JPH03120467A - 改善された固体アツセイ支持体系 - Google Patents

改善された固体アツセイ支持体系

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JPH03120467A
JPH03120467A JP24637490A JP24637490A JPH03120467A JP H03120467 A JPH03120467 A JP H03120467A JP 24637490 A JP24637490 A JP 24637490A JP 24637490 A JP24637490 A JP 24637490A JP H03120467 A JPH03120467 A JP H03120467A
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JP24637490A
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Julie Liao Rudolph
ジユリイ・リアオ・ルドルフ
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WR Grace and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の 術的背景 本発明は診断又は他の分析的アッセイを行うための固体
支持体の使用に関する。より詳細には、抗体又は他の生
体親和性剤(bioaffinity agent)で
被覆され、被覆された固体粒子が多孔性の吸収性材料上
に固定化されている固体粒子を利用する改善された固体
支持体系(support system)が新規に開
発された。本発明の支持方式は高い信号(sig−na
l)強度を示し、それによりアッセイの感度が増大し、
及び迅速な信号の減衰を阻止する。支持体系は各種の形
式で、及び各種の診断及び他の目的のために使用するこ
、とができる。支持体系はハーフ・サンドイッチ(ha
lf−sandwich)、フル・サンドイッチ(fu
l l−sanl−5and、抗体キャプチャー(ca
pture)、競合的(competitive)及び
非競合的免疫アッセイ、核酸ハイブリッド形成等に使用
することができる。
本発明を要約すれば、改善された固体アッセイ支持体系
が蛋白質非−吸着性ポリウレタン重合体被覆を有する、
多孔性の、吸収性の平らなシート材料上に生体親和性剤
−被覆粒子を取り込み又は固定化することによって製造
され、支持体系は/1−ツーサンドイッチ、フルーサン
ドイッチ、抗体キャプチャー、競合的又は非競合的形式
(type)を含む多くの診断的又は他の分析的アッセ
イに有用であることである。
特定の所望の蛋白質(“標的”蛋白質)の存在を検出す
る免疫アッセイは、生体活性剤の支持体として通常ミク
ロ多孔性マトリックスを使用して行われる。通常は標的
蛋白質への抗体であるこれらの生体活性剤は診断上の試
験に使用するためマトリックス上に成力法で固定化され
る。ミクロ多孔性マトリックスは屡々ナイロンのような
、生体親和剤が受動的な(passive)吸着によっ
て固定化されている、ミクロ多孔性膜である。次に標的
蛋白質又は認識蛋白質又は活性剤のいずれかの標的蛋白
質への非特異的結合を防止するためのブロッキング(b
locking)段階が必要である。膜全体に亙る非特
異的結合はアッセイを不正確且つ信頼性の薄いものとす
る。ブロッキング段階は通常、膜支持体表面上の利用で
きる非特異的結合座席を満たす、又はブロックするため
に蛋白質で膜を徹底的に被覆することを含んで成る。別
法として、ミクロ多孔性マトリックスは予め上記のよう
に、及び米国特許第4.794.090号(パーハム(
Pathaml等)の教示のように、非特異性蛋白質に
抵抗性のある重合体で被覆することによってブロックさ
れる。
ポリスチレンラテックスビーズのような固体粒子は、診
断上の分野で特に抗体のような蛋白質で被覆することに
より改質されたものが、以前から知られている。最も普
通には、ラテックスビーズは凝集アッセイに使用されて
いる。該試験においては、ラテックス粒子は抗体(又は
他の蛋白質)で被覆され、−滴の被覆された粒子が一滴
の試料と混合される。試料が抗原を含んでいれば、ラテ
ックス粒子は集合してきて凝集することになる。
他のアッセイ形式も又固体粒子を使用している。
米国特許第4.347,312号(ブラウン(Brow
nl等)は抗体が多孔性ビーズのような表面に共有結合
的に結合しているか又は吸着されているアッセイを開示
している。米国特許第4.663.277号(ワンプ[
Wangl )は、抗ウイルス抗体で被覆された微小球
(microsphere)の分散物から成る移動固体
相、及び抗ウイルス抗体で被覆された長い固体相(即ち
、デイツプスティック[dipstickl)を用いる
ウィルスのアッセイを開示しており;長い固体根土に結
合した微小球の検出がアッセイの基本となっている。
セルロース系及び他の多孔性吸着剤物質も診断分野で使
用されてきた。チェノ(Chen)等、”A 1n−t
arnal C1ock Reaction Used
 in a  0ne−5tep En−zyme I
m+++uno−chrow+atographic 
As5ay of Theo−phylline in
 Whole Blood”、Cl1n、 Che+s
、 33巻、1521−25頁(1987)、は底部に
固定化された抗体及びグルコースオキシダーゼを有する
クロマトグラフ用試験紙を用いる酵素アッセイを開示し
ている。
試験紙は液体試料中に入れられ、灯心作用によって試験
紙を通って吸い上げられる。はっきりと見える移動先端
として色が紙上に発現し、得られる着色区域の高さは試
料中の抗原の濃度に比例する。
米国特詐第4,168.146号(グラブ[Grabb
]等)は抗体が結合している毛細管作用を有する多孔性
支持体の使用を教示している。多孔性支持体はセルロー
ス繊維含有材料であってもよい。
これらの既往方法を用いて行うアッセイを実施するには
一般に多数の処理段階と試薬混合物を必要とする。更に
、既往法のアッセイ支持体を用いるセイヨウワサビペル
オキシダーゼ法を用いて得られる比色の結果は迅速な褪
色を受は易く、アッセイを繰り返すことなく試験結果を
確認する可能性が無いものである。本発明の固体支持体
方式はアルカリ性ホスファターゼ、セイヨウワサビペル
オキシダーゼ又は金コロイドを基本としたいずれの方法
を取るにせよ、迅速な褪色に対して耐性のある、強度の
高い色彩信号を生じる、使用し易いアッセイ支持体を提
供する。
本発明の総括 本発明のアッセイ支持体方式は生体親和性剤で被覆され
た固体粒子が固定化されている多孔性の、吸収性支持体
