JPH0312282Y2 - - Google Patents

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JPH0312282Y2
JPH0312282Y2 JP11099883U JP11099883U JPH0312282Y2 JP H0312282 Y2 JPH0312282 Y2 JP H0312282Y2 JP 11099883 U JP11099883 U JP 11099883U JP 11099883 U JP11099883 U JP 11099883U JP H0312282 Y2 JPH0312282 Y2 JP H0312282Y2
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JP
Japan
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fixed member
attached
gas spring
plate
bifurcated
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JP11099883U
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JPS6020754U (ja
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本願は座板と背板との傾むきを個別に或いは同時
に可変調整できるように構成した椅子に関するも
ので、その実施例を以下図面について詳述する
と、1は脚台2に立設された脚柱で、その上端部
に左右側板3,4と、それらの間に上下1対の板
片5,6を夫々設けて成る固定部材7が前記下板
6の下面中央部に設けた嵌合軸8に脚1の上端を
嵌着することにより装着してある。9,10は前
記固定部材7の左右側板3,4間の下部前後位置
に夫々軸承された回転軸で、この回転軸9,10
の中間位置に1対のガススプリング11a,11
bの前方突出軸11′a,11′bが夫々貫通状に
軸止されている。12は座板で、その前方下面中
央部に止片13が設けてあり、この止片13に前
記一方のガススプリング11aの後端部が支軸1
4を介して支持されている。15はL字状に屈曲
された背アーム(図では水平部を下向コ字状の部
材により垂直部を楕円パイプにより構成した場合
を示している)で、その水平部の先端と、前記座
板12の後方下面中央部に設けた止片16とが、
前記固定部材7の左右側板3,4間の上部後方位
置に横架した支持軸17の両端部に共通に支持さ
れており、かつ前記背アーム15の屈曲部位置に
設けた支杆18に、前記他方のガススプリング1
1bの後端部が支持されている。19a,19b
は前記固定部材7の上位板片5の前後位置に穿つ
た角孔20a,20bに夫々上端部が挿通されて
対称状に垂下し、かつその上端部が前記上位板5
に対し前後方向に移動可能に係合された長尺な作
動部片で、合成樹脂から成り、下端部には外方に
屈曲して膨出するカム部21a,21bが夫々形
成されている。22a,22bは前記作動部片1
9a,19bを常時内面方向に弾圧付勢するスプ
リングで、U字状に形成され、その上端は前記固
定部材7の上位板5と係止し、かつ下端が前記作
動部片19a,19bの下部外面と係止してい
る。23は固定部材7の左側板3に抜孔24を介
して設けた係合突部、25はコ字状に形成された
回動部片で、その上片25′には中間幅が狭く両
端幅が広くなるように形成されたスリツト26が
設けられ、このスリツト26を第7図に示すよう
に前記係合突部23に係合することにより回動部
片25が固定部材7に対し水平回動自在に取付け
られる。27は外端にL字状に屈曲したハンドル
部28を有し、内端にほぼ水平に延びる2股状部
29を有した操作杆で、前記2股状部29は前記
脚柱1を跨いで左右方向に延びてその先端が前記
回動部片25の下片25″の両端位置に固着され、
かつ前記ハンドル部28が前記回動部片25と対
面する他方の左側板3方向に導出されており、こ
の操作杆27は常態において、2股状部29が前
記作動部片19a,19bのカム部内面に位置し
て圧接されている。30は固定部材7の右側板4
に垂直状に取付けられた案内プレートで、これに
幅方向(前後方向)に延びる水平部aと、その中
央部より上方に延びる垂直部bと、更にそれから
上方に頚部40を介して延長する延長部cとを連
通して前記操作杆27のハンドル部28の移動を
案内する案内孔31が設けられている。なお32
a及び32bは前記ガススプリング11a及び1
1bの前方突出軸11′a及び11′bの先端に設
けられた解放ピンで、これが常態において前記作
動部片19a,19bのカム部外面と対面してい
る。33は背板を示している。
しかして座板12がほぼ水平状態にあり、かつ
背板33がほぼ垂直状態にある常態においては、
操作杆27のハンドル部28は案内プレート30
に形成した案内孔31の水平部aの中央に位置す
ると共に、2股状部29は夫々対面する作動部片
19a,19bのカム部内面位置に保持されてお
り、この状態から前記ハンドル部28を握持して
前記案内孔31の水平部aに沿つて前方(第6図
において左方向)に横動すると、2股状部29の
先端を固着した回動部片25は、スリツト26と
係合突部23との中間部を支点として水平回動
し、2股状部29の一方の片が一方の作動部片1
9aを付勢スプリング22aに抗して外方に押圧
する。すると該作動部片19aの外面下部と対向
している一方のガススプリング11aの解放ピン
32aが押圧されて該ガススプリング11aが伸
縮可能な状態となる。即ち座板12が、固定部材
7に対する支持部17を支点として傾動可能な状
態となり、従つて座板12に荷重が加つていない
ときはガススプリング11aにより上向きに傾む
き、座板12に荷重が加つているときは下向きに
傾むく、そしてこの状態でハンドル部28を解放
すると、一方の付勢スプリング22aの作用によ
つてハンドル部28は案内孔31の水平部aの中
央位置に自動的に復元すると共に、前記一方の作
動部片19a及び解放ピン32aも復元し前記座
板12の傾きは一方のガススプリング11aによ
り保持される。また前記ハンドル部28を案内孔
31の水平部aの中央位置から後方(第6図にお
