JPH0311850Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0311850Y2 JPH0311850Y2 JP11345284U JP11345284U JPH0311850Y2 JP H0311850 Y2 JPH0311850 Y2 JP H0311850Y2 JP 11345284 U JP11345284 U JP 11345284U JP 11345284 U JP11345284 U JP 11345284U JP H0311850 Y2 JPH0311850 Y2 JP H0311850Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- solid conductor
- pattern
- multipolar
- coils
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 25
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 18
- 230000005405 multipole Effects 0.000 claims description 4
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 8
- 229920002120 photoresistant polymer Polymers 0.000 description 4
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Windings For Motors And Generators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、例えば小型モーターのコイルに用い
られる偏平型多極コイルに関する。
られる偏平型多極コイルに関する。
従来の偏平型多極コイルは第１図に示すように
絶縁層１１とその両側の金属導体層１２の３層か
らなるシートの金属導体層１２の全面にフオトレ
ジスト１３が塗布されたのち、第２図に示すよう
にコイルとなるレジスト部分１３′を残して他の
部分が写真技術によつて選択的に除去される。そ
の後、このレジスト部分１３′はマスクとして金
属シート１２の裸部分は、乾式エツチングあるい
は湿式エツチングにより除去され、該レジスト部
分１３′も除去され、第３図に示すように絶縁シ
ート１１上に金属シート１２よりなるコイルパタ
ーン１２′が残される。ついで、各々のコイルの
中央部にスルーホール15を開け導通を施したの
ち、このコイルパターン１２′を有する絶縁シー
ト１１に、外部より、導通線１６を通して電気を
流して電気メツキを施して金属コイルパターンを
形成する。例えば第４図の様な表裏８極計16極の
コイルからなる多極コイルパターン１４を形成
し、最終的に導通線１６を切り離し、パターンを
分離して製品とする。
絶縁層１１とその両側の金属導体層１２の３層か
らなるシートの金属導体層１２の全面にフオトレ
ジスト１３が塗布されたのち、第２図に示すよう
にコイルとなるレジスト部分１３′を残して他の
部分が写真技術によつて選択的に除去される。そ
の後、このレジスト部分１３′はマスクとして金
属シート１２の裸部分は、乾式エツチングあるい
は湿式エツチングにより除去され、該レジスト部
分１３′も除去され、第３図に示すように絶縁シ
ート１１上に金属シート１２よりなるコイルパタ
ーン１２′が残される。ついで、各々のコイルの
中央部にスルーホール15を開け導通を施したの
ち、このコイルパターン１２′を有する絶縁シー
ト１１に、外部より、導通線１６を通して電気を
流して電気メツキを施して金属コイルパターンを
形成する。例えば第４図の様な表裏８極計16極の
コイルからなる多極コイルパターン１４を形成
し、最終的に導通線１６を切り離し、パターンを
分離して製品とする。
上記の様にして製造された従来の偏平型多極コ
イルは、端面において表と裏の導通線が接触する
という問題点がある。これはコイルを金型等で絶
縁シートより打ち抜き分離する際に、端面に導通
線が残らないように導通線のある部分に切りかき
を入れる事が望ましい。この為、またはコイルの
電気抵抗を小さくする為、コイル導体のコーナー
にアールをつける必要があり、その部分にメツキ
均一性の為のベタ導体部を設ける必要が生じる。
そこで、導通線はコイルから直接とるのではな
く、コイルと導通のあるベタ導体部を設けそこか
ら外部へつなぐことになる。そして分離する際端
面部にあるベタ導体部に上下から力が加わり、十
分薄い絶縁層を破り上下層間で接触すること、あ
るいはベタ導体部のバリが発生しこれが上下層間
で接触することが起る。即ちこの偏平型多極コイ
ルは、表のベタ導体部とを裏のベタ導体部が短絡
してその特性に悪い影響を及ぼすという難点があ
る。
イルは、端面において表と裏の導通線が接触する
という問題点がある。これはコイルを金型等で絶
縁シートより打ち抜き分離する際に、端面に導通
線が残らないように導通線のある部分に切りかき
を入れる事が望ましい。この為、またはコイルの
電気抵抗を小さくする為、コイル導体のコーナー
にアールをつける必要があり、その部分にメツキ
均一性の為のベタ導体部を設ける必要が生じる。
そこで、導通線はコイルから直接とるのではな
く、コイルと導通のあるベタ導体部を設けそこか
ら外部へつなぐことになる。そして分離する際端
面部にあるベタ導体部に上下から力が加わり、十
分薄い絶縁層を破り上下層間で接触すること、あ
るいはベタ導体部のバリが発生しこれが上下層間
で接触することが起る。即ちこの偏平型多極コイ
ルは、表のベタ導体部とを裏のベタ導体部が短絡
してその特性に悪い影響を及ぼすという難点があ
る。
本考案者らは、上記の如き問題点のない偏平型
多極コイルについて種々検討を行つた結果、従来
の偏平型多極コイルは分離する端面において、表
と裏の同じ位置にコイルと導通のあるベタ導体部
があることが原因であり、その対策として第５図
に示す様にコイル２極に導通線１６を１本（但
し、端子導通線は１本と数える）、コイル間ベタ
導体部１７に設けその場所を表と裏で重ならない
ように１つおきにすることによつて上記の問題を
解決できることを見出し本考案を完成した。又、
導通線１６のないコイル間の部分も、ベタ導体部
１７を設けることが必要であるが、このベタ導体
部１７は分離後はコイルと接続していてはいけな