材料を含んで成る。この固体支持体系は各種のアッセイ
形式で有用であり、酵素又は金コロイド比色法、又は放
射性核種試薬のような標識法で使用することができる。
蛍光標識法でも同様に有用であることが期待される。
安定で可視的な又は測定可能なアッセイ結果を生じる固
体アッセイ支持体系を提供することが本発明の主目的で
ある。比色アッセイの場合には、少なくとも24時間は
褪色に耐性のある強力な発色信号が得られることを目標
としている。
他の目的は生体親和性剤が迅速に塗布でき、支持体に固
定できるアッセイ支持体系を提供することである。関連
する目的はアッセイを行う間に、アッセイ支持体系から
生体親和性剤が浸出することを減少させるか又は回避す
ることである。
更に他の目的は強力な信号を発生でき、高い感度の7ツ
セイが得られるアッセイ支持体系を提供することである
。かように本発明は抗体又は抗原のような分析物の低濃
度のものを検出できる高感度なアッセイを提供すること
を目標としている。
又信号がアッセイ支持体系の固定化された信号発生区域
で発現することを目標としている。
アッセイの結果を妨害する生体試薬又は他の蛋白質に対
し、極めて小さい非特異性結合親和性を有するアッセイ
支持体系を提供することが本発明の追加的な目的である
本発明の詳述 生体親和性剤が粒子又はビーズ上に固定化され、それが
次いで、非特異性蛋白質の結合に対し抵抗性とするため
にポリウレタンプレポリマーで前処理されている、多孔
性の吸着剤支持体材料上に取り込まれ又は固定化されて
いる、新規アッセイ支持体系が提供される。支持体材料
は好適にはセルロース性であり、繊維含有性であっても
よく又はミクロ多孔性膜であってもよい。この支持体系
は酵素又は金コロイド試薬を用いる比色標識系で都合良
く使用されるが、又蛍光又は放射性核種標識系でも使用
することができる。支持体系は紙片、デイツプスティッ
ク、チップ、マイクロタイター(microtiter
)板等・のような形式での使用に適応している。
支持体材料−本発明で使用される基底支持体材料は多孔
性、吸収性の平らなシート材料である。
セルロース系材料が特に適当である。各種の紙又は他の
繊維含有セルロース材料が使用できるが、非繊維状材料
も同様に使用できる。材料は約0゜1ないし約30.0
μ禦、好適には約1O40ないし約20.07Allの
平均孔径を有する、ミクロ多孔性又はマクロ多孔性の、
織布又は不織布であることができる。
支持体材料は支持体上に固定化された生体親和性剤と適
度な接触が確実に行われるために、試験液体を輸送する
ための吸収性材料でなければならない。即ち、材料は試
験液体が入れられている容器又はホルダーから該液体を
吸い上げることが可能でなければならない。ストリップ
(strip)又はデイツプスティックのような形式に
おいては、材料が濡れに際して崩壊しないように充分に
硬質であることが好ましい。しかし成程度の柔軟性は許
容され、本発明は大部分の具体化において、特に硬質な
支持体を必要としてはいない。
本文で使用される“セルロース”という用語は、セルロ
ース及びセルロースエステル(例えば酢酸セルロース)
、セルロースエーテル(例えばメチルセルロース)及び
レーヨンのような改質セルロース材料を包含するもので
ある。クロマトグラフ用紙及び濾紙、例えばワットマン
(Whatman)濾紙が使用できる。セルロース系蓄
電池隔離板材料のような回路板材料は好適な選択である
。例えば、セルロース系回路板材料0A84(ブレース
・スペシャルティ・ケミカルズ[Grace Spec
ialtyChemicals]社、W、 R,ブレー
ス社)及びDAWEBOセルロース蓄電池隔離板材料(
ブレース・スペシャルティ・ケミカルズ社)の両者は本
発明における支持体材料としての使用に好適である。両
材料共木材パルプ製である。
適当な吸収性及び剛性を有する非セルロース系材料も本
発明で使用することができる。例えばナイロン、ポリビ
ニルアルコール、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ弗化ビニリデン等の多
孔性材料が適当である。
m立左亘mm−支持体材料はアッセイ表面上への蛋白質
の非特異性結合を減少又は排除するために、蛋白質非吸
着性ポリウレタン重合体予備被覆を備えていることが好
ましい。この予備被覆は生体親和性剤−被覆粒子の固定
化後の別個のブロッキング段階の必要性を除外する。更
にウレタン被覆は抗体及び他の生体親和性剤が支持体材
料上に安定に固定化されることを可能とする。その結果
抗体又は他の生体親和性剤の良好な保持が得られ、生成
物は適度に長い保存寿命を有する。本発明により製・造
された支持体材料は生体親和性剤−被覆粒子の優れた保
持を晶示し、アッセイ手続きの際、アッセイ支持体から
の生体親和性剤の浸出は極めて少ない。生体親和性剤−
被覆粒子の固定化の前に予備被覆支持体材料の熟成は不
必要である。
この予備被覆に使用されるポリウレタン重合体は予備重
合体が二より大きい反応基官能性を有するように、ポリ
イソシアネート化合物でポリオキシアルキレンポリオー
ルをキャップすることにより製造された予備重合体の重
合によって形成される重合体である。この種の適当なポ
リウレタン予備重合体は米国特許第4.137.200
号(ウッド[Wood]等)に開示されている。ハイボ
ール(HYPOL)” 6100ポリウレタン予備重合
体(ブレース・スペシャルティ・ケミカルズ社)が特に
好適である。他の適当なポリウレタン予備重合体は19
87年12月9日付は米国特許出願番号第130゜82
6号“Biocompatibile Po1iure
a−UrethaneHydrated Polyme
rs”(ブラーツ(Braatzl等)に開示されてい
る。後者の予備重合体はブレース・スペシャルティ・ケ
ミカルズ社から商標名バイオポル(BIOPOL)とし
て市販されている。
揮発性有機溶剤(例えばアセトン、アルコール、塩素化
炭化水素等)中に約0.1ないし約20.0%の濃度に
予備重合体を溶解したポリウレタン予何重合体から成る
溶液が調製される。界面活性剤が存在してもよい。多孔
性支持体材料を溶液と接触させ、次いで乾燥する。この
ようにして被覆膜を乾燥する詳細な手順は米国特許第4
.794.090号(パーハム[Patham]等)に
示されており、参照して参考とされたい。
別法として、多孔性材料を揮発性有機溶剤に溶解した水
性−基剤ポリウレタン重合体の溶液で被覆することもで
き、こうして前の事例に記載したようにポリウレタン予
備重合体被覆が形成される。
参照して参考とされたい。材料は約0.1ないし約20
.0%の濃度に重合体を溶解した水性−基剤ポリウレタ
ン予備重合体及び揮発性有機溶剤(例えばアセトン、ア
ルコール、塩素化炭化水素等)から成る溶液と接触する
