JPH0320196B2 - - Google Patents

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JPH0320196B2
JPH0320196B2 JP7025785A JP7025785A JPH0320196B2 JP H0320196 B2 JPH0320196 B2 JP H0320196B2 JP 7025785 A JP7025785 A JP 7025785A JP 7025785 A JP7025785 A JP 7025785A JP H0320196 B2 JPH0320196 B2 JP H0320196B2
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JP
Japan
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color
color signal
input
circuit
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JP7025785A
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English (en)
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JPS61228792A (ja
Inventor
Tokikazu Matsumoto
Yukio Nakagawa
Masahiro Pponjo
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to US06/846,819 priority patent/US4760449A/en
Priority to KR1019860002487A priority patent/KR900008236B1/ko
Priority to EP86302468A priority patent/EP0197767B1/en
Priority to DE8686302468T priority patent/DE3685676T2/de
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Publication of JPH0320196B2 publication Critical patent/JPH0320196B2/ja
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダ(以下VTRと
呼ぶ。)などに用いられる色信号処理装置に関す
るものである。
従来の技術 近年VTRの色信号処理に於て色信号のS/N
を向上するための技術が要求され、リカーシブフ
イルターが用いられている。
(例えば、特開昭57−160288号公報) 以下図面を参照しながら、上述した従来の色信
号処理装置の一例について説明する。第4図は従
来の色信号処理装置の構成を示すブロツク図であ
る。入力端子15から入力された色信号はK倍の
利得を持つ増幅器13の出力と加算器12で加算
され、1/(1+K)倍の利得を持つ増幅器10
に入力される。増幅器10の出力は1H遅延線1
1で1H期間遅延されたのち、加算器14で増幅
器10の出力と加算され、出力端子16に出力さ
れる。また1H遅延線の出力は、増幅器13を通
つて加算器12へ帰還される。この様な構成によ
れば、入力から出力への伝達関数G(S)は次の
(1)式で表される。
G(S)=1/2×1+Z-1/1+K(1−Z-1)……
(1) ただし、Z-1は単位遅延時間を表し、ここでは
1Hである。
この様な伝達関数を持つフイルターの係数Kが
1の場合の周波数特性の一例を、第5図に示す。
第5図で横軸は周波数であり縦軸は利得を表して
いる。またnは整数でありfHは水平同期周波数
を表している。図から判る様に利得はfHのn倍
の周波数で最大となり、n+1/2倍の周波数で0
となる。従つて入力された色信号が、復調された
色信号のときは、そのスペクトラムはfHのn倍
の周波数にピークを持つから、このフイルターを
通すことにより色信号成分だけが通過し、雑音成
分は除去されるので、S/Nを改善することがで
きる。次にフイルターの係数Kが1の場合の時間
軸応答の例を第6図に示す。aがフイルターへの
入力波形を表し、bが出力を表している。入力は
時刻0でレベルがステツプ状に0へ変化する波形
である。この入力に対する出力はbから判る様に
入力が0に変化した後、数H期間に渡つて徐々に
減少する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の様な構成ではS/Nは改善
出来るが、上に述べた様に入力が急に変化した場
合、その出力が直ぐに追従せず徐々に変化する。
従つて、従来の構成では色が画面垂直方向に急に
変化した場合即ち、ライン相関の低い時に色の変
化が緩やかになり色垂れが生じるという欠点があ
つた。またこの色垂れを防ぐために輝度信号のラ
イン相関の低い時は、上記の帰還ループを断つ方
法も用いられているが、色信号のライン相関は低
いが輝度信号のライン相関は高い場合もあり、完
全に色垂れを防ぐことはできなかつた。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の色信号処
理装置は、入力信号を1H遅延させる1H遅延線
と、前記1H遅延線の出力と入力された色信号の
加算または減算を行う第一の演算回路と、第1の
演算回路の出力に非線形処理を行う第一の非線形
処理回路と、前記第1の非線形処理回路の出力と
前記色信号の加算または減算を行いその出力を前
記1H遅延線の入力に与える第2の演算回路と、
前記第1の演算回路の出力に非線形処理を行う第
2の非線形処理回路と、前記第2の非線形処理回
