JPH03121480A - 液体現像装置 - Google Patents

液体現像装置

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JPH03121480A
JPH03121480A JP2118211A JP11821190A JPH03121480A JP H03121480 A JPH03121480 A JP H03121480A JP 2118211 A JP2118211 A JP 2118211A JP 11821190 A JP11821190 A JP 11821190A JP H03121480 A JPH03121480 A JP H03121480A
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    • G03D5/003Liquid processing apparatus in which no immersion is effected; Washing apparatus in which no immersion is effected film surface only souching the liquid
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/10Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer
    • G03G15/101Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer for wetting the recording material

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスリット状現像溝を有する現像ヘッドを備えた
負圧吸引式の液体現像装置に関する。
[従来の技術] 現像液容器と、現像液供給口、排液口および記録媒体に
現像液を作用させるスリット状開口部の各に連通ずる気
密の現像液通路を有する現像ヘッドと、吸引ポンプと、
これ等王者間を接続する配管とを供え、現像対象物であ
る記録媒体で上記現像ヘッドのスリット状開口部を覆い
、かつ移送させながら上記吸引ポンプを作動させる事に
より、前記スリット状現像溝を含む現像液通路に負圧を
生じさせ、その負圧作用により現像液を上記現像液通路
内へ導き入れて現像を行う様にした負圧吸引循環式の現
像装置は公知である。
第9図は上記負圧吸引循環式の現像装置を適用した画像
記録装置の一例であり、カラー静電プロッタの構成例を
示す図である。同図において、1は静電記録紙ロール、
2は記録媒体としての静電記録紙、3は静電記録ヘッド
、4はバックプレートである。5,6,7.8は6異な
った色の現像液を適用した吸引現像ヘッド、9はクリー
ニングローラ、10は同ローラのブレード、11は紙送
りローラ、12は巻取りローラである。さらに13は現
像液容器、14は吸引ポンプ、15および16は配管で
ある。
画像記録は記録紙2の同一紙面上に順次異なった色の画
像を重ね合わせることによって行なわれる。すなわち記
録紙2を矢印方向に移送しながら現像ヘッド5〜8のう
ち所定の色の現像ヘッドたとえば現像ヘッド5を図示の
如く上昇させ、当該現像ヘッド5の上面のスリット状現
像溝を記録紙2で覆う様にする。この状態で吸引ポンプ
14を作動させると、現像液は容器13から配管15を
経て吸い上げられ、現像ヘッド5で現像を行なった後に
配管16を経てボンンブ14に至り、しかるのち容器1
3へ環流する。これによって記録ヘッド3によって形成
された静電潜像はトナー像となり、一つの色の画像が形
成される。この後、記録紙2は矢印とは反対方向に巻き
戻される。そして再び矢印方向に搬送されながら次の色
の画像が重ね合、わされて形成される。
この様な構成の現像装置においては、現像ヘッド5〜8
の上面を記録紙2により気密に覆うことによって、現像
液容器13から吸引ポンプ14に至る現像液通路が所定
の負圧に維持されなければならない。すなわち、記録紙
2に皺やたるみが出て気密が破れたり、配管15.16
にリークがあったりすると、現像液は環流しなくなって
現像が行われなくなる。また記録紙2として表面の粗さ
の粗いものを用いると、同様の結果を招く。
かかる不具合を除去すべく、負圧レベルの異常を検知し
て警告を発するなどの処置を行なうことは重要である。
実公昭52−25153号公報には、負圧レベルの異常
を検知するために、負圧センサを用いる手段が開示され
ている。
第10図は同公報から引用した図である。同図に於いて
13は現像ヘッド、14はそのスリット状の現像溝、1