い。この様にコイルと導通のあるコイル間ベタ導
体部１７と、コイルと直接導通のないベタ導体部
１７が交互に並んでいるパターンとなる。即ち本
考案は、コイル２極に導通線を１本（但し、端子
導通線は１本と数える）コイル間ベタ導体部に設
け、その場所を表と裏で重ならないように一つお
きになるようにつくられた偏平型多極コイルであ
る。
多極コイルについて種々検討を行つた結果、従来
の偏平型多極コイルは分離する端面において、表
と裏の同じ位置にコイルと導通のあるベタ導体部
があることが原因であり、その対策として第５図
に示す様にコイル２極に導通線１６を１本（但
し、端子導通線は１本と数える）、コイル間ベタ
導体部１７に設けその場所を表と裏で重ならない
ように１つおきにすることによつて上記の問題を
解決できることを見出し本考案を完成した。又、
導通線１６のないコイル間の部分も、ベタ導体部
１７を設けることが必要であるが、このベタ導体
部１７は分離後はコイルと接続していてはいけな
い。この様にコイルと導通のあるコイル間ベタ導
体部１７と、コイルと直接導通のないベタ導体部
１７が交互に並んでいるパターンとなる。即ち本
考案は、コイル２極に導通線を１本（但し、端子
導通線は１本と数える）コイル間ベタ導体部に設
け、その場所を表と裏で重ならないように一つお
きになるようにつくられた偏平型多極コイルであ
る。
以下第５図において本考案を説明する。第５図
は、本考案の偏平型多極コイルの１態様の平面図
である。第５図において１１は絶縁シート、１４
はメツキにより形成されたコイルパターン、１６
は導通線、１７はコイル間ベタ導体部を示す。
は、本考案の偏平型多極コイルの１態様の平面図
である。第５図において１１は絶縁シート、１４
はメツキにより形成されたコイルパターン、１６
は導通線、１７はコイル間ベタ導体部を示す。
本考案の偏平型多極コイルは、導通線の位置を
表と裏で重ならないようにしているため、分離に
際して端面の部分でベタ導体部が絶縁層を破るこ
とや、バリが発生することがあつても、上下のコ
イルが短絡することはなくコイルの特性に悪い影
響を及ぼすことはない。
表と裏で重ならないようにしているため、分離に
際して端面の部分でベタ導体部が絶縁層を破るこ
とや、バリが発生することがあつても、上下のコ
イルが短絡することはなくコイルの特性に悪い影
響を及ぼすことはない。
第１図は偏平型多極コイルの構造に用いられる
基材の斜視図、第２図は従来の偏平型多極コイル
の製造におけるレジストパターン形成後の状態を
示す。第３図は従来の偏平型多極コイルパターン
の製造における金属パターン形成後の状態を示す
斜視図。第４図は従来の偏平型多極コイルの平面
図であり、第４図Ａはその表面、第４図Ｂは裏面
を示す。第５図は本考案の偏平型多極コイルの１
態様の平面図であり、第５図Ａはその表面、第５
図Ｂはその裏面を示す。図中；１０……従来の偏
平型多極コイル、１１……絶縁シート、１２……
金属導体シートからなるパターン、１３……フオ
トレジスト、１３′……フオトレジストからなる
パターン、１４……メツキによつて形成されたコ
イルパターン、１５……スルーホール、１６……
導通線、１７……コイル間ベタ導体部、１８……
端子導通線、２０……本考案の偏平型多極コイル
を示す。
基材の斜視図、第２図は従来の偏平型多極コイル
の製造におけるレジストパターン形成後の状態を
示す。第３図は従来の偏平型多極コイルパターン
の製造における金属パターン形成後の状態を示す
斜視図。第４図は従来の偏平型多極コイルの平面
図であり、第４図Ａはその表面、第４図Ｂは裏面
を示す。第５図は本考案の偏平型多極コイルの１
態様の平面図であり、第５図Ａはその表面、第５
図Ｂはその裏面を示す。図中；１０……従来の偏
平型多極コイル、１１……絶縁シート、１２……
金属導体シートからなるパターン、１３……フオ
トレジスト、１３′……フオトレジストからなる
パターン、１４……メツキによつて形成されたコ
イルパターン、１５……スルーホール、１６……
導通線、１７……コイル間ベタ導体部、１８……
端子導通線、２０……本考案の偏平型多極コイル
を示す。
Claims (1)
- 絶縁層１１の両側に多極コイルパターン１４が
形成された多極コイル１０において、該コイルパ
ターン１４に外部から電気を供給する導通線１６
（ただし、端子導通線は、１本と数える）を２つ
のコイルに１本、コイル間ベタ導体部１７に設
け、該導通線１６のあるコイル間ベタ導体部１７
の位置が表と裏で重ならないように設けた偏平型
多極コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11345284U JPS6130206U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 偏平型多極コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11345284U JPS6130206U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 偏平型多極コイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6130206U JPS6130206U (ja) | 1986-02-24 |
| JPH0311850Y2 true JPH0311850Y2 (ja) | 1991-03-20 |
Family
ID=30672483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11345284U Granted JPS6130206U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 偏平型多極コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6130206U (ja) |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP11345284U patent/JPS6130206U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6130206U (ja) | 1986-02-24 |
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