路の出力と前記色信号の加算または減算を行う第
3の演算回路を備えたものである。
作 用 本発明は上記の構成により、入力された色信号
と、それを1H遅延させた信号から非相関信号を
算出して入力に帰還する時に、その信号のレベル
が低い即ち相関の高い時は通過させ、レベルの高
い即ち相関の低い時は通過させない様な非線形処
理を行う回路を帰還ループ内に設け、相関の低い
時には帰還ループを断つことにより、過渡応答を
速くして、色垂れを少なくし且つS/Nを改善す
るものである。
実施例 以下本発明の一実施例の色信号処理装置につい
て図面を参照しながら説明する。
第1図aは本発明の第一の実施例における色信
号処理装置の構成を示したブロツク図であり、b
とcは本実施例の非線形回路の入出力特性を示し
た特性図である。本実施例は色信号が搬送色信号
の場合の例である。入力端子1から入力された搬
送色信号は減算器2で非線形回路8の出力を減じ
られ1H遅延線3に入力される。1H遅延線の出力
は加算器4で入力の搬送色信号と加算され、非線
形回路5に入力される。またこの信号は非線形回
路8へも送られ、減算器2へ帰還される。非線形
回路5の出力は、減算器6で入力の搬送色信号か
ら減じられ、出力として出力端子7へ出力され
る。ここでまず非線形回路5と8の特性は線形で
あり、利得がそれぞれ1/2(K+1)とKとする。
このとき入力からみた加算器4の出力の伝達関数
G1(S)は、つぎの(2)式で表される。
G1(S)=1+Z-1/1+KZ-1 ……(2) また入力からみた出力端子7への伝達関数G0
(S)は、つぎの(3)式で表される。
G0(S)=1−K/2×1−Z-1/1+KZ-1 ……(3) この2つの伝達関数から、G1(S)は水平同期
周波数fHの整数倍に山を持ち、整数プラス1/2倍
の周波数に谷を持つくし形フイルターの特性を示
し、G0(S)は水平同期周波数fHの整数プラス1/
2倍の周波数に山を持ち、整数倍の周波数に谷を
持つくし形フイルターの特性を示すことがわか
る。第2図aで曲線がG0(S)の周波数特性をし
めしており、第2図aの斜線で示した部分は搬送
色信号のスペクトラムを表している。横軸が周波
数であり縦軸は利得を表している。第2図aから
判るように搬送色信号のスペクトラムは整数プラ
ス1/2倍の周波数にエネルギーが集中しているの
で、出力端子7には搬送色信号のスペクトラムだ
けが抜き出される。従つて本実施例を用いること
により、色信号のS/Nを改善することができ
る。またG1(S)は水平同期周波数fHの整数倍に
山を持つが、この周波数は搬送色信号のライン相
関が低いときにスペクトラムが多く現れる、つま
り加算器4の出力には非相関信号が得られる。こ
の信号は非線形回路8を通つて減算器2へ帰還さ
れる。ところで以上の説明では非線形回路5の利
得はK倍の一定値であるとしてきたが、一定にす
ると加算器4の出力が大きい時、即ちライン相関
の低い時も一定の帰還が掛るため、従来例の説明
で述べた様に色が変化した時に色垂れを生じる。
従つて本実施例では利得に非線形性を持たせてこ
の色垂れを防いでいる。本実施例で用いる非線形
回路の入出力特性の例を第1図bとcに示す。第
1図bは非線形回路8の入出力特性を示し、第1
図cは非線形回路5の入出力特性を示している。
第1図bから判る様に非線形回路8はリミツタ特
性を持ち、入力レベルの大きい時は出力が現れな
い。つまり色信号の相関が低い時は非線形回路8
の入力が大きいので出力は現れず、帰還がかから
ないので色垂れを生じない。また非線形回路5の
特性は、非線形回路8の利得をKとした時、1/2
(1+K)となるように設定する。例えば入力レ
ベルが3のとき非線形回路8の出力は1であるか
ら、この時のKはK=1÷3=1/3となる。従つ
て入力レベルが3の時の非線形回路5の利得は、
1/2(1+1/3)即ち2/3となる。従つて出力は入
力×利得であるから、3×2/3=2となる。この
様にして非線形回路5の各々の入力レベルに対す
る出力レベルを非線形回路8の入出力特性をもと
にして設定することができる。このように非線形
回路5の入出力特性を決める理由は、G0(S)の
ピークの利得が1となる様にするためである。
つぎに本発明の別の実施例について第3図を参
照しながら説明する。第3図は本発明を復調され
た色差信号の処理に用いる場合の例である。色差
信号はたとえばR−Y信号とB−Y信号とし、第
3図は一方の色差信号に対する回路の例を示して
いるが、もう一方に対しても同じ回路を用いるも
のとする。また非線形回路24と27は、それぞ
れ前の実施例の非線形回路5と8と同じものであ
るので、説明は省略する。入力端子20から入力
された搬送色信号は減算器21で非線形回路27
の出力を減じられ1H遅延線22に入力される。
1H遅延線の出力は減算器23で入力の搬送色信
号から減じられ、非線形回路24に入力される。
またこの信号は非線形回路27へも送られ、減算
器21へ帰還される。非線形回路24の出力は、
減算器25で入力の搬送色信号から減じられ、出
力として出力端子26へ出力される。ここで前の
実施例と同様に、まず非線形回路24と27の特
性は線形であり、利得がそれぞれ1/2(K+1)
とKとする。このとき入力からみた減算器23の
出力の伝達関数H1(S)は、つぎの(4)式で表され
る。
H1(S)=1−Z-1/1−KZ-1 ……(4) また入力からみた出力端子26への伝達関数
H0(S)は、つぎの(5)式で表される。
H0(S)=1−K/2×1+Z-1/1−KZ-1 ……(5) この2つの伝達関数から、H1(S)は水平同期
周波数fHの整数プラス1/2倍の周波数に山を持
ち、整数倍に谷を持つくし形フイルターの特性を
示し、H0(S)は水平同期周波数fHの整数倍の
周波数に山を持ち、整数プラス1/2倍の周波数に
谷を持つくし形フイルターの特性を示すことがわ
かる。第2図bで曲線がH0(S)の周波数特性を