5は吸引乾燥ヘッド、16はその乾燥溝、17は吸引ポ
ンプ、18は現像液容器、19は配管、20は負圧セン
サを各示している。
今両ヘッド13.15における谷溝14.16が記録紙
で正常に覆われているものとする。この時には高い負圧
が生じ、これが負圧センサ2oにより検知される。しか
るに、記録紙の皺やたるみにより、ニアリークが生じる
と、その途端に検知負圧は零に近くなってしまう。した
がって両正カの中間に基準を設け、この基準値に対して
負圧センサ20により検知される検出値を比較すること
によって、異常状態を検出する事ができる。
負圧吸引循環式の現像ヘッドの他の構成例として、本発
明者は特願平01−264248号に於いて、第11図
および第12図に示す如き吸引ローラ式現像装置を提案
した。
第11図、第12図に於いて、21は気密の箱体で、ス
リット状の窓23.現像液供給口25、排液口26、の
部分以外は気密構造となっている。
この箱体21の内室24にはスリット窓23に外周面を
臨ませた現像ローラ22が収容されている。
27は現像液容器、28は吸引ポンプ、29a〜29c
は各配管を示している。
記録媒体Pでスリット窓23を覆いながら移送し、現像
ローラ22をシャフト22cで回転させながら吸引ポン
プ28を作動させると、記録媒体Pがスリット窓23の
周縁部表面に密召して窓を密封し、スリット窓23およ
び箱体21の内室24が負圧になる。この負圧の作用で
現像液が供給口25を経由して箱体21内の現像液通路
に送り込まれる。
現像液は箱体21の内室24全てを満たすわけではない
が、少なくとも現像ローラ22の一部をひたす位置まで
液面は上昇する。そして現像ローラ22の回転にしたが
って現像液はローラ表面に付着してスリット窓23の中
央部の現像作用部へ運ばれて現像が行なわれる。
かかる構成の現像装置は、現像ローラ22の表面と記録
媒体間のギャップを狭くした状態で、現像液を効率よく
現像作用部へ送り込む事ができる。
このため現像効率が高ぐ、しかもスリット窓部23に作
用する負圧で記録媒体Pに付着する現像液が吸引除去さ
れる効果がある。しかしながら第9図、第10図で説明
したのと同様に、負圧が適正に維持されなければ種々の
不都合が生ずる。
[発明が解決しようとする課題] 上記したように、従来の負圧吸引循環式の液体現像装置
においては、吸引ポンプにポンプ能力が固定化されてい
た。その為、記録紙のしわや弛みにより、現像ヘッド上
面に対する記録紙の密着性にバラツキがあると、これに
伴って負圧作用が変動をきたし、現像液の安定な循環が
損なわれ、良好な現像が行なえないという問題があった
。使用する記録紙の表面粗さの違いによっても同様の問
題が生じる。またポンプ能力が固定化されている従来の
装置においては、吸引ポンプを動作させてから現像液が
安定的に循環するまでの期間は現像動作を開始できない
。このため記録に要する付帯時間が長くなってしまう欠
点があった。さらに従来の装置では現像ヘッドに記録媒
体をより確実に吸引させるために、記録媒体を搬送しな
がら吸引ポンプを始動させることが行われてきた。その
結果、記録媒体を無駄に消耗してしまうという欠点があ
った。
このような欠点を除去する手段として吸引ポンプの吸引
能力を十分高めることが考えられる。この手段を用いる
と、記録媒体の吸着が確実に行なわれる上、現像開始ま
での時間を短縮でき、さらに記録媒体の無駄な消耗を減
少させることができる。
しかしその反面、記録媒体と現像ヘッドとの間の吸着力
が増すために、搬送負荷が増大する。このため記録媒体
搬送力を増大させる必要が生じる。
その結果、搬送用モータおよびドライバ回路が大型化、
大容量化してしまう。
また記録媒体の記録面が現像ヘッド面に強く押し付けら
れるために、その表面の凹凸状態が押しつぶされて変形
してしまう。このため記録媒体の表面粗さが変化し、現
像ヘッドからの微小ニアリーク量を変化させる。その結
果、現像特性や搬送負荷などを変化させてしまう障害が
ある。また記録媒体上に多色画像を重ね合わせて形成す
る場合には、単に現像特性に影響を与えるに止まらず、
記録媒体の表面粗さに支配される記録特性を適性に維持
することが困難となる。その結果、記録劣化を引き起こ
す。さらには記録媒体の表面に汚れが付着したり、それ
が押し仲されて見苦しい記録画像となる等の欠点が誘発
される。
なお第9図の如き画像記録装置に適用する記録媒体2と
しては、普通紙をベースにしたもの、合成紙をベースに
したもの、透明プラスチックフィルムをベースにしたも
の等が公知である。この様にベースシートが変化するの
に伴って、記録面にコーティングしである記録層の処理
法が変化する。
したがって表面粗さも当然変化する。
