JPH03122901A - 非常用懐中電灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は懐中電灯に関するが、詳しくは停電時の非常用
懐中電灯に関するものである。

〔従来の技術Ｊ 従来、ホテル、旅館、集会所等で使用されている非常用
の懐中電灯は、通常一般家庭で使用されている普通の懐
中電灯が多様されている。

したがって、地震、火災などで停電になった場合に、暗
闇になるためどこに常設の非常用懐中電灯があるのかわ
からず没に立たず、このため人身事故などの原因にもな
っていた。また、最近は、ホテルなどの非常設備に一括
集中方式が採用されており、その非常設備室や操作室が
火災や水害を受けたときには全く機能しなくなり、災害
時に役に立たないばかりか、多くの人身事故の原因にも
なっていた。

〔発明が解決しようとする課題Ｊ かかる従来の非常用懐中電灯の問題点を解決しようとす
るところに、本発明が解決しようとする課題を有する。

すなわら、地震や不慮の災害時における停電の際に懐中
電灯のランプが自動点灯するところに、本発明が解決し
ようとする課題を有する。

〔課題を解決するための手段］ 本発明は、上記の如き課題を解決するために開発したも
のであって、ホテル、旅館、集会所等の施設に常設され
ている非常用懐中電灯であって、前記非常用懐中電灯が
地震、火災等により停電した際に、瞬間かつ自動的に常
設個所を知らせると共に、天井方向を照光して室内を複
合照明させることを特徴とする非常用懐中電灯の提供に
あり、また前記懐中電灯内に密閉電池を内蔵し、かつト
リクル充電式で電池交換を可能にし、更に前記懐中電灯
に用いる電池が、乾電池等の使い捨て可能若しくは交換
可能でトリクル充電装置を持たない非常用懐中電灯の提
供にある。

〔実施例１ 以下１図面に従って本発明の実施例について説明する。

第１図は、本発明の非常用懐中電灯を示したものであり
、■はその懐中電灯本体である。この懐中電灯本体ｌの
基本的な構造は、従来公知のものであり、折り曲げ自在
となるライト２と把手３と、差込みプラグ４とが取り付
けられている。すなわち、懐中電灯本体ｌを非常用懐中
電灯の着脱具にセットし、非常災害時または停電時に取
り外して使用する方法である。この従来方法では、常設
されている場所が停電によって暗闇になるので、非常用
懐中電灯の常設場所が見当たらず、没に立たない問題が
あった。

第２図は、本発明の非常用懐中電灯の回路図を示したも
のである。

まず、第２図（イ）により非常電灯として使用する場合
を説明する。まず、ＡＣｌｏｏＶのソケットイａを挿入
することによりトリクル充電器Ｃが作動すると同時に、
ロボットスイッチ接点ｄが磁気に引かれてＳｌに接続さ
れて充電が開始される０次に、バッテリーＶは前記トリ
クル充電器Ｃの充電により、常に満充電の状態にして置
き非常時の際に使用できるように備えて置く、そして停
電時にトリクル充電器Ｃが磁気を失ってロボットスイッ
チ接点ｄの中央接点がスプリングの力により、Ｓ、の接
点に接続されることによって点滅用のランプＡが点灯さ
れることになる。この時スイッチＢは持ち運びする時に
使用するものであり、スイッチＯＦＦのため非常時に点
灯しないなどのトラブルを未然に防止するため、ソケッ
トイａを差し込んだ場合Ｘ１−ｘ２の金属がソケットａ
と同時に差し込まれてＷ　＋　−Ｗ　ｚとが接続したこ
とになる。その結果、スイッチがＯＦＦでも点滅用のラ
ンプＡは点灯することになる。また、ロボットスイッチ
接点ｄと点滅用ランプＡとの間に光センサ−スイッチＨ
が内設されていることにより、昼間の停電時には点灯し
ない構造になっている。

次に、第２図（ロ）により一般家庭用に使用している灯
具内の無停電灯の場合を説明する。

まずＡＣｌｏｏＶの入力により連動ローラースイッチａ
を介してＡＣ１００Ｖ用の蛍光灯安定器ｅの二連式ロボ
ットスイッチｂは磁力で点滅用のランプＡのＰ、−ｐ、
の接点を引きつけて点滅用のランプＡを点灯させる。一
方、トリクル充電器Ｃの磁気により一連式ロボットスイ
ッチｄの中央接点を引きつけて、Ｓｌに接続させて充電
を開始する。そうすれば、　ＡＣ１００Ｖ電源を使用し
て蛍光灯Ａを点灯している間はバッテリーには、常にト
リクル充電されることになる。そして、停電時には、Ａ
Ｃ１００Ｖ用の蛍光灯安定器ｅとトリクル充電器Ｃがそ
れぞれ磁気を失って一連成ロボッツイツチｄと二連式ロ
ボットスイッチｂとの接点がスプリングの力により、一
連成ロボットスイッチｄの接点はＳ、に、また二連式ロ
ボットスイッチｂはＰ、−Ｐ、接点は直流電源の蛍光灯
安定器ｆと瞬時に切り替え接続されて、　ＡＣｌｏｏＶ
で点灯していた点滅用のランプＡを引き続き点灯させる
ことができ、る、この時スイッチは停電に関係なく電源
を自動的に切り替えているので、スイッチのＯＮからＯ
ＦＦには平常どおりとなるので停電にならない構造にな
っている。

