JPH03123001A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH03123001A
JPH03123001A JP1299530A JP29953089A JPH03123001A JP H03123001 A JPH03123001 A JP H03123001A JP 1299530 A JP1299530 A JP 1299530A JP 29953089 A JP29953089 A JP 29953089A JP H03123001 A JPH03123001 A JP H03123001A
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JP
Japan
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thick film
film resistor
metal boride
glass powder
conductor
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Pending
Application number
JP1299530A
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English (en)
Inventor
Osamu Ito
修 伊藤
Tadamichi Asai
忠道 浅井
Toshio Ogawa
敏夫 小川
Noritaka Kamimura
神村 典孝
Kiju Endo
喜重 遠藤
Takao Kobayashi
小林 喬雄
Hiromi Isomae
磯前 博巳
Masaki Kamiakutsu
上圷 政記
Michio Otani
大谷 通男
Katsuo Ebisawa
海老沢 勝男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、厚膜抵抗体を有する半導体装置及び厚膜抵抗
組成物と、それに用いる厚膜抵抗体用導電粒子の製造方
法に関する。
〔従来の技術〕
従来、厚膜ハイブリッドICなどの半導体装置に用いる
抵抗体用材料としてはRuO2系材料が8 用いられ、導体回路にはAg−Pd系材料が用いられて
いた。これらの材料は空気中で焼成することは可能であ
るが、Ag−Pd系材料はインピーダンスが比較的高く
、半導体装置において低インピーダンス化を図る上での
ネックとなっていた。
一方、Cu系の回路導体は、Ag−Pd系に比べて低イ
ンピーダンスであり、信頼性も高いという利点がある。
このためCu系材料は一部のハイブリッドIC等の半導
体装置に用いられている。
しかし、Cuは酸化されやすいので、非酸化性雰囲気、
例えばN2ガス中でないと焼成することができない。こ
の場合、抵抗材料にRuO,系材料を用いるとN2ガス
中でRuO2が還元されて抵抗体としての特性を示さな
くなる。このためCu系の導体回路を有する半導体装置
においては、特公昭59−51721号公報に記載され
ているように、抵抗体材料として、金属ほう化物、例え
ばLaBeにガス粉末、有機ビヒクルを加えた抵抗組成
物が用いられている。
しかし、これらの材料は、面積抵抗値で数に07口以上
の安定な抵抗体が得られないという不具合があった。そ
こで、非酸化性雰囲気中で焼成可能な抵抗体として、低
抵抗値のもの(10〜5にΩ/口)にはLaBe系材料
を用い、高抵抗値のもの(10に〜IMΩ/口)にはS
n○2系材料を用いている。
また従来、ビデオコピー用感熱ヘッド等の半導体装置に
は、特開昭53−9543号公報に記載されているよう
に、導体材料としてAuが用いられ、抵抗体材料として
RuO2−ガラス系発熱体が用いられていた。
これらの材料はいずれも空気中で焼成可能であるが、A
uは貴金属のためAuに変わる導電材料としてCuが注
目されている。
Cuは卑金属であるので、非酸化性雰囲気で焼成する必
要があり、Cuを導電材料として用いた場合には、感熱
ヘッドにおける発熱抵抗体も非酸化性雰囲気で焼成でき
るものが必要とされる。非酸化性雰囲気で焼成できる抵
抗体としては、LaBeを導電成分としてガラスと組合
せた抵抗体が知られでいる。そこで、この抵抗体を発熱
抵抗体として用いることが考えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の抵抗体は、ほうけい酸カラス中にLaBeが分散
した構造をとっていたが、感熱ヘッドの発熱抵抗体とし
て用いると異種材料の組合せに起因する熱応力が発生し
、抵抗体に高電圧が印加され、抵抗値の経時変化が大き
