JPH03122425A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH03122425A
JPH03122425A JP1259267A JP25926789A JPH03122425A JP H03122425 A JPH03122425 A JP H03122425A JP 1259267 A JP1259267 A JP 1259267A JP 25926789 A JP25926789 A JP 25926789A JP H03122425 A JPH03122425 A JP H03122425A
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JP
Japan
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layer
porous
porous structure
grill
sound
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Application number
JP1259267A
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English (en)
Inventor
Masami Imanishi
正美 今西
Hideaki Tagashira
田頭 秀明
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、吸音材や断熱材など1こ用いる多孔質構造
体、特に、層の厚さ方向もしくは、層の部方向Eこ比重
を連続的に変化させた多孔質層を有する多孔質構造体を
利用した空気調和装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第1図は一般的な空気調和装置を示す外観図であり、(
1)は吸込グリル、(2)け吹出グリル、(3)は前パ
ネル上、(4)は前パネル下、(5)は側パネル、(6
)は台枠、(7)は天パネルでJ)す、これらの部品i
こより空気調和装置の外観が構成されている。また、第
2図は一般的な空気硯和装Uの内部構成を示す内部構造
図であり、tllパネル下(4)、台枠(6)、ドレン
パン(8)、背パネル下(9)、側パネル(5)によっ
て機械室部aOを構成しており、かつ吸込グリル(1)
、ドレンパン(8)、前パネル上(3)、背パネル上α
℃、天パネル(7)、吹出グリル(2)によ−って風路
部02を構成しており、機械室部帥と風路部■とは上記
ドレンパン(8)にて区画している。
機械室部αO内部には圧縮機(至)、凝縮器α4、絞り
装置(至)、アキュームレータαQが内蔵されている。
また、風路部側には冷却器Qη、この冷却器αηへ通風
する送風装置(至)が内蔵されている。
通常、ドレンパン(8)は非通気性及び非透水性でゐろ
必要がある為、鉄板で構成されており、かつ機械室部a
O側は吸音効果を増す為、グラスウール音の吸音材を接
着する等して防音されている。
また、吸込グリル(1)及び吹出しグリル(2)は、特
に風切り前低下の為、風圧損失低下の為、流線形形状に
樹脂成形されたプラスチック材料が使用されている。
次に動作について説明する。まず、冷凍サイクルは、圧
縮機(至)から吐出された高温高圧ガス冷媒は、凝縮器
α鴇にて凝縮液化し、高温高圧の液冷媒となる。(図示
は水冷式)そして、絞り装置(至)(こ減圧され、低温
低圧の液冷媒となり、冷却器α力にて送風装置(至)に
より送風される室内空気から熱を奪い、冷媒自らは蒸発
ガス化し、室内空気を冷却する。そしてアキュームレー
タαGを通り、圧縮機03に戻る。また送風装置(至)
により送風されろ室内空気は図中、実線矢印で示すよう
に吸込グリル(1)から吸込まれ、吸込グリル(1)の
ルーパー8 (1& )とルーバ一部(1a)の間を通
り、冷却器αηを通過し、この時冷却され、室内空気が
露点より降下すると露が発生しドレン水を生じる。ドレ
ン水は下のドレンパン(8)にて集合され、外に排出さ
れろ。室内空2は送風装置(至)を通り吹出グリル(2
)のルーバー部〔2a)とルーバ一部(2a)の間を通
り室内に吹出される。
また、下部の機械室部00と上部の風路部@を区画して
いるのがドレンパン(8)である。
機械室部αO内部には、圧縮機U、凝縮器α4が内蔵さ
れている為、圧縮機0、凝縮器0からの発熱があり、外
部に熱をlこがさない為、特に上部の風路部@に熱をに
がさない為、断熱する必要があり、また圧縮機0からの
騒音も外部ににがさない為、吸音及び遮音する必要があ
る。従って、特にドレンパン(8)は風路部(6)側は
上部のドレン水を集合、外部に排出する必要性、機械室
部αO側は断熱、吸音及び遮音する必要性があった。
従来のドレンパン(8)は鉄板を塗装し、かつ機械室部
