JPH0312220Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0312220Y2 JPH0312220Y2 JP1985198867U JP19886785U JPH0312220Y2 JP H0312220 Y2 JPH0312220 Y2 JP H0312220Y2 JP 1985198867 U JP1985198867 U JP 1985198867U JP 19886785 U JP19886785 U JP 19886785U JP H0312220 Y2 JPH0312220 Y2 JP H0312220Y2
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- JP
- Japan
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- copper
- mesh
- strips
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- Expired
Links
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 11
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は鉛蓄電池、特にその負極板の改良に関
するものである。
するものである。
従来の技術とその問題点
鉛蓄電池の格子には一般に鉛合金が用いられて
いるが、その電気抵抗は21×10-6Ω・cmで、金属
のなかではかなり大きい部類に属する。そこで大
形の電池や、小形であつても大電流放電を必要と
する電池、即ち高出力鉛蓄電池では、銅や銅合金
を負極格子に用いる例がある。ちなみに銅の電気
抵抗は1.7×10-6Ω・cmであつて、鉛の1/10以下
である。しかしながら銅は鉛に比較して溶融点が
高く鋳造作業が困難なので、シートをエキスバン
ド加工したメツシユが用いられている。
いるが、その電気抵抗は21×10-6Ω・cmで、金属
のなかではかなり大きい部類に属する。そこで大
形の電池や、小形であつても大電流放電を必要と
する電池、即ち高出力鉛蓄電池では、銅や銅合金
を負極格子に用いる例がある。ちなみに銅の電気
抵抗は1.7×10-6Ω・cmであつて、鉛の1/10以下
である。しかしながら銅は鉛に比較して溶融点が
高く鋳造作業が困難なので、シートをエキスバン
ド加工したメツシユが用いられている。
シートをエキスバンド加工したメツシユでは鋳
造格子と異なり、四周に額縁が無くまたエキスパ
ンド加工という構造上の特徴から、曲がり易くか
つエキスパンドした方向に伸縮し易い。すなわ
ち、極板の製造時および電池組立後に重力や振動
などの外部からの力、活物質の充放電による体積
変化などによつて生じる力によつて極板が変形し
やすく、活物質が脱落し易いという問題があつ
た。
造格子と異なり、四周に額縁が無くまたエキスパ
ンド加工という構造上の特徴から、曲がり易くか
つエキスパンドした方向に伸縮し易い。すなわ
ち、極板の製造時および電池組立後に重力や振動
などの外部からの力、活物質の充放電による体積
変化などによつて生じる力によつて極板が変形し
やすく、活物質が脱落し易いという問題があつ
た。
問題点を解決するための手段
本考案は銅あるいは銅合金シートを帯状部を残
してエキスパンド加工してなる矩形状メツシユ
の、該帯状部を垂直に配置しその上端を鉛あるい
は鉛合金からなるストラツプまたはストラツプに
接続している導体に埋め込んで固定した構造とす
ることにより、従来の鉛蓄電池の問題を解決した
ものである。
してエキスパンド加工してなる矩形状メツシユ
の、該帯状部を垂直に配置しその上端を鉛あるい
は鉛合金からなるストラツプまたはストラツプに
接続している導体に埋め込んで固定した構造とす
ることにより、従来の鉛蓄電池の問題を解決した
ものである。
実施例
本考案になる鉛蓄電池に用いる負極エキスパン
ド格子の一実施例を第1図によつて説明する。1
は銅あるいは銅合金からなるシートをエキスパン
ド加工した矩形状メツシユである。2および3
は、銅あるいは銅合金からなるシートの額縁でエ
キスパンド加工していない帯状部であり、電池内
では垂直、即ち上下方向に配置する。4は鉛ある
いは鉛合金からなる導体で格子耳5と一体になつ
ている。シートの帯状部2および3の上端2′お
よび3′は鉛あるいは鉛合金導体4に埋め込まれ
て一体になつている。
ド格子の一実施例を第1図によつて説明する。1
は銅あるいは銅合金からなるシートをエキスパン
ド加工した矩形状メツシユである。2および3