第３図は、本発明からなる非常用懐中電灯の使用状態を
示したものである０本図では、ホテル、旅館等の部屋内
に懐中電灯をセットした場合を図示したものであり、５
は懐中電灯本体ｌの着脱具、６は室内照明具である１通
常１部屋内に非常灯を常設する場合は、第３図（イ）に
示すように部屋の壁または柱など人の手が届く位置に着
脱具５を取り付け、この着脱具５に非常用の懐中電灯本
体ｌが取り付けられている。

したがって、室内照明具６が照光されている場合は、ど
この位置に非常用の懐中電灯本体ｌが置いであるかは確
認できるが、地震等の災害時に室内照明具６が停電にな
ると、室内が暗闇となり非常用の懐中電灯本体ｌの位置
を確認できず、部屋から外へ脱出できないで人身事故の
原因にもなっていた。

そこで１本発明からなる非常用懐中電灯を用いれば、第
３図（ロ）に示すように、室内照明具６が切れて室内が
暗闇になっても１着脱具５にセットされている懐中電灯
本体ｌのライト２が、停電と同時に瞬間的かつ自動的に
照光して天井方向を照らすので、非常用の懐中電灯本体
ｌのセット位置が確認でき、すばやく把手３をつかみ着
脱具５から懐中電灯本体ｌを取り外すことができる。こ
のようにして、非常設置場所から非常用の懐中電灯を取
り外したならば、第３図（ハ）に示すように懐中電灯本
体１のライト２を水平方向に折り曲げ把手３を片手でも
って室内を照らしながら所用の場所若しくは室外に脱出
することができる。

〔発明の効果］ 本発明は、ホテル、旅館、集会所等の施設に常設されて
いる非常用懐中電灯であって、前記非常用懐中電灯が地
震、火災等により停電した際に、瞬間かつ自動的に常設
個所を知らせると共に、天井方向を照光して室内を複合
照明させる構成からなり、また前記懐中電灯内に密閉電
池を内蔵し、かつトリクル充電式で電池交換を可能にす
ると共に、前記懐中電灯に用いる電池が、乾電池等の使
い捨て可能若しくは交換可能でトリクル充電装置を持た
ない構成からなっているので、従来の非常灯設置の問題
、特に非常施設の一括集中方式から多発されているホテ
ル、旅館等の大火災には最適の非常用懐中電灯を提供す
ることができると共に１次のような多くの具体的な効果
を有する。

ア１本発明の懐中電灯を用いれば、従来のように部屋の
壁、柱等に常備しておいても、停電と同時に非常用の懐
中電灯が自動的に点灯され、天井を照らして室内の直接
かつ複合照明を可能にすることができる。

イ、また、従来ホテル等に常設されている非常設備の一
括集中型から各室、各個所への分散型に変えることがで
きる。

つ１本発明の作用構成からなる懐中電灯は、いかなる形
状、大きさからなる懐中電灯、探検灯等の非常灯にも応
用することができる。したがって、国が定める安全基準
設定品として市場化することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の非常用懐中電灯を示した斜視図、第２
図は本発明からなる懐中電灯の回路図、第３図は本発明
の使用状態を示した説明概要図である。 ｌ・・・−・・懐中電灯本体　　２−・・・・・ライト
３・・・・・・把手 ４・・・・・・差込みプラグ ５・・・・・・着脱具　　　　　６・・・・・・室内照
明具Ａ−・・・・・ランプ　　　　　Ｂ・−・・・・ス
イッチＨ・・・・・・光センサ−スイッチ ■・・・・・・バッチ−

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ホテル、旅館、集会所等の施設に常設されている
   非常用懐中電灯であって、前記非常用懐中電灯が地震、
   火災等により停電した際に、瞬間かつ自動的に常設個所
   を知らせると共に、天井方向を照光して室内を複合照明
   させることを特徴とする非常用懐中電灯。
2. （２）前記懐中電灯内に密閉電池を内蔵し、かつトリク
   ル充電式で電池交換を可能にした請求項（１）記載の非
   常用懐中電灯。
3. （３）前記懐中電灯に用いる電池が、乾電池等の使い捨
   て可能若しくは交換可能でトリクル充電装置を持たない
   請求項（１）記載の非常用懐中電灯。