方法)が所望のコポリマーの構造
中、下記式の不適な繰り返し単位; (式中、記号X、B+ 、D、Bt 、R+からR6及
びnが式(I)との関係で上記の意味を有する) の繰り返し単位を生じる二次反応の位置になることにな
る。これらの不適な単位は、下記の略式に成による裂開
によって反応物(iv)または(vii)により導入さ
れたエーテル結合が再編成される結果として得られ得る
: 式(IX)の不適な単位は、任意にそれが形成されると
きには、その量は式(I)の単位十弐(IX)の単位の
合計に対して10モル%を超えない。 以下に、本発明の具体例を示すが、本発明を何ら制限す
るものではない。 これらの例において、本発明に従うサーモトロピックコ
ポリマーを、特に分光学的な研究(赤外吸収並びにプロ
トン及びC13核磁気共鳴)により同定した。これらの
コポリマーの分子値;数平均分子量Mn、多分散度(P
 I=Mw/Mn)及び重合の数平均度DPnを、特に
立体的排除クロマトグラフィーにより、種々の首尾一貫
した校正(テトラヒドロフラン溶媒、ポリスチレンを含
む)を用いて決定した。サーモトロピック性の特徴を、
9900中央処理ユニツトと組み込んでDSC910モ
ジニール含むデエボン製の装置による示差熱分析(DS
C)によって測定した。存在する相持性を同定すること
ができる加熱ステージを組み込んだ偏光顕微鏡により観
測しそしてX線回折を用いて試験した。 [実施例] 下記式の繰り返し単位を構造中に含む二つのシリーズの
サーモトロピックコポリマーをこれらの実施例で記載す
る: (式中、第1のシリーズにおいて、 Dは であり且つnは1.2.3.4,43.5、及び15で
あり(実施例3〜10)、 第2のシリーズにおいては、 Dは 6.8 であり且つnは1.2.3.4及び6.8であり(実施
例11〜15である)) これらのコポリマーは前に第1の方法と呼んだ製造方法
を用いることによって反応物(iii)及び(iv)の
適当な組み合わせにより出発することにより得られる。 反応物(iii)は下記式の種々のα、ω−ビス(ヒド
ロ)ジオルガノポリシロキサンを含む:(iii)は記
号Hnによって示し、ここにnは式(XI)中の記号n
の値を有する。 式(1v)は下記式の記号 (nは以下の値に、n=1.n=2、n=3、n=4、
n = 4.3、n=5、n、 = 6.8及びn=1
5に対応する)。 nの値が1.2.3.4及び5に等しい対応するオリゴ
シロキサンは単分散種であり、nの値が4.3.6.8
及び15に等しい対応するオリゴシロキサンは多分数種
である。 以下において、各々のオリゴシロキサン反応物及び l により示される二つのメソーゲン先駆体モノマーを含む
。 以下において、第1のシリーズの8つのコポリマーは表
現:HIMl、H2M1.83M1、I(4M1.84
.3 M 1.85M1、H6,8M 1及びtl 1
5 M 1により示す。第2のシリーズの5つのコポリ
マーに関して、表現HIM2.82M2、H3M2.8
4M2及び86.8 M 2により示す。 叉上己罪上 本発明による第1の方法の工程(a)の操作に従うメソ
ーゲン先駆体モノマーの製造。 p−アリルオキシベンズアルデヒド20g(0゜123
5モル)をガラス反応器中の300 cm”のメタノー
ルに溶解する。かかる反応器は容量500 cm”であ
り、熱移動媒体を用いる加熱システム、マグネチックス
クーラーシステム、滴下ロート及び還流コンデンサーを
装着している。次いで、p−フェニレンジアミン6.6
7 g (0,0617モル)を加えて、混合物をメタ
ノールの還流下で2時間加熱する。この時間が終ると、
反応混合物を0℃に冷却してそして生成した沈殿物(反
応生成物である)を濾過により捕集する。次いで、この
生成物を500 cm”のクロルベンゼンから再結晶さ
せることによって精製する。こうして2022gの生成
物を回収し、分光学的な研究(赤外吸収並びにプロトン
及びCI3核磁気共鳴)後の構造は上記の弐M1に一致
した。この操作をモノマーMlの所望】に役立ち得るの
に必要な回数だけ繰り返す。 支え且ユ 本発明により第1方法の工程(a)の操作に従いメソー
ゲン先駆体モノマーへ42を製造する。 p−アリルオキシベンズアルデヒド7.45g(0,0
459モル)を5実施例1で記載したような装備を備え
た容量500 cm”のガラス反応器中の200 cm
3のメタノールに溶解する。次いで、4.4′−ジアミ
ノジフェニル4g(0,0217モル)を加λて、混合
物をメタノールの還流下で1時間半加熱する。この時間
後、反応混合物を0℃に冷却してそして生成した沈殿物
(反応生成物である)を2濾過により捕集する。次いで
、この生成物を350 cm3のクロルベンゼンから再
結晶させることによって精製した。こうして10.6g
の生成物を回収し、分光学的な研究(赤外吸収並びにプ
ロトン及びCI3核磁気共鳴)後の構造は上記の弐M2
に一致した。この操作はそツマ−M2の所望量に役立つ
のに必要な回数だけ繰り返す。 及五五立ニュユ 本発明による第1方法の工程(b)の操作に従い第1の
シリーズのサーモトロピックコポリマーHIMI、82
M1.83M1、I−14M l、84、3 M 1.