αυ側にはグラスウール(8a)等の吸音、断熱材を内
張すして用いられていた。
また、吸込グリル(1)及び吹出しグリル(2)は送風
時の気流音を出来るだけ少なくし、かつ内部が見えない
様にする為、吸込ルーパ(1a)の間隔及び吹出しルー
バー(2m)の間隔を出来るだけ小さくすると同時に流
線形形状としていた。従って材料は樹脂成形品等を使用
していγこので吸音、遮音の効果は全くなかった。
従来より吸音材、断熱材としては、グラスウール、ロッ
クウール、ウレタンフオームなどの多孔質材が用いられ
ている。
これらの多孔質材料は、冷暖房空調器などの消音、断熱
用に多量に使用されるようになり、多孔質材を低コスト
で高性能且つ使用に際して形状等の制約条件の少ないも
のにすることが、機器製造者側から強く望まれている。
一般に、吸音材や断熱材は非通気材である構造体に内張
すして用いられろ。この構造体は遮音壁として、あるい
は空気流の流路の一部を形成する機能を有する。
このような多孔質材と非通気材とが組合わされた多孔質
構造体は、それぞれ別部材が組合わされて構成されたり
、発泡性素材を利用して多孔質材が成形された後に一部
の面を非通気性に加工する等して製作されている。
これらの多孔質構造体、及びその製法に関しては、例え
ば、特公昭58−52132号公報「空気調和機の室内
ユニット」、特開昭46−1045  号公報「多泡質
熱可塑性材料及びこれに融着された熱可塑性シート材層
から成る複合物品並びにその製造法」、特開昭48−1
9654号公報「軟質積層外皮の成形方法」などに示さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の空気詰和装置では、吸込グリル及び吹出グリル蒼
こおいても通常の樹脂成形品で構成されており吸音及び
遮音効果はなかった。
この発明は、上記のような課題を解消するためになされ
たもので、比重変化を持にせ1こ多孔質層を有する多孔
質構造体、ゐろいは多孔質層と非通気性の融合層からな
る多孔質構造体により吸込グリル及び吹出グリルを形成
して吸音特性や断熱特性などを良好な空気調和装置を得
ろことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る空気調和装置は、圧縮機、凝縮器、絞り
装置、冷却器及びアキュームレータ等を冷媒配管接続し
て構成された冷凍サイクルと、上記冷却器及びこの冷却
器へ通風する送風装置を収納した風路部と、この風路部
の吸込側及び吹出側に装着された吸込グリル及び吹出グ
リルとを備えた空気調和装置において、比重を層の厚さ
方向もしくは農の面方向に連続的に変化させた多孔貫層
を有する多孔質構造体蚤こより、上記吸込グリル及び吹
出グリルを形成したことを特徴とするものである。さら
には、多孔質構造体を、多孔質層とこの多孔質層の一側
lこ融着して一体化した非通気性の融合層とから構成し
、上記融合層が反風路部側1こ位置するようEこ吸込グ
リル及び吹出グリルを配設したことを特徴とするもので
ある。
〔作用〕
この発明では、多孔質層を有する多孔質構造体により吸
込グリル及び吹出グリルを形成したので、風路部内の騒
音の吸音作用が促進される。また、多孔質層の一側に融
着された非通気性の融合層が反風路部側に位置している
ので、吸音と同時に遮音作用が促進される。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例について説明する。
第1図、第2図において吸込グリル(1)及びそのルー
バ一部(1a〕、吹田グリル(2)及びそのルーバ一部
(2a)については比重変化を持たせた多孔質層を有す
るものとし、吸音特性などを良好とする多孔質構造体(
+01)を使用する。第3図は比重を層の厚さ方向もし
くは層の面方向に連続的Iこ変化させた多孔質層(ff
03)で吸込グリル(1)及びそのルーバ部(1m)を
形成したものであり、実線矢印は室内空気の流れ方向を
示す。従って、風の気流音等を吸音し、低騒音を計るこ
とが出来る。第4図は多孔質層(103)の反風路部(
室内側)側iこ融着して一体化した非通気性の融合層(
102)を有する多孔質構造体(101)で吸込グリル
(1)を形成したものを示し、上記気流音1こ対する吸
音効果と同時に風路部@からの遮音をこの融合層(10
2)にて行なうことが出来る。第5図は、第4図1こ対
し風路部@側にスキンl1(104)を追加多孔W構造
体で吸込グリル(1)を形成したものを示し、吸音特性
が向上すると同時に一体成形により特性の安定が図れる
。第6図、第7図はルーバ一部において多孔質層(10
3)と融合Jil (+02)及びスキン、11 (+
043が組み合わされて形成されたもので、気流の吸音
効果を更に向上させろことが出来ろ。
また、ドレンパン(8)部の構成については、第8図に
示す。オず風路部@側はドレン水の集合及び非通気性と