表面粗さの変化は、現像ヘッドからのニアリーク量を変
化させる。したがって記録紙2にしわやたるみがなくて
も現像液循環系の負圧レベルおよび循環液材を変化させ
る。現像液の循環量が変化すると、現像能力が変化して
濃度不足や、過剰現像によるベースカブリが発生するな
どの不具合が生ずる。
そこで本発明の目的は、記録媒体にしわやたるにかあっ
ても当該記録媒体を現像ヘッドに対し確実に吸着させ得
、装置の動作信頼性を高めることができ、しかも現像開
始までの時間を短縮でき、記録媒体の無駄な消耗を現像
させ得るのは勿論、装置の大型化や記録特性の劣化を招
くおそれのない液体現像装置を提供する事にある。
また本発明の他の目的は、記録媒体の表面粗さの差によ
って生ずる現像能力の低下、搬送負荷の増大、記録特性
の劣化等を防止でき、記録媒体の表面粗さの如何に拘ら
ず安定に作動可能な液体現像装置を提供することにある
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決し目的を達成するために本発明では基本
的手段として次のような手段を講じた。
(1)棒状基体に現像液供給口、排液口および記録媒体
に現像液を作用させるスリット状現像溝を設けこれらを
互いに連通させた現像ヘッドと、現像液容器と、吸引ポ
ンプと、これら三者間を接続する配管とを備え、現像対
象物である記録媒体で上記現像ヘッドのスリット状現像
溝を覆った状態で上記吸引ポンプを作動させる事により
、上記スリット状現像溝に負圧を生じさせ、その負圧作
用により現像液を上記現像液通路内へ導き入れて現像を
行なうようにした負圧吸引方式の現像装置において、 吸引ポンプ能力を調整する制御手段を設け、所定のシー
ケンス及び/又は現像液の循環状況に対応する制御指令
に基づいて、上記制御手段を介して吸引ポンプ能力を調
整するようにした。
(2)記録媒体の表面粗さに対応させて前記吸引ポンプ
の能力を調整するようにした。
(3)現像装置を始動させた後の所定時間に亘り吸引ポ
ンプを低能力で運転制御するタイマー回路を含んで構成
された吸引ポンプ制御手段を設けるようにした。
(4)現像ヘッドを流れる現像液の状況を監視するセン
サを設け、当該センサの検知出力に基づいて吸引ポンプ
の能力を調整する制御手段を設けるようにした。
[作用] 上記手段を講じた結果、次のような作用が生じる。
(1)の手段を講じた結果、現像液の循環状況が速やか
に適性レベルに到達し、かつ安定に維持される。その結
果、良好な現像数が行なわれ、記録媒体の劣化や搬送負
荷を増大させずに済む。
(2)の手段を講じた結果、吸引ポンプが記録媒体の表
面粗さに対応したポンプ能力で運転されるから、現像に
必要な現像液流量が確保されると共に適正な負゛圧レベ
ルが確保され、記録媒体の表面を押しつぶして変質させ
たり、搬送付加を増大させるたりする強い負圧の発生が
防止される。
(3)の手段を講じた結果、現像装置を運転始動後の所
定時間は、吸引ポンプが高能力で運転されるから、記録
媒体はスリット状現像溝の周縁表面に迅速確実に吸着さ
れる。しかも現像液が現像ヘッド内に速やかに導入され
、現像準備時間が短縮されると共に、記録媒体の無駄な
消費が防止される。
(4)の手段を講じた結果、現像ヘッドを流れる現像液
の状況がセンサにより監視されるから、現像準備時間が
短縮され、記録媒体の表面粗さに対応したポンプ能力が
自動的に設定され、現像中に記録媒体に生じたしわ等に
よるエアーリークの障害発生が防止されると共に、記録
媒体の無駄な消費が防止される。
〔実施例〕 第1図、第2図はは本発明の第1実施例を示す図であり
、第1図は構成を示す図、第2図は作用説明図である。
第1図において、30は記録媒体、31は現像液貯蔵容
器、32は負圧吸引式現像ヘッド、33は同ヘッドのス
リット状現像溝、34は現像液供給口、36は吸引(負
圧)ポンプ、37 (37a〜37c)は配管、38は
電源、39は吸引ポンプ制御手段、40は抵抗、41は
短絡スイッチを各々示している。
現像は次のようにして行なわれる。現像溝33の長さよ
り幅の広い記録媒体30を、その静電潜像形成面を下に
して現像溝33の上面を覆うように現像ヘッド32の上
に乗せる。そしてこの状態で、吸引ポンプ36を動作さ
せる。そうすると、配管37bおよび現像ヘッド32の
現像液排出口35、現像溝33.現像液供給口34およ
び配管37aの空気が排除されて負圧になる。このため
現像液が現像液貯蔵容器31から配管37aを経由して
現像ヘッド32へ吸い上げられる。この吸い上げられた
現像液は、現像溝33を通流したのち、配管37bを通
って吸引ポンプ36に到達し、さらに同ポンプ36から
配管37cを通って現像液貯蔵容器31へと環流する。