くなるという不具合があった。
本発明の1つの目的は、異種材料の組合せに起因する熱
応力の発生を抑制することができる耐熱性に優れた厚膜
抵抗組成物及びそれを用いた感熱ヘッド等の半導体装置
を提供することにある。
また、従来技術においては、金属ほう化物の粉末を微粒
化する方法として、らいかい機、遠心ボールミル、振動
ミルなどを用いる機械粉砕法が用いられていた。機械粉
砕法を用いて金属ほう化物の粉末を微粒化すると、粒子
の形状に凹凸が多く、電気伝導性粒子同士が等方的に導
電経路を形成せず、これらの粒子を基に厚膜抵抗体を構
成しても抵抗値にばらつきが生したり、ノイズが発生し
やすくなったりするという不具合があった。
本発明の他の目的は、電気伝導性粒子同士が等方的に導
電経路を形成することができる厚膜抵抗組成物とそれを
用いた厚膜抵抗体を有する半導体装置および厚膜抵抗体
用導電粒子の生成方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
発熱抵抗体の耐熱性を改善するために、第1の厚膜抵抗
組成物として、周期律表のrv、 v、 ■。
■、■族及び希土類に属する元素、好ましくはTi、T
a、W+ Mn、Co、特に好ましくはLaとほう素と
の化合物から選択される1種または2種以上の金属ほう
化物と、非酸化性雰囲気で焼成可能でかつ前記金属ほう
化物により還元されず、組成がS10z30−50wt
%,B2O35−40 w t%、Ca05〜30wt
%及びA n 2035−20 w t%、より好まし
くはSiO245wt%,B2O330wt%、Ca0
15wt%及びA Q 20glowt%のガラス粉末
と、ZrO2゜1 2− T−T f Oz、 Y2O3,T−a 203. T
 h O2から選択される1種または2種以」二の酸化
物との混合物を含むものを構成したものがある。
第]の厚膜抵抗組成物のうち第2の厚膜抵抗組成物とし
て、金属ほう化物とガラス粉末との混合物の質量]、 
OOに対して酸化物の添加量が1〜40のものを構成し
たものがある。
第1または第2の厚膜抵抗組成物のうち第3の厚膜抵抗
組成物として、金属ほう化物としてLaBeを、酸化物
としてZrO2を含むものを構成したものがある。
第1〜第3のうちいずれかの厚膜抵抗組成物のうち、第
4の厚膜抵抗組成物として、金属ほう化物、ガラス粉末
及び酸化物を含む混合物中に有機ビヒクルを添加したも
のを構成したものがある。
さらに第1〜第4のうちいずれかの厚膜抵抗組成物の焼
成物を発熱抵抗体とした感熱ヘッドを構成したものがあ
る。
また、抵抗値のばらつき、ノイズレベルを低減するため
に、第5の厚膜抵抗組成物として、有機ビヒクル中に、
電気伝導性物質として気相凝固したLaBe超微粒子と
ガラス粉末との混合物を含み、これらが非酸化性雰囲気
で焼成可能に形成されたものを構成したものがある。
第5の厚膜抵抗組成物のうち第6の厚膜抵抗組成物とし
て、LaBe超微粒子の粒子サイズが0.005〜0.
1μm以下で、かつ比表面積が25m2/g以上、好ま
しくは35m2/g以」二であるものを構成したものが
ある。
第5または第6の厚膜抵抗組成物のうち第7の厚膜抵抗
組成物として、LaBe超微粒子の形状がほぼ球形であ
るものを構成したものがある。
第5.第6または第7の厚膜抵抗組成物のうち第8の厚
膜抵抗組成物として、LaBe超微粒子はプラズマ電源
からの熱エネルギーを受けて気相凝固されているものを
構成したものがある。
第6の厚膜抵抗組成物を用いた厚膜抵抗体として、抵抗
温度係数が±300ppm以内であるものを構成したも
のがある。
さらに、第5〜第8のうちいずれかの厚膜抵抗組成物を
厚膜抵抗体に用いた厚膜ハイフリットIC等の米導体装
置を構成したものがある。
また厚膜抵抗体用導電粒子の生成方法として、LaBc
超微粒子にプラズマ熱源からの熱エネルギーを与えてL
aB5粒子を蒸発させ、蒸発した[、aBe粒子を、急
激に冷却して0.1μm以下、好ましくはO−005−
0、1μmの丁、aBc超微粒子を生成するようにした
生成方法がある。
〔作用〕
酸化物としてのZrO2,I−If○2.Y2O3など
は高融点酸化物であり、耐火材として用いられている。
非酸化性雰囲気で焼成可能でかつ金属ほう化物により還
元されないガラス粉末、例えばSiO2,CaOはZr
O2など高融点酸化物と化合物を形成し、耐火材として
、耐熱れんが、溶融用取鍋、誘導電気炉などに用いられ
ている。さらにZrO2など高融点酸化物は熱力学的に
も安定な物質であり、金属ほう化物と組合せても還元さ
れることはない。このため、抵抗体を構成する組成物に