する為、また遮音効果を出す為融合層(+02)とし、
機械室部αO側は吸音効果及び断熱効果を向上させろ為
多孔質層(103)とする。更に第9図に示す通り吸音
効果、断熱効果及び一体成形Eこよる特性の安定を計る
為、多孔質[(103)の機械窩部σ0側にスキン層(
304)を形成させる。これ1こより一体成形されたド
レンパン(8)が利用出来、作業性の向上及び特性の向
上が計れ、安価なドレンパン(8)が供給出来ろ。
次に上述したこの発明に用いるこの種の多孔質構造体C
以下、多孔質体あるいは層状のものは多層材ともいう。
ンの構造、製法、特性憂こついて説明する。なお詳細は
平成1年4月28日出願の特願平01−110996 
 号明細書名称「多孔質構造体」に記載しである。
第】0図、第11図はそれぞれ多層材(]旧)の厚さ方
向に切断した断面を模式的に示す図である。
(+023は比重の大きい層、例えば融合層で、通気性
又は非通気性のいずれでもよい。003)は比重の小さ
い多孔質層で、通常は通気性であり、空孔率は、厚さ方
向に連続的に変化している。(104)は通常比重が層
(+023と層(103)の中間にあるスキン層で、例
えば厚さ100ミクロン以下の融合層である。多層材(
10m)は、融合層(102)と多孔質層(103)と
が一体止している。同様に融合層(+02)と多孔質層
(103)とスキン層(+043は一体化している。
多層材(1旧)を吸音材として使用すると入は、多孔質
層口03)を騒音源側に対面させて、音のエネルギーを
吸収減衰させかつ、融合層口02)で音波が透過するの
を防ぐ。
次に、上記のような多層材(多孔質構造体〕(]旧)を
構成する、層の厚さ方向もしくは層の面方向に比重を連
続的に変化させた多孔質層の製造方法及び特性lこつい
て説明する。
まず、製造方法について説明する。
第12図は多層材の製造方法を説明する金型構成断面図
である。(107)は凹側金型で、例えばアルミニウム
等の熱伝導性の良い材質で構成さねている。(108)
は凸側金型で、同様lこアルミニウムで構成されている
。(+093.(110)は各々金型の温度を上げるヒ
ーターで、凹側金型(107)の方が凸側金型(10B
)よりも高温にされろ。
製法の 原料として、熱可塑性樹脂の粒状素材を用いて、多孔質
構造体を成形する場合について説明する。
凹側金型(107)の壁部(111)の温度は、凹側金
型(107)と凸側金型(108)によって形成される
閉空間(1121内に入れられろ原料である粒状素材の
軟化する温度以上で熱分解温度以下、通常350〜24
0℃にセットされ、凸側金型(+08)の壁部C目3)
の温度は、凹側金型(107)の壁部(111)の温度
よりも低い温度、例えば原料となる粒状素材の軟化する
温度付近、通常70〜180℃にセットされる。
ここlこおいて金型(107)、(108)内に例えば
ABS(aeryloniLrile−butadie
ns−8tyrene resin)樹肥(軟化する温
度80〜90℃)等の熱可塑性樹脂の粒状素材(直径0
.2〜3mm程度)を投入し、金型を加圧しながら閉じ
、数ffO秒〜秒時数時間加熱。
この加熱は上述した金型(+07)、(108)のナツ
ト温度で行なわれ、加圧力は加熱状態で1kg/am”
〜数ton/cal+”である。
すると、凹側金型(107)の高温壁部(111)に接
触した粒状素材は溶融し、最終的には比重の太きい層、
換言すれば融合層(202) lζなり、融合の程度に
より通気性から非通気性に変化する。凸側金型(10B
)の壁部(+13)は高温壁部(1113より低温のた
め、壁部(113)から上記融合層(+02)までの粒
状素材は、完全流動まで1こは到らないが、半流動状態
で、粒状素材各々が接触部分で溶着し、最終的には上記
融合層(102)に溶着した多孔質層(+03)が形成
されろ。この多孔質層(1033は通常は通気性でゐろ
が、バインダーなどの素材の混合材によっては非通気性
になる。
このようEこして比重の大きい層と比重の小さい多孔質
層を一体的に同時に成形することができる。
粒状素材の直径が0.2mm以下になると、空孔径が小
さくなって、多層材の機能、例えば吸音特性、断熱特性
が低下する。また、空孔径を大キくシようとすると、粒
子間の融着度合が少なくなり、機械的強度が低下する。
直径が3mm以上になると、断熱特性は良いが、吸音特
性が低下する。
なお熱可塑性樹脂の粒状素材原料としては、代表的なも
のとして、PP(ポリプロピレン) 、AS(アクリル
スチロール)、スチロールなどを用いろことがで入る。
又熱可塑性樹脂の粒状素材にバインダーとして、メチル
エチルケトンcMEK )セルロース、フェス、アセト
ンを吹付けたり、混ぜたりすると、多層材の粒状素材各
々の固着力が増し、機械的強度が向上して、取扱い性が
良くなる。
製法例の−J 製法のにおいて、凹側金型(107)の壁部(111)