85M1、H6゜8M1及びHl 5 Mlを製造する
。 1、装置: 操作を、熱移動媒体を用いる加熱システム、磁気撹拌シ
ステム、滴下漏斗、還流コンデンサー及び酸素を含まな
い乾燥窒素を分散させるシステムを装着した250cm
3のガラス反応器中で実施する。 2、−船釣な操作 最初に3.96 g (0,01モル)のモノマーM1
及び60cm3の無水トルエンを上記反応器に充填する
。撹拌磯のスイッチを入れて、反応物質を85℃の温度
に加熱する。次いで触媒を加える。触媒はカーステッド
触媒であり、10%濃度(溶液の容ffic1m3に対
して元素白金の重]gで表わす)のn−ヘキサン溶液で
ある。この溶液の6マイクロリツトルを注射器で注入す
る(比:元素ptのダラム原子の数/ Hnオリゴシロ
キサンのモル数は3X10−’に等しい)。 酸素を含まない乾燥窒素を反応物質に分散することを達
成してそして0.01モルのα、ω−ビス(ヒドロ)オ
リゴシロキサンHn及び20cI113の無水トルエン
を含む溶液を4時間に渡って撹拌した上記物質に連続的
に流し込む。温度を85℃に維持する。流し込み終了後
、反応物質を更に85℃にて8時間、攪拌し続ける。 所望のコポリマーHnM1を、85℃に加熱しながら且
つ圧力を連続的に雰囲気圧からIPaに下げながらトル
エンを除去して得た。得られた生成物は極色の固形物で
ある。 3、実施例3〜10の結果: 以下に示す第1表において、反応物及び生成物の量並び
に立体的排除クロマトグラフィーにより与えた種々のパ
ラメーターを各々製造したコポリマーに関して報告する
。 以下に示す第2表において、DSCにより測定された相
転移温度の値及び偏光顕微鏡を用いて観測した存在相の
性質を、 −に関して報告した。 各々、 製造したコポリマ 垣−よ−人 (0)ポリヒドロシリレーションの進行度%を(DPn
−1)100/DPnの関係により定義する。 エーヱー老 MP:融点 異方性域の幅はアモルファスコポリマーの場合にTc−
Tgに等しい、そして半結晶性コポリマーの場合にはT
c−MPに等しい(”’)   中間相の特性を確認し
なかった(””)  温度はDSCにより観測できない
−施91 l 1〜15 本発明の方法による第1方法の工程(b)の操作に従っ
て第2のシリーズ:HIM2.82M2.83 M 2
.84 M 2及び86.8 M 2のサーモトロピッ
クコポリマーを製造する。 1、装置 実施例3〜10を参照のこと。 2、−船釣な操作 実施例3〜10に関して用いたものと同様であるが、こ
こではモノマーM2を4.72g(0,01モル)導入
する。 3、実施例11〜15の結果 以下に示す第3表において、反応物及び生成物の量並び
に立体的排除クロマトグラフィーにより与えた種々のパ
ラメーターを、それぞれ、製造したコポリマーに関して
報告した。 以下に示す第4表において、DSCにより観測した相転
移温度の値及び偏光顕微鏡を用いて観測した存在相の性
質を、それぞれ、製造したコポリマーに関して報告した
。 ニー旦−入 ■−丘−人 (”)   MP:融点 (@0)  異方性域の幅はアモルファスコポリマーの
場合はTc−Tgに等シ(、半結晶性のコポリマーの場
合にはTc−MPに等しい(”’)  中間相の性質を
確認しなかった(°)ポリヒドロシリレーションの進行
度%を(DPn−1)X100/DPnの関係により定
義する

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メソーゲン単位及び屈曲性ジオルガノポリシロキ
    サンスペーサーからなる本質的に線形のサーモトロピッ
    クコポリマーであって、それらの構造中に下記式の繰り
    返し単位:▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) [式中、記号Aは、おのおの、同一であり、単結合、ま
    たは−O−、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数
    式、化学式、表等があります▼の原子または基であり、 記号B_1は−CH=N−または−N=CH−の基を示
    し、一方、記号B_2はB_1と異なり−N=CH−基
    (B_1が−CH=N−のとき)または−CH=N−基
    (B_1が−N=CH−)を示し、記号Dは下記式の基
    : ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、yは0〜2の範囲にある整数であり、記号Eは
    y=1のときは単結合または−CH=N−、−N=CH
    −、 ▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ の基であり、y=2のときは、単結合、 ▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ の基を示す) を示し、 R_1、R_2、R_3、R_4、R_5及びR_6は