ZrO2などの酸化物を添加して焼成しても、抵抗体と
しての電気的特性は変化しない。
また、厚膜抵抗組成物を抵抗体として感熱ヘットに組込
んだ場合、発熱時に、異常月料の組合せに起因する熱応
力の発生が問題となるが、次の表1に示されるように、
金属ほう化物(LaBe。
Ti B2.ZrB2.TaB2)、酸化物(ZrO2
゜Hf○2.Y2O3,T−a20a、Th○2)、ガ
ラス粉末(ほうけい酸ガラス)として線膨張率の近似し
たものを用いると、発熱時に熱応力が発生するのを抑制
することが可能となる。発熱抵抗体の信頼性及び寿命を
損うことなく発熱抵抗体に耐熱性を付与することができ
る。
5 6 表     1 プラズマ中での蒸発、急冷のプロセスを経て得られた電
気伝導性微粒子はその表面が平滑であり、球形に近い形
状を有している。このため、この電気伝導性微粒子を厚
膜抵抗体中の導電粒子に用いると、ガラスマトリツクス
中に分散しやすいので、望ましくは、混合時に電気伝導
性物質をガラス粉とほぼ均一に分散させれば、電気伝導
性微粒子同士が等方的に導電経路を形成するので、鎖状
経路が安定となる。このため、この導電粒子を基に厚膜
抵抗体を構成すると、抵抗値のばらつきを少なくするこ
とができると共に、ノイズレヘルを低減することが可能
となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
実施例」− まず厚膜抵抗体を形成するために、金属ほう化物として
LaBe、ガラス粉末としてほうけい酸系のガラス、酸
化物としてZrO2を選択する。
LaB6の平均粒径を1μmに、ガラスの平均粒径を4
μmに、ZrO2の平均粒径を0.5μmに形成し、こ
れらを次の表2に示す組成に従って混合する。なお、こ
こで用いたガラスの軟化点は843℃である。
これら粉末の混合物に、プチ力ルビI・−ルアセチー1
〜にアクリル樹脂を溶かした有機ビヒクルを所定量添加
して均一に混合し、抵抗ペーストを調合する。
次に、第1図に示されるアルミナ基板1のバタン−にに
Cu導体ペーストと抵抗体ペーストをそれぞれ印刷して
焼成し、銅導体2と厚膜抵抗体3を形成する。
これら9種類の厚膜抵抗体をアルミナ基板1」−に形成
し、これら厚膜抵抗体3に関する各種特性を測定したと
ころ、次の表2に示されるような結果が得られた。
表 ここに、σは標準偏差を示し、Rは面積抵抗値の平均値
を示す。さらに、Zroz重景部はLaB6とガラスの
混合物の質量100に対する添加量を示す。
表2から、ZrO2を添加していない抵抗体(Nα1,
4.7)とそれ以外のものとの間に抵抗特性として大き
な相違はないことが理解される。
19 次に、9種類の厚膜抵抗体3に静電パルスを印加してそ
の抵抗値変化、抵抗温度係数の変化を測定したところ、
次の表3と表4に示されるような結果が得られた。この
ときの静電パルスとしては、球ギャップを用いて各厚膜
抵抗体3の単位抵抗値当り1.OVの電圧が印加される
信号を用いた。また抵抗値及び抵抗温度係数の測定は、
パルス印加前、静電パルス100回、1000回、50
00回、10000回印加後の5回おこなった。
表 ここに、変化率(%)は100Xパルス印加前後の面積
抵抗値の変化/パルス印加前の面積抵抗値を示し、Zr
O2の添加量はLaBBガラスの混合物の質量100に
対するZrO2の添加量(重量部)を示す。
表      4 ここに、変化率(%)は10o×パルス印加前後の抵抗
温度係数の変化/パルス印加前の抵抗湿度係数を示し、
ZrO2の添加量は、LaBcとカラスの混合物の質量
100に対するZrO2の添加量(重量部)を示す。
表3及び表4からZrO2の無添加の抵抗体(No、 
1 、4 、7)はパルス印加後抵抗値が下がる傾向に
あるのに対し、Zr・02を添加したものは、その傾向
が押えられて耐パルス性が向」ニジていることが理解さ
れる。また、抵抗温度係数においても、ZrO2無添加
のものはパルスを印加すると変化するのに対し、ZrO
2を添加すると安定することが理解できる。
また9種類の厚膜抵抗体を150℃の高温槽中で100
時間放置し、高温放置試験前後の抵抗値の変化を調べた
ところ、次の表5に示されるような試験結果が得られた
4 ここに、ZrO2の添加量はLaB5とガラスの混合物
の質量100に対するZrO2の添加量(質量部)を示
す。
表5からZrO2を添加することによって試験前後の変
化率が小さく、厚膜抵抗体の高温での信頼性が向上する
ことが理解される。
また、9種類の抵抗ペース1へのうちNo、4..5゜
6の抵抗ペーストを選択し、これら抵抗ペースI・を感
熱ヘッド用発熱抵抗体として、第2図に示される感熱ヘ
ッド用ドライバICが搭載されたセラミック基板として