。非イオン性界面活性剤が存在してもよい。多孔性支持
体材料は溶液と接触し、次いで乾燥される。重合体は米
国特許第4゜442.259号(イスガー(1sgur
、]等)に記載された任意のエラストマーであることが
できる。最も好適には、被覆はエタノール中に固形公約
40%の水溶液として存在する脂肪族ウレタン重合体で
ある、ダラセーン(DARAT)iANE)@W B 
−22ポリウレタンエラストマー(ブレース・スペシャ
ルティ・ケミカルズ社)で処理することにより製造され
る。DARATHANEエラストマー及び第二のポリウ
レタン重合体から成る二重の重合体被覆を使用すること
もできる。例えば、アセトンに溶解したDARATHA
NE W B −22エラストマー(4%)及びHYP
OL6100予備重合体(1%)の溶液を用いて多孔性
材料を被覆することもできる。
生体親和性剤−本発明は生体親和性剤及び/又は生物学
的試験試料を含む免疫アッセイ及び他のアッセイに広範
な用途を見出している。例えば、試剤は屡々アッセイの
標的蛋白質に対する抗体、最も多くはモノクローン抗体
であることであろう。
アッセイ支持体系が抗体のスクリーニングに使用される
場合、生体親和性剤はそれに対する抗体が探されている
蛋白質又は糖蛋白質のような抗原であろう。アッセイ支
持体系は又生体親和性剤として適当なリボ核酸又はデオ
キシリポ核酸を用いて、核酸のグローブ(probe)
として使用できる。生体親和性剤の選択は支持体系が使
用されるアッセイに依存し、特に記載された又は本文で
論じられたような試剤には限定されない。
粒状材料−所望の生体親和性剤は本発明のアッセイ支持
体系で使用される粒状材料上に被覆される。粒状材料は
多孔性又は非多孔性であってもよい。約0.1ないし約
107711の直径のミクロ環又はビーズが好適であり
、約1.0ないし約3.0μ重が最も好適である。粒子
はポリスチレンラテックス又は改質ラテックス、例えば
スチレン/ブタジェン、カルボキシレート改質ラテック
ス、スチレン/ジビニルベンゼン、ビニルトルエン−ブ
チルスチレン、スチレン/ビニルトルエン、アミノ改質
ラテックス、アミド改質ラテックス、ヒドロキシル改質
ラテックス、ポリビニルトルエン、ポリメチル−メタク
リレート及びビニル塩化ベンジルから構成されることが
便利である。染色した粒子も使用できる。粒子、特にス
チレン/ブタジェン粒子は放射性標識することができる
別法として他の粒状材料も使用できる。抗体−抗原免疫
アッセイ又は生体親和性剤を使用する他のアッセイでの
使用に適当と考えられる任意の材料の粒子は、ここでも
同様に適当である。例えばシリカ又はポリウレタン被覆
シリカも適当である。
磁性粒子も使用できる。これらはポリスチレン又は改質
ポリスチレン球中に分散している、磁性又は常磁性材料
(例えばフェリ磁性鉱物マグネタイト[magneti
tel)の小さい結晶であることができる。
上記のような蛋白質(例えば、抗体)又は他の生体親和
性剤は粒子上に被覆される。これは特にラテックスビー
ズ及びシリカの場合には吸収又は吸着によるものである
。特にカルボキシル化又はアミノ化ラテックス表面を持
つような改質ラテックスビーズの場合には、特に共有結
合的なカップリングが望ましい。
粒子を被覆する標準的な方法は、例えば粒子の供給業者
により指示されたような方法が使用される。生体活性剤
を含む緩衝溶液と共にラテックス懸濁液を撹拌し、次い
で未吸着の生体活性剤からラテックスを分離することに
よる受動的吸着によって、ラテックスビーズな被覆する
ことができる。
被覆された粒子は緩衝液中に再分散することができる。
別法として、抗体又は他の試剤を直接に又はカップリン
グ剤又はスペーサーを通じるかのいずれかにより、粒子
に共有結合的にカップリングすることができる。非ラテ
ックス粒子は類似の又は他の便利な方法で被覆され、緩
衝液中に懸濁することができる。生体活性剤が安定であ
る任意の緩衝液又は他の溶液を用いることができる。
7”z+4叉 #五−生体活性剤−被覆粒子を次いで多
孔性の吸収性支持体材料上に固定化する。
少量の生体活性剤−被覆粒子懸濁液を処理された支持体
材料に塗布し、次いで乾燥する。好適には、懸濁液を試
料で点、線、記号又は他の形状として塗布し、アッセイ
支持体系の試験部分が形成される。本発明の改善された
アッセイ支持体系を製造する際には、生体活性剤−被覆
粒子はほんの少量、例えば約1.0ないし約10.Oz
l程度が必要なだけである。
乾燥は室温又はそれ以上で行われるが、支持体系を生物
学的活性剤を変性する恐れのある温度に暴露しないよう
に注意を払う必要がある。適当な温度及び乾燥時間の例
として、材料を80℃で約10分間、又は50℃で約1
0分間ないし30分間、又は室温で少なくとも約4時間
乾燥することができる。本明細書の記載の目的上、重合
体で処理され、その上に生体活性剤が固定化された、多
孔性の吸収性支持体材料を“アッセイ支持体系(ass
ay 5upport system)”と称すること
とする。
この方法によっては、生物学的活性剤−被覆粒子の支持
体材料への永久的な共有結合的な付着は達成されないと
考えられる。むしろそれらは吸収性支持体材料の構造中
に充分良く閉じ込められたと考えられる。多孔性支持体
材料上への粒子の固定化は本発明の意図する用途には充
分である。粒子又は生体活性剤の支持体材料からめ溶出
及び除去には、アッセイ手順の際一般に遭遇するよりも
長い期間及び/又は激しい条件下での洗浄が要求される
。例えば、支持体系は順次試験液又は試料液と及び試薬
溶液と、中間に単純な濯ぎ段階を挟んで、接触させるこ
とができる。これらの段階の間に充分な量の生体活性剤
がアッセイ支持体材料上に固定化され、感度のある信頼
できるアッセイ支持体系を与えることが示された。
別な具体化において、支持体材料への生体活性剤−被覆
粒子の永久的な共有結合的付着が要求されることがある
。粒子上に被覆された抗体又は他の試剤は架橋剤の作用
により重合体で処理された支持体材料に結合することが
できる。ゲルタールアルデヒドのようなアミン架橋剤は
生体活性剤のアミン基及び重合体表面のアミン基と反応
しミニの目的に適当であろう。他の適当なアミン架橋剤
はジエボキシド、ジー又はトリイソシアネート、ジスク
シンイミジル スベレート又はジメチルスペルイミデー
ト等のようなジー又はトリ官能性アミン反応剤を含む。
別法として、重合体表面上のアミン基は、例えばカルボ
ジイミド又はカルボニルジイミダゾールのような架橋剤
を用いて生体活性剤のカルボキシレート基に結合するこ
とができる。架橋剤は被覆された゛粒子を塗布する前、
同時又はその後で添加することができる。この具体化は
生体活性剤がアッセイ支持体材料に一段と堅固に結合し
ていることが必要であるような用途において特に有用で
