JPH0332046Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0332046Y2 JPH0332046Y2 JP4304386U JP4304386U JPH0332046Y2 JP H0332046 Y2 JPH0332046 Y2 JP H0332046Y2 JP 4304386 U JP4304386 U JP 4304386U JP 4304386 U JP4304386 U JP 4304386U JP H0332046 Y2 JPH0332046 Y2 JP H0332046Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- connector
- metal layer
- conductive metal
- multilayer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 23
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 23
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000005405 multipole Effects 0.000 description 2
- 229910002065 alloy metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は多層接触子を用いた多点接触電気コネ
クタに関するものである。
クタに関するものである。
(従来技術とその問題点)
電気コネクタとして例えば第1図に示すよう
に、絶縁層aを挟んで接触部となる導電性金属層
bと、接触子にばね力を与えるためのばね性金属
層cとを持つ、多層断面構造の電気接触子による
例えば第2図の如きコネクタが提案されている。
に、絶縁層aを挟んで接触部となる導電性金属層
bと、接触子にばね力を与えるためのばね性金属
層cとを持つ、多層断面構造の電気接触子による
例えば第2図の如きコネクタが提案されている。
このコネクタは第2図aのように絶縁板材aの
1面に金属層を接着したのちエツチングしたり或
いはメツキにより、中心部に間隔をおいて短冊状
の導電性金属層bを複数個並列に設け、また他面
の全面または導電性金属層bの対応部にはばね性
金属層cを同一要領により設けたもを、第2図b
のように接触突起部1aをもつように2つ折りし
て接触子1を形成し、これを第2図dのように保
持絶縁物2に支持させてプラグコネクタAを形成
する。
1面に金属層を接着したのちエツチングしたり或
いはメツキにより、中心部に間隔をおいて短冊状
の導電性金属層bを複数個並列に設け、また他面
の全面または導電性金属層bの対応部にはばね性
金属層cを同一要領により設けたもを、第2図b
のように接触突起部1aをもつように2つ折りし
て接触子1を形成し、これを第2図dのように保
持絶縁物2に支持させてプラグコネクタAを形成
する。
また一方第2図cのように絶縁板材aの1面
に、プラグコネクタAの導電性金属層bと同一間
隔のもとに導電性金属層bを設け、他面にばね性
金属層cを設けて形成した2枚の接触子3を、プ
ラグコネクタAの接触突起1aが導電性金属層b
と接触しうる間隔で第2図dのように保持絶縁物
4により対向固定してレセプタクルコネクタBを
形成する。そして、第2図d中に点線によつて示
すように結合することにより、コネクタA,Bに
接続された回路間を接続するものである。
に、プラグコネクタAの導電性金属層bと同一間
隔のもとに導電性金属層bを設け、他面にばね性
金属層cを設けて形成した2枚の接触子3を、プ
ラグコネクタAの接触突起1aが導電性金属層b
と接触しうる間隔で第2図dのように保持絶縁物
4により対向固定してレセプタクルコネクタBを
形成する。そして、第2図d中に点線によつて示
すように結合することにより、コネクタA,Bに
接続された回路間を接続するものである。
このコネクタは前記のようにエツチング技術や
メツキ技術により接触部となる導電性金属層bを
形成でき、しかも、各接触子を形成する導電性金
属層の幅および相互間隔を必要に応じて小さくで
きる。これに加えて従来の接触子のように導電性
とばね性を共有する高価な合金金属を必要としな
いばかりか、導電性金属層とばね性金属の材質を
自由に選定できることから、合金金属のように導
電性がばね性金属により制限されたりすることが
ない。従つて、現今の強い要請である小型廉価の
要求に応えうるコネクタ、特に弱電用の多極コネ
クタを提供しうる利点がある。
メツキ技術により接触部となる導電性金属層bを
