JPH03118846A - コーンクラッシャ用ライナ - Google Patents

コーンクラッシャ用ライナ

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JPH03118846A
JPH03118846A JP25695189A JP25695189A JPH03118846A JP H03118846 A JPH03118846 A JP H03118846A JP 25695189 A JP25695189 A JP 25695189A JP 25695189 A JP25695189 A JP 25695189A JP H03118846 A JPH03118846 A JP H03118846A
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JP
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liner
mantle
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crushing
cone crusher
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Masamitsu Otsuka
大塚 将光
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンクリートおよびアスファルト合材等に使用
する粗骨材ならびに細骨材を生産するコーンクラッシャ
のコーンケーブ用ライナおよびマントル用ライナに関す
る。
〔従来の技術〕
従来、この種のコーンクラッシャ用ライナは最も好まし
い破砕作用を行なうと思われる破砕室を形成する上下一
対のライナ形状、すなわち、コーンケーブ用ライナとマ
ントル用ライナの形状の組合わせを基本に設計を行なっ
ていた。したがって、ライナの摩耗による経時変化に伴
なってこの好ましい破砕室形状が次第に失われ、破砕能
力の低下やその他の障害が発生していた。
このため、摩耗対策として耐摩耗性材質のライナの選定
を行なうなどの延命策を講じたり、破砕室の形状に工夫
をこらしたりするなどの方策が試みられたが、本質的に
摩耗を停止させることば困難であるため、抜本的な対策
とはなり得なかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上に述べたように、破砕室の破砕作用によって破砕室を
形成する上下一対のライナが選択的に摩耗の進行が激し
く起る現象、すなわち、局部摩耗が進行する結果、部分
的に極端に偏摩耗が発生し、破砕室の形状が当初の設計
時(ライナの新品時)に比べて極端に異形となり、破砕
性能の低下をはじめとして、電力消費の増加、機械振動
の増加、正常な運転の続行の不可能の事態を招来するに
至ることとなった。また、この事態を回避するため運転
を停止し、摩耗ライナと新品ライナと交換するにしても
、摩耗程度が不均一で極端に摩耗しているところと比較
的摩耗程度の軽微なところがあり、新品にとりかえるの
は不経済であった。
したがって、上記の不都合(局部摩耗の進行による破砕
室形状変化、破砕性能の低下、電力消費増加、機械振動
の増加等)を除去するとともに、ライナを無駄なく均一
に摩耗させる対策が望まれていた。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため、第1の発明のクラッシャ用
ライナにおいては、 マントルの偏心角度が1.5°〜3°であり、マントル
傾斜角度が30°〜60°で粒子間破砕を行なうコーン
クラッシャの破砕室を形成するコーンケーブ用ライナお
よびマントル用ライナにおいて、 該コーンケーブ用ライナ内面の垂直部のほぼ中間高さ位
置に全周に亘って内向きに突出する突起を設けた構成と
した。
また、第2の発明のコーンクラッシャ用ライナにおいて
は、 マントルの偏心角度が1.5°〜3°であり、マントル
傾斜角度が30°〜60°で粒子間破砕を行なうコーン
クラッシャの破砕室を形成するコーンケーブ用ライナお
よびマントルライナにおいて、該コーンケーブ用ライナ
内面の垂直部のほぼ中間高さの位置より下側の部分を、
全周に亘って切欠いて凹部を形成した構成とした。
〔作 用〕
本発明のコーンクラッシャ用ライナは以上のように構成
されているので、マントルの偏心を伴なう高速回転によ
るマントル用ライナおよび上側のコーンケーブ用ライナ
と下側のマントル用ライナの間に存在する原料の激しい
上下動があっても、コーンケーブ用ライナ内面垂直部で
の原料の摺動摩耗作用が阻害されて、コーンケーブ用ラ
イナ内面垂直部に異常摩耗が回避され、寿命が延びると
ともに、摩耗の進行によって新品時当初の上下ライナに
よって形成されていた破砕室の形状が大きく変化するこ
とが避けられ、また摩耗限界に達したライナ取替直前の
状態では上下のライナの残存肉厚がほぼ等しくなるので
経済的に有利となる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図〜第3図は本発明の実施例を示し、第1図はコー
ンクラッシャの構造を示す断面斜視図、第2図は第1の
発明の実施例を示す上下一対のライナの要部断面図、第
3図は他の実施例(第2の発明の実施例)を示す上下一
対のライナの要部で断面図を示す。
または、第4図、第5図、第6図は従来のコーンクラシ
ラシャの実施例を示し、第4図(a)はマントル用ライ