のグレーズl−基板4」二に印刷して、第3図に示され
るように、パターン上に銅電極5とともに発熱抵抗体6
を形成し、各発熱抵抗体6のステラプス1ヘレス特性(
SST特性)の変化を調べたところ、次の表6に示され
るような試験結果が得られた。
この試験をおこなうに際して、感熱ヘッド用発熱抵抗体
としては0.6W/ドツ1−まで負荷電力を印加しても
抵抗値が変化しないことが必要とされるため、負荷電力
として発熱抵抗体1ドツト当リ0.2,0.6,0.8
,1.0,1.2W印加できる負荷電力を用いた。
表     に こに、R,oはSST試験前の抵抗値を、八RはSST
試験後の抵抗値−8ST試験前の抵抗値を、Zr0zの
添加量はLaB5とガラスの混合物の質量]、 OOに
対するZrO2の添加量(重量部)を示す。
表6から、Zr○2無添加の発熱抵抗体のものは0.4
.W/トツ1〜付近から抵抗値の変化か生じるが、Zr
O2を添加したものは1..2W/ドツトの負荷電力を
印加しても、抵抗値か安定していることが理解される。
これにより、ZrO2を添加したものを感熱ヘツI〜用
発熱抵抗体として用いれば、発熱部への印加電圧を高め
ることができるとともに、抵抗値の経時変化も小さいの
で、感熱紙の画質を向上させることができる。
実施例2 厚膜抵抗体用導電粒子の第1の生成方法として、アーク
プラズマ熱源を用いる場合を以下に示す。
まず、機械粉砕法により数μmの粒径を有するI、aB
s  (第5図の11B)を成形し、LaBeの成形体
を生成する。この成形体の直径はほぼ3011I11で
厚さは5mmである。LaBe粒子による成形体を母材
として、タングステン電極との間にアークを発生させ、
これにより生ずるプラズマ熱源中でLaBeを蒸発させ
る。さらに蒸発したLaBe を急激に冷却して捕集し
、0.1μm以下のT、aBe超微粒子(第4図の11
A)を生成7 8 する。このときの雰囲気ガスはAr・+50%H2であ
り、電極と母材との間には40V、150Aの電気信号
が加えられている。
」1記した生成方法により得られたLaB6超微粒子の
透過電子顕微鏡写真を第4図に、原料に用いたLa86
粒子の走査電子顕微鏡写真を第5図に示す。
次に、1.aB6超微粒子と混合するためのガラス粉末
を生成するに際しては、以下の酸化物をカッコ内に示す
モル%により秤量し、S i 02(43,1%),B
2O3(34,8%)、Af1203(7,8%)。
Ca0(12,3%)を混合する。これらの混合物を白
金るつぼ中で約1500″Cで7容融させ、その後冷水
中に注ぎ、固化させる。そして、この固化した混合物を
粉砕工程を経てフリツ1〜化し、ガラス粉末を作成する
ガラス粉末とLaBc超微粒子とをらいかい機で混合し
た後、有機ビヒクルとして、アクリル樹脂/ブチルカル
ピトールアセテート溶液を、粉末成分に対して、約20
重量%を加え、3本ロールを用いて室温で混練し、ペー
スト状の厚膜抵抗組成物を生成する。
次に、厚膜抵抗組成物を用いて厚膜抵抗体を生成する場
合には、第1図に示されるように.セラミツク基板とし
てアルミナ基板、好ましくは96%アルミナ基板1上に
Cu95〜99wt%、ガラス1−5 w t%、好ま
しくはCu98wt%。
ガラス2wt%のCu系の導体ペース1〜2を用いてス
クリーン印刷法によりCu電電極影形成る。
その後120℃の雰囲気中でアルミナ基板1を10分間
乾燥し、その後NZ中で900℃、10分間の焼成をお
こなう。この後厚膜抵抗組成物をアルミナ基板1上に印
刷して厚膜抵抗体4を形成する。その後アルミナ基板1
を120 ’Cの雰囲気で10分間乾燥し、次いでN2
ガス中で900℃の温度下のもとに、10分間焼成し、
厚膜抵抗体3を生成する。
上述した工程を経て得られた厚膜抵抗体3のうち、導電
相、ガラス相の組成の異なる10種類の厚膜抵抗体3の
特性に関する測定結果を表7に示す。なお、抵抗温度係
数は以下の式に従って算出されている。
表 ここに、R(T):T℃のときの抵抗値を示す。
また抵抗値のばらつきは、20個の厚膜抵抗体の平均面
積抵抗とその標準偏差との比により算出されている。
表7から、面積抵抗として低抵抗値のものから高抵抗値
のものを得ることができるとともに、抵抗温度係数とし
て±300ppm以内のものを得ることができることが
理解される。さらに、LaBe超微粒子とガラス粉末と
の混合比を変えることにより、厚膜抵抗体として望まれ
る10〜IMΩ/口1− 2 の抵抗値のものを得ることができる。
実施例3 次に、厚膜抵抗体用導電粒子の第2の生成方法として、
高周波誘導プラズマ熱源を用いた製法を以下に示す。
まず、高周波誘導コイルに印加する電気信号の条件を1
