JPH03123029A - 半導体装置の製造方法およびその装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法およびその装置

Info

Publication number
JPH03123029A
JPH03123029A JP25558489A JP25558489A JPH03123029A JP H03123029 A JPH03123029 A JP H03123029A JP 25558489 A JP25558489 A JP 25558489A JP 25558489 A JP25558489 A JP 25558489A JP H03123029 A JPH03123029 A JP H03123029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
ozone
substrate
gas
organic source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25558489A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2846671B2 (ja
Inventor
Ikuo Ono
郁夫 小野
Atsuhiro Fujii
淳弘 藤井
Masazumi Matsuura
正純 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Marketing Japan Inc
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Canon Marketing Japan Inc
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Marketing Japan Inc, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Canon Marketing Japan Inc
Priority to JP1255584A priority Critical patent/JP2846671B2/ja
Publication of JPH03123029A publication Critical patent/JPH03123029A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2846671B2 publication Critical patent/JP2846671B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、オゾンと有機ソースのガスとを反応させて
、CVD法により基板表面上に酸化膜を形成する半導体
装置の製造方法およびその装置に関するものである。
[従来の技術] オゾンと有機ソースのガスとを反応させて、CVD法に
より基板上に酸化膜を形成する従来の装置として、第5
図に示すものがあった(たとえば[電気化学協会発行 
電気化学 56.No、7゜1.988JP、527〜
P、532)。
この従来の装置は、第5図を参照して、原料ガスを供給
するガス供給系1と酸化膜を形成するチャンバ部2から
なる。ガス供給系1においては、流量制御器3で流量調
節された酸素がオゾン発生器4に供給され、発生したオ
ゾンは配管5を通ってデイスパージョンヘッド9内に導
入される。
また、3種類の有機ソースである、TE01(Sili
con  Tetra−Ethoxide:si  (
OC2H5)4)、TMPO(Ph。
5phorus  Tri−Methoxide:PO
(OCHa ) 3 ) 、 TMB (Bo r o
n  Tri−Methoxide:B (OCHa)
a)がそれぞれバブリング装置6a、6b、6cに蓄え
られ、それぞれ流量制御器7a、7b、7cを介して供
給される窒素によりバブリングされる。
それによりこれらの有機ソースはガス化されて、配管8
を通ってディスパージョンヘッド9内に導入される。
ディスパージョンヘッド9内に導入されたオゾンと有機
ソースガスは、インジェクター10に設けられた複数の
スリット状流路に、それぞれ別々に、一箇所おきに交互
に流され、ディスパージョンヘッド9のヘッド部11に
導かれる。
ディスパージョンヘッド9のヘッド部11に対向して、
基板12が載置されたサセプタ13が設置されている。
このサセプタ13には、基板12の表面を酸化膜堆積に
必要な温度に加熱するためヒータ14が備えられている
。ディスパージョンヘッド9のヘッド部11から吐出す
るオゾンガスと有機ソースのガスは、基板12の表面付
近で混合され、気相反応により基板12の表面上に酸化
膜が堆積される。混合ガスはその後矢印A方向へ流れて
、排気口15から排気される。
なお、リンやほう素をドーピングしないN5C(Non
−doped  5ilicate  Glass)膜
を形成する場合には、有機ソースとしてTE01のみが
供給され、リンあるいはほう素をドーピングするPSG
(Phospho  5i1icate  Glass
)、BPSG (Bor。
Phospho  5ilicate  GlasS)
膜を形成する場合には、TEOSガスに加えてTMPO
ガスあるいはTMBガスが供給される。
第5図に示す従来の装置により、NSC膜を形成したと
きの電界の強さとリーク電流密度の関係を第6図に示す
([電気化学協会発行 電気化学。
56、No、7.1988J P、530に掲載された
グラフより)。第6図のグラフは、酸化膜堆積温度すな
わち基板表面の温度が400℃の場合において、TEO
Sガス流量に対するオゾンの流量の比を0,14〜2.
