JPH0312008Y2 - - Google Patents

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JPH0312008Y2
JPH0312008Y2 JP1984156696U JP15669684U JPH0312008Y2 JP H0312008 Y2 JPH0312008 Y2 JP H0312008Y2 JP 1984156696 U JP1984156696 U JP 1984156696U JP 15669684 U JP15669684 U JP 15669684U JP H0312008 Y2 JPH0312008 Y2 JP H0312008Y2
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JP
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bolt
support plate
electric wire
tightening
fastener
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JP1984156696U
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  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、光ケーブル複合地線(OPGW)
等の電線をアングル材に固定するのに用いる取付
具に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
OPGWを引留めて鉄塔内で接続する場合、第
4図に示すように、鉄塔1のアングル2に取付金
具3を固定し、引留金具4から接続箱5に至る
OPGW6を、この取付金具のクランプで把持す
る方法が採られる。このときに使用する取付金具
3は、第5図に示すように、ベースプレート3a
に、受け具3b及びOPGWの両側において受け
具にボルト止めする押え具3cとから成るクラン
プを支持ボルト3dを介して取付け、さらにプレ
ート3にそのプレートをアングルに圧接させるU
字ボルト3eを取付けた構造であつたが、このよ
うな取付金具は、鉄塔への装着時及びOPGWの
挾着時に部品を一旦分解しなければならないため
作業性が悪く、さらに分解部品を落とす恐れがあ
つて危険性も高い。
また、多条のOPGWを支持する場合、支持ボ
ルト3dのサイズを大きくしないと、そのボルト
がOPGWの重みで変形する恐れがある。
そこで、実開昭53−83965号は、アングル材の
コーナ部でクロスさせるフツクボルトとフツク付
き支持板をアングル材の両側縁に引掛けて1個の
ナツトで相互に固定する技術を開示している。し
かし、この技術は、支持板を係止方向に引き動か
すため、或いはアングル材のサイズ変化に対応す
るためにフツクボルトを通す支持板の孔を長孔に
する必要があり、そのため、ナツトが緩むと支持
板が長孔の長手方向に大きく動いて支持板端のフ
ツクが外れる恐れがある。
この考案の目的は、かゝる欠点を無くすことに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の欠点を解消するため、この考案ではアン
グル材の両側縁部に係止させるV溝付きの2個の
留め具を一方の留め具が固着される引留めボルト
とこれに螺着したナツトを用いて引留めると共
に、前記引留めボルトに、厚み方向を電線の長手
方向に対して直角向きにした支持プレートを固定
する。そして、この支持プレートに連結するクラ
ンプを支持プレートへの連結ボルトを共用した締
付けボルト又はそれとは別個の締付けボルトによ
り対向した電線挿入溝を有する受け具と押え具と
を電線の片側において締付ける構造にしている。
このようにすれば、留め具のアングル材への固
定及び電線の把持の両作業ともボルトを一旦緩め
て締め込むだけで済み、また、支持プレートは電
線の長手方向に大きな剛性を有するため、クラン
プのみの交換により電線支持条数の変化にも対処
できる。
さらに、この構造であると引留めボルトを長く
しておくだけでアングル材のサイズ変化に対応で
き、また、ナツトが僅かに緩んだだけでは留め具
のV溝からアングル材が抜け出ないので係合の自
然解除も起こらない。
〔実施例〕
以下、添付第1図乃至第3図に基いてこの考案
の実施例を説明する。
第1図の取付具10は、1条のOPGWを把持
するもので、アングル2の両側縁部に対向させて
配置する2個の留め具11,11′には、アング
ル側縁部を挿入して係止させるV溝11a,11
a′が設けられている。また、留め具11,11′
間には一端が留め具11′に一体化される引留め
ボルト12が設けられ、このボルトの他端側螺子
部に螺合したナツト13を締めて穴11bにボル
ト12を緩く通した留め具11を留め具11′側
に引きつけ、アングルに対しての締付力を生じさ
せるようにしてある。
上記引留ボルト12の途中には電線の長手方向
に広幅とした支持プレート14が固定され、この
プレートの先端部にボルト15を介してクランプ
16が連結される。クランプ16は半円状の電線
挿入溝16aを対向して設けた受け具16bと押
え具16cとから成るもので、OPGWの把持は、
受け具と押え具間の開放した隙間を広げて挿入溝
内にOPGWを横から挿入し、その後連結ボルト
15を締めて行う。
なお、支持プレート14は、図のように引留め
ボルト12に一体化するほか、適当な回り止め対
策を施して両側からナツト等で締付けてもよい。
例えば、第2図の取付具10は、着脱自在の支持
