JP2574509B2 - 映像信号処理装置 - Google Patents
映像信号処理装置Info
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- JP2574509B2 JP2574509B2 JP2098018A JP9801890A JP2574509B2 JP 2574509 B2 JP2574509 B2 JP 2574509B2 JP 2098018 A JP2098018 A JP 2098018A JP 9801890 A JP9801890 A JP 9801890A JP 2574509 B2 JP2574509 B2 JP 2574509B2
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- signal
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- adder
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、TV,VTR等に用いられる雑音低減装置等の
映像信号処理装置に関するものである。
映像信号処理装置に関するものである。
第3図は従来の映像信号処理装置としての雑音低減装
置のブロック図であって、図において、10は映像信号入
力端子、11はこの入力端子10に入力された映像信号を遅
延するための第1の遅延線、12はこの第1の遅延線11に
接続された第2の遅延線、13は上記入力端子10の映像入
力と第2の遅延線12に接続された第1の加算器、14はこ
の加算器13の信号を1/2に減衰させる係数器、15は第1
の遅延線11と係数器14に接続された減算器、16はこの減
算器15に接続された位相反転型リミッタ、17は第1の遅
延線11と位相反転型リミッタ16に接続された第2の加算
器、18はこの加算器17の信号出力端子である。
置のブロック図であって、図において、10は映像信号入
力端子、11はこの入力端子10に入力された映像信号を遅
延するための第1の遅延線、12はこの第1の遅延線11に
接続された第2の遅延線、13は上記入力端子10の映像入
力と第2の遅延線12に接続された第1の加算器、14はこ
の加算器13の信号を1/2に減衰させる係数器、15は第1
の遅延線11と係数器14に接続された減算器、16はこの減
算器15に接続された位相反転型リミッタ、17は第1の遅
延線11と位相反転型リミッタ16に接続された第2の加算
器、18はこの加算器17の信号出力端子である。
次に動作を第4図に示す各部の信号波形図を参照して
説明する。信号入力端子10に入力された雑音pを含む信
号hは第1の遅延線11により所望の遅延を受けて信号i
となる。その信号iは第2の遅延線12により遅延を受け
て信号jとなる。信号hと信号jの波形は第1の加算器
13によって加算され、係数器14によって1/2倍されて信
号kとなる。次に、信号kと信号iが減算器15によって
減算されて信号lとなる。その信号lが位相反転型リミ
ッタ16によって所望の振幅に制限され、かつ位相反転さ
れて信号mとなり、最後に第2の加算器17によって信号
iと信号mが加算されて信号出力端子18に信号nとして
出力される。
説明する。信号入力端子10に入力された雑音pを含む信
号hは第1の遅延線11により所望の遅延を受けて信号i
となる。その信号iは第2の遅延線12により遅延を受け
て信号jとなる。信号hと信号jの波形は第1の加算器
13によって加算され、係数器14によって1/2倍されて信
号kとなる。次に、信号kと信号iが減算器15によって
減算されて信号lとなる。その信号lが位相反転型リミ
ッタ16によって所望の振幅に制限され、かつ位相反転さ
れて信号mとなり、最後に第2の加算器17によって信号
iと信号mが加算されて信号出力端子18に信号nとして
出力される。
従来の映像信号処理装置は以上のように構成されてい
るので、直線位相特性を得るために、遅延線が2つ必要
となり、このため、部品点数が多くコスト高となるとい
った問題があった。
るので、直線位相特性を得るために、遅延線が2つ必要
となり、このため、部品点数が多くコスト高となるとい
った問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、1つの遅延線を用いて雑音低減装置を構成
することのできる映像信号処理装置を得ることを目的と
する。
れたもので、1つの遅延線を用いて雑音低減装置を構成
することのできる映像信号処理装置を得ることを目的と
する。
この発明に係る映像信号処理装置は、入力信号の高域
成分だけを通過させる高域通過フィルターと、このフィ
ルターの出力を任意のレベルに制限し、かつ位相反転さ
せるための位相反転型リミッタと、このリミッタの出力
と入力信号との加算を行うための加算器と、加算器の出
力を遅延する遅延線と、この遅延線の出力から上記位相
反転型リミッタの出力を減算する減算器とを備えたこと
を特徴とする。
成分だけを通過させる高域通過フィルターと、このフィ
ルターの出力を任意のレベルに制限し、かつ位相反転さ
せるための位相反転型リミッタと、このリミッタの出力
と入力信号との加算を行うための加算器と、加算器の出
力を遅延する遅延線と、この遅延線の出力から上記位相
反転型リミッタの出力を減算する減算器とを備えたこと
を特徴とする。
高域通過フィルターを使用して入力信号の輪郭成分を
抜きだしてその成分に振幅制限を行い、かつ位相反転を
行って、遅延線の入力側でその位相反転成分を加算し
て、遅延線の出力側で位相反転成分を減算することによ
り、映像信号処理装置としての雑音低減装置を1つの遅
延線を用いて構成でき、部品点数の削減とコストダウン
を図ることができる。
抜きだしてその成分に振幅制限を行い、かつ位相反転を
行って、遅延線の入力側でその位相反転成分を加算し
て、遅延線の出力側で位相反転成分を減算することによ
り、映像信号処理装置としての雑音低減装置を1つの遅
延線を用いて構成でき、部品点数の削減とコストダウン
を図ることができる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図はこの発明による映像信号処理装置としての雑音低
減装置のブロック図であって、図において、26は信号入
力端子、27はこの入力端子26からの入力信号の輪郭成分
を抜き出す高域通過フィルター、28はこのフィルター27
に接続された1/2倍のゲインを持った位相反転型リミッ
タ、29は信号入力端子26と可変係数器28に接続された加
算器、30は加算器29に接続された遅延線、31は遅延線30
と加算器28に接続された減算器、32は減算器31に接続し
た信号出力端子である。