の温度を150℃にセットし、凸側金型(108)の壁
部(113)の温度を100℃にセットし、ABS 樹
脂として、電z化学工業株式会社製GTR−40(グレ
ード)、軟化する温度86℃の熱可塑性樹脂の粒状素材
、直径】mmの球状粒子を金型Iこ入れ、金型(307
)(10B)を閉じた。壁面(111)、(113)間
の距前は】Ommであった。この状態で10分間弱経過
Cっまり加熱状態を持続)させて金型(107)、(1
08)を開放した。なお加熱状態のときの加圧力は50
 kg / am’であった。このようにして成形した
多層材(+01)は厚さが10mmで、その中の融合層
(102)はほとんどなく、多孔質/1l(103)の
みであった。
製法の 原料として、熱硬化性樹脂の粒状素材を用いて多層材を
成形する場合について説明する。
製法のと同様にして、凹側金型(107)の壁部(31
13の温度は1粒状素材の軟化する温度以上で熱分解以
下にセットさね、凸側金型(108)の壁部(目3)の
温度は、凹側金型(107)の壁部(111)の温度よ
りも低い粒状素材の軟化する温度付近にセットされろ。
ここにおいて金型(107) 、(10B)内に熱硬化
性樹脂、例えばフェノール、PBT (ポリブチレンテ
レフタレート)、PET (ボリエ千しンテレフタレー
ト)などの粒状素材で直径0.2〜3mm程度の粒子を
、バインダーとなる例えばセルロース、フェス、各挿接
着剤などと混合して投入し、金型(+07)、(038
)を加圧しながら閉じ、数分〜数時間加熱する。この加
熱は上述した金型(107)。
(108)のセット温度で行なわれ、加圧力は加熱状態
でIkg/am”〜数ton/am”  である。
このようEこすると、凹側金型(+07)の高温壁部(
1113に接触した粒状素材は、軟化し、バインダーで
接着されて比重の大λい層となり、軟化の程度により、
通気性から非通気性に変化する。凸側金型00g)の壁
部C目3)は高温壁部011)より低温のため、壁部(
l I:()から上記の比重の大きい層(102)まで
の粒状素材は、完全流動までには到らないが、半流動状
態で、粒状素材各々が接触部分でバインダーで接着され
て、最終的には、上記の比重の大入い層(102) I
こ接着した多孔質層(ff03)が一体向に形成される
。この多孔質層(+03)は通常は通気性であるが、バ
インダーの混合量が多くなると、非通気性になる。
製法例■−1 製法■において、凹側金型(+07)の壁(+11)の
温度を200℃にセットし、凸側金型008)の壁部(
目3)の温度を150℃Eこセットし、熱硬化性樹脂と
して、フェノール樹脂(明和化成株式会社製。
MW−752(グレード)、軟化する温度190℃)テ
直径1mmの粒状素材を、バインダーとなる粉末状セル
ロース15重量%き共lこ金型Iこ入れ、金型(107
)(+08)を閉じた。壁面(111)(+13)間の
距離は10mmであった。この状態で10分間程経過(
つまり加熱状態を持続)させて金型(107) (10
B)を開放した。
なお加熱状態のときの加圧力は50kg/am2であっ
た。このように成形した多層材(101)は厚さが10
mn1で、その中の比重の大きい層(102)はほとん
どなく、多孔質層(103)のみであった。
さらに、多層材の多孔質層の比重を、多孔質層の層面方
向に変化させようとするには、低温側め金型の温度を上
記層面方向に沿って変化さねばよい。すると低温側の金
型の中でも、より高温部に対向する多孔質層部分は、比
重が大入くなり、より低温部に対向する多孔質層部分は
比重が小さくなる。
一方、上述の製法においては、多層材が一体的に成形で
きるので、金型を変えろことにより、欅々の形状、特に
複雑な形状の多層材にも容易に対応できろ。
次に、このようにして製造された、層の厚さ方向もしく
は層の面方向に比重を連続的に変化させた多孔質層の各
種特性及び応用等fこついて説明する。
(1)吸音特性 第13図は、製法例■−1で成形された厚さ10印の多
孔質構造体(はとA7ど全M多孔質層)における厚さ方
向の空孔率(比N)分布例を示す図である。
図中、曲線A、Cは、空孔率が厚さ方向にほぼ−様な特
性を示し、それぞれ約25C%)、約10C%)のもの
である。曲線Bは、空孔率が厚さ方向Eこ分布を有し、
10〜25(%)の節回で連続的に変化しているもので
ある。
この種の多孔質構造体を吸音材として利用する場合fこ
は、その吸音特性が問題になる。第14図は第13図に
示す三種類の空孔率分布を有するサンプルにおける垂直
入射吸音率をJIS A1405 「管内法による建築
材料の垂直入射吸音率のff1lJ定法」fこより測定
した結果を示す。尚、曲線Bの厚さ方向に空孔率分布を
有するサンプルでは、空孔率が10(%)の方を音波を
入射する面とした。図から判るヨウIC5空孔率分布を
有するサンプル(Q線B)が最も吸音率特性が良いこと
を確認した。
次ξζ、多孔質体の面方向に空孔率(比重)を変化させ
