JPH03121813A - セラミックス管の静水圧加圧成形用成形型 - Google Patents

セラミックス管の静水圧加圧成形用成形型

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JPH03121813A
JPH03121813A JP25952389A JP25952389A JPH03121813A JP H03121813 A JPH03121813 A JP H03121813A JP 25952389 A JP25952389 A JP 25952389A JP 25952389 A JP25952389 A JP 25952389A JP H03121813 A JPH03121813 A JP H03121813A
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Hiromi Shimada
博己 嶋田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はセラミックス管の静水圧加圧成形用成形型に係
り、更に詳しくは、例えばナトリウム硫黄電池用に用い
られるベータアルミナ管等のセラミックス管を静水圧加
圧成形するに最適の成形型に関する。
[従来の技術] 従来、例えばセラミックス管を用いる一例としてのナト
リウム−硫黄電池は、一方に陰極活物質である溶融金属
ナトリウム、他方には陽極活物質である溶融硫黄を配し
、両者をナトリウムイオンに対して選択的な透過性を有
するベータアルミナ固体電解質で隔離し、300〜35
0°Cで作動させる高温二次電池である。
このようなナトリウム−硫黄電池の構成は、例えば第3
図に示すように、陽極活物質である溶融硫黄Sを含浸し
たカーボンフェルト等の陽極用導電材1を収容する円筒
状の陽極容器2と、該陽極容器2の上端部と例えばアル
ファアルミナ製の絶縁体リング3を介して連結され、且
つ溶融金属ナトリウムNaを貯留する陰極容器4と、前
記絶縁体リング3の内周部に接合され、且つセラミック
ス管であってナトリウムイオンNa+を選択的に透過さ
せる機能を有する有底円筒状のベータアルミナ管5とか
らなっている。また、前記陰極容器4の上蓋6の中央部
には、陰極容器4を通して下方向にベータアルミナ管5
の底部付近まで延びた陰極管7が貫通支持されている。
以上のような構成を有するナトリウム−硫黄電池におい
て、放電時には溶融金属ナトリウムは電子を放出してナ
トリウムイオンとなり、これかセラミックス管であるベ
ータアルミナ固体電解質中を透過して陽極側に移動し、
陽極の硫黄と外部回路を通ってきた電子と反応して多硫
化ナトリウムを生成し、2v程度の電圧を発生する。充
電時には放電とは逆にナトリウム及び硫黄の生成反応が
起こる。
このように、ナトリウム−硫黄電池の性能は、セラミッ
クス管であるベータアルミナ固体電解質管中におけるナ
トリウムイオンの透過能、いわゆるイオン伝導性(電気
伝導度)に依存するものである。
ここて、ベータアルミナはその理論組成Na2O・5.
5AI□0.Jかられかる通りNa2Oを含み、これか
ベータアルミナの結晶格子中てNa+どなっており、イ
オン伝導性に寄与している。従ってベータアルミナ管が
雰囲気に露出された場合、Na+か雰囲気中のヒドロニ
ウムイオン1130″″と容易にイオン交換することに
より、極めて短期間にベータアルミナの表面か変質する
。しかも、イオン交換したNa・が雰囲気中の602及
び11″″と反応し、ベータアルミナ管表面においてN
aHCO,やNa2CO:lが析出し、ベータアルミナ
管の機械的強度か著しく低下する。このことは、例えば
、5olid 5tate Ionic 9 & 10
 (1983) 23]−236頁、およびMater
ials 5cience、 Vol、XI No、2
 (1985)57−62頁などに記載されている。
また、ナトリウム−硫黄電池の内部抵抗のうち、ベータ
アルミナ管の抵抗か占める割合は約50%と高く、水分
の吸着、イオン交換によるベータアルミナ管の高抵抗化
は直接電池性能に影響する。
このようなセラミックス管としてのベータアルミナ管の
製造方法としては、従来より一般に、微粉砕原料の成形
性の悪さを補うために原料粉末をスラリー状とし、スプ
レードライヤー等を用いて造粒操作を施し造粒物を得て
いる。そしてその造粒物を、ゴム型を用いて静水圧加圧
成形(コールドアイソスタティックブレス:CIP、又
ラバープレスとも呼ばれる。)により所定形状に成形し
、次いてこれを焼成することによりセラミックス管であ
るベータアルミナ管を製造している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来、」二記のようなセラミックスのラ
バーブレス(アイソスタティックプレス)成形に用いる
ゴム型としては全体か単一層て単一の硬度を有するゴム
材質て構成される成形型を使用しており、これによれば
、ゴム質の成形型の硬度を小さく、即ち軟らかくすれば
ゴム質の成形型表面に接する造粒粉体の層が充分に潰れ
ずに造粒粒子の形骸が残り、得られるベータアルミナ管
成形体表面が平滑化しない虞れがある。このようにベー
タアルミナ管成形体表面が平滑化しないと、表面の水分
吸着性か上昇し、前記したようにベータアルミナ管は高
抵抗化するばか機械的強度か低下し、さらに電池の寿命
も低下する。
一方、ゴム質の成形型の硬度を大きく、即ち硬くすれば
ベータアルミナ管成形体が破壊され易くなり成形歩留か
低下するという問題がある。
[課題を解決するための手段] そこで、本発明者は、上記の問題に鑑みて種々検討を行
なったところ、セラミックス管の静水圧加圧成形用成形
型として硬度の異なる二種以上のゴム材の複層材料によ