1図はこの発明による映像信号処理装置としての雑音低
減装置のブロック図であって、図において、26は信号入
力端子、27はこの入力端子26からの入力信号の輪郭成分
を抜き出す高域通過フィルター、28はこのフィルター27
に接続された1/2倍のゲインを持った位相反転型リミッ
タ、29は信号入力端子26と可変係数器28に接続された加
算器、30は加算器29に接続された遅延線、31は遅延線30
と加算器28に接続された減算器、32は減算器31に接続し
た信号出力端子である。
次に上記実施例の動作を各部の信号波形を示す第2図
を参照して説明する。信号入力端子26に入力された雑音
Pを含む信号GはHPF27により輪郭成分が抜き取られて
信号Hとなる。その信号Hは位相反転型リミッタ28によ
って所望のレベルに制限され、かつ位相反転されかつ1/
2倍されて信号Iとなる。信号Gと信号Iの波形は加算
器29によって加算され信号Jとなる。この場合、加算器
29は、入力信号Gに重畳されている高域成分(ノイズ成
分)を抽出した信号Hを、もとの入力信号Gから減算す
る形になるため、実質的に低域フィルターとして機能
し、ノイズが低減されることになる。そして更に遅延線
30によって所望の遅延を受けて信号Kとなる。次に信号
Iと信号Kが加算器31によって減算されて信号出力端子
32に信号Lとして出力される。この場合、信号Kと信号
Iとの時間差をτとすると、信号Lのゲインは周波数1/
τを谷とするくし特性となるため、その谷部分の周波数
域のノイズが低減されるものである。
を参照して説明する。信号入力端子26に入力された雑音
Pを含む信号GはHPF27により輪郭成分が抜き取られて
信号Hとなる。その信号Hは位相反転型リミッタ28によ
って所望のレベルに制限され、かつ位相反転されかつ1/
2倍されて信号Iとなる。信号Gと信号Iの波形は加算
器29によって加算され信号Jとなる。この場合、加算器
29は、入力信号Gに重畳されている高域成分(ノイズ成
分)を抽出した信号Hを、もとの入力信号Gから減算す
る形になるため、実質的に低域フィルターとして機能
し、ノイズが低減されることになる。そして更に遅延線
30によって所望の遅延を受けて信号Kとなる。次に信号
Iと信号Kが加算器31によって減算されて信号出力端子
32に信号Lとして出力される。この場合、信号Kと信号
Iとの時間差をτとすると、信号Lのゲインは周波数1/
τを谷とするくし特性となるため、その谷部分の周波数
域のノイズが低減されるものである。
なお、第2図においてJ,Kの波形では雑音が1/2になっ
ているが、信号出力端子32において雑音はキャンセルさ
れている。また、波形Lでは波形の輪郭部での雑音は1/
2になっている。
ているが、信号出力端子32において雑音はキャンセルさ
れている。また、波形Lでは波形の輪郭部での雑音は1/
2になっている。
以上説明したようにこの発明によれば、映像信号処理
装置としての雑音低減装置を1つの遅延線を用いて構成
することができるので、高価な遅延線の使用数を削減す
ることができ、これによって各々の装置のコストダウン
が図れる。
装置としての雑音低減装置を1つの遅延線を用いて構成
することができるので、高価な遅延線の使用数を削減す
ることができ、これによって各々の装置のコストダウン
が図れる。
第1図はこの発明の一実施例による映像信号処理装置と
しての雑音低減装置を示すブロック図、第2図は第1図
の各部の信号波形図、第3図は従来の映像信号処理装置
としての雑音低減装置を示すブロック図、第4図は第3
図の各部の信号波形図である。 26……信号入力端子、27……高域通過フィルター、29…
…加算器、30……遅延線、31……減算器、32……信号出
力端子、28……位相反転型リミッタ。
しての雑音低減装置を示すブロック図、第2図は第1図
の各部の信号波形図、第3図は従来の映像信号処理装置
としての雑音低減装置を示すブロック図、第4図は第3
図の各部の信号波形図である。 26……信号入力端子、27……高域通過フィルター、29…
…加算器、30……遅延線、31……減算器、32……信号出
力端子、28……位相反転型リミッタ。
Claims (1)
- 【請求項1】入力信号の高域成分だけを通過させる高域
通過フィルターと、このフィルターの出力を任意のレベ
ルに制限し、かつ位相を反転させる位相反転型リミッタ
と、このリミッタの出力と上記入力信号とを加算する加
算器と、この加算器の出力を遅延させる遅延線と、この
遅延線の出力から上記位相反転型リミッタの出力を減算
する減算器とを備えたことを特徴とする映像信号処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2098018A JP2574509B2 (ja) | 1990-04-12 | 1990-04-12 | 映像信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2098018A JP2574509B2 (ja) | 1990-04-12 | 1990-04-12 | 映像信号処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03295369A JPH03295369A (ja) | 1991-12-26 |
JP2574509B2 true JP2574509B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=14208114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2098018A Expired - Lifetime JP2574509B2 (ja) | 1990-04-12 | 1990-04-12 | 映像信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2574509B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5668073A (en) * | 1979-11-07 | 1981-06-08 | Canon Inc | Outline correcting device of video signal |
JPS5780972U (ja) * | 1980-11-04 | 1982-05-19 |
-
1990
- 1990-04-12 JP JP2098018A patent/JP2574509B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03295369A (ja) | 1991-12-26 |
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