JPH03120875A - シンコンフォトセンサ - Google Patents

シンコンフォトセンサ

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Publication number
JPH03120875A
JPH03120875A JP1259820A JP25982089A JPH03120875A JP H03120875 A JPH03120875 A JP H03120875A JP 1259820 A JP1259820 A JP 1259820A JP 25982089 A JP25982089 A JP 25982089A JP H03120875 A JPH03120875 A JP H03120875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
light
photo sensor
diffusion layer
silicon photo
Prior art date
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Pending
Application number
JP1259820A
Other languages
English (en)
Inventor
Mayumi Nomiyama
野見山 真弓
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Publication of JPH03120875A publication Critical patent/JPH03120875A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、シリコンフォトセンサに関するものであり、
詳しくは、1石答特性の改善に関するものである。
〈従来の技術〉 シリコンフォトセンサの一種に、基板としてCZ (C
zochralski)法で作られたCZ−Si基板を
用いたものがある。
ところで、CZ−Si基板は、その製造工程により多量
の酸素(〜10 ’ 8cn+−” )や炭素(〜IQ
 l 6 (1−3)を含んでいて、熱処理などによっ
て欠陥を生じることが知られている。
このために、CZ−Si基板を用いてシリコンフォトセ
ンサを構成して受光面に入射される光をオン、オフさせ
た場合には、これら欠陥により生成される準位にトラッ
プされたキャリアが光をオフにした後も長時間にわたっ
て放出されることになる。
第5図は、このようなCZ−3i基板を用いたシリコン
フォトセンサの光応答特性側図である。
センサの受光面に光を照射している状態では数10μA
程度の光電流が流れ、光がオフの状態では数pA程度の
暗電流か流れる。ところが、光をオンの状態からオフに
した場合に出力電流が暗電流レベルに戻るまでに要する
時間は、例えば数分に達することがある。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、このように応答速度が遅いセンサを例えば光の
出力強度を測定する光パワーメータのセンサとして用い
た場合、零点調整などを短時間で行うことができず、実
用上の問題がある。
本発明は、このような間顕点に着目したものであり、そ
の目的は、応答性の優れたシリコンフォトセンサを提供
することにある。
く課題を解決するための手段〉 このような問題点を解決する本発明は、N(P)型のF
Z−3i基板と、 この基板の一方の面に形成され、受光部のパタニングが
施された絶縁膜と、 この絶縁膜の下部に受光部領域として形成されたP (
N)型拡散層と、 前記基板の他方の面に形成されたN(P)型拡散層と、 これらP (N)型拡散層およびN(P)型拡散層と電
気的に接続されるように形成された電極、とで構成され
たことを特徴とする。
く作用〉 FZ−3i基板の酸素濃度はCZ−Si基板に比べて2
行程度低く、炭素濃度も1/2程度低い。
これにより、CZ−Si基板を用いた場合に比べてトラ
ップ準位は大幅に低下し、光をオフにした場合にトラッ
プされたキャリアは短時間で放出されるので応答性は大
幅に改善される。
〈実施例〉 以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す構成説明図であり、第
2図は第1図の工程図である0図において、1はF Z
 (Floating zone)法で作られたN型(
またはP型)のFZ−3i基板であり、その−方の面に
は工程(a)において絶縁WA2として900八程度の
膜厚の酸化膜が形成され、フォトリンにより受光部のパ
ターニングが行われる0次に、工程(b)において絶縁
膜2の下部にイオン注入によりボロン(またはリン)を
1xlO”cIM−’程度注入し、さらに、工程(c)
において基板1の他方の面にイオン注入によりリン(ま
たはボロン)を5X10”ci″2程度注入する。そし
て、1000℃で15分程度のアニール処理を施す。
これにより、絶縁膜2の下部には受光部領域として作用
する膜厚が0.5μm程度のP (N)型拡散層3が形
成され、基板1の他方の面には膜厚が1.2μm程度の
N(P)型拡散層4が形成される。その後、工程(d)
において酸化膜2にフォトリソエツチングを施してコン
タクトホールを形成した後、P (N)型拡散層3およ
びN (P)型拡散層4と電気的に接続されるように例
えばアルミニウムを1μm程度の膜厚にスパッタしてフ
ォトリソエツチングを施し、所望のパターンの電極5を
形成する。なお、これら一連の工程は、クリーンプロセ
スを用いて行うものとする。
これにより、第1図のようなシリコンフォトセンサが構
成される。
第3図はこのようにして構成されるセンサの応答特性測
置であり、第4図は第3図の特性の湾曲部分の拡大図で
ある。これら第3図および第4図から明らかなように、
第5図の応答特性に比べて格段の特性改善がなされてい
る。これは、FZ−3i基板の酸素濃度がCZ−3i基
板に比べて2行程度低く、炭素濃度も172程度低いこ
とに基づく、すなわち、FZ−3i基板の酸素濃度およ
び炭素濃度が低いことからトラップ準位は大幅に低下し
、光をオフにした場合にトラップされたキャリアは極め
て短時間で放出されることになり、立ち下がり時間は短
くなって応答性は大幅に改善されることになる。
従って、このようなセンサを例えば光パワーメータのセ
ンサとして用いることにより、零点調整を短時間で行う
ことができ、実用上の支障を生じることはない。
なお、上記実施例では、絶縁膜として単層の酸化膜を形
成する例を示したが、酸化膜と窒化膜を積層したもので
あってもよく、入射光の反射が防止できるものであれば
よい。
また、各層の膜厚、イオン注入量、アニール条件などは
目的とする特性に応じて適宜設定すればよく、実施例に
限るものではない。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、応答性の優れた
シリコンフォトセンサが提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成説明図、第2図は
第1図の工程図、第3図は第1図の応答特性側図、第4
図は第3図の湾曲部分の拡大図、第5図は従来のセンサ
の応答特性側図である。 1・・・N(P)型FZ−8t基板、2・・・絶縁膜、
3・・・P (N)型拡散層、4・・・N (P)型拡
散層、−家1IIlべ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 N(P)型のFZ−Si基板と、 この基板の一方の面に形成され、受光部のパターニング
    が施された絶縁膜と、 この絶縁膜の下部に受光部領域として形成されたP(N
    )型拡散層と、 前記基板の他方の面に形成されたN(P)型拡散層と、 これらP(N)型拡散層およびN(P)型拡散層と電気
    的に接続されるように形成された電極、とで構成された
    ことを特徴とするシリコンフォトセンサ。
JP1259820A 1989-10-04 1989-10-04 シンコンフォトセンサ Pending JPH03120875A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1259820A JPH03120875A (ja) 1989-10-04 1989-10-04 シンコンフォトセンサ

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JP1259820A JPH03120875A (ja) 1989-10-04 1989-10-04 シンコンフォトセンサ

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Publication Number Publication Date
JPH03120875A true JPH03120875A (ja) 1991-05-23

Family

ID=17339449

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1259820A Pending JPH03120875A (ja) 1989-10-04 1989-10-04 シンコンフォトセンサ

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JP (1) JPH03120875A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0697743A1 (en) * 1994-08-17 1996-02-21 Seiko Instruments Inc. Avalanche photodiode joined with with an integrated circuit package and method of fabrication

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS641286A (en) * 1987-06-23 1989-01-05 Moririka:Kk Semiconductor photodetector

Patent Citations (1)

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