形成でき、しかも、各接触子を形成する導電性金
属層の幅および相互間隔を必要に応じて小さくで
きる。これに加えて従来の接触子のように導電性
とばね性を共有する高価な合金金属を必要としな
いばかりか、導電性金属層とばね性金属の材質を
自由に選定できることから、合金金属のように導
電性がばね性金属により制限されたりすることが
ない。従つて、現今の強い要請である小型廉価の
要求に応えうるコネクタ、特に弱電用の多極コネ
クタを提供しうる利点がある。
しかしその反面前記したように例えばメツキ技
術によりばね性金属層を形成した場合には、その
形成厚さには限度があり、所要のばね力従つてば
ね圧が得られない場合がある。このため接触抵抗
が大となつて接続の信頼性を低下する。
術によりばね性金属層を形成した場合には、その
形成厚さには限度があり、所要のばね力従つてば
ね圧が得られない場合がある。このため接触抵抗
が大となつて接続の信頼性を低下する。
本考案は上記の如き欠点を排除した多層接触子
による電気コネクタの提供を目的としてなされた
もので、次に図面を用いてその詳細を説明する。
による電気コネクタの提供を目的としてなされた
もので、次に図面を用いてその詳細を説明する。
(問題点を解決するための手段と作用)
本考案の特徴とするところは第3図に示す実施
例断面図の如く、プラグコネクタAの接触子1と
レセプタクルコネクタBの接触子3のそれぞれの
導電性金属層側に、第3図中の点線図示のように
コネクタA,Bの接続完了時において、それぞれ
相手接触子の平板部1b,3bに接触し、かつ相
手接触突起を乗り越えない位置に接触突起1a,
3aを設けて、接触子1,3間の接触が行われる
ようにしたことを特徴とするものである。
例断面図の如く、プラグコネクタAの接触子1と
レセプタクルコネクタBの接触子3のそれぞれの
導電性金属層側に、第3図中の点線図示のように
コネクタA,Bの接続完了時において、それぞれ
相手接触子の平板部1b,3bに接触し、かつ相
手接触突起を乗り越えない位置に接触突起1a,
3aを設けて、接触子1,3間の接触が行われる
ようにしたことを特徴とするものである。
(効果)
このようにプラグおよびレセプタクルコネクタ
のそれぞれに接触突起を設ければ、第3図中の
c1,c2の2点において接触するので、ばね圧の不
足による接触抵抗の増大を補償して接続の信頼性
を従来のものに比べて向上できる。また同じ2点
接触でも、第4図のように接触突起1a,3aを
設けた場合には差込みに当たつてそれぞれの接触
突起が相手の接触突起を乗り越えなければならな
いので大きな差込みおよびび引抜き力が必要とな
る。しかし本考案ではこのようなおそれはない。
従つて本考案によれば接続の信頼性にすぐれしか
も挿抜力の小さい多層接触子によるコネクタを得
ることができる。
のそれぞれに接触突起を設ければ、第3図中の
c1,c2の2点において接触するので、ばね圧の不
足による接触抵抗の増大を補償して接続の信頼性
を従来のものに比べて向上できる。また同じ2点
接触でも、第4図のように接触突起1a,3aを
設けた場合には差込みに当たつてそれぞれの接触
突起が相手の接触突起を乗り越えなければならな
いので大きな差込みおよびび引抜き力が必要とな
る。しかし本考案ではこのようなおそれはない。
従つて本考案によれば接続の信頼性にすぐれしか
も挿抜力の小さい多層接触子によるコネクタを得
ることができる。
(変形例)
以上本考案を2回路相互を接続する場合を例に
とつて説明したが、第5図のように構成すること
によつて、4回路相互を接続するコネクタとする
ことができ、原理的には2,4,6,8…の偶数
回路相互の接続を行うコネクタを実現できる。
とつて説明したが、第5図のように構成すること
によつて、4回路相互を接続するコネクタとする
ことができ、原理的には2,4,6,8…の偶数
回路相互の接続を行うコネクタを実現できる。
また以上では導電性金属層とばね性金属層およ
び絶縁層とからなる3層構造の多層接触子を用い
た場合を例にとつて説明したが、例えば第6図の
ように導電性金属層bと絶縁層aの2層からな
り、絶縁層aによつてばね性を得る2層構造の多
極接触子を用いたコネクタにも適用できる。また
以上では多極コネクタについて説明したが単極コ
ネクタについても適用できることは云うまでもな
い。
び絶縁層とからなる3層構造の多層接触子を用い
た場合を例にとつて説明したが、例えば第6図の
ように導電性金属層bと絶縁層aの2層からな
り、絶縁層aによつてばね性を得る2層構造の多
極接触子を用いたコネクタにも適用できる。また
以上では多極コネクタについて説明したが単極コ
ネクタについても適用できることは云うまでもな
い。
第1図は多層接触子の断面図、第2図は多層接