本実施例においては、記録媒体30の表面の粗さによる
現像液流量や負圧が不適正なものとなるのをなくすため
に、吸引ポンプ36の能力を制御するための制御手段3
9が設けられている。制御手段39は抵抗40と短絡ス
イッチ41とから構成されており、電源38とポンプ3
6との間に介挿されている。記録媒体30として例えば
表面粗さの粗い記録媒体が使用される場合には、スイッ
チ41は閉じられる。このため、ポンプ36には高い電
圧が印加される。したがってポンプ36は高回転して高
能力状態で運転される。記録媒体30として、表面粗さ
が細かい記録媒体が使用される場合には、スイッチ41
は開かれる。このため吸引ポンプ36には抵抗4oで電
圧がドロップされた低い電圧が印加される。したがって
ポンプ36は低速回転して低能力で運転される。
この様な切替を行うことによって、記録媒体30の表面
粗さによる現像液循環系の負圧レベル。
流量の変動は抑えられ、かつ記録媒体30の走行負荷の
変動が抑えられる。
ここで、記録媒体30の表面粗さの変化に伴う現像液循
環系の変化について第2図を参照して説明する。
第2図は横軸に記録媒体30の表面粗さ、縦軸に循環係
の到達負圧、現像液の循環流量および記録媒体30の走
行負荷を示している。
表面粗さは、J l5P8119に規定されているベッ
ク試験器による測定値であって、30秒〜90秒間での
サンプルと、現像ヘッド表面をテープによって完全にシ
ールした状態を示している。
循環流量は、循環系を流れる現像液量を1分間だけ積算
した値を示している。
走行負荷は、テープシールを除いて、幅36インチの記
録媒体30に対して、35インチの部分を有効に現像す
るように断面2mmX2mmのスリット状の溝6本を平
行に設けて制作した現像ヘッド32を用い、現像液が安
定に循環している状態で、記録媒体30を1インチ/秒
の速さで移動させたときに、現像ヘッド32上で生ずる
走行負荷を測定して求めたものである。
第2図に示すように、記録媒体3oの表面粗さが30秒
〜90秒と変化するのに伴って、到達負荷j* r−2
00IIIIHg〜370ma+)IgJという具合に
、秒数が大きいほど、すなわち記録媒体3oの凹凸が少
ないほど高い負圧を示すことが解る。
負圧は現像液を吸い上げる作用をするために、現像液循
環流量を左右する。記録媒体3oの表面粗さが30秒か
ら90秒へと変化するのに伴い、現像液の循環流量は約
2倍変化する。したがってポンプ能力が一定に保たれて
いると現像画濃度が大きく変化してしまう。
走行負荷も記録媒体3oの表面粗さが30秒がら90秒
へと変化するのに伴い、2倍弱の変化を生じる。したが
ってポンプ能力が一定に保たれている場合には、記録媒
体送すモータ(不図示)のパワーを大きく設定しておが
なければならない。
また走行負荷が大きいときは記録媒体3oは現像ヘッド
面に強く押し付けられる。したがって1回の現像を行な
う毎に記録媒体30の表面の凹凸がつぶされてなめらか
になり、ますます走行負荷が増大することになる。しか
も表面が滑らかになった為、マルチスタイラス静電記録
ヘッドで記録を行なう場合の様に、放電ギャップが記録
特性に微妙な影響を与える方式の記録ヘッドによってカ
ラー画像を作るような場合には、ギャップの変動により
良好な記録特性を維持できなくなってしまう。
第2図から解るように表面粗さに対して到達負荷や循環
流量や走行負荷は、かなり大幅に変化する。したがって
、その検知や比較的容易であり、かつそれに応じたポン
プ能力の調整制御の効果も大である。第1図に示した本
実施例はかかる状況に鑑みて構成されている。
上記のようにポンプ能力を制御する為に吸引ポンプ36
への供給電圧を制御するのは一つの手段であるが、他の
手段によってもポンプ能力制御は可能である。例えば、
吸引ポンプ36の入口側配管37bまたは出口側配管3
7cにスロットルバ。
ルブを介在させて流路の抵抗を変化させるようにし、ポ
ンプ能力を調整する事もできる。あるいは現像液排出口
35と吸引ポンプ36との間にリドバルブを設け、ニア
リーク量を変化させることによってポンプ能力を調整す
る事もできる。さらにはポンプ回転系中にメカニカルな
変速手段を設け、これを調整するようにしてもよい。
ポンプ能力調整手段の制御指令は、例えばスイッチをマ
ニュアルで切り替えることによって達成する事ができる
。あるいは記録媒体30の種類を透過率測定などの手段
で検知して自動的に切換えるようにすれば、−層好適で
ある。また後述する様に負圧レベルを検知して行なう事
もできる。
なお現像ヘッド32としてスリット状の現像溝を設けた
ものを例示したが、第11図、第12図に示したような
現像ローラを有する吸引ローラ式の現像ヘッドを用いた