    、同一または異なり、炭素原子1〜12個を含む線形ま
    たは枝別れアルキル基であって、少なくとも一つの塩素
    、臭素またはフッ素原子によりまたは−CN基により置
    換され得る上記アルキル基から選ばれる一価の炭化水素
    基;炭素原子を1〜4個含む少なくとも一種のアルキル
    及び/若しくはアルコキシ基または少なくとも一つの塩
    素原子により任意に置換されたフェニル基を示し、 記号Xは2〜8の範囲にある整数であり、そして記号n
    は0〜50の範囲にある整数または分数である] を含むことを特徴とする上記サーモトロピックコポリマ
    ー。
  2. (2)式( I )において、 記号Aは各々、同一であり、単結合または −O−、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
    化学式、表等があります▼の原子または基 を示し、 記号B_1は−CH=N−または−N=CH−の基を示
    し、一方、記号B_2はB_1と異なり−N=CH−基
    (B_1が−CH=N−のとき)または−CH=N−基
    (B_1が−N=CH−)を示し、記号Dは下記式の基
    : ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、yは0〜2の範囲にある整数であり、記号Eは
    y=1のときは単結合または−CH=N−、−N=CH
    −、 ▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ の基であり、そしてy=2のときは単結合、▲数式、化
    学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ を示す) を示し、 R_1、R_2、R_3、R_4、R_5及びR_6は
    、各々、同一または異なり、炭素原子1〜6個を含む線
    形または枝別れアルキル基またはフェニル基を示し、 記号Xが2または3の整数であり、 記号nが1〜30の範囲にある整数または分数である繰
    り返し単位式( I )を構造中に含む請求項1のコポリ
    マー。
  3. (3)B_1が−CH=N−でありB_2が−N=CH
    −である式( I )の繰り返し単位を構造中に含む請求
    項1または2のコポリマーの製造方法であって、 以下の工程(a)と(b)とを含むことを特徴とする上
    記方法: (a)それ自体知られた方法で、(i)下記式の二官能
    性化合物; ▲数式、化学式、表等があります▼ (III) (式中、記号x及びAは式( I )との関係で請求項1
    または2に示した意味を有する)と、 (ii)下記式のジアミン化合物; H_2N−D−NH_2(IV) (式中、記号Dは式( I )との関係で請求項1または
    2に示した意味を有する) とを反応して、 次いで、反応混合物から、それ自体で知られた方法によ
    り、得られる式(II)のメソーゲン先駆体モノマーを純
    粋な状態で分離することにより、式: ▲数式、化学式、表等があります▼cH2HcH−(c
    H )x−2−A÷四=N−D−”■cH÷^一(cH
    2)x−2−cH:cH2(II) (式中、記号x、A及びDは式( I )との関係で請求
    項1または2に示した意味を有する) の、エチレン性二重結合を有する基により、各々、α、
    ω−二置換されたメソーゲン先駆体モノマーを合成し、
    そして、 (b)酸素を含まない不活性な雰囲気下で且つヒドロシ
    リレーション触媒の存在下で、無水条件下で操作しなが
    ら、 (iii)下記式のα、ω−ビス(ヒドロ)ジオルガノ
    ポリシロキサン; ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5、R
    _6及びnは式( I )との関係で請求項1または2に
    示した意味を有する) と、 (iv)前記工程(a)の終りに純粋な状態で得られた
    式(II)のメソーゲン先駆体モノマーとを反応して、 次いで、 ▲数式、化学式、表等があります▼及び/または、 CH_2=CH−官能基が完全に消失した後に、直ちに
    、所望のサーモトロピックコポリマーを反応混合物から
    分離することによって、ポリヒドロシリレーション反応
    を実行することにより所望のサーモトロピックコポリマ
    ーを合成する。
  4. (4)B_1が−N=CH−でありB_2が−CH=N
    −である式( I )の繰り返し単位を構造中に含む請求
    項1または2のコポリマーの製造方法であって、 以下の工程(a′)及び(b′)を含むことを特徴とす