ることiこよる吸音特性の改善効果について説明する。
第15図は、三種類のサンプルの空孔率の変化を示し、
曲線A−B−Cの順で空孔率が小さくなっている。この
ときの吸音特性を第】6図Iこ示す。この図より、特f
こ、音波入射面側の空孔率を小さくすれば(曲線Cに相
当)、低周波域の吸音率が向上する。従って、多孔質体
の面方向の空孔率に分布を持たせることにより、広い周
波数帯域で良好な吸音特性を得ることができる。
(11)断熱・保温特性 多孔質体は、従来より断熱材や保温材としても用いられ
ている。多孔質体が断熱作用や保温作用をするのは、多
孔質体の細い隙間の中に含まれた気体の対流による熱伝
達が小さく、また、多孔質体を構成する固体の接触伝熱
面積が小さいことからその熱伝導も低いことに起因する
のは衆知のことである。
しかし、多孔質体は、輻射伝熱の影響が強く、このこと
が断熱・保温特性を大λく左右している。
この輻射伝熱を低減するため、従来は例えば断熱・保温
材の表面にアルミ膜を貼りつけるなどして多孔質内部に
輻射線が入射しないようにされているが、生産性が悪く
、また、貼り付は部の剥離など耐久性の問題点があった
。一方、多孔質体の空孔率を小さくして輻射伝熱を改善
することも図られている。しかし、空孔率を小さくする
と熱伝導が大きくなることから、全体的には断熱・保温
特性の改善には有効となっていない。
本発明に係る多孔質構造体は、空孔率C比重ンを変化さ
せたものであり、その変化具合も用途lこよって適宜変
えられるものである。従って、表面近傍のみ空孔率を小
さくし、内部では空孔率を大きくすることにより、表面
で輻射線を遮断でき、かつ、熱伝導も大きくならないよ
うiこすることができるので、断熱・保温特性の優れた
多孔質体を得ろことができる。
以上説明した多孔質層を形成する樹脂粒は形状が球状の
ほか、円筒状1円柱状、立方体などでもよい。ひげ付へ
の熱可塑性樹脂粒はひげの部分が溶融しやすいので、原
料として好適である。又多層材の軽量化を図る目的で、
例えば発泡した中空粒状素材や発泡性素材を原料として
利用することもで〜ろ。又神強用として原料に短amを
混入させてもよいし、バインダーとして糸状の熱可申性
樹脂を原料に混入させてもよい。
尚、多孔質体としての特性、特に吸音特性に対し、粒状
素材の形状や長径Iζは、より優れた特性を有する範囲
であることを確認した。以下、説明する。
第17図は、粒状素材の形状を変えた場合の垂直入射吸
音率の特性のバラツキ(サンプル数5個での特性のバラ
ツキ)を示す図である。曲線Aは粒状素材が直径0.8
(mm) 、長さ1 (mm)の円筒形状のもの、曲線
Bは直径1(m■)の球体状のものである。
尚、いずれも多孔質層の厚さは10([!l(+1) 
 であり、吸音率を測定した周波数は2 CKHz )
である。同図より、球体状のもの(曲線B)は、サンプ
ルの違いによる特性の差が少なく、極めて安定している
ことが判る。この理由は、球体状の場合粒状素子どうし
の接触点が一個所となるので、成形時に粒状素材の層状
聾が安定して均−iこなるためである。
このように、特にサンプル闇で特性の安定性を要する場
合などには球体状(球体もしくは楕円体)にする方が、
より好ましい多孔質構造体を得ることができろ。
また、吸音特性は、粒状素材の長径によっても異なるこ
とを確認した。第18図に、粒状素材の長径と吸音率の
関係を示す。サンプルの厚さは10(mm)で、測定周
波数は2 ()G(z)である。粒状素材の径を小さく
し過ぎたり、大きくし過ぎたりすると、音波が多孔質体
内に侵入しにくくなったり、多孔質体の固有音響インピ
ーダンスが空気側の固有音0インピーダンスと整合しな
くなったりして吸音率が低下する。同図より、粒状素材
の長径は、実用的な範囲では0.2〜3.0(mm+、
好ましくは1.0〜2.0(mm)の範囲とすることに
より、吸音特性を良好にできろことを確認した。
次に、本発明に用いろこの種の多孔質構造体の他の実施
例1こついて説明する。この多孔質構造体は、層の厚さ
方向もしくは層の面方向に比重を連続的に変化させた多
孔質層と、この多孔質層よりも空孔率が小さく比重の大
Aい中実層とを層状fこしたものである。この中実層は
、粒状素材が熱可塑性樹脂の場合は、融合層になり、融
合の程度により通気性から非通気性まで変化する。また
、粒状素材が熱硬化性樹脂の場合lζは、粒状素材が軟
化しバインダーで接着されて比重の大きい層となり、軟
化の程度により通気性から非通父、性まで変化する。
まず、このような多孔質構造体の代表的な製造方法につ
いて説明する。
製法例の−2 製法■Iこおいて、凹側金型(107)の壁部口11)
の温度を150℃6ζセツトし、凸側金型口08)の壁
部(113)の温度を100℃にセットし、ABS樹脂
として、電気化学工業株式会社製GTR−40(グレー
ド)、軟化する温度86℃の熱可塑性樹脂の粒状素材、