ある。しかしこの具体化においては、アッセイ信号には
同程度の強度がない可能性がある。
本発明によって製造されたアッセイ支持体系は特定な標
的蛋白質の存在を探すために各種の液体を試験するのに
使用できる。例えば尿、血漿、血清、全血又は乳のよう
な体液が試験できる。生体活性剤はアッセイの間に存在
するかもしれない他の蛋白質による追い出しに抵抗する
ように、支持体材料上に充分に固定化される。これは試
験試料として標的蛋白質以外に著量のバックグラウンド
蛋白質を含む、血液又は血液成分が使用される場合で1
!R立する。これらのアッセイ支持体系は又診断以外の
他の分析的目的のために、他の種類の体液中の蛋白質の
存在を試験する場合にも使用することができる。
本発明のアッセイ支持体系は生体活性剤の固定化に直接
続いて使用することができる。蛋白質ブロッキング段階
の必要は省略される。本発明のアッセイ支持体系はアッ
セイの際、支持体が湿潤し続けている間は非特異性蛋白
質と結合し易くないから、蛋白質が充分検出し得る量又
はアッセイを妨害し得る量だけ支持体材料中に吸着され
ることは防止される。即ち、アッセイの間、固定化され
た生体活性剤を経由して標的蛋白質のみが支持体に結合
する。標的蛋白質の結合はそれと関連した独特の部位の
ために、生体活性剤の固定化された区域にのみ生起する
。従って標的蛋白質の無差別な結合のために起こる試験
結果の曖昧性をもたらすような、試験体液中に存在する
他の蛋白質からの妨害は排除される。
アッセイの形式−本発明のアッセイ支持体系は各種の形
式で使用することができる。例えば、循環流動(flo
w through)、真空駆動流動、拡散又は上昇溶
離設備(upward elution 5et−up
s)による試料及び試薬の加工のためのアッセイに使用
することができる。支持体系の寸法及び形状は選択され
た形式の便利性を基本として選択される。更に、支持体
材料上の固定化された生体活性剤−被覆粒子の形態は、
例えば点、線、記号等として発現する、アッセイの形式
の必要又は要求に応じて変えることができる。様々な種
類のアッセイーーハーフ・サンドイッチ、フル・サンド
イッチ、競合的アッセイーーはこれらの任意の形式を用
いて行うことができる。
同様に、多数の液体、溶液又は懸濁液を試験液体として
使用することができる。例えばこのアッセイ支持体系は
大部分の体液、例えば尿、血液、血清、血漿、唾液等を
試験するために使用できる。
コンディジ會ンド培地(conditioned n+
edium)、細胞コンジュゲート(eel l co
njugate)等のような他の液体も使用できる。
本発明のアッセイ支持体系は慣用のアッセイの方法及び
手順に従って使用することができる。比色アッセイを用
いる一つの方法によれば、試験液をアッセイ支持体系と
接触させ、随意続いて濯ぎ洗いする。最後に基質溶液を
系に接触すれば、結合した生体親和性剤/標的蛋白質/
認識コンジュゲート複合体の区域に色の変化が起こる。
この色の変化の発現は標的蛋白質に対しアッセイが陽性
であることを示す;色の変化の欠如は試験液中の標的蛋
白質の不存在を指示する。本発明のアッセイ支持体を用
いれば、色の変化は約1O00ないし約20.0秒のう
ちに発現する。色の発現に要する時間は標的蛋白質の濃
度、認識コンジュゲート、温度等のような因子に依存し
、従って調節することができる。
第二の方法によれば、試験液及び適当な認識コンジュゲ
ートの溶液を一緒に混合し、混合物をアッセイ支持体系
と接触させる。系を5ないし10分間インキュベートす
る。インキュベーシッン後、濯ぎ洗い及び吸い取り(b
lotting)を行う。上記のようにして色の変化が
起こる。本発明のアッセイ支持体系を用いる他の方法及
び変法も必要に応じて使用できる。
上記の記載は認識コンジュゲートがセイヨウワサビペル
オキシダーゼ又はアルカリ性ホスファターゼのような酵
素から成り、陽性試験条件下に視覚的に明確な色の変化
を起こす、フル・サンドイッチ酵素的比色アッセイにつ
いて記載されている。金コロイド標識系を基本とする比
色アッセイも適当である。しかし、本発明のアッセイ支
持体系の有用性は比色アッセイにのみ限定されない。
これらのアッセイ法は任意の便利な指示薬系と共に使用
できる。例えば放射性アッセイに使用するために認識抗
体を放射性標識することができ、又は蛍光アッセイに使
用するために蛍光化合物で標識することができる。いず
れの場合でもアッセイ支持体系を試験試料又は液体及び
適当な試薬(例えば認識コンジュゲート及び基質)と接
触させ、次いで生体親和性剤−被覆ビーズが固定化され
ている区域中に発生した信号の存在又は不存在を観察す
る。
上記のように、各種の形状又は形態の支持体系を使用す
ることができる。より詳細には、一つの具体化において
、アッセイ支持体系は一端又はその付近に点状の被覆粒
子を有する便利な大きさの細片に切って、ストリップ又
はデイツプスティック形式のアッセイに使用することが
できる。別法では、支持体系は各々中心又はその付近に
点状の被覆された粒子を有する、小さな円板又はチップ
として切ることができる。被覆された粒子は支持体材料
上に点状に塗布することが最も便利であるが、他の形態
又は方法で支持体に塗布することも必要に応じ又は便利
であれば使用することができる。なお他の適当な具体化
は、処理された支持体材料上のウェル(we l l 
)中に点状に被覆された粒子が入れられる多重ウェル装
置又はマイクロタイター板である。これらの具体化の各
々において、アッセイを実施するために、支持体系は試
験液の試料及び適当なアッセイ試薬と接触する。
試験試料及び試薬液は、固定化された生体親和性剤−被
覆粒子の区域、即ち試験区域に液を吸収させるように、
アッセイ支持体系と充分な接触状態になければならない
。アッセイの際重要であるのはこの部位における吸着で
ある。これは試験区域を液中に浸漬することによって達
成できる。別法として、アッセイ支持体系を充分な量の
液が試験区域を越えて吸い上げられ又は溶出して、試験
区域を適当な液で徹底的に濡らすような方式で、少量の
試験及び/又は試薬液と接触させることができる。試論
区域(即ち、信号発生区域)はアッセイ支持体系上で固
定されて不動のままであるが、或具体化においては、液
体試料と試薬が吸い上げ作用によりその区域を通って溶
出することができる。
アッセイの際に発生した信号は試料中の標的蛋白質の濃
度によって強度及び耐久性が変わり得る。
信号の強度はトレーサー、又は認識コンジュゲートの濃
度を調節することにより目的に合わせて変えることがで
きる。信号は室温で或期間(例えば3日)又は冷凍下で
はもつと長期間(例えば1週間)保存することができる
各アッセイ支持体上で一つの点以上の被覆粒子を使用す