場合においても同様の作用効果が得られる。
第3図、第4図は本発明の第2実施例を示す図で、第3
図は構成説明図であり、第4図は各要素の動作タイミン
グを示す図である。上記以外は第1図と同じである。第
3図において、42はタイマー回路を含むコントローラ
、43は吸引ポンプ36のポンプ能力を高低二段に切り
換えることのできるポンプドライバを各々示している。
記録媒体30を、静電潜像形成面を下にして現像ヘッド
32の現像溝33を覆うように現像ヘッド上に乗せ、吸
引ポンプ36を作動させると、配管37bおよび現像溝
33等が負圧になる。この負圧によって、記録媒体30
は現像溝33のスリット開口部33に引き寄せられ、や
がて現像溝33を形成している現像ヘッド面に密着する
。したがって現像溝33は、記録媒体30で密封されて
高い負圧状態となる。この高い負圧によって容器31内
の現像液は配管37aを通して吸い上げられ、現像溝3
3を満たして流れ、現像可能の状態となる。
記録媒体30の上記現像ヘッド32への吸着は、吸引ポ
ンプ36のポンプ能力を高めると、現像溝33の部分か
らの空気吸入量、速度が大きくなる為に、迅速かつ確実
に行なわれる。
現像ヘッド32が、ヘッド全体の長さ約1m、現像溝3
3の断面2+unX2amの現像溝33を6本分設けた
現像ヘッドである場合、吸引ポンプ36としてはベーン
型ポンプであって、1分間の排除積置が4リットル程度
の能力を有するポンプであることが好ましい。しかし、
この様な能力を有するポンプを用いた場合、張力を与え
た記録媒体面を現像ヘッド32に押し当てた状態で、吸
引ポンプ36を作動させた時点から吸引が十分に行なわ
れるまでに要する時間は、確率的に評価して3〜5秒必
要である。しかも記録媒体30を搬送しながら吸着させ
ることが必要である。さらに高湿度条件下で記録媒体3
0に不均一なたるみがあったり、記録媒体30の端部に
カーリングがある場合には、吸着しないことがある。
同一の現像ヘッド32および記録媒体30を用いて、吸
引ポンプ36のポンプモータ(不図示)の回転数を定常
状態の3倍に高め、1分間の排出能力を12リツトルと
して運転してみた。その結果、記録媒体30を静止した
ままであっても、確学的な安全度も含めて、記録媒体3
0は1〜1゜5秒間で現像ヘッド32に吸着された。し
かも前記高湿度な環境下で生じた、たるみやカーリング
を有する記録媒体30の吸着ミスの発生確率も著しく減
少することが分かった。
しかるに1分間の排除能力が12リツトルのまま、吸引
ポンプ36を連続運転して現像を行なった場合、1分間
の排除能力が4リツトルの場合に比べて、記録媒体30
の走行負荷は約2.5倍に増加する。このため例えば黒
、シアン、マゼンタ。
イエローの各色画像を重ね合わせて多色画像を形成する
ような場合において、形成した記録画の白色背景部に、
記録媒体30のベースペーパーの凹凸に対応した不規則
な線状の汚れや、細かい点線状のすし等が多数発生する
。したがって著しく見苦しい画像となる。
しかるに本実施例においては、前述したように記録媒体
30の現像ヘッド32への吸着を迅速かつ確実に行ない
、しかも記録媒体30の搬送負荷および記録画質劣化の
増大を防止する手段が講じられている。
次に上記手段を構成している、コントローラ42および
ポンプドライバ43の働きを第4図に示す動作タイミン
グ図を参照して説明する。
第4図において、(A)は吸引ポンプ36のON、OF
Fのタイミングを示す波形である。図のように吸引ポン
プ36は現像時およびその前後に付帯する時間TだけO
Nするようになっている。
(B)はタイマー信号を示す波形である。図のように吸
引ポンプ36の始動、あるいは現像開始の指令発生時点
t、から所定の時点t2までの時間をカウントし、その
時間だけポンプ能力切替えのための信号sbを発生させ
る。この機能は、コントローラ42の中に含ませである
。(C)は吸引ポンプ36の動作状態を示す波形である
ポンプドライバ43がコントローラ42々1ら信号sb
を受けると、上記ドライバ43は吸引ポンプ36への給
電電圧その他のポンプ能力を変化させるパラメータを変
動させる。その結果、タイマ信号(B)のsbで示すよ
うにタイマーがONしている時には、吸引ポンプ36に
高い電圧が印加される。′このため吸引ポンプ36は高
い能力HPで運転される。また、タイマーがOFFにな
ったときには、吸引ポンプ36に低い電圧が印加される
。このため、吸引ポンプ36は低い能力LPで運転され
る。そして世紀の現像はタイマーがOFFになった時点
t2以後に開始される如くシーケンス制御される 吸引ポンプ36の能力を変化させる手段としては、ポン
プモータが電圧依存性の高いものである場合には、電圧
