JPH03121631A - Ｄａｍａ通信システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、親局によって子局間の呼接続制御が集中的に
管理される集中制御形の要求時回線割り当て方式として
のＤ　Ａ　Ｍ　Ａ　（Ｄｅｍａｎｄ　Ａｓｓｉｇｎｅｄ
　Ｍｕｌ−ｔｉｐｌｅ　　Ａｃｃｅｓｓ、要求割当多元
接り方式による衛星回線の回線割当てに関するものであ
る。

〔従来の技術〕

第１図はＤＡＭＡ方式を採用している衛星通信システム
である。同図において、１は通信衛星、２は衛星回線の
割当て機能を有する親局、３ａ。

３ｂ、　　・・・、３ｎは互いに同一アンテナ径たとえ
ばアンテナ径５ｍの子局、４　ａ＋　　４　ｂ　＋　　
・・・４ｍは子局３ａ、３ｂ、　　・−−，３ｎとは異
なるアンテナ径たとえばアンテナ径３ｍの子局である。

第２図は通信衛星１に搭載されている１中継器中のＳＣ
ＰＣキャリアの配列例を示しており、５は親局２から各
子局３ａ、３ｂ、　　・・・、３ｎへの呼接続制御信号
を送るためのＣＣＳ　（ＣｏｔｓｍｏｎＣｈａｎｎｅｌ
　Ｓｉｇｎａｌｉｎｇ、共通線信号）回線用ｓｃｐｃ（
Ｓｉｎｇｌｅ　Ｃｈａｎｎｅｌ　Ｐｅｒ　Ｃａｒｒｉｅ
ｒ、　　１キャリア１通話路）キャリア、６は各子局３
ａ、３ｂ、　　・・・３ｎから親局２へのＣＣＳ回線用
ＳＣＰＣキャリア、７ａ、７ｂ、７ｃ、＝−，７４＋は
親局２によって通信要求のあった子局３ａ、３ｂｌ　　
・・３ｎのうちの任意の２子局間に割り当てられる通話
路用ＳＣＰＣキャリアである。

第３図は各局の装置構成例を示す。８は交換機側を示し
、９ａ、９ｂ、　　・・・は中継線である。

中継線９ａ、９ｂ、　　・・・は、交換機と中継線トラ
ンクｌＱａ、１０ｂ、　　・・・を接続している。

１１はＤＡＭＡ通信システムの制御装置、１２ａ１２ｂ
、・・・はシンセサイザ付５ｃｐｃ送受信機、１３はＣ
ＣＳ用信号送受信機、１４はアンテナを含む中間周波／
高周波装置、１５ａ、１５ｂ、・・・は送信電力の制御
を行なうためのスイッチである。

次に動作について説明する。第１図および第３図の子局
３ａ、４ａで通信を行なう場合を例にとる。ＤＡＭＡ通
信システム運用中にアンテナ径の異なる子局３ａ、４ｎ
間の通信を制御する機能は従来はないため、まず親局２
において子局３ａおよび４ａの中継線トランク１０ａを
それぞれ回線割当て制御の対象からはずす、このため、
手動にて回線割当て制御用情報の更新を行なう。

例えば、アンテナ径５ｍと３ｍの局間で通信を行なう場
合、アンテナ径３ｍの局では受信能力がアンテナ径５ｍ
の局に比べて１／３しかないため、子局３ａでは、ＤＡ
ＭＡ通信システム運用中に子局３ａが送信する電力の３
倍の送信電力すなわち第２図の通話路用ＳＣＰＣキャリ
ア３本分で送信しなければ通信できない。この時、ＤＡ
ＭＡ通信システム運用中に衛星１に対し子局３ａ、　　
・・・３ｎが送信する最大電力は一定であるので、衛星
回線３回線分を回線割当て制御の対象からはずすため親
局２では手動にて回線割当て制御用情報の更新を行なう
。

次に、第３図の子局３ａの中ｗ１線トランク１０ａのシ
ンセサイザ付５ｃｐｃ送受信機１２ａの送信電力制御ス
イッチ１５ａにより送信電力を３倍に設定し、同じく子
局３ａ、４ａそれぞれの中継線トランク１０ａに対応す
るシンセサイザ付５Ｃｐｃ送受信機１２ａに回線割当て
制御用情報の更新ではずした衛星回線の周波数を設定す
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述したように、従来のＤＡＭＡ通信システム運用中に
おけるアンテナ径の異なる子局間の通信は、親局におい
て手動で局情報を更新し、子局において周波数、送信電
力の設定を行なうという手順が必要なため、アンテナ径
が異なる局はＤＡＭＡ通信システムでの回線割当ができ
ないという問題があった。

本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、アンテナ径が異なる子局間での
衛星回線の割当を自動的に行なうことのできるＤＡＭＡ
通信システムを提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

このような目的を達成するために本発明は、５ｃｐｃ方
式とＤＡＭＡ方式とを組み合わせた衛星通信システムに
おいて、親局は、子局のアンテナ径に応じた回線割当て
を行ない、子局は、親局が核子局へ相手局のアンテナ径
を通知することにより、送信電力制御を行なうようにし
たものである。