ることができる。このようにして、適当な生体活性剤−
被覆粒子を選択することによりアッセイ支持体材料に陽
性の対照を付加することができる。例えば、アッセイに
使用される認識剤に対する抗体(例えば比色アッセイに
使用される抗体)をラテックス粒子上に被覆し、活性認
識剤(例えば酵素)の存在を検出する対照として使用す
るために支持体材料上に付着させることができる。他の
対照又は追加的試験点を含むこともできる。
下記の実施例は説明する目的で示されるものであり、本
文に記載された本発明を制約することを意味するもので
はない。下記の略語が本文の記載に当たり全体に亙って
使用されている。
AP  −アルカリ性ホスファターゼ ℃ −摂氏度数 HCG−ヒト絨毛性ゴナドトロピン HRP−セイヨウワサビペルオキシダーゼIgG−免疫
グロブリン G Ilg  −ミリグラム ra(1−ミリリットル ram  −ミリメートル ng  −ナノグラム μタ −マイクログラム ra −マイクロリットル PBS−燐酸塩緩衝塩水 % −パーセント TMB−テトラメチルベンジジン V −容積 W −重量 実施例 ! ダウニブ(Daweb)’ D −70セルロース蓄電
池隔離板材料(ブレース・スペシャルティ・ケミカルズ
社製)を、0.2%トリトン(TRITON)@X −
100界面活性剤(シグマ・ケミカル[Siga+a 
Chemical1社製)を含むアセトン(2%w /
 v )に溶解したHYPOL 6100 @ポリウレ
タンプレポリマー(ブレース・スペシャルティ・ケミカ
ルズ社製)の溶液中に、一定の撹拌下で30分間入れた
材料を溶液から取り出し、短時間風乾し、次いで50℃
で一夜又は80℃で1時間乾燥した;両方の乾燥条件が
適当であることが見出された。これを支持体材料Aと命
名した。
実施例 ■ ダウニブD−70セルロース蓄電池隔離板材料を、BI
OPOL@ポリウレタンプレポリマー(ブレース・スペ
シャルティ・ケミカルズ社製)を使用した以外は、実施
例1のように処理した。これは支持体材料Bと命名され
た。
1履mm ダウェプD−70セルロース蓄電池隔離板材料を、HY
POL 6100 @ポリウレタンプレポリマー及びダ
ラセーン■WB−22ポリウレタンプレポリマー(ブレ
ース・スペシャルシティ舎ケミカルズ社製)の混合物(
1/1.4%、w / w )を使用した以外は、実施
例■のように処理した。これは支持体材料Cと命名され
た。
実施例 ■ セルロース回路板材料0A84(ブレース・スペシャル
ティ・ケミカルズ社製)を実施例工の手順に従って処理
した。これは支持体材料りと命名された。
釆ma−ヱ セルロース回路板材料0A84を実施例■の手順に従っ
て処理した。これは支持体材料Eと命名された。
叉mm−M セルロース回路板材料0A84を実施例■の手順に従っ
て処理した。これは支持体材料Fと命名された。
実施例 ■ セルロース回路板材料0A84をアセトンに溶解したH
YPOL 6100ポリウレタンプレポリマー(1%w
/v)及びダラセーンWB−22ポリウレタンプレポリ
マー(2%、w/v)の溶液中に一定の撹拌下で1時間
入れた。処理された材料を溶液から取り出し、50℃で
2時間乾燥した。
乾燥した材料を次に0.2%トリトンX−100界面活
性剤(V/V)を添加した同じプレポリマー/重合体溶
液中で処理した。二回処理した材料を取り出し、50℃
で一夜、80℃で一夜、又は80℃で1時間乾燥した;
総での三つの乾燥茶件は適当であることが見出された。
これは支持体材料Gと命名された。
釆ma  vm 実施例■の手順に従ってワットマン濾紙を処理した。こ
れは支持体材料Hと命名された。
実施例 ■ 実施例I−■からの支持体材料A−Fを5諺mX50+
iのストリップに切断した。糖蛋白質CD4を0.1M
硼酸塩緩衝液(p)18.0)中に溶解し、ラテックス
ビーズ懸濁液に添加して撹拌し、次いで未吸着の糖蛋白
質を除去することにより、糖蛋白質CD4を1.0.2
.0又は3.0μ票のポリスチレンラテックスビーズ上
に吸着させた。被覆されたビーズを硼酸塩緩衝液又はP
BS中に再懸濁させた。次に、被覆されたラテックスビ
ーズ懸濁液3−5μQを各ストリップの端付近に付着し
、乾燥した。
ハーフ−サンドイッチアッセイを行うために、各ストリ
ップを100μgの抗−CD4抗体−セイヨウワサビペ
ルオキシダーゼ(“HRP”)コンジュゲート溶液を含
む小さい試験管中に入れ、試験液中に浸漬されるストリ
ップの浸漬端の近くにラテックスの点があるようにした
。ストリップによる液体の吸着に二分間を要した。各ス
トリップを夫々の試験管から取り出し、徹底的にPBS
で濯いだ。濯いだストリップを吸収性のタオル上で充分
に吸い取らせた。
各ストリップ上料上012の基質溶液(テトラメチルベ
ンジジン(“TMB”)及び過酸化水素)を含む清潔な
試験管中に入れ、少なくとも5分間インキュベートした
。各場合共、白いストリップ上に青い斑点が観察された
。ストリップはその発色信号を少なくとも24時間保っ
た。
実施例 X 山羊の抗−兎抗体1gGをラテックスビーズ上に被覆し
た以外は、支持体材料A−Hについて実施例■の手法を
繰り返した。各ストリップを最初j、:兎IgG中で5
分間インキユベートシ、次いで抗兎1 gG−HRPコ
ンジュゲート中に5分間インキュベートした。ストリッ
プを濯ぎ、吸い取り、そして実施例■のように基質で処
理した。少なくとも24時間可視状態にある青い色の信
号を持った、同様な結果が得られた。
東】Iし一旦 支持体材料A−Gを5tlX I OOmmのストリッ
プとして切断した。1019のポリスチレンラテックス
(lpm)を1.o+m(2のヒトIgG溶液(硼酸塩
緩衝液中でl 、 Omg/ mQ)に添加して、撹拌
し、次いで未結合のIgGを被覆されたビーズから分離
することにより粒子の懸濁液を製造した。被覆されたラ
テックスビーズをPBS中に再分散した。
IgG−被覆ラテックス粒子懸濁液約5pQを、ストリ
ップの一端から約10amのところで各ストリップに塗
布し、50℃で30分間又は80℃で10分間乾燥した
コロイド金−山羊抗ヒトIgGコンジュゲート(10μ
g)を小さい試験管中のPBS(90μa)と混合した
。被覆されたラテックス粒子の点を底部にして、ストリ
ップを液中に浸漬するか又は液上に置くかして試験管に
入れ、5−10分間インキュベートした。白いストリッ
プの各々の上にピンク色の斑点が発色した。
実施例 ■ 支持体材料A−F及びHをストリップ状に切断し、実施
例■のようにヒトIgG−被覆ラテックスビーズで処理
した。山羊抗ヒト1ピG−アルカリ性ホスファターゼ(
“AP”)コンジュゲートをPBSで希釈(1/100
0)L、小さい試験管中に100μaのアリコツトを入
れた。被覆されたラテックスビーズ粒子の点が液と接触
するようにしてストリップを試験管中に入れ、5分間イ