ナが下降した状態(開状態)、第4図(b)はマントル
用ライナが上昇した状態(閉状B)を示し、第5図はコ
ーンケーブ用ライナの摩耗状態を示す側断面図である。
また、第6図は破砕室内の原料の挙動を示す要部断面図
である。
図において、1はカウンタシャフト、2はベベルギア、
3はエキセントリック、4はメインシャフト、5はマン
トル、6はコーンケーブ、7は破砕室、8はマントルラ
イナ、9はコーンケーブライナである。
次に、本発明のコーンクラッシャの作動について説明す
る。
図示しない電動機により■ベルトにてカウンタシャフト
エを駆動すると、ベベルギヤ2を介してエキセントリッ
ク3が回転駆動され、エキセントリッチ3へ鉛直よりや
や斜め方向から嵌入されたメインシャフト4は偏心運動
を行ないながら回転する。したがって、メインシャフト
4と一体化されたマントル5も偏心回転運動を行なう。
このマントル5の旋動に伴ない、コーン状のマントル5
の外周部にとりつけられたマントルライナ8は回転運動
しながら、同時に上下運動を行ない、固定のコーンケー
ブ6にとりつけられたコーンケーブライナ9の下面とで
形成される空間部である破砕室7で原料は破砕される。
これらの原料と接触し、原料を圧縮して破砕する上下一
対のライナであるコーンケーブライナ9およびマントル
ライナ8は耐摩耗材質のものが採用され、摩耗が限界に
達した時点で交換できるような構造となっている。
第4図は従来のコーンクランシャの上下一対のライナ形
状を示し、第4図(a)のマントルライナが下降したと
き、すなわち、破砕室7が開状態のときに、図示のよう
にコーンケーブライナ上端面より原料の上面まで高さり
、あったものが、第4図(b)のマントルライナが上昇
したとき、すなわち、破砕室7が閉状態のときには、高
さh2に変化し、この高さの差Δh=h、−h、はどコ
ーンケーブ用ライナ9の内面垂直部9aの原料が上下動
し、この繰返しの摺動の摩耗作用で、この部分は他の部
分に比べて特に摩耗の進行が顕著となる。そして、摩耗
進行の極限状態では、第5図に示すように偏摩耗部9W
となり、コーンケーブ用ライナ9は上下に分離し脱落す
る。
以上、第4図、第5図で述べたコーンケーブ用ライナ9
の内面垂直部9aの近傍の原料群の上下の挙動をモデル
化して説明すると、第6図に示すように、固定静止状態
のコーンケーブ用ライナ9に対してマントル用ライナ8
は距離SIの往復繰返し運動を続ける間に、マントルの
下降により原料群Xは原料群Yに変位し、マントルの上
昇により再び原料群Yは原料群Xへ移動する。その結果
、コーンケーブ用ライナの内面の距離82間で原料は往
復動し、マントルの回転数、すなわち1分間に200〜
350回というハイサイクルの繰返しにより、第5図に
示す偏摩耗(図示の9wの部分)を生ぜせしめる。
本発明は、これらの現象によって生じる偏摩耗をできる
だけ排除することを企図して、第1の発明では第2図に
示す突起9bを全周に亘って、コーンケーブ用ライナの
内面垂直部のほぼ中間の高さの位置に設けた。すなわち
、内面側に長さ3寸法(5〜25mm)の突起9bを設
けることにより、マントルの上下動に基づく原料の上下
動を突起の下面が抑制して、原料の垂直部内面の摺動摩
耗が激減する。原料はこの突起9bの下面の抑制効果に
よりただ単に第2図に示す中心部近傍の高さHで示す盛
上り〜陥没の繰返し動作が起るだけで、垂直部の内面は
あまり摩耗が起らない。
また、第2の発明では、第3図に示すように、突起を設
ける代りに、コーンケーブ用ライナの内面垂直部のほぼ
中間高さの位置より下側の部分を全周に亘って寸法b 
(5〜20mm)はど切欠いて凹部9Cを形成し、前記
突起下面と同一の機能を持たせたものであり、その作用
効果は第1の発明と原理的に同一である。
このような突起や凹部を設けることにより、コーンケー
ブライナには前記した選択的偏摩耗は抑制され、平均的
な通常の摩耗のみしか起らないのでコーンケーブライナ
の寿命は延命化され、上下のライナは運動初期の理想的
な形状を長く保持されるので破砕効率が良好でメインテ
ナンス性も向上する。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明のコーンクラッシャ用ライ
ナはコーンケーブ用ライナの内面垂直部に全周に亘って
突起または切次き凹部を設けたので、コーンケーブ用ラ
イナの偏摩耗が激減し、ライナは最小肉厚の限界点まで
無駄なく使用することができる。したがって、ライナ寿
命は約1.5〜2倍に延命化されるとともに、破砕室内
での破砕が能率良(運転できるので電動機の負荷電流が
安定し、消費電力が減少するのでランニングコストは大
幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例であるコーンクラッシャの構造
を示す断面斜視図、第2図は本発明の1実施例を示す上
下一対のライナの要部断面図、第3図は本発明の他の実
施例を示す上下一対のライナの要部断面図、第4図、第
5図、第6図は従来のコーンクラッシャの上下一対のラ
イナの実施例を示し、第4図(alはマントルが下降し
た状態、第4図(blはマントルが上昇した状態を示す
。第5図は摩耗状態を示す要部断面図、第6図は原料の
挙動をモデル化した要部断面図である。 5・・・マントル、6・・・コーンケーブ、7・・・破
砕室、8・・・マントルライナ、9・・・コーンケーブ
ライナ、9a・・・垂直部、9b・・・突起、9C・・
・凹部、9W・・・偏摩耗部。 第 図 第3図 第5