28に変えたときの特性が示されている。このグラフに
よれば、オゾンの流量比rが大きいほどリーク電流が減
少していることがわかる。
この従来例におけるオゾンとTEOSガスを用いたCV
Dによる膜成長は、上記文献にも記載されているように
、次のように考察される。
CVDにおける膜成長は、ソースガスの気相中での分解
による成膜種の生成、成膜種の基板表面への吸着、成膜
種の晶板表面におけるマイグレーション、成膜種の表面
反応の4つの過程に分けて考えられる。このうち03/
TEO3系CVDにおいてオゾンが関与するのは、気相
中でのTEOSガスの分解と、成膜種による表面反応と
の2つの過程である。オゾンによる気相中でのTEOS
ガスの分解反応としては、たとえば +   (Go 2 、 1120 )R: TE01
の場合C2H5 が考えられる。またオゾンの関与する主な表面反応とし
ては、膜形成時の結合後に残ったエトキシ基(−QC,
、H5)を03が酸化する反応と、成長途中の膜表面に
ある多数の5i−OH基のSiOあるいはO−H結合を
03が切断し、H2Oの形で抜取る脱水反応の2つが考
えられる。
上記従来例において、03/TEO8流量比(=r)の
増加に従ってリーク電流が減少しているのは、この脱水
反応によってOH基が減少し、5L−0のボンドネット
ワークの生成が進むためであると考えられる。
次に、第5図に示したような装置を用いたCVDの具体
的用途について、第7図に基づいて説明する。
第7図は4メガのDRAM (D y n a m i
 cRandom Access  Memory)の
断面を示している。同図のDRAMは、まずシリコン゛
1!、導体基板21上に、厚い酸化絶縁膜からなる分離
領域22、LDD (L i gh t l y−D。
ped  Drain)構造を持つトランジスタのゲー
ト電極23とサイドウオール24が形成されている。そ
の上には、電荷を蓄積するストレージノード25とセル
プレート26か誘電体27を挾んで設けられ、さらにそ
の上を覆うように層間絶縁膜28を介してビット線29
が形成されている。
またビット線29の表面全面は層間絶縁膜30で覆われ
、その」二にアルミニウム導電線゛31が配されている
。その後さらに層間絶縁膜32を介してアルミニウム導
電線33が形成されている。
以上のような工程で製造される4メガのDRAMにおい
て、酸化絶縁膜で形成されるサイドウオール241層間
絶縁膜28,30.32は、いずれも第5図に示すCV
D装置の適用により形成することができる。たとえばサ
イドウオール24は、ゲート電極23が形成された後に
、その上を覆うように上記CVD装置によってSin、
、膜を堆積させ、反応性イオンエツチングなどを施すこ
とによって形成される。また層間絶縁膜28,30゜3
2は、上記CVD装置によりSin、、膜を堆積させた
後、平坦化などのための熱処理を施すことによって形成
される。
なお、最上層のアルミニウム導電線33を保護するため
、その上にパッシベーション膜が形成される場合があり
、これにも上記CVD装置か適用可能である。パッシベ
ーション膜としては、PSG膜やBPSG膜もよく用い
られ、その場合には有機ソースとして、TE01に加え
てTMPOやTMBが供給される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のCVD装置により形成された
堆積膜では、第6図かられかるように低電界においても
高いリーク電流値を示し、必ずしも十分な絶縁特性を有
するとは言えない。
これは、上記従来のCVD装置が基板表面の近傍におい
て初めてオゾンとTEOSガスを混合するため、オゾン
が関与するエトキン基の酸化反応あるいは脱水反応が十
分には進行せず、Si−〇ボンドネットワークの生成が
不完全であることによるものと考えられる。
本発明は上記問題点を解消するため、リーク電流値か低
く絶縁性の高い絶縁膜を形成することのできる半導体装
置の製造方法およびその装置を得ることを1」的とする
[課題を解決するための手段] 本発明にかかる半導体装置の製造方法は、オゾンと、少
なくともシリコン系アルコラードを含む杓″機ソースの
ガスとを反応させて、CVD法により基板表面上に酸化
膜を形成するものである。本発明の製造方法の特徴は、
膜を形成する基板の表面近傍のみを成膜に必要な温度に
加熱し、この成膜に必要な温度に達していない、基板表
面から離れた位置においてオゾンと有機ソースのガスを
予め混合し、この混合ガスを基板表面上に供給する点に
ある。
また本発明にかかる半導体装置の製造装置は、オゾン発
生器と、少なくともシリコン系アルコラードを含む有機
ソースをガス化する手段と、基板を載置し、この基板表
面近傍を成膜反応に必要な所定の温度に加熱する手段を
有するサセプタとを有する。また、ガスを混合するため
の空間であるバッファ領域と基板表面に対向し混合ガス
を吹出すヘッド部とからなるディスパージョンヘッドを
備える。さらに、オゾン発生器で発生したオゾンとガス
化された有機ソースを別々にあるいは途中で混合してバ
ッファ領域へ供給する配管手段を備える。
本発明にかかる半導体装置の製造装置の代表的構成を模