変更が最も簡易である。交流のインダクションモータな
どのように、ポンプモータが周波数依存性の高いもので
ある場合には、メカニカルな回転伝達系を介在させ、そ
の伝達回転比を変化させることが好適である。さらにメ
インの第1吸引ポンプ36と並列にサブの第2吸引ポン
プを接続しておき、当該第2吸引ポンプを0N−OFF
させて排除能力を変化させることも可能である。また第
1実施例でも説明したように現像ヘッド32の現像液排
出口35から吸引ポンプ36を経て現像液貯蔵容器31
に至る配管路に、スロットルバルブを介在させ、これを
制御してもよい。
なお現像ヘッド32としては吸引スリット状現像溝式の
現像ヘッドにかえて、吸引ローラ式の現像ヘッドを適用
しても同様な作用効果が得られる。
前記第1実施例においては、記録媒体30の種類によっ
てその表面粗さが特定の値になっていることに着目し、
記録媒体30の種類に対応させてポンプ能力を調整する
ようにした。したがってポンプ能力の制御を行なわない
場合に比べると、著しい効果がある。しかし不特定の記
録媒体30を適用する場合、あるいは記録媒体30の種
類の判別を誤り易い場合、あるいは記録媒体30のロッ
ト差による表面粗さにバラツキが多い場合、など効果が
不十分になることも起こり得る。
第5図、第6図は、かかる不具合を防止すべく構成され
た第3実施例を示す図である。この場合の現像液の流動
状態は、到達負荷、循環液量、走行負荷などによって検
知し得ることは第1図から明らかである。
第5図において、51は負圧センサ、52は制御信号回
路、53はドライブ回路を各々示している。負圧センサ
51は、現像ヘッド32の入口側配管37aに設けても
よいが、吸引ポンプ36と現像液容器31との間の配管
37cに設けることは意味がない。センサ51による検
知信号は、制御信号回路52へ送り込まれる。制御信号
回路52では検知信号が予め設定した制御範囲のものが
否かに応じて、負圧レベルが「低すぎ」、「適正」「高
すぎ」のいずれであるがを示す信号がつくラレ、!’ラ
イブ回路53に送り込まれる。ドライブ回路53は例え
ば第1図の電源38と制御部39とを合体したような回
路構成となっている。したがって、制御信号回路52か
らの制御信号を受けると、この信号に応じてポンプ36
の能力制御を行なう。
第6図は第5図に示す装置の動作タイミングを示す図で
ある。同図において(A)はポンプ36の08時間を示
す。t1〜t7  の期間TがONである。(B)は負
圧センサ51の検知信号を示す。
(C)は検知信号で制御されたポンプ能力の変化状態を
示す。
時点11で吸引ポンプ36がONになると配管37b、
現像溝33の空気が排除され、記録媒体30が現像ヘッ
ド32の上面を密封する。このため上記配管37b、現
像溝33.配管37a等の内部が負圧になる。そうする
とセンサ51は直ちに高い負圧を検知すると共に現像液
が循環し始める。予めポンプ36に能力が高い状態で始
動するように設定しておくと、12時点では指定の制御
レベルより高い負圧が検出される。したがって、制御信
号回路52からポンプ能力が「高すぎ」の信号が送出さ
れる。このためドライブ回路53が働き、吸引ポンプ3
6は直ちにポンプ能力を1段下げられる。しかしt3時
点ではまだ負圧レベルが高すぎる為、更に1段だけポン
プ能力が降下される。その結果、t4時点では負圧レベ
ルが制御レベルに入る。この為、制御信号囲路52は「
負圧適正」の信号を送出する。したがってポンプ36は
この状態で運転を続ける。t5時点で記録媒体30にた
るみが生じて負圧レベルの低下をきたすと、負圧センサ
51が制御レベル以下の負圧を検知する。このため制御
信号回路52は負圧が「低すぎ」の信号を送出する。当
該信号に基づきドライブ回路53はポンプ能力を一段高
めるように切換わる。その結果t6時点で負圧が制御レ
ベルに戻る。このため上記の状態でポンプ運転が続行さ
れる。17時点でポンプ36の運転が終了すると、負圧
センサ51による負圧の検知およびこれに基づくポンプ
能力制御も終了する。
この様に制御条件の変更はフィードバックループを正常
に作動させるために、単位周期毎に行なわれる。かくし
て制御のオーバーシュート等が抑制される。
上述した第3実施例によれば、現像液循環系の負圧が自
動的に検知され、所定範囲内に維持される。したがって
、記録媒体30の種類や状況を格別に認識する必要がな
い。しかも現像液の循環流量や搬送負荷が所定範囲内に
維持される。また現像の始動時には負圧センサは低い負
圧を検知しているから当然ポンプは高能力で運転され、
記録媒体を速やかに確実に現像ヘッド面に吸い付けて、
現像準備時間を短縮する効果も得られる。本実施例の現
