JPH0311989Y2 - - Google Patents

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JPH0311989Y2
JPH0311989Y2 JP1984154978U JP15497884U JPH0311989Y2 JP H0311989 Y2 JPH0311989 Y2 JP H0311989Y2 JP 1984154978 U JP1984154978 U JP 1984154978U JP 15497884 U JP15497884 U JP 15497884U JP H0311989 Y2 JPH0311989 Y2 JP H0311989Y2
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signal
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は雑音低減回路に係り、特に、大振幅信
号の立上りエツジ部分或いは立下りエツジ部分に
おけるSN比を改善する雑音低減回路に関する。
従来の技術 第6図は本出願人が先に特願昭59−111577号の
特許願「雑音低減回路」で提案した回路のブロツ
ク系統図を示す。同図において、端子1に入来し
た映像信号a(第2図A)は低域フイルタ2にて
高域ノイズ成分を除去されて信号b(同図B)と
される。一方、信号aは高域フイルタ4にて高域
ノイズ成分を取出されて信号c(同図C)とされ、
リミツタ5にてリミツタレベルL1,L2をを以て
振幅制限されて信号d(同図D)とされ、低域フ
イルタ6で高域ノイズ成分を除去され、レベル調
整器7、増幅器8を介して信号e(同図E)とさ
れる。
信号bと信号eとは減算器3にて加算されて信
号f(同図F)とされ、減算器9にて信号aから
減算されて信号g(同図G)とされ、リミツタ1
0にてリミツタレベルL3,L4を以て振幅制限さ
れて信号h(同図H)とされる。信号aは減算器
11にて信号hを減算されて高域ノイズ成分を低
減された信号i(同図I)とされ、出力端子12
より取出される。
このものは、加算器3において比較的立上りの
急峻な信号fを得ているため、従来回路に比して
大振幅の立上りエツジ直後の高域ノイズ成分を大
幅に低減し得る。
考案が解決しようとする問題点 然るに、このものは、信号fの立上りが十分で
ないために減算器9の出力信号gに多少映像信号
成分が残り、これにより、例えば立上り部分にお
いてはこの映像信号成分がリミツタ10のリミツ
タレベルL3にかかり、立上りエツジ部分の高域
ノイズ成分を未だ十分に低減しきれない問題点が
あつた。
本考案は、特に、大振幅信号の立上りエツジ部
分及び立下りエツジ部分における高域ノイズ成分
を低減し得る雑音低減回路を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 第1図中、スライス回路13は大振幅信号の立
上りエツジ部分の高域ノイズ成分を取出す手段、
リミツタ10は入力信号のエツジ部分以外の平坦
な信号部分に存在する高域雑音を取出す手段、減
算回路11は入力信号からスライス回路13及び
リミツタ10の両出力信号を夫々減算することに
よつて高域ノイズが除去された信号を出力する手
段の一実施例である。
作 用 スライス回路13にて大振幅信号の立上りエツ
ジ部分の高域ノイズ成分が取出され、減算器11
にて入力信号から上記高域ノイズ成分が減算され
る。
実施例 第1図は本考案回路の第1実施例のブロツク系
統図を示し、同図中、第6図同一構成部分には同
一番号を付してその説明を省略する。同図におい
て、減算器9から取出された信号g(第2図G)
はスライスレベルL5を設定されているスライス
回路13に供給され、ここで立上りエツジ部分を
スライスされてノイズ先端部分信号j(同図J)
を取出されて減算器11に供給される。
減算器11において信号aから信号h,jが減
算され、これにより、第6図示の回路では低減し
きれなかつた信号aの特に立上りエツジ部分にお
ける高域ノイズ成分を低減されて信号k(同図K)
とされ、出力端子12より取出される。
なお、立下りエツジ部分の高域ノイズ成分を低
減するには、リミツタ5のリミツタレベルを第3
図Aに示すリミツタレベルL6,L7に設定し、ス
ライス回路13のスライスレベルを同図Eに示す
スライスレベルL8に設定する。
リミツタ5においてリミツタレベルL6,L7
以て振幅制限されて信号d′(同図B)とされ、低
域フイルタ6、レベル調整器7、増幅器8を介し
て信号e′(同図C)とされ、加算器3にて信号b
と加算されて信号f′(同図D)とされ、減算器9
にて信号aから減算されて信号g′(同図E)とさ
れる。信号g′はリミツタ10にてリミツタレベル
L3,L4を以て振幅制限されて信号h′(同図F)と