式的に表わしたものを第1図に示す。この装置は、第1
図を参照して、原料ガスを供給するガス供給系1と酸化
膜を形成するチャンバ部2からなる。ガス供給系1にお
いては、流量制御器0 3で流量調節された酸素がオゾン発生器4に供給され、
発生したオゾンは配管5を通ってディスパージョンヘッ
ド9内に導入される。また、バブリング装置6a、6b
、6cに蓄えられた3種類の有機ソース、すなわち、シ
リコン系アルコラードの一種であるTE01.  リン
ドープ用のTMPO。
はう素ドープ用のTMBがそれぞれ流量制御器7a、7
b、7cを介して供給される窒素によりバブリングされ
て、有機ソースのガスとなり、配管8を通ってディスパ
ージョンヘッド9内に導入される。配管5と配管8はデ
ィスパージョンヘッド9内に入る前の位置において合流
点41を有する。
したがってオゾンと有機ソースガスは合流点41におい
て供給され、混合ガスとなってディスパジョンヘッド9
のバッファ領域42内に導入される。このバッファ領域
42内に導入された混合ガスは、分散板43によって整
流されて、ディスパージョンヘッド9のヘッド部11に
導かれる。このヘッド部11に対向して、基板12が載
置されたサセプタ13が設置されている。このサセプタ
1 13には、基板12の表面近傍のみを酸化膜堆積に必要
な温度に加熱するためのヒータ14が備えられている。
基板12の表面に酸化膜を堆積させるためには、その表
面近傍を少なくとも200℃以上に加熱する必要があり
、通常400℃程度の温度に加熱される。ヘッド部11
から吐出する混合ガスは、基板12の表面において成膜
反応を行なう。
なおディスパージョンヘッド9のヘッド部11を出た混
合ガスは、矢印A方向に流れて排気口15から排気され
る。またサセプタ13が矢印B方向に移動されることに
より、基板12表面での膜厚の均一化を図っている。
本発明の半導体装置の製造装置として、第1図に示すも
のの他に、第2図に示す構成も可能である。第2図に示
す装置構成は、全体として第1図に示すものとほぼ同様
であるが、配管5と配管8がディスパージョンヘッド9
より前で合流することなく、それぞれ別々にバッファ領
域42において開口している点で異なっている。したが
って、2 この装置の場合オゾンと有機ソースガスはそれぞれ配管
5と配管8を通って別々にバッファ領域42に導入され
、その中で混合されて分散板で整流され、ヘッド部11
から吐出される。
[作用] 本発明の製造方法によれば、オゾンと有機ソスガスが成
膜に必要な温度より低い温度の位置で混合されるため、
混合直後から基板表面近傍に至る前の間において、有機
ソースのうちのシリコン系アルコラードガスのオゾンに
よる分解と重合による2量体の生成反応が起こる。この
反応は次の式で表4つされる。
■ 分解反応 012                    01
?0R−3i−OR+ 03→ −OR+0R−3i−
00ROR R: CH3,C2Hs等 3 ■ 気相重合による2量体生成 オゾンは、成膜に必要な温度である約200℃以上では
極めて寿命が短く、400℃では99.99%以上が分
解する。したかってこの温度より十分低い温度、すなわ
ち高くとも200℃以下でオゾンと有機ソースガスを混
合することにより、むしろ」二頭反応が容易に進行する
。その結果、2量体のみでなく、それ以上の重合が進ん
で3量体以上の多量体も生成しているものと考えられる
上記2量体以上の多量体が基板表面近傍に吐出されると
、成膜に必要な温度に加熱されているため、この多量体
が基板表面に吸着されて表面重合し、酸化膜が形成され
る。その後オゾン雰囲気でのアニールによる酸化および
脱水重合が進行する。
このように本発明の場合には成膜位置近傍に至る前の低
温位置において予めオゾンと有機ソースガスを混合する
ことにより、基板表面に至る前に4 おいて既に成膜重合の前段階である2量体あるいはそれ
以上の多量体が生成されている。そのため、成膜後のア
ニールにおいて酸化脱水反応がより進行しやすく、従来
法に比べてより完全な5i−0ボンドネツトワークが生
成される。
[実施例〕 次に、第1図に示した装置を用いて括板表面上にNSC
膜を形成した実施例を示す。本実施例の実施条件は第1
表に示すとおりである。
第1表 5 本実施例において、03/TEO3流量比「は次のよう
に求められ、その値が約3.0である。
r−オゾン流量/T E OS流量 本実施例により形成した酸化絶縁膜の絶縁特性の評価は
、第3C図に示すように、MO8型キャパシタに電圧を
印加した時のリーク電流値を測定することにより行なっ
た。すなわち、比抵抗10Ω・cmのP型シリコン基板
51上に厚さ200nmのO,/TEO3酸化膜52を
堆積後、厚さ500nm/面積1.mm2のアルミニウ
ム電極53を形成し、これに負電圧を印加して電流計5
4によりリーク電流を測定した。
なお比較例として、第5図に示す従来の装置を用いて、
第1表に示す条件で同様の酸化絶縁膜を形成し、第3C
図の試験片を製作して同様の評価6 を行なった。測定結果を第3A図に示す。
次に、上記の測定を終えた後、試験片をN2雰囲気中に
置いて、450℃で30分間のアニールを施した。その
後に上記と同様にリーク電流の711す定を行なった結