像ヘッド32を吸引ローラ方式の現像ヘッドに変えた場
合にも同様の作用効果かえられるものである。
第7図、第8図は流1M検知に基づいて吸引ポンプ能力
を制御する第4実施例を示す図である。第7図において
、61は瞬時流量センサ、62は制御信号回路、63は
吸引ポンプのドライブ回路を各々示している。
瞬時流量センサ61は、流量に反比例した周期のパルス
を送出するセンサであって、種々のものが公知である。
この瞬時流量センサ61は、第7図示のように現像液貯
蔵容器31と現像ヘッド32との間の配管37aに設け
るのが望ましい。なぜならば、この間の現像液流中には
空気がほとんど含まれていない為に、正確な流f:Li
Tl’l定を容易に行なえるからである。検知された流
量は、制御信号回路62に送り込まれる。ここで予め設
定したレベルと比較されて、「流量過多」、「適正流量
」「流量不足」の三種の状態のいずれであるかが判定さ
れる。前者または後者である場合には、吸引ポンプ能力
を変更する指令がドライブ回路63へ送出される。
第8図は制御動作のタイミングを示す図である。
(A)は吸引ポンプ36にON時間、CB)は瞬時流量
センサ61の検出出力、(C)は制御されたポンプ能力
を示している。t1時点にポンプ36がONになり、記
録媒体30が現像ヘッド32を密封すると、現像液が循
環し始める。t2時点で流量過多が検知されると、制御
信号回路62からポンプ能力を降下させる信号が送出さ
れる。このためポンプ能力が降下する。時点t3で制御
レベルに入ったことが検知されると、吸引ポンプ3はそ
のまま運転を続ける。
時点t4で記録媒体30のシワ等でニアリークが生じ、
瞬時流量センサ61が流m不足を検知すると、制御信号
回路62からポンプの能力を高める信号が送出される。
このため、記録媒体30が強力に吸い寄せられ、□再び
現像ヘッド面を密封する。その結果、時点t5では流量
過多が検知され、制御信号回路62からポンプ能力を降
下させる信号が送出されポンプ能力が降下する。時点t
6で制御レベルの流量が確保される。時点t7でポンプ
36に作動が停止し、制御信号回路62も動作を終了す
る。
上記の第4実施例によれば、現像液の循環量が自動的に
所定レベルに維持されるので、現像能力の変動を防止す
ることができる。また第2図についての説明でも明らか
なように、記録媒体30の走行負荷および負圧が過大に
なることが防止されるから、記録画像の劣化も自動的に
防止される。
また現像開始の準備時間を短縮する効果も得られる。な
お吸引ローラ方式の現像ヘッドを用いた場合においても
同様の作用効果が得られる。
以上の説明では現像ヘッドを流れる現像液の状況を検出
するセンサとして負圧センサや瞬時流量センサを例示し
たが、その他の検知手段を採用する事も可能である。例
えば第11図、第12図に示した吸引ローラ式現像ヘッ
ドにおいては、現像ヘッド内の現像液面の高さは、現像
の始動時においては低く、また記録媒体の表面粗さが粗
い程低くなり、現像ヘッドの気密が破られた場合も低(
なる。一方現像性能の面から見ると、現像液面下に現像
ローラが浸されていれば若干の液面の高低は現像性能を
変化させない特徴もある。したがって現像ヘッド内の現
像液面の高さを検知して吸引ポンプ能力を調整制御する
ようにすれば、前記第5図、第7図で示したセンサ使用
の場合と同様な作用効果を得ることができる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であるのは勿論である。
[発明の効果] 本発明によれば次のような作用効果が期待できる。
(1)吸引ポンプ能力を調整する制御手段を設け、所定
のシーケンス及び/又は現像液の循環状況に対応する制
御指令に基づいて、上記制御手段を介して吸引ポンプ能
力を調整するようにしたので、現像液の循環状況が速や
かに適性レベルに到達し、かつ安定に維持される−0そ
の結果、良好な現像が行なわれ、記録媒体の劣化や搬送
負荷を増大させずに済む。
(2)記録媒体の表面粗さに対応させて吸引ポンプの能
力を調整するようにしたので、吸引ポンプが、記録媒体
の表面粗さに対応したポンプ能力で運転される。このた
め現像に必要な現像液流量が確保されると共に適正な負
圧レベルが確保され、記録媒体の表面を押しつぶして変
質させたり、搬送付加を増大させるたりする強い負圧の
発生が防止される。
(3)現像装置を始動させた後の所定時間に亘り吸引ポ
ンプを低能力で運転制御するタイマー回路を含んで構成
された吸引ポンプ制御手段を設けたので、現像装置を運
転始動後の所定時間は、吸引ポンプが高能力で運転され
る。このため記録媒体はスリット状現像溝の周縁表面に
、迅速確実に吸着される。しかも現像液が現像ヘッド内