ンキュベートした。ストリップを取り出し、PBSで洗
浄し、吸収性のタオル上で吸い取った。
滴(30μα)のインドキシル燐酸塩をストリップの端
の点の上に5分装置いた。(別法として、インドキシル
燐酸塩基質を含む試験管中にストリップを入れることも
できる。)ストリップを徹底的に洗浄した。各ストリッ
プ上に、青い斑点が白いバックグラウンド上に発色した
実施例 xm 支持体材料A−F及びHを5tlX I OOwm(7
)Xトリップとして切断した。ポリスチレンラテックス
ビーズ(IpH及び2Pmビーズ)及びヤウスの抗−H
CG  IgGを用いて実施例■に記載されたように抗
体−粒子懸濁液を製造した。約3μaの懸濁液をストリ
ップの一端から約10mmのところで各ストリップに塗
布し、50℃で30分間乾燥した。
HCG−含有試料(PBS又は尿のいずれか100Pa
中に100μfU)を小さい試験管中で抗−HCG  
IgG−金コンジュゲートと混合した。点状に塗布され
た端部を被測にして試験管中にストリップを入れ、5−
1o分間インキュベートした。この実施例では濯ぎは行
われなかった。
試料がHCGに陽性であるこ2を示すピンク色の斑点が
白いストリップ上に発色した。色は褪色することなく無
期限に保持された。
衷亙亘−11 支持体材料A−Cを実施例■のようにストリップ状に切
断し、処理した。HCG含有試料(10QpflPBS
中L: l 00 p I UのHCG)を小さい試験
管中で抗−HCG  IgG−アルカリ性ホス7アター
ゼコンジユゲートと混合した。被覆されたラテックス点
が液と接触するようにして試験管中にストリップを入れ
、5分間インキュベートした。ストリップを取り出し、
PBSで洗浄し、吸収性タオル上に吸い取らせた。(別
法として、インドキシル燐酸塩基質を含む試験管中にス
トリップを入れることもできる。)各ストリップ上に、
責い斑点が白いバックグラウンド上に発色した。
実施例 XV 支持体材料り、E、F及びHを直径1インチの円板とし
て切断した。マウス抗−HCG  IgGをポリスチレ
ンラテックスビーズ(1μ+m)と混合することによっ
て抗体−粒子懸濁液を製造した。
この懸濁液を5μQのアリコートとして各円板の中心に
塗布し、50℃で20分間円板を乾燥した。
各円板を吸収性パッド上に置き、プラスチックのホルダ
ーによって両者の間に充分な接触を保つた。HCG試料
(100μm2 PBS中ニl 00 pIυのHCG
)を抗−HCG  IgG−金コンジュゲートと混合し
、アッセイ支持体系の上部表面に塗布し、そのまま水切
りした。2分間のインキュページ四ツ後、アッセイ支持
体系をl−2m(1の水道水で洗浄した。各円板上の白
いバックグラウンドにピンク色の斑点として陽性の試料
が指示された。
実施例 XVI 抗−HCG  IgG−APコンジュゲートを抗−HC
G  IgG−金コンジュゲートの代わりに用いて、実
施例xvの方法を繰り返した。各円板上の白いバックグ
ラウンドに発色した胃い斑点が陽性の試料を指示した。
実施例 X■ 支持体材料Gを5su+X90mmのストリップとして
切断した。実施例■の一般的方法に従って、糖蛋白質C
D4を被覆したポリスチレンラテックスビーズ(l−3
μm)を製造し、3μaの懸濁液をストリップの一端か
ら約5−1O諺麓のところで各ストリップ上に付着させ
た。ストリップを50℃で30分間乾燥した。
PBS緩衝液中に100μgの試料(兎抗−CD4血清
又は精製された抗−CD4抗体のいずれか)を含む小さ
い試験管中に、ラテックスの点を液中に浸漬するか又は
液の僅か上にしてストリップを入れた。2ないし10分
間ストリップに液を吸収させた。ストリップを取り出し
、濯ぎ、及び吸い取らせ、次いでトレーサー溶液(山羊
抗−兎I gG−HRPコンジュゲート)を含む小さい
試験管中に入れた。室温で2−5分間インキュベージコ
ン後、ストリップを取り出し、PBSで徹底的に洗浄し
た。ラテックスのビーズをこすり落とさないようにして
ストリップができるだけ乾くように吸い取らせ、次いで
100μQの基質溶液(TMB及び過酸化水素)を含む
試験管中に入れた。
0−1 pg /m(lの抗−CD4蛋白質を含む血清
試料の場合は、白いストリップ上に青い斑点が発色した
。斑点は冷凍下では1週間青いままであった。
実施例 X■ 支持体材料Gのストリップを実施例X■のようにして、
糖蛋白質CD−4被覆ラテツクスビーズで処理した。下
記の別法に従って同じアッセイを行った。試料(兎抗−
CD血清)及びトレーサー(山羊抗−兎1 gG−HR
Pコンジュゲート)を−緒に混合し、ストリップと共に
小さい試験管中に200・μaを入れた。液中でストリ
ップを10分間インキュベートし、次いで取り出し、濯
ぎ、及び吸い取った。実施例X■のようにしてストリッ
プを基質中に入れた。実施例X■のように青い斑点が発
色した。
衷mm  x旦 支持体材料Gを5mmX90+mのストリップとして切
断した。実施例■の一般的方法に従って糖蛋白質CD4
被覆ポリスチレンラテツクスビーズの懸濁液を製造し、
各ストリップの端部の付近に3−5μaの懸濁液を付着
した。ストリップを50℃で30分間乾燥した。
抗−CD4抗体を含むか否かを決定するためにスクリー
ニングされている兎の血清を、トレーサー(山羊抗−兎
1 gG−HRPコンジュゲート)と混合した。ストリ
ップを試料−トレーサー混合物中に入れ、5−1O分間
インキュベートし、次いで洗浄し、吸い取った。100
μaの基質溶液(TMB及び過酸化水素)を含む試験管
中にストリップを最高10分間入れた。各血清試料中の
抗体の有無及び濃度に依存して、青い信号が10分間以
内に発現した。
実施例 XX 試料として抗−CD4抗体及び山羊抗−ヒ)IgG−H
RPコンジュゲートを含む猿の血漿を代用して実施例x
IIの方法を繰り返した。類似の結果が得られた。
!1」L−11 山羊抗−兎1gG(糖蛋白質CD4の代わりに)でラテ
ックスビーズを被覆して実施例XIIの方法を繰り返し
た。試料(分析物)は50 、Ong /rs(is 
l O,Ong/mQ、 5.Ong/raQ%l 、
Ong/龍、0.5mg/lllff、0.lng/m
Q及び0.0ng/mQの濃度で兎IgGを含んでいた
。トレーサーは山羊抗−兎I gG−HRPコンジュゲ
ートであった。
本発明のストリップアッセイは下記のようにして行われ
た: 分析物及びトレーサー(各々100.0μa)を小さい
試験管中で混合した。乾燥したラテックスの点を有する
ストリップを、該点が液面より僅かに上になるようにし
て各試験管中に入れ、10分間インキュベートした。ス
トリップを取り出し、PBSで濯ぎ、及び充分に吸い取
った。次いで100.0μaのTMB−過酸化水素基質
溶液を含む第二の試験管中にストリップを入れた。1.