. OK V −I Aとし、雰囲気ガスであるA r
 十Heを高周波誘導コイル中でプラズマ化し、高周波
誘導コイル中にプラズマを発生させる。この後機械粉砕
法により得られた数μmの粒径を有する[、aBe粒子
をプラズマ中に注入する。このLaBeはプラズマ中で
瞬間的に蒸発するが、プラズマ中から抜は出すと直ちに
冷却されて凝固し0.1μm以下のLaB5超微粒子が
生成される。
高周波誘導プラズマ熱源を用いて得られたLaBe超微
粒子を前記実施例と同様な方法でガラス粉末と混合し、
さらに有機ビヒクルと調合し、厚膜抵抗組成物を形成す
る。そして前記実施例と同様に、焼成プロセスを経て厚
膜抵抗組成物から厚膜抵抗体を生成する。これらの工程
を経て得られた10個の厚膜抵抗体の各種特性に関する
測定結果が表8に示される。
表    8 表8から実施例2と同様に、厚膜抵抗体として望まれる
10〜IMΩ/口の抵抗値を有する厚膜抵抗体を生成す
ることができるとともに、抵抗温度係数として±300
ppm以内のものを生成することが理解される。
また、本発明による厚膜抵抗体と従来の厚膜抵抗体とを
比較するために、機械粉砕法により得られたLaBe粒
子を用いて形成された厚膜抵抗体の各種測定結果が表9
に示されている。
表    8 表9から7種類の厚膜抵抗体のうちNα6.Nα7の厚
膜抵抗体は、デジタルマルチメータによる抵抗測定範囲
以上の高い抵抗値を示し、はぼ絶縁体と同じ性質を示し
ていることが理解される。また1、、aBeとガラス粉
末との混合比を変えても、厚膜抵抗体の面積抵抗は12
.5にΩ/口 まてあり、厚膜抵抗体として望まれる1
MΩ/口までの面積抵抗を得ることができない。またN
o、4−、Nα5の厚膜抵抗体の抵抗温度係数は、厚膜
抵抗体として望まれる許容範囲±300ppmをはるか
に越えている。
また厚膜抵抗体全体の電流雑音が表7および表8の厚膜
抵抗体よりも大きいのは、粒子の形状の不均一さに起因
している。すなわち、機械粉砕法により得られたLaB
5粒子は、第5図に示されるように、表面の凹凸が激し
く破砕状の形状を有している。このため、導電粒子同士
が抵抗体中で結合する際、粒子間の接触が不安定となり
、電流雑音を発生させる原因となっている。
次に厚膜抵抗体の抵抗特性として、粒子サイズの影響を
調べるために、機械粉砕法により得られたLaBe を
基にして生成された厚膜抵抗体を2種類、高周波誘導プ
ラズマ熱源を用いて生成されたLaB6による厚膜抵抗
体を1種類、アークブ5 6 ラズマ熱源を用いて生成されたI、 a B sによる
厚膜抵抗体を2種類用意し、これら厚膜抵抗体の抵抗温
度特性を測定したところ表10に示される測定結果が得
られた。ここで、抵抗温度係数は面積抵抗によっても変
化するため、約IKΩ/口の面積抵抗を示す厚膜抵抗体
について、LaBe粒子の比表面積と抵抗温度係数の関
係を示しである。
また機械粉砕法により比表面積の異なる粒子を得るため
に、振動ミルによる粉砕プロセスか加えられている。さ
らにアークプラズマ熱源により比表面積の異なる粒子を
得るために、電気信号の条件を変化させるようにしてい
る。
表    ]O 表10から、機械粉砕法によって得られたLaBe粒子
を用いたものは抵抗温度係数が±300ppmの範囲か
らはずれ、高周波誘導プラズマ熱源およびアークプラズ
マ熱源を用いて生成されたI、aBe粒子による厚膜抵
抗体は抵抗温度係数が±300ppnlの範囲内にある
ことが理解される。
また、第6図に示されるように、プラズマ熱源を用いて
生成したLaBe粒子を用いた場合でも、抵抗温度係数
として±300ppm以内のものを得るには、比表面積
として25m2/g  が必要である。さらに好ましく
は35m2/g であるとよい。
また第7図に示されるように、アルミナ基板上上に、C
u導体2を形成するとともに、表7のNα2.4,3,
6.8の5種類の厚膜抵抗体を用いて、半導体装置の1
つとして高周波増幅回路用の厚膜ハイブリッドICを形
成し、ICの雑音レベルを測定したところ、電流雑音に
よる雑音レベルが低いことが確認された。また各厚膜抵
抗体の抵抗値のバラツキが少ないため、回路設計に合っ
た特性のものが得られた。
実施例4 本発明の厚膜抵抗体を適用して、Cu導体と組合せたC
u系ハイブリッドICの実施例を示す。
ステレオ音声の分離、ビデオ信号の色再現に必要な抵抗
マトリックス回路は高精度の抵抗体を必要とする。例え
ばステレオ音声の音声の分離度と抵抗値精度との関係は
、 1+α で、表わされる。ここでSは分離度、αは抵抗値精度を
表わす。ステレオ音声の左右の分離度は、一般に、40
dB以上を要求されている。抵抗値精度が一1%の場合