いて右方向)に横動すると、2股状部29と共に
回動部片25も後方に水平回動して、2股状部2
9の他方の片が他方の作動部片19bをその付勢
スプリング22bを抗して外方へ押圧する。する
と該作動部片19bの外面下部と対向している他
方のガススプリング11bの解放ピン32bが押
圧されて、該ガススプリング11bは伸縮可能な
状態となる。即ち背アーム15が固定部材7に対
する支持部17に支点として傾動可能な状態とな
り、従つて背板33に荷重が加わつてないときは
ガススプリング11bにより前方に傾き、背板3
3に荷重が加つているときは後方に傾く、そして
この状態でハンドル部28を解放すると、該ハン
ドル部28は案内孔31の水平部aの中央位置に
自動的に復元し、前記背板33の傾きは他方のガ
ススプリング11bにより保持される。
またハンドル部28を案内孔31の水平部aの
中央位置から上方に牽引して第4図仮想線イの位
置に導びくと、2股状部29の先端が回動部片2
5の下方25″に固着されていることにより、操
作杆27全体が上向きに傾動して2股状部29の
1対の片は夫々対応する作動部片19a,19b
の内面下部に形成したカム部21a,21bと作
用して第6図仮想線イの位置で前記1対の作動部
片19a,19bを夫々外方に押圧する。そのた
め1対のガススプリング11a,11bの解放ピ
ン32a,32bは同時に押圧されて該ガススプ
リング11a,11bは伸縮可能な状態となり、
従つてこの状態で座板12と背板33の傾きを自
由にかつ同時に変更することができ、この状態で
ハンドル部28の牽引を解くと、2股状部29が
前記カム部21a,21bより外れて操作杆27
は案内孔31の垂直部bを自動的に下降して水平
部aの中央位置に戻り、座板12と背板33の傾
きは保持され、また前記ハンドル部28を更に上
方に牽引して第4図仮想線ロで示すように案内孔
31の延長部cまで導びくと、2股状部29は第
6図仮想線ロの位置で1対の作動部片19a,1
9bによる挟圧と頚部40とによつて操作杆27
は上方に傾動した状態に保持され、かつ1対のガ
ススプリング11a,11bの解放ピン32a,
32bも押圧状態におかれるので、座板12と背
板33との傾動作用が自由となつてロツキング機
能を付与することができる。
以上のように本願によれば、ハンドル操作によ
り座板と背板との傾きを個別にまたは同時に調整
することができるので椅子の機能を高めることが
でき、しかも、椅子に着座した状態でハンドル操
作が行い得るので、使用に便利であるなどの利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示し、第1図は総体側面
図、第2図は要部の正面図、第3図は要部の背面
図、第4図は要部の左側面図、第5図は一部を切
欠した要部の右側面図、第6図は要部の縦断面
図、第7図は回転部片の拡大斜視図である。 図中1は脚柱、7は固定部材、9,10は回転
軸、11a,11bはガススプリング、12は座
板、15は背アーム、19a,19bは作動部
片、21a,21bはカム部、22a,22bは
スプリング、27は操作杆、28はハンドル部、
29は2股状部、30は案内プレート、31は案
内孔、32a,32bは解放ピン、33は背板で
ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 脚柱上に取付けた固定部材の下部前後位置
    に、回転軸を介して夫々ガススプリングの前方
    突出部を軸着して一方のガススプリングの後端
    部を前記固定部材に後部が回転自在に支持され
    た座板の前部に、また他方のガススプリングの
    後端部をL字状に形成されその水平部先端が前
    記固定部材に回転自在に支持された背アームの
    屈曲部近傍に夫々回転自在に取付け、また前記
    固定部材の上部前後位置には、スプリングによ
    り常時内方に弾圧付勢されかつ下部に外方に膨
    出するカム部を有した1対の作動部片を前後方
    向に傾動可能に対設して、この各作動部片の外
    面に前記ガススプリングの解放ピンを夫々対向
    させ、さらに一端にハンドル部を他端に2股状
    部を夫々設けて左右方向に延びる操作杆の前記
    2股状部の先端を、前記固定部材に水平回動自
    在に設けた回動部片に固着して前記2股状部の
    各片を対向する前記1対の作動部片の下部内面
    に当接し、かつ前記ハンドル部を前後方向に案
    内する水平部と縦方向に案内する垂直部とから
    成る案内孔を有した案内プレートを、前記固定
    部材に取付けたことを特徴とする椅子。 (2) 座板の後部と背アームの水平部先端とを固定
    部材に対し共通に支持せしめて成る実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の椅子。 (3) 作動部片を合成樹脂から構成すると共に、そ
    の上端部を固定部材に前後動自在に取付けて成
    る実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    記載の椅子。
JP11099883U 1983-07-19 1983-07-19 椅子 Granted JPS6020754U (ja)

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JP11099883U JPS6020754U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 椅子

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JP11099883U JPS6020754U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 椅子

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Publication Number Publication Date
JPS6020754U JPS6020754U (ja) 1985-02-13
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