果を第’3B図に示す。
第3A図、第3B図に示すΔIII定結果かられかるよ
うに、アニール処理の前後いずれにおいても、比較例に
比べて本実施例の方かリーク電流値が低くなっている。
このことから、オゾンとTEOSガスを基板表面近傍で
混合する従来法に比べて、予め基板表面温度よりも十分
低温の位置で両者を混合して基板表面に供給する本実施
例の方が、5i−0ボンドネットワークがより完全な酸
化絶縁膜が形成されていると考察される。またこの差異
はアニールによっても解消していないことがわかる。
また、本実施例と比較例により形成された酸化絶縁膜の
アニール前後のエツチングレートおよび収縮率は、第2
表に示すとおりであった。
 7 第2表 なお、アニールは450℃のN2雰囲気で30分間行な
い、エツチング液としては、熱酸化膜に対して50nm
/minのエツチングレートを与えるバッフアートフッ
酸を用いた。また収縮率は、アニール前の膜厚に対する
アニール後の膜厚減少量の割合を%て表わしたものであ
る。
エツチングレートが低いほど、酸化絶縁膜がより硬質で
あることを示し、収縮率が低いほど耐クラツク性に優れ
ているといえる。
したがって第2表から、比較例に比べて本実施例により
形成した酸化絶縁膜の方が、膜の硬さおよび耐クラツク
性のいずれも優れていることがわかる。
以上のことから、たとえば第7図に示すDRA8 Mの製造に本実施例を適用すれば、膜質の良いサイドウ
オールや各層間絶縁膜を形成することが可能である。
層間絶縁膜の絶縁特性が向上すると、それに応じてその
厚さを薄くすることが可能になる。その結果形成される
半導体装置全体の厚さが薄くなるばかりでなく、スルー
ホールの深さがより浅くなり、層間のコンタクト特性が
向上する。すなわち、本実施例を適用した場合と比較例
を適用した場合とでは、第4A図と第4B図に示すよう
な層間絶縁膜61の厚さに差が生じる。そのため、比較
例を適用した場合にはm4B図のようにスルーホール6
2が比較的深くなる。よってスルーホール62の金属配
線層63が下部において薄くなり易く、断線や高抵抗の
原因となる。それに対し本実施例を適用した場合には、
スルーホール62が比較的浅くなるため、そのような問
題は生じにくい。よって導電金属層64とのコンタクト
特性が良好であるとともに信頼性が向上する。
なお上記実施例においては、03とTE01を9 混合してNSC膜を形成した場合についてのみ示したが
、有機ソースガスとしてさらにTMPOやTMBを混合
し、PSG膜やBPSG膜を形成した場合にも、はぼ同
様の膜質の向上が見られることが確認されている。これ
は、リンやほう素などのドーピング成分に影響されるこ
となく、本実施例の方法によってより完全な5i−0ボ
ンドネツトワークが形成されることによるものと考えら
れる。したがってPSG膜やBPSG膜からなるスムー
スコートやパッシベーション膜の形成などに適用しても
、良質の膜の形成か可能である。
さらに上記実施例においては、第1図に示した製造装置
の構成、すなわち配管5と配管8がディスパージョンヘ
ッド9に入る前の位置において合流点41を有する構成
を適用した場合について示したが、第2図に示す構成す
なわち配管5と配管8が別々にディスパージョンヘッド
9のバッファ領域42に開口する+I+1成でも同様の
効果が得られることが確認されている。このことにより
、オゾンと有機ソースガスがディスパージョンヘッド9
0 に導入される前に混合されずに、バッファ領域42にお
いて初めて混合されても同様の作用効果を奏するためで
あるためと考えられる。すなわち、バッファ領域42は
基板表面からある程度離れているため、成膜温度よりも
十分に低い温度となり、ディスパージョンヘッド9内で
成膜重合が生しることなく、かつ2量体あるいはそれ以
上の多量体の生成が十分に進行するためと考えられる。
[発明の効果コ 以上述べたように本発明によれば、オゾンと有機ソース
ガスを基板表面より十分低温の位置において予め混合し
て基板表面に供給することにより、より完全な5i−0
ポンドネットワークが形成され、絶縁特性や硬さ、耐ク
ラツク性などにおいて優れた特性を(−j゛する酸化絶
縁膜が形成される。
したがって本発明を適用すれば、信頼性の高い半導体装
置を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体装置の製造装置の代表的な構成
を模式的に示す図、第2図は本発明の半2] 導体装置の製造装置の他の構成を模式的に示す図である
。 第3A図および第3B図は、本発明の一実施例により形
成された酸化絶縁膜の電界とリーク電流の関係を示す図
、第3C図はリーク電流の測定方法を説明するための図
である。 第4A図と第4B図は、それぞれ本発明の一実施例によ
り製造した半導体装置の断面と従来法により製造した半
導体装置の断面を模式的に示す図である。 第5図はオゾン供給による常圧CVD装置の構成を模式
的に示す図、第6図は同装置により形成された酸化絶縁
膜のリーク電流密度特性を示す図である。 第7図は、オゾンと何機ソースガスをディスパジョンヘ
ッドを用いて供給する方式の常圧CvDの具体的な適用