α=0.99  となりS−46dBとなる。従って、
分離度を4.0 d B以」二とするには、抵抗値精度
は±1%以内が要求される。
第9図は、ステレオ音声を処理する抵抗71−リツクス
回路の回路図である。先に述べた分離度を達成するため
には、RzRzR3R+R7RgRzxR12R13R
I 4の抵抗値の精度が±11%以内である必要がある
。そこでこれらの抵抗体にはT−a B e超微粒子を
適用した抵抗体を用いた。
第8図は、このマトリックス回路をハイブリッドIC化
した回路パターンの一部である。導体には、Cuを用い
ている。従来この回路の特性を満足する抵抗体は、Ru
O2−ガラス系のみであった。そこで、Ag−Pd導体
とRuO2−ガラス系によりこの回路は構成されていた
。本発明によ9 40− リ、Cu導体と組合せる抵抗値のばらつきの少ない高精
度な抵抗体が実現したため、Cu系ハイブリツ1〜IC
でこの71〜リツクス回路を初めて実現することが可能
となった。
実施例5 本発明の厚膜抵抗体を、Cuを導体回路とした低温焼成
可能な3次元多層ハイブリッドICの内層用抵抗体に適
用した例を示す。回路は、第11図に示す抵抗、コンデ
ンサーを組合せたアクティブフィルターの例である。回
路には、抵抗体10個コンデンサー2個を用いる。これ
らの受動素子は多層板内部に内蔵化することにより実装
密度を向」ニさせることができる。
作製工程としては、まずグリーンシートの作製を行なう
。Cuと同時に焼成できるものとして、ここで、900
’Cで焼成可能なアルミナにほうけい酸ガラスを組合せ
たものを用いた。グリーンシート−にには、ホールを形
成した後、Cuを印刷し抵抗体、誘電体をさらにその上
に印刷する。ここで抵抗体は、焼成後30〜10 KΩ
/口となるものを用いた。第10図は、このアクティブ
フィルターの多層構造の断面の一部を示す。抵抗値のば
らつきが小さいため、高精度な回路特性に優れたアクテ
ィブフィルターを実現できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、金属ほう化物−
ガラス系抵抗体に酸化物を添加して厚膜抵抗組成物を形
成したため、発熱時の熱応力の発生を抑制することが可
能となり、耐熱性及び耐パルス性の向上に寄与すること
ができる。さらにCuを導電材料として用いることがで
きるため、コストの低減に寄与することができる。また
発熱時の印加電力を高くすることができるとともに、抵
抗値の経時変化を小さくすることができるため、厚膜抵
抗組成物を感熱ヘッドに用いれば、感熱紙の画質の向上
を寄与することができる。
また、本発明によれば、LaB5粒子にプラズマ熱源か
ら熱エネルギーを与えてL a B e微粒子を生成す
るようにしたため、電気伝導性粒子同士が等方的に導電
経路を形成することが可能となり、抵抗値のバラツキが
少なく、かつ電流雑音のレベルが低い厚膜抵抗体を構成
することができる。さらにLaBe微粒子とガラス粉末
との混合比を変えることにより、低抵抗値のものから高
抵抗値の厚膜抵抗体を構成することができる。またさら
にLaB6超微粒子の粒子サイズを0.1μm以下とし
、さらにLaBe超微粒子の比表面積を25m2/g以
」二とすれば、抵抗温度係数が±300ppm以内の厚
膜抵抗体を得ることができる。また、さらに厚膜抵抗組
成物を厚膜抵抗体として厚膜ハイブリッドICを構成す
れば、ICの低雑音化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る厚膜抵抗体の構成図、第2図は本
発明に係る発熱抵抗体が搭載されたドライバICの構成
図、第3図は銅電極及び発熱抵抗体の構成説明図、第4
図はプラズマ熱源を用いて得られたLaBe超微粒子の
透過電子顕微鏡写真、第5図は機械粉砕法により得らh
たLaBe粒子の走査電子顕微鏡写真、第6図はLaB
e粒子の比表面積と抵抗温度係数との関係を示す特性図
、第7図はプラズマ熱源により形成されたLaB8厚膜
抵抗体としたハイブリッドICの構成図、第8図は抵抗
マトリックス回路をハイブリッドIC化した回路パター
ンの一部の構成図、第9図は第8図の回路パターンのも
とどなる抵抗71〜リックス回路の回路図、第10図は
抵抗、コンデンサーを内蔵した3次元多層ハイブリッド
ICの断面図、第1」図は第8図のもととなる抵抗、コ
ンデンサーを組み合わせたアクティブフィルターの回路
図である。 1 ・アルミナ基板、2・銅導体、3・厚膜抵抗体、4
 ・グレーズ1一基板、5 銅電極、6・・発熱抵抗体
、7・・ドライバIC111−L a B6粒子、50