される一方、スライス回路13にてスライスレベ
ルL8を以てスライスされて信号j′(同図G)とさ
れる。
減算器11において信号aから信号h′,j′が減
算され、これにより、信号aの特に立下りエツジ
部分における高域ノイズ成分を低減されて信号
k′(同図H)とされ、出力端子12より取出され
る。
第4図は本考案回路の第2実施例のブロツク系
統図を示し、同図中、第6図と同一構成部分には
同一番号を付してその説明を省略する。同図にお
いて、高域フイルタ4から取出された信号c(第
2図C)はリミツタ5aにてリミツタレベルL1
L2を以て振幅制限されて信号d(同図D)とされ
ると共に、リミツタ5bにてリミツタレベルL6
L7を以て振幅制限されて信号d′(第3図B)とさ
れ、加算器14において加算されて信号d″(第2
図L)とされる。信号d″は低域フイルタ6、レベ
ル調整器7、増幅器8を介して信号e″(同図M)
とされ、加算器3にて信号bと加算されて信号
f″(同図N)とされ、減算器9にて信号aから減
算されて信号g″(同図O)とされる。
信号g″はリミツタ10にてリミツタレベルL3
L4を以て振幅制限されて信号h″(同図P)とされ
る一方、スライス回路13aにてスライスレベル
L5を以てスライスされて信号j(同図J)とされ
ると共に、スライス回路13bにてスライスレベ
ルL8を以てスライスされて信号j′(第3図G)と
される。
減算器11において信号aから信号h″,j,
j′が減算され、これにより、第6図示の回路では
低減しきれなかつた信号aの立上りエツジ部分及
び立下りエツジ部分における高域ノイズ成分を低
減されて信号k″(第2図Q)とされ、出力端子1
2より取出される。
第5図は本考案回路の第3実施例のブロツク系
統図を示し、同図中、第6図と同一構成部分には
同一番号を付してその説明を省略する。同図にお
いて、高域フイルタ4から取出された信号c(第
2図C)はダイオードを互いに逆向きに並列接続
されたスライス回路15にて正極部分及び負極部
分をスライスされて略信号d″(同図L)の如き信
号とされ、低域フイルタ6、レベル調整器7、増
幅器8を介して略信号e″(同図M)の如き信号と
される。
上記各実施例のものと同様に、加算器3、減算
器9を介して得られた略信号g″(同図O)の如き
信号はリミツタ10により略信号h″(同図P)の
如き信号とされる一方、スライス回路16にて略
信号j(同図J)と信号j′(第3図G)とを合成さ
れた信号とされる。減算器11において信号aか
らリミツタ10の出力及びスライス回路16の出
力を減算されると、略信号k″(第2図Q)の如き
信号とされる。
考案の効果 本考案は、入力情報信号のエツジ部分(立上り
エツジ部分、立下り部分)に存在する高域ノイズ
を取り出すスライス回路と、この入力情報信号の
エツジ部分以外の平坦な信号部分に存在する高域
雑音を取り出す第1のリミツタと、この入力情報
信号から第1のスライス回路及び第1のリミツタ
の両出力信号をそれぞれ減算(位相反転による加
算)することによつて高域ノイズが除去された情
報信号を出力する減算回路とを設けたため、大振
幅信号の立上りエツジ部分及び立下りエツジ部分
における高域ノイズ成分、平坦な信号部分に存在
する高域ノイズ成分を低減し得、本出願人が先に
提案した回路において第1の減算回路の出力中の
映像信号成分が第1のリミツタにかかることによ
り十分低減しきれなかつた高域ノイズ成分を有効
に低減し得、エツジ部分でのSN比改善効果を十
分にあげ得、高品位な雑音低減を行ない得る等の
特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案回路の第1の実施例のブロツク
系統図、第2図及び第3図は本考案回路及び従来
回路の動作説明用信号波形図、第4図及び第5図
は夫々本考案回路の第2及び第3実施例のブロツ
ク系統図、第6図は本出願人が先に提案した回路
の回路図である。 1……入力端子、2,6……低域フイルタ、
3,14……加算器、4……高域フイルタ、5,
5a,5b,10……リミツタ、9,11……減
算器、12……出力端子、13,13a,13
b,15,16……スライス回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 低減すべき雑音を含んでいる入力情報信号の
    高域成分を除去して得た信号を出力する第1の
    低減フイルタ2と、 該第1の低減フイルタ2の信号が供給され加
    算信号を出力する加算回路3と、 該入力情報信号から該加算信号を減算して得
    た減算信号を出力する第1の減算回路9と、 該第1の減算回路9の減算信号のうちの前記
    入力情報信号の立上りエツジ部分及び/又は立
    下りエツジ部分に応じた大振幅部分を除去して
    得た信号を出力する第1のリミツタ10と、 前記第1の減算回路9の減算信号のうちの前