例を説明するため、4メガDRAMの断面を模式的に示
す図である。 図において1はガス供給系、2はチャンバ部、4はオゾ
ン発生器、5は配管、6a、6b、6c2 はバブリング装置、8は配管、9はディスパージョンヘ
ッド、11はヘッド部、12は基板、]3はザセプタ、
14はヒータ、41は合流点、42はバッファ領域、4
Bは分散板である。 なお図において、同一?〕号をイ・jしたものは、同一
または相当の要素を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)オゾンと、少なくともシリコン系アルコラードを
    含む有機ソースのガスとを反応させて、CVD法により
    基板表面上にシリコン酸化膜を形成する半導体装置の製
    造方法において、 前記基板表面近傍のみを成膜に必要な温度に加熱し、 この成膜に必要な温度に達していない、前記基板表面か
    ら離れた位置において予めオゾンと有機ソースのガスを
    混合し、 この混合ガスを前記基板表面上に供給することを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  2. (2)オゾン発生器と、 少なくともシリコン系アルコラードを含む有機ソースを
    ガス化する手段と、 基板を載置し、この基板表面近傍を成膜反応に必要な温
    度に加熱する手段を有するサセプタと、ガスを混合させ
    るための空間であるバッファ領域と、基板表面に対向し
    混合ガスを吹出すヘッド部とからなるディスパージョン
    ヘッドと、 前記オゾン発生器で発生したオゾンとガス化された有機
    ソースとを別々にあるいは途中で混合して前記バッファ
    領域へ供給する配管手段と を備えた半導体装置の製造装置。
JP1255584A 1989-09-29 1989-09-29 半導体装置の製造方法およびその装置 Expired - Lifetime JP2846671B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1255584A JP2846671B2 (ja) 1989-09-29 1989-09-29 半導体装置の製造方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1255584A JP2846671B2 (ja) 1989-09-29 1989-09-29 半導体装置の製造方法およびその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03123029A true JPH03123029A (ja) 1991-05-24
JP2846671B2 JP2846671B2 (ja) 1999-01-13

Family

ID=17280749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1255584A Expired - Lifetime JP2846671B2 (ja) 1989-09-29 1989-09-29 半導体装置の製造方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2846671B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05153175A (ja) * 1991-11-27 1993-06-18 Sanyo Electric Co Ltd バースト送信装置
JPH07297276A (ja) * 1992-09-22 1995-11-10 At & T Corp 半導体集積回路の形成方法
US7241703B2 (en) 2003-05-30 2007-07-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Film forming method for semiconductor device

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01212442A (ja) * 1988-02-19 1989-08-25 Fujitsu Ltd 気相成長方法
JPH01217927A (ja) * 1988-02-26 1989-08-31 Fujitsu Ltd 気相成長法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01212442A (ja) * 1988-02-19 1989-08-25 Fujitsu Ltd 気相成長方法
JPH01217927A (ja) * 1988-02-26 1989-08-31 Fujitsu Ltd 気相成長法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05153175A (ja) * 1991-11-27 1993-06-18 Sanyo Electric Co Ltd バースト送信装置
JPH07297276A (ja) * 1992-09-22 1995-11-10 At & T Corp 半導体集積回路の形成方法