触子を用いた多極コネクタの製作例を示す図、第
3図は本考案の一実施例断面図、第4図は従来例
の説明図、第5図は本考案の変形例図、第6図は
多層接触子の他の例を示す断面図である。 a……絶縁板材(絶縁層)、b……導電性金属
層、1a,3a……接触突起、c……ばね性金属
層、2,4……保持絶縁物、1,3……接触子、
A……プラグコネクタ、B……レセプタクルコネ
クタ、1b,3b……接触平板部、c1,c2……接
触点。
触子を用いた多極コネクタの製作例を示す図、第
3図は本考案の一実施例断面図、第4図は従来例
の説明図、第5図は本考案の変形例図、第6図は
多層接触子の他の例を示す断面図である。 a……絶縁板材(絶縁層)、b……導電性金属
層、1a,3a……接触突起、c……ばね性金属
層、2,4……保持絶縁物、1,3……接触子、
A……プラグコネクタ、B……レセプタクルコネ
クタ、1b,3b……接触平板部、c1,c2……接
触点。
Claims (1)
- 多層接触子を用いたコネクタにおいて、そのプ
ラグコネクタおよびレセプタクルコネクタの接触
子の導電性金属層側に、相手接触突起を乗り越え
ないように位置を異ならせて相手接触子の平板部
に接触する接触突起を設けたことを特徴とする多
層接触子を用いた多点接触電気コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4304386U JPH0332046Y2 (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4304386U JPH0332046Y2 (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62157075U JPS62157075U (ja) | 1987-10-06 |
JPH0332046Y2 true JPH0332046Y2 (ja) | 1991-07-08 |
Family
ID=30859531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4304386U Expired JPH0332046Y2 (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0332046Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-26 JP JP4304386U patent/JPH0332046Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62157075U (ja) | 1987-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2516117Y2 (ja) | プリント基板エッジ搭載用コネクタ | |
JPH0332046Y2 (ja) | ||
WO2001006598A8 (en) | Low profile electrical connectors for microphones | |
US5951315A (en) | Electrical connector of a turn contact type which is simple in shape | |
JP2003045521A (ja) | 電気接続用端子及びこれを用いた電気コネクタ | |
JPH0332045Y2 (ja) | ||
TW202046353A (zh) | 電連接結構體、電連接方法、電連接器以及電氣裝置 | |
JPH0451431Y2 (ja) | ||
TWI833838B (zh) | 導電端子及電連接器 | |
JPH0328022B2 (ja) | ||
JPH0321012Y2 (ja) | ||
JP2000077124A (ja) | フィルム基板の接続方法 | |
JPH0141238Y2 (ja) | ||
JP3731284B2 (ja) | 積層型チップインダクタ | |
JPH07288148A (ja) | 接続端子 | |
JPS605070U (ja) | コネクタの接触子 | |
JPH0521858Y2 (ja) | ||
JPS63137911U (ja) | ||
JPS63281372A (ja) | コネクタ | |
JPS5821198Y2 (ja) | 印刷配線 | |
JPS6340850Y2 (ja) | ||
JP2652123B2 (ja) | パッケージ用コネクタ | |
JPH0724765Y2 (ja) | 温度ヒューズ | |
JPH0310625Y2 (ja) | ||
JPS639070Y2 (ja) |