に速やかに導入され、現像準備時間が短縮されると共に
、記録媒体の無駄な消費が防止される。
(4)現像ヘッドを流れる現像液の状況を監視するセン
サを設け、当該センサの検知出力に基づいて吸引ポンプ
の能力を調整する制御手段を設けるようにしたので、現
像ヘッドを流れる現像液の状況がセンサにより監視され
るから、現像準備時間が短縮され、記録媒体の表面粗さ
に対応したポンプ能力が自動的に設定され、現像中に記
録媒体に生じたしわ等によるエアーリークの障害発生が
防止されると共に、記録媒体の無駄な消費が防止される
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の第1実施例を示す図で、
第1図は構成を示す図、第2図は作用説明図である。 第3図および第4図は本発明の第2実施例を示す図で、
第3図は構成を示す図、第4図は動作タイミングを示す
図である。 第5図および第6図は本発明の第3実施例を示す図で、
第5図は構成を示す図、第6図は動作タイミングを示す
図である。 第7図および第8図は本発明の第4実施例を示す図で、
第7図は構成を示す図、第8図は動作タイミングを示す
図である。 第9図〜第12図は従来技術を説明するための図である
。 30・・・記録媒体、31・・・現像液貯蔵容器、32
・・・負圧吸引式現像ヘッド、33・・・スリット状現
像溝、34・・・現像液供給口、35・・・現像液排出
口、36・・・吸引ポンプ、37a〜37c・・・配Y
a、38・・・電源、39・・・吸引ポンプ制御手段、
40・・・抵抗、41・・・短絡スイッチ、42・・・
コントローラ、43・・・ポンプドライバ 51・・・
負圧センサ、52・・・制御信号回路、53・・・ドラ
イブ回路、61・・・瞬時流量センサ、62・・・制御
信号回路、63・・・吸引ポンプのドライブ回路。 出願人代理人  弁理士  坪井 4 第1図 第3WJ 表面粗さ 第2図 第4図 第 図 第 図 第10 図 第 図 第11図 第121

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)棒状基体の上面部に、記録媒体の潜像に対して現
    像液を作用させる如くスリット状現像溝を設け、上記棒
    状基体の底面部に、前記現像溝の両端部に対してそれぞ
    れ連通する現像液供給口および現像液排出口を設けた現
    像ヘッドと、 上記現像ヘッドの現像液供給口に対して現像液出口を接
    続される現像液貯蔵容器と、 前記現像ヘッドの現像液排出口に対して吸入口を接続さ
    れる共に、前記現像液貯蔵容器の現像液入口に吐出口を
    接続される吸引ポンプと、 この吸引ポンプのポンプ能力を、所定のシーケンスおよ
    び/または現像液の循環状況に対応する制御指令に基づ
    いて調整制御する吸引ポンプ能力制御手段と、を具備し
    、 前記現像ヘッドのスリット状現像溝を前記記録媒体で覆
    った状態で前記吸引ポンプを制御された所定のポンプ能
    力で作動させることにより、上記スリット状現像溝を含
    む現像液循環路に所定の負圧を生じさせ、その負圧作用
    により、前記現像液貯蔵容器内の現像液を上記循環路へ
    導き入れて現像を行ない、現像終了後の現像液を上記現
    像液貯蔵容器内に戻すようにしたことを特徴とする液体
    現像装置。
  2. (2)請求項1に記載の現像装置であって、記録媒体の
    表面粗さに対応する制御指令を得、この制御指令に基づ
    いて前記吸引ポンプのポンプ能力を調整制御する手段を
    設けたことを特徴とする液体現像装置。
  3. (3)請求項1に記載の現像装置であって、吸引ポンプ
    を始動後の所定時間に亘って高ポンプ能力で運転制御し
    、その後は低ポンプ能力で運転制御するタイマー回路を
    含んで構成された吸引ポンプ能力制御手段を備えたこと
    を特徴とする液体現像装置。
  4. (4)請求項1に記載の現像装置であって、現像ヘッド
    を流れる現像液の流動状況を監視するセンサーを設け、
    このセンサーの検知出力に基づいて前記吸引ポンプのポ
    ンプ能力を調整制御する手段を設けたことを特徴とする
    液体現像装置。
  5. (5)請求項4に記載の現像装置であって、現像液の流
    動状況を監視するセンサーが負圧センサーである事を特
    徴とする液体現像装置。
  6. (6)請求項4に記載の現像装置であって、現像液の流
    動状況を監視するセンサーが瞬時流量センサである事を
    特徴とする液体現像装置。
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