プレート14′を留め具11に回り止め状態に係
合させ、他面側からナツト13で締付けており、
この場合、支持プレートの交換が可能であるので
プレート形状や取付位置の変更によりクランプ1
6の配置位置を自由に変更できると云う付随効果
が得られる。
また、クランプを第3図に示すような形のもの
に交換するとクランプを除く同一部品を使用して
2条のOPGWを支持できる。このクランプ1
6′は、2条の電線挿入溝16aを有する受け具
16b′と、2個の押え具16c′とをOPGW6の片
側に配した支持プレートへの連結ボルト15とは
別の締付けボルト17で締結しており、電線挿入
溝、押え具及び締付ボルトの数を増やせば2以上
のOPGWの支持にも使える。
このほか、第1図のクランプを支持プレートの
両側に複数組並列配置し、連結ボルト15をクラ
ンプの締付けに共用する構造として多条の
OPGWを支持するようにしてもよい。また、留
め具11′は11と同じナツト締め式とすること
が可能である。
〔効果〕
以上述べたこの考案の取付具は、V溝を設けた
2個の留め具を引留めボルトから外さずにアング
ルの両側縁部に係止させ、かつ固定することがで
き、さらに、OPGWの把持も、緩めたクランプ
の電線挿入溝にOPGWを横から挿入してボルト
締めすればよいので、鉄塔への取付け及び
OPGWの支持が簡単かつ迅速に行え、部品の落
下の危険性も無くなる。
また、支持プレートは、電線の長手方向に剛性
が確保されているので、クランプの交換により
OPGWの支持条数の変化に対処できる。
さらに、アングル材のサイズ変化に対する対応
性と外れ止めの信頼性も共に満足させることがで
きる。
なお、以上では電線をOPGWに限定した説明
を行つたが、この考案の取付具は一般的な架空地
線等の把持にも使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の取付具の一例を示す斜視
図、第2図及び第3図は他の実施例の平面図、第
4図はOPGWの鉄塔での接続状態を示す図、第
5図はその接続部に使われている従来の取付金具
の平面図である。 10……取付具、11,11′……留め具、1
1a,11a′……V溝、12……引留めボルト、
13……ナツト、14,14′……支持プレート、
15……連結ボルト、16,16′……クランプ、
16a……電線挿入溝、16b,16b′……受け
具、16c,16c′……押え具、17……締付け
ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) アングル材側縁部への係合V溝を設けた2個
    の留め具と、前記アングル材の両側縁部を係止
    させて対向させる前記2個の留め具の一方を固
    着し、他方の留め具に緩く貫通させる引留めボ
    ルトと、この引留めボルトに螺着する他方の留
    め具の一方の留め具側への締付け用ナツトと、
    厚み方向を電線の長手方向と直角向きにして前
    記引留めボルトに固定する支持プレートと、こ
    の支持プレートに連結ボルトを介して取付け、
    その連結ボルトを共用した締付けボルト又はそ
    れとは別の締付けボルトにより対向した電線挿
    入溝を有する受け具及び押え具を電線の片側に
    おいて締付けるクランプとを具備して成るアン
    グル材への電線取付具。 (2) 上記支持プレートを、引留めボルトに対して
    着脱自在に固定したことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のアングル材への電
    線取付具。
JP1984156696U 1984-10-16 1984-10-16 Expired JPH0312008Y2 (ja)

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JP1984156696U JPH0312008Y2 (ja) 1984-10-16 1984-10-16

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JP1984156696U JPH0312008Y2 (ja) 1984-10-16 1984-10-16

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Publication Number Publication Date
JPS6172032U JPS6172032U (ja) 1986-05-16
JPH0312008Y2 true JPH0312008Y2 (ja) 1991-03-22

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ID=30714701

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0312009Y2 (ja) * 1984-12-20 1991-03-22
JPH0521940Y2 (ja) * 1988-09-26 1993-06-04

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JPS5383965U (ja) * 1976-12-15 1978-07-11

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JPS6172032U (ja) 1986-05-16

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