JPH03121628A - 自動調整無線機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野Ｊ この発明は、動作諸元を自動調整できる自動調整無線機
に関するものである。

し従来の技術］ 従来の無線機はドライバによってボリウムを回すことに
よって調整を行っていたが、近年の無線機はコンピュー
タによって調整を行うものが多い。

第２図はその例であり、キーボード１からの入力によっ
てコンピュータ２は所定のデータを自動調整無線機３に
供給する。自動調整無線機３は供給されたデータにした
がって所定の動作をするが、その動作状況は測定器接続
端子２１に接続した測定器４で測定されコンピュータ２
に送られる。コンピュータ２はその測定されたデータに
よって調整すべきデータを自動調整無線Ｒ３に供給する
ことによって自動調整無線機３を調整するようになって
いる。

第３図はその自動調整無線機のブロック図である０図に
おいて、コンピュータからの信号は通信インターフェイ
ス入出力端子５および通信インク−フェイス６を介して
プロセッサ７に供給される。

プロセッサ７はそのデータをＥＥＰＲＯＩ４８に記憶さ
せ、データの内容に応じて電子ボリウム９１〜９．およ
び、周波数シンセサイザ１１に必要なデータを供給する
。電子ボリウム９１〜９．は高周波送受信部１２の発振
周波数調整、変調度調整、送信出力調整等を行う０周波
数シンセサイザ１１はコンピュータ２から供給されたデ
ータにしたがって所定の周波数の信号を高周波送受信部
１２に出力する。この周波数シンセサイザ１１から得ら
れる信号の周波数は送信周波数および局部発振周波数で
ある。

ＥＥＰＲＯ１４８には電子ボリウム９１〜９、の調整デ
ータの他、各チャンネルの送受信周波数に応じた周波数
シンセサイザ１１の出力信号周波数をｌ１１０１１する
データも記憶している。キーボード１から入出力される
各チャンネルの送受信周波数はコンピュータ２、通信イ
ンターフェイス６、プロセッサ７によってＥＥＲＯＭ８
に記憶するようになっている。カウンタ１４はチャンネ
ルスイッチ１３を図の右側に倒せばカウントアツプし、
左側に倒せばカウントダウンするようになっている。プ
ロセッサ７はカウンタ１４の値を表示器１５に送り、チ
ャンネル番号として表示するとともに、ＥＥＰＲＯＭ８
の当該チャンネル用に記憶されている送受信周波数に応
じた周波数シンセサイザ１１の出力周波数を制御するデ
ータを周波数シンセサイザ１１に供給する機能を有して
いる。モニタスイッチ１６はオン・オフすることによっ
て高周波送受信部１２のトーンスケルチのオン・オフを
切換えるようになっている。

この装置の電源が切られ、再度投入されたときプロセッ
サ７はＥＥＰＲＯ１４８に記憶されている調整データを
電子ボリウム９１〜９．に送り、再設定するようになっ
ている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながらこのように構成された従来の装置は電子ボ
リウムの設定、調整は通信インターフェイスを介してコ
ンピュータによって行う構成となっているため、コンピ
ュータのない所では再調整は行えないという課題があっ
た。

［課題を解決するための手段］ このような課題を解決するためにこの発明は、チャネル
スイッチ１３でカウントアツプあるいはカウントダウン
するカウンタ１４の数値をチャネル番号として処理する
か、電子ボリウムに設定する値として処理するかを切換
える切換機能と、カウンタ１４の数値をＥＥＰＲＯ１４
８と電子ボリウムに転送する機能と、モニタスイッチ１
６でカウントアツプするカウンタ１９でそのデータを転
送する電子ボリウムおよびＥＥＰＲＯ１４の電子ボリウ
ムに相当するアドレスを選択する機能を有するものであ
る。

［作用１ 切換機能によって通常の無線機の機能と、自動調整無線
機の調整時の状態が切換られる。調整時の状態はカウン
タ１４の値を電子ボリウムに設定される値として処理し
、この状態でモニタスイッチを押して電子ボリウムを選
択してからチャネルスイッチ１３を操作してカウンタ１
４の数値を設定するとその数値が電子ボリウムに設定さ
れ電子ボリウムを次々と選択しながら設定を行うと全て
の電子ボリウムを希望の値にすることができる。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図である０
図において１６はモニタスイッチ、１７はプロセッサ、
１８は切換信号入力端子、１つはカウンタであり、カウ
ンタ１９はモニタスイッチ１６が操作されることによっ
てカウントアツプされるようになっている。プロセッサ
１７は切換信号入力端子１８がアースされたとき、カウ
ンタ１４の数値を電子ボリウムに設定する値として処理
し、アースが解除されたたときはチャンネル番号として
処理するように構成されている。記号２０はプルアップ
抵抗である。