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マントルの偏心角度が1.5゜〜3゜であり、マ
    ントル傾斜角度が30゜〜60゜で粒子間破砕を行なう
    コーンクラッシャの破砕室を形成するコーンケーブ用ラ
    イナおよびマントル用ライナにおいて、 該コーンケーブ用ライナ内面の垂直部のほぼ中間高さ位
    置に全周に亘って内向きに突出する突起を設けてなるコ
    ーンクラッシャ用ライナ。
  2. (2)マントルの偏心角度が1.5゜〜3゜であり、マ
    ントル傾斜角度が30゜〜60゜で粒子間破砕を行なう
    コーンクラッシャの破砕室を形成するコーンケーブ用ラ
    イナおよびマントルライナにおいて、 該コーンケーブ用ライナ内面の垂直部のほぼ中間高さの
    位置より下側の部分を、全周に亘って切欠いて凹部を形
    成してなるコーンクラッシャ用ライナ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04363155A (ja) * 1991-06-07 1992-12-16 Ube Ind Ltd コーンクラッシャ用ライナ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039331U (ja) * 1983-08-22 1985-03-19 日本磁力選鉱株式会社 コ−ンクラッシャ−における平均給鉱構造

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04363155A (ja) * 1991-06-07 1992-12-16 Ube Ind Ltd コーンクラッシャ用ライナ

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