    記入力情報信号の立上り部分及び/又は立下り
    エツジ部分に応じた大振幅部分を取り出して得
    た信号を出力する第1のスライス回路13,1
    3a,13b,16と、 前記入力情報信号から前記第1のリミツタ1
    0の信号及び第1のスライス回路13,13
    a,13b,16の信号を減算して得た情報信
    号を出力する第2の減算回路11と、 前記入力情報信号の高域成分を取り出して得
    た信号を出力する高域フイルタ4と、 該高域フイルタ4の信号から前記入力情報信
    号の立上りエツジ部分及び/又は立下りエツジ
    部分に応じた信号を取り出す振幅選択回路5,
    5a,5b,15と、 該振幅選択回路5,5a,5b,15の出力
    信号から前記入力情報信号の立上り部分及び/
    又は立下りエツジ部分に含まれる高域雑音を除
    去して得た信号を前記加算回路3に出力する第
    2の低域フイルタ6とを有し、 前記第1のスライス回路13,13a,13
    b,16で前記入力情報信号の立上りエツジ部
    分及び/又は立下りエツジ部分に存在する高域
    雑音を取り出し、前記第1のリミツタ10で前
    記入力情報信号の立上りエツジ部分及び/又は
    立下りエツジ部分以外の平坦な信号部分に存在
    する高域雑音を取り出し、前記第2の減算回路
    11で前記入力情報信号から前記第1のスライ
    ス回路13,13a,13b,16及び第1の
    リミツタ10の両出力信号を夫々減算すること
    によつて高域雑音が全て除去された前記情報信
    号を出力することを特徴とする雑音低減回路。 (2) 該振幅選択回路は、該高域フイルタ4の信号
    のうち該入力情報信号の立上りエツジ部分に応
    じた信号を出力する第2のリミツタ5aと、該
    高域フイルタ4の信号のうち該入力情報信号の
    立下りエツジ部分に応じた信号を出力する第3
    のリミツタ5bと、該第2及び第3のリミツタ
    5a,5bの両出力信号を夫々加算して得た加
    算信号を出力する加算器14とよりなり、 該第1のスライス回路は、該第1の減算回路
    9の出力信号のうち該入力情報信号の立上りエ
    ツジ部分に応じた大振幅部分を取り出した得た
    信号を出力する回路13aと、該第1の減算回
    路9の出力信号のうち該入力情報信号の立下り
    エツジ部分に応じた大振幅部分を取り出して得
    た信号を出力する回路13bとよりなることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の雑音低減回路。 (3) 該振幅選択回路は、該高域フイルタ4の信号
    のうち該入力情報信号の立上りエツジ部分に応
    じた信号を出力する第2のリミツタ5であり、 該第1のスライス回路は、該第1の減算回路
    9の出力信号のうち該入力情報信号の立上りエ
    ツジ部分に応じた大振幅部分を取り出して得た
    信号を出力する回路13であることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の雑音低
    減回路。 (4) 該振幅選択回路は、該高域フイルタ4の信号
    のうち該入力情報信号の立下りエツジ部分に応
    じた信号を出力する第2のリミツタ5であり、 該第1のスライス回路は、該第1の減算回路
    9の出力信号のうち該入力情報信号の立下りエ
    ツジ部分に応じた大振幅部分を取り出して得た
    信号を出力する回路13であることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の雑音低
    減回路。 (5) 該振幅選択回路は、該高域フイルタ4の信号
    のうち該入力情報信号の立上りエツジ部分及び
    立下りエツジ部分に応じた信号を出力する第2
    のスライス回路15であり、 該第1のスライス回路は、該第1の減算回路
    9の出力信号のうち該入力情報信号の立上りエ
    ツジ部分及び立下りエツジ部分に応じた大振幅
    部分を取り出して得た信号を出力する回路16
    であることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の雑音低減回路。
JP1984154978U 1984-10-13 1984-10-13 Expired JPH0311989Y2 (ja)

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JPS6170464U JPS6170464U (ja) 1986-05-14
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