    る: (a′)(v)下記式の二官能性化合物; ▲数式、化学式、表等があります▼ (VII) (式中、記号x及びAは式( I )との関係で請求項1
    または2に示した意味を有する) と、 (vi)下記式の芳香族ジアルデヒド; OHC−D−CHO(VIII) (式中、記号Dは式(I)との関係で請求項1または2
    に示した意味を有する) とを、それ自体で知られた方法で反応して、次いで、そ
    れ自体知られた方法により、得られる式(VI)のメソー
    ゲン先駆体モノマーを反応混合物から純粋な状態で分離
    することにより、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (VI) (式中、記号x、A及びDは式( I )との関係で請求
    項1または2に示した意味を有する) の、エチレン性二重結合を有する基により各々、α、ω
    −二置換されたメソーゲン先駆体モノマーを合成し、そ
    して、 (b′)酸素を含まない不活性な雰囲気下且つヒドロシ
    リレーション触媒の存在下、無水条件にて操作しながら
    、 (iii)下記式のα、ω−ビス(ヒドロ)ジオルガノ
    ポリシロキサン; ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5、R
    _6及びnは、式( I )との関係で上に示した一般的
    なまたは好ましい意味を有する) と、 (iv)前記工程(a′)の終りに純粋な状態で得られ
    た式(VI)のメソーゲン先駆体モノマーとを反応して、 次いで、反応混合物から、それ自体知られた方法で官能
    基▲数式、化学式、表等があります▼及び/またはCH
    _2=CH−官能基が完全に消失した後、直ちに、所望
    のサーモトロピックコポリマーを分離することによって
    、ポリヒドロシリレーション反応を実行して所望のサー
    モトロピックコポリマーを合成する。
  5. (5)第1段階(aまたはa′)を、出発材料用の溶媒
    ではあるが所望のメソーゲン先駆体モノマー用には0℃
    〜23℃の程度の温度にて非溶媒である有機液体の存在
    下で且つ用いる溶媒の沸点に対応する温度で操作して実
    行する請求項3または4の方法。
  6. (6)第1段階(aまたはa′)を、二官能性反応体(
    i)または(v)の1モル当たり、0.5モルのジアミ
    ン反応体(ii)またはジアルデヒド(vi)を用いて
    実行する請求項5の方法。
  7. (7)第2段階(bまたはb′)を、反応物及び所望の
    コポリマーに共通の溶媒または混合溶媒を出発反応物に
    加え、反応物の濃度を溶媒100cm^3当たりの反応
    物の重量gで表わして、少なくとも5%に等しくするこ
    とに注意することによって均質媒体中で実施する請求項
    3〜6のいずれか一項の方法。
  8. (8)第2段階(bまたはb′)を20℃〜120℃の
    温度範囲で実施する請求項7の方法。
  9. (9)メソーゲン先駆体モノマー(iv)又は(vii
    )を、▲数式、化学式、表等があります▼官能基を含む
    反応物1モル当た り1モルに等しい量で用いる請求項7または8の方法。
  10. (10)実際に、第7段階(bまたはb′)において最
    初に反応物(iv)または(vii)を、用いた反応器
    に充填して、ついでそこに触媒を添加して、そしてビス
    (ヒドロ)シロキサン反応物(iii)を撹拌した且つ
    加熱した反応物質中に徐々に導入する請求項7〜9のい
    ずれか一項の方法。
JP13041990A 1989-05-26 1990-05-22 芳香族アゾメチン型のメソーゲン単位及びポリシロキサンスペーサーからなる線形サーモトロピックコポリマー並びにそれらの製造方法 Expired - Lifetime JPH0643495B2 (ja)

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US10323126B2 (en) 2012-11-28 2019-06-18 Hitachi Chemical Company, Ltd. Siloxane compound, modified imide resin, thermosetting resin composition, prepreg, film with resin, laminated plate, multilayer printed wiring board, and semiconductor package

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