Ong/m(1以上の濃度で兎1gGを含む試料の場合
、1分間以内に青色が発現した。信号色はストリップ上
の信号点と白いタイルの標準との間の色差の尺度(DE
)として、ハンター(Hunter)反射計を用いて定
量された。40(DH)以上の尺度の信号点上の色は4
8時間以上に亙って可視状態にあった。
比較の目的で用いられた、マイクロタイター板アッセイ
は上記の試薬を用いて標準的手法に従って行われた二マ
イクロタイター板は山羊抗−兎■gGで一夜被覆され、
0.1%カゼインでブロックされた。分析物及びトレー
サー溶液は板上の個々のウェル(各ウェル当たりtoo
、oμQ)中でインキュベートされた。液はデカンテー
シaンされ、ウェルはPBSで3回洗浄された。次に1
00.0μQのTMB基質溶液を各ウェルに入れ、20
分間インキュベートした。各ウェルの色は青色の強度を
630 nmの波長で、グイナテック(DylBtec
h)マイクロタイター板読取器により読み取った。
結果を第1表に示す。本発明のストリップを使用するア
ッセイは、アッセイの検出限界の観点からマイクロタイ
ター板技術を用いるよりも約10倍鋭敏であることが見
出された。本発明のストリップは0.log/m(2で
IgGを検出できるが、マイクロタイター板法は検出可
能な信号が可視化する以前に、1.0ないし5.Ong
/m12が必要である。
本発明の原理、好適な具体化及び操作方式は上述の明細
書中に記載された通りである。しかし、ここで保護を要
求する発明は開示された特定の形態に限定されるものと
解釈してはならない。それらは限定するものではなく、
むしろ実例的なものと見做されるべきであるからである
。本発明の精神を逸脱することなく、当業者には変更及
び変化を加えることが可能であろう。
本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。
1、蛋白質非−吸着性ポリウレタン重合体被覆を有する
、多孔性の、吸収性の平らなシート状支持体材料を含ん
で成り、該支持体材料上に取り込まれた又は固定化され
た生体親和性剤で被覆された多数の粒子又はビーズを有
するアッセイ支持体系。
2、該支持体材料がセルロース又は改質セルロース材料
である、上記lに記載のアッセイ支持体系。
3、該セルロース又は改質セルロース材料が蓄電池隔離
板材料、回路板材料、濾紙又はクロマトグラフ用紙であ
る、上記lに記載のアッセイ支持体系。
4、該支持体材料が多孔性のナイロン、ポリビニルアル
コール、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン
、ポリプロピレン又はポリ弗化ビニリデンである、上記
lに記載のアッセイ支持体系。
5、該ポリウレタン重合体被覆がポリオキシアルキレン
ポリオールをポリイソシアネート化合物でキャップする
ことにより製造されるプレポリマーの重合により形成さ
れ、該プレポリマーが二より大きい反応官能性を有する
、上記lに記載のアッセイ支持体系。
6、該ポリオキシアルキレンポリオールがポリエーテル
ポリオール又はポリエステルポリオールである、上記5
に記載のアッセイ支持体系。
7、該プレポリマーがポリエチレングリコール−基剤プ
レポリマーである、上記5に記載のアッセイ支持体系。
8、該ポリウレタン重合体被覆が脂肪族ウレタン重合体
の塗布によって形成される、上記lに記載のアッセイ支
持体系。
9、該脂肪族ウレタン重合体がダラセーン@WB−22
ポリウレタンエラストマーである、上記8に記載のアッ
セイ支持体系。
IO1該生体親和性剤が抗原、ポリクローン性抗体、モ
ノクローン性抗体、蛋白質、糖蛋白質、又はDNA又は
RNAプローブである、上記1に記載のアッセイ支持体
系。
11、該支持体材料が一端又はその付近に取り込まれ又
は固定化された粒子又はビーズを有するストリップの形
状である、上記lに記載のアッセイ支持体系。
12、該支持体材料がその中心又はその付近に取り込ま
れ又は固定化された粒子又はビーズを有する小さい正方
形又はチップの形状である、上記lに記載のアッセイ支
持体系。
13、該支持体材料が試験試料の付着のためのウェルに
対応する多数の場所に取り込まれ又は固定化された該粒
子又はビーズを有するマルチ−ウェル装置又はマイクロ
タイター板の形状に成形されている、上記lに記載のア
ッセイ支持体系。
14、該支持体材料がマルチ−ウェル装置又はマイクロ
タイター板用の平らなシート状挿入物の形状であり、平
らな該シートが試験試料の付着のためのウェルに対応す
る多数の場所に取り込まれ又は固定化された該粒子又は
ビーズを有する、上記lに記載のアッセイ支持体系。
15、蛋白質非−吸着性ポリウレタン重合体被覆を有す
る、多孔性の、吸収性の平らなシート支持体材料、及び
該支持体材料上に取り込まれた又は固定化された生体親
和性剤で被覆された多数の粒子又はビーズを有するアッ
セイ支持体系を使用する方法であって、該アッセイ支持
体系を試験液、適当な認識コンジュゲート及び基質と接
触させ、及び取り込まれた又は固定化された生体親和性
剤で被覆された粒子又はビーズの区域で発生する信号の
存在又は不存在を観察することを含んで成る方法。
16、該試験液が血漿、血清、細胞コンジュゲート、尿
、唾液、又はコンディジコンド培地である、上記15に
記載の方法。
17、一段法アッセイのための、該アッセイ支持体系が
接触する前に、該試験液体が該認識コンジュゲート及び
基質と混合される、上記15に記載の方法。
18、二段法アッセイのための、該アッセイ支持体系が
最初に該試験液と接触し、次いで適当な認識コンジュゲ
ート及び基質溶液の混合物と接触する、上記15に記載
の方法。
19、該アッセイ支持体系が試験液と接触後に濯がれる
、上記18に記載の方法。
20、三段法アッセイのための、該アッセイ支持体系が
最初に該試験液と接触し、次いで適当な認識コンジュゲ
ートの溶液に接触し、及び次いで基質溶液に接触する、
上記15に記載の方法。
21、該アッセイ支持体系が該試験液と接触後に濯がれ