直径Jmmの球状粒子を金型に入れ、金型(107)(
H)8)を閉じた。壁面(111)(口3)闇の距離は
lQmmでゐつtコ。この状態で20分間経過(つまり
加熱状態を持続)させて金型(107) (108)を
開放した。なお加熱状態のときの加圧力はfookg/
am”であった。このようにして成形した多層材(1)
を第19図に示す。この多層材(101)は厚さが10
mnxでその中の融合層口C】2)の厚さは約1 mm
 、多孔質層(!03)の厚さは約9nunであった。
製法例の−3 製法■において、凹側金型(107)の壁部(111)
の温度を180℃にセットし、凸側金型(108)の壁
部(+13)の温度を130℃にセットし、ABS樹肥
として、電気化学工業株式会社製GTR−,io (グ
レード)、軟化する温度86℃の熱可塑性樹脂の粒状素
材、直径ffmmの球状粒子を金型に入れ、金型(10
7)(108)を閉じた。壁面(111)(113)間
の距離は10闘であつ1こ。
この状態で】5分間経過させて金型(107)(108
3を開放した。なお加熱状態のときの加圧力は100k
g10n”  であった。このとき成形した多層材(1
01)は厚さが10mm、その中の融合層(102)の
厚さは約Jmm、多孔層(103)の厚さは約9mmで
あったが、製法例■−2の成形多層材(+01)に比べ
、多孔層(1113)の表面部の融合化が一部分進み、
30μm程度のスキン層が形成された。
製法例■−2 製法■iこおいて、凹側金型(107)の壁(111)
の温度を200℃にセットし、凸側金型(108)の壁
部口13)の温度をT50Cfこセットし、熱硬化性樹
脂として、フェノール樹脂(明和化成株式会社製。
MW−752(クレー F ) 、軟化する温度190
℃)で直径1mmの粒状素材を、バインダーとなる粉末
状セルロース+sii%と共fこ金型Iこ入ね、金型(
107)(10g)を閉じ1こ。壁面C目m)(113
)間の距離は10mmであった。この状態で25分間経
過(つまり加熱状態を持続)させて金型(+07)(1
08)を開放した。
なお加熱状態のときの加圧力は150 kg / am
”  でゐつ1こ。このように成形した多層材(10m
)は厚さが]Otomで−その中の比重の大きい層目(
]2)の厚さは約1mm%多孔質層(103)の厚さは
約9mmであつた。
なお熱硬化性樹脂を熱可塑性樹脂でコートした粒状素材
を原料として用いてもよい。
上記のようにして成形された多層材(層状の多孔質構造
体)の特性等Iζついて説明する。
(1)空孔率 第20図は成形された多層材の空孔率を示す曲線図で、
曲線実■−2,実の−3はそれぞれ製法例の−2,製法
例の−3によって製造された多層材の厚さ(mm)に対
する空孔率C%)を示す。融合層(102)はいずれも
非通気性で、実■−2の多孔質7il (103)は厚
さ方向に空孔率が連続的Eこ変化し、表面(低温側)で
空孔率が最大となる。実の−3の多孔質層(103)は
厚さ方向に空孔率が連続的に変化するが、多孔質層(1
03)の中央で空孔率が最大になり表面部(硼温側)で
空孔率が低下し、すなわち、表面部の空孔率は、多孔質
層(103)の最大の空孔率と融合層(102)の空孔
率の中間であり、部分的に融合したスキンljj (1
04)が形成されていることを示している。なお比重は
材質が同じであれば、当然ながら空孔率が小さいほど大
きい。
(11)層状多孔質構造体の特性 多層材を吸音材として使用する場合にはその吸音特性が
問題になる。第21図は垂直入射吸音率を比較する曲線
図で、垂直入射吸音率を前述のJISA1405により
測定した結果を示す。曲線実■−2は製法例■−2で製
造した多層材で厚さ10mmのもの、曲線図は従来の吸
音材であるウレタン7オームで厚さ10mmのものの特
性をそれぞれ示す。
図からも判るように多層材の垂直入射吸音率は従来の吸
音材(ウレタンフオーム)のそれと同等以上の特性を有
するこきを確認した。
第22図は同様な垂直入射吸音率の特性曲線図で、いず
れの曲線も前述の方法で製造した多層材の特性で、実の
−2,実の−3はそれぞれ製法例■−2、製法例の−3
で製造した厚さ10mmの多層材の特性を示す。製法例
の−3のものの特性が良好な理由は表面部の空孔率の最
適化の影響と思われる。
dll)  スキン層の効果 次に、スキン層により吸音特性が向上する現象の解明及
びその最適厚さについて説明する。
まず、多孔質棒素材としてABS樹脂を用いて、厚さ1
0mmのサンプルを前述の製法■により製作した。
このサンプルの空孔率分布の実測結果を第23図に、空
孔率の小さい方を音波入射面なしでその垂直入射吸音率
特性を第24図に示す。図から明らかなように、このサ
ンプルでは、400(Hz)という低周波で吸音率が最
大となり、しかもその値が90(%)を越えろ良好な吸
音特性が得られた。このとき、このサンプルの音波入射