は、銅あるいは銅合金からなるシートの額縁でエ
キスパンド加工していない帯状部であり、電池内
では垂直、即ち上下方向に配置する。4は鉛ある
いは鉛合金からなる導体で格子耳5と一体になつ
ている。シートの帯状部2および3の上端2′お
よび3′は鉛あるいは鉛合金導体4に埋め込まれ
て一体になつている。
銅あるいは銅合金からなるメツシユ1、帯状部
2および3の表面は、負極板の水素過電圧を大き
く保つために、鉛あるいは鉛合金で被覆されてい
るのが好ましい。負極活物質はメツシユ1の空隙
に充填されている。
2および3の表面は、負極板の水素過電圧を大き
く保つために、鉛あるいは鉛合金で被覆されてい
るのが好ましい。負極活物質はメツシユ1の空隙
に充填されている。
第2図は本考案になる鉛蓄電池に用いる負極エ
キスパンド格子の他実施例を示し、aは矩形状メ
ツシユ1のエキスパンド加工していない帯状部が
片側の縁部となつている。第2図bは矩形状メツ
シユ1の中央にエキスパンド加工していない帯状
部が配置されている。
キスパンド格子の他実施例を示し、aは矩形状メ
ツシユ1のエキスパンド加工していない帯状部が
片側の縁部となつている。第2図bは矩形状メツ
シユ1の中央にエキスパンド加工していない帯状
部が配置されている。
考案の効果
本考案になる鉛蓄電池用負極エキスパンド格子
は電気抵抗の小さな銅あるいは銅合金を用いてい
るので、極板が高形であつても電気抵抗が小さ
く、高出力が得られる。またエキスパンド加工し
ていない機械的に強いシートの帯状部が極板の高
さ方向に配置されているので、変形し易い矩形状
メツシユを補強して、極板の曲げや伸びを防ぐの
で活物質の脱落を生じ難い。
は電気抵抗の小さな銅あるいは銅合金を用いてい
るので、極板が高形であつても電気抵抗が小さ
く、高出力が得られる。またエキスパンド加工し
ていない機械的に強いシートの帯状部が極板の高
さ方向に配置されているので、変形し易い矩形状
メツシユを補強して、極板の曲げや伸びを防ぐの
で活物質の脱落を生じ難い。
第1図は本考案になる鉛蓄電池に用いる負極格
子の一実施例を示す図、第2図aおよびbは本考
案になる鉛蓄電池に用いる負極格子の他実施例を
示す図である。 1……銅メツシユ、2,3……帯状部、4……
鉛導体、5……格子耳。
子の一実施例を示す図、第2図aおよびbは本考
案になる鉛蓄電池に用いる負極格子の他実施例を
示す図である。 1……銅メツシユ、2,3……帯状部、4……
鉛導体、5……格子耳。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 メツシユ1と、帯状部2,3と、鉛導体4とを
有する鉛蓄電池用負極エキスパンド格子であつ
て、 メツシユ1と、帯状部2,3とは、銅あるいは
銅合金シートから形成されたものであつて、垂直
に帯状部2,3を残してメツシユ1が巾方向にエ
キスパンド加工されたものであり、鉛導体4は、
帯状部2,3の上端2′,3′を埋設して固定され
ている鉛蓄電池用負極エキスパンド格子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985198867U JPH0312220Y2 (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985198867U JPH0312220Y2 (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62106468U JPS62106468U (ja) | 1987-07-07 |
JPH0312220Y2 true JPH0312220Y2 (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=31159956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985198867U Expired JPH0312220Y2 (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0312220Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-23 JP JP1985198867U patent/JPH0312220Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62106468U (ja) | 1987-07-07 |
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