、及び該認識コンジュゲートと接触後に濯がれる、上記
20に記載の方法。
22、該アッセイ支持体系が抗体キャプチャーアッセイ
に使用される、上記15に記載の方法。
23、該アッセイ支持体系がハーフ−サンドイッチ又は
フルーサンドイッチアッセイに使用される、上記22に
記載の方法。
24、該アッセイ支持体系が競合的又は非競合的アッセ
イに使用される、上記15に記載の方法。
25、該認識コンジュゲートが適当な基質の存在を含む
陽性の試験条件下で、視覚的に明らかな色の変化を起こ
す酵素を含んで成る、上記15に記載の方法。
26、該酵素がセイヨウワサビペルオキシダーゼであり
、該基質がテトラメチルベンジジン及び過酸化水素であ
るか、又は該酵素がアルカリ性ホスファターゼであり、
該基質が燐酸インドキシルである、上記25に記載の方
法。
27、該酵素がセイヨウワサビペルオキシダーゼであり
、該変色が少なくとも24時間視覚的に明らかなままで
ある、上記26に記載の方法。
28、該変色が室温で少なくとも3日間又は冷凍下に少
なくとも1週間視覚的に明らかなままである、上記27
に記載の方法。
29、該認識コンジュゲートがコロイド金を含んで成る
、上記15に記載の方法。
30、該認識コンジュゲートが放射性標識又は蛍光標識
化合物を含んで成る、上記15に記載の方法。
31゜ (a)多孔性の、吸収性の平らなシート支持体材料を処
理して、シート上に蛋白質非−吸着性ポリウレタン重合
体被覆を形成すること、(b)粒状材料を生体活性剤で
被覆すること、(C)処理された支持体材料上に生体活
性剤で被覆された粒状材料を取り込み又は固定化するこ
と、及び (d)乾燥すること を含んで成る、アッセイ支持体系の製造方法。
32、該多孔性の吸収性支持体材料がセルロース又は改
質セルロース材料である、上記31に記載の方法。
33、該支持体材料が多孔性のナイロン、ポリビニルア
ルコール、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン又はポリ弗化ビニリデンである、上
記31に記載の方法。
34、該ポリウレタン重合体被覆がポリオキシアルキレ
ンポリオールをポリイソシアネート化金物でキャップす
ることにより製造されるプレポリマーの重合により形成
され、該プレポリマーが二より大きい反応官能性を有す
る、上記31に記載の方法。
35、該ポリウレタン重合体被覆が脂肪族ウレタン重合
体又はポリエチレングリコール−基剤プレポリマーの塗
布によって形成される、上記31に記載の方法。
36、該粒状材料がポリスチレンラテックス、改質ラテ
ックス、シリカ又は磁性粒子である、上記31に記載の
方法。
37、該生体親和性剤が抗原、ポリクローン性抗体、モ
ノクローン性抗体、蛋白質、糖蛋白質、又はDNA又は
RNAプローブである、上記31に記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、蛋白質非−吸着性ポリウレタン重合体被覆を有する
    、多孔性の、吸収性の平らなシート状支持体材料を含ん
    で成り、該支持体材料上に取り込まれた又は固定化され
    た生体親和性剤で被覆された多数の粒子又はビーズを有
    するアッセイ支持体系。 2、該支持体材料がセルロース又は改質セルロース材料
    である、特許請求の範囲1項に記載のアッセイ支持体系
    。 3、該セルロース又は改質セルロース材料が蓄電池隔離
    板材料、回路板材料、濾紙又はクロマトグラフ用紙であ
    る、特許請求の範囲1項に記載のアッセイ支持体系。 4、該支持体材料が多孔性のナイロン、ポリビニルアル
    コール、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン
    、ポリプロピレン又はポリ弗化ビニリデンである、特許
    請求の範囲1項に記載のアッセイ支持体系。 5、該ポリウレタン重合体被覆がポリオキシアルキレン
    ポリオールをポリイソシアネート化合物でキャップする
    ことにより製造されるプレポリマーの重合により形成さ
    れ、該プレポリマーが二より大きい反応官能性を有する
    、特許請求の範囲1項に記載のアッセイ支持体系。 6、蛋白質非−吸着性ポリウレタン重合体被覆を有する
    、多孔性の、吸収性の平らなシート支持体材料、及び該
    支持体材料上に取り込まれた又は固定化された生体親和
    性剤で被覆された多数の粒子又はビーズを有するアッセ
    イ支持体系を使用する方法であって、該アッセイ支持体
    系を試験液、適当な認識コンジュゲート及び基質と接触
    させ、及び取り込まれた又は固定化された生体親和性剤
    で被覆された粒子又はビーズの区域で発生する信号の存
    在又は不存在を観察することを含んで成る方法。 7、一段法アッセイのための、該アッセイ支持体系が接
    触する前に、該試験液体が該認識コンジュゲート及び基
    質と混合される、特許請求の範囲6項に記載の方法。 8、二段法アッセイのための、該アッセイ支持体系が最
    初に該試験液と接触し、次いで適当な認識コンジュゲー
    ト及び基質溶液の混合物と接触する、特許請求の範囲6
    項に記載の方法。 9、三段法アッセイのための、該アッセイ支持体系が最
    初に該試験液と接触し、次いで適当な認識コンジュゲー
    トの溶液に接触し、及び次いで基質溶液に接触する、特
    許請求の範囲6項に記載の方法。 10、 (a)多孔性の、吸収性の平らなシート支持体材料を処
    理して、シート上に蛋白質非−吸着性ポリウレタン重合
    体被覆を形成すること、 (b)粒状材料を生体活性剤で被覆すること、(c)処
    理された支持体材料上に生体活性剤で被覆された粒状材
    料を取り込み又は固定化すること、及び (d)乾燥すること を含んで成る、アッセイ支持体系の製造方法。
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