面側の低空孔率部を顕微鏡で破断観察した結果、その表
面が厚さ30iり ロン程度の、はぼ非通気性のスキン
層になっていることが見出された。
さらに、スキン層の厚さを種々変更して吸音特性の試験
を行った結果、スキン層の厚さが100ミクロンを越え
ると、スキン層が質量としてではなく、弾性膜(バネ系
)として働くようIこなり、最昌吸音率の周波数は、逆
jこ上がってしまい、所要の効果は得られなかった。従
って、100ミクロン以下が妥当であることを確認した
上記の層状の多孔質構造体は、主として二層の場合で説
明してきたが、三層あるいは任意層・任意材質の多孔質
構造体とすることもできろ。
第25図は、X $ ン# (104) 、多孔質層0
03)および非通気性の中実層(102)よりなる三重
層の多孔質構造体(1011)の断面図を示す。これを
、吸音材として用いる場合lこは、前述したように、ス
キン層(104)および多孔質II(103)により優
れた吸音特性を有し、かつ非通気性の中実層(102)
が遮音体となるので、吸音と遮音の両機能を効果的に発
揮する構造体とすることができる。
また、断熱・保温材として用いろ場合には、スキン層(
104)が輻射断熱として、多孔質層(103)が熱伝
導断熱として、中実層(102)が機器構成ケースとし
ての役割を果たす構造体とすることができる。
第26図は、さらに他の多層状構造体の例であり、中実
層(102)の両側に多孔質層(103)とスキン層(
104)とを有する構造体(101b)の断面図である
この構造体は、スプリットあるいはセル形消音器に応用
することができる。第27図はその一応用例で、ダクト
(133)内を複数個に分割するように多層状の構造体
(]旧b)を配置するものであり、低周波の消g性能の
優れたスプリット(セル)形消音器とすることができる
尚、上記例1ζ限らず、各分野でその用途Iこ応じて、
任意層・任意材質の多孔質構造体として応用できろこと
はいうまでもない。
さらに、粒状素材に樹脂粒以外の粒を含む素材を用いる
ことにより、多孔質構造体の機能を拡大させることがで
きる。以下、その一実施例を説明する。
才ず、製造方法について説明する。
製法例■−1 第28図は金型(+071(+08)の空間(112)
に2朋類の粒を含む素材を入れ金型(107)(108
)を閉じたところを示す断面図でゐる。凹側金型(10
7)内に、最初に長径が約0.2mmの鉄粒(1153
を積み厚さが約1mmになるように充填し、その後、長
径が約1mmのABS樹脂粒(116) (製法例の−
2に使用したものと同じもの)を閉空間(112)の高
さ(10mmlより2mmはど高くなるように充填する
。充填後凸側金型(1+181 (第28図では板状金
型)を凹側金型(+07)に密着接合させろことにより
、上記鉄粒(115)とABS樹脂粒C目6)の充填層
を圧縮し、閉空間口12)内に異揮粒の充填層を形成す
る。以上の条件で、ABS樹脂粒の軟化する温度86℃
より高い温度、つまり凹側金型温度を150℃、凸側金
型温度を100℃に昇温し、約20分加熱する。鉄粒(
+15)の融点は約1500℃であることから、その鉄
粒の粒形状は保持された状態となる。一方ABS樹脂粒
は、特に凹側金型(+07)の壁部(111)は高温で
あることから、それに接触する鉄粒も高温となり、鉄粒
(+15)と接触するABS樹脂粒(月6)は溶融し、
溶融しyコABS 樹脂粒が鉄粒(115)を取り巻く
ように流励する。
加熱後、冷却され成形された多層体(1−01)は、厚
さが10mmでその中鉄粒(115)が混入された融合
!(112)は厚さが約Imm、多孔質層(103)は
厚さが約9moxの一体化した積層体となった。融合層
(102)の比重は、鉄粒を含まない場合は、ABS樹
脂の比重そのものとなり、1.05gr/ea″′c4
あるが、鉄粒を入れた場合は融合層のみを切断し、その
比重を測定した結果、4.4gr/eeであった。多層
材の多孔質層を吸音材とし、融合層を遮音材として利用
する場合、遮音材としてはその比重が大入いほど遮音特
性が向上するので、この多層材は遮音特性に優れる。従
来は、ABS樹脂のような比重の軽い材料の遮音度を上
げるには、その材料の厚さを厚くするか、鉄板などの金
属を貼りつけることが必要であったが、この製造方法で
は溶融する部分に比重の大入い材料を混入させろことに
より、多孔質層と比重のさらに大きい融合層を持つ多層
材を容易に実現で入る。
特性例(遮音特性) 第29図はこの多層材の遮音度特性を示す曲線図である
。曲線実の一21曲線実■−1はそれぞれ製法例の−2
で製造した多層材C鉄粒なし)の厚さlOmtnのもの
、製法例■−1で製造した多層材(鉄粒入り)の厚さ1
0mmのものの遮音特性を示す。この遮音特性は第30
図の特性測定図を用いて測定した。バイブ(+17) 
000mm#)の中に、測定する多層材(101)を挿