しめしており、第2図bの斜線で示した部分は色
差信号のスペクトラムを表している。横軸が周波
数であり縦軸は利得を表している。第2図bから
判るように色差信号のスペクトラムは整数倍の周
波数にエネルギーが集中しているので、出力端子
26には搬送色信号のスペクトラムだけが抜き出
され色信号のS/Nを改善することができる。ま
た本実施例に於ても、色信号にライン相関が無い
時に生じる色垂れを防ぐことが出来るがその原理
については最初の実施例と同じであるので、ここ
では省略する。しかも本実施例では、2つの色差
信号に対して別々に同じ回路で処理しているの
で、各々の色差信号レベルのライン相関に応じて
色垂れに対する処理をするだけで、色相と飽和度
のどちらの変化に対しても色垂れを防ぐことがで
きる。ところで本発明はデジタル回路で構成し、
A/D変換した色信号を処理することも可能であ
るが、その場合は上記の2つの実施例における非
線形回路は、非線形特性を書き込んだROM(読
出し専用メモリ)で構成することができ、非線形
特性を容易に実現できる。
発明の効果 以上の様に本発明は、1H遅延線で構成する帰
還形くし形フイルターの帰還ループに、非線形回
路を設けることにより、色信号のS/Nを改善し
且つ、色信号のライン相関が低い時も色垂れを生
じない色信号処理装置を提供することが出来る。
さらに本発明は、2つの色差信号に復調された
色信号を同じ構成の回路に通すことにより、各々
の色差信号レベルのライン相関に応じて色垂れに
対する処理をするだけで、色相と飽和度のどちら
の変化に対しても色垂れを防ぐことができるとい
う優れた特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明の第1の実施例における色信
号処理装置の構成を示すブロツク図、第1図b,
cは本発明の第1の実施例における非線形回路の
入出力特性を示す特性図、第2図aは本発明の第
1の実施例における色信号処理装置の周波数特性
と搬送色信号のスペクトラムを示す特性図、第2
図bは本発明の第2の実施例における色信号処理
装置の周波数特性と色差信号のスペクトラムを示
す特性図、第3図は本発明の第2の実施例におけ
る色信号処理装置の構成を示すブロツク図、第4
図は従来の色信号処理装置の1例の構成を示すブ
ロツク図、第5図は従来の色信号処理装置の周波
数特性を示す特性図、第6図a,bはそれぞれ従
来の色信号処理装置の入力と出力の波形の例を示
す波形図である。 2,6……減算器、3……1H遅延線、4……
加算器、5,8……非線形回路、21,23,2
5……減算器、22……1H遅延線、24,27
……非線形回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力信号を1水平同期期間(以下1Hと呼
    ぶ。)遅延させる1H遅延線と、前記1H遅延線の
    出力と入力された色信号の加算または減算を行う
    第1の演算回路と、前記第1の演算回路の出力に
    非線形処理を行う第1の非線形処理回路と、前記
    第1の非線形処理回路の出力と前記色信号の加算
    または減算を行いその出力を前記1H遅延線の入
    力に与える第2の演算回路と、前記第1の演算回
    路の出力に非線形処理を行う第2の非線形処理回
    路と、前記第2の非線形処理回路の出力と前記色
    信号の加算または減算を行う第3の演算回路を具
    備して成ることを特徴とする色信号処理装置。 2 色信号は色副搬送波で変調された搬送色信号
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の色信号処理装置。 3 色信号はベースバンドに復調された色差信号
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の色信号処理装置。
JP60070257A 1985-04-03 1985-04-03 色信号処理装置 Granted JPS61228792A (ja)

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JP60070257A JPS61228792A (ja) 1985-04-03 1985-04-03 色信号処理装置
US06/846,819 US4760449A (en) 1985-04-03 1986-04-01 Video signal processing apparatus
KR1019860002487A KR900008236B1 (ko) 1985-04-03 1986-04-02 영상신호 처리장치
EP86302468A EP0197767B1 (en) 1985-04-03 1986-04-03 Video signal processing apparatus
DE8686302468T DE3685676T2 (de) 1985-04-03 1986-04-03 Vorrichtung zum verarbeiten eines videosignals.

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JPS61228792A JPS61228792A (ja) 1986-10-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01161986A (ja) * 1987-12-18 1989-06-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 色信号処理回路
JPH02301286A (ja) * 1989-05-15 1990-12-13 Canon Inc 色信号処理装置

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