このように構成された装置の動作は次の通りである。切
換信号入力端子１８がアースに接続されていないとき、
プロセッサ１７はカウンタ１４の数値をチャンネル番号
として処理するが、この場合の動作は従来のものと同様
である。

切換信号入力端子１８をアースに接続すると、プロセッ
サ１７はカウンタ１９の数値によって電子ボリウム９１
〜９．の何れかを選択し、同様にＥＥＰＲＯ１４８のア
ドレスのうち、電子ボリウム９□〜９、に設定されるべ
きデータが格納されているアドレスを選択する。また、
カウンタ１４の数値は電子ボリウムおよびＥＥＰＲＯＭ
に設定するデータと判断し、先に選択した電子ボリウム
およびＥＥＲＰＲＭのアドレスにカウンタ１４の数値を
転送する。

例えば、カウンタ１９の数値が「１」のときは、電子ボ
リウム９Ｉにカウンタ１４の数値が転送される。電子ボ
リウム９里は転送されてきたカウンタ１４の数値に相当
する抵抗値を高周波送受信部１２の変調度調整回路に与
える。

同様に、カウンタ１９の数値が口のときは電子ボリウム
９．にカウンタ１４の数値が転送される。

電子ボリウム９１１は転送されてきたカウンタ１４の数
値に相当する抵抗値を高周波送受信部１２のいずれかの
調整回路に与える。

このように構成した装置において切換信号入力端子１８
を無線機外部に引き出しておけば、蓋を閏めな状態で調
整できる。このため、従来の装置はドライバで調整する
ため、蓋を開いて調整しなければならないことから蓋の
有無によって特性が変化していたが、本願のものは蓋を
閏めままで調整できることから、調整時とセット時の特
性変化が生じなくなる。

他の実施例としてカウンタ１９を使用せず、直接プロセ
ッサ１７とモニタスイッチ１６を接続することで、電子
ボリウムが２個まで選択できるもの、またカウンタ１９
を使用せずに幾つかのスイッチを付加してこれらのスイ
ッチによって電子ボリウムを選択するもの、あるいはス
イッチは接続しないで外部入力端子としておき、調整す
るときジャンパ線でアースと接続するなどして選択する
ものが考えられる。なお、モニタスイッチ１６およびチ
ャネルスイッチ１３で操作した数値を表示器１５に表示
する機能をプロセッサに付加すれば、さらに使用し易い
ものになる。

［発明の効果］ 以上説明したようにこの発明は、チャネルスイッチによ
って無線機各部の調整ができるので保守サービス時にコ
ンピュータがなくても調整が可能になるとともに、切換
信号入力端子を無線機外部に引き出しておけば、無線機
の蓋を開けることなく調整ができるので、調整が容易に
なるとともに、調整完了後における蓋の有無による特性
変化が生じないので安定した動作が行えるという効果を
有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
はコンピュータにより自動調整する装置の接続図、第３
図は従来の無線機のブロック図である。 ３・・・・自動調整無線機、８・・・・ＥＥＰＲＯＭ、
９・・・・電子ボリウム、１１・・・・周波数シンセサ
イザ、１２・・・・高周波送受信部、１３・・・・チャ
ネルスイッチ、１４．１９・・・・カウンタ、１６・・
・・モニタスイッチ、１７・・・・プロセッサ、１８・
・・・切換信号入力端子。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 チャネルスイッチによつてチャネル選択を行うと共に、
   複数の電子ボリウムに所定のデータを設定することによ
   って無線機の特性を設定しその設定したデータを不揮発
   性メモリに記憶しておく自動調整無線機において、 チャネルスイッチによつて設定されるデータの転送先を
   選択する転送先選択手段と、 チャネルスイッチによって設定されたデータを転送先選
   択手段によって選択された特定の電子ボリウムおよび不
   揮発性メモリの特定アドレスに転送するデータ転送手段
   を備え、 調整時にチャネル切換スイッチによって設定されるデー
   タを電子ボリウムに設定するデータおよび不揮発性メモ
   リに記憶するデータとして使用することを特徴とする自
   動調整無線機。