US7241703B2 (en) 2003-05-30 2007-07-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Film forming method for semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2846671B2 (ja) 1999-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7642204B2 (en) Methods of forming fluorine doped insulating materials
US5104482A (en) Simultaneous glass deposition and viscoelastic flow process
US7919416B2 (en) Method of forming conformal dielectric film having Si-N bonds by PECVD
US6974780B2 (en) Semiconductor processing methods of chemical vapor depositing SiO2 on a substrate
US5166101A (en) Method for forming a boron phosphorus silicate glass composite layer on a semiconductor wafer
US6867152B1 (en) Properties of a silica thin film produced by a rapid vapor deposition (RVD) process
KR960013151B1 (ko) 산화규소 막을 형성시키기 위한 화학 증착법
US5840631A (en) Method of manufacturing semiconductor device
US5409743A (en) PECVD process for forming BPSG with low flow temperature
US5250473A (en) Method of providing silicon dioxide layer on a substrate by means of chemical reaction from the vapor phase at a low pressure (LPCVD)
US6345589B1 (en) Method and apparatus for forming a borophosphosilicate film
KR20090011765A (ko) 갭-필 능력을 향상시킨 실리콘 산화막 증착 방법
JPH03123029A (ja) 半導体装置の製造方法およびその装置
KR20000011841A (ko) 반도체웨이퍼상의비소실리콘유리막형성방법및매립판영역형성방법
US20060030162A1 (en) Method to avoid threshold voltage shift in thicker dielectric films
JPH04343456A (ja) 半導体装置の製造方法
US7763327B2 (en) Methods using ozone for CVD deposited films
KR100200888B1 (ko) 층간절연막의 형성방법
JPH04505035A (ja) 新規なガラスの蒸着時の粘弾性流動法
US6429149B1 (en) Low temperature LPCVD PSG/BPSG process
JP2519586B2 (ja) 半導体装置の製造方法およびその製造装置
Kern et al. Simultaneous deposition and fusion flow planarization of borophosphosilicate glass in a new chemical vapor deposition reactor
KR101046757B1 (ko) 반도체소자의 캐패시터 및 그 제조 방법
KR100197119B1 (ko) 반도체 소자의 절연막 형성방법
Zanotti et al. Process characterization for LPCVD TEOS-ozone based SiO2 films

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071030

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081030

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081030

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091030

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term