・厚膜抵抗体、60・銅導体、70・・・誘電体、3 4 1シ 弔 4 図 第 図 第 9 図 第 0 図 第 1 図 手続補正書(方式) よ わ 2 年”  111”1.1 77+、t 7在庁 長 官 士 田 補 止をする者 1°l’lとの関係  1、旨′]−出1ガ(人名 イ
1(SiO)抹式会(1日 Aム 代 理 人 補止の月象 明細書の「図面の簡単な説明」の欄 補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.セラミツク基板上に、半導体素子と、厚膜導体と、
    該厚膜導体に電気的に接続された厚膜抵抗体とを備えた
    半導体装置において、前記厚膜抵抗体は、粒径が0.0
    05〜0.1μmである金属ほう化物が、ガラスマトリ
    ツクス内で分散した状態になつている厚膜抵抗体を有す
    ることを特徴とする半導体装置。 2.セラミツク基板上に、半導体素子と、厚膜Cu導体
    と、該厚膜Cu導体に電気的に接続された厚膜抵抗体と
    を備えた半導体装置において、前記厚膜抵抗体は、粒径
    が0.005〜0.1μmである金属ほう化物が、ガラ
    スマトリツクス内で分散した状態になつている厚膜抵抗
    体を有することを特徴とする半導体装置。 3.セラミツク基板上に、半導体素子と、厚膜Cu導体
    と、該厚膜Cu導体に電気的に接続された厚膜抵抗体と
    を備えた半導体装置において、前記厚膜抵抗体は、粒径
    が0.005〜0.1μmであるLaB_8粒子が、ガ
    ラスマトリツクス内で分散した状態になつている厚膜抵
    抗体を有することを特徴とする半導体装置。 4.セラミツク基板上に、半導体素子と、厚膜導体と、
    該厚膜導体に電気的に接続された厚膜抵抗体とを備えた
    半導体装置において、前記厚膜抵抗体は、電気伝導性物
    質として、粒径が 0.005〜0.1μmであるLaB_6粒子とガラス
    粉末との混合物を有機ビヒクル中に含み、かつ前記ガラ
    ス粉末が、前記LaB_6粒子によつて還元されず非酸
    化性雰囲気で焼成可能なガラス粉末であることを特徴と
    する半導体装置。 5.セラミツク基板上に、半導体素子と、厚膜Cu導体
    と、該厚膜Cu導体に電気的に接続された厚膜抵抗体と
    を備えた半導体装置において、前記厚膜抵抗体は、電気
    伝導性物質として、粒径が0.005〜0.1μmであ
    るLaB_6粒子とガラス粉末との混合物を有機ビヒク
    ル中に含み、かつ前記ガラス粉末が、前記LaB_6粒
    子によつて還元されず非酸化性雰囲気で焼成可能なガラ
    ス粉末であることを特徴とする半導体装置。 6.セラミツク基板上に、半導体素子と、厚膜導体と、
    該厚膜導体に電気的に接続された厚膜抵抗体とを備えた
    半導体装置において、前記厚膜抵抗体は、電気伝導性物
    質として、粒径が 0.005〜0.1μmであるLaB_6粒子と、Si
    O_230〜50wt%,B_2O_35〜40wt%
    ,CaO5〜30wt%及びAl_2O_35〜20w
    t%の組成からなるガラス粉末との混合物を有機ビヒク
    ル中に含み、かつ前記ガラス粉末が、前記LaB_6粒
    子によつて還元されず非酸化性雰囲気で焼成可能なガラ
    ス粉末であることを特徴とする半導体装置。 7.セラミツク基板上に、半導体素子と、厚膜Cu導体
    と、該厚膜Cu導体に電気的に接続された厚膜抵抗体と
    を備えた半導体装置において、前記厚膜抵抗体は、電気
    伝導性物質として、粒径が0.005〜0.1μmであ
    るLaB_6粒子と、SiO_230〜50wt%,B
    _2O_35〜40wt%,CaO5〜30wt%及び
    Al_2O_35〜20wt%の組成からなるガラス粉
    末との混合物を有機ビヒクル中に含み、かつ前記ガラス
    粉末が、前記LaB_6粒子によつて還元されず非酸化
    性雰囲気で焼成可能なガラス粉末であることを特徴とす
    る半導体装置。 8.気相凝固した超微粒子金属ほう化物粉末、ガラス粉
    末及び有機ビヒクルを含むことを特徴とする厚膜抵抗組
    成物。 9.気相凝固した超微粒子金属ほう化物粉末、ガラス粉
    末及び有機ビヒクルを含み、前記ガラス粉末が、前記金
    属ほう化物粉末によつて還元されず非酸化性雰囲気で焼
    成可能なガラス粉末であることを特徴とする厚膜抵抗組
    成物。 10.気相凝固した超微粒子金属ほう化物粉末、SiO
    _230〜50wt%,B_2O_35〜40wt%,