〔作用〕

本発明によるＤＡＭＡ通信システムにおいては、アンテ
ナ径が異なる局の回線割当て機能、子局へ通信相手局の
アンテナ径を通知する機能を親局に持たせ、子局に親局
から通知された通信相手局のアンテナ径に従った送信電
力制御機能を持たせる。

これにより、手動による親局での局情報更新手順および
子局での周波数・送信電力制御手順を省くことができる
。

〔実施例〕

本発明によるＤＡＭＡ通信システムの一実施例において
は、子局のアンテナ径の登録を行なう機能、親局の回線
割当て時に通信を行なう２局のアンテナ径が異なる場合
、３回線空でないと衛星回線を割り当てず、３回線以上
空の時１回線の回線割当を行なうが、割り当ててない２
回線を余分に使用中に設定する機能、および回線割当て
時通信相手局のアンテナ径を通知する機能を親局に持た
せる。子局には、親局から通知された通信相手局のアン
テナ径に従って送信電力の制御を行なう機能を持たせる
。

本発明によるＤＡＭＡ通信システムの一実施例の構成は
従来構成と同じであるが、第１図の親局２、子局３ａ、
　　３ｂ、”　”＋　　３ｎｓ子局４ａ。

４ｂ、　　・・・、４ｍは機能追加されている。また、
第３図のシンセサイザ付５ｃｐｃ送受信機１２ａ１２ｂ
、・・・と制御装置１１も機能追加されている。

次に動作について説明する。ここで、子局３ａおよび４
ａのアンテナ径を５ｍおよび３ｍとする。

親局２で子局３ａからの回線割当て要求を受信すると、
回線割当て要求内に示されている着信局４ａと子局３ａ
のアンテナ径を調べる。親局２では、子局３ａ、４ａの
アンテナ径がそれぞれ５ｍ、３ｍであることから、現在
割当て可能な衛星回線数が３以上あるかどうかを調べ、
３以上である時子局３ａ、４ａに対しそれぞれ通信相手
局である子局４ａ、３ａのアンテナ径を含んだ回線割当
て信号を送信する。

親局２から回線割当て信号を受信した子局３ａ４ａのそ
れぞれの制御装置１１では、回線割当て信号中の割当て
周波数と通信相手局のアンテナ径を調べ、それぞれのシ
ンセサイザ付５ＣＰＣ送受信機１２ａに対し割当て周波
数を通知し、また通信相手局のアンテナ径が３ｍのとき
は送信電力の制御を通知する。

なお、上記実施例ではアンテナ径５ｍと３ｍの子局間の
通信を示したが、アンテナ径３ｍと３ｍの子局間の通信
でもよい。これは、親局の回線割当て処理が、アンテナ
径５ｍと３ｍの子局間の通信と同様、通話路用ＳＣＰＣ
キャリア３本分の送信電力を使用するためである。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、子局のアンテナ径に応じ
た回線割当てを親局が行ない、親局が該子局へ相手局の
アンテナ径を通知することにより子局が送信電力制御を
行なうようにしたことにより、アンテナ径が異なる子局
間での衛星回線の割当を自動的に行なうことのできるの
で、アンテナ径の異なる子局間の通信時に、親局におい
て手動で局情報の更新を行なう作業および子局において
手動で周波数・送信電力制御を行なう作業を省くことが
できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はＤＡＭＡ方式を採用している衛星通信システム
を示す説明図、第２図は衛星中継器内５ｃｐｃキャリア
配列例を示す配列図、第３図は各局の装置構成例を示す
系統図である。 １・・・通信衛星、２・・・親局、３ａ〜３ｎ、４ａ〜
４ｍ・・・子局、８・・・交換機側、９ａ、９ｂ・・・
中継線、１０ａ、１０ｂ・・・中継線トランク、１１・
・・制御装置、１２ａ、１２ｂ＝シンセサイザ付５ｃｐ
ｃ送受信機、１３・・・ＣＣＳ用信号送受信機、１４・
・・中間周波／高周波装置、１５ａ、１５ｂ・・・送信
電力制御スイッチ。 第１図 １：通ａ’ｒＤ＆−。 ２；蕨、駒。 ｋ〜釦；弄Ａ ４０〜４ｍ；子局 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＳＣＰＣを通信衛星の中継器内に多数配置したＳＣＰＣ
   方式と、 １親局と多数の子局とを設け、前記ＳＣＰＣキャリアの
   うち１または複数のキャリアを親局と子局間の呼接続制
   御のためのＣＣＳ回線とし、残りのキャリアを通話路と
   し、任意の子局間の接続時前記ＣＣＳ回線を使って起呼
   子局からの回線割当て要求を親局が受け付けると、前記
   通話路から空き状態のものを選び、起呼および被呼子局
   へ前記ＣＣＳを介して指示し通信を行なわしめるＤＡＭ
   Ａ方式とを 組み合わせた衛星通信システムにおいて、 親局は、子局のアンテナ径に応じた回線割当てを行ない
   、子局は、親局が該子局へ相手局のアンテナ径を通知す
   ることにより、送信電力制御を行なうことを特徴とする
   ＤＡＭＡ通信システム。