入し、その前後にマイクロホンIFx l 、 A 2
 (+18) 019)を設置tろ。バイブ(+17)
の−万端よりスピーカ(+ 20 )で音を入射させろ
。バイブ(+171の他端は閉じており、その閉端jこ
は、長さ約+000mmのグラスウール(121)を充
填しており、閉端で音が反射しないように処理されてい
る。スピーカ(120)で放射され、多層材に入射する
入射波の音圧レベルはマイクロホン悪10+8)で測定
し、多層材を透過する透過波の音圧レベルは、マイクロ
ホンA2(119)で測定されろ。多層材の遮音度(d
B)は、入射波の音圧レベルから透過波の音圧レベルを
差引いた値で評価した。
第29図に示すようIこ、鉄粒入りのもの(実■−1)
が、鉄粒なしのもの(実■−2)より約10dB遮音度
が向上している。
以上では樹脂粒に混合する粒を鉄粒としたが、他の金属
、ガラスや比重の大きい材料でも同様の効果を発揮する
。又遮音特性の向上のみ説明したが、電母シールドに効
果のある材料を混入させてもよく、又融合層や多孔質層
の強度向上にグラスファイバなどを、樹脂粒に混入して
成形してもよい。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、吸込グリル及び吹出グ
リルに比重を、層の厚さ方向もしくは層の面方向に連続
的Eこ変化させた多孔質を有する多孔質構造体により形
成したので、吸音特性の優れた空気調和装置を得ること
かでλる。
また、多孔質層の反風路部側に融着して一体化した非通
気性の融合層を設けたので、風路部内騒音の吸音特性の
向上及び遮音効果の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、従来及びこの発明の一実施例を示
す空気調和装置の外観図及び内部構成図、第3図、第4
図、第5図はこの発明による吸込グリルの断面図、第6
図、第7図はこの発明による吸込グリルルーバ一部の断
面図、第8図、第9図はこの発明によろドレンパンの断
面図である。ま1ご、第10図、第1図はそれぞれこの
発明に係る多層材(多孔質構造体)の模式的断面図、第
12図はこの発明に係る多孔質構造体を製造する金型構
成断面図、第13図はこの発明に係る第1の実施例の多
孔質構造体の厚さに対する空孔率を示す曲線図、第14
図はm13図に空孔率曲線を示した多孔質構造体の垂直
入射吸音率の特性曲線図、第15図はこの発明に係る第
2の実施例の多孔質構造体の厚さに対する空孔率を示す
曲線図、第16図は第15図に空孔率曲線を示した多孔
質構造体の垂直入射吸音率の特性曲線図、第17図は多
孔質層を形成する粒状素材の形状を変えtコ場合の垂直
入射吸音率の特性のバラツキを示す図、第】8図は粒状
素材の直径と吸音率の関係を示す特性図、第19図はこ
の発明に係る層状の多孔質構造体を一部断面で示す図、
第20図はこの発明に係るm4の実施例の多孔質構造体
の厚さに対する空孔率を示す曲線図、第21図及び第2
2図は従来のものと第20図に空孔率曲線を示した多孔
質構造体との垂直入射吸音率の特性を比較する曲線図、
第23図はこの発明に係るスキン層を有する多孔質構造
体の空孔率を示す曲線図、第24図は第23図に空孔率
曲線を示したスキン層を有する多孔質構造体の垂直入射
吸音率の特性曲線図、第25図ないし第27図は大発明
に係る任M層状の多孔質構造体を示す断面図、第28図
は鉄粒入り多孔質構造体を製造オろ1こめの金型構成断
面図、第29図はこの発明に係る二種類の多孔質構造体
の遮音度特性曲線図、第30図は遮音特性を測定する特
性測定図である。 図中、(1)は吸込グリル、(Ialはルーバー、(2
)は吹出グリル、(2a)はルーバー (101)は多
孔質、(102)は融合層、(103)は多孔質層であ
る。 なお1図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧縮機、凝縮器、絞り装置、冷却器及びアキュー
    ムレータ管を冷媒配管接続して構成された冷凍サイクル
    と、上記冷却器及びこの冷却器へ通風する送風装置を収
    納した風路部と、この風路部の吸込側及び吹出側に装着
    された吸込グリル及び吹出グリルとを備えた空気調和装
    置において、比重を層の厚さ方向もしくは層の面方向に
    連続的に変化させた多孔質層を有する多孔質構造体によ
    り、上記吸込グリル及び吹出グリルを形成したことを特
    徴とする空気調和装置。
  2. (2)多孔質構造体を、多孔質層とこの多孔質層の一側
    に融着して一体化した非通気性の融合層とから構成し、
    上記融合層が反風路部側に位置するように吸込グリル及
    び吹出グリルを配設したことを特徴とする請求項1記載
    の空気調和装置。
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