り作製したゴム成形型を用いることにより前記従来の問
題点を解決できることを見出し本発明に到達したもので
ある。
すなわち、本発明によれば、セラミックス管を静水圧加
圧成形するに際して用いる成形型てあって、硬度の異な
る二種類以上の複層のゴム材からなり、成形面側(加圧
面側)のゴム材を被圧縮面側(マンドレル側)のゴム材
より大きな硬度としたことを特徴とする静水圧加圧成形
用成形型、が提供される。
[作用] 本発明においては、セラミックス管を静水圧加圧成形す
るに際し、硬度の異なる二種類以上の複層のゴム材から
なり成形面側のゴム材を被圧縮面側のゴム材より大きな
硬度とした成形型を用いることを特徴とする。
このような複層のゴム材から成り、加圧面側のゴム硬度
をマンドレル側のゴム硬度より大きな硬度のゴム質の成
形型を使用してセラミックス管を静水圧加圧成形するた
め、高い成形歩留を維持しつつセラミックス管成形体の
外表面を乎滑化することか可能となる。
本発明の成形型は硬度の異なる二種類以上の複層のゴム
材からなるもので、通常、第1図に示すような二層構造
、あるいは第2図に示すような三層構造のものが適用さ
れる。
成形型の成形面側(加圧面側)のゴム層10としては、
好ましくはそのショア硬度か70〜90、さらに好まし
くは80〜90″であり、厚さか1〜4■程度のゴム硬
度のものか用いられる。
被圧縮面側(マンドレル側)のゴム層11としては、二
層構造の成形型の場合、好ましくはショア硬度が30〜
65″、更に好ましくは40〜550で、厚さは任意の
ものか用いられる。
また、三層構造の成形型の場合、成形面側ゴム層10と
被圧縮面側ゴム層11との間に中間層のゴム層12が挿
入された態様となっており、この場合、中間層のゴム層
12は成形面側ゴム層10と被圧縮面側ゴム層11の中
間の硬度を有し、通常50〜706程度のショア硬度で
、任意の厚さを有する。
ゴム材の材質としては、特にその種類は限定されず、例
えば天然ゴム、ネオブレン、ウレタン等が用いられる。
なお、本発明の静水圧加圧成形用成形型は、セラミック
ス管のラバープレス成形、例えばナトリウム−硫黄電池
に用いられるベータアルミナ管を静水圧加圧成形するの
に特に適したものであるが、これに限られず、その他ア
ルミナ、ジルコニア、窒化珪素(シリコンナイトライド
)等の静水圧加圧成形の分野にも適用できるものである
[実施例] 次に、本発明を実施例に基き更に詳しく説明するか、本
発明はこれらの実施例に限られるものではない。
(実施例) 原料粉末をスラリー状とし、スプレードライヤー等を用
いて造粒操作を施した後得られた造粒物を、 ■外径52IIIlφ、内径351mφて、成形面側ゴ
ム層の厚さが2.5mm、ショア硬度か90’ 、被圧
縮面側ゴム層の厚さか6.0mm、ショア硬度か50°
の二重構造の静水圧加圧成形用成形型(二重ゴム型)、 ■外径120111φ、内径35mmφで、成形面側ゴ
ム層の厚さが3mm、ショア硬度が80°、中間層ゴム
層の厚さが5■、ショア硬度か656、被圧縮面側ゴム
層の厚さが34.5+am、ショア硬度か50°の三重
構造の静水圧加圧成形用成形型(三重ゴム型)、 を用いて、最高加圧圧力2000kgf/cm2で静水
圧加圧成形を行ない、外径30mmφ、長さ200■の
有底円筒状のベータアルミナ管成形体を得た。
なお、比較のため、静水圧加圧成形用成形型として、硬
度が80°の単一層のゴム材からなる成形型、および硬
度が50°の単一層のゴム材からなる成形型を用い、」
二重と同様にしてベータアルミナ管成形体を得た。
得られたベータアルミナ管成形体の表面粗さ及び成形体
破損の有無を、下記の表に示す。
(注)Ra:表面平均粗さ(ルm) Rmax +最大粗さ(ILm) 表から明らかなように、二重ゴム型および三重ゴム型を
用いて静水圧加圧成形を行なった場合に 0 は、単一ゴム型を用いた場合に比べて、得られる成形体
の表面粗さが小さくなり、しかも成形体の破損がなく成
形歩留がよいことがわかる。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、硬度の異なる 
種類以上の複層のゴム材からなり成形面側、即ち加圧面
側のゴム材硬度を被圧縮面側、即ちマンドレル側のゴム
材硬度より大きな硬度としたゴム質の成形型を用いてい
るので、高い成形歩留を維持しつつセラミックス管成形
体の外表面を平滑化することか可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の二層構造の成形型の一例を示す断面図
、第2図は本発明の三層構造の成形型の一例を示す断面
図、第3図はナトリウム−硫黄電池の断面構成図である
。 10・・・成形面側ゴム層、11・・・被圧縮面側ゴム
層、11・・・中間層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラミックス管を静水圧加圧成形するに際して用
    いる成形型であって、硬度の異なる二種類以上の複層の
    ゴム材からなり、成形面側のゴム材を被圧縮面側のゴム
    材より大きな硬度としたことを特徴とする静水圧加圧成
    形用成形型。
JP25952389A 1989-10-04 1989-10-04 セラミックス管の静水圧加圧成形用成形型 Expired - Lifetime JP2598825B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7431583B2 (en) 2005-07-29 2008-10-07 Fanuc Ltd Injection molding machine

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