    CaO5〜30wt%及びAl_2O_35〜20wt
    %の組成からなるガラス粉末及び有機ビヒクルを含むこ
    とを特徴とする厚膜抵抗組成物。 11.粒子サイズが0.005〜0.1μmで、比表面
    積が25m^2/gである、電気伝導性物質としての気
    相凝固した超微粒子金属ほう化物粉末、ガラス粉末及び
    有機ビヒクルを含むことを特徴とする厚膜抵抗組成物。 12.形状がおよそ球形である電気伝導性物質としての
    気相凝固した超微粒子金属ほう化物粉末、ガラス粉末及
    び有機ビヒクルを含むことを特徴とする厚膜抵抗組成物
    。 13.周期律表のIV,V,VI,VII,VIII族
    及び希土類に属する元素とほう素との化合物から選択さ
    れる1種または2種以上の金属ほう化物粉末、該金属ほ
    う化物粉末によつて還元されず非酸化性雰囲気で焼成可
    能なガラス粉末、ZrO_2,Y_2O_3,La_2
    O_3,Th_2O_3から選択される1種または2種
    以上の酸化物及び有機ビヒクルを含むことを特徴とする
    厚膜抵抗組成物。 14.周期律表のIV,V,VI,VII,VIII族
    及び希土類に属する元素とほう素との化合物から選択さ
    れる1種または2種以上の気相凝固した金属ほう化物粉
    末、該金属ほう化物粉末によつて還元されず非酸化性雰
    囲気で焼成可能なガラス粉末、ZrO_2,Y_2O_
    3,La_2O_3,Th_2O_3から選択される1
    種または2種以上の酸化物及び有機ビヒクルを含むこと
    を特徴とする厚膜抵抗組成物。 15.前記金属ほう化物粉末と前記ガラス粉末との混合
    物の質量100に対する前記酸化物の添加量が、1〜4
    0であることを特徴とする特許請求の範囲第13項〜1
    4項記載の厚膜抵抗組成物。 16.前記金属ほう化物粉末としてLaB_6を、前記
    酸化物としてZrO_2を含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第13〜14項記載の厚膜抵抗組成物。 17.ステレオ音声の分離及びビデオ信号の色再現用の
    抵抗マトリツクス回路を備えた電子装置において、前記
    抵抗マトリツクス回路のうち少なくとも1つが、セラミ
    ツク基板上に、厚膜導体と気相凝固した超微粒子金属ほ
    う化物がガラスマトリツクス内で分散している厚膜抵抗
    体とを有する厚膜ハイブリツドICを含むことを特徴と
    する電子装置。 18.セラミツク基板上に、導体、発熱抵抗体及び電極
    を有する感熱ヘツドにおいて、前記導体はCu導体、前
    記発熱抵抗体は気相凝固した超微粒子金属ほう化物がガ
    ラスマトリックス内で分散している発熱抵抗体及び前記
    電極はCu電極であることを特徴とする感熱ヘツド。 19.超微粒子金属ほう化物とガラス粉末とを有し、厚
    膜ハイブリツドICに構成される厚膜抵抗体の製造方法
    において、前記ガラス粉末が前記金属ほう化物によつて
    還元されず、非酸化性雰囲気で焼成可能であることを特
    徴とする厚膜抵抗体の製造方法。 20.気相凝固した超微粒子金属ほう化物とガラス粉末
    とを有し、厚膜ハイブリツドICに構成される厚膜抵抗
    体の製造方法において、前記ガラス粉末が前記金属ほう
    化物によつて還元されず、非酸化性雰囲気で焼成可能で
    あることを特徴とする厚膜抵抗体の製造方法。 21.周期律表のIV,V,VI,VII,VIII族
    及び希土類に属する元素とほう素との化合物から選択さ
    れる1種または2種以上の金属ほう化物に、プラズマ熱
    源からの熱エネルギーを与えて前記金属ほう化物を蒸発
    させ、蒸発した前記金属ほう化物を急激に冷却して、粒
    子サイズが0.005〜0.1μmの気相凝固した超微
    粒子金属ほう化物を生成することを特徴とする厚膜抵抗
    体用導電粒子の製造方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5951721A (ja) * 1983-08-01 1984-03-26 井関農機株式会社 コンバインにおける扱深さ調節装置
JPH0259418A (ja) * 1988-08-24 1990-02-28 Hitachi Ltd 金属ホウ化物超微粒子の製造方法

Patent Citations (2)

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